「音節量」による日本語とフィンランド語の韻律比較
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(2) 節 が用いられてきた。 この視点からの 代表的な研究であ る服部 (1960) は、 音 声的単位としての 音節と、 音韻的単位としてのモ ーラ を定義し、 モー ラは 普通 1. 音節に該当するが、 特殊 拍に 関しては連続する. と述べた. (注. 2. モ ーラが 1 音節に該当する. 4) 。 こうした二重構造でとらえる 考え方に対し、 金田一 (1967). は 仮名一文字を. 拍の単位とし、 丁寧な発音をもとにして 促音や長音、 無声化さ. れた母音も同じ 一拍と数え、 日本語の韻律単位として 拍を取り上げた。 これらの 拍説 がゆっくりとした 発音を扱ったのに 対し、 音響的実験で 自然な 発音を扱った 杉藤 (1989) は、 拍数と持続時間が 比例すること、 特殊 拍が 持続 時間に依存すること. (注. 5K 、 持続時間は ァクセソトや 強調があ っても均衡が. 崩れないことから、 日本語が拍を 単位としていることを 明らかにした。 杉藤は モ ーうな 持続時間の均一性、 つまり等時性の 単位として定義した。 日本語の韻律特徴をモ ーラ とする根拠は 、 他にどんなことがあ げられるので あ. ろうか。. 窪園. (1992) は、. 日本語がモ ーうな 韻律単位とする 言語であ ると証. 明するには、 その韻律単位について 以下の点、 つまり、. (1) 時間制御の単位であ ること (2) 音韻的長さを 測る単位であ ること (3) 発話産出の分節単位であ. る. と. (4) 発話知覚の分節単位であ. る. と. を 考察する必要があ るとし、. 英語との比較の 中で日本語の 韻律単位がこれらの. 機能を持っことを 明らかにした. (注. 6) 。. 以上のように、 音韻論的な考察をふまえて、. 日本語の韻律単位がモ ーラ であ. るかどうか韻律単位の 認定と分析が 行われてきた。 その一方で、 モー ラの 複合 単位を韻律単位と 仮定し、 その有効性を 証明する議論や 複合単位による 体系化 が 試みられた。. 等時性を形成する 単位はモ ーラ ではない (Beckman る 一方、 論」. 基本単位を二つのモ ーう に求めた「. 2. l982). とする議論があ. モーラ単位 (Hmoraic. (Poser lg90) が提唱されたり、 詩の中に現れる 韻律単位の体系化を. ラ 単位論で試みたり. (Beckman. Foot) 2 モ一. l994) 、 外来語のアクセ ソト の規則化におい. 一. 53. 一.
(3) て 、 発話単位としての 音節複合. (Foot) の必要性が論じられたり. 1994)、 リズム単位の 体系化が試みられたり. (Sato. 1992) した。 発話に現れる. ( 鹿島. 韻律特徴を扱った 鹿島は、 自然な発話のリズム 単位が. 2. モ ーラ をひとまとまり. としたものだけでなく、 2 モ ーラ あ るいは 1 モ ーうな 基本的な単位として 抽出. できるという 仮説を提示し、 この単位の組み 合わせで出現するリズム 型を 15 種 類 に集約、 体系化を行った。 こうしたを 一 うやモ ーラの 複合形を基本単位として、 明 する研究が進む. 日本語の韻律特徴を 解. 一方で、 音節の役割に 関する議論も 行われている。 音節とい. う単位は、 従来、 モー ラの 補足やシラビーム 万言. (注. とされてぎたが、 最近の研究で 大竹 (1993Uは、 モー. ラ. 7) の記述に有用であ. る. だけでなく音節も 知覚上. の分節単位として 機能している 可能性が高いことを 実験で明らかにした。 建国. (1993) は、 音節という視点から 日本語の韻律単位を 論じ、 「音節 量 」とし 概念から音節量三元謀 3. (1 モ ーラ からなる 軽 音節、. 