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第3章 合併の施行 63~82ページ PDFファイル 長野市・豊野町・戸隠村・鬼無里村・大岡村 市町村合併について 長野市ホームページ

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(1)

第3章 合併の施行

(2)

1 合併施行に向けた準備

½1 事務の移行作業

ア 条例・規則等の整備

合併協議では、合併後の条例、規則等の取扱いについては、長野市の条例、規則等を適用 することとされました。このため、行政制度・事務事業の調整内容を踏まえ、合併日までに、 条例、規則等の新規制定、一部改正を行う必要がありました。

長野市では、平成15年8月に合併に伴う例規整備の基本方針を各担当課に示し、市と各町 村の条例規則の突合作業を経て、平成16年12月市議会定例会に経過措置の設定や新たな公の 施設の設置など122件の条例を上程し、57本の規則その他訓令要綱と併せて公布しました。

イ コンピュータシステムの統合

各町村では長野市とは異なる住記・税等のシステムを利用していましたが、長野市のシス テムに統合することとし、平成15年9月から基本設計を行い、平成16年1月から開発に取り かかりました。原則として新たな機能を追加するための開発は行わず、各町村のデータを長 野市のシステムに安全に移行することを最優先して作業を進めました。

1月1日合併という日程により、年末年始休みの6日間でシステム統合を行うことができ、 住民サービスへの影響もなく、スムーズに事務を移行することができました。

ウ 打ち切り決算

平成16年度の各町村の決算については、通常の決算と異なり出納整理期間がなく、合併の 前日をもって打ち切り決算となります。このため、各町村では11月末までに主な予算執行を 行い、その後12月末日までを仮出納整理期間と位置づけ、予算執行の整理を行いました。

また、合併前に執行及び収入できないものについては、未収金、未払金として長野市に引 き継ぎました。

なお、各町村の平成16年度決算の認定については、長野市の6月定例会で行う予定となっ ています。

エ 補正予算

平成17年1月1日の合併であることから、各町村における平成16年度の残期間分の予算に ついては、長野市に引き継ぐ必要がありました。

このため、歳入歳出とも各町村の平成16年度決算見込額から合併前日における執行見込額 を除した額を基本に、事務的経費のうち長野市の既決予算内で対応可能なものは計上しない こととして必要最小限の補正予算を編成し、平成16年12月市議会定例会に提出、可決されま した。なお、合併に際し、7特別会計及び1企業会計を新たに設置しました。

また、平成16年10月の台風23号による災害復旧に係る補正予算についても旧町村分を併せ て平成16年12月市議会に追加提出し、可決されました。

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(3)

開 催 日 内 容 対 象 者 平成16年9月6日 1市1町3村の合併にかかる事務引継説明会 各課(町村含む。) 平成16年11月16日 合併町村職員事前研修(人事・給与・福利厚生、会

計事務、文書事務、政策形成、市総合計画など) 町村職員 平成16年11月30日

オ 組織機構

合併協定では、合併後の組織機構については、各町村の役場庁舎を支所とし、課制を廃止 しスタッフ制とすることとされました。

支所長は、本庁の課長級とし、予算の再配当によって一定の予算執行権限を持ち、また、 支所長の下には、総務担当、市民担当、産業振興担当及び建設・土木担当を置き、住民の不 安や急激なサービスの低下を招かないよう、長野市内の各支所と比べ、より多くの機能を持 たせることとしました(新支所開所時の組織図については、77ページに掲載)。

カ 一部事務組合等

各町村が加入している一部事務組合(長野広域連合を含む。)については、合併に伴い、 町村の脱退や解散などの手続きが必要になります。このため、総務大臣告示後の平成16年12 月、関係市町村議会における組合規約変更・解散等の議決、関係市町村による協議、県への 申請・届出など、地方自治法に基づく一連の手続きが行われました。

また、豊野町土地開発公社については、所有する財産を長野市土地開発公社に譲渡し解散 することになるため、豊野町では、公社の損失金を処理するため、町議会平成16年6月定例 会、8月臨時会及び9月定例会に損失補てんの補正予算を提出し、可決されました。

キ 職員研修等の実施

合併に当たって各町村と長野市との事務の引継ぎを遺漏なく進めるとともに、合併後の事 務を円滑に実施できるよう、合併にかかる事務引継ぎの説明会、合併町村職員に対する共通 事務等の事前研修を次の日程で開催しました。

また、電算システムや会計システム、その他の各種事務などについては、合併前から合併 後にわたり、それぞれ事務を担当する課において研修を実施しました。

ク その他の準備

・公共施設標示板等の書き換え

・議場改修

½2 住民への周知

ア 広報紙・ホームページによる周知

合併協定の調印後においても、長野地域合併協議会及び各市町村では、協議会だより、広 報紙及びホームページを活用し、合併に向けた法的手続きの状況や合併による住所表示の変

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(4)

■「おじゃまします長野市長です」開催状況

日 時 会 場 参加者数

H16.11.1(月)14:00∼16:00 鬼無里村活性化センター 173人 H16.11.15(月)14:00∼16:00 大岡村文化センター 180人 H16.11.22(月)14:00∼16:00 戸隠村農村環境改善センター 262人 H16.11.24(水)14:00∼16:00 豊野町老人福祉センター 200人 計815人 更に伴う手続きなどについて広く住民に周知しました。

イ ガイドブックの発行

各町村では、合併により町村役場が長野市の支所となることから、支所で取り扱う窓口業 務や各種手続きの内容などをお知らせするため、ガイドブックを作成し、全戸に配布しまし た。

ウ 「おじゃまします長野市長です」の開催

平成16年11月には、各町村の要望に応じて、各町村住民と長野市長との懇談会「おじゃま します長野市長です」を開催しました。懇談会では、町村の住民が抱えている様々な不安が 払拭できるよう、市長が直接参加者に対し合併後の行政制度・事務事業の変化や新たなまち づくりの基本方針などについて説明し、意見交換等を行いました。

エ 看板、懸垂幕・横断幕、ポスター及び新聞広告によるPR

総務大臣の官報告示後、合併施行をPRする看板、懸垂幕・横断幕、ポスターを作成し、 JR長野駅前や市役所・町村役場庁舎等に掲示しました。また、合併施行日の平成17年1月 1日の信濃毎日新聞朝刊に広告を掲載しました。

½3 長野県から長野市への事務引継

豊野町、戸隠村、鬼無里村及び大岡村の区域に係る県事務のうち、合併後、長野市が処理 することとなる事務について、長野県知事から長野市長への事務引継が行われ、県から市へ 事務が移管されました。

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(5)

豊野町閉町式 次第

(敬称略) 1 開式のことば 豊野町助役 谷口 勝英

2 式 辞 豊野町長 萩原 秋夫

3 議会議長あいさつ 豊野町議会議長 須田 幸宏 4 表彰状及び感謝状の贈呈

5 受賞者代表謝辞 代表者 大澤 卓樹 6 来賓あいさつ 衆議院議員 村井 仁 衆議院議員 小坂 憲次 衆議院議員 下条 みつ 衆議院議員 篠原 孝 参議院議員 若林 正俊 参議院議員 北沢 俊美 参議院議員 吉田 博美 県議会議員 服部 宏昭 長野市長 鷲澤 正一 7 豊野町50年のあゆみ

