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保育実習における学生の意識について : 主に保育所実習を中心に

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(1)

保育実習におけ る学生 の意識 につ いて

- 主 に保 育 所 実 習 を中心 に-北 澤 房

は じめに

保母養成 をめ ぐる現状 は、保 育需要の増大 お よび多様化、複雑化、高度化 に伴 い保母 に は、 よ り質の高 い、帽のあ る知識 と処遇技術 が求め られてい る。 保母養成校 では、 この ような社会的要請に 応 えるために、主体性、独 自性のあ る教育課 程 に視点 を持 って保母養成 にあた る使命 と役 割 を担 ってい る。 1991 (平成3)年 5月30日に公示 され、厚 生省告示 第121号 に よって改正 され た保母養 成教育課程、保育実習では、保 育実習の事 前、 事後指導1単位 を加 え合計 5単位 として示 さ れた。 この こ とは、養成校 において も保育実習 を、 ただ学習の総仕上 げ として捉 えるだけではな く、社会的視 野の拡大、学生の人間 としての 成長体験提供の場 の

1

つ と考 え、 よ 明 言のあ る対応 を要請 されているこ とは、確 かである。 さて、 この よ うな視点で捉 え られた保育実 習において、実習生 自身が主体 的に思考 し、 実践 しようとす る姿か ら何 を考 え、何 を自覚 したのか? また、問題 は何 なのか ? 養成 校 として成すべ きこ とは何 なのか等見えて く るものであるD とりわけ子供 の姿、保育所、 保母の姿 を直に学 び、理解、認識す ることは、 実習生 に とっておおいに意識の変化 をもた ら す ものであろ う。 そこで、本調査 の 目的 を以下 の5点にあて た。 1. 保育 (主に保育所、以下保育 と略す)実 習生の保育実 習前 と保育実習後におけ る自 (1) 己認知尺度 を用 いてア ンケー ト調査 をし、 意識の変化 を示 してみたい。 2. 専 門職 (幼稚 園教諭、保育所、施 設保母 を総称 して こ う呼ぶ。以下専 門職 と略す。) に就職 を希望 している実習生 と一般 企業へ 就職 を希望 している実習生 とに分け、専 門 職 を希望 している実習生の実 習前 と実習後 におけ る意識の変化。 3.一般企業 を希望 してい る実 習生の実習前 と実習後におけ る意識の変化。 4. 専 門職 を希望 している実習生 と一般企業 を希望 してい る実習生の実習前 におけ る、 それぞれの意識。 5.専 門職 を希望 している実習生 と一般企業 を希望 してい る実習生の実習後 におけ るそ れ ぞれの意識。 以上 の意識の変化 を比較検討 し、今後の保 育実習指導の在 り方、内容等についての研究 資料 としたい。

1.

調査 の方法

(1) 調査の対象 本学幼 児教育科1990 (平成2)年 入学生 で

(2)

平 成3年度夏期保 育実 習 (平成3年7月29日 調査 にあたっては、被験者 に設問の 内容 を ∼ 9月14日)予定者54名 であ る。 よ り分 か り易 くす るため に若干 の説明 を加 え、 (2) 調査方法 保育実 習が始 まる直前の 1991(平成3)年 7月27日 に第1回 目の 自己認知尺度 のア ンケー ト調査 を実施 し、 保育実 習終 了後の1991(辛 成

3

)年

9

2

4

日に第

2

回 目の 自己認知尺度のア ンケ - ト調査 を実施 した。

(

3

) 調査項 目 1. 自己理解、 2. 自尊 心、 3.失敗 を恐 れぬ勇気 、 4. 人に愛情 を示す度合、 5. 人の愛情 を受 け 入れ る 度 合、 6

.

自己公開性

、7.

心 の平穏、 8.他 者信板 、 9.願望、10.身体 的エ ネ ルギー

ll. 多能性

、1

2

.