2. ぅ. モ ーラ からなる 重 音節、. モ ーラ からなる 超重 音節 ) を提示、 通時的・ 共時 的、 音声・音韻現象を 説明. するのに音節の 重さの変化という 視 ,点が重要であ ることを論じた。 一方、 フィ ソラソド 語は CV 構造をとる音節を 中心とし、 日本語の促音や 長 昔に当たる音節を 持ち、 音節は開音節だけでなく、 閉音節や. 3. つの子音からな. る子音 群 (consonant cIuster) を持っ。 この子音程に 関しては、 堀 (1993) がその構造を 明らかにし、 日本語との比較を 試みた ( 注 8) 。 また、 ストレスに 関しては、 一般的に第一音節にくると 1983) 、 Lehtonen. 言われているが. ( 小泉. 1983, Karlsson. (1970) によると、 ストレスの領域は 第一音節ではなく、 語. 頭の 2 モ ーうな 単位とした領域であ るとし、 フィン ラソド 語の発話の時間長の. 単位は、 音節ではなくモ ーラ であ ると述べた。 伊勢 井 (1994Hは、 フィ ソラソド 語の言い間違いや 言葉遊びや吃音の 観察か ら 、 モーラ単位で 分節される可能性が 高いことを明らかにし、 モー ラが 心理的. に 実在する可能性を 示唆した。 以上の研究で、 フィンランド 語には等時性を 形成する単位として、 また心理 的に実在する 韻律単位として、 モー ラが 存在する可能性が 示唆されている。. 一. 54. 一.
(4) 2. 音節 量 窪園 (1993). は、 「音節 量. 」. (syIlable weight,syIlable quan 田 y) という 概. 念を用い、 日本語の共特約音声・ 音韻現象を音節構造の 観点から論じている。 「音節 量 」とし. ぅ. のは音節分類の 一つの基準で、 各音節がその 内部構造により、. 特定の重さを 持っというものであ る。. [ 母音十干. 昔 ] の構造を問題にし、 長骨. 昔は短母音の 二倍の重さを 持ち、 また母音のあ との子音は短母音と 同じ重さを [ 単母音. 持っとする。 この概念では、 母音を含む開音節が を 持っことになる。. 十 子音 ] と同じ重さ. 音節はその量から 短音節・ 重 音節・ 超重 音節と三元的に. 区. 介 される。. a. 軽 音節. C V. b. 重 音節. cvv. c. 超重 音節. CVVC. a. て 一. cvc. め 一. (手 ). ちょう. (腸. サ イソ. 、. ( 日). 兆). ライソ. かい. (会. 、. 貝). げんだいっこ. は自立モー うた げからなる音節で、 b は自立モー ラと 特殊モーラ. (注. 9). の 二つのモ ーラ からなる音節であ り、 c は自立モー ラと 二つの特殊モー ラ から. なる音節であ る。. 「音節 ( 量 ) 」の概俳を用いることによって、 以下の点の説明. において「モーラ 説 」より一般性の 高い説明が可能になるとし、 実証した。. (1) 日本語では通時的にも 共時 的にも軽音節や 超 重 音節をさげ 重 音節を好む 傾向があ. る. (2) 鹿児島方言などのシラビーム 万言と東京万言などのモーラ 万言の共通性 (3) 日本語と他の 言語との共通性 (1) の 重 音節への収束という 音節 量 変化は、 日本語だけの 現象ではな. {. ヨーロッパの 言語にも見られる 現象だという。. 一方、 フィ ソラソド 語は以下の特徴を 持つ。 (Ⅰ. (1) 長母音や促音に 相当する音節があ. Ⅰは音素を表す. ). る. (2) 語頭に連続する 2 つ 以上の子音はこない (3) 語末にはⅠ t/ 、 /s/ (4). 、 Ⅰ r Ⅰ、 Ⅰ. 1. Ⅰ 、 Ⅰ n Ⅰ以外の子音はこない. フィ ソラソド 語の音節の分節規則は 、 ①母音が後続する 子音の双で切る. CCCCV. づ CC. Ⅰ CVk. 、 ②長母音や二重母音はその 間で切らない、. 一. 55. 一.