8 子どもたちのメッセージ 豊野西小学校 吉原 史泰 豊野東小学校 小林 翔平 豊野中学校 飯田 佐予子 9 「ゆたかのまち」合唱

10 町旗降納 豊野町長 萩原 秋夫

豊野町議会議長 須田 幸宏

豊野西小学校 池田 亜希奈・中村 清隆 豊野東小学校 岡田 和樹・酒折 萌 豊野中学校 中村 聖徳・中村 結衣 11 閉式のことば 豊野町収入役 宮下 正好

2 閉町村式典・閉庁式

½1 豊野町

ア 閉町式

平成16年12月18日に豊野町では閉町式を挙行しました。豊野中学校体育館に約500人の来 賓を迎え、功労表彰や町50年の歩みのスライド上映、小中学生によるメッセージ発表が行わ れました。続いて、式典参加者全員で町のイメージソング「ゆたかのまち」を合唱し、最後 に中学校吹奏楽部によって「ふるさと」の曲が演奏されるなか、町旗降納を行いました。

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(6)

■町長式辞

本日ここに豊野町閉町式を挙行致しましたところ、来賓各位並びにご臨席の皆様には公 私ともご多忙のところ、お繰り合わせの上ご臨席を賜りまして厚く御礼申し上げます。

清らかな水と美しい自然に囲まれた豊野町は、昭和29年鳥居村と神郷村が合併し翌30年 に町制を施行して以来ここに満50年を迎え、1月1日長野市に合併し町を閉じることとな りました。

50年を振り返りますと、戦後の復興以来、我が国は高度経済成長を遂げ、世界に類まれ な発展をしてまいりました。このような情勢の中、当町においても着実にその歩みを続け、 長い歴史のうちには幾多の災害にも見舞われましたが、生活環境、産業振興、社会福祉、 教育文化と、調和のとれた町として発展してまいりました。

豊野町の今日のすばらしい姿は、時には洋々たる前途に心を躍らせながら、時には幾多 の苦難を乗り越えて活躍してこられた先人諸氏をはじめ、本日ご臨席を賜っている来賓各 位並びに町民皆々様のご尽力の賜物であることに、衷心より敬意を表する次第であります。

長野市との合併は、今の瞬間を豊野町に生きる私たちに委ねられた、大きな決断であり ました。

地方自治体「豊野町」は消えますが、この地域の、いままで培われてきた歴史と文化は 永遠に消えることはありません。合併に伴う閉町はまた、新しい歴史のスタートでもあり、 新しい長野市にこれからの夢と希望を託すものであります。

本合併にあたり、町民の皆様には、県都長野市の新しい市民としての誇りを持ち、魅力 的な地域づくりに全力で取り組んでいただくことを念願いたすとともに、来賓各位並びに ご臨席の皆々様のご健勝と、ご繁栄を祈念申し上げまして式辞といたします。

次 第

平成16年12月28日 豊野町役場正面玄関

1 開式のことば 2 町長あいさつ

3 町議会議長あいさつ 4 町旗降納

5 閉式のことば イ 閉庁式

豊野町役場では平成16年12月28日の業務終了後、役場庁舎を閉じる「閉庁式」を開催しま した。閉庁式では、町長のあいさつの後、職員により町旗の降納が行われ、豊野町としての 役場を閉じました。

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(7)

½2 戸隠村

ア 閉村式典

平成16年12月24日に戸隠村では閉村式典が挙行されました。会場の戸隠村農村環境改善セ ンターに約190人の来賓を迎え、合併までの経過報告や功労者の表彰が行われました。また 式典の最後には唱歌「ふるさと」のメロディーが流れる中、村旗の降納が行われ戸隠村の歴 史に幕を下ろしました。

戸隠村閉村式典 次第

(敬称略) 1 開式のことば 戸隠村収入役 丸山 喜美三

2 式 辞 戸隠村長 横川 欣一

3 議会議長あいさつ 戸隠村議会議長 宮下 愼平 4 合併経過報告 戸隠村助役 川浦 功 5 功労・善行表彰 功労者9人 善行者2人

6 受賞者代表のことば 功労者代表 小池 己喜雄 7 来賓あいさつ 長野市長 鷲澤 正一

衆議院議員 下条 みつ 参議院議員 北沢 俊美 参議院議員 若林 正俊 長野地方事務所長 金井 範夫 県議会議員 服部 宏昭 宮崎県高千穂町長 黒木 睦郎 8 来賓紹介

9 村旗降納

10 閉式のことば 戸隠村教育長 宮川 忠夫

■村長式辞

悠久の歴史と伝説を語り伝え、観光と農業を主産業に脈々と続いた戸隠村が、平成17年 1月1日、新たなる年の初めと時を同じくし長野市に編入合併することとなりました。

本日、誇りある戸隠村を閉じるにあたり、長野市長様、国会議員、県議会議員の皆様、 長野地方事務所長様、姉妹町である宮崎県高千穂町長様をはじめ多くのご来賓の皆様のご 臨席をいただき、ここに厳粛のうちに閉村の式典を挙行できますことに対し心より御礼申 し上げます。

さて、戸隠村はこれまで幹線道路や公共施設をはじめとし、下水道整備、また高度情報 化の時代に即した情報通信システムの構築等、生活環境向上のための施策を推進してまい りました。併せて他に比類なき厳しくも荘厳な自然、戸隠の名を冠にした植物や多くの野 鳥等全国に誇れる景観や自然を活かした観光地として日々発展を続けられたのも、村民は

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(8)

イ 閉庁式

戸隠村役場を閉じるに当たっては、平成16年12月24日に開催しました閉村式典において、 村民はじめ関係者が愛着ある戸隠村に別れを告げるとともに、長い歴史と伝統を育んでこら れた先人及び役場庁舎に対して感謝の気持ち全てを表しているという趣旨を受け、閉庁の式 は執り行わないこととしました。

もとより国、県をはじめ関係する皆様の暖かいご指導ご支援の賜物であり深く感謝申し上 げます。

今、戸隠村の歴史を顧みるとき、日本最古の書物「古事記」をはじめとする数多の書物 にも記されているとおり、古くは奈良、平安の時代以前から全国に名を成し、その後も幾 多の変遷を経て今日の村の礎が築かれましたことは、偏に先人の流した汗と涙の結晶であ り、かつて隆盛を誇ったその歴史は今もその面影を偲ばせてくれます。

故川端康成先生の牧歌の一節に『戸隠には古都のやうに美しい子供がゐる。その典雅清 麗の面差しの子は礼儀正しく、山は厳しく水清く』と詠われております。明治の時代以降 も日本を代表する多くの著名な文人がこの地を訪れ、その書物の中で郷土戸隠の名を全国 に知らしめていただきました。

昭和32年8月1日、様々な苦難を乗り越え戸隠、柵両村が合併し現在の戸隠村が誕生し ました。この合併にあたり、当時の戸隠村では長野市との合併を目標とする合併であるこ と、また柵村では鬼無里村との合併を考慮することとのそれぞれ付帯決議がなされており ました。今回の合併により奇しくも47年前の付帯決議が実現の運びとなったことは、誠に 喜ばしい限りであり不思議な縁を感ずるところであります。全国的な市町村合併の流れの 中、今回の合併は2回に亙る住民意向調査による圧倒的多数の住民意思の結果であります。 郷土戸隠の限りない発展を願い、長野市との合併という新たな出発点に立とうとする今、 大きな期待と喜びでいっぱいであります。

―わたしたちは戸隠村民です。先人のつくりあげた戸隠村の伝統、文化と自然を守り、 住みよい郷土を築きます― この村民憲章の魂を長野市民となっても忘れることなく、地 域を愛し、新長野市の大いなる発展を願うものであります。

