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提案理由の要旨 上越市議会提案議案及び資料 上越市ホームページ

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提 案 理 由 の 要 旨

本日ここに平成 25 年第 5 回市議会定例会を招集し、提案いたしました案件につきましてご 説明申し上げます。

去る 11 月 9 日、私は市長としての重責を引き続き担わせていただくこととなりました。改 めて身の引き締まる思いを強くいたしますとともに、今定例会の冒頭において、2 期目の市 政運営に臨む私の所信についてその概要を申し上げ、市民の皆様並びに議員各位のご理解と ご協力をお願い申し上げたいと存じます。

まず始めに、これまでの任期における市政運営を振り返りますと、その原点は地域社会を 支える人と人、人と地域、地域と地域の多様な関係性と信頼関係を再構築し、合併後の新た な地域社会の創造を標榜することにありました。そのため、私は市長就任に当たり、市民一 人一人を中心に据え、私たちの誰もが、生まれ育ったこのまちに愛着を感じ、いきいきと輝 きながら日々の生活を営むことのできる「すこやかなまち」を“ 目指すまちの姿” として掲 げ、市政運営に努めてまいりました。

一方、この間の社会全体を概観すれば、長引く経済の低迷と国政の転換、東日本大震災の 発生など、我が国の社会経済全体が大きな圧力と変革の波に翻弄され、自治体の行政運営も 極めて厳しい環境の下にあったものと考えております。こうした状況認識に加え、私は、合 併以降の時の経過も考慮する中で、今後の中長期的な財政見通しを基礎として、必要な市民 サービスや将来に向けた価値ある投資を確保し、実現する方途を確立することが最優先と考 え、様々な課題を議会や市民の皆様の前に明らかにしながら、その解決を図る取組も果断に 進めてまいりました。

事務事業の総ざらい、地域事業費枠の撤廃、土地開発公社債務の抜本的な整理、総合事務 所の組織の在り方の見直しなどの取組は、将来における当市の在り様や効果的な行政運営の 基盤を確立する上で不可欠なものとの信念の下で、組織をあげて丁寧な説明と議論を重ね、 当初いただいた厳しいご意見や批判も糧としながら、理解を得ることができるよう進めてま いりました。さらに、これらの成果や課題への対応について、総合計画及び行政改革大綱な どの主要計画との関係性を明確にするとともに、それらを包括した財政計画を策定すること によって、今後の計画的な行財政運営の素地を整えることができたものと考えております。

以上申し上げましたとおり、私にとってのこの 4 年間は、まさに今後の地域経営や行政運 営を行っていく上で避けては通ることの出来ない課題を市民にお示しすること、そして共に その解決に向けた議論を行い、解決への道筋を見出していく関係性の構築を主眼に取り組ん だものでありました。2 期目の任期におきましては、設定した諸課題について、引き続きそ

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れを解決するための方策を具体化し、実施してまいりたいと考えております。

このたび公約に掲げました「ともに未来へ!」とは、市政の厳しい現状を単に市民と共有 するだけでなく、丁寧な説明と真摯な議論を重ねる中で相互の英知を導き、信頼関係を築い ていくことであり、共に課題解決に取り組むことによって、次世代につなぐ持続可能なまち の姿を展望し、その基盤を強固なものにしていきたいという私の決意と覚悟を現すものであ ります。

その上で 2 期目の市政運営に臨むに当たり、私は新たな公約のメインテーマとして、行財 政改革の推進を掲げさせていただきました。平成 27 年度以降、普通交付税等の合併算定替の 特例措置が段階的に縮小し、財源が大きく減少することが見込まれる中、必要な行政サービ スの安定的な提供と将来に向けた価値ある投資を実現していくためには、実効性の高い行財 政改革の取組を、速度を上げて実行していかなければなりません。引き続き、現行の第 4 次 行政改革大綱及び同推進計画に定めた取組を推進するとともに、平成 27 年度以降の取組につ いて、第 5 次行政改革大綱の素案としてまとめる作業に着手したところであります。

