ブロッキングを伴う新しい歩行トレーニング法
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(2) 喋間林 利男,籾山 あ. 陵裕. る。. 11. 的. 目. 一連のブロッキソバ 研究,6.,7.18,m.2,.zz) の目的は,ブロッキ ソグ を伴う歩行トレーニンバ 法の技術を検証することであ. る。. そして BW の垂直方向 足 鹿田研究. z1) では,. 二経性 圧力. BW の垂直方向地底 圧 02 峰性 ピークに ,上級者と中級者のBW の 反力 利用のタイミンバを 比. が特徴であ る。 このことから 本研究においては 動作・ 筋 電位を同期させることで. 較し,上級者のBW 技術を検証することを 目的とする。. I11 実験方法 1.. 被験者 上級者. 5. 年。. (. 1 名 :. 被験者. 1,. 陸上競技指導者. 37歳,身長17lcm,. 体重 77k g,. BW. 歴l. 日常生活の中で 利用している 年数 ). 中級者 1 歴 10 ケ月 。. 名 :. 被験者. 2, 陸上競技指導者, 31歳,身長180cm,. 体重 73k g, BW. 2. 被検者のレベル 分げ ②と同じ区分 本研究での BW の被験者のレベル 分 げについては ,以前からの研究 ",2, げをした。. 初級者 中級者 上級者. 初めての経験∼半年未満 : 半年以上∼ 3 年未満 : 3 年以上の経験者 :. 3. 実験試技 中 ・上級者により BW を実施した。 4. 実験設定 実験室内の歩行を. ,圧力については実験室に設置されているキス. さ. 一社製の田力枝,. 節電位については , 日本電気嵩 栄社性 の節電位計測器,動作については富士フィルム 社製のビデオカメラを 使用し双方,側方より 3 次元的に撮影した。 同期については フィット ネ、 ス アプロ社製の 発光ダイオードを 使用した。 Pl. P2, D の定義. 5.. p Pl D P2. :. 接触時の最大圧力. 踏み込み時の 最大圧力 : 踏み込みから 押し出しへの 移行時の最小圧力 : 押し出し時の 最大圧力 :.
(3) ブロッキ ソグ を伴う新しい 歩行トレーニソバ 法. Ⅳ. 69. 結果及び考察 1. 動作の定性的特徴 のスティックピクチャ 一の特徴を定性的に 見ると,上級者の特徴としては , P 時に腕を覚側から 内側へ絞り込むように 身体に近づげており ,その後解放するよ う 図 1. 1. に 内側から外側 ヘ フォロースルーしている。 そしてフォロースル 一の腕が地面と 並行 になるにつれて 手先が外側から 内側へ回しながら 後ろへ引かれて 移動しており ,. 8 の. 字を描くようにローリ ソグ している。 そして身体の 中心部分の大転子の 上下への移動 が 大きい。 中級者の特徴としては ,腕は双後に肩よりも上に 大きく直線的に 振り出し ている。 また身体の中心部分の 大転子の上下への 移動が上級者と 比較すると小さい。 この事から上級者は 腕を 8 の字にローリ ソグ させることによって ,動作の終末を動 作の起点につなげるような 腕 振り動作の連続 性 が考えられる。 それに対して 中級者は 前後に直線的にやや 堅い 腕 振り動作をしていることが 考えられる。 2. 同期時と垂直方向 足底圧 垂直方向地底圧は ,上級者がPl 時よりも P2 時で 9.4% 増圧しているのに 対して, 中級者は P l 時よりも P2 時の方が 12.7% 減圧している。 前回実施した BW の垂直方 向地底 圧 研究 ",でも,初級者は上級者と比較して P2 時の垂直方向地底 圧が P l 時に ベ 減圧しており ,今回と同様の傾向を示している。 上ヒ. この結果から ,上級者のBW は踏み込み時よりも 押し出し時に 垂直方向地底 圧 を増 幅 する動作をしていることが 考えられる。 D 時では上級者が P l 時の垂直方向地底 田 後, 定 先は地面を離れていないが ,垂直 方向地底圧は 0 ON になっており , P l 時の垂直方向地底圧を 利用して身体を 上昇さ せていることが 考えられる。 それに対して 中級者は, D 時では 63.7N と減圧しきって いないことから P l 時の垂直方向地底圧を 身体上昇へと 利用しきれないことが 考え ろ れる 0 このことから 上級者は中級者と 比較して自分の 体重を重力加速としてより 大き く利用できることが 考えられる。 ・. 表 1. 垂直方向 足底圧 単位. P. PI. D. '2. Ⅰ. 上級者. N. 394.5. 1457.8. 0 .. 中級者. N. 205.8. 1734.6. 63 .7. 0. 1595.0 1514 .1. 3. 同期時と重心高 ①. P l時 表 2 のように,重心高については,上級者は踵接触時 82.5cm から最小重心高時 8 2.Ocm, その後 P l 時には 84.4cm であ る。 それに対して ,中級者は踵接触時 102.9 cm から P 1 時 96.3cm, その後最小重心高時 93.6cm であ る。 そして上級者の 最小.