戸隠村民は、義理人情を尊び、厳しい自然に立ち向かいながらも郷土の振興発展に努め てまいりました。今、私たちは先人の英知と不屈の闘志を改めて思い起こし、村の文字は 消えても戸隠の地域は永久であることを信じ、力強く歩みを進める覚悟であります。

県都長野市との合併は、明日の郷土の限りない繁栄の第一歩であることを確信し、その 合併に至る協議は村民の誠が成しえたものであり、歴史のひとこまとして必ずや後の世で の誇りうる評価につながることを信じて疑いません。

この地域の人々が、合併の後も誇りと愛着を持って暮らしていけますよう、関係皆様方 の格別なるご高配賜りますことをお願い申し上げ、閉村の式辞といたします。

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½3 鬼無里村

ア 鬼無里村閉村式

平成16年12月12日に鬼無里村では閉村式が挙行されました。鬼無里小学校体育館に41人の 村外来賓を迎え、功労者の表彰や小・中学生のメッセージ、村旗降納などが行われました。 続いて、保育園児や小・中学生、鬼女紅葉太鼓保存会によるアトラクションが行われました。

鬼無里村閉村式 次第

(敬称略) 1 開式のことば 鬼無里村助役 宮下 清秀

2 式 辞 鬼無里村長 風間 俊宣

3 議会議長あいさつ 鬼無里村議会議長 徳竹 一男 4 表彰・感謝状贈呈

5 受賞者代表謝辞 受賞者代表 大日方 一章 6 来賓祝辞 長野地方事務所長 金井 範夫

衆議院議員 村井 仁 衆議院議員 小坂 憲次 参議院議員 若林 正俊 長野県議会議員 服部 宏昭 長野市長 鷲澤 正一 長野市議会議長 町田 伍一郎

小川村長(近隣町村長代表) 鎌倉 晨弥 更水町村議会議長会長 土屋 博志

7 来賓紹介 8 祝電披露

9 小・中学生のメッセージ 10 村旗降納

11 閉式のことば 鬼無里村収入役 戸谷 武文

アトラクション 小学校 太鼓「飛龍」

保育園 リズム「手のひらを太陽に」 中学校 合唱「青葉の歌」

鬼女紅葉太鼓保存会 「鬼女紅葉太鼓」

■村長式辞

本日ここに、ご来賓の方々のご臨席を賜り、大勢の村民皆様のご出席を頂き、鬼無里村 閉村式を挙行でき、感慨深く、身の引き締まる思いであります。

四方の山々に新雪を頂き、冬の季節が刻一刻と近づいている季節となりました。冬を愛 する人は心広き人、根雪を溶かす大地のような僕の母親・・・と歌われております。正に 心広き長野市へ村民皆様と共に希望と誇りをもって合併してまいります。

顧みますと、村政施行により、明治22年、1889年6月16日、旧鬼無里村と旧日影村が合 併により鬼無里村が誕生し、115年間、19代にわたり村政が引き継がれ発展してまいりま した。その間、教育をはじめ、衛生・医療の近代化、鬼無里街道として長野間の道路の開 設、拡幅が盛んに行われました。また、悲惨な戦争や、地すべりや豪雨による大災害など、

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(10)

イ 閉庁式

鬼無里村役場では平成16年12月28日の業務終了後、役場庁舎を閉じる「閉庁式」が開催さ れました。閉庁式では、村長・議会議長あいさつの後、職員により村旗の降納が行われ、鬼 無里村としての役場を閉じました。

幾つもの山、谷を越えてまいりました。

昭和30年代には、村の主産業でありました麻の栽培による畳糸の加工、木炭生産、養蚕 の三大産業が衰退し、代わって水ばしょう発見による観光事業を導入してまいりました。 近年は新鮮で安心な農産物の生産や村内で生産されたそば、酒米を加工した特産品づくり など、村民の手によって地域振興がされております。また、古代より引き継がれたブナの 原生林など森林資源の造成や保全、村道の改良、上下水道施設の整備が進み、住み良い生 活環境にもなってまいりました。

しかし今日では、激動する社会経済情勢は大きな変革の時を迎え、国の財政状況も極め て厳しく、少子高齢化は全国の流れでもあります。また急激な勢いで進展した交通網や情 報通信網は我々の暮しを豊かにする一方、生活圏域を拡大してまいりました。こうした状 況を村民、行政機関が一体となって厳しい現実を直視し、今後進むべき正しい道を切り開 くための方策として合併問題に取り組んでまいりました。幸い度重ねました懇談会で村民 皆様が熱心に研究された結果であり、合併が決定されたものであります。合併協議の推進 にあたり、多大なご尽力いただきました議会、行政委員会、百人委員会をはじめ、村民皆 様に衷心より御礼申しあげます。

合併は新たな地域づくりの出発点であります。伝統や文化、自然の織り成す風土やロマ ン、豊富な水源を有する水資源、ふるさと鬼無里は生き続くものであります。さわやかな 風との出会いを大切に「夢きらめく交流とやすらぎの元気なまち長野」に向かって力強く 第一歩を踏み出していこうとするものであります。鬼無里村が培ってきた暖かな人情、堅 い団結力、郷土を愛する強い心を大切に継承し、新たな郷土長野市に夢と希望を託すもの であります。

閉村にあたり、今日まで大変お世話になってまいりました国・県の機関など、ご指導ご 協力いただきました大勢の皆様方に心より感謝と御礼を申しあげます。連綿として今日ま で鬼無里村を愛し村政発展のためにお尽くしなされた先輩各位、議員、村民の皆様の熱意 とご協力に深く敬意と感謝申しあげる次第であります。閉村式典にあたり、村民皆様、ご 列席賜りました皆々様のご健勝ご多幸を祈念し、式辞と致します。

次 第

平成16年12月28日 鬼無里村役場玄関前

1 開式のことば 2 村長あいさつ

3 村議会議長あいさつ 4 村旗降納

5 閉式のことば

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(11)

½4 大岡村

ア 閉村記念式典

平成16年12月12日に大岡村では閉村記念式典が挙行されました。式典に先だち約200人の 招待者を迎え、大岡村役場前において閉村記念碑除幕式を行いました。続いて、大岡村文化 センターに場所を移し、閉村記念式典を行い感謝状の贈呈や「更級郡大岡村の歩み」のビデ オ上映、記念講演が行われました。また、アトラクションとして小学生全員による「ふるさ と」が合唱され、最後には小学生代表による村旗降納が行われました。

更級郡大岡村閉村記念式典 次第

(敬称略) 1 映像上映

2 開式のことば 大岡村収入役 下倉 光良

3 式 辞 大岡村長 大平 嘉久雄

4 議会議長あいさつ 大岡村議会議長 中澤 義忠 5 感謝状及び特別感謝状贈呈 感謝状受賞者代表

前村長 市川 勝 特別感謝状受賞者

沼津市大岡コミュニティ推進委員会

会長 渡邊 孝一

6 受賞者あいさつ 受賞者代表

前村長 市川 勝

7 来賓祝辞 衆議院議員 村井 仁

衆議院議員 篠原 孝 参議院議員 若林 正俊 参議院議員 吉田 博美 長野地方事務所長 金井 範夫 長野県議会議員 服部 宏昭 長野市長 鷲澤 正一 長野市議会議長 町田 伍一郎 信州新町長 中村 !