(5) (Karlsson 1983 、 小泉 1987) であ ることから、 子音二 節があ. (5). つで 終わる音. る. 三つの子音からなる 子音程には音韻的に 促音やはっ昔に 相当するものや. 無声化された 母音を想定できるものがあ. る. (6) 等時性を形成する 単位としてのモ ーラが 想定できる (3). 日本語と明らかに 異なるのは. と. (4) の点であ るが、 (4) の分節に. より生じた音節末の 二つの子音に 関しては、 (5) によってその 一部は日本語 の音韻規則で 説明できる可能性のあ ることが分かる。 フィン ラソド 語の音節木 の 二つの子音が、 音節三元謀で 分類された日本語の 超 重 音節の二つの 特殊 モ一 ぅと. 関係づけることができれば「音節. ソド 語の音節が比較できるわけであ に昔 連続の特徴を. 量 」の概俳を用いて、 日本語と ブイソラ る。 この前提のもとに、 韻律特徴の中で 特. 観察する。. 3. 日本語と ブイソラソド 語の韻律単位に 関する比較 フィン ラソド 語の特徴. (4). で示した音節の 分節規則に従い、 フィ ソラソド. 語の単語を分節し、 音節量三元 説 が適用できる 音節に関し、 宜 的に軽音節 一. 1. 、 重 音節 一 2 、 超重 音節 一. 3. と表す。. 義に従って重さは 測れるが要素がその 定義と異なるもの く. te. 単語 ). (あ. く. なた ). 音節 ). く. 1. apu( 助 け ). a 一 PU. 1. maaC 国. maa. 2. KOi ㎡ Sto. ( 人名Ⅰ. Kekkonen kuuluu Antti Kauppa SOlntU. ( 人名 ) ( 聞こえる ). U 人名 ) ( 商売 ) (昔 ). KOl. 一. ( 求は「音節. 音節 量 ). Ⅰ. Ⅰ. 2. VlS. 一. to. 2. Ⅰ. 一. nen. 2. . 1 . 2. Kek. 一. ko. kuu. 一. luu. 2. . 2. Ant. 一. ti. 3. . 1. 3. . 1. 3. . 1. kaUP SOln. 種類の重さを 便. ). te. Ⅰ. 3. 一. 一. Pa. tU. 一. 56. 一. Ⅰ. 1. 量 」の定.
(6) jUUSto. 0 チーズ ). myrsky kU SSi 「. (. (嵐 ). myrS. クラス ). kU. Ⅲ kkeella must. JUUS. ( 機械で ). 丘. 一. 水 3 . 1. to. 一. S一. ky. ツト. Si. Ⅰ. 求 3 . 1. ℡ k 一 keel 一 la. 養 ukkalsuuttaan(. 3 .. 嫉妬 カ 38). 3. mus. 一. ta 一 suk. 一. 3. Ⅰ. kal 一 suut 2. .. 1. 1. Ⅰ. 一. taan. . 2. . 2. .. 3. .. 3. 大部分の ブイソラソド 語の音節は「音節 量 」で分類でき、 3 種とも存在する ことが分かる。 次に、 分類された Q は促音、 N ははっ昔、. te@ CV@. b. 重 音節. maa@ CVR@. c.. 超重 音節. 一. 種類の音節の 内部構造を見る。 (R は長音、. は二重母音を 示す ). J. a. 騒音節. Kek. 3. ko. V ,. a-pu@. 一. CV. KO-vis-to@. CVJ. CVQ,. nen. mus Ⅱ a-suk-kai. CVN. づ uu ト taan. Ant-ti@ VNQ@. CVRQ,. noin@ CVJN@. kurs ド i CVCQ. CVC. ,. CVRN. kaup-pa@. CVJQ. Juus ヰ o CVRC. myrs-ky@ CVCC a ∼ c の音節は次のように 表すことができる。 いずれも V の前の C は任意であ る。. (1). フィ ソラソド 語の音節. a. 軽 音節. CV. b. 重 音節. CVR,. c. 超重 音節. CVRN, CVRC. CVJ,. CVQ,. CVRQ, ,. CVN, CVNQ,. CVCQ. ,. CVC CVJN,. CVJQ. CVCC. 一方、 日本語の音節は 以下のように 示すことができる。. (2) 日本語の音節 a. 軽 音節. C V. b. 重 音節. CVR,. c. 超重 音節. CVRN,. CVJ,. CVQ,. CVRQ,. CVN CVNQ,. 一. 57. 一. CVJN,. CVJQ.
