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JAIST Repository: テーマ公募型研究開発事業の評価方法の検討(研究・技術評価と意思決定)

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(1)

JAIST Repository

https://dspace.jaist.ac.jp/

Title

テーマ公募型研究開発事業の評価方法の検討(研究・技

術評価と意思決定)

Author(s)

三上, 強; 弓取, 修二; 山崎, 光浩

Citation

年次学術大会講演要旨集, 19: 210-213

Issue Date

2004-10-15

Type

Conference Paper

Text version

publisher

URL

http://hdl.handle.net/10119/7045

Rights

本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す

るものです。This material is posted here with

permission of the Japan Society for Science

Policy and Research Management.

(2)

lC16

テーマ公募型研究開発事業の 評価方法の検討

0 三上 強

,弓取修二,山崎

光浩

(NEDO)

緒言 独立行政法人 新 エネ、 ルギー 産業技術総合開発機構 ( 以下、 「 NEDO 技術開発機構」という。 ) では、 広く研究開発テーマを 募集し

優れた研究テーマに 対し助成などの 支援を行う「テーマ 公募型研究開 発事業 (

以下、 「制度」という。

) 」の評価を今年度から

開始する。 昨年度、

この評価の手法にっ い て 検討した。 Ⅲしかしながら、 数多くの個別テーマを 内包 し 、 かっ上位の施策という 大枠の中に位置

付けられ、 また、

実施の目的や 助成条件など 様々な特徴を

有している制度を、

重複無く漏れのない 評 価を行うための 軸 、 項目、 基準及び視点の 設定については、 十分に検討されているとは 言いがたい。

そこで、 筆者らは、

制度のロジックモデルに

基づき、 評価軸、 項目、 基準及び視点について、

体系的 な 整理を試みたので、 その結果について 報告する。 ロジックモデルに 基づく評価軸、 項目、 基準及び視点の 体系的整理 過不足無く評価を 行うためには、 まず、 制度を的確に 把握することが 必要であ る。 そこで、 図 1 に は ロジックモデルの 一例を示す。

日本の珪 崇 技術施策 "'" は """""""' 広 桶 消産泉 省 ま托審提 文公募 % 台科学枝折 金串 制度寺井 伍 mH@.@l 俺争的 研究 寅金捌度 評価 lH 憶 l 産業技術研究助成草案 施俵 億滴産業者 本 Ⅰ l 度の ロジノ クモチル 施策評価 。 " 王 " ロ ' Ⅰ。 産業界は自らでは 実施が困 娃 な長期的かっ スク の 商 . , 研究を大学 く 必要性の視点 ノ 抽 血行政法い、 ヒ 期待しているが. 必 すしも産業界のニーズに 合った 研 政策 せ 背負 究 がなされておらず・ 主菜 技 牛力 め田 @l こ 交する研究の 促 姓が 必要と 叢 抹して L る 制度の根拠 1 は 目 付け l 目的 憶争 を忘図した研究 竹下企を活用して 朋発た 大学・独立行政法入寺の 取り 穏 むことにより.産業界や 若手研究者が 社会のニーズに 産業応用 制 皮目 笛 @ の 妥当性 応える産業技術 シ - ズ 0 発佃や産米技術研究人材の 賈 成 を母 ろ 右手の研究舌や 研究チーム; これまでほ取り 穏 んできた老境研究の 目標 成果 ( 技術シーカを 踏まえて実施しようとする・ 飢遁 的な基 億 研究 ま 制度目標の妥当性 たは応用研究 @ こ肘 して助成をすテラ く 幼名 比 の視点 ノ 投入角 碩

ヰ @ の件 祖み テーマの採択審査 制度の運営・ 管理 活句

宝印 的 成果の コス 拮果

成果全体 0 コ ス @

効果

成果 笘 主菜 億 手力の弗化

効果 ( 波及効果 1 七項助成果 副次的成果 図 1 : ロジックモデルの 一例 このロジックモデルにおいて、 縦軸は制度の 外観 ( 設計 づ 実施 づ 結果 つ 効果 ) を示している。 また、 横軸は制度評価自体のロジックを 示している。

(3)

一一 で得られたロジックモデルを、 NEDO 技術開発機構で 定めているプロジェクトの 標準的評価 項 目 ・基準に当てはめると、 「政策 軸 」、 「マネジメント 軸 」、 「科学・技術 軸 ( 成果 ) 」、 「経済・社会 軸 ( 効 果 ) 」の 4 軸 となる。 しかし、 政策的必要性の 観点から設計される「施策」や「制度」の 場合には、 その目 的、 目標から、 より上位の観点であ る「産業技術力強化」や「新規産業・ 市場の創出」のような 経済・ 社会的な効果を 求められていることが 言える。 従って、 制度の評価においては、 「経済・社会 軸 」を独 立させず、 「成果 軸 」として一軸に 纏めることが 望ましいと考えた。 また、 アカウンタビリティの 観点 から業務 短め コスト及びその 効果を明らかにしていくことが 今後、 益々求められる。 そこで、 水 制度 評価に当たっては、 一つの試みとして、 「コストパフォーマンス 軸 」を設定することとした。 結果的 に 、 制度評価は、 「政策 軸 」、 「マネジメント 軸 」、 「成果 軸 」、 「コストパフォーマンス 軸 」の 4 軸 とする ことが好ましいと 考えた。 このような設定は、 「国の研究開発評価に 関する大綱的指針 ( 以下「評価 損 針 」という ) 」や「行政機関が 行う政策の評価に 関する法律 ( 以下「評価法」という ) 」に記載されてい る「必要性」、 「効率性」、 「有効性」の 3 つの観点に沿ったものとなった。 参考として、 図 2 にその関係を 示す。