沼津市大岡コミュニティ推進委員会

会長 渡邊 孝一

8 祝電披露

9 記念講演 演題「更級郡大岡村の歴史について」 講師 長野郷土史研究会

会長 小林 計一郎

10 合唱 「ふるさと」大岡小学校児童全員

11 村旗降納 小学生代表

12 閉式のことば 大岡村教育長 市河 義勝

■村長式辞

本日ここに大岡村閉村式を挙行いたしましたところ、ご来賓多数のご臨席を賜りこの記 念すべき式典をかくも盛大に挙行できますことを衷心から厚く御礼申し上げます。

我が大岡村は、明治8年8月宮平村・和平村・根越村・川口村と聖新田のうち日影組が

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(12)

イ 閉庁式

大岡村役場では平成16年12月28日の業務終了 後、役場庁舎を閉じる「閉庁式」が開催されま した。閉庁式では、村長のあいさつ、村理事者 による名銘板降納が行われ、大岡村としての役 場を閉じました。

合併し大岡村が誕生しました。更に明治21年政府は市政・町村制を発布し、翌明治22年5 月に新しい大岡村が自治体として発足いたしました。

筑北三山の最高峰を東に位置し、西には清く流れる犀川に接し豊かな自然北アルプスの 美しい眺望、そして豊富な湧水が生み出す豊かな大地の恵みや四季折々に色づく山村風景 は、私たちにとってかけがえのない財産として、この地に住み続けたいと願う人々の愛着 と情熱が今日の大岡村を創ってきました。

しかしながら、高度経済成長期に山村から都会への人口流出による過疎化が進み、大岡 村が今日を迎えるまでの道のりは決して平坦なものではありませんでした。そして厳しい 財政状況と闘いながら交通基盤の整備をはじめ産業の振興、地域福祉の充実、教育環境の 整備、聖山を拠点とした観光開発など目覚ましい進歩を遂げてまいりました。

平成2年には役場新庁舎が完成し、併せて村政施行の節目となる100周年記念式典が盛 大に行われました。

この長い年月の間、常に村政発展のためにご尽力を賜りました村民の皆様をはじめ諸先 輩皆様並びに関係皆様のご苦労に対し深甚なる敬意と感謝を申し上げます。

近年我が国を取り巻く情勢は、高度経済成長期から一転して経済不況の波に呑まれ景気 低迷の長期化が進み、国も地方も財政状況の悪化する中で、少子高齢化社会の本格的な到 来や住民要望の多様化と地方分権の推進など地方行政に課せられた課題は、山積となって まいりました。

自主的な合併の中で大岡村は平成14年1月村内の18歳以上の住民を対象に合併に対する 住民アンケートを実施し、62%を超える住民の合併へ進むべきとの結果を踏まえ、平成15 年1月には委員30名からなる合併検討委員会を立ち上げ議論を重ね、議論のすえ同年3月 に長野市へ任意合併協議会設置を申し入れました。

任意合併協議会において、事業内容の協議を行ったわけですが、村の将来を決定する歴 史的選択を行政や議会だけで決めるのではなく、村民全員の意思をもって確認することが 最も民主的な手続きであるとの認識のもとに、平成15年11月30日に住民投票が実施され、 村民の皆さんの意思は、過半数を大きく上回る61%以上の合併に賛成の結果のもと、村の 進むべき道が決定されました。

11月9日長野地域合併協議会での協議が全て終わりました。また、平成16年11月18日に 総務大臣、麻生太郎様より市町村の廃置分合告示がありました。この事は村民皆様方のご 協力の賜物と深く感謝とお礼を申し上げます。

大岡村は、先人達の努力と決断によって過去2度の合併を経験してきました。そして、 この歴史的大合併は村を閉じるばかりでなく更級郡をも閉じるものである訳ですが、合併 はゴールではなく新たなスタートであり、未来に向けて大きく飛躍する時と考えておりま す。

21世紀の住み良いまちづくりを目指し、自分達の地域を自ら創っていくことが地域の発 展に、ひいては住民一人ひとりの幸せにつながるものと確信しております。

終わりに、大岡村政116年間の村づくり地域づくりに努力されました全ての村民皆様に 心から感謝と御礼を申し上げまして式辞といたします。

次 第

平成16年12月28日 大岡村役場会議室 及び役場玄関

1 開式のことば 2 村長あいさつ 3 大岡村名銘板降納 4 閉式のことば

−75−

(13)

3 カウントダウンイベント

平成16年12月31日から平成17年1月1日にかけて、合併市町村の各地で5市町村の合併を 記念して、カウントダウンイベントが開催され、市町村長ら関係者や市民が大勢集まり、新 年のスタートとともに合併の実現を祝いました。

ア 長野市

新長野市誕生(合併記念)カウントダウンイベント 1 日 時 平成16年12月31日 23:00∼平成17年1月1日 0:30 2 場 所 JR長野駅前広場(善光寺口)

3 主 催 新長野市誕生(合併記念)カウントダウンイベント実行委員会 4 内 容 )合併市町村のPR(合併町村代表者のトーク、特産品の紹介)

*カウントダウン(カウントダウンボード点火、花火、鏡割り) +ステージイベント(もんぜんぷら座七福太鼓など)

,その他(光のイベント、物販、市町村特産品抽選会など) イ 豊野町

長野市合併カウントダウンイベント

1 日 時 平成16年12月31日 22:30∼平成17年1月1日 1:00 2 場 所 JR豊野駅南口特設会場

3 主 催 豊野町合併記念カウントダウンイベント実行委員会 4 内 容 )町長・町議会議長のカウントダウントーク

*カウントダウン(カウントダウンボード点火、花火、鏡割り) +ステージイベント(豊野太鼓・諏訪神太鼓の演奏)

,その他(豚汁・酒・おでんの振るまい、抽選会、だるまの配布など) ウ 戸隠村

戸隠村さようならカウントダウンイベント 1 日 時 平成16年12月31日 23:00∼平成17年1月1日 2 場 所 戸隠村農村環境改善センター

3 主 催 戸隠村さようならカウントダウンイベント実行委員会 4 内 容 )カウントダウン *その他(物販など)

エ 鬼無里村

ありがとう鬼無里長野市スタート花火 1 日 時 平成17年1月1日 0:00

2 場 所 上里(市野瀬)・中央(上平)・両京(東京)各地区 3 主 催 鬼無里村観光協会

4 内 容 村内3箇所での花火の打ち上げ

(1箇所あたり4号玉5発、3号玉15発 計20発) オ 大岡村

新長野市カウントダウンイベント

1 日 時 平成16年12月31日 23:00∼平成17年1月1日 1:00 2 場 所 大岡村役場前駐車場

3 主 催 新長野市実行委員会

4 内 容 )ビデオ上映「大岡村の歩み」 *餅つき大会 +カウントダウン ,セレモニー(花火、聖大権現清流太鼓の演奏、メッセージボード) -鏡割り .お年玉抽選会

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(14)

支   所   長

※     部分は、平成17年3月または7月頃までの事務

( 課 長 級 )

支 所 長 補 佐( 総 務 担 当 ) 庶     務

財 務 会 計 税     務

住     民 保 健 福 祉 環     境 農     林 商 工 観 光 建 設 土 木 支 所 長 補 佐( 市 民 担 当 )

支所長補佐(産業振興担当)

支所長補佐(建設・土木担当)

4 支所開所式

平成17年1月4日、合併に伴い長野市の支所となった旧町村役場の玄関前において、それ ぞれ支所開所式が行われました。式では、市長、市議会議長、旧町村長、旧町村議会議長、 地区区長会長による支所看板の除幕が行われました。

■支所組織の概要

支 所 開 所 式 次 第

平成17年1月4日(火) 午前8時30分 豊野支所 午前11時30分 戸隠支所 午後1時30分 鬼無里支所 午後3時30分 大岡支所 1 開 式

2 支所看板の除幕 3 市長あいさつ

4 祝 辞(市議会議長、旧町村長) 5 閉 式

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(15)

