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資料名「いなくなったライチョウ」(東京書籍)

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Academic year: 2021

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第4学年

道徳学習指導案

1 主題名 『守ろう、何ものにも代えられない生命を』[中学年3−(2)] 資料名 「いなくなったライチョウ (東京書籍)」 2 主題設定の理由 ○本主題では,自然やそこに住む動植物を愛し、生命の大切さを感じ取り、すべての生命を大切に 。 、 、 しようとする心情を育てることをねらいとしている 本主題で指導する生命とは 1つしかない 何ものにも代えられないものであり、その存在自体に価値がある。その尊い生命は、一度失われ ると二度と取り戻すことができない。また、自分一人の力で育まれているのではなく周囲の支え があってこそ育まれ、かけがえのないものである。さらに、自分たちの周りの自然や動植物を愛 し、その生命を大切にすることは、人間自身のためでもある。つまり、子ども達の周りに存在す る自然や動植物にも人間と同じように生命があること、そして、その生命の尊さを感じ取ること で、すべての生命を大切さを感じ取ることができるようになると考える。そこで、生命の尊さを 知り、生命あるものすべてを大切にしていこうとする見方・考え方・感じ方をとらえる道徳学習 が大切であるととらえた。本主題に関しては,第3学年での自分の生命の尊さを知り、1つしか ない生命を大切にするといった学習を受け,第5・6学年の生命が何よりも大切なもの、限りあ る生命を大切にしようとする心を育てる学習へと発展していく。 ○本学級の子どもたちは,理科の観察や栽培・飼育活動を通して、動植物にも生命があることを知 り、新しい生命の誕生の喜びや、生命がなくなった時の悲しみを経験している。また、担任によ る絵本の読み聞かせを通して生命の大切さについて感じてきている。しかし,動植物に対する接 し方には,むらが見られたり,やるやらないの個人差が大きく,すべての子供が動植物に愛情を もって活動しているとは言い難いし、書物の中のことにしかすぎない。また、ふだんの子ども達 の様子は交通ルールを守らずに自転車に乗ったり、室内で平気で暴れたり、トラブルがあった時 には相手に強い言葉や態度をする子どもを見る。これは,子ども達の「すべての生命の大切さ」 の感じ方が表面的であり、たった1つの生命の尊さを実感することができていないからであると 考える。そこで,4年生になり,現実的に死を理解したり、友達の思いを理解したりすることが できるこの期に、すべての生命が、かけがえのない尊いものであるということに気付き、自他の 生命を大切にしていこうとする心情を育てる学習が大切であると考え,本主題を設定した。この ことは,自分の生命の価値をとらえ、かけがえのない自分であることに気付き、すべての生命を 大切にしながらよりよい生き方を求めていこうとする道徳的態度を育てるとともに,生命を輝か せ感動する心を発展させる上でも意義深い。 ○本主題の指導にあたっては,生命尊重にかかわる内容のつながりを図り,心が通い合う交流活動 をとおして、すべての生命が何ものにも代えられない尊いものであることに気付き、生命を大切 にしながらよりよく生きることができるようにしたい。そのためにまず,事前学習では,理科の 学習「季節と生き物」で動植物の生命に対する興味・関心を深めたり,国語の学習「ウミガメの はまを守る」で誕生の喜びや生命の価値について考えていこうという意識をもたせたい。それを 受けて道徳の時間では,読み物資料「いなくなったライチョウ」をもとに,授業協力者と話し合 いをとおして,自然やそこに住む動植物を愛し,生命の尊さを感じ取り、すべての生命を大切に 。 , , 「 」 していこうとする心情を深めたい さらに 事後学習では 国語の学習 ウミガメのはまを守る 総合「2分の1成人式をしよう」で、自他の生命の価値を見つめ、自分らしく輝きながら精一杯 生きようとする思いをもつことができるようにしたい。 特に本時指導にあたっては,まず,つなぐ段階では動植物の世話をしたり,観察したりしたと きの気持ちを想起させ,価値の方向付けを図る。次に,深める段階では,資料「いなくなったラ イチョウ」をもとに人間が行ったことについて話し合ったり,身近な大野城市の自然について授 業協力者と話し合う場を仕組み、生命尊重の価値を追求させる。さらに,見つめる段階では把握 した価値に照らし合わせ、自分の周りにあるものの生命を大切にしていることを考えさせ、価値 の内面的自覚を図る。最後に,あたためる段階では大野城市の美しい自然の景色や動植物の写真 を見ながら,追求・把握した価値を生かそうとする実践への意欲を高めさせたい。