さらに公約では、厳しい財政状況の下であっても今まさに必要と考える施策を精選し、「あ んしん」、「まなび」、「いきがい」、「にぎわい」の 4 つの視点から 22 項目をお示しいたしまし た。それぞれに 4 年間のロードマップを整理しながら、重点的な取り組みを進め、確実に実 施してまいりたいと考えております。また、新年度の予算編成においては、引き続き第 5 次 総合計画に基づく 4 つの重点施策及び 3 つの重点テーマに基づく施策、事業に優先的な財源 配分を行うこととしており、これまでの市政運営との継続性を考慮するとともに、2 期目の 行政運営の視点と公約に基づく取組を新たに加えることで、より一層の充実を図ってまいり たいと考えております。

また、新年度は高田開府 400 年を始め、合併から 10 年、さらに北陸新幹線の開業を迎える という節目の年となり、私たちが新たな時代の訪れを実感する 1 年となります。この絶好の 機会を逸することなく、にぎわいと交流をもたらし、観光、産業、医療や福祉など様々な分 野において生活の質が高まり、市民の皆さんが豊かさを実感できるよう精一杯取り組んでま いります。

当市が直面する行政運営上の課題は様々でありますが、私は、これらの課題を乗り越えて 目指すところは、「人が輝くまちづくり」、「すこやかなまちづくり」を通じた「人が生き生き と暮らし、集う、誇りと愛着を持つことのできる活力に溢れたまち」の創造にあると確信し ております。その信念の下、今後も市政運営の先頭に立って邁進してまいりますので、引き 続き、議会を始め市民の皆様のご理解とご支援を心からお願い申し上げます。

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以上、2 期目の市政運営に当たっての基本的な考え方について申し上げましたが、具体的 な諸施策につきましては、新年度予算の提案の際にあわせて申し述べさせていただきたいと 考えております。

それでは、提案いたしました案件につきまして、その概要をご説明申し上げます。

最初に、補正予算の主な内容についてご説明いたします。

〇 議案第 190 号は、平成 25 年度上越市一般会計補正予算であります。

歳入歳出予算総額に 3 億 3, 177 万円(以下、万円未満省略)を追加し、予算規模を 1, 063 億 9, 535 万円とするものであります。

今回の補正では、新幹線の開業を控え、新幹線まちづくり推進上越広域連携会議交付金 を増額し、関係事業の充実を図るほか、新水族博物館の整備に向けた基本設計業務の準備 経費、 私立保育園の入園児童数が当初見込みを上回ったことによる児童保育委託料、介助 等が必要な児童生徒に対して特別支援教育支援員を配置するための経費、浦川原区内で発 生した地滑り災害の復旧工事費などを補正するものであります。

また、歳出予算の全般において、職員人件費では、人事異動に伴う職員構成の変動等に より予算を整理するとともに、時間外勤務手当の不足見込額等を補正するほか、光熱水費 では、電気料金の値上げに伴い、今後不足が見込まれる各施設の電気料を補正するもので ありますが、個々の事業別説明は省略させていただきます。

なお、給与改定につきましては、本年度の新潟県人事委員会の勧告に準じて行わないこ とといたしました。

それでは、歳出予算から款を追って主な補正内容をご説明いたします。

〇 総務費は、400 万円の補正であります。

新幹線整備促進費では、平成 26 年 4 月から 6 月にかけて行われる新潟デスティネーショ ンキャンペーンを見据える中で、新幹線まちづくり推進上越広域連携会議が、開業PRの 効果を高めるために実施する 1 年前イベントなどの経費に対する交付金を増額し、関係事 業の充実を図るものであります。

新水族博物館整備事業では、新水族博物館の整備に向け、平成 26 年度にかけて実施する 基本設計業務を円滑に進めるために必要となるボーリング調査委託料及び業者選定費用を 補正するものであります。

〇 民生費は、1 億 231 万円の補正であります。

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福祉業務管理システム開発・運営費では、障害者総合支援法の一部改正に伴い、福祉シ ステムの改修に要する経費を補正するものであります。

保育所運営費職員人件費では、公立保育園の入園児童数が当初見込みを下回ったこと及 び保育料の階層別人数が当初見込みから変動し、保育所運営費負担金が減少したことに伴 い、財源を組み替えるものであります。

