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ヒト肺癌転移リンパ節に対する研究用動物モデルの作製 利用統計を見る

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山梨肺癌研究会会誌 18巻1号 2005

ヒト肺癌転移リンパ節に対する研究用動物モデルの作製

山梨大学医学部 第2外科 水谷栄基 井上秀範 松原寛知 神谷健太郎 喜納五月 桜井裕幸 奥脇英人 松本雅彦 要旨:目的.肺癌診療における予後予想因子として、リンパ節への転移状況は大 きなウエートを占める。リンパ行性転移に対する研究及び転移リンパ節に対する 治療の研究に焦点を合わせたより有用な実験動物モデルの開発を試みた。方法. 雄ヌードラットを使用し、放射線照射後にヒト肺扁平上皮癌細胞RERF・LC・AI を足背部に皮下注射した。鼠径部に腫瘤が触知出来た時点で転移有りと判断した。 その2週間後にラットを屠殺し、膝窩部及び鼠径部リンパ節への転移につい て組織学的に検討した。結果.触診にて転移と判断するまでに要した日数は、 41.1±4.1日(n =・20)であった。膝窩部リンパ節への転移は100%(n= 20)であった。全例で、膝窩部リンパ節においては腫瘍細胞が皮質・髄質を 侵し、リンパ節の1/2以上を占めていた。鼠頚部リンパ節転移は95.0%(n =20)に確認出来、早期に採取した1例を除いて腫瘍細胞がリンパ節の1/2 以上を占めていた。結論.我々はヒト肺癌細胞をヌードラット足背部へ移植 し、膝窩部及び鼠径部への転移一次・二次リンパ節モデルを作製した。腫瘍 の生着・転移は高率に起こり、その触診による転移の予測も簡便・正確であ った。 キーワード:リンパ節転移モデル、ヒト肺癌、RERF・LC・AI、ヌードラット

詳細は、雑誌『 肺癌(第44巻7号767頁∼771頁)』でご欄下さい。

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