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特・高「必要な情報を集めよう」

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Academic year: 2021

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第○学年○組 自立活動学習指導案 1 題材名 「必要な情報を集めよう」~宝探しゲーム~ 2 指導観 ア 実態観 対象生徒Aは、軽度の知的障がいと自閉症を併せ有する、高等部第○学年の生徒である。生徒Aは 教師から活動についての説明を聞いて、その内容について何度も確認したり、更に詳しく尋ねたりす る傾向がある。生徒Aが尋ねることのできる教師は、授業の主たる指導者に対象が特定されており、 その教師が不在の場合は、別の教師に尋ねることなく諦めてしまうことが多い。また、自分が尋ねた いときに、尋ねることができない状況の下では不安が高まり、学習活動に集中できないことが多い。 現段階では、特定の教師に尋ねることで、自分に必要な情報を得ることができている。こうした実態 から、現段階で特定の教師から取得している情報を、一人でも多くの友達から取得することができれ ば生徒Aがスムーズに学習活動に取り組むことができると考える。 イ 題材観 生徒Aの実態を課題関連図(図1)に示す。課題の関 連から、生徒Aが、「他者も同じ説明を聞いていて、答 えを知っている事実に気付いていない」こと、「困った ときに他者に援助を求めることが難しい」ことに起因し て、「分からないことがあると、特定の相手だけに繰り 返し質問するという状況が生じる」ことが分かった。 このことから、状況を把握して尋ねる対象を判断し、 必要な情報を取得できることを目標とし、自立活動にお いて「3 人間関係の形成」の項目「(1)他者とのか かわりの基礎に関すること」、「4 環境の把握」の項 目、「(5)認知や行動の手掛かりとなる概念の形成に関すること」、「6 コミュニケーション」の 項目「(1)コミュニケーションの基礎的能力に関すること」「(5)状況に応じたコミュニケーション に関すること」の三つの区分の項目を関連付けて指導していくことにした。 その題材として、宝を見付ける生徒以外の3名(教師及び生徒)が宝を隠し、宝を見付ける活動(以 下、宝探しゲームと表記)を取り上げる。本題材では、宝を見付ける際に必要となる情報(以下、ヒン トと表記)を3名に意図的に振り分け、宝を見付ける生徒が相手に尋ねることによってヒントを取得す ることに重点を置く。宝探しゲームを題材として取り入れる理由は、ヒントの数や振り分けを操作する ことで、意図的・計画的に「尋ねる状況」を設定することができるからである。 現在、生徒Aは授業の主たる指導者からは必要な情報を得ることができているため、社会に出て働く 際に、特定の上司や先輩に対しては、分からないことを尋ねることができると予測できる。しかし、特 定の相手に尋ねることができない状況は頻繁にあると考えられる。その際に別の上司や先輩に尋ねたり、 目の前の同僚や友達に尋ねたりすることができれば、落ち着いて仕事に集中することができるのではな いかと考える。高等部で学んでいる今、情報を取得できる対象を広げていくことは、一層大きな意味を もつと考える。 ウ 指導観 宝探しゲームにおいてヒントを取得するためには、①どのヒントを②誰から取得すればよいのかを、 判断して尋ねる必要がある。①、②の状況を把握して尋ねる対象を判断し、必要な情報を取得できるこ とを目指し、「尋ねる状況」の設定と、「聞き取りメモ」の工夫という、二つの環境調整を手立てとし 図1 課題関連図

