医学部附属病院
阪大医学部
病院前バス停 モノレール阪大病院前駅
万 博外周道路 阪大医学部前 バス停 医学部
医学科 生命科学図書館 福利厚生棟
阪大本部前 バス停 レーザー科学 研究所
ICホール 吹田学生センター 国際教育交流センター
事務局
(食堂・文具・書籍)
生命機能 研究科
正門 テニス
体育館 コート コンベン センターション 情報科学研究科
BUS
BUS BUS
・人間科学部
・大学院人間科学研究科
テニスコート
大阪大学 人間科学部
大阪大学 人間科学部
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-2
06-6879-8012
School of Human Sciences
2018
未来共創センター ∼つどう、つながる、つくりあう∼
http://www.hus.osaka-u.ac.jp/mirai-kyoso
■ 吹田キャンパスマップ
名前を見ての通り、このセンターは、未来を共に創っていく ことを目指しています。でも共に未来を創るのは、誰と誰 でしょうか。一方は人間科学部の学生や教員です。もう一方 はどんな人たちでしょうか。答えは、世の中の人びとです。 未来共創センターは、世の中の人びとと人間科学部をつなぐ、 つなぎ目の役割を担っています。
しかし未来は簡単にはできません。まずは一緒に話をし、 互いの話を聞いてつながり、何かをつくりあう、そういう 地道な活動を重ねることが大切です。私たちはこれを「つどう、 つながる、つくりあう」と表現しています。一緒に考え、話し合う
なかから何かヒントが生まれたら、それも「つくりあう」だと 考えています。例えば出張授業では、人間科学部の教員だけ でなく学生も、高校や中学、小学校に行って生徒の皆さんと話 をし、意見交換をしたりして「つどう、つながる、つくりあう」を 実践しています。
何がつくれるかは、やってみないとわかりません。時と場所、 テーマや参加者によって、できるものはさまざまでしょう。 だからこそ楽しいし、新しいものが生まれる可能性がふくらみ ます。人間科学部生として、未来共創センターの「つどう・ つながる・つくりあう」に加わってみませんか。
TEL
http://cheer.hus.osaka-u.ac.jp/
[
高校生・受験生向けサイト]
学際的な知の探究から、
実践性と国際性を備えた人材を
養成します。
現場に寄り添う姿勢とグローバルな視点を !
栗本 英世
大阪大学人間科学部長
人間の社会と文化は驚くほど多様です。また、グローバル化の時代といわれる現代では、社会と文化もおおきく変動しています。社会内部と、異なる社会や文化のあいだの摩擦や紛争も 増大しています。それでも、地球に住んでいる私たちはすべて同じ人間であり、相互に理解が 可能なはずです。日本で最初の「人間科学」の看板を掲げた学部として、1972年に誕生した 人間科学部は、創設以来、現在に至るまで一貫して「人間とはなにか」という課題を学際的に 研究することを目指してきました。本学部の特徴は、大学という制度の内部で学問的な真理 を探究するだけでなく、大学の外で、生身の生きた人間と関わることを求める、実践性を設立 の当初からモットーのひとつとして掲げてきたことにあります。実践性には、方法論としての フィールドワークを重視するという立場と、人間としてのより良いあり方を模索するという、 ふたつの側面があります。
さらに、本学部の教育と研究が対象としているのは、日本の国内に限らず、世界規模の人間全 体です。それゆえに、国際性もモットーとして掲げてきました。つまり、人間科学部は、「学際性」
「実践性」および「国際性」の三つを柱として研究と教育を推進してきたのです。
本学部は、人間科学をより一層展開するため、2016年4月に大規模な改組を実行しました。 従来の行動学科目、社会学科目、教育学科目および学部英語コース(人間科学コース)に加え て、共生学科目を新設しました。既存のグローバル人間学科目は学年進行に伴い、発展的に 解消することになります。また、附属の未来共創センターも新たに設置されました。この新セ ンターは、大学と社会とをつなぐ結節点になるべきもので、学生の主体的な参加が期待され ています。この新体制で私たちが目指しているのは、日本でも、世界のどこでも、自分の目で 物事を見定め、自分の頭で考え、さまざまな他者とコミュニケートし、自分の足で歩けるよう な人材の育成です。こうした「人間科学版グローバル人材」は、究極的には人間が人間らしく 生きていくことのできる世界の創造に貢献してくれるはずです。
こうした人材を輩出できるような、教育と研究の体制の構築を目指しているのです。皆さん が、この人間科学部の新たな挑戦に参加してくださることを願っています。
人間科学部とは