(4) 蝶間林 利男,籾山 陵 裕. 70 心高時は, P. l. 時の 0 QS 秒 前であ るのに対して ,中級者は Pl 時の 0 U4 秒後に位置して ・. ・. いる。 この結果から 上級者 BW 接地時においては ,接触後0 05 秒とすぐに最小重心高が ・. きており,速い踏み込みが考えられる。 そしてその 0 08 秒後に Pl 時が位置することは , ・. 身体を乗り込ませることによって. ,昂りへ重心高以降も. 大ぎく圧力を 加えていることが 考. えられる 0 それに対して 中級者は最大垂直方向 足 鹿田後にさらに 重心が下がっているこ とから,その局面では力が 逃げている事が 考えられる。 ②. P2 時 重心高については ,上級者は最大重心高時99.4cm の位置から P2 時 88.3cm まで 12.lcm 重心を下げている。 中級者は最大重心高時 106.gcm の位置から P 2 時 106.2 cm まで 0 . 7cm 重心を下げている。 中級者に比較して 上級者の方が 11.4cm 重心を大 ぎく下げている。 そして垂直方向 足底圧が P l 時よりも P 2 時の方が小さいこと。 上級者は最大重心高時の 0 . lW 秋後に P. 2. 時が位置しているのに 対して,中級者は0. 03 秒後に P2 時が位置している。 そして垂直方向 足底圧が P. l. ・. 時よりも P2 時の方. が 大きいこと。. この結果から 上級者は中級者と 比較して最大重心高からの 重力加速を大ぎく 利用 して身体を押し 出していることが 考えられる。. 指地58 26 離お仁ⅣⅠ 母球08 09. 04. 1 16◆ 4 73 1◆ p ㏄解 ㏄㏄. 著者 級級 土中. 56. 小高80 16. 表 2. 重心高. 4. 同期時と身体の 傾斜角度 ①. P l 時から D 時への移行 期 表 3 のように,上級者は,. P l 時 : 一 21.5 度から D 時 : 一 1.9 度と垂直方向に 移. 付 している。 それに対して 中級者は P l 時から D 時への移行で , P l 時 : 一 17.4 度 から D 時 :. 一. 3.5 度であ る。 上級者がその 移行角度が 19.6 度に比較して ,中級者は1. 3.9 度で,上級者は中級者の U41.1% の移行角度であ り,垂直方向への移行角度が大 きい。 この結果から 上級者の動作は 中級者と比較して ,. P l 時後に後傾した 身体を. 垂直方向へより 大きく移行させる 動作であ ることが考えられる。 ② P2 時から母指球難地への 移行 期 上級者は, P2. 時 : 20 3 度から母指球 離 地時 :36.1 度と水平方向に 移行している。 ・. それに対して ,中級者が, P2. 時 : 12.4 度から母指球難地時. : 22.8 度であ る。 上級. 者がその移行角度 15.8 度に対して,中級者は10 4 度で,上級者が中級者の 151.9% ・. の 移行角度であ り,水平方向への移行角度が大きい。.
