第 3 回目授業
2011 年度
情報科教育法 ( 二 )
本日の流れ
1. 前回の振り返り・受講生の声
2. イントロダクション ~みんなの予習~
3. ロールプレイディスカッションの全体説明 4. ロールプレイディスカッション
– 「グループワークの評価方法について」 – 「 SNS 上におけるモラルの問題について」 5. 発表 ( ロールプレイディスカッション内容 ) 6. まとめ・先生のお話
7. 次回連絡・レポート提出
前回の振り返り・受講生の声
第 2 回目
前回の振り返り①
• グループディスカッション
• 参加者が意見や情報の交換をしたり、問題を 解決したりする協力型の議論形態
• お題
• 「私ならこうする情報の授業」
前回の振り返り②
• グループディスカッション
– 教授方略の 1 つ
<高められる力>
① 自分の考えを周囲に伝える力
② 他人の意見をしっかりと聞く力
③ 新しい意見を生み出す力
前回の振り返り③
• 授業
新たな気付き
・授業形態
・内容・目的
・ねらい
受講生の声①
• 高橋 愛実さん
• グループディスカッションは自分の意見を言えた り、他の人の意見が聞いたりすることができる点 が長所ではないかなと思います。しかし、意見を 発表するのが苦手な人にとっては自分の意見を出 しにくいという点がグループディスカッションの 短所ではないかなと思います。あとグループディ スカッションは進行する人が意見を言いやすい環 境を作ることが重要だと感じました。
受講生の声②
• 上島 泰成さん
– 情報科の授業について教えられることの壁を 感じました。いくら頑張って教えようとも所 詮は副教科なので学習についての議論が白熱 すると、そこまで副教科で教えなくていいと 思えてしまいます。
イントロダクション
~みんなの予習~
【 【 ~ ~ 10/5( 10/5( 水 水 ) ) 最終結果発 最終結果発
表 表 】 】
8 章 e ラーニングと
インストラクショナルデザイン
情報技術によるコミュニケーション・ ネットワーク等を使った主体的な学習
教育活動の効果・効率・魅力を高めるた めの
手法を集大成したモデルや研究分野 e- ラーニン
グ
インストラクショナルデザイ ン (ID)
8 章 e ラーニングと
インストラクショナルデザイン
Objective
学習目標
Assesment
Contents 評価方法
教育内容
8 章 e ラーニングと
インストラクショナルデザイン
・この学習法法は客観的にみると何点か欠点がある。 それは、個人の努力によって成績にばらつきが
出てくるということである。この状態が 1 年 2 年と続くと 大変な学力の差が生まれるであろう。
私は e- ラーニングの授業と学校に足を運んで行う 従来通りの授業とを上手く混ぜ合わせて、
お互いのいいところを生かし、悪いところを 埋めあっていくような授業を考えていきたい。
橋本さん
10 章 教科「情報」における
ICT の位置づけ
・ ICT をツールとして活用をして「人と人」「人と モノ」
などとのコミュニケーションをとることは便利であ り
これからの社会、高度情報通信社会・ユビキタス ネットワーク社会になっていっておりどこからでも ネットワークにアクセスできる反面、いつでも相手 と
連絡を取れることからそのことによって起きる問題 など、
情報モラルや情報安全教育もさらなる充足が必要で ある
と感じる。
赤松さん
10 章 教科「情報」における
ICT の位置づけ
・私は情報の授業は携帯やパソコンを今以上に利用して 情報モラル教育に力を注ぐべきではないかと思う
高校では大抵携帯を学校に持ってきてはいけないと ルールがあるが、私は携帯の利用を禁止するのではな く情報の授業で携帯を使って情報機器を扱うに対しての ルール、つまり情報倫理教育と情報安全教育の
2つを混雑している情報モラル教育を 学んでほしいからである。
高橋さん
10 章 教科「情報」における
ICT の位置づけ
多様で自由かつ便利な「コミュニケーション」 の実現↓
情報モラル教育の充実の必要性
多様で自由かつ便利な「コミュニケーション」 の実現↓
情報モラル教育の充実の必要性
ロールプレイディスカッショ
~全体の説明~ ン
ロールプレイディスカッションと は?
• ある特定の立場の人になったつもりで、 ある問題について考え、ディスカッショ ンを行う
ロールプレイのルール
• 常に与えられた役柄になったつもりで、 ディスカッションを行う
– 役割に固執しなくても良い
• どのような結論になったのか、授業の終 わりに発表
ロールプレイサンプル
by TT
ロールプレイサンプル
• お題「カツオは中島の遊びに応じるべき か」
• シナリオ
学校から帰って、カツオは今から中島と遊んで来 ると外出しようとしました。その時、サザエさんが 勉強しなさいといってカツオを遊びに行かせません でした。その夜、その件について、サザエ、マスオ
、カツオ、フネの 4 人で家族会議が開かれました。
http://dvd-cd-
label.blogspot.com/2011/03/dvd_11.html
サンプル配役
• サザエ [ 反対 ] :左右田
• カツオ [ 賛成 ] :松下
• マスオ [ 賛成 ] :曽利
• フネ [ 中立 ] :久保田
http://dvd-cd-
label.blogspot.com/2011/03/dvd_11.html
ロールプレイテーマ
I . I . グループワークの評価方法につい グループワークの評価方法につい
て て
II. II. SNS SNS 上におけるモラルの問題につい 上におけるモラルの問題につい
て て
ロールプレイディスカッショ
~発表~ ン
「グループワークの評価方法について
」
「 SNS 上におけるモラルの問題につい て」
まとめ・次回連絡
ロールプレイのねらい
2 つのテーマ・それぞれのねらい
ロールプレイのねらい (1)
• ロールプレイとは・・・ ?
– 役割演技
• を会得させる学習 法
問題の解決 問題の解決
法法
問題の解決 問題の解決
法法
ロールプレイのねらい (2)
• 異なる立場の理解
• 社会集団の理解
情報モラルを教える
際・・・ パソコンの向こう側の人
を想像するという指導
グループワークの評価方法
について考える
• 「フリーライダーの存在
– グループワークを授業内で取り入れた際に
、実際に起こりうる問題
→ 事前に想定 ( 問題点と解決策 )
SNS 上における
モラルの問題について
• SNS の必要性について考えるのではない
– 投稿をされたくない理由 – 理由に基づいた解決策
※SNS をどのように利用していくか
次回連絡
・宿題について (1) (2)
・次回授業について
・くじ引き
宿題について (1)
facebook 書き込み
①1 章と 6 章を読んで、
・学んだこと、感じたこと
・疑問(調べたこと)
② 本日の授業の感想
宿題について (2)
ディベートのテーマ 2 つについて
各自下調べ
→ 有利に討論を進めるため
→ 賛成・反対どちらに回ること
になるかは当日に決定します
次回授業について
班対抗ディベート大会
・テーマ 1
ディスカッションを高校の情報の授業
取り入れるべきか に
・テーマ 2
教科情報が選択科目である
学校も存在していいか
持ち物:各自テーマについて下調べしたデー タ