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て講じる。 「尋ねる状況」の設定については、生徒Aが尋ねる対象を判断でき る範囲の人数を設定する。これは、生徒Aが尋ねる対象である教師や 友達を知覚できるようにするためである。また、生徒Aがまとめて尋 ねることの意味を段階的に理解することができるようにするために、 ヒントをやりとりする場面において、ヒントをもっている教師・生徒 の基本的な立ち位置を段階的に変化させる。併せて①ヒントの数、② ヒントの振り分け、③尋ねる順番を設定する。これは、①~③をルー ルとして呈示し、生徒Aが必要な情報と状況とを照合し、再知覚する 手掛かりとするためである。 「聞き取りメモ」は、生徒Aが再知覚するべき状況を視覚的に把握 できるようにするための手立てとして用いる。図2に示すように各段 階のねらいに応じて、 (i)~(iii)のようなメモを用いる。取得したヒ ントとは、(ア)~(ウ)の尋ねるべき内容に対応した答えである。 具体的には、(ア)どの備品の中にあるのか、(イ)何番目・何列目 にあるのか、(ウ)何色の入れ物に入っているのかということに対す るヒントである。宝を見付ける役の生徒は、「聞き取りメモ」に記入することでヒントの取得状況を把 握し、次に尋ねるべき内容及び対象を判断できると考える。 第1段階では、ヒントが取得できない場合に別の相手に尋ねることができることをねらう。そのため の条件として、(ア)→(イ)→(ウ)の順に尋ねること、生徒B→生徒C→教師の順に尋ねることを 設定し、一つの尋ねるべき内容について、一人の相手に尋ねていく。このような設定をする理由は三つ ある。一つは、生徒Aの強みを生かし、一つ一つ順を追ってプロセスを確認できること、二つは、3回 で終わらずに何度も尋ねる場面が設定できること、三つは、情報を取得できなかった場合に即時的に次 の対象を選択できることである。「聞き取りメモ」は、図2の(ⅰ)で例として示すように、(ア)の 内容について生徒B→生徒C→教師の順に左から右へ記入していく。 第2段階(第3時)では、第1段階と同じ条件の下、ヒントの振り分けと、教師・生徒の立ち位置を 操作して、宝を見付ける役の生徒が教室の中を何度も行き来するよう設定することで、同じ方法で尋ね ても状況によっては手間が掛かることに気付くことをねらう。第4時では、生徒Aが、(ア)~(ウ) の尋ねるべき内容を、一人の相手にまとめて尋ねることができることをねらう。第4時における「聞き 取りメモ」は図2の(ⅱ)に示すように、生徒Bの列に(ア)→(イ)→(ウ)のヒントが取得できた かどうかを、上から下へ記入していく。第3時と第4時を比較することで、「まとめて尋ねる方法」は 複数の尋ねるべき内容がある時に、より円滑にヒントを取得するために有効であるということを、生徒 Aが実感できるようにする。 第3段階では、「一人の相手に一つずつ尋ねる方法」と、「まとめて尋ねる方法」のどちらかを選択 できるようにする。その上で、宝を見付ける役の生徒が宝を探す場面において、取得したヒントだけで は宝の在りかを特定できないような設定をする。例えば「黄色い封筒の中にある」という(ウ)のヒン トに従って封筒を調べると、形状の異なる黄色い封筒が複数あるといった設定である。この場合は封筒 の形状について再度尋ねる必要が生じる。その際に誰に尋ねたらよいのかを、図2の(iii)で例として示 す「聞き取りメモ」を手掛かりに、「封筒の色についてのヒントを提示した生徒Bに聞けばよい」と判 断できることをねらう。 「尋ねる状況」に応じて「聞き取りメモ」を手掛かりとして用いることで、ヒントを取得できない場 合に別の相手に尋ねることができる段階、複数のヒントを同じ相手にまとめて尋ねることができる段階、 取得したヒントに足りない部分がある場合に、相手を判断して尋ねることができる段階を経て、状況を 把握して尋ねる対象を判断し、必要な情報を取得できることを目指していく。 図2 段階ごとの「聞き取りメモ」(例)

