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2020年度活動報告 CJP授業 : 表現法5-8

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Academic year: 2021

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2020年度活動報告 CJP授業 : 表現法5-8

著者

阿部 秀夫

雑誌名

関西学院大学日本語教育センター紀要

10

ページ

30-30

発行年

2021-03-31

URL

http://hdl.handle.net/10236/00029330

(2)

30

-2020 年度活動報告 CJP 授業:表現法5-8

阿部 秀夫(関西学院大学日本語教育センター)

1.クラス概要

このクラスは中級後半から上級レベルの学習者が選択可能である。N1 合格者が含ま れる場合や、学部授業が受講できる日本語力がある受講者が在籍している場合もある。 受講に当たっては次の3点を初日のオリエンテーションでは伝えている。一つ目は N1 受験目的のための授業ではないこと、二つ目は学習表現は、日常的な会話がもっと 上手になりたいという学習目的の学習者には向かないこと、最後に、中級後半を学習 し始めた学習者には未習の表現や語彙が多いので事前の自習が必須であることである。 授業は週1コマで開講されており、テキストは『新完全マスター文法日本語能力試 験 N1』を使用している。実例を示すため、ネットのサイトなどを利用した。 2020 春学期の授業形態は新型コロナ感染症のため、zoom を使ったオンライン授業を 行った。また、課題のやり取りなどで当大学の授業支援システム「LUNA」を主に 利用した。

2.授業内容

通常は 14 回の授業だが 2020 春学期は新型コロナ感染症への対応のため、授業はオ リエンテーション日を除き 10 回で行われた。また、通常行っていた中間試験・期末試 験・クイズは行わず、課題の評価を大きくした。その結果、通常と同じくテキストの 13 課まで終了した。授業は原則として 1 コマで 1 課は進むという進度だが、新たな表 現が少ない課の場合は2課分進めた。今回はあまり余裕がなく多くはできなかったが、 テキストのシラバス外の部分を扱うこともあった。 各表現は理解をまず第一目標にしている。できるだけ、実際の使用例と使用されて いる状況を学習者に提示しながら進めた。その際、ネットのニュース、ホームページ や動画を使用した。そして典型的な例文を1つでも身につけることを求めた。

3.成果と今後の課題

今回の学習者は上級学習者であり、テキストの例文の理解、説明も問題なく進んだ。 学習者のアンケート結果も不満はなかった。 授業を進めるうえで困ったのは、zoom を使ったためにテレビから録画した学習表現 の DVD が見られなかったことである。著作権や視聴制限があるようである。DVD が使 用できない際の方策を今後、考える必要がある。

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