策メ果 政ジ成

必要性の観点 : 政策効果から 見て対象とする 政策に係る行政目的が 国民や社会のニーズ 又はより上位の 行 政目的に照らして 妥当性を有しているか、 行政関与の在り 方からみて当該政策を 行政が担う 必要があ るか等を明らかにすることにより 行うものであ る。 効率性の観点 : 政策効果と当該政策に 基づく活動の 費用等との関係を 明らかにすることにより 行うものと する。 有効性の観点 コスト げ万 -7 、 ノス 軸 NEDO 制度評価軸 得ようとする 政策効果と当該政策に 基づく活動により 美浜に得られている X は得られると 見込まれる政策効果との 関係を明らかにすることにより 行うものとする。 国の評価指針及び 評価法による 評価の観点 図 2 : NEDO 制度評価軸との 国の評価の観点との 対比 また、 これらロジックモデルに 基づき設定した 評価軸ごとに、 評価の項目、 基準及び視点を 抽出し、 重複のないように 体系的整理を 試みた。 それぞれの項目、 基準及び視点の 設定の考え方については、 次項に示す。 2. 項目・基準・ 視点の設定 2. 1 政策軸の項目・ 基準・視点のポイント

市 場

" の関 係 近、

'"

大学 アプロエ共助成対象者 ) 民間企業 図 3 : ポートフォリオの 一例 政策軸でのポイントは、 「根拠 ( 位置 付け ) 」の中に、 「 水 制度が無いと 仮定 した場合、 どのような影響があ ったか」 という基準を 設定したことであ る。 こ れは、 同一項目内に 設定している「 国 (NEDO 技術開発機構 ) が支援しなければ ならない制度であ るか」 と一見、 逆説 的で重複している。 しかし、 研究の実 施者に対して、 無かった場合の「研究 活動の実施有無」や「研究活動の 進展 への影響」を 逆説的に問うことで、 真

(4)

に水 制度の必要性を 評価できるもの 考 え、 設定することにした。 また、 特に本制度の 独自性について 論ずる場合には、 他の類似した 制度と の 比較の観点が 必要となる。 そこで、 制度が設定された 背景や対象とする 助 成者、 研究フェーズ、 研究分野等の 類 似性など、 極力、 類似度合いの 高い制 度を特定しなければならない。 図 3 は、 一考察として 今年度評価を 実施する

「大学究事業創出実用化研究開発事

業」と類似 ( 隣接 ) する研究開発制度を 「市場との関係」と「アプローチ ( 助成 対象者 ) 」の切り口で、 ポートフォリオ に描いたものであ る。 この図から、 産 学マッチンバファンドや 大学究技術シ ーズを活用した 制度について 類似度合 いが高いことが 特定できたため、 これ を視点に明記した。 表 1 には、 政策 軸 全ての項目、 基準及び視点を 示す。 l 評価軸・項目 @ 坪 価 基準 @ 棟風大学究ウ 業割出 実 m 化 研究Ⅱ 尭 ウ業 @ l 1. 政策 軸 1-1. 根拠・ 国 (NEDOW が交接しなけれ・ 民間 活 劫の主体に委ねるだけでは、 社会的・経済的要 舐 ( け 位置付 ) ばならない制度であ

るか。

に応えられないか。

・水制度は公共性が

高いか 水制度が無いと 仮定した 塀 ・水制度が無いと 仮定した % 台、 大学 発 技術移転活動の 有 合 、 どのような 影辞 があ った * は ど う穏 、 と仮定 た勒 A 大学 発 技術移転 活劫 の 進 展への 形 Ⅰはどうか 発助度 学 発刊 テングファンドⅡ 下人 S ・産業技術実用化Ⅱ 比較して、 本 切金 と ) ツ省補 7% 仮 度助 ・水制 度高し 上位施策との 関係で本利 ・水制度は上位施策 (B 学 連携推進 施劃 との関係で適切 度 はどのように 位置付ける な 位 Ⅰ付けとなっているか れているか。 l-2. 目的・社会的・ 経済的要請、 研究・社会 め ・経済的要 蜻 ( 産学連携推進による 産業抗争力の 開発動向とどの

とれた目的となっているか。

程度整合が 強 合性は ・研究開発前向

@b)