(5) プロッキ ソグ を伴う新しい 歩行トレーニソバ 法. 71. この結果から 上級者の動作は 中級者と比較して , P2 時後の動作はやや 前傾している 身体を進行方向へさらに 大きく移行させる 動作であ. 3. 身体角度. ( 母指球一重心を. 結ぶ線と垂直面との 角度 ) 2. P. Ⅱ ㏄ ぷ 花. 体 G で:. 回. ⑳は. 2d. P. 95. 一一. Dl3. 54. ⅡⅡ. ⅠⅠ 1Ⅰ 7. P. 老者 級級 土中. ① 5. 位 単 。. 表. ることが考えられる。. Ⅰ ② 撰人 よ し 事.
(6) 蝶間林 利男,籾山 陵 裕. 72. ていることが 考えられる,そして上半身末端の L .Hand は母指球難地時で 著しく 下方向に加速している・この 事は P2 時から母指球 離 地時までの局面で 速く腕を振ることで. 表4. ,身体を双方向へ進めていることが. 一 ②のように,中級者 P2. ,下方向へ. 考えられる・. 時の CG や身体のトル. 部位の垂 直方向速度は , L .Shoulder: 一 20.8cm/sec, C. G : 一 12.2cm/sec, Hip: 一 22.2cm/sec であ る.上半身末端の L .Hand :51.2cm/sec であ る・母指球難地時 は, L .Shoulder : 一 63.8cm/sec, C . G : 一 55.Ocm/sec, Hip : 一 55.lcm/sec で,上半身末端のL .H ㎝ d : 一 104.4cm/sec であ る・ この結果から ,中級者はP2 時で上級者と 比較して体幹部位を 速く動かしていな. い.この事により. ソ 一部に含まれる. 上級者よりも 垂直方向 足 廣田が大きくならないことが 考えられる・. そして上半身末端の L .Hand は上級者と比較して 下方向への速度が 小さい・ この 事は P2 時以降母指球難地時までの 局面で,上級者よりも腕 振りのスピードを 利用 していないことが 考えられる・ 表. 4 一 ①・上級者・. 身体各部位の 垂直方向速度. 単位. L*@Shoulder@ cm/sec cm/sec C.G L.Hip. L .Hand 表. 4. cm/sec cm/sec. PI. D. 75 .4. 47 .9. 一. 88 .8. 16 .6. 60 .1. 42 .6. 一 65 .5. 11 .3. 87 .7. 47 .8. 一. 58.3. 139.3. P2. 79 .2. 26 .2. 母指球稚拙. 27 一 202. .8. 一 ②・中級者・ 身体各部位の 垂直方向速度. 6. 同期時間と 筋 電位 のように,定量的には上級者の腓腹 筋の筋放電量が 6.45mv.sec, 中級者が 7. 58mv.sec であ り,腓腹筋で一番大きな 筋 放電量が確認された・そして 定性的にも, P l 時前・ P2 時共に中・上級者で 大きく使用している 筋は腓腹 筋であ る・ この結果から BW において腓腹 筋が大きな貢献をしていることが 考えられる ② 筋 放電を定性的に 見ると,上級者はP l 時前で半 腱 横筋・腓腹 筋・前脛骨筋の 筋 放電が大きく , P l 時後に半 腱 横筋・腓腹 筋・前脛骨筋の 筋放電の消失が 見られ, 中級者は同じ 筋で比較すると 筋 放電が小さく , 筋 放電の消失のばらつきがあ る・ こ の 結果から P l 時では,上級者は中級者と比較してより 大きな筋の利用をしている こと,そしてタイミソグ的には P l 時に集約した 筋の利用をしていることが 考え ろ. ①. 表. 5.