公立保育所運営費では、平成 27 年 4 月に始まる子ども・子育て支援新制度に対応した電 子システムの導入経費などを補正するものであります。

私立保育所運営費では、私立保育園の入園児童数が当初見込みを上回ったことから、児 童保育委託料を補正するものであります。

特別保育事業では、0 歳児及び 1 歳児の入園児童数が当初見込みを上回り、保育士の配 置数が増加したことから、未満児保育事業委託料を補正するものであります。

〇 衛生費は、1, 073 万円の減額補正であります。

ごみ焼却施設管理運営費では、クリーンセンターで使用している重油の単価が当初見込 みを上回ったことなどから、所要の経費を補正するものであります。

〇 商工費は、4, 311 万円の補正であります。

直江津港振興事業では、外貿定期コンテナ利用促進支援補助金の申請が当初見込みを上 回ることから、荷主企業に対する補助金を補正するものであります。

観光企画費では、毎年 2 月に安塚区、浦川原区、大島区で一体的に実施している「灯の 回廊」に新たに牧区が取り組むとともに、世界記録へも挑戦することから、所要の経費を 補正するものであります。

観光施設等管理事業では、三和ネイチャーリングホテル米本陣浴室棟の老朽化に伴う改 修工事について、入込みの多い夏休み前までに完了させるため、今年度中の工事発注に必 要な経費を補正するものであります。

〇 土木費は、3, 823 万円の補正であります。

除雪費では、除雪車購入費の確定に伴い、予算を整理するとともに、除雪車の冬期前修 繕が当初見込みを上回ったことから、今冬の円滑な除排雪に向けて、今後見込まれる修繕 経費を補正するものであります。

砂防事業費は、浦川原区顕聖寺地内において県が行う急傾斜地崩壊防止工事に対する負 担金を補正するものであります。

〇 消防費は、512 万円の補正であります。

消防団活動費では、台風などの災害が相次ぎ、消防団員の警戒活動やポンプ排水活動が 増加したことなどから、今後不足が見込まれる消防団員の出動費用弁償を補正するもので

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あります。

〇 教育費は、752 万円の補正であります。

小学校通学援助費では、国庫補助金の内示に伴い、財源を組み替えるほか、中学校通学 援助費では、遠距離通学する生徒数が当初見込みを上回ったことから、所要の経費を補正 するものであります。

小学校学習指導支援事業及び中学校学習指導支援事業では、県の緊急雇用創出事業臨時 特例基金事業を活用し、個別の介助等が必要な児童生徒に対して特別支援教育支援員を配 置するため、それぞれ所要の経費を補正するものであります。

〇 災害復旧費は、1 億 1, 000 万円の補正であります。

道路橋梁災害復旧費では、本年 4 月に浦川原区横住地内の市道中島広見線で発生した地 すべり災害に伴う復旧対策工事に係る経費を補正するものであります。

次に、歳入についてご説明いたします。

〇 分担金及び負担金は、公立保育園の入園児童数が当初見込みを下回ったこと及び保育料 階層別人数の当初見込みに変動があったことなどから、保育所運営費負担金を減額補正す るものであります。

○ 国庫支出金は、私立保育園の入園児童数が当初見込みを上回ったことから、保育所運営 費負担金を補正するほか、公共土木施設災害復旧費負担金などを補正するものであります。

○ 県支出金は、保育所運営費負担金及び未満児保育事業補助金のほか、安心こども基金事 業補助金、緊急雇用創出事業臨時特例基金事業補助金を補正するものであります。

〇 繰入金は、今回の補正予算の収支の均衡を図るため、財政調整基金から所要額を繰り入 れるものであります。

〇 諸収入は、東日本大震災の復旧事業などに従事するため、当市が宮城県石巻市、山元町 及び十日町市などへ派遣している職員の人件費について、派遣先の自治体が負担する派遣 職員給与等負担金を補正するものであります。

〇 市債は、歳出事業費の補正等にあわせて整理するものであります。

〇 第 2 表は、債務負担行為の補正であります。新水族博物館の整備に向けた基本設計業務 委託のほか、米山の下牧登山口における休憩施設の整備に向けた実施設計業務、三和ネイ チャーリングホテル米本陣の浴室棟改修事業、小林古径記念美術館において小林古径の作 品等を購入するための経費について、新たに債務負担行為を設定するものであります。