人間科学部は人間についての理解を深めるための学部です。人間は さまざまな側面を持っています。人間は特定の文化や社会の中で、遊 び、学び、悩み、そして成長します。人間の全体像は、これらのさまざま な側面を総合的に理解してはじめてとらえられます。人間科学部では、 自然科学的手法、社会科学的手法、人文科学的手法をはじめとする人 間を理解するためのありとあらゆる手法を縦横に用いて個々の側面 に接近します。さらに、それらの成果を総合することによって、科学的 な新しい人間観を社会に示し、人間の現実的な生活をより充実させる ことを目指しています。人間に関わる問題を学習するために、驚くほど 幅広いカリキュラムが用意されています。人間に接近するためのさま ざまな研究を紹介する講義はもちろん、実験、社会調査、フィールドワ ークを含めた学生参加型の授業が多くあります。たとえば、動物の行 動の観察や異文化を研究するためのフィールドワーク、あるいは、コン ピュータを中心とする情報処理演習、また、自分の専攻や将来の進路 と関連した就業体験をするインターンシップにも参加できます。 このように幅が広く、行き届いたカリキュラムは少人数制を取る本学部 の特色でもあります。もちろん、各授業を担当する教員は新しい研究成 果を世界に向かって発信し続けている第一線級の研究者たちです。
日本で最初の人間科学部が大阪大学に誕生。心理 学・社会学・教育学3部門9講座(学生定員100名) でスタート。
人間科学部が吹田キャンパスに移転。 大学院修士課程開設。(学生定員20名) 大学院博士課程開設。(学生定員16名) 人間科学部に、附属比較行動実験施設を設置。 ボランティア人間科学講座を設置し、1学科7大講 座に改組し、学生定員が130名になる。3年生編入 学を開始。
大学院において社会人入試を開始。
大学院に臨床心理学講座(臨床心理士養成コース) を新設。
大学院重点化の実施。
大阪大学と大阪外国語大学の統合に伴い、グロー バル人間学専攻を設置。大学院学生定員が修士89 名、博士42名に増加。
人間科学部に英語コースを開設、学生定員137名 に増加。
学部改組に伴い、グローバル人間学科目を発展的 に解消し、行動学科目、社会学科目、教育学科目、共 生学科目の4学科目、および学部英語コース(人間 科学コース)に再編。未来共創センターを新設。
1972年
1975年 1976年 1978年 1980年 1996年
1997年 1999年
2000年 2007年
2011年
2016年
【沿 革】
ABOUT
4年間の学びのフロー
1年生 2年生 3年生 4年生
細胞からグローバル社会まで、人間科学の守備範囲は限りなく広いです。 何をどのような方法で研究するのか。自分の人間科学をクリエイトしましょう。
学外活動 ー地域と関わるー
人間科学部・人間科学研究科での教育・研究の成果を社会に還元するために、学生や教員が社会に出かけて、
さまざまな取り組みを行っています。社会と触れ、関わることで、実践力が養成され、新たな気づき、知の発見にも結び付きます。
キャンパスライフ
学生生活や研究活動をサポートするため、図書室やITの環境を整備し、安全管理や健康相談の充実を図っています。
2011年、2012年の2年をかけて本館の改修工事を行いました。2013年春からは模様替えが終わった新しい人間科学部で 学生生活を送っています。
共通教育 / 専門基礎教育
豊中キャンパス
入学後の1年半は、他学部の学生とともに、幅広い知識 を身に付ける共通教育を受けます。同時に人間科学の 基礎となる知識を学び、自分がどの学科目に進んで研究 していくのかを考えます。この間の主たる教育の場は、
図書館や運動施設、生協、食堂などの充実した豊中キャ ンパスで、吹田の人間科学部での開講科目はほとんど ありません。
専門教育
吹田キャンパス
2年生の後半以降は、同じ学年の約140名 が、4つの学科目に分かれて学んでいきま す。学科目は、それぞれの学生の希望に従っ て決められます。
主たる学業の場は、教員や大学院生が多い 吹田キャンパスに移ります。
卒業論文
全員が卒業論文を執筆します。こ れまでに学んだ知識と研究の成 果を、1人1本の独自の論文とし てまとめます。大学院進学者にと っては、本格的な研究の出発点で もあります。
キャンパスライフ健康支援センターが豊中・吹田・箕面の3キャンパス に設置されています。定期的な健康診断の他に、救急措置や疾病治療 の指導が受けられます。また、悩みごとについての相談を受け、助言や 指導を行うために、学生相談室が3キャンパスに設けられています。
“インターナショナル・カフェ”という名称の交流スペースが本館1階に あります。学生たちの休憩や昼食時などの憩いの場としてだけでは なく、情報交換、語学やさまざまな学術向上の場、留学生を含む 異文化交流の場として利用できるよう、学生や教職員に幅広く開放 しています。このスペースを利用した楽しいイベントや勉強会など、 さまざまな活動が企画・開催されています。
健康相談
