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資料集「ガラス製造プラント百科」発刊

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Academic year: 2021

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平成19年の構想から2年余りをかけてガラ ス産業連合会(GIC)が集録・編纂を進めてき た資料集「ガラス製造プラント百科」が CD­ ROM の形で8月末に完成し,9月には関係者 にお届けすることができるようになりましたの で,本誌面を借りて紹介します。 この資料集の作成は GIC の6団体;板硝子 協会,硝子繊維協会,電気硝子工業会,(社)日 本硝子製品工業会,日本ガラスびん協会,(社) ニューガラスフォーラム と関係各位のご協力 により,プロジェクトの実行主体として GIC プロセス技術部会(現在はプロセス・材料技術 部会に改組)の中にガラスプラント百科ワーキ ンググループが組織され,進められてきまし た。事務局に原稿が集まったのが本年の春,私 はその後の数ケ月に関与したのみで,ここにい たるまでの関係者のご苦労はほとんど知りませ んが,仕上げの段階で事務局として参加したた め,恐らく,最初の読者に相当するのではない かと思い,読者としての感想を交えながら以下 に紹介します。 本資料集は,上記部会及びワーキンググルー プの主査である(独)物質・材料研究機構の井 上悟先生の序と総合目次に続いて,GIC の6団 体・2部会毎の括りで多様な製造プラントと技 術を集録・編纂した構成となっている。各々の 章立ては ・板ガラスの製造プラント/板硝子協会, 計11章:ガラス槽窯/成型設備/徐冷炉/ 洗浄機/切断機/エッジ研磨/平面研磨/ 表面処理/強化炉/合わせガラス/複層ガ ラス ・ガラス長繊維・織物の製造プラント/硝子繊 維協会 長繊維・織物部会, 計4章:調合・溶解/マーブル成形法/紡糸 /加工 ・ガラス短繊維の製造プラント/硝子繊維協会 短繊維部会, 計8章:組成および原料/溶解/繊維化/集 綿/成形/外被材加工/包装/リサイクル ・電気ガラスの製造プラント/電気硝子工業 会, 計10章:電気ガラスの溶解/電球用ブロー

関連団体

資料集「ガラス製造プラント百科」発刊

(社)ニューガラスフォーラム 企画部

丸 山 勉

Issue of “The glass manufacturing plant encyclopedia”

Tsutomu Maruyama

New Glass Forum

〒169―0073 東京都新宿区百人町3―21―16 日本ガラス工業センター2階 TEL 03―6279―2605 FAX 03―5389―5003 E―mail : tsutomu―maruyama@ngf.or.jp 64

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成型/蛍光灯等用チューブ成型/電子・照 明用プレス成型/FPD 用基板ガラス成型 /ガラスの後加工/電気ガラスの加工/透 明導電膜/特殊ガラス/環境技術 ・ガラス食器の製造プラント/(社)日本硝子 製品工業会, 計6章:原料設備/溶融設備・溶融炉と周辺 設備/成形設備/徐冷設備/検査設備/加 工設備と加工技術 ・ガラスびんの製造プラント/日本ガラスびん 協会, 計9章:ガラスびん製造工程の概要/原料受 入れ設備とバッチ調合設備/溶解炉および 周辺設備/成形/徐冷炉/コールドコーテ ィング/ガラスびん検査機/ガラスびん包 装/ガラスびんの加工 ・ニューガラスと光学関連の製造プラント/ (社)ニューガラスフォーラム, 計3章:溶融プロセス/成型プロセス/加工 プロセス と成っており,総ページ数は350ページ余とな る。章構成から明らかなように,いずれもガラ スの溶解から始まり,成型,加工,表面処理へ と,ガラス製造の基本フローに沿っての記述と なっている。そして各々の章内で,各団体から 選出された委員により選定された多様な製造プ ラントについて,背景の技術と共に,現役及び OB の技術者の方々によって詳述され,部会の 委員により査読されている。 CD­ROM は GIC 会員及び関係者と,日々ご 指導頂いている学・官の関係者に無償配付され る(コピー及び印刷のプロテクト版)。追加で 希望される場合や,印刷可能な版を希望される 場合は,有償(1万円/枚の予定)とする。 集録されているのは,過去,そして現在, 日々,ガラスを産み出し,加工し続けてきたガ ラス製造プラントです。技術伝承の観点から現 在使われていないプラント及び関連技術も集録 されています。関係者の努力によって全体のリ スクは大きく低減しましたが,最初の溶解が昼 夜を問わない高熱プラントであることは現在も 変わりなく,そこから始まるライン全体を整然 と稼働させ,維持し,品質を向上させてきた気 迫が,写真や図の背後にも感じられます。詳述 されている知見や事実は,課題も含めて多くの 成果と多様な展開を産み出してきましたが,今 後も関係者に貴重な示唆を与えることと思われ ます。 ニューガラスフォーラム担当の集録は上記の 3章から成り,各章の集録項目は 第1章溶融プロセス 光学ガラス連続溶解炉/プラズマ溶融法/ 合成シリカガラスの溶融法 第2章成型プロセス アクアフロート法/ガラス非球面レンズ/ ガラスディスク 第3章加工プロセス 高強度ナノガラス/三次元光デバイス/セ ルフォックレンズ の構成で,溶融,成型,加工という各々の基本 工程の中で取組まれているチャレンジングな試 みを含めて記述されています。新規のプロセス への取組とその成果がガラスの新しい分野を切 り開いてきたことと,現在も同様のモチベーシ ョンで努力されていることが明らかにされてい ます。 日本のガラス産業が今後も世界の関連業界を リードしていくであろう理由が本資料集の随所 に記述されています。その発刊に僅かでも関わ れたことに感謝しています。

NEW GLASS Vol.25 No.3 2010

参照

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