(7) ブロッキンバを 伴う新しい歩行トレーニソバ 法. 73. れる.. P2 時では,上級者は半 腱横 筋・腓腹 筋で大きな 筋 放電があ り, 筋 放電の中程に P2 時が位置している・それに 対して中級者は 腓腹 筋で大きな 筋 放電があ り, 筋放 電の終末に P2 時が位置していること. この結果から 中級者と比較して. 上級者は,. の裏 側の筋肉を利用していることが. 半腱 横筋をよく利用しており ,主に脚. 考えられる・また 筋 放電の中程に 最大垂直方向. 足底圧が 位置している 点については ,身体の落下を主に脚の裏 側の筋肉で受け 止め たことにより 垂直方向 足 廣田が最大になり ,最大臣以降は水平方向へ身体を 押し出 す 方向 づ げをしていることが 考えられる. 表 5, 筋 電位積分 値 筋 名 牛蛙 横 筋 腓 腹 筋 前脛骨筋 外側 広筋. [. 結果及び考察のまとめ. 単 m. 位. 上. 級 者. 中. 級. *@ sec. 6 .04. 2 .51. mv*@. sec. 6 .45. 7 .58. mv*. sec. 4 .41. 2 .79. mv@. sec. 4 . 76. 3.6. v. 者. ]. 1. 動作の定性的特徴 ①. 上級者は腕を 8 の字にローリングさせることによって ,動作の終末を動作の起点 につなげるような 腕 振り動作の連続 性 が考えられる. ② 中級者は腕を 前後に直線的に 動かし,やや堅い 腕 振り動作をしていることが 考え られる.. 2. 垂直方向 足底圧 ①. ②. 垂直方向 足底 圧は,上級者が P l 時よりも P2 時で 9.4% 増圧しているのに 対し て ,中級者は P l 時よりも P2 時の方が 12.7% 減圧している ,前回実施したBW の 垂直方向地底 圧 研究 柑 でも,初級者は上級者と比較して P2 時の垂直方向 足底圧 が Pl 時に比べ減圧しており ,今回と同様の傾向を示している・ この結果から ,上級 者の BW は踏み込み時よりも 押し出し時に 垂直方向 足底 圧を増幅する 動作をしてい ることが考えられる. D 時では上級者が P. l. 時の垂直方向 足底圧 後, 定 先は地面を離れていないが , 垂. 直方向 足底 圧は 0 Om になっており , ・. P. l. 時の垂直方向 足底 圧を利用して 身体を上. 昇させていることが 考えられる・それに 対して中級者は , D 時では 63.7N と減圧し ぎっていないことから p l 時の垂直方向地底圧を 身体上昇へと 利用しきれないこと が考えられる・ このことから 上級者は中級者と 比較して自分の 体重を重力加速とし てより大きく 利用できることが 考えられる..
(8) % 間林 利男, 籾 m. 74. 降格. 3. 重心高 ① Pl 時の上級者 BW 接地時においては ,接触後0 05秒とすぐに最小重心高がきて おり,速い踏み込みが考えられる・そしてその 0 0S秒 後に Pl 時が位置することは , ・. ・. 身体を乗り込ませることによって. ,最小重心高以降も大きく圧力を. 力Ⅱえていること. が考えられる・それに 対して中級者は 最大垂直方向地底 圧 後にさらに重心が 下がっ. ,その局面では力が逃げている 事が考えられる・ P2 時の重心高については ,中級者に比較して上級者の方が 11.4cm重心を大き. ていることは ②. く下げている.そして垂直方向 足底圧が P l 時よりも P2 時の方が大きいこと・ 上 級 者は最大重心高時の 0 16 秒後に P2 時が位置しているのに 対して,中級者は0 03 ・. ・. 秒後に. P2. 時が位置している・この 結果から上級者は 中級者と比較して 最大重心高. からの重力加速を 大きく利用して 身体を押し出していることが 考えられる・. 4. 身体の傾斜角度. Pl. ①. 