耐光試験法に関する研究 : Fade-Ometerの光度調整について
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(2) │1 敏 郎 奥 り. 9 θ θ. げ て 検討 してみた。 これ はい うまで もな く光 源 の もつ光 エ ネル ギ ー を標準光. _. 源 のそれ と比較 して,そ の試験機 の標準機 に対 す る係数を求 め る役 目を持 つ. '. もので あ って非 常 に重 要 な もの で あ るが,遺 憾 なが ら,わ が 国 で は末 だ作成´ す るに至 って い な い。 そのため試験 の再現性 な い し精度 を重視 しな けれ ばな らな い所 で は,わ ざわざ米 国か ら購 入 して使用 して い るのが現状 で あ って. ,. 他 の大部分 の所 で は恐 らくブルー ・ ス ケ ール (青 色標準染布)と の比較 のみ・ によ って試験 を行 って い るもの と推測 され る。 しか し, これ は,光 源 は もち ろん,そ の他 の部分 の機能 が正 常 に働 いて い る こ とが前提 でな けれ ばな らな │. いので あ るか ら,そ の試験 には今 1つ 信頼性 が欠 け る。本機 のよ うに種 々の i. フ ァク ター によ って不安定 にな り易 い ものは,尚 更 の こ と一定時間 内 の光 量 測 定装置 ,温 湿度調 節装置 な どが必要 で あ る。 そ こで 予 め所定条件下 にお け る試験済 みの照査 標準物 で あ る L.SoPお よび SeFoBが 必要 とされ,そ の作成 が望 まれ るので あ る。 本文 で は,未 だ一 般 に普 及 されて いない, L.SoPな どに関す る最近 の 問題 か ら,光 度調整 につ いて 再検討 を試 みた跡 を述 べ てみ たい。. 2.光 度試験紙 (LSP)の. 問題点 と研究 目的. 過去 10余 年 間, これ ら LoSoPな どにつ いて 問題 は生 じなか ったが,1966年 米 国 N.BoSか ら購入 した ものが 前回入手 した もの に比 較 して退色度 に可成 り 相違 のあ る こ とが判 り,国 内で 関係者間 に トラブル を招 いた こ とで あ る。要 は標 準 退色 時間 の調整 問題 で あ るが,一 応 関係団体 で あ る 日本学術振興会第 134委 員会 に取 り上 げ審議す る こ とにな った。 そ して この点 につ いて N.B.S に問合 せを行 な った結果 ,付 記 の Letter Circular LC1036が 回送 されて,米 国 において も同様 の 問題 で物議 を醸 して い る こ とを知 った。 この L C 1036を 参考 と して,新 旧荷 回の L.SoPに つ いて退色 度 の相違 の程度 ,そ の他 で きる か ぎ り多 くのデ ー タを得 る目的で 研究 を進 め る こ とに した。.
(3) 耐光試験法 に関す る研 究 3。. 各. 試. 種. 験. 3.1 新 旧 SoF.B.退 色度 の比 i絞 1日. SoFoB Lot No.2102と 新 Lot No。 700aの 各種標 準退色紙片 の退色 度. を , 日本電色 工 業社製 NP-4型 色差計 によ って,測 定 し比 較 した結果 ,第. 1表 に示す デー タとな った。 また Y値 を グ ラ フで示す と第 1図 の通 りで あ っ た。 第 1表 新旧 S.Fo B退 色度の比較表. 0.275. 1.1. 1.2. 0。. 0.225. 9. 1.8. 3. 1.0. 0.25. 0.8. 0.4. 0.8. 0。. 2.0. 21.6. 19.6 0。. 8. 0.4. 0。. 8. 0.4. 2.0. 20.8. 18.8. 9. 0。. 22.6. 20.8. 11. 0.25. 0. 1.7. 0.25. 1.0 15. 1。. 23.5. 21.8. 19. 1.6. 24.5. 22.9. 23. 7. 18.0. 第 1図. 新 ・ 旧 S.F.Bの. 20。. 4. 2.0. 0. Y%比 較 グ ラフ. 5 2. Lot NO,700a. 3 2. ・9. 1. 2 2. 刺戟値 ∞ %. 4. 24・ .5. B00klet of. ︲ 2 ”. BOokletOf Lot No,2102. 9 1 8 ︲. 8. 0. 10. 1l. -標. 12. 13. 17 ]O 19 14 ]5 16 辛 退 色 時 間 (SoF H). 20. 21. 22. 23.
(4) 」 」 θ. 奥 川 敏 郎 上 図 につ いて その変化を み ると,新 旧. Lot間 の相異 は,Y'一 Y値 に示す よ. う に,1.6∼ 2.0%も あ り700aの 方 が遥か に弱 い。 また各 退色度 の差 は必ず し も平行的 で な く 7,. 9,1lS F Hで は 0%,15S FHの とき 8%,19S F. Hの とき 7%,そ. して23S F Hで は1。 6%と 差 が縮少 して い る。 また それ ぞ. 1。. 2。. 1。. れ の線 も等差 的変化 で もな い が何れ のばあい も毎 時0。 4∼ 0。 225%の 退色度 を 示 し,平 均 して約 0.3%と み る こ とがで きる。 また,付 記 回覧文書 L C 1036に 記載. 2表 米 国 SFHの Y測 定値. .2537. 19 15 11. 時 毎 / Y. Y. 23. 間差 Hの F SY. &L司. 各の. 第. ドナ ー色差計 MOdelC-1に よ る)か ら. .2445 .2339. .2156. 7. .2088. .0023. 当該 SeF.Hの. .0027. 化を検討す ると第 2表 の通 りで毎時退. .0030. .2220. 9. の標準光度 試験紙 の反射 率 数値 (ガ ー. 。0032. .0034. 色度 は約. Y数 値 を抽 出 して その変. 0.3%で あ った。両者間 の多. 少 の測色 的相違 は測定器 の性能 による もの と推察す る。. 1平. 妃潟。. *筆 者注 :こ の数値を100倍 したものが% 3。. 2 L.S.Pの 各種比較試験. TeSt l。. 新 旧各 ロ ッ トの 中か ら任意 に取 り出 した 3枚 の L.S.Pに 対 し連続. 22時 間 の照射を行 な い退色度 を調 べ た。試験条件 は第 3表 に示す。 試験結果 (第 4表 参照)は ロ ッ ト間 の相違 は SoFoHで 約 2時 間 の差 が生 じ て い るが ロ ッ ト内で は殆 ど無 い こ とが確 か め られ た。 Test 2。. Test l。. の結果 か ら700aの 標準 退色時間が 18S.F.H強 とな った. ために これを 20 SoF.Hに 近付 け るために,機 内温度 を可能範 囲 に上 げ て. 18,20お よび22時 間照射 を行 な った。試験結果. (第. ,. 4表 参照)は 18SFH強. が 18。 5S.F.Hと な った のみで大 きな変化 は得 られ なか った。. Test 3.各 地 に設置 して あ る. Atlas Fade‐ Ometerの 光度調 整 を行 な うべ. く所定 の条件下 で試験 を依頼 し新 旧 L.SoPの 変化 か ら SoF.Hを 検す る目的で 行 な った。.
