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高梁糖を原料とするビタミンB_1剤の製造に関する研究 第2報 : 各種糸状菌の高梁糖タンニンに対する脱タンニン作用及び酵母培養について

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(1)Title. 高梁糖を原料とするビタミンB_1剤の製造に関する研究 第2報 : 各種糸 状菌の高梁糖タンニンに対する脱タンニン作用及び酵母培養について. Author(s). 細井, 敬三; 井爪, 清一. Citation. 北海道學藝大學紀要. 第二部, 9(1): 70-75. Issue Date. 1958-07. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/5556. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 北海道学芸大学紀要 (第二部). 第9 巻 第1号. 昭和33年7月. 高梁 糠 を原料 と す る ビタ ミ ン BI剤 の 製 造 に関 す る 研 究 第2報. 各種糸状菌の 高梁糠タ ンニ ンに対する. 脱タ ンニ ン作 用及び酵母培養について. 細 井 敬 三・井 爪 清 一 北海道学芸大学岩見沢分校. i i ichi lztかIR : Studi ta1ni ( )n of vi n l the product Ke i es o1 zo 日。80・ ‐ ’ Se ial iang Pol i ion, using Kaol BI PreParat shi 1 1gs as raw mater s ion of detanning of various fungi to the Report 2 , on the act ivat ion of yeasts ishings a1 iang pol t くaol ta1 ld the cul lnins of 1. 培養基中の多量 のタ ンニ ンの存在が或る種のかび頭の正常生活機能の発揮に対して抑制的に作用 z ‘ s oryz解, Aspeγgg“z s ‘ す る こ と は 周 知 の こと で あ る. だ が 或 る 種 の糸 状 菌 例 え ば Aspe′g“Z. ・ ′ iZZ Z Z 脚 部γ ‘ cz”” 及 び Pe〃〆c z ブ ‘ タ zsp. 等 は タ ンニ ン を 多 parg蕩々‘ ”’ ” g‘”z s “”ひ“s , As , Pのz沈溺Z 1 8 ‐ ) ) を 有す る 以 外 ’4 量 (10%) に 含有す る 培 養 基 中 で も よく 生 育 す る .Asp.”ZgBγ は タ ンナ ← ゼ3 . ) を も 有 す る, ASP,Z e郡ばs r粥 炉’6増まガロ タ ンニ ンを 分 解 す る タ z cみz ‘ 没 食 子 酸 を分 解 す る 酵 素3 ‘ 6 ) 卿 c ‘”’ zsばs l”z綿 の タ ンナ ー ゼ に つ い て 次 のよ う ‘ ンナ ー ゼが あ る が, M. Nierenstein は 月sP. Zz に 報 告 して い る. 即 ち カ テ ク タ ソ ニ ンに対 す る タ ンナ ー ゼ と ガロ タ ソ ニンに 対 す る そ れ と は 異 り,. Zs r公 z雌 は カ テ ク タ ン e〃s z タ ンニ ン の 種 類 に よ づ て そ れに対 応す る タ ン ナ ー ゼ が あ り, 月sP.Z zに海‘. ニ ン と ガロ タ ンニ ンに 対 して そ れ ぞれ 作 用 す る 2 種 の 異 つ た タ ンナ ー ゼを 有す る と. タ ンナ ー ゼ の. 7 ) の 報 告 に よ れ ば, 月sP. 夕 Zgか 及 び ds z on 産生に関する栄養条件の影 響につ い て の L, Km・ Z PB〃〆c ZZ Z ’ ” sP. は タ ンニ ン酸 及 び 没 食 子酸 を 含 ま な い 培 養 基 中で 生育 す る 時 は タ ンナ ー ゼ を 含 ま z ‘. 0% を含有する培養液にタ ンニン酸を加え, 且つその添加量を増大すると共に, こ ないが, 薦糖 1 ゼ れら微生物によって産生するタソナー ゼの量 が増加する, 叉タ ン ,ナー 産生に対 してタンニン酸は. Zg好 は PB”〆“”Z ’” sP. に比 して 単位 重 量 に つ い て タ ン z ‘ 2 没食子酸よりも効果的である, Asp.