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3 題材目標 宝を隠す役 宝を見付ける役 自分の役割を理解して、宝を見付けるための適 切なヒントを考え、教師や友達に分かりやすく 伝えることができる。 自分や相手の状況を把握して、尋ねる対象を判 断し、宝を見付けるためのヒントを、教師や友 達から聞き出すことができる。 4 計画(全6時間) 本時1/6 5 本時 (1) 日時 〇年〇月〇日(〇) 第〇限(第1段階の第1時) 於:〇〇〇 (2) 本時の目標 〇 生徒A 宝を隠す役 宝を見付ける役 自分の役割を理解して隠す場所を決めたり、担当する ヒントについての質問に答えたりすることができる。 「聞き取りメモ」にヒントの取得状況を正しく記 入することができる。 宝を見付けるための適切なヒントを考え、教師 や友達に分かりやすく伝えることができる。 ヒントを取得できない場合に別の相手に尋ねる ことができる。 〇 生徒B、C 宝を隠す役 宝を見付ける役 自分の役割を理解して隠す場所を決めたり、担当する ヒントについての質問に答えたりすることができる。 「聞き取りメモ」にヒントの取得状況を正しく記 入することができる。 宝を見付けるための適切なヒントを考え、教師 や友達に分かりやすく伝えることができる。 ヒントを取得できない場合に別の相手に尋ねる ことができる。 宝を隠す活動を繰り返す中で、教師の指示なし で選択カードを選んだり、宝を封筒に入れたり することができる。 ヒントについて尋ねる過程で、既に取得したヒ ントを除外して尋ねることができる。 第1時 第3時 第4時 第5時 第6時 自分の近くにいる相手 から順に尋ねる 自分で尋ねる順番を 決めて尋ねる ②尋ねるべき内容につい  て、一人の相手にまと  めて尋ねる 評価の観点 ・質問に対して適切なヒントを考え、伝えることができたか      宝を見付ける役の生徒がヒントに基づいて宝を探す活動の観察 ・状況を把握し、尋ねる対象を判断することができたか        「聞き取りメモ」に記入した内容の見取り、        記入してから次の相手に向かって動き出すまでの時間の見取り 段階 第1段階 第2段階 第3段階 配時 目指す姿 複数のヒントを同じ相手にまとめて尋ねることができる 取得したヒントに足りない部分がある場合に、再度尋ねることができる 題材 必要な情報を集めよう(宝探しゲーム) 第2時 ヒントを取得できなかった場合に、 別の相手に尋ねることができる 活動 宝を見付ける際に必要な三つのヒントを聞き出し、宝を見付ける活動 三つの尋ねるべき内容 宝が(ア)どの備品の中にあるのか、(イ)何番目・何列目にあるのか、(ウ)何色の封筒に入っているのか       ・(ア)→(イ)→(ウ)の順に尋ねる       ・生徒B→生徒C→教師の順に尋ねる ヒントをもっている 教師・生徒の立ち位置 ①尋ねるべき内容について、一人の相手に一つずつ尋ねる ・①、②のどちらかの方法を選ぶ ・ヒントの取得状況を把握し、足りない部分を  誰に尋ねたらよいか判断して再度尋ねる ルール呈示 一人が一つヒントをもつ 一人が複数ヒントをもつ 一人が複数ヒントをもっている可能性がある ※網掛け部分は×と記入するところ

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(3) 本時指導の考え方 本時は、題材「必要な情報を集めよう」の最初の時間 である。本時は生徒Cが初めて宝探しゲームに取り組む ことや、生徒Aおよび生徒Bが新たな設定で取り組むこ とを踏まえて、宝探しゲームの概要や基本的な設定につ いて確認することから始める。 導入部分では、宝を見付ける生徒以外の3名が宝を隠 し、宝を見付ける活動に取り組むことを説明し、例題に 取り組む。宝を見付ける役と隠す役のやりとりを全員で 実演しながら丁寧に説明することで、図3に示したゲー ムの設定や手順を理解できるようにする。また、例題で は、(イ)のヒントを生徒Bから取得した時に、既に取 得した(イ)についての情報を、次の相手である教師に 尋ねる必要のない場面が生じる。その際には、尋ねる必 要があるのかについて全員で考える時間を設けて、「聞 き取りメモ」の記入状況を示しながら、なぜ尋ねる必要 がないのかを理解できるようにする。 展開部分では、白板に掲示した設定を再確認して、宝 探しの活動を始める。宝を見付ける役を担当するのは一 人1回とし、生徒B→生徒C→生徒Aの順で交代する。 宝を隠す場面では、宝を隠す役の3名が、宝が(ア) どの備品の中にあるのか、(イ)何番目・何列目にある のか、(ウ)何色の入れ物に入っているのか、という三 つの質問に答えられる場所に隠すことを意識する。それ ぞれのヒントの担当者に、白板に掲示した選択肢から隠 す場所を選択するよう促し、宝を隠していく。 宝を見付けるためのヒントを聞き取る場面では、生徒 Aがヒントを聞き取る場と、取得したヒントを「聞き取 りメモ」に記入する場を区別し、メモに記入した後、次に尋ねる相手を口頭で宣言してから移動する。 これは、生徒Aが「聞き取りメモ」を手掛かりとして状況を再知覚し、根拠に基づいて次に尋ねる相手 を判断するプロセスを意識できるようにするためである。質問に答える役は、それぞれのヒントの担当 者が担い、尋ねられた内容に責任をもって答える。ただし、自分の担当ではないヒントの質問には答え ないようにすることを確認する。 まとめの部分では、生徒がヒントを聞き取る場面において、尋ねる対象や内容をどのように判断して 活動を進めていったのかを、一人ずつ説明するよう促す。その際は、記入した「聞き取りメモ」を用い ながら、生徒が述べようとしていることを引き出すことができるように、適宜言葉掛けを行う。また、 ヒントについて尋ねる過程で、既に取得したヒントを除外して尋ねることができたことを称賛する。本 時の学習を通して、分からないことを周りの人に順番に尋ねていくことで、答えが得られることを確認し、実 際の生活においても、相手に尋ねて分からなかった場合は、同じ場にいる別の相手に尋ねてみることの大切さ を伝え、本時の学習に取り組んだことの意味が理解できるようにする。 (4) 準備 ①掲示物(本時の活動の流れ)、②掲示物(目標)、③掲示物(選択カード)、④選択肢を隠す布、 ⑤バインダー、 ⑥「聞き取りメモ」、⑦タブレット端末(教室の内観の動画)、⑧宝(メダル)、 ⑨封筒(3色)、⑩掲示物(本時の宝探しゲームの設定) 生徒A 生徒C 生徒B 教師 廊 下 出 入 口 白板 (ウ)のヒント (イ)のヒント (ア)のヒント 尋ねる役 本時の宝探しゲームの設定(ルール呈示) 【宝を隠す役】 ・宝は指定された選択カードから選んで隠す ・一人一つのヒントを担当し、ヒントに対応する場 所に宝を隠したり、質問に答えたりする 【宝を見付ける役】 ・ヒントを(ア)→(イ)→(ウ)の順で尋ねる ・生徒B→生徒C→教師の順で尋ねる(生徒Aの場 合) ・ヒントをもらえたら「聞き取りメモ」に〇を付け て、もらったヒントを記入する ・ヒントをもらえなかったら×を付けて、次の相手 に尋ねる ・「聞き取りメモ」に記入したら、次の相手を宣言 してから相手のところに行く。 図3 本時の宝探しゲームの設定 図4 第1時における、ヒントを聞き取る場面の配置 聞く順番(1) 聞く順番(2) 聞く順番(3)