(5) θ12. 耐光試験法 に関する研究 第. Le So P退 色試験条件. 3表. 目. 項 験. 試. Test 2. Test l. │. ア トラス社製 フェー ドオ メーター. 機. 左. 同. 130-145. 125-140. 〃 電流. (A). 15-17. 15-17. B.. 64-69. 71-74. Wo P.T.. 36-40. (°. 内度. (V). 機温. 孤 光 電 圧. C). 57 勺 40 糸. 照. 射. 時. 試験室温度. (°. 22. 連続. 間. 連続. 18, 20, 22. 22-24. C) 昭︵ 時. Lo S.P. Test NO.. 射 間. 第 4表 Test l.お よび2.の 退色度 と S.F.Hと の関係. No.. 刺. 戟. 値. (%). 席. .[.[). │ │. 2102. │. _″ ″. │. 2102 ″. 18 ―. ″. 700 a ″. │. │. 20.9 ″. 700a. 2102. ″. ゴ ー 22.6. │―. 〃. 1. 23.1. ″ 〃. ″. ″. ″. │. 22.65 43.2 115。. 20 1 21.8 ″ │ l. │. ″. │. 23.0. ″ 24.6. │. ″ 45.5. 1. │. 15。. 強 〃.
(6) 川 敏 郎. 奥 そ の 結 果 は第 第 5表 試 験条件. 5表 お よ び 第 6表 に示 す 通 りで あ った。. 試験室別試験条件. IAI. 申. 1.照 射時間(連 続 )H. 125-135. 4.〃. (A)1 16. 16-17.5. (°. 湿 度. 6.. C). 17. (%)1 65. 上記 の各試 験条件 で得 た Lo. 6 1. 5.試 験 温 度. 130-145. 125. 一. (V)125. 36-40. 一 〇 5. 3.孤 光 電 圧 電 流. 5 . 5 2 ” ¨ 4 2. 2 4. C)I WoPanel. (°. 64-69. 60-62. 内 IB,Panel 度 │一 ――一―. 機. 2.温. 15-17. 16.3. 25. 16-22. 62. 35∼ 42. 22-24. S.Pを 色差計 に よ りY%お よび それか ら求 めた. S.F.Hな どを次 に示 す。 第. 6表 試 験結果. IA (別. SFHttSF司. 財. SF司. SFH. 瀕. 9 ・. 8. 2 .. 一峨 一笏. 3 。 一 .. 一 3 1. 2. 障. 5 0 ・ . 一 0. 一 2 .. 5. 5 5 0 ・ 一 ・ 0. 一 9. 2 ・. 2.. 5. 0. 一笏. 5 2 . 一 3. 一 ・・ 2. 一轍. 3 5 8 ・ 2. 一 3. 一 ・ 2 2. 5. 2.. 0. 3 . . 一 3 . 一 1. 2. 9. ・. 8. 2.. 6 3 ・ 一 一 2. 3. ・ 2 2. 3. 8 . 一 8 . 一 0. ・ ・. 膿. 鯵 JSF司. 7. 5 蠅 一 郷一 . 9 ・. SFHに. 閉. 1.L.S.P No.2102と 700aと の相違の程度は試験場所 により0.5∼ 2.So F.Hの 相異がみられ700aの 方が少ない傾向にある。 2.こ の相異の程度はY%で 1.3∼ 1.5%で ある。 上表 に示す よ うに先 づ 第 1に 判 る こ とは,予 め提示 した条件 に合致 して い な い こ とで あ る。 これ は,そ の場 所 によ って電 力事情 が異 った り,試 験 室 の 気 温 や湿度 な ども相違 があ るので あ る程度 は止 むを得 な い所 で あ る。 しか し, これ らの 中 で も “D"と “F"は ブ ラ ックパ ネ ル 温度 が梢 々高 い こ と,つ ぎに “C"で は電 圧 が相 当高 い こ とが 目立 ち,湿 度 に影響 を及 ぼ して い るよ うにみ られ る。 この よ うに 同一 メー カーの試 験機 で も仲 々条件を合 せ.