創造性、13.怒 りの表現 の 仕方、14.敵意の受 け とめ 万、15.自己の思想の表現 の明確 さ、16.傾聴 力 (積 極的 、共感的理解 )、17.自 己の行動 に対す る意 見、評 価- の反応、18.他者 と自 己 との相違 に対 す る寛容 さ、 19.学 習- の関心、20.独 立心

、2

1.将来の展望 以 上 の

2

1

項 目か ら成 る設問 を 準備 し

0-9

までの数 字 に よって答え させ た。 以下 の様 な設問 に した。 ア ンケー ト項 目 項 目 投悶 l tた ま 白身を あ ‡_t自分 との くらい知 っていますか ?

dlま

ま l 主 よ 十 A さ

知ら

い. 自己をよく知っている

2

空記 譜 :宗 詫 言

H H

i と H A も 非骨に高い 3 誓 言賢 め紙 を持 って

日立

A

i

と 日 も 占 非骨にある 4 会 tE芸写土 手いが を

d l主よH

H

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i i主よH

H

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いくら

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★切に

する

6 謡 と宝器 富等誓 芸を ム

i土日

もH

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できますか ? 殆 どみせない

弁をみせる

7 あそれとも析足 していますか ?IIたは不桝が多いですれ ム i 左 も i

主占キムも

吉ちつか、寸'7=汝が多い

充足し

ている

8 あなたは他者を信用 しますか ? o) i 主 よ i 主 A i A d 非常 にさい漂い 非常に付一章す る 9 取高いですか ?がか ですか. それとも 日 日 日 日 A も 非常 に庇い 非骨に;古い 10 あ批それ とも元気ですか ?肘 ぐに軌 ま佃 すか 日 と も 日 日 A も す ぐ疲れ る 生 き生 きと元鰍 よい ll

批まのすか肋?はどのく らい牢と も 日 .i i も い も も 上手 に出乗 ることは少ない 多 くの ことが上手 にで きる 12

9

7

離 `まありますか7 日 去 A H A 1 A も 新 しい1旺み手.Lよ うとLflい 非骨 にd基的 13 怒 りをす ぐ乱 ますか ? ふ i 占 A i と 占 与 と も 官に抑圧す る *有にきす 14 讐 諾 与れた持とう対応 ム i 日 日 日 日 鼻血 さが出乗な くなる 書い立たせる 15 詑 諾 軍を明凱 表現 i i ま

日 日 よ さ 非常 に不明確 非骨に明確 16 霊 芋票亨良 く冗こうと桝 て 0 日

i 左 目 も 殆 ど焦い 非骨に有る 17 自分の行批 肘をどう受け止めますか ?る意見 紺

とA

A 主 占 + 占 占 生花

文面百に皮弁入れる 18 訟 誓 言書芸宗 吾2%,

日 ま い A d 殆

非骨に有る 19 卵 への恥 はありますか 7

左 目 土 日 A も #

い 井倉に高い 20 虹 心はありますか ? 日

A i 日 日 占 殆ど食い 非常に有る 21 将来への展望を持 っていますか ?

o

I

i 主 よ i 皇 占 与 左 も

(3)

北洋 .保 育実 習 に お け る学 生 の意識 につ いて

2.

結果 お よび考察

測定値 表1 ア ンケー ト解 答結果 (平均値) 調査 項 目 実習前 実習後 全 員 専 門職希望 一般企業希望 全員 専門職希望 - 般企業希望 N-54 N-34 N-20 N-54 N-34 N-20 1 5. 80 5. 94 5. 55 6. 30 6. 47 6. 05 2 4. 93 4. 97 4. 85 5. 41 5. 44 5. 35 3 5. 26 5. 41 5. 00 5. 59 5. 68 5. 45 4 6.48 6. 68 6. 15 6. 78 6. 88 6. 60 5 7. 13 7. 18 7. 05 7. 13 7. 29 6. 85 6 5. 89 6. 50 4. 85 5. 69 6. 12 4. 95 7 5. 93 6. 18 5. 55 6. 30 6. 56 5. 85 8 6. 96 7. 06 6. 8

0

6. 52 6. 76 6. 10 9 6. 24 5. 97 6. 70 6. 13 6. 09 6. 20 10 5. 85 6. 29 5. 10 5. 93 6. 38 5. 15 ll 4. 33 4. 26 4. 45 5. 07 5. 41 4. 50 12 5. 61 5. 79 5. 30 5. 57 5. 74 5. 30 13 4. 61 4. 62 4. 60 4. 63 4. 47 4. 90 14 4. 89 4. 79 5. 05 4. 96 5. 00 4. 90 15 5. 07 5. 06 5. 10 5. 30 5. 41 5. 10 16 7. 00 6. 91 7. 15 6. 96 6. 97 6. 95 17 7. 06 7. 06 7. 05 7. 04 7. 15 6. 85 18 6. 39 6. 50 6. 20 6. 22 6. 21 6. 25 20 5. 93 5. 68 6. 35 5. 87 5. 71 6. 15 21 6. 85 6. 97 6. 65 6. 78 6, 68 6. 95

(4)

