防災・減災教育のための小学校社会科授業の開発研究 : 第5学年単元「自然災害を防ぐ」の場合
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(2) 表1第5学年社会科単元「自然災害を防ぐ」の授業モデル 視. 日本全国. 日本全国. 兵庫県. 加西市. 日本の自然災. 日本の国土の特. 国や都道府県(兵. 台風12号による. 害の種類と特. 徴と自然災害と. 庫県を中心に)が. 北播磨地区の対. 点. 徴. の関わり. 講じている防災・. 処の違い. S小学校校区 日本全国. ハザードマッ. プづくしj,. r l. I減災■ [□. R鮒灘篭. ね. 減災対. ら. なりやすい. 自分で助かる ように行動で きる人間. 同本は災害が多いのか、 レ、. 日本の国土と災害との 関係性から捉える. 公助の必要性. 公助の限界 避難勧告が発令 防災意識の向上 されていないK市 共助・自助 で12人はなぜ避 『自分事』とし 難したのだろう の必要性 でとらえる. 知. 識. 事実把握. 概念把握. 関係把握. ・日本と世界の標高の比較図. ・神戸新聞北播磨各市町の避難勧告と被害状況(9月6. 資. 過去の自然災 害のビデオ. ・日本と世界の河川の勾配の比較図. 日付). ・「釜石の奇跡」. ・台風12号による消防団活動状況図. ・兵庫県の防災拠点. ・加西市防災マツブ・兵庫県CGハザードマップ. 料. 3授業実践. がわかった。. 例として表1の「台風12号による北播磨地. ⑤r自分事」としてとらえさせるために,教材. 区の対処の違い」を挙げる。9月4目深夜に北. の規模の焦点化を図った単元構成。. 播磨地区を襲った豪雨を取り上げ,避難勧告. 徐々に自分の身近な事柄に触れていくにつれて. が発令されなかったK市と他4市町の対応の. 当時の状況や考えを織り交ぜながら発表する児童. 違いを避難勧告発令の基準から読み取り,公. が増えたので自然災害に対する危機感や切実性を. 助としての働きになることを理解させる。5市. 持つことができたと考えられる。. 町の中で,唯一K市は避難勧告が発令されて. 5註及び参考文献. いないにも関わらず12人の避難者がいた。こ. (1)寺本潔「教育の計画づくりと実践プラン」,『杜. れを中心発間に置き,周囲の状況や情報収集. 会科教育641号』,明治図書,2012年,p,104。. から身の危険を感じた場合,自分の命を守る. (2)堀畑仁宏r小学5年『自然災害の防止』の資. 行動や他の人と協力し合う行動,すなわち共. 料一とう読み取らせるか一『共助・自助』の意. 助・自助の働きを捉えさせる。. 味を噛み砕く一」,『社会科教育633号』,明治. 4研究の成果. 図書,2012年,pp.132−133。. 本研究の成果は5点ある。. ①学習指導要領の変遷過程で社会科におけ る防災教育の存在が明らかになった。. ②我が国で自然災害が頻発していることを ハザードマップの公表状況によって示す ことができた。. ③災害事例にある行為理解をもとに自助・. ○賓馨,戸囲圭一,橋本学『自然災害と防災の 事典』,丸善出版,2011年,pp.272−276。. ○沼田能昌r単元『自然災害を防ぐ』を例に」, 『社会科教育631号』,明治図書,2011年, pp.76−79。. ○岩田一彦『社会科の授業分析』,東京書籍,1993 年,PP.28−30。. 共助の重要性を理解させることができた。. ④ハザードマップの作成が共助を促すこと. 修学指導教員 關 浩和.
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