(7) θ14. 耐光試験法に関する研究. て試験 す る こ とは 困難 で あ った。 この よ ううな特性下 にお け る新 ,旧 L.S.P' の退 色度 は同表 下欄 に み られ る SoF.Hを 得 たので あ るが, これ らの結果 か ら は,1日 L.S.Pに 比 して新 LoSoPの 光 退色 の割合 が20時 計時間 の 照射 によ って 必ず しも一定 の時間を減 じた SoF.H(例 えば 2S.FoH)を 減 じた ものに相 当 す るものであ るとは いい 切れ な いよ うで あ る。 この種 の テ ス トは更 に正確 に 試験条 件 を合せ て 行 えばよ り効果 的な結果 が得 られ たか も知れ な い。. Test 4.L.S.Pの 紙質 その他 の試験. 5). 紙質 ,そ の他 の試験結果 は第 7表 に示す。 第 7表 分. 厚. さ (荷 重50g/cm2)1 量. (絶. ― ― 重. 乾 )1. 1::::::. l. Ю Oa. 0。 165 mm. 0。. 0.0812g/cm2. (湿 度 80%)1 0・. ″. :::::::. 俎m. 1. 区. 143mm. 0.0951g/cm2. 0885g/cm2. 0。. 1043g/cm2. :::::::::::::::I::│││:│::│::::::::::::::::::. 0。. 435. │:::│:::´. 0.64. 染 色濃度. 一二 『 ≒. 明. (Y %). 度. 二一. 1. 4.3 1.00 14。. 6. 1. 1. 3.4 0。 791. 6.6. 上表 デ ー タによ り,明 らか に原料 パ ル プの 相異 か ら生 じた トラブル で あ る こ とが ほぼ推測 され る。 そ こで LSPの 作製 に際 しては この点 を考慮 して 常 に一 定 の原料 がえ られ るものを選 ぶ よ うにせ ねばな らな いで あろ う。.
(8) 奥. す. む. 川. 敏. 郎. び. 本研究 は当初述 べ た通 り決 して新 しい問題 で はな いが,試 験結果 の影 に隠 され た重要 な因子 で あ ることには間違 いない。 それ 故 ,機 械 を取扱 う者 は常 に 円滑 正 常 に稼動 して い るか否 か に注意 して い な けれ ばな らな い。 その仕事 の一 端 を LoS.Pが 果 して くれ る こ とにな るの で,大 変好都合 で,安 心 して試 験 が行 なえ る。 したが って,で きるか ぎ り早 くわが国 での 作製 が望 まれ る所以で あ る。 幸 いに も,LoS.Pで はないが,. SoF.B(標 準 退色紙片帖)を 作 るための マ. ス ター ・ ラ ンプ (master lamの が昭和 42年 に,工 業技術 院繊維 工 業試験所 に米 国 か ら輸入 され た。 しか も,わ が 国独 自の技術 で,各 種精密測定装置. ,. 例 え ば,放 電電圧電流 の 自動調 整 ,機 内温湿度 および黒鋲温度計 の 温度 自動 記 録調 節,. 3波 長域光 エ ネル ギーー の積算記録計 な どを備 え た優秀 な ものが. 完成 して設置 され た こ とは心強 い。今後 その威 力を十分利用 され,活 用 され る こ とで あろ う。 また,本 機 によ って SoF.Bの 作製 も容易 とな って きた ので, この光度調整 に対 す る問題 の解 決 の 日も近 い こ とを期待 しなが ら本稿 を終 る。. 参. 考. 文. 1.日 本工業規格 JIS K 4004-1956 2. 3。. 4。. 5。. 方法解説 〃. J I S. L. 献. 染色物 および染料 の 日光堅ろ う度試験. 1044-1959. 〃. ″. 日本学術振興会第134委 員会業績報告 V01。 2.昭 和40年 度昭和41年 度,(昭 和42 年 10月 20日 ) 繊維品 の耐光堅 ろう度試験 に使用す る標準光度試験紙 (Letter Circular LClo36 Revised June 1956)訳 文 (付 記添付 ) 基準耐光試験機 (仮 称 )の 試作 な らびに耐光試験機 の光度較正 につ いて, 工 業 技術院繊維工業試験所報告プ リン ト (昭 和42年 ).
(9) θゴδ. 付. 耐光試験法 に関す る研究 言 己. 繊維品 の耐光堅 ろ う度試験 に使用す る標 準光度試験紙 Letter Circular LC lo36 Revised June. 1。. 1965. 序. 標準光度試験紙 (Standard Light‐ Sensit市 e Paper一 N.BoS標 準試料番号. 700a(と , この紙 の標 準退色紙片帖 は N.BoS(National Bureau of Stand‐ 、 ards)に て 領布 されてお り,商 業用 カー ボ ン・ アー ク燈型退 色試験機を使用 して繊維 品 の耐光 堅 ろ う度 を試験す るときに,そ の照 射 エ ネル ギー量を 標準 に合 せ るために用 い るもので あ る。 これ らの試験機 は,機 械 によ り,ま た使 用時 によ って,照 射 量が異 って い る。 それ らの作用 は再現性 に欠 けて い るの で,使 用す るばあい には, この こ とを考慮 しな けれ ばな らな い。 この試験紙 は N.BoSの 製紙 工 場 で 作 られ た標準 ロ ッ トか ら出来 てい る。 そ れ は直接 アゾ染料 “Benzo Azurine G"Colour lndex No。 24140で 着色 さ れ てお り,大 きさは 2%"× 31/4"の 紙 片 で あ る。 その紙 片帖 は 巾1■/2"の 紙片 6枚 か らな って お り, 1)に. N.B.Sの マス ター ラ ン. 7∼ 25時 間 の標準退色 時間 (SoFoH)に 相 当す るだ け露光 し 退 色 させ た もので あ る。露光 20“ 標準退色 時間 "は 有名 な ア トラス・エ レク プ. よ って,. トリック・ デバ イ セス社製 フェー ドオ メー タ. (FDA― R)型 にお け る露光. 20時 計時間 に対 す る退色 作用 にほぼ等 しい もので あ り,ま たその20時 計時間 は この 型 の フェー ドオ メー タ 130種 につい て 測定 ,平 均 した ものが基 準 とな って い る。 それ はまた AATCC(The American Association of Textile. Chemists and Colorists)の ブル ー スケー ル L4の 退色 が “丁度 目に見 え る程度 "ま で 露光す るの に必要 な 時間 で もあ る。. 2).