(7) 次に、 フィ ソラソド 語の超 重 音節 (l c) の生起環境を 見る。 具体的に単語 をあ げて示す。 (3) く. フィ ソラソド 語の超 重 音節を持つ単語. 音節構造. CV. ). く. 単語. ( 意味》. Na 旦旦-tali( 地名 ) Rap-peen ィ an tao地名 ). 足下. 一. Ha. 一. meen. 一 ⅠⅠ. n. 一. na( 地名Ⅰ. Ja垂-ko(人名 ) ℡ k-keel-la( 機械で ) CVNQ CV. Mi 亜一 ki nen( 人名 ) Pent- io人名 ) kans-sadいっしょに ) kaヒ ニ一 pa(商業 ) Heik ki0人名 ) kaik k Ⅱすべて ) 一. エコ. 一. CVJN. nomn( おょそ. 水 CVRC 水. SyyS. CVCQ. 求C. V. 一. ) u づ ein(. kUU(g. 一. しばしば. ). so ㎞ -tu( 昔 ). 月 ) jUUS 円 O( チーズ ). ku雙 -si(クラス ) Ko 印 -piU人名 ) tul㌻ p ㎡ 爪 ) my 雙 -ky(嵐 ) kors-kead傲慢な ) irs tas(自堕落な. ユニ. 一. ). 次に、 日本語の超 重 音節 (2 c) の生起環境を 見る。 具体的に単語をあ げて 示す。. (4) 日本語の超 重 音節を持っ単語 く. 音節構造. ). く. CVRN. ガーソ. CVRQ. すうっと. CVJ@N. イオ ソ. CVJQ. おもいっき. CVNQ. ロソドソっこ. 建国. ( 前掲 ). 単語 ). ズキ ーソ. ジ一 ソ. きゆうっと デザイソ り. じ いっと. コイソ. サ イソ. さあ っと 下院 一. げんだいっこ おじさんっぽい. が指摘しているように、. オ/. マトペ 、 外来語、 形容詞の強調 形/ Ⅰ. や 複合語が多いことがわかる。. (1) (1) CVC. ∼. (4). (2). の観察から次のことが 言える。 において、 母音の無声化を 閉音節化への 予備過程と見れば、. という構造が 想定でき、 軽音節と 重 音節はほぼ同じ 内部構造を持つこと. がわかる。. 一. 58. 一.