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〇 第 3 表は、地方債の補正であります。

歳入予算に計上した市債と同額の限度額補正を行うものであります。

〇 議案第 191 号から議案第 199 号までは、平成 25 年度上越市国民健康保険特別会計を始め とする各特別会計の補正予算であり、主に人事異動に伴う職員構成の変動等により職員人 件費を整理するとともに、時間外勤務手当の不足見込額等を補正するものであります。以 下、それ以外の補正内容について特別会計ごとにご説明いたします。

下水道事業特別会計では、国の社会資本整備総合交付金の減額配分に合わせて汚水管渠 整備に係る工事請負費等を減額するほか、今後の執行見込みにあわせて、新幹線新駅地区 の雨水工事の減額補正などを行うものであります。

農業集落排水事業特別会計では、電気料金の値上げに伴い今後不足が見込まれる排水処 理施設の電気料を補正するほか、県の道路改良工事等に伴う管渠の移設に要する経費など を補正するものであります。

ガス事業会計から工業用水道事業会計までは、10 月から実施している給与等の削減によ る職員給与費の減額や、電気料金の値上げに伴い今後不足が見込まれる動力費等を補正す るほか、ガス事業会計及び水道事業会計では、市下水道工事の執行見込みにあわせたガス 水道管の移転補償工事に係る経費の減額補正、簡易水道事業会計では、県道路改良工事の 中止に伴い、同時に実施する予定であった水道管入替工事に係る経費を減額補正するもの であります。

続いて、条例案件等についてご説明申し上げます。

〇 議案第 200 号 上越市子ども・子育て会議条例の制定は、子ども・子育て支援法の規定に 基づき設置する「上越市子ども・子育て会議」の所掌事務及び組織等を定めるものであり ます。

〇 議案第 201 号 一般職の職員の給与に関する条例の一部改正及び議案第 202 号 上越市企 業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正は、大規模災害からの復興に関する 法律の施行を受け、災害派遣要請に基づき復興計画の作成等のため派遣された職員に対す る災害派遣手当の支給に係る規定を整備するものであります。

〇 議案第 203 号 上越市総合計画審議会条例の一部改正は、上越市自治基本条例の規定を受 け、当該審議会の委員に公募に応じた市民等を加えるものであります。

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〇 議案第 204 号 上越市道路占用料等徴収条例の一部改正は、道路法の一部改正に伴い、国 の事業で道路占用料を徴収することができるものが廃止されたことから、当該占用料の減 免の対象等から国の行う事業を削るものであります。

〇 議案第 205 号 上越市営住宅条例の一部改正は、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保 護に関する法律の一部改正を受け、優先的に選考して市営住宅に入居させることができる 対象者に、生活の本拠を共にする交際相手による暴力の被害者を新たに加えるものであり ます。

〇 議案第 206 号 上越市ガス供給条例の一部改正及び議案第 207 号 上越市液化石油ガス供 給条例の一部改正は、原料ガス購入価格の上昇及び消費税率の引上げを受け、都市ガス及 び液化石油ガスの料金を改定するものであります。

〇 議案第 208 号 上越市農業委員会の選挙による委員の選挙区の設定に関する条例の一部 改正は、いわゆる第 3 次地域主権改革一括法の成立に伴う農業委員会等に関する法律の一 部改正を受け、農業委員会の区域に複数の選挙区を設ける場合の政令で定めていた基準が 削除されたことから、当該政令の引用条項を削るものであります。

〇 議案第 209 号から議案第 216 号までは、第 4 次上越市行政改革大綱及び同推進計画に定 める上越市公の施設の再配置計画に基づき、頸城三分一駐車場など 9 施設の供用を廃止し、 それぞれ関係する条例について一部改正又は廃止するものであります。

〇 議案第 217 号及び議案第 218 号の市道路線の廃止及び認定は、路線の組替えに伴い 1 路 線を廃止するほか、生活関連道路など新たに 3 路線を認定するものであります。

〇 議案第 219 号から議案第 222 号までは、第 4 次上越市行政改革大綱及び同推進計画に定 める上越市公の施設の再配置計画に基づき、寺野ふれあい交流センターなど 4 施設につい て地元町内会などに無償譲渡するものであります。

以上、提案理由を申し上げましたが、慎重ご審議の上、速やかにご賛同くださるようお 願い申し上げます。

参照

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