「障がい児・者のこころと体をはぐくむ臨床動作法」の公開講座を行っ ています。人間科学部で毎月1回土曜日に心身に障がいを持つ子ど もや成人、それに障がい児教育の専門家、臨床心理士や学生ボラン ティアがともに臨床動作法を実践し学ぶ講座です。心身の緊張を取 りながら、身体感覚を通したコミュニケーションを促進し、こころと体 の成長をはかります。
公開講座
高校からの依頼に応え、人間科学部の教員が高校に出向いて、大学 での講義内容に近い授業をします。高校生の学びや進路選択に貢 献します。また人間科学部に来られる高校生の皆さんに向け、教員 が人間科学部の全体紹介や模擬授業も行っています。8月のオー プンキャンパスの折には、すべての学科目から提供される授業を 体験できます。
高校生への授業
災害が救援から復旧、復興へと移行するにつれて、災害ボランティア の活動も変化します。2004年新潟県中越地震で被災された小千谷 市塩谷集落では、田植えを通じて、多くの人びとと交流をはかりなが ら復興を目指しています。毎年、人間科学部の学生も田植え、稲刈り に、復興支援ボランティアとして参加することを通して、集落の復興に 関わっています。
ボランティア活動
大学院に進むと、臨床心理学分野には附属の「心理教育相談室」があり、カウンセリングや プレイセラピーなどの臨床実践を行っています。臨床心理学分野の博士前期課程を修了 し、所定の単位を取得すれば臨床心理士の受験資格が得られる一種指定大学院です。指導 を受けながらケースを担当するのは大学院生ですが、学部では実習などの授業において
心理教育相談室 ー多様な観点から心に触れるー
教員は研究の一環として、現代社会に根ざした社会支援活動を行っ ています。たとえば稲場先生は、研究と社会実践の接続につとめてお り、東日本大震災の直後には、その活動を発展させて、宗教者災害救 援ネットワーク(http://www.facebook.com/FBNERJ)とマップ (http://www.respect-relief.net/)を立ち上げ、寺院、神社、宗教 団体の救援活動の情報などを集約・発信しています。
社会支援活動
本館2階と3階に学生の集いの場としてリフレッシュルームがあります。 飲料の自動販売機やコピー機を備えており、友人たちとの語らいや 自習の場として利用できます。
リフレッシュルーム
インターナショナル・カフェ
臨床動作法を指導する井村先生(中央) 臨床動作法を指導する井村先生(中央)
新潟県小千谷市塩谷集落での稲刈りのお手伝い
新潟県小千谷市塩谷集落での稲刈りのお手伝い 未来共生災害救援マップ未来共生災害救援マップ 高校生への模擬授業 高校生への模擬授業 CAMPUS LIFE & ACTIVITIES
行動学科目 Behavioral Sciences
WEB
http://behavior.hus.osaka-u.ac.jp/「行動の科学」によって、
人間の「生」を実証的に明らかにする
行動学科目では、人間が種として、個体として、社会集団として、それぞれの段階で示す行動をめぐって、その発現機構、起源、変容、多様 性などを追究しています。実験から行動観察まで多様な研究方法を用いて、真に科学的なアプローチを身に付けることができます。
2年生後半の実習科目で、すべての研究分野の研究内容を実体験し、実験・観察・調査・面接など多角的 なアプローチに触れていただきます。そのあとで、皆さんの希望を基に所属する研究分野を決めます。 3年生からは、所属研究分野で専門的な知識や研究方法の習得を目指します。
人間の行動理解への学習プラン
金澤 忠博
先生 ( 比較発達心理学 )生物人類学
ヒトの行動の起源を探る
霊長類の運動器系・神経系などの比較機能形態 学的研究を行っています。ヒトを含む現生霊長 類の行動研究をあわせて行う機能的人類学の 立場をとっており、現代人の運動機能に関する 働態学的研究も扱っています。
安全行動学
実社会に活かせる研究をする
日常生活や働く場面などにおける安全性や快適 性を阻害する問題について、それをどうすれば 解決できるかを心理学的に明らかにし、その結 果を実社会に還元する研究を行っています。
比較発達心理学
心の仕組みの発達と起源を探る
アタッチメントと母子関係、遊び・ケンカ・思いやり と仲間関係、思春期・青年期の心身相関、共同注 意や心の理論と自閉症など、さまざまなテーマ に取り組み、心の仕組みと起源に迫ります。
基礎心理学
心の情報処理の仕組みと
法則を実験で解明する
実験を用いて、錯視、顔の知覚、運動知覚、両眼立 体視、視覚芸術などの知覚心理学を心理物理学 的方法で研究し、心的イメージ、記憶、学習、思考と 判断、意思決定、動機づけ、感情、感性などを認知 心理学的方法で研究しています。脳波や自律神経 系などの生理反応の測定も行います。
応用認知心理学
日常的場面での人間の
行動と認知を研究する
人間の行動の背後にある周囲の環境からの情 報の獲得と処理について、さまざまな認知心 理学的手法を駆使して研究し、日常的場面で の認知と行動の関連性を解明します。その知 見をもとに、行動を支援する技術の開発や改 善を目指します。