(10) 17 θ. 奥 川 敏 郎. 標準 退色 標準光度試験紙 と標準退色紙片帖 は, ラ ンプの露光 時計 時間 を “ 時間 "(S.FoH)に 変 え,か くして通 常 の基 本 にお け る照射 エ ネル ギー量を 表 わす こ とを可能 に した もので あ る。紙片帖 と標準光度試験紙 の未露光 の も のの注文方法 ,使 用方法 な らびに退 色試験 にお け る変異 の原 因 に対す る概要 は つ ぎの通 りで あ る。. 2。. 注. 文. 方. 法. 標準退色試験紙 の発行期 が異 れ ば退色 率 も異 な る。か つ 標準 退色紙片帖 と 未 露光紙片 に対 す る退色 曲線 は,そ の発行時 の ものだ け に適 用 出来 る。従 っ て 紙片帖およ び これ と同 時 に発行 され た未露光試験紙 は一諸 に使用す べ きで あ る。 標準試料番号 の未端 の低 い ケ ー スの文字 は,標 準試料 の発行期 日を示 して い る。 標準 退色試 片帖番号700aは 未露光試験紙番号700aの もの と共 に使用す べ き で あ る。 それ は番 号 700bま たは これ よ り早 く発行 され たその 他 の紙片 と共 に使用す べ きで はない。未露光試験番号700aの ものがな くな り購入者 へ 供給 出来 な くな った時 には,購 入者 は N.B.Sに 注文 して新 しい700aを 購入 して 貰 う こ とがで きる し,か つ この試片帖番号701aを 続 けて 使用す る こ ともで きる。 しか し N.B.Sに お いて未露光紙. No。 700aの 補給 がで きな くな ったばあ い は. ,. 新発行 の標準試料 No.700bの ものが供給 され る。 そ して購入者 は新 標準光度 試験紙 と共 に, これを使用す るため に必要 な新 標準 退色紙片 帖. No。 701bを. 注. 文す る こ とが必要 とな る。 これ は残念 だが止 むを得 な い こ とで あ る。 とい う の は,あ らゆ る発行期 日の 準準光度試験紙 の退 色率 に関 して, これ らが正 確 に同一 にな るよ うに標準光度試験紙 の製作方 法を調 整 す る こ とは,現 在 で は 不 可能 で あ るか らで あ る。 概説 したよ うに沢」 定機器 によ って違 い が生 じて くるか ら未露光光度試験紙 は 標準退色紙片 帖 な しで は完全 に使用 出来 ない。標 準 退色紙片帖を注文 した 場 合 には標準光 度試験紙 と標準退色紙片帖 の使用説 明 のための 回覧文書 が つ.
(11) コ θ 8. 耐光試験法 に関する研究. けて あ る。 しか しそれ は要 求次第 で別 々に送 られ る こ とにな って い る。 標準試料 No。 によ って注文 して下 さい。 宛名 は. “National Bureau of Standard Omce of standard Reference. 1/1aterials,Washington,D.C.20234"=Cあ. る。. National Bureau of Standards,Department of Commerceに. 支払 うべ き. 小切手 を封入 して下 さい。 標準試料. NO。. 701aの 標準 退色紙片帖の価格 は60ド ル で あ る。未露光標準. 光 度試験紙 No.700a(25/8"×. /4")の 価格 は100枚 1包 み 5ド ル で あ る。未. 3■. 露光標準光度試験紙 の最少注文 量 は100枚 包 みで あ る。. 3。. 試 験 機 の補 正. 補 正 を試 み る前 に この 回覧文書 を完全 に読 んでお くべ きで あ る。標準退色 時間 の規定数 に相 当す る退色 を生 ず るに要 す る露光 時計 時間数 を予知す るた め に時 々 ラ ンプの作動 を チ ェ ックす るのに光度試 験紙 を使用す る。 そのよ う なチ ェ ックを多 くすれ ばす る程 ラ ンプが満足 に働 いてい るとい う こ とを強 く 確 認す る こ とに もな る。標 準光 度試験紙 は,つ ぎの二つ の方 法 の 何れ か に用 い られ るで あろ う。 す なわ ち,(1)退 色 の視覚 的判定 によ るばあい。 (2)反 射率測定 によ るばあ い。. 視覚判定 視覚判定 の手順 はつ ぎの通 りで あ る。 通 常 の方法 (裏 紙 を つ けな い)で ,試 験機 の ホール ダー に試 験紙 を取 り付 け,新 しい炭素棒 を セ ッ トし,運 転 が始 まるときに機 内 に置 く,標 準光 度試 験紙 を20時 間連続露光す る。試験紙を取 り出 し冷 却 し,大 気 中 の湿度 と平衝 す るよ うに少 な くとも 2時 間室温 で暗 所 にお く,退 色 の判定 に影響す る可 能 性 が あ ると平衝す るよ う少 な くとも 2時 間室温 にお く。 退色 の判定 に影響す る可能性 が あ るので,未 露光 の緑部分 は切 り取 って捨.
