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文章を吟味・評価する力を育てる国語科学習指導 : 新聞記事の比較読みを通して

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Academic year: 2021

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(1)文章を吟味・評価する力を育てる国語科学習指導       一新聞記事の比較読みを通.して一                          教育内容・方法開発専攻                          文化表現系教育コース                          言語系教育分野(国語).                          M11168C                          長谷川  裕子. 1.研究の目的.  これからの社会に求められる能力は、自ら課.  本研究の目的は、文章を吟味・評価する力の. 題を発見し解決するカ、コミュニケーション能. 育成を一目指す新聞を活用した授業の提案である。. 力、物事を多角的な視点から考察するカ、様々.  吟味・評価する力の育成に比較読みという方. な情報を取捨選択できる力などである。とりわ. 法を用いて授業実践を行った。この比較読みが. け高度情報化社会において、情報を吟味・評価. 吟味・評価する力の育成に有効であること、そ. し判断して、情報を敢捨選択し利用する能力が. して比較読みの教材として新聞が適切であるこ. 求められている。. とを明らかにする。.  第1節では、社会的背景や国内外の各種学力 調査で明らかになった課題から、国語科教育に. 2.論文の構成. おいて実生活で活用できる、実用的な言語能力. 第1章 研究の目的と先行研究・先行実践の検討. の育成が求められていることを明らかにする。.  1.国語科教育に求められる言語能力. 学習指導要領の言語活動例において新聞活用に.  2.吟味・評価するカの育成を目指す新聞活用. 関する記述が見られることから、日常生活や社.  3.本研究の目的. 会生活を営む上で必要な実用的な言語能力の育. 第2章 吟味・評価するカを育む国語科学習指導. 成に有効な教材の1っとして新聞が取り上げら.     の実際. れていることを述べる。.  1.実践授業のねらいと概要.  第2節では、新闘活用の先行研究、先行実践.  2.新聞記事のr本文」を中心にした比較読み. としてN I E活動を中心に、新聞活用によって.  3.新聞記事の「見出し」を中心にした比較読み. 身につくr言語能力」や「学習材」としての使.  4.新聞記事の「写真」を中心にした比較読み. われ方について検討し課題を明らかにする。.  5,3クラス合同授業による比較読み.  そして、新聞が学習材として様々な機能を持. 第3章 研究の成果と課題. つことを示し、新聞を広範に活用することで吟.  1.研究の成果. 味・評価する力を身に付けることができること.  2.今後の課題. を明らかにする。また、文章を吟味・評価する 力の育成に比較読みが有効であることを示し、. 3.論文の概要. これまで限定的であった新闘活用の幅を広げ、. 以下のような新聞の特性を生かした「新聞を活.

(2) 周した吟味・評価する力の育成を目指す学. 4 研究の成果 (1)文章を吟味・評価する力の育成において、. 習モデル」を提示する。 図表I−5 薪闇を活用した吟味I評価するヵの育威を目指す学習モデル{読むこと領域:. 実用餉な言語能力. 固二国国二[憂].  新聞の比較読みが有効である事を明らかに  した。. (2)短い時間数で「吟味・評価」を中心とし.  た実用的な言語能力を身に付けさせる授業  を提案した。.   介    f      f  新聞記事。=比較言書み          軒目ヒついて学ぶ 1竈締重テキスト‘‡支、見出し〕としτの串ヨ掘 ・‡連融型テキスト‘写真、国、去など〕としτ鉋掌冒抽 ・レトりック砥ど崔申ぷ字音堪 ・緕間忙麗する串曹封. ・完現平デル’しτo辛晋封 ・勘異的世表現、標成や竈簗 の吐カ壱芋ぶ睾晋堪. 5.今後の課題 (1)教科書教材と新聞教材との関連. 新閾の比較読みを通し、正確に情報を「受容」.  新聞を活用した授業により身に付けた言語能. したうえで「吟味・評価」し、それを「発信」. 力を、他教材や他教科の学習にどう活用してい. していく力を身に付けさせることを目指す。. くのかという視点が必要である。そこで、教科. 書教材と新聞教材を関連させ、年間指導計画の. 函. 中に位置づけた国語科のカリキュラムの試案を.  第2章では、新聞の特性を生かした読解の学. 作成一し考察を行った。. 習モデルに基づいて行った授業実践について述.  他教科との関連や各学期や学年ごとの発達段. べる。本実践の特徴は以下の2点である。. 階と指導過程を踏まえ、新聞教材を用いて身に.  ① r吟味・評価」を中心とした実用的な言語. 付けさせる能力を明確に示した年間指導計画の.   能力を身に付ける。. 検討が必要だと考える。.  ② 3学級違う視点から新聞記事の比較読みを. (2) 自ら課題設定する力を身に付ける新聞活.   させ、最後に交流することによって1単元6.   用の在り方.   時間の短い時間数で実施する。.  自ら課題を設定する力もこれからの社会に必.  第1節は実践授業のねらいと概要について説. 要な能力の1つである。課題設定カを育むには、. 明する。第2節から第5節は各クラスで行った、. 課題意識を持って読む姿勢を身に付けることが. 新聞記事の「本文」、「見出一し」、「写真」を中心. 必要である。そのためには自分の身の回りや社. にした比較読みの授業と3クラス合同授業の実. 会に目を向け、世の中の様々な出来事に興味関. 際を示し、教材に対する学習者の反応や学習者. 心を持たせなければならない。それには、新聞. の相互作用を分析し、生徒がいかに実用的な言. を読ませることが有効な手段の一つだと考える。. 語能力を身に付けたかにっいて考察を行う。.  新聞を用いて、課題設定するカを身に付けさ せるような継続した学習の取り組みと、新聞に. 匿. 慣れ親しむ環境を整えることが求められる。.  第3章では、本研究における成果と今後の課 題について述べる。. 主任指導教員  堀江 祐爾. 指導教員 堀江祐爾.

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