社会心理学
集団行動や群集行動の
ダイナミックス
集団による怠け、事件・事故発生時のマスコミの 非難対象の変遷など集団や群集の負の側面に 注目しています。人の本性は逆境において露に なることが考えられます。人間のポジティブな側 面を理解するためにもネガティブな側面を知る ことは大切だと考えています。
比較行動学
サルの中にヒトを見る
「野生ニホンザル」と「動物園で暮らす野生動物 たち」の行動観察を通して、生きものの行動の 不思議を明らかにしながら、ヒトの理解を目指し ます。「動物とヒトの関わり」も探究しています。
行動生理学
心と体のはたらきを脳から見る
「食べること、味わうこと」を基本テーマに、人間 行動の生物学的基盤を、さまざまな神経科学的 方法を駆使して、おもに動物を対象とした実験 により追究しています。とくに最近は、脳内報酬 系の機能に着目しています。
行動統計科学
心を数式で表して解析する
物を動かすエネルギーは見えませんが、数式で 表せます。それと同様に、目に見えない心と行 動との関係を数式で表して、行動科学データを 分析するための統計解析法を開発しています。
臨床死生学・老年行動学
老いと死の問題に
科学の目で挑む
人間が避けることのできない老い と死に関連する研究テーマを、人 の生涯を視野に入れながら解明し ます。関連諸領域の研究者や実務 家との協働に基づく学際的アプロ ーチをとるので、チームワークが求 められます。
環境行動学
望ましい環境の
創造に向けて
わたしたちの身の回りからより広 域にわたる環境問題を対象として、 人びとが幸福な生活を営んでゆく 上で、望ましい環境のあり方を、 人間行動との関わりの観点から 考えていきます。
学 科 紹 介
SUBJECTS
社会学科目 WEB
人間が社会をつくり、
社会が人間をつくる
私たちは社会について研究しています。歴史上の思想、人と人とを繋ぐコミュニケーション、統計にあらわれるデータ、より良い生活を 目指す福祉、地球上のさまざまな文化、そして「人間とは何か」を問う哲学、それらの視点から研究をしています。
これまでの卒業論文のテーマ
牟田 和恵( 文化グループ )先生シュヴェントカー ヴォルフガング先生 ( 現代人間学グループ )
文化グループ
コミュニケーションを通して人間を見る
社会学的な観点からさまざまな文化現象とコミュニケーション・社会関係を研究します。研究対象には、ポピュラ ー音楽や広告などのサブカルチャーも含まれ、科学技術、医療、家庭と職場、ジェンダー、セクシュアリティなど、 幅広い領域を扱います。研究のアプローチにも、メディア論、フェミニズム、社会史、国際比較など、多彩な理論と 方法が用いられます。そのような領域横断性がこのグループの特徴です。
●ソーシャルメディア利用と日本文化
●「女子力」とは何か
●ペットと家族
●学歴達成における出身階層の影響力の変容
●日本的経営における長時間労働
●高齢者の社会貢献意識とボランティア活動
●信仰心がもたらす共同性のあり方
●第二の近代における公共性
●日本競馬の考察
●現代日本における占い
●鉄道旅行の民族誌
●ゾンビ論
●時間について
●九鬼周造の他者論
●古着屋の人類学的研究
●「見たて」を通じた人間の知覚
● メディア技術と社会
● <家族>を超える社会学
● 「ジェンダー」でよむ社会
● 仕事と家庭の両立問題:日米比較を手がかりに
● メディア・コミュニケーションと関係性の変容
授業内容
理論グループ
(2018年度より「現代社会グループ」に変更予定)理論を通して人間を見る
社会学理論および社会学思想の観点から、社会のさまざまな面について研究を進めています。18世紀末に社 会学が誕生して以来、展開されてきた社会学理論の検討を出発点にしながら、今日の社会現象を分析する研究 分野です。とくにグローバル化と個人化、国民国家と市民権、NGO/NPOの活動、21世紀社会における公共性、 移民問題、リスク社会、格差社会など、現代社会がかかえる問題を幅広く考察していくことを主眼としています。
● 19世紀社会学の展開
● 第二次大戦後から今日までの社会学理論
● 社会システムの構造と変動
● 第二の近代における公共性
● グローバル化と移民問題
● 国際社会学
授業内容
調査グループ
データを通して人間を見る
アンケート調査やインタビュー調査などのさまざまなデータを用いて、社会のかたちを調べています。この分野 ではとくに社会調査などの大規模なデータを解析し、社会全体を広い視野で客観的で科学的に捉えることに力 を入れています。そのため社会調査士の資格を取る学生が最も多い分野です。研究の対象は、職業・家族・政治・ 宗教・教育・文化・福祉など幅広く、それぞれの学生の関心に合った対象を見つけることができます。
● 社会調査設計と実施方法
● 学歴社会の社会意識論
● 宗教を理解する
● 宗教における社会調査データの収集方法と分析方法
