factors of growth Recent site activity Keishun Suzuki, 鈴木慶春 factors of growth

鈴木 慶春 千葉大学法政経学部

入門基礎 ク 経済学

Introductory Macroeconomics

2016_年1月21日

第12回 経済成長 決定要因

第4部：経済成長

1

イン ク ョン

今日 内容

4.13 _{節：技術進歩 あ ソ ー}



4.14 _{節：成長会計}



4.15 _{節：ソ ー 日本経済}





2

4.13 _{技術進歩 あ ー}

技術進歩

＜復習＞前回 生産技術 一定 値 ク 生産

関数 考え い ：

=

→ 結果 あ 現実的 い結論 出

• 今回 技術進歩 ⁽

) _{取 入}





�+1

^{= +}

→

= ҧ +

3

●○○○○○○○○

4.13 _{技術進歩 あ ー}

技術進歩 あ ク 生産関数

• 今回 講義 次 ク 生産関数 考え ：

� =



_{…効率労働}



2_{倍 同}



• 生産関数 前回講義 学 ³ 性質 満

4

○●○○○○○○○

1. 生産関数を効率労働あた 直す

•

•

� ^{≡ �}

� � ^{, �� ≡}

�

� � ^{, �� ≡}

�

� � ^.

※ハッ 付 小文字 効率労働あ 値 意味 4.13 _{技術進歩 あ ー}

•

�

� � ⁼

�^{� � � 1−�}

� � ⁼

�

� �

�

� ^{= �}_�^�

5

○○●○○○○○○

2. 資本蓄積式を効率労働あた 直す

• 経済全体 資本蓄積式：

• 効率労働あ 直 以下 う ^:

� _+� − � = � − � + � + � �





 _{+ ��+1 − �� ≅ ,}

 �_�+1 ≅ .

4.13 _{技術進歩 あ ー}

6

○○○●○○○○○

3. _{定常状態を求め}

•

�^∗� = � + + �^∗ �^∗ = � + � + �

�−��

•

ො^∗ = �^∗� = � + � + �

�−��

4.13 _{技術進歩 あ ー}

7

○○○○●○○○○

定常状態 効率労働あ 生産 貯蓄率 増加関数 あ 資本減耗率・技術進歩率・人口成長率 減少関数 あ

技術進歩 あ ー 結論1

ー 基本図

4.13 _{技術進歩 あ ー}

�

�

� + + �

�

�

⁸

○○○○○●○○○

∗

ො

1 _{人あた 変数 長期的成長率}

�

≡

� �

^�

^{= �}

^∙

�

^≡

� � ^�

⁼

^∙

�

≡

� �

^�

^{= �}

^∙

定常状態 ¹人あ 資本・生産・消費 成長率 技術進歩率� 等

技術進歩 あ ー 結論2

定常状態

�

= �

∙ +

�

⁼

^{∙ +}

�

= �

∙ +

9

○○○○○○●○○

経済全体 変数 長期的 成長率

�

^≡

� � ^�

⁼

^∙

均斉成長経路上 経済全体 資本・生産・消費 成長率 技術進歩率� と人口成長率� 合計 等 い

技術進歩 あ ー 結論3

= ො

^ҧ + + +

≅ ො

^ҧ + +

定常状態

=

+

+

※ _{変数 , �, � 変数}

, , 指

○○○○○○○●○

10

経済全体 変数 成長率

4.13 _{技術進歩 あ ー}

0.02 0.03 0.04 0.05 0.06

0 50 100 150

� ⁼

+

貯蓄率 ^0.5

資本分配率� ^0.6 資本減耗率� ^0.05 技術進歩率 ^0.02 人口成長率 ^0.01

初期技術 ¹

初期資本 ⁵⁰⁰

初期人口 ¹⁰

各パラ ー ー

時間t

11

○○○○○○○○●

4.14 人口成長率 下落 経済効果

人口成長率 下落

●○○○

• 定常状態 あ 経済 人口成長率 急 下落

経済成長率 う 影響 及ぶ ？

• ソ ー 結論1 次 予測さ



• ソ ー 結論2, 3 次 予測さ



体 経済成長率 元々 低

₁₂

� 下落 定常状態 フ

4.14 人口成長率 下落 経済効果

�

○●○○

下落前定常状態

�

� + + �

� + + ^′ �

下落後定常状態

₁₃

4.14 人口成長率 下落 経済効果

移行過程 ュ ー ョン

○○●○

0 0.01 0.02 0.03 0.04 0.05 0.06

0 20 40 60 80 100 120 140

全体 経済成長率

1_{人あ 経済成長率}

= . , � = . , � = . , = . , ₁ = , ₁ = , ₁ =

• ²⁰ 期目 人口成長率 3% ^1% 下落

使用 ラ ーター

14

4.14 人口成長率 下落 経済効果

ュ ー ョン結果

○○○●

• 人口成長率 下落 ↓ 影響 以下 ：

• 経済全体 GDP成長率





• ¹ 人あた GDP成長率





15

ー とめ

ー 基本的 ッ ー

●○

• 経済全体 生産量 成長 エン ン 3 ：

1. _資本蓄積 2. _人口成長 3. _技術進歩 .