表2- 1 実習前後 におけ る意識の変化 調査 項 目 全員 N-54 専 門職希望 N-34 -般企業希望 N-20 実習前 実習後 差 実習前 実習後 差 実習前 実習後 差 (A) (a) (B)-(A) (A) (ら) (Bト (A) (A) (B) (a)-(A) 1 5.80 6.30 0.50 5.94 6,47 0.53 5.55 6.05 0.50 2 4_93 5.41 0.48 4.97 5.44 0,47 4.85 5.35 0.50 3 5.26 5.59 0_33 5.41 5.68 0.27 5.00 5.45 0_45 4 6_48 6.78 0.30 6ー68 6.88 0.20 6_15 6.60 : 0.45 5 7ー13 7.13 0.00 7_18 7.29 _0.ll 7.05 6.85 -0.20 6 5.89 5.69 -0.20 6.50 6.12 -0.38 4.85 4_95 0_10 7 5.93 6.30 0.37 6.18 6.56 0.38 5.55 5.85 0_30 8 6.96 6.52 -0.44 7.06 6.76 -0.30 6.80 6.10 -0.70* 9 6_24 6.13 -0.ll 5,97 6.09 0.12 6.70 6.20 -0.50 10 5.85 5.93 0.08 6.29 6.38 0.09 5.10 5.15 0.05 ll 4.33 5.07 0.74 4.26 5.41 1_15* 4_45 4.50 0.05 12 5.61 5.57 -0.04 5.79 5.74 -0.05 5.30 5.30 0.00 13 4.61 4.63 0.02 4.62 4.47 -0.15 4_60 4_90 0ー30 14 4_89 4.96 0ー07 4.79 5.00 0.21 5.05 4ー90 -0.15 15 5.07 5.30 0.23 5.06 5.41 0.35 5.10 5.10 0.00 16 7.00 6.96 -0ー04 6_91 6.97 0.06 7ー15 6.95 -0.20 17 7.06 7ー04 -0.02 7.06 7.15 0.09 7.05 6.85 -0.20 18 6.39 6ー22 -0ー17 6.50 6_21 -0.29 6.20 6ー25 0.05 19 5.48 5.69 0.21 5.44 5.88 0.44 5.55 5.35 -0_20 20 5.93 5.87 -0.06 5.68 5.71 0.03 6.35 6.15 -0.20 21 6.85 6.78 -0.07 6ー97 6.68 -0.2g 6.65 6.95 0_30 *は5%水準 で有意差有 り

(5)

北洋 :保育実習における学生の意識について 図1- 1 実 習前 におけ る 1項 の度数分布 人 2 2 2

-八

割 22 20 -8 相 川 -2 柑 8 6 4 2 0 心 24 年 20 -8 は -4 -2 相 8 6 4 2 0 (人) 24 22 20 18 16 14 12 10 8 6 4 2 0 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 (評価) 図1- 2 実 習後 におけ る1項 の度数分布 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 (評価) 図1- 3 実習前 におけ る2項の度数分布 0 . 2 3 4 (品 6 7 8 9 図1- 4 実習後 におけ る2項の度数分布 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 (評価) 図 1- 5 実 習前 におけ る3項 の度数分 布 1 4 2 0 8 6 4 クL O 8 6 4 クL 0 人 2 2 2 -0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 (評価) 図1- 6 実 習後 におけ る3項 の度数分 布 (人) 24 22 20 18 16 14 12 10 8 6 4 2 0 人 2 2 2 -0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 (評 価) 図 1- 7 実 習前における 4項の度数 分布 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 (評価1 図1- 8 実習後 におけ る4項 の度数分 布 <1 24 22 20 柑 -6 -4 -2 相 8 6 4 2 0 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 (評 価)

(6)

図1- 9 実習前 におけ る 5項 の度数分布 山 24 22 20 は ・6 ・。 ・2 相 8 6 。 2

0

忠 -2 -0 ほ ほ :。 ・2 ・0 8 6 。 2

0

山 24 -2 20 ・8 ・6 ・〝 ほ ・0 8 6 4 2

0

山 2 2 2

-0

1 2 3 4 5 6 7 8 9 (評価) 図1-10 実習後におけ る 5項の度数分布

0

1 2 3 4 5 6 7 8 9 (評価) 図1-11 実習前におけ る 6項の度数分布

0

1 2 3 4 5 6 7 8 9 (評価) 図1-12 実習後におけ る 6項の度数分布 心 2〝 22 20 ・8 相 川 は ・0 8 6 4 2

0

心 2 2 2 1 -4 2 0 cc 6 4 2 人U 8 6 4 2

︿U

山 2 2 2 -I -I 4 2 0 8 6 4 2 0 8 6 4 2 0 ? N ∼ N 1 -I -I 図1-13 実習前 におけ る 7項 の度数分布

0

1 2 3 4 5 6 7 8 9 (評価) 図1-14 実習後 におけ る 7項 の度数分 布

0

1 2 3 4 5 6 7 8 9 (評 価) 図1-15 実習前 におけ る 8項 の度数分布

O

J 2 3 4 5 6 7 8 9 (評 価) 図1-16 実 習後におけ る 8項 の度数分布 6 lm LL' & 4 3 2 0 7 8 9

(7)