時から D 時へのへの移行 期 では,上級者の動作は中級者の. 向への移行角度であ る 動作であ. P2. ②. り, Pl. 141.¥%の 垂直方. 時後に後傾した 身体を垂直方向へより 大きく移行させ. ると考えられる・. 時から母指球難地への 移行 期. への移行角度であ. り, P2. :. 上級者の動作は 中級者の 151.9% の水平方向. 時後の動作はやや 前傾している 身体を進行方向へさらに. 大きく移行させる 動作であ ると考えられる・ 5. 垂直方向速度 ① 上級者は D 時に比較して P l 時で C. G と接地御上の 体幹部位を速く 動かしてい る.続いてP l 時以降で体幹部位から 上方向へ加速し , 続いて上半身末端の 速度が 体幹部位の速度を 追い越している・これは 垂直方向に最大臣を. 加えた後に,上方向. に身体中心部位から 末端部位への 運動加速の連動性が 起きていることが 考えられる・. 中級者は P l 時で上級者と 比較して接地御上の 身体中心部位を 速く動かしていな い.そして,上半身末端の L .Hand は P l 時以降 D 時までのフォロースル 一では, マイナス方向の 速度が示されており 級 者は,垂直方向に最大圧を加えた. ,身体が下方向に進んでいる・この 結果から 中 後に,身体が下方向へ進んでおり ,その局面は. 反 力 を上方向へ利用する 動作としては , ロスの部分であ ると考えられる・ ②. 上級者は母指球難地時と. 比較して, P2 時で, C.. G と接地 脚 上の体幹部位を 下. 方向へ速く動かしており , この事により 垂直方向地底圧を 大きくしていることが 考. えられる.そして上半身末端の L .Hand は母指球難地時で 著しく下方向に 加速し ている. この事は P2 時から母指球難地時までの 局面で,下方向へ速く腕を振るこ とで,身体を前方向へ進めていることが 考えられる・ 中級者は P2 時で上級者と 比較して体幹部位を 速く動かしていない・ この事によ り. 上級者よりも 垂直方向地底 田 が大きくならないことが 考えられる・そして 上半身. 末端の L .Hand は上級者と比較して 下方向への速度が 小さい・この 事は P2 時 以.
(9) ブロッキンバを 伴う新しい歩行トレーニソバ 法. 75. 降 母指球 離 地時までの局面で , 上級者よりも 腕 振りのスピードを 利用していないこ とが考えられる.. 6. 筋 電位. BW において上級者の 腓腹 筋の筋放電 が 6.45mv .sec, 中級者が 7.58mv .sec と Ⅰ番犬ぎく,腓腹筋が大きな貢献をしていることが 考えられる・ ② 筋 放電を定性的に 見ると,上級者は中級者と上ヒ 校 してより大きな 筋の利用してい. ①. ること,そしてタイミソグ的には p. l. 時に集約した 筋の利用をしていることが 考え. られる.. P2 時では,中級者と比較して上級者は ,牛蛙横筋をよく利用しており ,主に脚. ③. の裏 側の筋肉を利用していることが. 考えられる・また 筋 放電の中程に 最大垂直方向. 足 鹿田 が 位置している 点については ,身体の落下を主に脚の裏 側の筋肉で受け 止め たことにより 垂直方向地底 圧 が最大になり ,最大庄以降は水平方向へ身体を 押し出 す方向 づ げをしていることが 考えられる・ [. 同期解析からの 総合的考察 ] 図 l は BW. のスティックピクチャー ,垂直方向地底は ,重心高,身体角度,垂直方向 速度,筋電図が同期されている 図であ る・図 1 の上級者の,動作,垂直方向地底 圧 ,垂 直方向速度の 関係は, P l 時後の垂直方向, P 2 時後の水平方向への 重心移動が大きい こと, P l 時, P2 時までの 足底 圧の増加と, P l 時での C. G ならびに体幹に 含まれ る Shoulder.Hip 部分の垂直方向速度が 上半身末端の L .Hand の垂直方向速度よりも 大きいこと,中級者に比較して P l 時で, C. G ならびに体幹に 含まれる部位の Shoul der.Hip 部分を垂直方向に 速く動かしていることから , この時点で最も 反力を利用し 身体を上昇させていること・ またその後垂直方向地底 田 が減少することと , C. G なら びに体幹に含まれる 部位の Shoulder.Hip部分の垂直方向速度が. 