(12) 奥. 川 敏. θ19. 郎. て る,紙 片 帖 の 紙 片 の 先 端 に見 られ る退 色 して い な い 縁 は,沢 」 定 時 中 は取 り 扱 い 易 い よ う に残 して お く。 しか し,視 覚 半」 定 の ば あ い に は, これ らの 縁 も ま た切 り取 るべ きで あ る。. 露光試験紙 の退 色 を紙片帖 の標準 退色 紙片 の退 色 と比較 しな さい。 この ば あ い左手 に紙 片帖を持 ち,裏 表紙 を最初 に,ペ ー ジを 次 々にパ ラパ ラと開 け るよ うに して露 光 した試 験紙 を標 準 退色紙片 の下 に順序 に上 り込 ませ ,注 意 深 く,少 しづつ 露光試験紙 の上 にぴ った りと合 せ なが ら,標 準 退色紙片を差 し込 んでい く。 す なわ ち 2枚 の紙 は長辺 の方 向 に揃 え る。昼光蛍光 ラ ンプは また同業 の光 r以. 源 の下 で,か つ50フ ィー ト燭光 ,あ るいは, それ. 上 の 照明で 比較 しな さ. い。 ラ ンプは試験紙 および紙 片帖 の 長辺 の方 向 に平行 にす べ きで あ る。入射 光 は45° の角度 と し, 見 る方 向は紙 の表面 に垂 直 にす べ きで あ る。 それ らは 温度 と汚れ に非 常 に敏感 で あ るか ら,露 光試験紙 と標 準 退色 紙片 の表面 に指 を触 れ て はな らな い。 露光 中 にお け る若干 の 変動 は試料架 の周 囲 の種 々の場所 で生 ず る可能性 が あ る。 それ故 ラ ンプに対 す る代 表値 は,試 料架 の周囲を,. CD― ISR型 試料. ホール ダーの低位部分 に試験紙 を満す こ とによ って得 られ るで あろ う。 そ して, この場合 には試料 ホール ダー は,ア ー クに関 して は,唯 1段 しかヽ 保持 されていない試料架 に取付 けて あ る。 他 の型 の試料架 で は試験紙 は出来 るだ け アー クの 中心 の高 さに近 い所 で,か つ そ こか ら試料 の取れ る 巨離 にお くべ きで あ る。 これ らの露光 か ら, ラ ンプに対 す る平均値 が得 られ る。 試験紙 の 照射部分 はその他 の側 を 印刷物 で 裏付 け しないよ うに して試料 ホ ール ダー に お くべ きで あ る。 と くに反 射率 を測定す るばあいには, これ は結 果 に重 大 な影 響 を及 ぼす こ とにな る。試 験片 の退 色度 を重 ね合せ比較 によ っ て ,露 光 を 標準退色 時間 で 評価 しな さい。試験機 中 にお け る照射 時間 を標 準 退色 時間 に換算す る係数 を 出 しな さい。 例 え ば,20時 計時間露光 した標準光度試験紙 が,紙 片帖 の16と 20S.F.Hの. 2紙 片 の 中位 ,す なわち18S.FoHと な った と考 え られ る程度 にまで退 色 した.
(13) 耐光試験法 に関する研究. 32θ. な らば, フ ァクター は,18/20,す なわち0。 9で あ る。機械 によ って,所 定 の 時計時間露光 した繊 維 品 は,そ の 時市時間 の O。 9倍 の標準退色 時間露光 した もの と見 な さい。 も しフ ァク ター が 1.1以 上 な らば, ラ ンプの退色 率 は高 過 ぎると考 え られ るので, この時 は, ラ ンプはよ り遅 い退 色率 に調整す べ きで あ る。. N.BoSの マス ター ・ ラ ンプは交 流 カー ボ ン・ アー ク灯密 閉式 のア トラス社 製 SMC一. R型 フ ェー ドオ メー ターで あ り,か つ No.70ソ リッ ド・ カー ボ ン. と No。 20の コアー ド・ カー ボ ンを使用 して い る。 運転 に対 しソ リッ ド 0カ ー ボ ンは上 部 ホル ダ ー に,コ アー ドカー ボ ンは下 部 ホール ダ ーに取 りつ け る。 そ して これ らの位置 は,つ ぎの運転 の場合 には 反対 にす る。 アー クは特殊 のパ イ レ ックス・ ガ ラス ・ グ ロー ブ No。 9200 PXで 密閉 され て い る。 ラ ンプは ブ ラ ックパ ネル 温度 150± 5° F(試 料架上 で 測定 され る)。 か つ 相対 温度 ,約 30%,気 温約 116±. 1°. F(両 者 とも,空 気 が試験 チ ャ ンバ. ー を離 れ る点 で 測定す る)で 操作す る。 ´ 1) 試料架 は直径 20"で ,毎 分約 3回 の割合 で 回転す る。 ウエザ ーオ メー ターの場合 には直径 30"の 試料架 によ り,か つ NO.20と No. 70の カー ボ ンを使用 して露光 が行 われ るが恐 らく直径 20"の 試料架 によ るN. BSマ ス ター ・ ラ ンプの場合 の露光 よ り遥 か に低 く,か つ上言己の フ ァクター は適 用 出来 な いで あろ う。 また露光 中 に ウェザ ーオ メー タの噴霧 をやめ る必 要 が あ るとい う こ とは,正 常 な ウ ェザ ーオ メー タの操作を代表 しない条件を 作 って い る。 同様 に,ス ペ ク トル分布 と,カ ー ボ ンアー クの輝 度 の違 いに よ リキ セ ノン ラ ンプ,. S-1太 陽 ラ ンプ または蛍光 ラ ンプの よ うな他 の型 の ラ ンプによ る. 露 光 は,マ ス ター ラ ンプの露光 とは全 く異 って い ると考 え られ,か つ反射 率 対 標準退色時間 の 曲線 (付 属 図 で 示す)は 適用 出来 な いで あろ う。 この標準 光 度試験紙 はカー ボ ンアー ク型 フ ェー ドオ メー タに対 してのみ 較 正 出来 るの で あ る。.