北運 ,保育実習における学生の意識について 図1-17 実習前 におけ る9項 の度数分布 ) 2 2 lフL ・1 ・・・-1 -人 4 2 0 8 6 4 2 0 8 6 4 2 0 .-N ∼ ∼ I-_ _ t I 人 心 2 2 2 -O l 2 3 4 5 6 7 8 9 (評価) 図1-18 実 習後におけ る9項の度数分布 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 (評個 ) 図1-19 実 習前 におけ る10項 の度数分布 O i 2 3 4 5 6 7 8 9 (評価) 図1-20 実 習後 におけ る10項 の度数分布 9 8 7 6 両 5 刊 ルほ 4 3 2 0 ル 24 22 20 相 場 ・。 ほ 川 8 6 4 2 0 山 笠 詔 柑 -4 ほ 川 8 6 4 2 0 図1-21実習前 におけ る11項 の度数分 布 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 (評価 ) 図1-22 実 習後 におけ る11項 の度数分 布 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 (評価) 図1-23 実習前におけ る12項 の度数分 布 4 2 (U 8 6 4 2 0 8 6 4 クL 0 心 2 2 2 -I -I ? N ∼ N -.i -1 = 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 (評 価) 図1-24 実 習後におけ る12項 の度数分布

(8)

図1-25実習前 におけ る13項 の度数分布 4 9L O 8 6 4 2 0 8 6 4 2

0

7 N N N I I -I I 山 2 2 2

-0

1 2 3 4 5 6 7 8 9 (評価) 図1-26実習後 におけ る13項 の度数分布

0

】 2 3 4 5 6 7 8 9 (評価) 図1-27実習前 におけ る14項 の度数分布

0

1 2 3 4 5 6 7 8 9 (評価) 図1-28 実習後におけ る14項 の度数分布 人 2 2 2 -人 2 2 2 -〟 -4 22 -。 ・8 ・6 ・。 ・2 ・0 8 6 4 2

0

図1-29実 習前 におけ る15項 の度数分布

0

1 2 3 4 5 6 7 8 9 (評価) 図1-30実 習後におけ る15項 の度数分布

0

1 2 3 4 5 6 7 8 9 (評価) 図1-31実習前 におけ る16項 の度数分布

O

l 2 3 4 5 .6 7 8 9 (評価) 図1-32実習後 におけ る16項 の度数分布 翌 。 22 -0 ・8 帽 ・4 ・2 10 8 6 4 2

0

- 6 7 獅 4 3 2

0

8 9

(9)

北洋 ●保育実習における学生の意識について 図1-33実 習前におけ る17項 の度数分布 山 24 -2 20 ・8 ・6 ・〝 ・2 ・0 8 6 4 2

0

山 2〝 22 2。 柑 ・6 川 ・2 相 8 6 4 2

0

山 2 2 2 1 -〟 -4 22 -0 ・8 ・6 ・4 ほ ・0 8 6 4 2

0

0

1 2 3 4 5 6 7 8 9 (評価) 図1-34実 習後 におけ る17項 の度数分布

0

I 2 3 4 5 6 7 8 9 (評価) 図1-35実習前 におけ る18項 の度数分布

0

1 2 3 4 5 6 7 8 9 (評価) 図1-36実 習後におけ る18項 の度数分布 9 8 7 6 両 l J. i 4 3 2

0

山 2 2 2 1 = ; I 山 2。 -2 20 ・8 柑 ・〝 ほ ・0 8 6 4 2

0

心 Z。 22 20 ・8 ・6 ・〝 ほ 川 8 6 。 2 0 ? 2〝 22 20 は ・6 ・〝 ほ 川 8 6 4 2

0

図1-37 実 習前 におけ る19項 の度数分 布

D

J 2 3 4 5 6 7 8 9 (評 価) 図1-38実 習後 におけ る19項 の度数分布

0

1 2 3 4 5 6 7 8 9 (評価) 図1-39実 習前 におけ る20項 の度数分布 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 r評価) 図1-40実 習後 におけ る20項 の度数分 布 6 -醐 4 3 2