ク ) は Pのz Z自助⑦ icZZ ナ ゼの産生が多いし, その作用も強力である, Rippel等8 , CZZγo“⑦yces,. AspeγgZZZ“s 等 は タ ン ニ ンを 炭 素源 と して 利用 し う る か び 類 で あ り, タ ンナ ー ゼ の蔭 生 は タ ンニ ) は Aゆ けg”Z Z Z Z 夕 7 2 の数 z Z ‘ ‘ s 及 び Pの2鷲Z ン の 存 在 の 時 に の みお き る と 報 告 して い る, Stapp 等9. 種には タンニン分解の性質があると指摘している, 以上述 べた 研究報告は, タンナー ゼを豊富に産 生し且つタ ンニン含有の培養基中でも殆んど正常に生活機能を営むかび類は, 月s Pβ rg効力鮎 及び. Pe〃Zc“””創. AspeγgZZ Z z岱. 等 で あ る こと を 指 摘 して い る,. 属 で も 種 に よ っ て 生 活 諸 条 件 の 相 違 の た め に タ ンナ ー ゼ の産 生 量 と そ の作 用 の 強. さが異るし, アミラー ゼについても亦同様のことがいえる, 有機体内の酵素の量と質をその生活諸 条件の変化によって変えうるという考えは特に重要である. このことは動物ではイ ・ペ・パブロフ o ) に よ っ て, 植 物 で はア ・ エ ヌ ・ バ ッ ハ と ア ・イ ・ オ パ ー リ ンに よ って 証 明さ れ たl ,. 著者等の要求する点 はタンニンに対する適応性を有するのみならず, 同時にアミラー ゼを豊富に - 70 -.

(3) . 細井敬三・井爪清一. 有するかび類の探索及びこのかびの利用である, 高梁糠を原料とするために原料中のタンニンが微 生物の生物学的, 特に生化学的機能に悪条件を与える, このためにタンニンを比較的に多量分解す ると同時に, 原料中の澱粉を糖化して酵母培養のための栄養素になしうる作用を有する微生物の探 索が, 高梁糠を原料とする β・剤製造上解決すべき問題である, 従って著者等は以上の考えに基い て上記の性質を有する糸状菌の探索に関する諸実験を実施して若干の成績を得たので, ここにその 研究成績を報告する, 実・験 及 び 考 察 1 . 各種糸状菌の高 梁糠タ ンニンに対する脱タンニン試験 実験 1 . 月sP, 粥 gBγ 及 び 月sP.o“ 期8 を用 いて 高 梁糠 麹 を 製 し, こ の 製 麹過 程 中高 梁糠 タ ン. ニンの分解程度を測定 した,. 高梁糠麹の製造,( 1 )原料高 梁糠, そのタンニン含量は 2 34% であった.{ 2 1使用菌種名 月S P , ,. #geγ 及 び AS ブ 2 P .or繁雄, 高梁麹汁を培養基とする寒天斜面培養,(剥製麹法,,高梁糠 800g に水道 水 400cc を 加 え, 118oC で 30 分間蒸した後2分し 615g 宛を麹ぶたに採り, 精白粟を培養基と する種麹を移殖し, 約 30oC に置き, 第6 日 目に 出麹 と した, 高 梁 糠麹 の 重 量は Asp.o“ 即8 で は 510g, ASP.”〆g8γ で は 502g であった, 高梁糠麹のタ ンニンを KMno 酸化法で定量し, 高. 梁糠麹及び原料高梁糠に対するタ ンニン含量を求めた, 得た結果を第1表に示す , 第 1 表. 沖 圏. 種. タ ンニ ン 含 量 (%). 名 1高梁糠麹に対す 含量原料高梁糠 に対す 含試 製麹中タンニン分解率%. . . . ・ 高梁糠麹のタンニン含量は見掛上原料高梁糠に対するタ ンニン含量よりも多く なっている. 原料 3 4 %であったから 高梁糠のタンニン含量は2 . , 製麹中微生物のタ ンナーゼによって高 梁糠のタンニ. ンは約 半 分 分解 され た. ASP. 〃Zgか の方 が 月sP.ひげ 即e よ りも 高 梁 糠 タ ンニ ンの 分 解 作用 が い く らか 強 い,. 実験 2 , 精白粟に等量の高梁糠を混和したものを原料と して各種糸状菌を植え, 各種菌のアミラ ー ゼ及びタンナ← ゼの酵素作用力を比較した, 製麹には糸状菌5種を1組とし同時に 製 麹 し た, ASP ,oγ銘”e を比較の基準として各組においた, 1 ( ) 原料 精白粟, 高梁糠, 原料の水分, 澱粉価及びタンニン含量は第2表の如くであった, 第2表 製麹原料の分析表 (%) 種. ( 2 ) 使用繭種. 類. - 水. 分. 1. 澱. 粉. 価. タ. 本実験に使用 した菌種は25で第3表に示す通りであった,. ン ニ. ン. 3g (粟 log に相当する) 及び高梁糠 log に水道水 5 L綿 製麹法 浸漬粟 13 cを加え, 混和し c . 綿栓三角ピンに容れ, 3 日間間断殺菌した, この処理後種植し, 3ooC て培養した, 0 とな し, 6 C の恒温糟内で 4 ( } 糖化 三角ピンの麹に約 6 C の水 10occ を 加 え, PH=5 . 1 7時間糖化させた後, 煮沸し瀬遇した, 残澄は8 0-l oooC の熱湯にて洗ラ 修した, 漉液と浅液を合一 ‘- - 71.