5 市町村長事務引継式

平成17年1月6日、市長と各町村長の事務引継式が市長室において行われました。

事務引継式は、豊野町長、戸隠村長、鬼無里村長、大岡村長の順に行われ、各町村長が事 務引継書の概要を説明した後、市長と町村長が引継書に署名、押印しました。

6 市議会議員増員選挙

合併協定では、議会の議員の定数及び任期について、市町村の合併の特例に関する法律第 6条第2項及び第3項の規定を適用し、長野市議会議員の残任期間に相当する期間に限り、 長野市議会議員の定数を増加し、大岡村、豊野町、戸隠村及び鬼無里村のそれぞれの区域を 区域とする選挙区を設け、増員選挙を行うこととされ、これに基づく市議会議員増員選挙は 次の日程で行われました。

7 農業委員会委員一般選挙

合併協定では、合併後に初めて行われる一般選挙から、選挙による委員の定数は40人とし、 長野市信更地区の選挙区に大岡村の区域を加えて1選挙区とし、新たに豊野町の区域及び戸 隠村・鬼無里村を合わせた区域を区域とする2選挙区を設けることとされ、合併後の最初の 農業委員会委員一般選挙は次の日程で行われました。

告示日 平成17年1月23日(日)

投票日 平成17年1月30日(日)

定数等

選挙区 豊野 戸隠 鬼無里 大岡

定 数 1 1 1 1

任 期 選挙期日から平成19年9月30日まで

告示日 平成17年2月13日(日)

投票日 平成17年2月20日(日)

定数等

長野市農業委員会に関する条例に基づく定数 40人

選 挙 区 定数 区 域

長野第一 5 他の選挙区に属さない区域

長野第二 7 古里・柳原・浅川・大豆島・朝陽・若槻・長沼 支所の所管区域

篠ノ井 6 篠ノ井支所の所管区域 松 代 4 松代支所の所管区域 若 穂 3 若穂支所の所管区域 川中島 2 川中島支所の所管区域 更 北 3 更北支所の所管区域

信更・大岡 3 信更・大岡支所の所管区域 豊 野 3 豊野支所の所管区域

戸隠・鬼無里 4 戸隠・鬼無里支所の所管区域 任期 平成17年3月2日から平成20年3月1日まで

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(16)

8 地域審議会の開催

平成17年2月15日、合併に伴い旧町村地域に設置された地域審議会の合同会議が開催され、 引き続き第1回目の各地域審議会が開催されました。

合同会議では、委嘱書の交付の後、地域審議会の所掌事項や会議スケジュール、長野地域 合併協議会で策定された長野地域合併建設計画などについて事務局から説明が行われました。

また、第1回各地域審議会では、地域審議会の設置に関する協議書第6条第1項の規定に 基づき、各審議会において委員の互選により会長、副会長を定めました。

豊野地域審議会・戸隠地域審議会・鬼無里地域審議会・大岡地域審議会合同会議

次 第

平成17年2月15日(火)午後2時 ふれあい福祉センター5階ホール 1 開 会

2 市長あいさつ 3 委嘱書の交付 4 会議事項

¸ 地域審議会の運営等について

¹ 長野地域合併建設計画について º 都市内分権について

» その他 5 閉 会

第1回地域審議会 次第

平成17年2月15日(火)合同会議に引き続き

豊野地域審議会:ふれあい福祉センター5階ホール 戸隠地域審議会:ふれあい福祉センター4階会議室2 鬼無里地域審議会:ふれあい福祉センター4階会議室3 大岡地域審議会:職員会館3階会議室

1 開 会

2 地区選出市議会議員あいさつ 3 委員の紹介

4 協議事項

¸ 会長の選出について

¹ 副会長の選出について 5 その他

6 閉 会

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(17)

合 併 記 念 式 典 次 第

(敬称略) オープニングアトラクション SBCアンサンブル、SBC放送合唱団コンサート

1 開 式

2 式 辞 長野市長 鷲澤 正一 3 挨 拶 長野市議会議長 町田 伍一郎 4 市町村合併功労者総務大臣表彰

[受賞者]旧豊野町長 萩原 秋夫 旧戸隠村長 横川 欣一 旧鬼無里村長 風間 俊宣 旧大岡村長 大平 嘉久雄 旧豊野町議会議長 須田 幸宏 旧戸隠村議会議長 宮下 愼平 旧鬼無里村議会議長 徳竹 一男 旧大岡村議会議長 中澤 義忠 5 来賓祝辞 総務大臣 麻生 太郎

(代理 荒木慶司総務省大臣官房総括審議官) 長野県出納長 青山 篤司

衆議院議員 小坂 憲次 参議院議員 若林 正俊 長野県議会副議長 佐野 功武 長野県市長会会長 三浦 大助

(代理 腰原愛正長野県市長会副会長) 6 姉妹都市、友好都市市長からのメッセージ紹介

クリアウォーター市(アメリカ合衆国) 石家庄市(中華人民共和国)

7 長野市市歌斉唱

8 万歳三唱 長野市区長会会長 馬場 雄二郎 9 閉 式

伝統芸能披露 善光寺木遣り(長野市)

戸隠神社太々御神楽(戸隠地区) 郷土民謡 正調豊野音頭(豊野地区) 菊水流詩舞(大岡地区)

鬼女紅葉太鼓(鬼無里地区)

9 合併記念式典

1市1町3村の合併を記念して、平成17年3月26日(土)午後2時から長野市民会館にお いて長野市・豊野町・戸隠村・鬼無里村・大岡村合併記念式典を開催しました。

当日は、総務大臣(代理 荒木総務省大臣官房総括審議官)、地元選出の国会議員、県議 会議員を始め、国、県、近隣市町村、関係団体並びに市関係者など約1,000人が出席し、新 しい長野市の門出を盛大に祝いました。

式典は、地元のアンサンブル・合唱団によるコンサートで幕を開け、5市町村出身の若手 職員5人による司会で進行しました。

はじめに、長野市長が式辞を述べ、長野市議会議長が挨拶を行い、次に、市町村合併に特 に積極的に取り組んだ者に対しその功績を称える「市町村合併功労者総務大臣表彰」が、旧 町村長及び旧町村議会議長の8人に贈られました。

その後、来賓祝辞、姉妹都市・友好都市市長からのメッセージ紹介と続き、出席者全員に よる長野市市歌斉唱の後、万歳三唱を行い、式を閉じました。

また、式に続いて、5市町村の伝統芸能の披露が行われました。

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(18)

○市長式辞

本日ここに、合併記念式典を開催しましたところ、荒木慶司総務省大臣官房総括審議官、 地元選出国会議員の皆様を始め、多くの皆様のご臨席を賜りまして、厚く御礼申し上げま す。

ご承知のとおり、本年1月1日に本市は豊野町、戸隠村、鬼無里村、大岡村と合併し、 人口38万3千人余、面積738平方キロメートル余を有する新長野市が誕生いたしました。

これもひとえに国・県を始めとする関係機関の皆様、関係市町村議会の皆様、そして関 係市町村住民の皆様の御理解と御協力の賜物と、衷心より感謝申し上げる次第でございま す。