● 調査データの解析実習
授業内容
福祉社会グループ
福祉を通して人間を見る
さまざまな社会制度(社会保障、家族、市場、市民社会など)は、互いに関係しながら、私たちの生活の質に大きな影響 を与えています。医療、介護、保育は政府が保障するものなのか、市場で購入するものなのか、それとも家族の責任な のか。「働かざる者食うべからず」という考え方をどう捉えるか。現代社会の変容を踏まえ、また諸外国の取り組みと 比較しながら、今後のあるべき姿を考えます。
● 社会福祉の国際比較
● 福祉国家の発展と変容
● NPOと福祉のまちづくり
● スウェーデンの福祉システム
● グローバル化と社会政策
● 社会的排除と社会的包摂
● 社会保障を支える思想
● 福祉社会とボランティア
授業内容
人類学グループ
文化を通して人間を見る
理論とフィールドワークを通じて人間と文化の問題を扱います。とりわけ、グローバリゼーションの時代とし て現代を捉え、その中における文化の役割を国際的視野で解明しようとしています。儀礼、神話について研 究するだけでなく、私たちは、現代社会における技術の問題、紛争の問題をも研究対象として、文化について 考えています。
● グローバル化とコンフリクト
● 芸術・ゲーム・文化
● 人類学と国際協力
● 「みんぱく」をフィールドワークする
● 科学技術と文化
● 先住民文化の保存と継承
● 未来の民族誌
● 芸術・身体表象・ジェンダー表現
授業内容
現代人間学グループ
哲学を通して人間を見る
現代社会の諸問題を哲学から取り組んでいきます。科学の哲学、自然や生命、芸術や医療、そして政治や歴 史、諸文明の交流といったさまざまなトピックを扱います。ときには自然科学や医学など他領域の研究者や実 践者のもとでフィールドワークを行い、あるいは共同作業をする新しい形の哲学研究を提案しています。
● 科学哲学入門
● 認知システムと社会
● 言語哲学
● 近代化とはどのようなものか
● 空間と建築と環境
● 精神分析と言語の現象学
● マックス・ウェーバーと同時代人
● 賭博の哲学
授業内容
学 科 紹 介
SUBJECTS
Sociology, Modern Thought and Anthropology
http://www.hus.osaka-u.ac.jp/ja/info/2018/ug/shakai
教育学科目 Education WEB
人間形成と教育を
科学的に探究する
教育学科目では、人間が生涯にわたって成長・発達する道筋と、それを支える教育・学習環境のあり方を、さまざまな専門分野から 多角的に探究。人間形成をミクロとマクロの視点から解明します。
幼児期から老年期まで、人間の生涯にわたっての成長、発達、学びにまつわる諸問題に取り組みます。このような人 間形成をめぐる現象は複雑で多岐にわたりますが、教育学科目に属する研究分野では、そこに主として2つの方向 からアプローチします。1つは、現場での実践を中心に据えて臨床的な経験知を蓄積していくアプローチ。これは 人間形成をいわばミクロな視点でとらえようとするものです。もう1つは、社会環境との相互作用を見出し理論構 築をしていくアプローチで、こちらは人間形成をマクロな視点から理解する試みと言えます。
教育学の奥深さを学んでほしい
小野田 正利
先生( 教育制度学 )
臨床心理学
多様な観点から
臨床実践と研究に触れる
臨床心理学研究分野はさまざま な心理的問題の発生過程と克服 過程について、あるいはその本質 や関連領域との接点について多 様な観点から実践的研究を進め ています。
ミクロ マクロ
ミクロ マクロ
教育制度学
学校現場に元気と自信を
子どもの成長発達に資するための「学校」のなり たちや仕組みと問題点を、法律学、政治学、経済 学、社会学、経営学、心理学、福祉学などの多様 な視点からとらえ、改善や改良のためのさまざ まな方策を考えます。
ミクロ マクロ
生涯教育学
一人ひとりが充実した人生を
送るための生涯教育
民主的で公正な社会を実現することは、生涯教育の 基本的課題です。本分野では、生涯教育についてさま ざまな角度からアプローチしますが、とくに平等の実 現や不平等の是正という観点から研究を行います。
ミクロ マクロ
教育社会学
社会調査データや統計資料から
実証的にアプローチする
学校化社会と呼ばれる現代では、社会生活の多様な 側面に教育が関わりをもっています。教育社会学の面 白さは、社会科学の視点から、そうした教育と社会の 関係を広く、また深く解明していくところにあります。
ミクロ マクロ
教育心理学
学びの場を作ろう、
活かそう
社会における個人の発達、つまず きとその回復について実践的研 究を行います。情緒性・社会性の 発達に即した行動変化のための 教育心理学的働きかけと、成長を 支える環境や体制をどのように作 っていくのかが課題です。
ミクロ マクロ
教育人間学
私たちはどのような行為
を「教育」と呼ぶのか?