(4) . 高梁糠を原料とする ビタミ ンBI剤の製造に関する研究 第3表 番号. 菌. 種. 考. 備. 名. ・ t ▲ “ ). 〃. 3. 5 6 7. P. 8 9 0 1. 甘酒こうじ. 9. 2. 4. 理 研 さけこうじ. 8. 1. 番号. みそこうじ しょうゆこうじ 日 配 A. ( ソ ”. 0. 使 用 菌. 2 3. Asかげg”′ ②熔 解り”粥oだ . 4 5. . 種 菌. 種. .名. 備. 考. R蔵zoP z ‘ s dg定例”γ . たろ ルZの7 αsc z俗 の7 . ASDの‐ sブαDo“に”s 2 ‘ g”/ Zたま . Rんi zo力z郡 かぎ R脳20姥‘ s ね7 2顔“e“s zs As soγy2解 わけgi″2 ‘. . し, 水を加えて一定量となした, 5 } 分析 麹の水分, タンニ ン及び澱分価, 糖化液のタ ンニン, 糖化残癒の乾物量と澱粉価を測 { I04酸化法を用いた, 麹及び糖化液 定した, 澱粉価定量はベルトラン氏法を, タ ンニン定量は KMI 0% 3 8 08% 及び1 . について分析して得た結果を第 4表に示す, 原料高梁糠と粟の水分はそれ ぞれ15 . 21%) 及 び 0 で あ った, 73% (乾物 量 に 対 して は 3 で, タ ン ニ ン 含 量 は 2 . . 第. 4. 表. タ 饗饗讐轟 磨 ぎ饗場 i脱 (補 正諸 穆値) 菌番号 麹水分 % % 第. 1. 2. 1. 3. 組. 4. 第. 8 3 2. 2. 3. 組. 4 5. 05 I .. 69 78 .. 40 56 . 08 40 .. 0 69 . 0 8 .8. 02 42 . 42 47 .. 0 71 ・ 0 83 .. 76 51 . 65 26 . . 57 32 . 49 03 .. 40 18 . 40 59 .. 0 99 . 1 31 .. 95 36 . 43 32 .. 0 99 . 1 i7 .. 70 41 .. 77 81 .. 22. 71 40 .. 凝. 8 9. 44 54 . 42 76 .. 03 80 . 07 89 .. 組 ,11. 7. 70 39 .. 47 55 .. 65 94 .. 24 44 . 6 39 ,4. 4. 64 59 .. 67 82 . 75 26 .. lo. 6. 42 56 . 61 49 .. 1 00 ・ 0 83 . 0 54 ,. 39 96 .. 3. 65 94 .. 37 35 ,. 40 19 .. 第. 60 57 .. 15 ・ 1 ,. 3. 3. 92 57 . 49 54 .. 41 25 .. 5. 第. 70 51 . 77 3 .1 94 65 ・. 35 98 . 89 37 . 31 36 . 35 73 .. 99 35 .. 18 1 . 01 1 .. 17 86 .. 0 52 . 0 48 .. 71 lo .. 0 36 . 0 48 .. 82 34 .. 0 33 .. 33 80 .. 2- -7. 81 lo . 76 70 .. 18 73. 60 86 . 83 78 . 94 65 . 2 75 .1 76 36 , 13 71 . 74 50 ..