ご案内のとおり、地方分権が進展する中、住民に直結する基礎自治体である市町村の果 たす役割は、これまでに増して大きくなっております。また、高度化・多様化する住民の 期待に応えるには、より魅力ある元気なまちづくりを進めなければなりません。そして、 少子・高齢化の進展、国・地方を併せた厳しい財政状況のもと、市町村もその行政能力・ 財政基盤の強化を進めなければならず、その有効な手段が市町村合併であると言われてお ります。

今回合併しました5市町村は、医療、福祉、通勤・通学など、市町村の垣根を越えて日 常生活圏が一体化しております。それぞれの市町村では広域的な課題に対応するよう連携 を深めてきたところでありますが、本市では、更なる住民福祉の向上を願う各町村住民総 意のもとでの合併協議の申し入れを受け、平成14年12月に「長野市・豊野町任意合併協議 会」を、平成15年4月には「長野市・大岡村・戸隠村・鬼無里村任意合併協議会」を設置 し、以来、平成15年12月には、各市町村議会での議決をいただき、法律に基づく「長野地 域合併協議会」を設置し、合併協議を進めてまいりました。昨年5月には、合併協定の調 印を行い、その後、5市町村の議会の議決、県知事の決定、11月18日の総務大臣告示を経 て、本年1月1日に合併が実現の運びとなったものであります。

この間、合併協議が順調に進めることが出来ましたのも、旧町村長の皆様、関係市町村 議会の皆様、合併協議会委員の皆様をはじめ、住民の皆様のご熱意と真摯なご努力のおか げと、改めて感謝を申し上げる次第でございます。

4町村におかれましては、長野市に託す期待を胸に、先人達の英知と努力のもと、永年 に渡り培って来た町制・村制の幕を閉じられましたが、これに応えるべく、新市の舵取り の重責を実感しているところでございます。

「合併は手段であって、目的ではない。」と言われております。合併の目的は「合併し て良かった。」と思っていただけるまちづくりの実現であります。

本市は善光寺の門前町として長い歴史の中で、今日の発展を迎え、また、今回の合併に より、全国に誇れる豊かな自然資源やすばらしい歴史・伝統を引き継ぐことになりました。 今後は新市の速やかな一体感の醸成を図るとともに、町村から引き継いだこれらの有形・ 無形の資産を最大限に引き出し、そして互いの魅力を補完しあいながら、「都市と自然が 調和した多軸都市ながの」を目指し、長野市の更なる発展に全力を尽くしてまいる所存で あります。

結びにあたり、新長野市の発展のため、皆様の一層のご指導ご協力を賜りますよう心か らお願い申し上げますとともに、ご列席の皆様の一層のご健勝とご活躍をご祈念申し上げ、 式辞といたします。

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(19)

○総務大臣祝辞

本日、ここに、「長野市・豊野町・戸隠村・鬼無里村・大岡村合併記念式典」が挙行さ れるにあたり、一言お祝いの言葉を申し上げます。

このたび、「長野市」、「豊野町」、「戸隠村」、「鬼無里村」、「大岡村」の合併により新

「長野市」が誕生しましたことに対し、心よりお慶び申し上げます。

また、本日表彰を受けられました皆様をはじめ関係者の方々の合併に至るまでの多大な 御尽力に対し、深く敬意を表する次第であります。

この5市町村の地域は、地理的な条件により古くから経済・文化・生活の面で強い結び つきを有しており、近年、交通・情報通信網の発達により、活発に交流し、ますます一体 性が高まっていると伺っております。

行政面においても、5市町村と近隣の市町村で長野広域連合を設置するなど行政サービ スはすでに一体となっていたと伺っております。

このように強い結びつきを有していた5市町村が合併により、新「長野市」として、ま ちづくりの第一歩を踏み出されたことは誠に喜ばしい限りであります。

現在、市町村を取り巻く情勢は大変厳しいものとなっております。そのような中でこの 5市町村は、少子高齢化の進行や地方分権の進展という時代の流れを真摯に受け止められ、 新しい自治体を形成するという道を決断されました。合併により新「長野市」が地方分権 の担い手として中核市として、長野県の県都というにとどまらず、世界へ発信する大都市 として更に飛躍発展されることを期待しております。

また、新「長野市」においては、市民と行政の協働により地域の課題を解決していく独 自の都市内分権に取り組んでいると伺っており、成功することを切に念願しております。 これからの日本は「地域主権」の時代になっていきます。そして、それは地域同士の

「競争」の時代であります。市町村は、住民に最も身近な総合的な行政主体として、これ まで以上に自立性の高い、経営能力のある行政主体となることが求められています。

新「長野市」が、合併を契機として、市民の皆様をはじめ、市議会、市当局が一丸と なって、一体的なまちづくりに向けて邁進していかれることを切に念願する次第でありま す。

最後になりましたが、新「長野市」の一層の御発展と、市民の皆様の御繁栄、御健勝を 祈念いたしまして、私のお祝いの言葉といたします。

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(20)

1 合併施行に向けた準備

½1 事務の移行作業

ア 条例・規則等の整備

合併協議では、合併後の条例、規則等の取扱いについては、長野市の条例、規則等を適用 することとされました。このため、行政制度・事務事業の調整内容を踏まえ、合併日までに、 条例、規則等の新規制定、一部改正を行う必要がありました。

長野市では、平成15年8月に合併に伴う例規整備の基本方針を各担当課に示し、市と各町 村の条例規則の突合作業を経て、平成16年12月市議会定例会に経過措置の設定や新たな公の 施設の設置など122件の条例を上程し、57本の規則その他訓令要綱と併せて公布しました。

イ コンピュータシステムの統合

各町村では長野市とは異なる住記・税等のシステムを利用していましたが、長野市のシス テムに統合することとし、平成15年9月から基本設計を行い、平成16年1月から開発に取り かかりました。原則として新たな機能を追加するための開発は行わず、各町村のデータを長 野市のシステムに安全に移行することを最優先して作業を進めました。

1月1日合併という日程により、年末年始休みの6日間でシステム統合を行うことができ、 住民サービスへの影響もなく、スムーズに事務を移行することができました。

ウ 打ち切り決算

平成16年度の各町村の決算については、通常の決算と異なり出納整理期間がなく、合併の 前日をもって打ち切り決算となります。このため、各町村では11月末までに主な予算執行を 行い、その後12月末日までを仮出納整理期間と位置づけ、予算執行の整理を行いました。

また、合併前に執行及び収入できないものについては、未収金、未払金として長野市に引 き継ぎました。

なお、各町村の平成16年度決算の認定については、長野市の6月定例会で行う予定となっ ています。

エ 補正予算

平成17年1月1日の合併であることから、各町村における平成16年度の残期間分の予算に ついては、長野市に引き継ぐ必要がありました。

このため、歳入歳出とも各町村の平成16年度決算見込額から合併前日における執行見込額 を除した額を基本に、事務的経費のうち長野市の既決予算内で対応可能なものは計上しない こととして必要最小限の補正予算を編成し、平成16年12月市議会定例会に提出、可決されま した。なお、合併に際し、7特別会計及び1企業会計を新たに設置しました。

また、平成16年10月の台風23号による災害復旧に係る補正予算についても旧町村分を併せ て平成16年12月市議会に追加提出し、可決されました。

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(21)

開 催 日 内 容 対 象 者 平成16年9月6日 1市1町3村の合併にかかる事務引継説明会 各課(町村含む。) 平成16年11月16日 合併町村職員事前研修(人事・給与・福利厚生、会

