• 検索結果がありません。

なかよししゅう会のあそびをきめよう

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "なかよししゅう会のあそびをきめよう"

Copied!
6
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

第2学年○組 学級活動学習指導案

指導者 1 議題 「なかよししゅう会のあそびをきめよう」 2 指導観 〇 本学級の子どもたちは、学校の教育目標「確かな学力と豊かな心をもった心身ともにたくましい 子どもの育成」に合わせて、学級目標「よく聞き、はっきりと話す子・友だちとたすけあい、なか よくする子・さいごまでがんばる子」を設定し、その目標を基に過ごしている。「友だちとたすけあ い、なかよくする子」においては、生活科の「うごくうごくわたしのおもちゃ」で「学級のみんな となかよくなるため」という目的でうごくおもちゃづくりを行った。このことで、学級の友達と仲 良くするという意識が根付いてきた。また、前期に行った「なかよししゅう会」ではいす取りゲー ムやスリーヒントクイズを行った。「学級みんなで楽しむことができるか」というめあてで意見を出 し合い、実行したことで、学級みんなで遊ぶことの楽しさを感じている。しかし、昼休みには、言 い合いになり泣いてしまった児童に対して、声をかけられずにいる姿や遊びたい友達に声をかけら れずに立ち止まっている姿が見られる。そこで、学級目標の姿に向かおうと意識が高まるこの期 に、本実践を取り上げる。そして、学級生活において友達と助け合ったり、学級の仲をより深めた りすることができるようにしていく。このことは、学校の教育目標で目指す子ども像である「豊か な心をもつ子ども」を育てる上で意義深い。 〇 本議題は、学級目標に向かって、さらに2年〇組がお互いに助け合い、仲良くなれる学級にした いという子どもたちの思いをもとに設定している。これまでの学級目標達成状況を振り返り、学級の 目標の姿に向かっていることを再確認した上で、より一人一人が力を発揮できるような学級を作らせ たい。学級全員が楽しく関わり、学級全体のことを考えながら、みんなで遊ぶ遊びを自分たちで合意 形成していくことは、意欲的に集会活動に取り組み、学校生活を楽しいものにする上で意義がある。 このことで、学級目標に向かって力を合わせることの良さを実感すると共に、望ましい人間関係を形 成し、集団の一員として学級におけるよりよい生活づくりに参画しようとする態度を育てることがで きる。以上のことから、本実践は、学級の形成者として集団活動に自主的、実践的に取り組み、学級 生活の課題を解決していくものであり「学級活動の目標(学習指導要領)」を具現化する一助となる ものである。 〇 本議題の指導に当たっては、まず、事前の段階で学級目標に対する自分たちの姿を振り返らせる。 その振り返りを基に、「友達と助け合ったり、より仲を深めたりしたい。」という課題意識をもつこと ができるようにする。次に、集会で行う遊びを決定するために、アンケートをとる。アンケート結果 から、めあて①「学級の友だちと助け合うことができる」②「学級の友だちと仲良くなれる」を基 に、遊びを2つに絞る。続いて、みんなで楽しく遊ぶことができる工夫を取り入れた原案をつくり、 試しの活動を行う。この試しの活動を行うことによって、どの子も2つの原案のどちらに賛成かとい う考えを確かにすることができる。そして、事前に学級会ノートに自分の考えを書かせておくこと で、話合いに参加する意識を高めさせ、自分の考えに自信をもって発言することができるようにす る。 本時の段階では、「①学級の友だちとたすけ合うことができる」「②学級の友だちとなかよくなれ る」の2つの観点をめあてとして、なかよし集会の遊びを話し合い、互いの考えの良さを受け止め合 いながら、遊びについて合意形成を図っていく。「先生から」では、集会当日のプログラムを提示

(2)