(8) (. (2 c) から ブイソラソド 語の超 重 音節で. l c). CVCC,. CVRC. ( 前掲 ). で示した CVCQ,. という音節は 、 二つの特殊モー うな 持つという 超重 音節の. 定義を満たしていない。 堀. (木). これらの音節に 関して以下考察する。. で観察したよ. う. に、 CVCQ. という構造における Q の前の C は 、. merk-ki ( サイソ ) Ko の -pi U 人名 ) pilk-ka ( あ ざ笑 ) tulp-pa ( 爪 ) など、 一. う. 一. /r/. とⅠⅠⅠであ る。 CVCC. ( 嵐 ) P 廿s Ⅲ a-le ( 破片 ). という構造の 音節 末の CC. など、 /r. は、 my. Ⅰで、 次にくる音節は /k,. s. s 目Ⅳ. t Ⅰなど. 無声子音で始まる。 以上のことから、 音節末から二つ 目の子音は /r/ であ ることが分かる。 また、 CVCC. 「. と /1/. という構造を 持っ音節は、 音節末の子音. が 無声子音で、 次に来る音節も 無声子音で始まることから、. kors-kea を. korsukea とその間に無声化された 母音が想定でき、 日本語と同じ 構造を持っ 音節が想定できる. /I,. r,. s/ は特殊モー. の音節末の子音がⅠ l, r,. ラ ではないので、. s. CVCQ,. CVCC,. CVRC,. Ⅰの場合、 これらを起電音節として 扱. う. ことが. できない。. 3. (. ). と. (4) から、 日本語と ブイソラソド 語の超 重 音節を持つ単語の 語種. を 比較すると、. 連続する二つの 特殊モー ラを 持っ 超重 音節は、 日本語では名詞. ,六㍉の強調形や 複合語に や 形容詞や動詞の 基本型には現れず、 オ / マトぺ や形呑口. 現れ、 フィ ソラソド 語では名詞や 形容詞の活用形をはじめ、 固有名詞にも 現れ ることがわかる. 0. つまり、 フィ ソ ランド語における 超重 音節は日本語より 一般. 的であ ると言える。 一方、 日本語で複数の 特殊モー うな 持つ単語は 、 特に漢語系の 熟語に多く見 られる。. (5) 複数の特殊モー ラを 持つ日本語の 単語 く. 単語 ). こんりん ざい. く. ( 金輪際 ). 音節 ). りっ ・しん・し ゃつ. つ うさんしよう. つう ・さん・しょう. 一. 59. 一. 特殊モーラ 数 ) N2@. こん。 りん・ さ い. りつ しんし のっせ ( 立身出世 ) く通産省Ⅰ. く. ・. せ. J@ 1. N@ 1@ 0 2 N@ 1@ R 2.
(9) ろっ かつ けい. ( 六角形勿. ろっ ・か つ. いったいかん. ( 一体感 ). いっ・たい・かん. ・. げい N l@. 02@. R@ 1. Q@ 1@. J@ 1. 漢語系の熟語に 複数の種類の 特殊モー ラが 現れることは 頻繁に見られる 現象 であ るが、 これらの特殊モー ラは 別々の音節に 属する。 つまり、 多くの場合、 日本語では特殊モー ラは一 音節に一つしか 現れないと言える。 言い換えれば、 日本語も ブイソラソド 語も互いに相当する 特殊モー. うな. 持つが、 その現れ方が. 異なる。 日本語では一般的に 一音節に一つしか 現れない。 一方、 フィ ソラソド 語 では一つの音節内に 二つ現れることは 珍しくない。 つまり、 フィ ソラソド 語 に日本語の促音や 長音に相当する 音節があ るが、 それが連続するという 昔 配列. パターソは ブイソラソド 語では一般的であ るが、 日本語では特殊であ るという ことがわかる。. 4 . まとめ. 特殊モー ド. ラ. の数を問題とする「音節 量 」の概俳を用いて 日本語と ブイソラソ. 語の音節構造を 見ると、 両 言語の音節構造が 類似していることが 分かる。. ま. た、 特殊モー ラが 連続する 超重 音節は、 日本語では オ / マトぺや 複合語や外来 話 にしか現れないが、 フィ ソラソド 語では名詞や 固有名詞などにも 現れる。. 本語も ブイソラソド 語も互いに相当する 特殊モー. うな. 日. 持ち、 一つの単語に 複数. の 特殊モー ラが 現れることもし ぼ しばあ るが、 その現れ方が 異なる. 0. つまり、. 日本語では特殊モー ラは 一般的に連続しないが、 フィ ソラソド 語では連続し 、 一つの音節を 形作る。 訳注 1. 『音韻論の原理』 Linguistique Grundzuge. p,p.180. 一 220 参照。 第一版は、 Travaux. de PragueW(1939). du ㏄ rcIe. として刊行され、 本書は再版された. der Phonologie (Vandenhoeck. & Rup echt,Gott ㎞ gen, 「. 1958) からの翻訳を 参照した。 2. トゥル ベ ツコイは、 韻律的 重昔 化の相関関係、 韻律的強度の 相関関係、 昔. 一. 60. 一.
