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外国語活動における自己表現する意欲を高める授業づくり : Communicative Language Teaching を活用して

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Academic year: 2021

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(1)外国語活動における自己表現する意欲を高める授業づくり.  ∼Commun1cat1ve Language Teachmgを活用して∼     教育実践高度専攻 小学校教員養成特別コース          P10089C         山口 郁美. 1研究報告書の構成. があると考えたすなわち,自信がない,どう話せば. 序章 問題の所在と研究の目的. よいかわからないという児童であっても,意欲的にコ. 第1章小学校外国語活動の現状と課題. ミュニケーションを図ることを目的とした活動内容や. 第2章Commm脇hveLa㎎uage蛇ach㎎を活用. 活動形態を導入することで,自己表出意欲を高めるこ.     した外国語活動の意義. とに繋げられるのではないだろうか。そのためには,. 第3章実践事例の研究. 小学校における外国語の授業においては,よりコミュ. 第4章本研究における授業実践. ニケーションを重視した数1受法がとられるべきである. 第5章総括と今後の課題. と考える。.  そこで,本研究では,よりコミュニカティブな方法. 2 研究の概要 (1)問題の所在と研究の目的.  実地研究I・■では,第5学年噸己属された特に,. を用いて,小学校高学年における外国語活動を改善し,. 児童が積極的にコミュニケーションを図ることができ るような実践のあり方について探っていきたい。. 配属された学級においては,外国語活動や他の教科の 授業申,発言することをはずかしがったり,間違える. (2)研究の対象と方法. ことや周囲の反応を気にしたりする児童の様子が見受. 対象兵庫県加古川市立N小学校. けられた。外国語活動では,明るく,身振り手振りで.    第5学年 86名(平成23年度)及ぴ. 活動を盛り上げようとするメンターやALTが活動を盛.    第6学年 86名(平成24年度). り上げようと奮闘する一方,児童は単語やチャンツを. 方法研究の方法として,小学校外国語活動における. 言いうことを恥ずかしかったり,自信を持てずにいた.    纐法,とりわけ,Co㎜㎞㎝㎞eLangua煕. りする児童の姿があったまた,メンターやA皿と児.    鴨achi㎎(以下C皿と略)に着目する。加え. 童間での会話のやりとりは多く見られるが,児童同士.    て,実践事例の分析及ぴ考察も踏まえ,単元を. の交流については,ゲームやクイズが中心の活動が多.    構想し,授業実践及び事前・事後の意識調査を. く,実際に他者とコミュニケーションをとっていると.    もとに,t検定及びリ瞳の感想等から分析と考察. いう場面が少ないように感じた。これらの実態から,.    を行う。. 小学校段階における外国語学習入門期において,児童 同士のコミュニケーションを図る場面を設定し,自信. (3)授業実践の展開. を持って話せる,伝えることの楽しさを体験する必要. C皿■を活用した実践の手立てを以下のように提案し.

(2) た。. ①児童同士が中心となり,伝えることを目的とした. 効果を得ることができた。とりわけ,活動形態をペア. にすることが有効ではないかと考えたその理由とし.   活動を設定. て,ペアで活動を行うことで,相手がいるという安心.  ②時報格差のある活動を設定. 感を得られ,英語で話してみようという意欲の向上に.  ③非言語コミュニケーションの大切さを指導. 繋がるのではないかと考えるからである。また,情報. ④流暢性を図るために,目標言語を取り入れたゲー. をやりとりする際に,相手との間に情報の格差を持た.   ムやクイズ,活動を展開. せることで,より多くの他者と関わる必要が生まれ,.  以上の手立てを踏まえ,5年時では,「バレンタイン. かつ,f静蔓を伝えあいながら,ジェスチャーなどの非. ディナーに招待しよう!」,6年時ではr旅行計画を立. 言語コミュニケ』ションの要素も含めたコミュニケー. てよう!」の単元をそれぞれ構成し,実践を行った. ションを体験することができると考えたその結果,. なお,5年時の実践を実践1とし,6年時の実践を実. 英語を話すのが楽しさや友だちと交流,会話ができて. 践2とし,実践の考察を行う。. いるという実感を児童が得られたのではないだろうか。. 3.研究の結果. 4.総括と今後の課題.  実践1では,情報を伝えることを目的とした活動.  今後の課題としては,以下の3点が挙げられる。. を設定し,英語を話すことへの自信や伝える楽しさ.  第1に,児童の実態に応じて,活動を工夫していく. を図ることができるかをねらいとした。そのねらい. ことである。児童の中には,英語に対して苦手意識を. を達成するために個人・ペア・3人グループの活動形. 感じる児童もいる。そのような児童でも理解でき,話. 態を取り入れたその結果,ペアによる活動を行った. してみようという意欲の向上につながる活動を工夫し,. クラスでは,英語を話すことへの自信や伝える楽しさ. 授業に取り入れていく必要がある。. について効果が見られたまた,全3クラスにおいて,.  第2に,児童が個人でも積極的に活動をできる授業. 女子には自信向上の効果が見られたものの,男子につ. を設定することである。個人で相手とコミュニケーシ. いては,ペアで行ったクラスのみ効果が見られた英. ョンを図れることが,外国語活動の目標を達成できた. 語を伝える楽しさに関しては,全体に数値は向上した. と言えるのではないだろう机ゆえに,個人による活. が,有意な差は見られなかった。. 動を設定し,さらに,児童に自信や英語を話すことへ.  実践2では,実践1の結果と課題を踏まえ,活動形. の自信に繋げられるような活動を展開していくことが. 態をペア活動にし,さらに,男子における英語を話す. 課題である。. ことや伝える楽しさの意欲向上を図ることをねらいと.  第3に,性差に着目した活動を設定することである。. したその結果,英語で伝える楽しさに関しては,全. 異性同士のペア活動も取り入れた授業づくりをしてい. 体として有意に向上が見られたこのことから,ペア. くことが必要である。. による活動が効果的であることと,児童同士が中心と.  今後は,本研究の成果を活かし,さらなる課題の解. なり,情報格差のある活動を設定したことに効果があ. 決に努めていきたい。また,筆者自身の授業の実践力. ったのではないかと考えられる。. を培うことで,児童にとってより良い授業を行ってい.  2つの実践において,児童に自信を持って英語を話. きたい。. すことや伝えることの楽しさを回らせることに一定の.            修学指導教員  鈴木正敏.

(3)

参照

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