計事務、文書事務、政策形成、市総合計画など) 町村職員 平成16年11月30日

オ 組織機構

合併協定では、合併後の組織機構については、各町村の役場庁舎を支所とし、課制を廃止 しスタッフ制とすることとされました。

支所長は、本庁の課長級とし、予算の再配当によって一定の予算執行権限を持ち、また、 支所長の下には、総務担当、市民担当、産業振興担当及び建設・土木担当を置き、住民の不 安や急激なサービスの低下を招かないよう、長野市内の各支所と比べ、より多くの機能を持 たせることとしました(新支所開所時の組織図については、77ページに掲載)。

カ 一部事務組合等

各町村が加入している一部事務組合(長野広域連合を含む。)については、合併に伴い、 町村の脱退や解散などの手続きが必要になります。このため、総務大臣告示後の平成16年12 月、関係市町村議会における組合規約変更・解散等の議決、関係市町村による協議、県への 申請・届出など、地方自治法に基づく一連の手続きが行われました。

また、豊野町土地開発公社については、所有する財産を長野市土地開発公社に譲渡し解散 することになるため、豊野町では、公社の損失金を処理するため、町議会平成16年6月定例 会、8月臨時会及び9月定例会に損失補てんの補正予算を提出し、可決されました。

キ 職員研修等の実施

合併に当たって各町村と長野市との事務の引継ぎを遺漏なく進めるとともに、合併後の事 務を円滑に実施できるよう、合併にかかる事務引継ぎの説明会、合併町村職員に対する共通 事務等の事前研修を次の日程で開催しました。

また、電算システムや会計システム、その他の各種事務などについては、合併前から合併 後にわたり、それぞれ事務を担当する課において研修を実施しました。

ク その他の準備

・公共施設標示板等の書き換え

・議場改修

½2 住民への周知

ア 広報紙・ホームページによる周知

合併協定の調印後においても、長野地域合併協議会及び各市町村では、協議会だより、広 報紙及びホームページを活用し、合併に向けた法的手続きの状況や合併による住所表示の変

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■「おじゃまします長野市長です」開催状況

日 時 会 場 参加者数

H16.11.1(月)14:00∼16:00 鬼無里村活性化センター 173人 H16.11.15(月)14:00∼16:00 大岡村文化センター 180人 H16.11.22(月)14:00∼16:00 戸隠村農村環境改善センター 262人 H16.11.24(水)14:00∼16:00 豊野町老人福祉センター 200人 計815人 更に伴う手続きなどについて広く住民に周知しました。

イ ガイドブックの発行

各町村では、合併により町村役場が長野市の支所となることから、支所で取り扱う窓口業 務や各種手続きの内容などをお知らせするため、ガイドブックを作成し、全戸に配布しまし た。

ウ 「おじゃまします長野市長です」の開催

平成16年11月には、各町村の要望に応じて、各町村住民と長野市長との懇談会「おじゃま します長野市長です」を開催しました。懇談会では、町村の住民が抱えている様々な不安が 払拭できるよう、市長が直接参加者に対し合併後の行政制度・事務事業の変化や新たなまち づくりの基本方針などについて説明し、意見交換等を行いました。

エ 看板、懸垂幕・横断幕、ポスター及び新聞広告によるPR

総務大臣の官報告示後、合併施行をPRする看板、懸垂幕・横断幕、ポスターを作成し、 JR長野駅前や市役所・町村役場庁舎等に掲示しました。また、合併施行日の平成17年1月 1日の信濃毎日新聞朝刊に広告を掲載しました。

½3 長野県から長野市への事務引継

豊野町、戸隠村、鬼無里村及び大岡村の区域に係る県事務のうち、合併後、長野市が処理 することとなる事務について、長野県知事から長野市長への事務引継が行われ、県から市へ 事務が移管されました。

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(23)

豊野町閉町式 次第

(敬称略) 1 開式のことば 豊野町助役 谷口 勝英

2 式 辞 豊野町長 萩原 秋夫

3 議会議長あいさつ 豊野町議会議長 須田 幸宏 4 表彰状及び感謝状の贈呈

5 受賞者代表謝辞 代表者 大澤 卓樹 6 来賓あいさつ 衆議院議員 村井 仁 衆議院議員 小坂 憲次 衆議院議員 下条 みつ 衆議院議員 篠原 孝 参議院議員 若林 正俊 参議院議員 北沢 俊美 参議院議員 吉田 博美 県議会議員 服部 宏昭 長野市長 鷲澤 正一 7 豊野町50年のあゆみ

8 子どもたちのメッセージ 豊野西小学校 吉原 史泰 豊野東小学校 小林 翔平 豊野中学校 飯田 佐予子 9 「ゆたかのまち」合唱

10 町旗降納 豊野町長 萩原 秋夫

豊野町議会議長 須田 幸宏

豊野西小学校 池田 亜希奈・中村 清隆 豊野東小学校 岡田 和樹・酒折 萌 豊野中学校 中村 聖徳・中村 結衣 11 閉式のことば 豊野町収入役 宮下 正好

2 閉町村式典・閉庁式

½1 豊野町

ア 閉町式

平成16年12月18日に豊野町では閉町式を挙行しました。豊野中学校体育館に約500人の来 賓を迎え、功労表彰や町50年の歩みのスライド上映、小中学生によるメッセージ発表が行わ れました。続いて、式典参加者全員で町のイメージソング「ゆたかのまち」を合唱し、最後 に中学校吹奏楽部によって「ふるさと」の曲が演奏されるなか、町旗降納を行いました。

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■町長式辞

本日ここに豊野町閉町式を挙行致しましたところ、来賓各位並びにご臨席の皆様には公 私ともご多忙のところ、お繰り合わせの上ご臨席を賜りまして厚く御礼申し上げます。

清らかな水と美しい自然に囲まれた豊野町は、昭和29年鳥居村と神郷村が合併し翌30年 に町制を施行して以来ここに満50年を迎え、1月1日長野市に合併し町を閉じることとな りました。

50年を振り返りますと、戦後の復興以来、我が国は高度経済成長を遂げ、世界に類まれ な発展をしてまいりました。このような情勢の中、当町においても着実にその歩みを続け、 長い歴史のうちには幾多の災害にも見舞われましたが、生活環境、産業振興、社会福祉、 教育文化と、調和のとれた町として発展してまいりました。

豊野町の今日のすばらしい姿は、時には洋々たる前途に心を躍らせながら、時には幾多 の苦難を乗り越えて活躍してこられた先人諸氏をはじめ、本日ご臨席を賜っている来賓各 位並びに町民皆々様のご尽力の賜物であることに、衷心より敬意を表する次第であります。

長野市との合併は、今の瞬間を豊野町に生きる私たちに委ねられた、大きな決断であり ました。

地方自治体「豊野町」は消えますが、この地域の、いままで培われてきた歴史と文化は 永遠に消えることはありません。合併に伴う閉町はまた、新しい歴史のスタートでもあり、 新しい長野市にこれからの夢と希望を託すものであります。

本合併にあたり、町民の皆様には、県都長野市の新しい市民としての誇りを持ち、魅力 的な地域づくりに全力で取り組んでいただくことを念願いたすとともに、来賓各位並びに ご臨席の皆々様のご健勝と、ご繁栄を祈念申し上げまして式辞といたします。

次 第

平成16年12月28日 豊野町役場正面玄関

1 開式のことば 2 町長あいさつ

3 町議会議長あいさつ 4 町旗降納

5 閉式のことば イ 閉庁式

豊野町役場では平成16年12月28日の業務終了後、役場庁舎を閉じる「閉庁式」を開催しま した。閉庁式では、町長のあいさつの後、職員により町旗の降納が行われ、豊野町としての 役場を閉じました。