(5) . 細井敬三・井爪清ー. 菌番号 第 5 組. 第. 麹. 3 16▲ ’7 1 .9 i (0 乙 (1 乙 3. 6. (3 乙. 組. (4 乙. 麹(乾物量)中. 水 分. タ ンニン含量. %. %. 39 35 .. 0 95 .. 46 02 . 66 47 ,. 74 1 . 2 25 .. 42 80 . 40 11 .. 62 1 . 1 17 .. 41 08 . 42 9 .4 51 47 .. 36 ,1 . 0 7 .0. 程L Pにおける脱 タ ンニ ン率. 44 52 .. 脱タ ンニン率. (補正値). %. %. 67 25 .. 65 94 .. 3 67 . 30 6 .4. 3 60 . 30 04 . 46 4 .2. 47 34 . 34 46 .. 33 79 .. 7L90. 71 20 . 65 94 .. 66 59 .. 81 1 . 0 1 .2 0 77 ・. 48 32 .. (5 乙. 製麹及び糖化過. 96 74 . 2 76 .4. 74 23 , 75 49 .. 65 32 .. 64 68 .. 第4表からわかるように, 製麹及び糖化の全過程中における基準菌種 ゑs P . のy即e(番号 3) の 脱タンニン率は6 組の中1組を除いて大きい変動はなかった , 従って基準菌種 ASP,oか 細8 の製 麹 及び糖化の全過程中における脱タンニン率の平均値を求め 各組における各菌種の脱タンニン率 , を算出して比較した, 第4表の脱タンニ ン率の大なるものから序列を附ければ第5 表の よ う に な る,. 第5表. 序列 ー 菌番号J. 菌. 各種糸状菌の脱タンニン作用の強さ. 種. 名. 菌. 種. I. 11. 14. 13. 2. 22. Aリブα如7 s sqiごo zたz f. 15. 3. 3. 10. Asp r .”切口例○γ ASP .0γyzqg ・. 16. 25. 17. 12. 18. 4. 19. 14. 20. 18. Mz ‘ Goγ おりα“〆c z s ‘. 21. 19. Mzに○γ γ0”莞”. 4. 2. 5. 7. 6. 24. 7. 6. 8. 9. 9. 23. lo. 5. 11 12 13. I. Asゑ . ”紹の′. 序列 菌番号. 尺徹卿ゑ那 加テ由初の2 s z s ASゑ .○γy之αg. 名. 尺た銘oP“sc脳”のz s z s ASP .0γyZQB R微 細Pz s bの”ねs f 4 L SP .oγy孤8 天狗f zo加嫌 わ壱たα ヱ. 尺粥20勿捲 か鳶a i c. 22. 15. 23. 20. 21. ASP どdB .0γy 霊『 o”” s c2那 加‘γ汐 とげα z ‘ S. 24. 17. 18. Mで s ‘のγ ”“””〆α‘ .. 良方言 2o勿‘ s たα省”の2ね 山!のms c z f sα打た為 1尺為す zo力 z s 危りのがαf f s. 25. 16. 産肋 綱P Z例腐αγ z ‘ s dB. ASP ,oγyzqe. 第5表の順位は厳密なものではないが, 各糸 状菌の タンナー ゼ作用力の強さの順位を大体示 して. 〆geγ い る, AS P.夕 2 z s S卿 ね ASP, αwの”o門, 2, 3 の ASP,oか 細e は他の糸状菌 ‘ , ASP.ダリo〃Zc に比してタソナー ゼの作用が強く あった, 特に ASP. 諺 geγ が比較 的に タ ン ナー ゼ に富 む と い う結. 果は諸研究者の成績とよく一致した, 2 , 酵母培養. 高梁糠麹の製法, 高梁糠7分, 小麦ふすま3 分, 水道水5分を混和し 90分間蒸 した後 月s P , , o 7 0 oか 雛8(菌番号 3) の精白粟種麹を移植し, 2 4-28oC で3・ C 日間置いて作った麹を 以下の熱 風で5時間乾燥 した,. 麹汁の調製, 上記の高 梁糠麹 300g に水道水 1 5Z を加え, 60oC で約 16 時間糖化した後, 殺 . -7 3一.