0

(10)

山 Z。 -2 20 ほ ほ ・4 ・2 ・0 8 6 4 2 0 図1-41 実 習前 に お け右21項 の度数 分 布 図1-42 実 鞘 麦に お け る21項 の 度数 分 布 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 (零価) I( ∼ ∼ ∼ I I I J -0 1 2 3 4 5 6 7 8 g (評価)

(11)

北洋 保 市実習 におけ る学生 の意識 につ いて ll 実線 :実 習前 点線 :実 習後 7.5 7.0 6.5 + チ′l ,Jt ナ 評6.CI ill +I 1、一 価 5.5

㌧#

+

,

+

5.

8

I-

-

.

-

-

-

-

-

.

-

i

:

.

-

-

-

.

+

-

-I

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 28 21 項 目

(12)

表2- 2 専門職希望者 と一般企業希望者 との意識差 調査 項 目 実習前 実習後 専 門職希望 一般企業希望 差 専門職希望 一般企業希望 差

(

A

)

(B

)

(A:ド

(

a)

(

A

)

(

B

)

(

A

ト(

a

)

1

5.94

5.55

0.39

6.47

6,05

0.42

2

4.97

4.85

0.12

5.44

5.35

0.09

3

5.41

5.00

0.41

5.68

5.45

0.23

4

6.68

6.15

0.53

6.88

6.60

0.28

5

7.18

7.05

0.13

7.29

6.85

0.44

6

6.50

4.85

1

.65*

6.12

4.95

1.17*

7

6.18

5.55

0.63

6.56

5.85

0.71

8

7.06

6.80

0.26

6.76

6.10

0.66*

9

5.97

6.70

-0.73

6.09

6.20

-0.ll

10

6.29

5.10

1.19

6.38

5.15

1.23*

ll

4.26

4.45

-0.19

5.41

4.50

0.91*

12

5.79

5.30

0.49

5.74

5.30

0.44

13

4.62

4.60

0.02

4.47

4.90

-0.43

14

4.79

5.05

-0.26

5.00

4.90

0.10

15

5.06

5.10

-0.04

5.41

5.10

0.31

16

6.91

7.15

-0.24

6.97

6.95

0.02

17

7.06

7.05

0.01

7.15

6.85

0.30

18

6.50

6_20

0.30

6.21

6.25

-0.04

19

5.44

5.55

-0.ll

5.88

5.35

0.53

20

5.68

6.35

-0.67

5.71

6.15

-0.44

*は5%水準 で有意差有 り

(13)

北洋 保育実習におけ る学生の意識につ いて 13 実線 :専 門職希望者 点線 :一般職希望者 7.5

7.

6.

5

日_日._‥,_ま日日_II_ 千 -- -十一、一十 _. ナ一

評 6.

+

J

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5.

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4.

5

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項目

(14)

(1) 保育 実習生 の保育 実習前 と保育実 習後の 意識 の変化 表2- 1、図 2- 1は、実習前後の 自己認 知 尺度 の回答の平均値 を表 と図に した もの で あ る。 実 習前 (実線) は、 自ら高ぶ るこ とは、あ ま りせ ず、 自分 の能 力に関 しては、 あ ま り上 手に出来 こ とは少 ないが、 ピア ノを弾 くこ と、 歌 を歌 うこ と、紙 芝居、絵本 の読 み聞かせ 、 製作等努 力すれば必ず上手 に出来 る と考 えて い る。 怒 りの表現、敵意の受 け とめ方 につ い ては、時 と場合 に よって違 うが、物事 をで き るだけ客観 的に あ る程度 の間隔 を もって捉 え、 で きるだけ怒 り、敵意 の受 け とめ方につ いて は、 ス トレー トに表現 しない よ うに努 力 して い るよ うに思われ る。特 に項 目5、 人の愛情 を受 け入れ る度合 、項 目8他 者信柏、項 目16 傾聴 力、項 目17自己の行動 に対 す る意 見、評 価へ の反応、項 目21将来の展望 、 につ いては、 意識が高 く、 よ り積極 的で前 向 きに考 えてい るよ うに思 え る。 実 習後 (点線)保育 園実習 とい う、普段 の 生 活 と全 く異 った不慣 れ な生 活環境 の 中で、 今 まで 自分 では気づ か なか った能 力、性格 な どにつ いて、は っ き りと気づ き、努 力 した結 果が 出てい るの では なか ろ うか。 それ らの中 で気づ いた具体 的 な もの を取 り上 げ る と、 〇 人 を愛す るよ うに努め る と、 自ら人の愛 情 も受 け入れ るよ うにな る。 ○ 自分 自身他 人か ら信頼 され たい と思 って い るので、 自然 と他 人 を信頼 す るよ う努 め た 。 ○ 人間関係 の基本 は、信頼関係 だ と思 った。 〇 人に愛情 を示 す こ と、人の愛情 を受 け入 れ るこ とは、保 母 として何 よ りも必要 なこ とであ る と思 った。 以上 の事実 を知 るこ とが で きた。