ミクロ マクロ
教育文化学
文化としての教育を
考える
教育文化とは、教育に関する価値 観、慣習、制度などの総体のことで す。本分野では、学校や地域など の教育の場に関わりつつ、教育文 化の生成・変容の過程を明らかに し、より良い教育文化を構築する
方策を探ります。 日々の教育実践が教育実践である
ために従わなければならない行為 の規則。日々の教育実践によって維 持され作りかえられていく行為の 規則。いわば教育という行為の文 法。これを解明することが私たちの 課題です。
人間形成の解明において、各教育分野の位置づけが分かります。
ミクロ マクロ
教育コミュニケーション学
人間のコミュニケーションと
思考を探求する
教育コミュニケーション学分野では、人間の認 知特性を把握した上で、合理的・創造的思考支 援のためのコミュニケーションを科学的に追究 しており、認知心理学的な実証研究から学習・教 育に関わる開発研究までの広い範囲をカバー しています。
ミクロ マクロ
教育工学
テクノロジーから
教育の未来を構想する
例えばインターネットや電子教科 書は教育に何をもたらすのでしょ う。情報技術によって急変する社 会環境に対応しつつ、しかし翻弄さ れることなく、人間を中心においた より良い教育方法のあり方を探究 します。
ミクロ マクロ
学 科 紹 介
SUBJECTS
http://www.hus.osaka-u.ac.jp/ja/info/2018/ug/kyoiku
共生学科目
(Kyosei Studies
「多元性を互いに認め合い、対等な関係を
築きながら、ともに生きる」実践と研究
未来共生学講座 【共生学の領域】
民族、言語、宗教、ジェンダー・セクシュアリティ、病気・障がい等、さまざまな違いを有する人びとが、それぞれの文化やアイデンティティの 多元性を互いに認め合い、対等な関係を築きながら、ともに生きる。その「共生」という課題に対する理論的・実践的な「解」を探求します。
現代社会のさまざまな人権・差別問題やその他の共生に関わる諸問題に対して、
過去の現実を踏まえたうえで、共通の未来に向けた斬新な共生モデルの構築を目指します。
2016年に新設された共生学科目には「未来共生学講座」と「グローバル共生学講座」の2つの講座が あり、それぞれ4つずつの研究分野で成り立っています。共生学科目の使命は、人間科学部が蓄積して きた教育・研究活動の成果を土台として、一方では「人間が人間らしく生きる」とはどういうことかという 原点に立ち返り、他方では21世紀のグローバル社会の状況を反映した「共生学」を構築することです。 共生は、社会の状態ではなく、社会の目標。研究・実践を通して、ともに創り上げていきましょう。
社会的課題を扱う、実践的な学問
稲場 圭信
先生 ( 共生社会論 )共生の人間学
共生のフィロソフィーを探る
共生のメチエに対して必要な哲学的・思想的な 基盤を、臨床や教育を含めた幅広い視点から、実 践への提言も含めて探ります。
共生行動論
多様な言動が交差する現場から
災害、高齢社会、多言語多文化地域形成などの 現場に赴き、現場の当事者とともに実践を重ね、 現場に届く研究を進めます。
共生社会論
多様性に基づいた支え合う社会へ
多様な人的・社会的資産を認め合い、協働する ことで社会的諸課題を解決、共生社会の構築に 向けた理論・方法論を探究します。
共生教育論
共生社会作りの教育課題を探求
中等・高等教育段階を対象に、フォーマルとイン フォーマルの両面から、とくに広義の共生社会に 向けての教育課題を探究します。
グローバル共生学講座
世界のさまざまな国と地域の「現場」における、対立と共生をめぐるローカルな実践に注目しつつ、グローバルな視点から共生のあり方を探究します。
国際協力学
健康や教育、貧困問題と向き合う
途上国の開発課題について、人びとの暮らしに 寄り添いながら、教育学、国際保健医療学、人類 学などに基づく学際的な研究を進めます。
多文化共生学
Subjectivityの歴史と現在
歴史学と人類学の対話から多様な主体性と内 在する他者性を、身体やジェンダー、中国系の 移動、Sinicization等の現象にとらえます。