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(5) 展開(学習過程) 学習 過程 学習活動・内容 指導上の留意点 教材 教具 評価の 観点 導入 20分 1 本時の学習内容を知る。 (1) 始めの挨拶をする。 (2) 本時の学習内容を知る。 宝を見付ける生徒以外の3名が宝を 隠し、宝を見付ける活動に取り組む ことを知る。 (3) 目標を確認する。 【宝を隠す役】 ・相手が宝を見つけられるようなヒ ントを考えよう 【宝を見付ける役】 ・「聞き取りメモ」を見て、誰に何 を聞けばよいか考えよう ※筆記用具とファイルを準備するよう 言葉掛けをする。 ・見付からないように宝を隠すことが 目的ではなく、相手に伝わるような ヒントを出して宝に導くことが目的 であることを確認する。 ・生徒に目標を一つずつ読むように指 示する。 ・宝はメダルを使用し、集めていくと 第6時終了後に好きなカードと交換 できることを伝え、関心を高める。 ・「聞き取りメモ」を配布する。 ① ② 2 宝探しゲームのやり方を理解する。 (1) 例題に取り組む。 ・生徒Cが宝を見付ける役をする。 【宝を隠す役】 ・以下の手順で宝を隠す。 白板に掲示した選択カードを見て 生徒B:隠す備品を決める 生徒A:備品の中の位置を決める 教 師:封筒の色を決める 【宝を見付ける役】 ・宝を隠している間は廊下で待つ。 (待つ間は教室の内観の動画を見 て自分ならどこに隠すかを考える ことができるようにする。) ・合図を受け、「聞き取りメモ」を 記入する席に座る。 ・誰に尋ねるか宣言してから移動を 開始し、相手の前に座る ・ヒントのやりとりを行う。 ・1回尋ねるごとに、「聞き取りメ モ」を記入する席に戻ってヒント の取得状況を記入する。 ・全てのヒントを取得できれば、取 得したヒントを基に宝を探す。 ・生徒Cに「聞き取りメモ」を記入す る場所に移動して目を閉じるよう指 示する。 ・それぞれの担当と、隠す場所を確認 した後、選択カードが見えないよう に布で隠す。 ・宝を見付けるために知りたい情報を 生徒A、B、Cから引き出して、答 えを汲み取り、次の(ア)(イ)(ウ)の項 目につなげていく。 (ア)どの備品の中にあるのか (イ)何番目、何列目にあるのか (ウ)何色の入れ物に入っているのか ・「聞き取りメモ」の記入の仕方が生 徒A,生徒Bにも分かるように、小 さな白板にも同じ内容を提示する。 ・ヒントの取得状況によっては、尋ね る必要がない場合もあることを説明 する。 ③④ ⑤⑥ ⑦⑧ ⑨ ❶ ❺ ❷❸ ❹❻