減少しその後上半身. 末端の L .Hand が P l 時以降 D 時までのフォロースル 一で上方向に 加速されることは , 身体中心部分と 上半身末端の 垂直方向速度の 追い越し現象であ り, P l 時の垂直方向 足 底 圧を末端へのフォロースルーとして 効果的に利用していることが 考えられる・ そして上級者の 筋電位については , P l 時と P2 時までの大きな 筋 放電とその直後の 筋放電消失が 見られる・ この 膝 伸展局面での 腓腹 筋の筋放電の 消失 と足底圧 の 二経性か. らは,. 武末ら 鎗による屈伸動作研究や ホノピ ソグ研究 ")0 弾性エネルギ 一の再利用に 関. する内容と同様の 傾向を示しており , BW は ホノピ ソグ動作に近い 弾性エネルギ 一の再 利用をしていることが 考えられる, さらに動作の 方向性としては ,身体角度については, P l 時から D 時への移行で ,上 級者は垂直面に 対しての身体角度が 一 21.9 度から 一 1.9 度へ移行しており ,重心が母指. 動作は,水平方向から垂直方向へ 移行は,身体角度が垂直面に対して. 球 のほ ぽ 垂直上に位置している・この 事から踏み込み. 変換する動作であ. り, p2. 時から母指球難地時への. 20 . 3 から 36.1 度へ移行しており ,押し出し動作は,垂直方向から水平方向への 変換動作.
(10) 76. 深間 林 利男,籾山 陵 裕. であ ることが考えられる. 以上のことから 上級者の BW の技術は,一歩の接地動作中, P l 時までに弾性エ ネルギーを蓄積し ,その後垂直方向へ弾性 ェ ネルギ一の再利用をする 事・続いて P 2 時以降までに 再び弾性エネ、 ルギーを蓄積し 水平方向へと 二方向にタイミソグ 良 く弾性 ェ ネルギ一の再利用を 実施する動作であ ると結論づげられる. 中級者は P l 時よりも P2 時の垂直方向 足底圧 が大きくならないことや , P l 時 以降の身体重心の 垂直方向への 上昇速度が小さいことは , P l 時の垂直方向への 反 力 利用のタイミ ソグ が遅れたことが 原因で,その後の反 力 利用の動作タイミンバが ずれたことが 考えられる. 今後さらに例数を 増やし,動作のスピード, 足 庄田の大きさと 時期,筋の使用の 大きさと時期, など詳しいタイミ ソグ の検証が必要であ ると考える・.
(11) ブロッキ ソグ を伴う新しい 歩行トレーニソバ 法. 上級者. 接. P ⅠⅠ. l. Ⅰ. w@ P lo. と@ 穏" ウ 穴 ⅠⅠ. l@. 中級者. 卸沖l仰 l抑. P lⅠ @こ目抑. 77. 甘. せゴ. P. 丁. ワ. @T. や. @@. 耳 辞典 (. l. O.. 0. Ⅰ. '. 0. 。. Ⅰ. l. -0.. , fl. I. O.. P lⅠ. P l田. -ト. Ⅰ. 0. J. Ⅰ. Ⅰ. ミ. Ⅰ. 1. P lⅠ Ⅰ. 0. ドり Ⅰ. 甘廿. ・. -0-. P. Ⅰ. 五. -ト. Ol. Ⅲ. Ⅱ. Ⅱ. パ. ⅠⅠⅠⅠ. 図 1.. ブロッキンバウオークの 同期 図 .. (上図より,スティックピクチャⅠ垂直方向地底圧 ,重心高,身体角度,垂直方向速度,筋電図 ). Ⅹ. 同期 図は, 踏み込み局面での 最大垂直方向 足底 正時と押し出し 局面での最大垂直方 向 足 鹿田時に同期している..