(6) . 高梁糠を原料とする ビタミ ン B I剤 の製造に関する研究. 菌 し, 滋過し, 櫨液に卵白を加えて清澄させた. この麹汁を毎回 1時間蒸気にて3 日間間断殺菌 し て酵母培養液に供した, o 5-20 時間通気培養した, 通気 酵母培養, 培養液 950cc に種酵母 50cc を 加 え, 30 C に て 18 .. 8g を添加 05 立方駅/分であった. 比較として培養液 950cc に硫安 3 量は培養液 耳 に対して 0 . . し, 他は同条件にて酵母を培養した, 分析, 培養液の還元糖を ベルトラン氏法, N をケール ダ← ル氏法, タンニンを KMn04酸化法, ビタミ ン BI を プ レブ ル ダ氏 法 を 用 い て 定 量 した,. 酵母培養後培養液を遠心分離し, 酵母を 生理的食塩水にて洗捺し, 秤量し, 更に 60-70oC に て 3g を採り, 塩酸酸性 ( 乾 燥 し, ビタ ミ ン BI を 定 量 した, ビタ ミ ン BI 定量には乾燥酵母 0 PH= , o 1 2g を 加 え, 37 C にて 24 時間放置し, 次に pH=4 5 と な し, ヂ ア ス ター 8) に て ペ プ シ ン 0 . . , o 3 7 4 0 5 C 2 0cc 4 0 て に ゼ , g を加 え, 時間放置 した後水を加えて c cとなした, 次に瀬過し, 漉液2 2g を加 え, ビタ ミ ン BI を吸着させた後, プ レブルダ氏法により BI を定量 を採り, 酸性白土 0. した, 得た結果を第6表に示す, 第. N o ,』. 一. 1. 2. 酵. 母. 4 6 7 8 9 0 lo 11. 表. 際 轡量 1讐 γ珊 罰 備 /g. 類. . Z sαccんαγo“ iαe 尺α繋e Z 2yces ceだ 御s. 3 5. 種. 6. グ Ros e X刀 s. 〃. ー. i のメリs sz ‘疑おs. 64 ○ . 28 6 .. 15 81 .. 27 1 .. 硫安添加. 03 19 .. 30 6 .. 硫安添加. 78 19 .. -. 硫安添加. 2 31 .. 硫 安添 加. 17 05 .. 7 33 .. 16 39 .. 1 7 i 2 e“‘”ぬ oγ”′ opsお ′8“’ 省c sαGdmγの刀yce “”ナメs力”〆 s? z S FO“”” ヱ g 〃. I9 52 . 18 77 .. 考. 20 13 . 12 80・ . 20 76 . 62 22 .. 〃. 24 5 , 23 4 .. 硫安添加. 22 4 ,. 培養前の培養液の還元糖含量 (麦芽糖として) は loocc 中約 2gとなるように調節 した, 培養後 6-0 8g で の培養液中の糖量 (麦芽糖として) は loocc 中 0. . , 繕消費率は 60一70% であまり良 0 に調節した が, 培養終期の pH は Zor賜 りs 8ー5 Zs 好ではなかった, 培養液の最初の pH を 4. .. zycgs’ ””れぬ 肋‘“c sβ 〃, Sαc卵αγの’ z ‘ s で fの 例の“〆〆 で は 最 初 と殆 ん ど 変 らな か っ た が, 尺αs 5 或はそれ以上減少した, T Zops 〆sz ≠ 〆Z ZS では 0 2 だ け, 尺αsse Xrr 1-0 orz ‘ ‘ は 0. . . ,7. 025g であったが 020-0 培養終期では約半分に減 培養液の最初のタンニン含量は loocc 中 0 . . 2のzα魂““α‘ s が 最 も収 zycgs “ 少した. 死滅菌はいずれの場合でも殆ん どなかった, Sαccルαγの’ 量 多く, 次 に 疋αs sB X″, Zor”Zり薙ぎs “Z” お Rαssβ 〃 で,. 〆sfeγmB〃≠”” の収 量 が りγ”Zりs. 最小であった, 本実験では硫安の酵母収量に及ぼす効果は期待できなかった, 製麹に用いた As p .Dry期8(菌番号 3) はタンナー ゼがあまり豊富でなく, 高梁糠の澱粉を糟化 ゼ するアミラー 作用も強くなかった, 酵母培養試験は各種糸状菌の高梁機タ ンニンに対する脱タン z解 (菌番号 3) を 用 いた ので あ る, ニン試験の前に実施したので, A功.o“’ 各種糸状菌の高梁糠タンニンに対する 脱タンニ ン試験及 び著者の他の実験的研究によって, 脱タ p ンニン作用及び糖化力が共に強い糸状菌は As , 破りの”“〆 で ある こと が 証 明さ れ た, 麹 法 に よ る フのγZ で あ る と 考 え ら れ 高 梁糠 を 原 料 とす る ビタ ミ ン BI 剤 の 製 造 に 用 い る 糸 状菌 は ASP, 破りαタ - 74 -.