によると水制度の

+

分か。

( 主点 4 目的との 分野に注 聾 力

合性は、

) と 水制度の日的との

十分か。

整 上位施策とどの 程度整合 ・上位施策 ( ま学連携推進 施剣 の目的との整合性は 、 + 分 が 取れた目的となってい とれているか l-3. 目楳 ・具体的、 明確かつ戦略的 ・目的達成のための 其体的な目 杖 となっているか な

目標を設定しているか。

・目的達成のための 明確かつ 拙略 的な目 榛 となっている 目標達成度を 判断するた ・ 本 制度の目 杖 達成度あ 指 榛は適切か いるか。 めの適切な キ旨 楳を設定して ヵヲ机 達成度を港時判断するための 指楳が段建 されている 表 1 : 政策軸の項目・ 基準・視点 2. 2 マネジメント 軸の項目・基準・ 視点のポイント 一般的に研究開発事業そのもの ( 研究テーマ、 プロジェクト 等 ) をマネジメントの 観点で評価する 場 合は、 研究マネジメントが 主体となる。 しかし、 制度の場合は、 研究テーマを 束ねる単位であ ること から、 制度の枠組みの 設定、 並びに運営管理が 主体となる。 また、 広く研究開発テーマを 募集し、 優 れた研究テーマに 対し資金支援していることから、 制度の利便性や 採択審査の透明性などに 対する ュ 一ザ 一の関心が高いことが 言える。 このことから、 マネジメント 軸のポイントとしては、 「制度の枠組 み 」及び「制度の 運営・管理」の 設定の他、 「テーマの採択審査」を 制度の運営・ 管理から独立させて 項 目を設定したことであ る。 2. 3 成果軸の項目・ 基準・視点のポイント 成果 軸 0 ポイントは、 水制度の有効性の 観点から大きく「主題的成果」と「副次的成果」の 項目に大別 したことであ る。 前者は、 水制度の目的・ 目標に見合った 成果であ り、 後者は、 主題的成果以外の 副 次 的な成果であ る。 また、 それぞれをアウトプット、 アウトカム、 インパクトに 分けたことであ る。 アウトプットは 成果の形式的又は 現象的側面に 関する成果であ り、 アウトカムは 内容的又は本質的側 面 に関する成果であ る。 アウトプットとアウトカムは 制度の直接的成果つまり 制度の活動による 成果 であ るが、 インパクトは 間接的成果であ る。 つまり直接的成果が 社会に移転浸透する 過程で新たに 成 立 する成果であ る。 また、 制度の目標として、 個別テーマ終了後、 数年経過した 後の実用化率を 設定している 場合があ り、 中間評価において 十分な評価が 出来ないことも 想定される。 このような場合、 本制度評価におい

(5)

前 6

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先考

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は起考

てに と 2. 4 コストパフォーマンス 軸の項目・基準・ 視点のポイント コストパフォーマンス

軸のポイントは、

水制度の効率性の

観点から「主題的成果のコストパフォー

マンス」と「成果全体 ( 主題的成果 十 副次的成果 ) のコストパフォーマンス」の

項目を設定したことで

る。 また、 それぞれは、

「直接的に投入した 事業費 ( 助成額 )

との比較」と、

「間接的な経費も 含めた 本 制度に関わる 全ての投入資金との 比較」を基準として 設定したことであ

る。 後者については、

事業費 ( 助 成額 )

直接運営費 ( 推進部署 )

間接運営費 ( 人事・経理・ 企画・評価などの 事務費 ) の合計値であ

り、

言い替えれば 投入した全ての

税金ということになる。 但し、

ここでは間接運営費を

NEDO

技術開発機構 の全業務毎に 要した経費の 割合で按分したコストを

提示する程度とした。

コストパフォーマンスの 詳 細 な検討は容易ではないが、 前記コスト と 一部定性的であ って も ア ウ ト プ ット 、 アウトカム、 インパ クト の全ての成果を 評価者に対し

提供することで、

試行的ではあ るがコストパフォーマンスの 評価と したいと考える。 3. まとめ 以上のように、 制度の評価を 行う際には、 まず、 ロジックモデルを 策定し、 制度を的確に 把握する ことが肝要であ る。 これにより、 制度の評価に 必要な重複無く 漏れのない 軸 、 項 Ⅱ、 基準及び視点の 設定が可能となることが 言えた。 なお、 今回は全ての 軸 、 項目、 基準及び視点の 設定結果について 報告できなかったため、 NEDO 技術

開発機構 H Ⅱ http; /wWW.nedo.9o.jp/iinka Ⅴ kenkyuu/seido ハ 6h ハ ndex.htm 祀 ) で公開している 研究

評価委員会の 各制度評価分科会 ( 第 1 回 ) 資料を参照願いたい。 0

例出を

見事

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完て孝た

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目 参考文献 Ⅲ三上、 山崎、 岸 岡 、 矢澤、 弓取、 進藤、 井田 : プロジェクトマネジメント 学会 2 0 0 4 年度春季研究発表大会予稿 集 「テーマ公募型研究開発事業の 評価に関する 現状と評価手法検討の 方向性」

参照

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〔付記〕

学期 指導計画(学習内容) 小学校との連携 評価の観点 評価基準 主な評価方法 主な判定基準. (おおむね満足できる