(12) 78. 蝶間林 利男,籾山. 陵裕. 引用文献 1)@ Asmussen,EandPeterson,F Physiol. . Acta. man. 2)@ Bosco. ・. C. . Scand. ViitasaloJ. ・・. B@ :@Storage@of@elastic@energy@in@skeletal@ muscle@ in. ・. , 91:385-392.1974. , T ・,Komi. elastic energy and. P Vand@ Luhtanen. ・. ・. ・. effect@ of. ・. myoelectricalpotentiation during stretch-shortening. cycle@ exercise , Acta@ Physiol@ Scand@ , 114:pp , 557-565@ 3)@ Bosco , C , ,Tihany. P@ @@Combined@. ・. J , ,P , V , Komi. , ,FOkete. ・. 1982.. G@ and@ Apor. ・. p@ :@Store@ and@ recoile@ of. elastic‘nergy(n《low‖nd’ast》ypes{f”uman《keletal[usucles , Acta. Scmd,116. pp.343. 4)@ Cavagna. Phisiol. 349 1982. 一. , G , A ,, :@Elastic@ Bounce@. of@ the@ body , J Appl ・. ・. Physiol , 29:279-282,. 1970 5)@ C@avagna,@G and. ・. A. ・. ,@Citterio G@ :@Effect@of@stretching@on@the@elastic@characteristics ・. the contractile. component. frog. of. muscle. striated. J.Physio1.239.pp.l. 一. 14,1974 6)@ C8vagna.G Exerc. ・. A:@Storage@ and@ Utilization@of@ Elastic@ energy@. in@ skeletal@ musucle. , Sports@ SCI . Rev , 5:@pp 89-129,1977 ・. 7)@ Cavagna. G , A@ and , , Komi@. ・. P V:@Electro@mechanical@. Delay@ in@ Human@. ・. Muscleゞnder,oncentric‖nd・ccentric,ontractions Eur゛ Appi ・. 159. 一. 163. 8)@ Edman@. ・. , Physiol. Skeletal ・. 42 , pp. ・. 1979 , M , I , M:@Enhancement@. K . A , P ., Elzi ga , G@ and@ Noble. of@ mechancal. performance@ by@ stretch@ during@ tetanic@ contractions@ of@vertebrate@ skeletal musucle@. g) Edman. fibers , J . Physiol. ・. 281:139-155@. , K .A .P .,Elzinga ,G and Noble ,M .I.M .:Residual Force Enhancement. after@ Stretch@ of@ Contractig@ No. ・. 80@ pp , 769-784@. 10)@ Fukashiro. , S ・, H. ・. (eds),Human. Frog@ Single@ Muscle@. Fibers@ J Gen. ・. ・. Ohmich. ,,H , Kanehisaand@M ・. In:@Biomech. Kinetics.1983.pP.258. 深代 千之 編 : 跳ぶ科学 ・. , Miyashita:@Utili. ati n@of@stored. , Vffl@@@A,@H Matsui@and@K. . Kobayashi. ・. 一 263. 大修館書店. PP .128 一 130 1990. 12)@ Hof , A L ,,Green , B A@and@Van@den@Berg. , J:@CALF@MUSUCLE@MOMENT. ・. , WORK. AND@EFFICIENCY@IN@LEVEL@WALKING;@ROLE@OF@SERIES@ELASTICITY Biomechanics@. Physiol@ 769. 1982. elastic@energy@in@leg@extensors. 11). 1978. Vol . l6.No-7.@. , J. PP , 523-537.1983. 13) 伊藤竜也 : 跳躍運動における 反動効果 一下腿三頭筋の 筋 放電と弾性エネ、ルギ 一の利用 一 JPn.J.Sports 14)@ Komi,@P. 2232. 一. 238. 1987. , V and@ C Bosco@@Utilization@ of@ stored@ elastic@ energy@ ・. muscle@ by@ men@ 15)@ Luhtanen. Sci.6:PP ・. and@. , P@and@Komi. wemen ,P. ・. V. . Med. ・. Sci , Sports@ 10. , Force- , Power-. Ⅰ. in@ legextensor. P@ 2261-265,1978. , and@Elasticity-Velocity@relationships.
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