(

2

)

専門職 希望者の実習前後 におけ る平均値 の変化 表2- 1、図2-2は、専 門職希望者 の実 習前後 におけ る平均値 を表 と図 に した もので あ る。 自己理解、 自尊心 、失敗 を恐 れぬ 勇気、 人 に愛情 を示す度合 、 人の愛情 を受 け 入れ る度 合 、心 の平穏 、願望 、身体 的エ ネル ギー、 多 能性 、敵 意の受 け とめ方、 自己の思 想の表現 の明確 さ、傾聴 力、 自己の行動 に対す る意 見、 評価へ の反応、学 習への関心、独立心以上 殆 どの項 目につ いて実 習後評価 が上 が ってい る。 11項 多能性 につ いては、実 習後、上手 に出 来 るこ とがやや増 えて有 意差検 定

5%

水準 で 有意差有 とい う結果が 出た。 実習生 は、実 習に入 る前、保 育所側 が どう 対応 して くれ るのか、 自分 の担 当す る子 ど も 達 に受 け入れ て もらえるのか等不安 な気持 て 実 習に入 る学生 が 多い。 そん な状 態 で保育所 に出向 き 「セ ンセ ・ア ソボ」 と声がかか った リ、子供 た ち とす ぐ仲良 しに な り、一緒 に遊 んだ りす る中で、 自分が子 ど も達 に受 け 入れ られ認め られてい る とい う感 は、単 な る喜 び に とどまらず、 自分 の行為 のすべ てに、 自信 となって表 われ て くるのでは ないか と思 われ るO 歌 うこ と、 ピア ノを弾 くこ とな ど、保 育技 術 にかかわ るこ とにつ いては、 もちろんであ るが、保育者 として期待 され る資質 に まで 自 信 を持 って出来 るこ とは、大変 好 ま しい こ と であ るO

(15)

北 澤 :保 育実 習 にお け る学 生 の意 識 につ いて (3) -椴企業希望者の実習前後 における平均 値 の変化 表

2-1

、 図

2-3

は、一般企業希望者の 実習前後におけ る平均値 を表 と図に した もの である。 人の愛情 を受 け入れ る度合、他者信頼、願 望、敵意の受 け とめ方、傾聴力、 自己の行動 に対す る意見、評価への反応、学習への関心、 独立心以上 の項 目につ いては、実習前 よ り実 習後評価が下が った。 8項他者信頼 につ いては、実 習前かな り信 頼感 を持 っていたが実習後やや信頼感が薄れ、 有意差検定

5%

水準 で有意差が有 る。 これ を 受 けてさらに、一般企業希望 の学生 に面接調 査 を行 った結果は、おおむね次の ようであっ た 。 ○ 一般企業 に就職 を希望 してい るに もかか わ らず、保母 資格取得 のために実習に来て い るとい うこ とを引け 削 こ感 じ、実習園の 先生 に知 られ た くなか った。 ○ 実習中は、つ とめて専 門職希望 の人たち と同 じ気持 で、 また、それ以上、元気 に振 舞 っていたので、 自然 と頼れ るのは、 自分 だけ とい うよ うな気持 になった。 ○ 実習中は専 門職 に就 くつ も りで実習に臨 み、 自分 な りに一生懸命や り、実習園の先 生方に も大変親切 に ご指導 をいただいた。 に もかかわ らず、先生方の ご好意、期待 を 裏切 ってい るのではないか とい う後め たい 気持 になった。 ○ 実習園の先生方のお っ しゃる事 と、実 際 してい るこ とが違 うことが あったので、 何 を信 じて良いのかわか らな くなった。 以上の こ とによ り、やや信頼感が薄れた のではないか と思われ る。 15 一般企業希望 の学生 につ いて、あ る一 方 か ら見 る と自分本位 で、卒 業後の進路 に直 結 しない、単位 のため、資格 のための実習 と受 け とられ易 く、不快感情 を持 たれ るこ とも事 実 であるが、面接調査 をす る中で、 学生の胸 中の葛藤 な ど、学生の内面 を知 る 貴重 なデー タであろ う。注 目すべ き点 なの で記 してお こ う。 ○ 一般企業へ の内定が決 っているの をひた す ら隠 していたので、就職 に関す ることを 聞かれ るのが嫌や だった。 ○ 自分 の感情 を表現や態度 に出 して しま う 傾 向があ るので、極 力感情 を出 さないよ う に心掛 けた。 ○ 自分 をさ らけ出す程 、実習園の先生方 を 身近 に感 じていなか った。 ○ 自信が ないのでひたす ら自分 を出 さない よ うに していた。 ○ 常 に相手の顔色 をうかが っていたので 自 分 を出せ なか った。 以上 の様 なこ とを切 々 と訴 え、いろいろ 悩 み、心 身共 に疲れていたに もかかわ らず この実習 を通 し、子供 たちに元気づ け られ、 一般企業へ就職 を希望 している者の殆 ど全 員が真剣 に専 門職 に就 きたい と思 うと訴 え た点は、非常 に重要 であろ う。