地域創生論
グローバルな世界を地域研究から
健康、福祉、食、環境、災害などのテーマを取り上 げ、理論と実践、言語運用能力をいかしたフィー ルドワークに基づく実証研究を行います。
コンフリクトと共生
コンフリクトから共生を模索する
人類のコンフリクト(紛争、葛藤、摩擦、利害対立) を人類学や動物行動学に基づいて考察し、その 先にある共生を検討します。
学 科 紹 介
共生の人間学の教員の著書
共生の人間学の教員の著書 東日本大震災被災地(岩手県野田村)での活動東日本大震災被災地(岩手県野田村)での活動 教員とゼミ生の集い教員とゼミ生の集い ゼミでの発表の様子ゼミでの発表の様子
ケニアの小学生への聞き取り調査
ケニアの小学生への聞き取り調査 香港北角、移住者の暮らし方のひとつ香港北角、移住者の暮らし方のひとつ 被災したカンタベリー大聖堂広場被災したカンタベリー大聖堂広場 儀礼における攻撃行動。南スーダン儀礼における攻撃行動。南スーダン
SUBJECTS
)
WEB
http://www.hus.osaka-u.ac.jp/ja/info/2018/ug/kyoseiCritical Studies in Coexistence, System and Conviviality
世界とつながる国際教育
人間科学部には、留学生を中心とする日本の普通高等学校以外の教育課程修了者を対象とした学位コースがあります。このコー スは文部科学省が推進していた国際化拠点整備事業(大学の国際化のためのネットワーク形成推進事業)により設置されました。 多くの授業を英語で開講するとともに、国際教育の推進に先駆的に取り組んでいます。
「学部英語コース人間科学コース」科目を履修してみよう
このコースの名称は「Human Sciences International Undergraduate Degree Program」(学部英語コース人間科学コース)です。同コース は現代社会が直面するさまざまな問題を考察し、グローバルな時代を生きるために必要な知識とスキルを身に付けることを目指す「Global Citizenship」、および批判的・多文化的観点から日本や日本文化、日本と世界との関係を考える「Contemporary Japan」の2つの専攻から構成 されています。コース生以外の人間科学部の学生も、英語力など必要な条件を満たせば同コースの授業を受講することができますので、ぜひチャ レンジしてください。
学生サポート
資格・進路
人間科学部では、学生の皆さんを、学習面、進路面、生活面といったさまざまな形で支援しています。豊かで充実した学生生活を 送ることができるように、また、研究・学習環境が少しでも良くなるように、いつでも気軽に利用できる相談窓口として、専任教員が 在室している学生支援室を設置しています。
留学・国際交流
人間科学部には、数多くの留学生、留学経験者、留学を希望する学生が在籍しています。
世界に広がる学びと文化交流のための国際交流室
国際交流室では、留学を希望する学生に情報提供や相談を行ったり、海外からの留学生に生活、教育、研究に関する支援を行ったりしています。 また、異文化交流のためのイベントの企画や開催を通して、人間科学部の皆さんが充実した大学生活を過ごせるよう支援しています。
「学内留学」できる時代!
世界各国で活躍してきた教員による英語での授業を受けられることは、このコースの最大の特徴です。授業ではインタラクティヴな教育方法が活用 され、受講生全員がディスカッションに参加できる体制になっています。国際色豊かなコース生とともに学ぶ教室はまさに「学内留学」状態。学生の皆 さんにとって大いに刺激になることでしょう。今、日本の多くの企業が、高度な英語能力を備え、ものごとをグローバルな視野でとらえることのできる 人材を求めています。自分の専門分野の知識を深めつつ、これらの授業に積極的に参加して、国際社会で活躍できる力をぜひ身に付けてください。
もっと「学部英語コース人間科学コース」について知りたい人はホームページへ !