し、なかよし集会の遊びの時間は20分程度であることを確認することで、1つの原案に絞る必要が あることを共通理解させておく。また、板書にネームプレートを活用し、一人一人の立場や考えが一 目で分かるようにし、立場や考えの違いが話合いで活かされるようにする。更に、事後の段階では、 決定した遊びを行わせ、学級目標や話合いのめあてに基づいた話合い活動ができた喜びや達成感を味 わわせ、集団の一員として望ましい人間関係を築こうとする態度への育成へとつなげていく。 3 目標 〇 学級の仲を深めるための「なかよししゅう会」の遊びについて考え、話合いや集会活動に意欲 的に取り組むことができる。【学びに向かう力、人間性等】 〇 話合いのめあてに沿って自分の考えを発表したり、友達の意見をよく聞いたりして、仲良く助 け合って話合いを進め、学校生活を楽しくするための集団決定をしたり、集会活動を行ったりす ることができる。【思考力、判断力、表現力等】 〇 学級の仲を深めるための「なかよししゅう会」の準備や実践に向けて、集団としての意見をま とめる話合い活動の基本的な進め方や、みんなで実践することの大切さや方法について理解する ことができる。【知識及び技能】 4 計画 段 階 学習活動 活動の支援・留意点 配時 事 前 〇 計画委員会と第3回学級会の議題を 選定する。 〇 集会の遊びについてアンケートをと る。 〇 遊びの候補から2つに絞る。 →「ドッジボール」「ケイドロ」 〇 みんなで楽しく遊ぶことができる工 夫を取り入れた原案をつくる。 〇 試しの活動を行う。 〇 原案に対する自分の考えを作り、学 級会プリントに記録する。 〇 議題箱の中から、学級目 標に向かって学級全員で話 し合う必要性が高いものを 選定するようにする。 〇 一人ひとつ遊びを考えさ せ、多様な遊びから候補と なるものを選べるようにす る。 〇 計画委員会とあらかじめ 決めためあて①②の視点で 考えさせるようにする。 〇 個人の楽しさではなく、 全員が楽しめる工夫を考え させるようにする。 〇 試しの活動を行った感想 を書かせる。感想はめあて ①②の視点で考えさせるよ うにする。 〇 学級会ノートを用意し、 事前に自分の意見が整理で きるようにする。 〇月〇日(〇) (昼休み) 〇月〇日(〇) (帰りの会) 〇月〇日(〇) (帰りの会) 〇月〇日(〇) ~〇日(〇) (課外) 〇月〇日(〇) 〇日(〇) (昼休み) 〇月〇日(〇) (帰りの会) 本 時 〇 第3回2-〇学級会「なかよししゅ う会のあそびをきめよう。」を開く。 〇 進行に応じて助言をし、 観点に沿った話合いができ るようにする。 〇月〇日(〇) 第3校時

(3)

事 後 〇 なかよし集会を行う。 〇 取組を行う様子を観察 し、記録した上で活動中の 良さを称賛して達成感を味 わうことができるようにす る。 10 月 1 日(木) 第1校時 5 本時 令和○年 ○月○日(○) 第○校時 第2学年○組教室 6 本時のねらい 〇 話合いのめあて①「学級の友だちとたすけ合うことができる」②「学級の友だちとなかよくなれ る」をもとに、進んで発表したり友達の意見をよく聞いたりすることを通して、合意形成を図り、 なかよし集会の遊びを決めることができる。【思考力、判断力、表現力等】 7 準備 学級活動ノート、司会原稿、原案用紙、ネームプレート、タイマー 8 本時の展開 議題 「なかよししゅう会のあそびをきめよう。」 提案理由 休み時間、言い合いになった時に声をかけられなかったり、遊びたい友達を誘えなか ったりする。なかよし集会をして、もっとみんなが仲良くなれるようにしたいから。 段階 話合いの計画 教師の支援 導入 1 はじめの言葉 2 司会グループの紹介 3 議題と提案理由の確認 4 話合いのめあて、原案、進め方の確認 5 先生から 〇 司会メモを用意し、話合いの計画カー ドを黒板に掲示し、話合いの見通しをも てるようにする。 〇 議題、話合いのめあてを黒板や司会メ モに、提案理由をカードにあらかじめ書 いておき、司会や提案者が読めるように する。 〇 あらかじめ学級活動のプリントに原案 に対する自分の考えと、めあて①とめあ て②を書かせておき、話合いで意見が発 表できるようにする。 〇 あらかじめ一人一人の考えが視覚的に 認識できるように、ネームプレートを板 書に貼らせておく。 〇 集会当日のプログラムを活用し、どち らかの遊びを行うことを確認する。 〇 めあて①②の観点をもって話し合うよ う確認し、発表への意欲付けを図る。 めあて ①学級の友だちとたすけ合うことができる。 ②学級の友だちとなかよくなれる。 【原案】 A…「ドッジボール」 B…「ケイドロ」

(4)

展開 6 話合い 出し合う→交流する→決定する 7 決まったことの確認 〇 個人的な楽しさではなく、集団として の楽しさ(助け合える・仲が深まる)を 考えて意見を言うことができるように助 言する。 〇 再度自分の考えを見直し、考えが変わ った場合はネームプレートを貼り変えさ せる。 終末 8 話合いの振り返り 9 先生の話 10 終わりの言葉 〇 評価項目を学級活動ノートに作成して おき、学級会のふり返りができるように する。 〇 話合いについての称賛を行い、話し合 ったことへの達成感と事後の活動への意 欲を高めるようにする。 9 板書計画 10 司会原稿 し会 し会 ふくし会 1 はじめのことば 今からだい3回2の〇学きゅう会をはじめます。れい。 2 司会グループのしょうかい [一人ずつ]司会の( )です。ふくし会の( )です。こくばんきろくの ( )です。ノートきろくの( )です。 [ぜんいん]よろしくおねがいします。 3 ぎだいとていあんりゆうのせつめい 今日のぎ題は「なかよししゅう会のあそびをきめよう」です。 それでは○○さん、ていあんりゆうのせつめいをおねがいします。