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½2 戸隠村

ア 閉村式典

平成16年12月24日に戸隠村では閉村式典が挙行されました。会場の戸隠村農村環境改善セ ンターに約190人の来賓を迎え、合併までの経過報告や功労者の表彰が行われました。また 式典の最後には唱歌「ふるさと」のメロディーが流れる中、村旗の降納が行われ戸隠村の歴 史に幕を下ろしました。

戸隠村閉村式典 次第

(敬称略) 1 開式のことば 戸隠村収入役 丸山 喜美三

2 式 辞 戸隠村長 横川 欣一

3 議会議長あいさつ 戸隠村議会議長 宮下 愼平 4 合併経過報告 戸隠村助役 川浦 功 5 功労・善行表彰 功労者9人 善行者2人

6 受賞者代表のことば 功労者代表 小池 己喜雄 7 来賓あいさつ 長野市長 鷲澤 正一

衆議院議員 下条 みつ 参議院議員 北沢 俊美 参議院議員 若林 正俊 長野地方事務所長 金井 範夫 県議会議員 服部 宏昭 宮崎県高千穂町長 黒木 睦郎 8 来賓紹介

9 村旗降納

10 閉式のことば 戸隠村教育長 宮川 忠夫

■村長式辞

悠久の歴史と伝説を語り伝え、観光と農業を主産業に脈々と続いた戸隠村が、平成17年 1月1日、新たなる年の初めと時を同じくし長野市に編入合併することとなりました。

本日、誇りある戸隠村を閉じるにあたり、長野市長様、国会議員、県議会議員の皆様、 長野地方事務所長様、姉妹町である宮崎県高千穂町長様をはじめ多くのご来賓の皆様のご 臨席をいただき、ここに厳粛のうちに閉村の式典を挙行できますことに対し心より御礼申 し上げます。

さて、戸隠村はこれまで幹線道路や公共施設をはじめとし、下水道整備、また高度情報 化の時代に即した情報通信システムの構築等、生活環境向上のための施策を推進してまい りました。併せて他に比類なき厳しくも荘厳な自然、戸隠の名を冠にした植物や多くの野 鳥等全国に誇れる景観や自然を活かした観光地として日々発展を続けられたのも、村民は

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イ 閉庁式

戸隠村役場を閉じるに当たっては、平成16年12月24日に開催しました閉村式典において、 村民はじめ関係者が愛着ある戸隠村に別れを告げるとともに、長い歴史と伝統を育んでこら れた先人及び役場庁舎に対して感謝の気持ち全てを表しているという趣旨を受け、閉庁の式 は執り行わないこととしました。

もとより国、県をはじめ関係する皆様の暖かいご指導ご支援の賜物であり深く感謝申し上 げます。

今、戸隠村の歴史を顧みるとき、日本最古の書物「古事記」をはじめとする数多の書物 にも記されているとおり、古くは奈良、平安の時代以前から全国に名を成し、その後も幾 多の変遷を経て今日の村の礎が築かれましたことは、偏に先人の流した汗と涙の結晶であ り、かつて隆盛を誇ったその歴史は今もその面影を偲ばせてくれます。

故川端康成先生の牧歌の一節に『戸隠には古都のやうに美しい子供がゐる。その典雅清 麗の面差しの子は礼儀正しく、山は厳しく水清く』と詠われております。明治の時代以降 も日本を代表する多くの著名な文人がこの地を訪れ、その書物の中で郷土戸隠の名を全国 に知らしめていただきました。

昭和32年8月1日、様々な苦難を乗り越え戸隠、柵両村が合併し現在の戸隠村が誕生し ました。この合併にあたり、当時の戸隠村では長野市との合併を目標とする合併であるこ と、また柵村では鬼無里村との合併を考慮することとのそれぞれ付帯決議がなされており ました。今回の合併により奇しくも47年前の付帯決議が実現の運びとなったことは、誠に 喜ばしい限りであり不思議な縁を感ずるところであります。全国的な市町村合併の流れの 中、今回の合併は2回に亙る住民意向調査による圧倒的多数の住民意思の結果であります。 郷土戸隠の限りない発展を願い、長野市との合併という新たな出発点に立とうとする今、 大きな期待と喜びでいっぱいであります。

―わたしたちは戸隠村民です。先人のつくりあげた戸隠村の伝統、文化と自然を守り、 住みよい郷土を築きます― この村民憲章の魂を長野市民となっても忘れることなく、地 域を愛し、新長野市の大いなる発展を願うものであります。

戸隠村民は、義理人情を尊び、厳しい自然に立ち向かいながらも郷土の振興発展に努め てまいりました。今、私たちは先人の英知と不屈の闘志を改めて思い起こし、村の文字は 消えても戸隠の地域は永久であることを信じ、力強く歩みを進める覚悟であります。

県都長野市との合併は、明日の郷土の限りない繁栄の第一歩であることを確信し、その 合併に至る協議は村民の誠が成しえたものであり、歴史のひとこまとして必ずや後の世で の誇りうる評価につながることを信じて疑いません。

この地域の人々が、合併の後も誇りと愛着を持って暮らしていけますよう、関係皆様方 の格別なるご高配賜りますことをお願い申し上げ、閉村の式辞といたします。

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½3 鬼無里村

ア 鬼無里村閉村式

平成16年12月12日に鬼無里村では閉村式が挙行されました。鬼無里小学校体育館に41人の 村外来賓を迎え、功労者の表彰や小・中学生のメッセージ、村旗降納などが行われました。 続いて、保育園児や小・中学生、鬼女紅葉太鼓保存会によるアトラクションが行われました。

鬼無里村閉村式 次第

(敬称略) 1 開式のことば 鬼無里村助役 宮下 清秀

2 式 辞 鬼無里村長 風間 俊宣

3 議会議長あいさつ 鬼無里村議会議長 徳竹 一男 4 表彰・感謝状贈呈

5 受賞者代表謝辞 受賞者代表 大日方 一章 6 来賓祝辞 長野地方事務所長 金井 範夫

衆議院議員 村井 仁 衆議院議員 小坂 憲次 参議院議員 若林 正俊 長野県議会議員 服部 宏昭 長野市長 鷲澤 正一 長野市議会議長 町田 伍一郎

小川村長(近隣町村長代表) 鎌倉 晨弥 更水町村議会議長会長 土屋 博志

7 来賓紹介 8 祝電披露

9 小・中学生のメッセージ 10 村旗降納

11 閉式のことば 鬼無里村収入役 戸谷 武文

アトラクション 小学校 太鼓「飛龍」

保育園 リズム「手のひらを太陽に」 中学校 合唱「青葉の歌」

鬼女紅葉太鼓保存会 「鬼女紅葉太鼓」

■村長式辞

本日ここに、ご来賓の方々のご臨席を賜り、大勢の村民皆様のご出席を頂き、鬼無里村 閉村式を挙行でき、感慨深く、身の引き締まる思いであります。

四方の山々に新雪を頂き、冬の季節が刻一刻と近づいている季節となりました。冬を愛 する人は心広き人、根雪を溶かす大地のような僕の母親・・・と歌われております。正に 心広き長野市へ村民皆様と共に希望と誇りをもって合併してまいります。

顧みますと、村政施行により、明治22年、1889年6月16日、旧鬼無里村と旧日影村が合 併により鬼無里村が誕生し、115年間、19代にわたり村政が引き継がれ発展してまいりま した。その間、教育をはじめ、衛生・医療の近代化、鬼無里街道として長野間の道路の開 設、拡幅が盛んに行われました。また、悲惨な戦争や、地すべりや豪雨による大災害など、

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