(

4

)

専門敬 を希望 してい る実習生 と一般企葉 を希望 してい る実習生の実習前 における平 均値の変化 表

2-2

、図

2-4

は、専 門職- の希望者 と一般企業へ の就職希望者の実習前におけ る 平均値 を表 と図に した ものであ る。

21

項 中

1

4

項 に亘 り一般企業希望者 よ り専 門 職希望者 の方が評価が上 まわ り、 6項 自己公

(16)

開性の項で専 門職希望者 は、 自分 の気持 をか な り出すのに反 し、一般企業希望者 は、やや 出さない傾 向にあ り、有意差検定

5%

水準 で 有意差有 とい う結果が出ている。 一般企業希望 者の実習は、実習 を受 け るに 当って、 いかにすぼ らしい決意 を述べ て も、 資格取得 のための実習 とい うこ とになって し まう。実習 を受 け させ ていただ くには、実習 園側の気持 を最優先 に考 えなければいけ ない が、か といって学生の資格取得 のための希望 を、一般企業希望者 である とい う理 由で放棄 させ るこ とは出来 ない。 そ こで、実習前、養成校側が実習 園側 に出 向 き、事実 を素直に話 し合い、その上 で実習 をお願 い し、実習園、養成校 、実習生 それぞ れが、共通認識の もとに実習に入 るよ うに配 慮 した。 これ らの経緯 を経て実習生 は、実習 期 間中 "必ず保母 さんになるのだ" とい う自 覚 の うえで実習 を受 け させ て頂 いてい るわけ であ るが、 このあた りの実習生の気持 を面接 調査 した結果、次の ようなこ とが聞かれた。 実習期間中は "保母 さんになる" とい う気 拝 で実習に臨んだが、企業の採用試験のため に最低2日間は、実習 を休 まなければな らな い。 その上、書類提 出のための遅刻、早退等 も増 えて くる。 この気持 とは うらは らの事実 をどう受け とめ、 どう乗 り切 り、気持 の切替 を した ら良いのか、た まらない気持 になった。 この こ とか ら も分か るとうり、企業の採用 試験 と保育実習が重 な Y上 実習生 は二足の草 鞍 をは くこ とにな り、綱渡 り的な数 日間 を過 ごさざるを得 なか ったことが窺 える (これは、 実習生だけでな く、実習園に も大変 な迷惑 を かけている訳であ る)。 この ことの善 し悪 しは別 に して、早急に何 らかの改善手段 を構 じなければな らないこ と は確かである。 (5) 専門職 を希望 してい る実習生 と-般企# を希望 してい る実習生の実習後 におけ る平 均値の変化 表2-2、図2-5は、専 門職へ の希望者 と一般企業への就職希望 者の、実習後におけ る平均値 を表 と図に した ものである。 21項 中16項にわた り一般企業希望 者の評価 よ r上 専 門職希望 者の評価が上 まわ り、 6項 自己公開性 の項 では実習前 よ り少 し評価が上 が ったが、依 然 として一般企業希望者 は、 自 分 の気持 をやや見せ ない傾 向にあ り、有意差 検定

5%

水準 で有意差有 と出ている。 8項他者信頼の項では、実習前、専 門職希 望者 は他者 をか な り信頼す る。一般企業希望 者 はやや信頼す る とい う結果 であったが、実 習後、専 門職希望 者は他者 をやや信頼す るO 一般企業希望者 は普通 とい う結果 で、有意差 検定