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(2) 宝探しゲームの設定を確認する。 ・白板に掲示された「本時の宝探し ゲームの設定」を確認する。 ・引き出しや扉を次々に開けながら宝 を探すのではなく、集めたヒントを 基にして見当をつけてから開けるこ とを確認する。 ⑩ 展開 15分 3 宝探しゲームに取り組む。 ・例題で実演したとおりに取り組む ・B→C→Aの順に宝を見付ける役 を交代していくことを確認する。 【第1時における、ヒントを聞き取る 場面の配置】 【ルール呈示】 ・(ア) →(イ) →(ウ)の順に尋ねる。 ・生徒B→生徒C→教師の順に尋ねる。 ・一人が一つヒントをもつ。 ・一人の相手に一つずつ尋ねる。 ・宝を見付ける役をそれぞれ1回ずつ 行うことを伝える。 ・ヒントの割り振りや立ち位置を記し たカードを配布する。 ・生徒Aが次に尋ねる相手を宣言する ことを忘れないよう適宜言葉掛けを 行う。(「聞き取りメモ」にヒント の取得状況を記入した直後から、次 に尋ねる相手を宣言するまでの時間 を見取るため) 【想定される生徒Aの「聞き取りメモ」 の記入例】 ※記入例の丸数字は、生徒Aが尋ねる 順番である。そのうち黒丸数字は尋 ねる行動が生じない状態で、尋ねる 必要がないということを判断する場 面である。 ・生徒が次の相手に向かう際の宣言や 「聞き取りメモ」の記入状況から次 の相手をどのように判断したのかを 見取り、工夫や気付きがあれば称賛 する。 ❶❷ ❸❹ ❺❻ まとめ 10分 4 本時の学習を振り返る。 (1) 本時の目標を踏まえて、教師に以 下のことを説明する。 ・宝を隠す役で、相手が宝を見付け られるようなヒントを考えること ができたか。 ・ヒントを聞き取る場面において、 尋ねる対象や内容をどのように判 断して活動を進めていったか。 (2) 終わりの挨拶をする。 ・記入した「聞き取りメモ」を用いな がら生徒が述べようとしていること を引き出すことができるように、適 宜言葉掛けを行う。 ・ヒントについて尋ねる過程で既に取 得したヒントを除外して尋ねること ができたことなどを称賛する。 ・本時の学習が実際の生活でどのよう に生かされるかを説明し、取り組ん だことの意味が分かるようにする。 ②⑤ ⑥ もらったヒント 生徒B 生徒C 教師 (ア) 〇〇〇〇 × × (イ) 〇から〇番目 × (ウ) 〇色のふうとう ヒントをもらえたら〇、もらえなかったら×、 聞く必要がなかったら/ を記入しよう ① ② ③ ❺ ⑥ ⑦ ⑧ ❾ ❹ 生徒A 生徒C 生徒B 教師 廊 下 出 入 口 白板 (ウ)のヒント (イ)のヒント (ア)のヒント 尋ねる役

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<本時における評価の規準> 〇 生徒A 宝を隠す役 宝を見付ける役 ❶自分の役割を理解して隠す場所を決めたり、 担当するヒントについての質問に答えたりする ことができたか。 ❷「聞き取りメモ」にヒントの取得状況を正し く記入することができたか。 ❸宝を見付けるための適切なヒントを考え、教師 や友達に分かりやすく伝えることができたか。 ❹ヒントを取得できない場合に別の相手に尋ね ることができたか。 〇 生徒B、C 宝を隠す役 宝を見付ける役 ❶自分の役割を理解して隠す場所を決めたり、 担当するヒントについての質問に答えたりする ことができたか。 ❷「聞き取りメモ」にヒントの取得状況を正し く記入することができたか。 ❸宝を見付けるための適切なヒントを考え、教師 や友達に分かりやすく伝えることができたか。 ❹ヒントを取得できない場合に別の相手に尋ね ることができたか。 ❺宝を隠す活動を繰り返す中で、教師の指示な しで選択カードを選んだり、宝を封筒に入れた りすることができたか。 ❻ヒントについて尋ねる過程で、既に取得した ヒントを除外して尋ねることができたか。

参照

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