(14) │1 敏 郎 奥 り. 試験 に お け る標 準光 度 試験紙 の使 用. 前 節 で概説 したよ うに, ラ ンプの補 正 は 日常的試験 にお け る露光 時間 に対 して よい基 礎 にな る。 しか し, さ らに正確 な試 験 を す るためには, ラ ンプの 退色 率 は, 日毎 に,ま た試験 中 で さえ変化 す るので,照 射 エ ネ ル ギー量を 標 準光度試験紙 で 測定す べ きで あ る。 そ の操作 は,20時 間露光 の調整 をす るた めにつ ぎの方 法 によ って説 明 されて い る。 繊維 品 の試験片 と 2片 (必 要 な らばそれ以上)の 標準光度試験紙 を,並 べ て 同時 に試験機 中 に置 く,時 間 に注意 し試 験評価 の終了約 4時 間前 に試験機 か ら試験紙 の 1枚 を取 る。 この試験紙 を 2時 間室温,か つ 暗所 に置 く。 その退 色 と標準退色紙片 の退 色 とを比 較 せ よ,そ して,す で に概説 したよ うに,時 計時間を標準退色 時間 に換算す るフ ァクターを算 出せ よ。 この フ ァクター を試 験繊維 品 に対す る露光 時間を計算す るのに使用 しな さ い。繊維 品 と共 に試験機 内 に あ る試験紙片 は試 験終 了時 にお いて,繊 維 品 と 同一 照射 エ ネル ギ ーの露光 を受 け るで あろ う。 したが って,試 験終了時 にお け る実 際 の露光標準退色 時間 は,光 度試験紙 の退 色程度 を紙 片帖 の標準退色 紙片 と比較 す ることによ って得 られ るだ ろ う。 その結果 は,試 験が満足 な も ので あ るか,あ るいは繰返す べ きで あ るかの証拠 と して 使 う こ とが 出来 る。 長時間の露光 に対 して は何枚 か の試験紙 を使用 す る こ とが必 要 で あ り,そ れ らによ って 示 され る標準退色 時間数 は,総 露光 時間を算 出す るために加 算 され る。 このよ うな試験 を行 な う場合 には,試 験紙 はカー ボ ンを取 り換 え る 時毎 に取 り換 え るべ きで あ る。. 退 色 試 験 に 於 け る再 現 性 に 影 響 を 与 え る 因 子. 繊維 品 の耐光染色堅 ろ う度試験結 果 の再現生 に 影 響 を当え る 多 くの 因子 は,そ のよ うな試験 を繰 返 す こ とを 困難 にす る。.
(15) 322. 耐光試験法 に関す る研究. 退色試験機 の操作者 が留意す べ き若干 の 因子 はつ ぎのよ うな こ とが挙 げ ら れ る。す なわち,照 射量 の 強 さと ス ペ ク トル分布 ,試 料 に対 す る大気 の 温度 と相対温度 ,大 気汚染 ,試 料 の取付方法 および連続 的 で な い露光 で あ る。 これ らの 因子 は,繊 維 品 と同様 ,試 験紙 の退 色 に も影響す るが, しか し効 果 の大 きさは試験紙 と繊維 品 とで は異 るばか りで な く,繊 維 品が異 れ ば違 っ て くるで あ ろ う。種 々の繊維 品お よび試験紙 の比退 色率 は, これ らの条件 に お け る変化 と同 じ程度 には必ず しも変化 しないだ ろ う。 同一 の電 流 ,電 圧 お よび他 の電気 的作動条件 ,か つ 同様 の カーボ ンが与 え られ るとき,カ ーボ ン・アー ク退色試験機 か らの 照射光 量 は,ス ペ ク トル分 布 と量 に 関 して は合理 的 に調 節 出来 ると考 え られ る。標準光度試験紙 は照射 光 量を適正 な変動 に補 正 す るために,使 用 され るよ う考慮 されて い る。 商業用 退色試験機 は通 常試料 の 周 囲 にお け る空 気 の 温度 と相対 温度 の調 節 を あ る程度行 な って い る。AATCC法 で は湿 った濾過空気 中 で試料を露光 す る こ とが要求 されてお り, この場合 アー クに面 した特別 ブ ラ ック・パ ネル 温 度計 で,145± 5° F(93± 3° C)の 温度 が推奨 されて い るが,ブ ラ ック・パ ネ ル 温度 を試験報 告 に記録す る場合 には165° F(74° C)を 越 えな い温度 な らば よ い とい う こ とにな って い る。. 2). 退色 した試験紙 と標準退色紙 片を予備的 に比較す る場合 には,既 述 のよ う な試験紙 を 1夜 間 あ るいはそれ以上暗所で ,50%相 対 湿度 の空 気 中 で水分調 整 したの ちに行 な うべ きで あ る。 実験 室 の 中 には実 際 にや って い る所 もあ るが,黒 色 また は 白色 の厚紙 あ る いは他 の裏紙 に試 料 を取 り付 け るとい うこ とは,特 に薄 いす き透 った試料 の 退色 において は影 響 を与 え るので,裏 紙を使用 した場合 には,そ の 旨試験結 果 に報 告す る こ と,記 述 のよ うに標準光度試験紙 は,. SFHス. ケー ル と して. この よ うに使用す る こ とに基礎を置 いてい るので,裏 紙を使 わな いで露光 す べ きで あ る。厳密 に調整 す るためには,標 準光度試験紙 と繊 維 品 は,試 験機 中 に同時 に,か つ 比較 出来 る位置 にお くべ きで あ る。 た とえ ば,両 者 とも上 列 また は下 列 の何れか において試 験機 内 の空 白部分 は,試 験 に 関係 のない試.
