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【配布資料】小児・AYA集計報告(国立成育医療研究センター)(PDF:1.2MB)

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Academic year: 2021

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(1)

がん診療連携拠点病院等院内がん登録

2016-2017年小児AYA集計 報告

(2)

本日のポイント

1)院内がん登録の小児がん(〜14歳)・AYA世代がん(15〜39歳)

の患者について詳細に集計した報告であり、今回初めて2つのナショナルセン

ターが共同で解析する体制のもとでの、最初の報告である。

2)AYA世代(15〜39歳)のがんは、年齢が進むにつれてがんの種類が変

化する。20歳以上は女性が多く、20〜39歳のがんの約80%は女性であ

る。

3)小児がん診療は、全国15か所の小児がん拠点病院だけでなく、がん診

療連携拠点病院等でも行われている。

(3)

1 小児がんの中核的な機関を「小児がん中央機関」とし、厚生

労働大臣が適当と認めるものを指定する。

2 厚生労働大臣が指定する小児がん中央機関は拠点病院を

牽引し、全国の小児がん医療の質を向上させるため、以下の役

割を担うものとする。

Ⅲ 小児がん中央機関の指定について

健発0907第2号 平成24年9月7日 最終改正 健発0731第2号 平成30年7月31日

(4)

小児がん中央機関の役割

(1) 小児がん及びAYA世代で発症するがんに関する相談支援の向上に関する体 制整備を行うこと。また、小児がん患者・経験者の発達段階に応じた長期的な 支援のあり方について検討すること。 (2) 小児がん及びAYA世代で発症するがんに関する情報を収集し、広く国民に提 供すること。 (3) 全国の小児がんに関する臨床試験の支援を行うこと。 (4) 小児がん拠点病院、小児がん連携病院等に対する診断、治療などの診療支援 を行うこと。 (5) 小児がん診療に携わる者の育成に関する国内の体制整備を行うこと。 (6) 小児がんの登録の体制の整備を行うこと。 (7) (1)から(6)の業務にあたっては、患者、家族及び外部有職者等による検討を踏 まえて行うこと。 H24年9月7日(H30年7月31日最終改正)厚生労働省健康局長通知

(5)

小児がん中央機関の役割

厚生労働大臣が指定する小児がん中央機関は拠点病院を牽引し、 全国の小児がん医療の質を向上させるため、以下の役割を担う。 相談員専門研修により、283名の小 児がん専門相談員が誕生した 「小児がん情報サービス」を 構築 拠点病院院内がん登録データの小 児がん特別集計を行い公表 成人拠点病院に実施してい る相談員基礎研修(1)(2)(3)を 提供 小児がん中央診断 (病理、細胞マーカー・ 分子診断、放射線) 小児がん登録に関して体 制整備 小児多職種診療 チーム研修 (脳腫瘍・移植・緩和など)

(6)

調査・解析の概要

対象期間:2016年1月~2017年12月まで

対象病院:

1) がん診療連携拠点病院等 452施設

(うち、小児がん拠点病院15施設)

2) 県推薦病院(各都道府県から推薦された病院) 337施設

3) 任意参加病院(院内がん登録全国集計に任意で参加を希望する

病院 2017年診断例から)55施設

合計844施設

解析:上記対象期間中に対象病院で初回治療を開始したがん症例のうち

40歳未満(小児およびAYA世代に該当)のがんを対象に、性、年齢、がん

の種類、病院種別に集計した

(7)

1)AYA世代(15〜39歳)のがんは、

(8)

発症時年齢別の症例数(2016-2017年)

自施設初回治療開始例(0歳~39歳) 62,301例

0-4歳 2,117例 5-9歳 1,110例 10-14歳 1,286例 15-19歳 1,837例 20-24歳 3,638例 25-29歳 8,524例 30-34歳 16,983例 35-39歳 26,806例

小児がん(0歳~14歳)

4,513例

AYAがん

(15歳~39歳)

57,788例

(一部の卵巣境界悪性腫瘍を除く)

(9)

国際小児がん分類に基づく大分類(0歳〜14歳)

自施設初回治療開始例 4,513例(2016-2017年)

白血病 1,403例 脳腫瘍 990例 リンパ腫 424例 神経芽腫 258例 網膜芽腫 143例 腎腫瘍 106例 肝腫瘍 110例 骨腫瘍 161例 軟部腫瘍 169例 胚細胞腫瘍 302例 その他の癌 124例 その他 22例 変換不能 301例 (SEER2008年版準拠)

(10)

AYAがん分類に基づく大分類(15歳〜39歳)

自施設初回治療開始例 57,788例(2016-2017年)

癌腫 22,231例 脳・脊髄腫瘍 2,729例 胚細胞性他 2,385例 リンパ腫 2,005例 白血病 1,847例 軟部肉腫 917例 骨・軟骨腫瘍 374例 黒色腫・皮膚癌 588例 その他の癌新生物 721例 分類不能の悪性新生物 169例 変換不能 (上皮内がん等) 23,822例 (SEER2008年版準拠)