(7) . 細井敬三・井爪清一 る, 本実験は麹法による高梁糠を原料とするビタミン 総. ・. BI. 剤の製造の可能性と見通 しを与える,. 括. 1 Z Z z ‘ s 2αs c z ‘s γ) を選び, 高梁糠タンニンに , 25 種 の 糸 状 菌 (月sPかg〆 , 疋ゐ煽 り“s , ルの7 , 崩 郷o. 対する脱タンニン作用を比較した,. タ ンナ ー ゼ 作 用 の 強 い菌 種 は 月sP. 物 部γ . αz卿 創o鰯,2 , Asp.ブαPo物 伽s sのZQ ASP ,3 の品 種 の 月SP,oγy細e であった,. 2 . 高 梁 糠 麹 を 用 い て 培 養 液を 調 製 し, こ れ を用 い て 5 種 の 酵 母 (Sαccみα〆の夕げcesce彫りzs卿e 在郷se rl zyces 諺γゑひZSZαβ 尺αsse XZZ Zs●z Zs Zsfeデタ ‘”‘ ク 28〃- , Sαccゐαγのタ , 劣りr謬 りs , 劣o“” ゆs. 姻族. Sαccゐαγの7砂Gas ブ 〃””ば魂”“c z ‘s ”.sP. Foメタ ”” ′) の 培養 試 験 を 行った,. 3 , 麹法に .よ る 高 梁糠 を 原 料 と す る ビタ ミ ン BI 剤 (酵母剤) の製造は実験的に充分 可 能 で あ. り, 見通しを有する, 女. 敵. i;ス ル2d ずのz み瑠. sd. 3A (1931) 1v ー ・ D. Da . ,173 2 2 .14 . L. Knudson:ヱ . β髪d. C為の7 . ,159 ,(1913) l i 3 2 ce: βぼα 伽“ . C, Poo . W, N. Nicolson, M. Nierens仁ein,J , N. v. Pr , ム 25 . ,(1931) ,752 i i K F d b F B 1 l T F メ C 1 6 4 4 k z ル ガ あ 2 2 6 2 1 9 7 r mm e カ 爺 ( ) r e e n e r : の u a n g 鱗 . . , . . . , , , , , , , ind h : β〆oc‘肥貴 5 t 地ヱ . D. Rh . B. Smi . ,1 , ,F ,16 ,(1922). i 6 t 22 19 erens e n: βZ僻みの“ Z ) . M. Ni , ,16 ,514 ,( 7 , ,14 ,(1913) ,T85 . L. Knudson:Z Bメメ. C卿 粥. ing: Aγcた i t 8 . ル有為γo弱〆. . . Kese ,(1931) ,60 ,1 , A. Rippe ,J β 虚 P ! た 2 A c z Z b B l ″ γ S 日 t t“ 93 9 s の t 姻 α q q 2 r e : a o p p . . . , ,(1935) . . ,45 , . lo . べ・イ・ズ バ ル ス キ ー, イ・イ・イ ワノ フ, エ ス・エ ル・マ ル ダ シェ フ : 生 物 化 学 (ロ シヤ 女) 1954年,. 5- -7.

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