(16) θ 2θ. 奥 川 敏 郎 料 で 満 して空気 の 流れ と反射 のため に生ず る変 動 を減ず るよ うにす る。. 試験機 の蓋 が閉 ぢて い るときは,湿 度 が増加す るため と,出 し入れ をす る こ とが退色 を促進 させ る こ とな どの可能性 か ら光度試験紙 および若干 の繊維 品 は,連 続 的露光 よ り 間断的露光 の方 が, 所定時間 において は退色 され 易 い。従 って試験機 には新 しい カー ボ ン・ セ ッ トを取 り付 けて試験を開始 し機 械 は途 中で 停止 させ る こ とが望 ま しい。. 退色紙 の反 射率測定 光 度試験紙 と紙片帖 は退色 に対 して簡単 な視覚 的評価 が 出来 るよ うに製作 されて い るが,反 射率測定 に も使用 出来 る。後者 は紙片帖 に入 れ る退色紙片 を評 価す るため “The National Bureau of Standards''で て い る。試料 は16時 間以上相対 湿度 50±. 正 規 に使用 され. 4%,温 度73.5± Fの 大気 中,か 2°. つ 暗所 で水分調整 す る。NoBoSで 販売 して い る紙 片帖 の退 色片 の反 射率 の制 限値 が付 図 に示 されて い る。標準光度試験紙 は空気 中 にお け る相対 湿度 の高 低 下 の露光 ,湿 度 ,光 ,汚 れ ,お よび取扱 い不備 な どか ら反射率 は違 って来 るだ ろ う。 異 な った測定器 で反 射率を測定 した場合 ,同 じ露 光紙片 で もかな りの差異 を示す。反射率 の読 み に大 きな差異 の現 われ るのは光度測定器 のスケー ル の 直線性 ,光 電 池 の ス ペ ク トル感度 , フ ィル ターの分光 透過 率,入 射 ,受 光 の 戦何学 的条件 ,測 定器 の調整 に使 う標準板 の差異 な どに起 因す る。測定器 に よ る測定 の食 い違 い を小 さ くす るため使用者 は,後 記 のよ うに特別 の測定 し た反射 率 に基づ いて,作 成 した光 度試験紙 に対 す る退色 曲線 を作 るべ きで あ る。. 測定器 の標準化 測定器 の誤 差を最小 にす るために,未 露光紙 の予備 の あ る こ とが必要 で. ,. 標準化 に使 うために とってお くべ きで あ る。紙 は光 ,ほ こ り,お よび過 熱 に 対 し保護 しな さい。未露 光紙 は平均視感 反射率 0。 1609を 持 って い な けれ ばな.
(17) θ 24. 耐光試験法に関す る研究. らな い。 測定器 を標 準化す るためそれを セ ッ トし,緑 色 の三刺 戟 フ ィル ターを通 っ たデー ライ トに対 す る 視感 反射率 Y値 を読 む。 測定器 上 に 未 露光紙片 を 置 き,器 具 の読 みを0.1609に セ ッ トす る。 露光紙 の ものよ りもも っと近 い反射率 で 標準化 出来 る標準 化 の別法 が あ る が, これ は標 準 退色紙片帖 の標準 退色紙 の 1枚 を使 って ,紙 に書 かれて い る 反射率数値 で 測定器 を セ ッ トす るので あ る。測定器 の標準化 のために規則 正 し く標準退色紙 を使用す る こ とを ,壁 け るため,未 露光 の反射率 または標準退. .. 色紙片帖 の紙片 に 関連 した陶器 の標準板 (出 来 れ ば 同一反射 率 の もの が よ い)の 値 を読む。 標準板 は,か よ うに して得 られ た Y値 を使 って測定器 の ス ケー ル の セ ッ ト に使用 出来 る。 も し標 準板 の分光反射率 が試験紙 のそれ と殆ん ど同 じで あれ ば,最 も正 確 な値 が得 られ る。 か よ うに して標準化 した測定器 によ って紙片帖 の紙片を測定 し,そ の測定 器 に対す る退色 曲線 が作 られ る。一 致す る結果 を得 よ うとすれ ば,測 定 はす べ て 同一方 向 で微 量の測定を行 な う。 や り方 はつ ぎの通 りで あ る。. (1)退 色紙片帖 の各紙片 の表面 に書 いて あ る 45° ,0° 方 向 の視感反射率 Y 値 の 読 みを記録 せ よ。. (2)こ の 回覧文書 に付属 して い る表 または, この表か ら作成 した付属 グ ラ フか ら対応す る S,F.Hの 値を読 め。. (3. フ ェー ドオ メー タ照射 によ る退色 紙片を測定す るのに使用 した もの と. 同 じ測定器 で, これ ら紙片 の各 々の視感反射率 Y値 を測定 せ よ。 に)前 記 のよ うに して測定 した SFHの 実 際値 に対応 して,視 感反射率 Y 値 の 曲線 をプ ロ ッ トし反射計 に対す る退色 曲線 を測定せ よ。 退色 曲線 :視 感反射率対 SFH 標準 退色紙片帖用各 ロ ッ トの紙 に対 し,ハ ンター 多用 型反射計 を使 って,.