(11)

AYAがん分類 変換不能例23,822例の詳細

自施設初回治療開始例(15歳~39歳、2016-2017年)

0 1000 2000 3000 4000 5000 6000 7000 8000 9000 10000 15-1920-2425-2930-3435-39 再分類後、癌腫に該当した上皮内がんの詳細 (良性脳腫瘍除く) その他 その他消化器 膵臓 肝・肝内胆管 結腸・直腸 その他泌尿器 子宮頚部・子宮 性腺 膀胱 乳房 気管・肺 鼻腔・中耳・副鼻腔・喉頭他 口腔・口唇・咽頭 子宮頸癌検診 乳癌検診 0 2000 4000 6000 8000 10000 12000 変換不能症例(上皮内がん等) 再分類後 変換不能 その他の癌・新生物 癌腫 黒色腫・皮膚癌 胚細胞性他 軟部肉腫 骨・軟骨腫瘍 症例数 症例数 年齢(歳) 年齢(歳)

(12)

2)20歳以上のがんは、女性が多い。

(13)

年齢別男女比

小児(0-14歳) 全年齢(40歳以上も含む) AYA(15-39歳) 男性 男性 男性 女性 女性 女性 男性55.4%(3,692例) 女性44.6%(2,975例) 男性56.1%(571,693例) 女性43.9%(446,923例) 男性24.1%(18,510例)女性75.9%(58,312例)

全集計対象者 1,018,616例

(小児 6,667例、AYA 76,822例、2016-2017年)

(14)

男女別の年齢階級別罹患数

自施設初回治療開始例 62,301例

(0歳~39歳、2016-2017年)

男性 女性 0 5000 10000 15000 20000 25000 30000 0-4 5-9 10-14 15-19 20-24 25-29 30-34 35-39 年齢区分 症例数 20〜39歳のがんの約80%は女性である。

(15)

3)小児がんでは、AYAがんよりも

(16)

診断時住所と初回治療開始施設所在地

0~14歳

15~39歳

14歳以下では15歳以上よりも患者の県外への流出・流入とも に多いことが示唆された。

(17)

4)小児がん診療は、全国15か所の小児がん拠点

病院だけでなく、がん診療連携拠点病院等でも

(18)

疾患種類別、病院種別の小児がん患者(0歳〜14歳)の数

(2016-2017年、国際小児がん分類) 0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1000 がん診療連携拠点 県推薦 小児がん拠点 症例数 小児がん診療は、小児がん拠点病院だけでなく、がん診療連携拠点病院等 でも行われている がん診療連携拠点病院等 県推薦病院 小児がん拠点病院

(19)

疾患種類別、病院種別のAYAがん患者(15歳〜39歳)の数

(2016-2017年、AYAがん分類) 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 18,000 20,000 がん診療連携拠点 県推薦 小児がん拠点 症例数 AYAがんは癌腫が多く、がん診療連携拠点病院等・県推薦病院で診療されている がん診療連携拠点病院等 県推薦病院 小児がん拠点病院

(20)

病院種別の15歳未満症例数

(2016-2017年)

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 小児がん拠点 がん診療連携拠点 県推薦 0例 1-3例 4-6例 7-9例 10-49例 50-99例 100例以上 0例 0例 1-3例 1-3例 50-99例 10-49例 100例以上 10-49例 50-99例 4-6例 7-9例 がん診療連携拠点病院等の約25%、県推薦病院の約15%で、 調査対象の2年間に1−3名の小児がん患者を初回治療していた 小児がん拠点病院 がん診療連携拠点病院等 県推薦病院

(21)

小児がん初回治療症例数が2年間に1-3例の

施設の分布

(2016-2017年)

1-3施設0施設 4-6施設 7-9施設 10施設以上 小児がん拠点病院(2019) 少数診療施設は、首都圏、東海、近畿地区に多いが、全国に分布している

(22)

小児がん初回治療症例数が2年間に1-3例の施設で

治療された患児の年齢分布

(2016-2017年)

0 5 10 15 20 25 30 35 40 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 がん診療連携拠点 県推薦 合計 年齢(歳) 症例数 少数診療施設で診療されている患児は、 AYA世代に近い年齢層に多いが、乳幼児も多い がん診療連携拠点病院等 県推薦病院 合計

(23)

小児がん初回治療症例数が2年間に1-3例の施設で

治療された疾患の種類

(2016-2017年)

0 10 20 30 40 50 60 がん診療拠点 県推薦 がん診療連携拠点 症例数 県推薦 少数診療施設は146施設、治療された症例は202症例 疾患としては脳腫瘍(87例)と胚細胞腫瘍が多い がん診療連携拠点病院等 県推薦病院

(24)

小児がん初回治療症例数が2年間に1-3例の施設で

治療された患者の数

(2016-2017年)

症例数 0 200 400 600 800 1000 1200 1400 1600 症例数1-3例の病院 症例数4例以上の病院 疾患別では脳腫瘍が多く、ついで胚細胞腫瘍が多い

参照

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