(5)

し会 ふくし会 4 話合いのめあて・げんあん・話合いのすすめ方のかくにん まず、話合いのめあてのかくにんをします。話合いのめあては、 「①学級の友だちとたすけ合うことができる。 ②学級の友だちとなかよくなれる。あそびをきめよう。」です。 めあてをいしきして、いけんをたくさんはっぴょうしてください。 つぎに、げんあんのかくにんは、じ前にかくにんしているのでしょうりゃくします。 さいごに、話合いのすすめ方のかくにんをします。 【手じゅん1】2つのげんあんのさんせいいけんを出し合います。 【手じゅん2】はんたいいけんについて近くの人と話し合います。 【手じゅん3】2つのげんあんのはんたいいけんを出し合いながら、交りゅうします。 【手じゅん4】どちらかのげんあんにけっていします。 5 先生から 〇〇先生、おねがいします。 し会 6 出し合い まずは、2つのげんあんのさんせいいけんを出し合うじかんです。 さきに、「ケイドロ」のさんせいいけんを、①②のめあてから発表してください。 次に、「ドッジボール」のさんせいいけんを、はっぴょうしてください。 し会 7 こうりゅう 今から、はんたいいけんについて、近くの人とたしかめるじかんを3分かんとります。 そのあと、「ケイドロ」「ドッジボール」のじゅんで話合いを進めていきます。それで は、はんたいいけんについて近くの人と話し合ってください。 それでは、「ケイドロ」について、「ドッジボール」のグループの人が、はんたいいけん を出してください。 はんたいいけんが出ましたが、「ケイドロ」グループの人で言いたいことがある人は、 はっぴょうしてください。 それでは、「ドッジボール」について、「ケイドロ」のグループの人が、はんたいいけん を出してください。 はんたいいけんが出ましたが、「ドッジボール」グループの人で言いたいことがある人 は、はっぴょうしてください。 ここで、今のみんなの考えをたしかめます。話し合ったことをもとに、もう1どじぶん の考えをふりかえってください。じぶんの考えがかわった人は、こくばんのネームプレ

(6)

ートをはりかえてください。30 びょうとります。 8 けってい ★ どちらのげんあんもめあて①②をたっせいしていると思います。 「○○」にさんせいの人が多いので、「○○」にけっていしていいですか。 ★ さんせいの人数が同じになりました。 し会 きろく し会 し会 ふくし会 し会 9 きまったことのかくにん では、今日の話合いできまったことをかくにんします。ノートきろくの○○さん、おね がいします。 ぎだい『なかよししゅう会のあそびをきめよう。』は「〇〇」にきまりました。みんな で楽しくしゅう会をしましょう。きまったことを学きゅう会ノートにきろくしてくださ い。 それでは、決まらなかった方の「○○」に賛成していた人で、何かみんなに伝えたいこ とがある人はいますか。 10 話合いのふりかえり 今日の話合いのふりかえりを行います。学きゅう会ノートの「ふりかえりコーナー」に 〇をつけて、なかよししゅう会にむけての思いを書いてください。 11 先生から 〇〇先生、おねがいします。 12 おわりのことば これで、だい3回2の〇学きゅう会をおわります。れい。

参照

関連したドキュメント

こうしゅう、 しんせん、 ふぉーしゃん、 とんがん、 けいしゅう、 ちゅうざん、

ドリル教材 教材数:6 問題数:90 ひきざんのけいさん・けいさんれんしゅう ひきざんをつかうもんだいなどの問題を収録..

けいさん たす ひく かける わる せいすう しょうすう ぶんすう ながさ めんせき たいせき

七,古市町避難訓練の報告会

てい おん しょう う こう おん た う たい へい よう がん しき き こう. ほ にゅうるい は ちゅうるい りょうせい るい こんちゅうるい

とである。内乱が落ち着き,ひとつの国としての統合がすすんだアメリカ社会

父親が入会されることも多くなっています。月に 1 回の頻度で、交流会を SEED テラスに

しかしながら、世の中には相当情報がはんらんしておりまして、中には怪しいような情 報もあります。先ほど芳住先生からお話があったのは