(18) θ 25. ミ リ ‖ 角 タ 女 良Б. ア ンバ ーに対 す る反射 率 Aを 測定す る。 とい うのは反射計 の幾 つ か は,ア ン バ ーに対す る反 射率 Aよ りもむ しろ CIE三 刺戟値 Xを 測定す るので,紙 片 帖 は い まや視 感反射率 Y値 を測定す るよ うにな ってお り,も っと直線性 ス ケ ールの ガ ー ドナ型 色差計を用 い る。. 3)こ. の測定器 の. Rd(直 接反射)ス. ケー. ル は,CIE三 刺戟値 Yに 合致す る。反射率値 は小 数 または%で 表示す る。 この 回覧文書 で は小数で 表示 されてい る。 結果 の精度 た とえ標準 退色紙 片帖 の紙片 の SFH値 が指定値 の O。 5以 内 に あ った と し て も,ま た全試 験紙 を カーボ ン・ アー クの レベ ル において 露光 した場合 で さ え 単 一 ラ ンプ運 転方式で は,平 均値 に対 す る偏差 は 1.5∼. 2SFHに. 達す る. とい う こ とに留意す べ きで あ る。 この理 由か ら試験紙片 を何 枚 か露光 し,各 ラ ンプの運転 毎 の値 を平均 した結 果 を採 るのが よ い。 この文書 に あ る退色 曲 線 のデー タは,種 々の ラ ンプを 運転 したばあいの 平均反射率 の 標準偏差 は 0.0015で あ ることを 示 して い る。 あ る種 の反 射計 は曲線 および表 に示す よ うに,反 射値 を 4桁 まで 読 め る精 度 を持 って い る。 しか し反 射率沢」 定 では 0。 002で あ り,大 体 退色 ス ケー ル の 上端 で は ±lSoF.H,下 端 で は ±0.6SoF.H程 度以上 の精度 はな い。 ロ ッ トNo.1554光 度試験紙 は露光 の SFHと 反射率 との関係 を示す の に使 用 され ,こ の ロ ッ トの試験紙 は この数年 間 に亘 って配布 され た。 この在庫 が な くな ったの で,複 製 の No。 1589が 配布 され た。 これ は ロ ッ トNo.2101に よ り不用 とな ったが, これ はまた ロ ッ トNo.2102に よ って不用 とな った。現在 の試験紙 は標準試料 No.700aと 呼 ばれてい る。 つ ぎの ものは 標準試料 No.. 700bと 呼 ばれ る予定 で あ る。 しか し, これ らの ロ ッ トは 本質 的 に製紙 工 場 で 複製 されて い るが,所 定 の露光 時間 にお いて は退 色 の度合 は多少異 な る。 この ため,規 定 の標準試料番号 の試験紙 は,同 一製 紙 工 程 によ って 作成 され た紙 片帖 と組 で使用す べ きで あ る。 こ うすれ ば,試 験 で 示 され た SFH数 は 他 の ロ ッ トとその紙片帖か ら得 た数値 と同 じにな るだろ う。標準試料番号 の.
(19) 耐光試験 法 に関す る研究. 326. 終 り に 同 じ文 字 のつ い た標 準試 料 は ,同 じ製 造 工 程 の も ので あ る。 た とえ ば 標 準 試 料 No.700aと 700bと は同 じ製 紙 工 程 の も ので あ る。 この 光 度試 験 紙 に 関す る通 信 連 絡 先 は,Washington DoC.20234 National. Bureau of Standardsの Standard Reference Materialsの 事 務 所宛 に され た い。. 献. 文. NBS研 P。. 究報告書 R P1916言 己載 の Master Lamp(JoResearch N.BoS,Vo141, 169-177,1948)は Atlas Electric Devices Co。 ,Fade¨ Ometerに よ って 代 替. され て い るが, これ は,. SMC一 R型 で ガ ラス密 閉型 アー クで あ り 15∼ 17A,. 120∼ 145V,交 流 で 操作 され る。. AAT C C1964年 技 術年 鑑. (V01・. 40 AATCC,National Head― quarters,Rese―. arch Triangle Park,PO Box 886) 3). Ro S.Hunter,Photoelectric Color Difference meter,J.Opto SOC.Am。 985∼ 995(1958) 標準光度試験紙 の SFHと 視 感 反射率 (ガ ー ド+色 差計 標. SFHI. Y. 準. 試. 料. Y. ISFHI. MOdel c-1に よ る). No.700a ISFHI Y. .2071. 13.0. 。2281. 19.5. .2457. 7.0 7.5 7.0 8.5 9.0. .2088. 13.5. .2296. 20。. 0. .2469. .2105. 14.0. .2310. 20.5. 。2481. .2122. 14.5. .2325. 21.0. 。2493. .2139. 15.0. .2339. 21.5. 。2504. .2156. 15.5. 。2353. 22.0. 。2515. 9.5. .2172. 16.0. .2366. 22.5. 。2527. .2537. 6.5. 0. .2188. 17.0. .2380. 23.0. 10.5. .2204. 17.5. .2393. 23.5. 。2548. 0. 。2220. 18。. 0. .2406. 24。. 0. .2559. 11.5. .2236. 18.5. .2419. 24.5. .2569. 0. .2251. 19.0. .2432. 25.0. .2579. 12.5. .2266. 19.5. .2445. 25.5. .2589. 10。. 11。. 12。. イ8.
(20) 奥. 川. 敏. θ27. 郎. 紙 片 帖 の 組 合 せ を 容 易 に す るた め ,そ の 反 射 率 が正 確 に1/2SFH値 の 所 に 来 た紙 は,次 の一 段 高 い SFHに な る。 た とえ ば,も し退色 紙 の 反 射 率 値 が 0。. 2457で あれ ば紙 片 帖 で は20S F Hと い う こ とにな る。 同様 に 16。. 対 す る0。 2380の 値 は,17。. OSFHと. 5SFHに. な る。. 標 準 退 色 紙 片 帖 は つ ぎの よ う に 3つ の 系 列 で 製 作 され で い る。. -911--15--19--23. 7‐ 一. SFH. 8-10--12--16--20--24. SFH. 9-11--13--17--21--25. SFH. これ は 簡単 に す るた め視 感 判 定 に よ って お り生 産 を 容 易 に して い る。 これ らの 紙 片 帖 は同 等 で あ る と考 え られ て お り,講 入 者 が入 手 す る もの は,そ の 時 どれ が 有 効 か と い う こ とに よ る。. 1963年 6月 付 “LC. 1036"の 代 替. 技 師 長 Paul JoShOuse 4/F製. National lBureau of Standards Washington, ]D.C. 20234 Σ⊃コ ︵ αロトコ正 ZШШ∝〇︶ >こ〇卜〇く﹂ uoz<ドoШコ性Ш∝ ∽⊃OZ一. 2569″. 2548= 2481_一. 24. 2400. 2380=― 2353-ラ. 2300 2256-―. 22362204_― ‐. 2172二 10. ―-2105. 2100 2000. 7. 8. 9. 10. 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 STANDARD FADIN6 HOURS EXPOSURE. SttANDARD SAMPLE NO,700a L10HT―. SE NSI丁. ″. lVE PAPER. 23 ・.
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