5%

水準 で有意差有 とい う結果が出た。 10項身体的エネルギー につ いては、専 門職 希望者、一般企業希望者 とも実習前 よ り、実 習後、評価 が上が り、実習後、 よ り元気が出 て来てお り、有意差検定

5

0/.水準で有意差が 有 る。 このこ とをさらに面接調査 した結果 ○ 実習その ものは大変だったが、子供 たち と共に過 ごす こ とがで きたか ら元気になれ た 。 ○ 子 どもたちが慕 って きて くれ、子供 の笑 顔が本 当に可愛 い と思 った。 ○ 元気がない と、子 ども達が手 を引っぼっ て くれた。 ○ 子 どもにつ いて、保育につ いて、次の段 階への期待 が あったか ら元気が出て きた。

(17)

北洋 .保育実習における学生の意識について ○ 乳 児の笑顔が元気の もとになった。 ○ "先生"と呼ばれ るこ とへの満足感で元気 に なった。 11項 多能性 については、専 門職希望者、一 般 企業希望者 とも実習前 よ り、実習後、上手 に出来 るこ とがやや増 えて きた と答 え、有意 差検 定

5%

水準で有意差がある。 この こ とに つ いて面接調査 を した結果、以下の ような 自 分 の能力に気がつ いた ようである。 ○ 保母 として子 どもたちに受 けいれ られた と感 じ、 自分 のす るこ とに も自信が出て き た。 ○ 特別 の能力は無 いが、努力す ることには 自信がある。 ○ 子 どもとす ぐ仲 良 くなれた り、一緒 に楽 し く遊べ る。 ○ 子 どもの 目線に立 ち、物事 を考 えるこ と がで きる。 ○ 子 どもを集 中させ るこ とが で きる。 ○ 挨拶が きちん とで きる。 ○ 午睡の時、子 どもをねか しつけ るこ とが 上手である。

1. 保育実習生の保育実習前 と保育実習後に 自己認知尺度 を用 いて意識の変化 を示す。 2.専 門職 を希望 している実習生 と一般企業 -就職 を希望 してい る実習生 とに分け、専 門職 を希望 している実習生の実習前 と実習 17 5.専 門職 を希望 してい る実 習生 と一般 企業 を希望 している実習生 の実 習後におけ る、 それぞれの意識 を示す。 以上 に基づ いて検討 した結果 を述べ たの で その要約 をまとめてみ る。 (1) 多能性、 自尊心の項 目において僅 ずか であるが、評価 が上が ってい るo Lか し、 あ ま り変化 はみ られ ない といえ る。 (2)多能性 につ いて実習後、上手 に出来 る こ とが増 え有意差検定

5%

水準 で有意差 があった。 (3)他者信頼 につ いて実習後、 その評価 が 下が り、有意差検定

5%

水準 で有意差が 認め られた。 (4)自己公開性 につ いて一般企業希望 の学 生 は、専 門職希望 の学生 よ り評価 が低 く、 有意差検定

5%

水準 で有意差が あ った。 (5)自己公開性、他者信頼、 身体 的エネル ギー、 多能性 につ いて、一般企業希望 の 学生 は専 門職希望 の学生 よ り評価 が低 く、 有意差検定

5%

水準 で有意差が あ った。 注 (1) 保育実習必携 p.181Creative0.D.Vol.1, 317 参考文献 (1) 井上 肇 ・小林 一編著 :保育実習必携、川 島書店 p180、p181 1989 (2) 醍醐走徹他者 :実習の手引 建 吊社、p8 -pll 1988 後 におけ る意識の変化 を示す。 (3)全国保育協議全編 :保育年報1991全社協、 3.一般企業 を希望 している実習生の実習前 p50-p56、p71-p74 1991 と実習後におけ る意識の変化 を示す。 4.専 門職 を希望 している実習生 と一般企業 を希望 している実習生の実習前におけ る、 それ ぞれの意識 を示す。 (4) 全国保母養成協議会第30回研究会論文集 : p68-p69、p80-p81 1991 (5) 全国保母養成協議会 日本保育協会編 :すぼ らしい保育者 をめ ざして、p22、p39-p42、 plll∼pl12 1988

(18)

(6)斉藤 謙著 :保育所実習、 川島書店、1987

(7)日本保 育 学会 :保 育 者養 成、 フ レーベ ル館 1987

(8)教育 ・保育実習 を考 える全編 :幼稚 園 ・保 育 園実 習の常識、蒼丘書林 1981

参照

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