• う 資本蓄積 速度 次第 減衰

定常状態 均斉成長経路







人口成長率と技術進歩率 合計 収束

16

ー とめ

実証的頑健性

○●

•

→ 国 均斉成長経路上 あ 言 良い

•

17

4.14 _成長会計

こ か や こと

●○○○○

• ソ ー 結論 実証的 妥当 う う少

現実 ータ 見 分析 う



うや 測定 う？

→ 一国 成長会計 考え

18

一国 資本・労働・技術 成長 GDP成長 貢献

い 内訳 明 技術進歩 程度

を間接的 計測す 手法 成長会計 いう 成長会計 Growth Accounting

4.14 _成長会計

全要素生産性

○●○○○

•

≡

前述 生産関数 以下 ：

� =



19

経済成長 要因 分解 資本や労働 投入量 増加 説明 い部分 全要素生産性(TFP) 成長率 技術進歩を反映し い 解釈さ

全要素生産性 Total factor productivity

生産関数：

=

�

= � + �� + � − � �

成長会計 公式

4.14 _成長会計

各変数 成長率 関係式

○○●○○

• 生産関数 変形 通 以下 関係式 得

• 経済成長率＝TFP成長率

＋資本分配率×資本 ック増加率

+ 労働分配率×労働人口成長率

※上式 導出方法 moodle 補足資料 記載

20

興味 あ 人 読

4.14 _成長会計

TFP _{成長率 測定}

○○○●○

21

• ^TFP 成長率 直接的 測定 難 い

• ^GDP 成長率

資本分配率� 資本 ック増加

率 労働人口成長率 ータ 分

→ 成長会計 式 使え TFP成長率 間接的 計測

� = �

− �� + � − � �



※� 資本分配率 表 理由 moodle 補足資料 記載 興味 あ 人 読

4.14 _成長会計

計算し う

○○○○●

Q. GDP成長率2% 資本分配率30% 資本 ック増加率 2% 労働人口成長率0.5% ^TFP成長率 い ？ 成長会計 式 用い 求 う

22

4.15 _{ー と日本経済}

日本 経済成長 要因分解

●○○○○○○○○

-2.0 0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 12.0

14.0 労働寄与度 資本寄与度 TFP寄与度 GDP成長率

%

データ：経済産業省

₂₃

-4 -3 -2 -1 0 1 2 3 4 5 6

1985 1990 1995 2000 2005 2010

Labor Capital TFP

4.15 _{ー と日本経済}

労働、資本、TFP 成長率

○●○○○○○○○

%

Data: OECD. Stat

₂₄

4.15 _{ー と日本経済}

日本 労働力人口 推移

○○●○○○○○○

-2.0 -1.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0

0 2,000 4,000 6,000 8,000

1955 1959 1963 1967 1971 1975 1979 1983 1987 1991 1995 1999 2003 2007

労働力人口 万人 労働力人口増加率 ％

総務省統計局 平成26年 労働力調査

%

25

4.15 _{ー と日本経済}

1 人あた 年間労働時間 推移

○○○●○○○○○

Data: OECD database _“Average annual hours actually worked per worker_” 1400

1500 1600 1700 1800 1900 2000 2100 2200 2300

1970 1973 1976 1979 1982 1985 1988 1991 1994 1997 2000 2003 2006 2009 2012

France Japan

United States OECD countries

26

4.15 _{ー と日本経済}

成長理論と最近 日本経済

○○○○●○○○○

• 資本蓄積…設備投資意欲 減退 次第 減速



• 労働投入量… 数十年 減少傾向



• 技術進歩…高度経済成長期 速く い



い 同 速度 成長

27

4.15 _{ー と日本経済}

考え う

○○○○○●○○○

Q. _{ク 生産関数 労働 � 増や 政策 何 考え} う？思い 限 挙 う

28

4.15 _{ー と日本経済}

日本 貯蓄率 推移

○○○○○○●○○

0 5 10 15 20 25 30 35 40 45

Saving/GDP in Japan

%

Data: The World Bank.

₂₉

4.15 _{ー と日本経済}

ー を超え

○○○○○○○○●

• ソ ー 貯蓄率s 一定値(外生変数) 仮定



政策 貯蓄率 変わ 得



問題 定式化 中 説明さ



foundation _いう



重複 内生的成長 …

₃₀

次回講義 1/28

内容

• ソ ー 応用 世界経済 収束 い 議論

 世界経済 格差 何故広 ？

 ^{貧 い国 貧 い ？}

• 長期的成長 鍵 技術進歩 い 議論

 ^{技術進歩 生 ？}

 ^{技術進歩 高 政策 ？}

• 授業 ンケー 用紙 配付

31