●生活上の諸問題に関する相談(ハラスメント問題を含む)
●就職に関する相談
●進学に関する相談
●進路に関する相談
●インターンシップに関する相談
●卒業生訪問や卒業生との連携に関する相談
●中学校教諭一種免許状(社会科)
●高等学校教諭一種免許状(地理歴史、公民)
●社会教育主事/社会教育、生涯教育の企画立案などを行う教育公務員です。
●認定心理士/心理学の基礎知識・基礎技術を習得したと認定された人のことです。
●社会調査士/社会調査の基礎能力を有する専門家です。
●臨床心理士/大学院を修了し、心理テストや心理カウンセリングを行う心理職専門家です。
リンネ大学
社会福祉学部(スウェーデン王国) 南デンマーク大学人文学部(デンマーク王国) パリ・ディドロ大学社会福祉学部(フランス共和国) 北京第二外国語学院日本語学部(中華人民共和国)
http://g30.hus.osaka-u.ac.jp
I N F O R M A T I O N 人間科学部が交流協定を結んでいる大学部局(例)
●就職・進学・進路・公務員試験等各関連文献(閲覧・貸し出し可)
●就職関連情報(会社案内・求人案内)
●卒業生リスト
●大学院関連情報(大学院案内・募集要項)
●進路に関する相談
●インターンシップ関連情報
●履歴書(無償配布)
学生支援室で受け付ける各種相談
取得できる資格・免許
卒業生の就職先
(2014年度∼2016年度)学生支援室で利用できるもの
例年、卒業生の2割程度が大学院に進学し、 5∼6割程度が民間企業に就職、1割程度が 公務員になっています。
進 路
●農業・林業
●建設不動産業
●製造業
●電気・ガス・水道業
●情報通信業
●運輸
●卸売・小売業
●金融・保険業
●サービス
●医療・福祉
●教育
●公務
西垣林業
戸田建設、大和ライフネクスト、一条工務店、野村不動産、ザイマックスビルマネジメント、ジェイアール西日本不動産開発 他
〈食品・飲料等〉味の素ゼネラルフーヅ、UCC上島珈琲、アサヒ飲料、サントリーホールディングス、サッポロビール、江崎グリコ
〈化学工業等〉カネカ、クラレ、JSR、ピアス、三井化学、帝人、第一三共
〈鉄鋼・機械等〉アイシン精機、山本金属製作所、中西金属工業、マキタ、ダイキン工業、川崎重工業、日立造船 他
〈電気・情報機器等〉京セラ、日立製作所、三菱電機、日本IBM、富士通
〈他の製造業〉トヨタ自動車、今治造船、日産自動車、マツダ、ライオン、旭硝子、任天堂 他 関西電力、九州電力、大阪ガス
NTTデータ、NTTドコモ、サイバーエージェント、レコチョク、熊本日日新聞社、世界思想社教学社、愛媛新聞社、朝日新聞社、NTT西日本、日本総合研究所、毎日新聞社、 楽天、コロプラ、ソフトバンク、ソフトバンクモバイル、ソリトンシステムズ、学研プラス、京信システムサービス、TBSテレビ、東京スポーツ新聞社、日本放送協会(NHK)、 オービック、毎日放送、Sky、クラシエホールディングス、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ネオマーケティング、富士通ITマネジメントパートナー 他
JAL、JR西日本、京阪電気鉄道、近畿日本鉄道、阪急電鉄、西日本高速道路、JR九州、鈴与 他
伊藤忠商事、丸紅、住友商事、三井物産、日鉄住金物産、セブン・イレブン・ジャパン、ニトリ、東レ・メディカル、西松屋チェーン、髙島屋、セツヨーアステック、 ゲオホールディングス、パル、ライフコーポレーション 他
あおぞら銀行、かんぽ生命保険、みずほフィナンシャルグループ、みずほ銀行、りそなホールディングス、南都銀行、関西アーバン銀行、紀陽銀行、京都銀行、
三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、北陸銀行、商工組合中央金庫、池田泉州銀行、イオンクレジットサービス、ソニー損害保険、愛媛銀行、千葉興業銀行、京都信用金庫、 三井住友ファイナンス&リース、三井住友海上火災保険、三井住友信託銀行、西日本建設業保証、静岡銀行、大和証券、明治安田生命保険、損保ジャパン日本興亜、 朝日生命保険 他
博報堂、マイナビ、電力中央研究所、NTTデータ関西、シティコム、富士通ビー・エス・シー、野村総合研究所、コベルコシステム、インテージ、サイボウズ、ニッセイ情報テクノロジー、 JSコーポレーション、三菱電機エンジニアリング、新日鉄住金ソリューションズ、オースビー、リンク・マーケティング、ロイヤルホテル、日本データコントロール、山の上ホテル、
JTB中部、リクルートキャリア、バンダイナムコエンターテインメント、Cygames、JICA、セプテーニホールディングス、楽天、ウィルグループ、コーエーテクモホールディングス、 I.S.コンサルティング、地域ブランディング研究所、リクルート、ワークスアプリケーションズ 他
国立病院機構近畿グループ
大学職員(国立・市立)、教員(公立・市立)、アップ、ベネッセコーポレーション、日本学生支援機構、代々木ゼミナール、LITALICO、こうゆう、Go to English、トライグループ、 日本公文教育研究会、ユーデック、日本漢字能力検定協会、成基、類グループ
〈国家〉横浜家庭裁判所、外務省、環境省、矯正局(法務省)、近畿地方整備局、近畿中部防衛局、厚生労働省、経済産業省、裁判所事務官、大阪家庭裁判所、農林水産省、 札幌家庭裁判所
〈地方〉県庁・市役所、教育委員会多数
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