(10) ︶ 十 ・Ⅰ. 五拍 日一 五口 三口 と間ゴ 殊 ド 、の ラ 本 佳 い 二 たそと研 特 0ソとう 紡 がの 日 しを語較 カ たぅこ モ 0持]土日 象本地 層 した 分 た て示 を暁日の 齢 よ 対 し 年 に一小 吉岡 ので 一見イ倒る本 加ア ァし る例 ソモはバ% い 口目に二主 暁更 ぅてあ てい較ト は 。れな比ス で 一 " 一 口"" 重しるを こ[ こ︵ ] 方 返 ら と や の ら 塊根標節を﹁ う ッはやか れ るす有吉徴、 戸 ﹂ る れれ フ 。れ. ブし. t は で は能象ソ 工は罷 んで方く @ 五 只ロ 琴 ﹂生 徒Ⅱ [い う日 宿 にⅠ Ⅰ 節 こは本グ長﹁﹁ とと時︵の英 本 日 3 4 5 6 7. 一. 61. 一.
(11) 8. つの子音からなる 子音群は次のような 構造をもつことが 分かった。. 3. Ⅰは音素をあ られす. (Ⅰ. Ci Ⅰ,. I. n/. m. 昔 k. ・. 3. 走 すれば. t//t 3. 十. /p. p. s s. 十. /s. t. s. 十. /. t. t t. k k/. k/. s/. つの子音からなる 子音群の場合、 第一子音は /r//1/. 側昔か /m//n/. Ⅰ /s. C2@ +@ Ca. 十. / r/ /n Ⅰ つまり、. ). の流. の 鼻音にかぎられ、 第二第三子音は 長子音 か Ⅰ s. s/ がくる。 つまり、 音韻的には無声化された 母音を想. つの子音からなる 子音 群 であ っても流音 と側 昔の場合を除 き日. 本語の体系内で 処理できるものであ ることがわかった。 g. CV. という構造を 持つものを自立モー ラと 呼び、 自立モ ー うに寄生する 形. でしか生起しないモ ーラ として、 引く 昔 (R) 、 二重母音性 連 母音の第二 要素 (J) 、 はねる 昔 (N) 、 つまる 昔 (Q). の四つ る 特殊モー. ラ. とした。. 参考文献 (1)@ BECKMAN. ・. Mary@(1982)@ "Segment@. duration@ and@ the@ mora@. in. Japanese"@ Phone@tica@ 39-2/3. (2)@ BECKMAN presented@. ・. Mary@(1994)@ "Foot@ and@ Phrase@ in P0e t. Ⅱ. at@ The@ 12th@ National@. Conference@. y ". Paper. of@ The@ Eng. Ⅰ. sh. Linguistic@ Society@ of@Japan (3)@ HOMMA,Yayoi(1981)@. "Durational@ rela onship@ between@ Japanese Ⅰ. stops@ and@ vowels"@ Journal@ of@Phonetics@ 9. (4) 堀誉子美 (1993). 「フィ ソラソド 語の音節と日本語の. 音節」『第六回日本. 語 教育連絡会議報告書』日本語教育連絡会議事務局. (5) 堀誉子美 (1994). 「フィン. ラソド語 話者にとっての 日本語音韻体系」. 『横浜国立大学留学生セソタ 一紀要』第一号 (6) 伊勢 井 敏子 (1994) 「日本語とフィン ラソド 語の鼻子音の 比較 一 リズム. 一. 62. 一. と.
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