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3 主題計画(道徳の時間1時間・国語19時間・総合的な学習の時間8時間・理科6時間) 【体験活動】 配 ね ら い 道徳の 時間と の関 時 連に よ り考えられ る内容 「 ( )」, 「 」 , 1 理科学習 季節と生き物 秋 国語科学習 ウミガメのはまを守る の学習をとおして 自分の周りにはかけがえのない生命が存在することに気付く。 ○理科学習 6 ○秋になって動植物の様子が変化したことに興味・関心 ◎身近 な動 植 物の 「 季節 と 生 をもち,それらの様子を意欲的に調べようとする。 姿か ら生命 を感 事 き物(秋 」) ○秋になってからの動植物の変化の様子を記録すること じることができ ができるようにする。 るようにする。 ○動植物の成長や活動は,暖かい季節,寒い季節などに 前 よって違いがあることを理解することができるように する。 ○国語科学習 10 ○学習の進め方を見とおして全文を通読し,学習のめあ ◎ウミガメの 保護 学 「 ウ ミ ガ メ てをもつことができるようにする。 活動をしている の は ま を 守 ○大きく三つのまとまりに分け,ウミガメの保護に乗り 人々 の話か ら, る」 出す経緯,御前崎町の人々の保護活動,町の人々の願 子ガ メ誕生 の喜 習 いを読みとることができるようにする。 び・ 生命の 価値 について理 解す ることができる ようにする。 2 動植物を世話したり,観察したりした体験と関連させながら,読み物資料で,生命の尊さ 道 を感じ取り、かけがえのない生命を大切にしていこうとする生き方を追究する。 徳 ○ 「 守ろ う 、 ① ◎自然やそこに住む動植物を愛し,生命の尊さを感じ取り、すべての生命あ の 何ものにも 本 るものを大切にしていこうとする心情を育てる。 時 代 え ら れ な 時 ○地域の環境問題に取り組んでいる授業協力者との話し合い活動や読み物資 間 い生命」 料をもとに,1つしかない、何ものにも代えられない生命を大切にする価 中3− 2( ) 値の自覚を深めることができるようにする。 (東京書籍) 3 自分や動植物生命あるものすべてを大切にしようとする。 ○国語科学習 9 ○身近な地域での「環境を守る工夫」についてグループ ◎身近 にも, 自然 「ウミガメ ごとに調べることができるようにする。 を守 り育てよう のはまを 守 ○集めた情報を整理して,レポートを書くことができる としている 人々 る」 ようにする。 が いることを知 事 ○「わたしたちの環境レポート」を発表し合い,学習の り, 自分も 自然 まとめをすることができるようにする。 を愛 し,そこに 住む 動植物 の生 後 命をさらに 大切 にすることがで 。 きるようにする 学 ○ 総合的 な 学 8 ○10年間過ごしてきて、今まで育ててくださった親を ◎自分 を支え 育て 習の時間 初め、関わってくださった多くの人々の思いや励まし てくれた方 に感 「 2分 の 1 を感じ、感謝することができる。 謝し 、自他 の生 習 成人式 を し 命を 大切にしよ よう」 うとする思 いを 深めることがで 。 きるようにする

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4 本時のねらい ( )自然やそこに住む動植物を愛し、生命の尊さを感じ取り、すべての生命あるものを大切にしてい1 こうとする心情を育てる。 ( )地域の環境問題に取り組んでいる授業協力者との話し合い活動や読み物資料をもとに、1つしか2 ない、何ものにも代えられない生命を大切にする価値の自覚を深めることができるようにする。 5 授業協力者及び準備 ( )授業協力者1 市役所環境課 ( )準備2 主題表,読み物資料の流れ図,読み物資料「いなくなたライチョウ ,道徳ノート,」 大野城市の美しい自然の写真,感動ファイル 6 学習指導過程 学 習 活 動 と 内 容 指 導 上 の 留 意 点 1 理科や国語の学習で動植物の世話をし 1 動植物の世話をしたり,観察したりした て生命について感じたことや考えたこと ときの気持ちを想起させ,価値の方向付け を話し合う。 を図る。 つ ○ツルレイシを育てたり、ウミガメの学 ※写真資料 でそのときの様子を提示し,感動 習をしたりして、みなさんはどんなこ ファイルをもとに心情を想起させる。 とを感じたり考えたりしましたか。 な ツルレイシに早く実ができないかなあと

思って一生懸命水やりをした。 (動植物を大切に思う心) ぐ ・ウミガメは自分が生まれた海に戻ってき ) て産らんすることを知った(生命の連続性 ・周りの人の世話でまた新しい生命が生ま 。 ( ) れるのだな 生命の唯一性 命を大切にする心を見つめよう。 2 資料「いなくなった ライチョウ」をも 2 資料「いなくなったライチョウ」をもと , とに授業協力者との話し合い活動をとお に人間が行ったことについて話し合ったり して 生命尊重の価値について話し合う, 。 身近な大野城市 の動植物について 授業協力 者(大野城市の環境を守る活動をしている 深 ( )富士山にライチョウを放そうとした人た1 方)と話し合いをする場を仕組み,生命尊 ちが、活動をしている時の気持ちについ 重の価値を追求させる。 て話し合う。 ( )富士山にライチョウを放し、観察している1 ○富士山にライチョウを放そうとした人 ときの人々の気持ちを出し合い、生き物の たちは、どんな気持ちで活動していたの 生命を大切に思っていることをとらえさせ め でしょう。 る。 ・美しい鳥をもっと増やしたい。 多くの登山客にライチョウを見てもらいたい。 ・ 美しい富士山にライチョウ を住み着かせたい。 ・ ( ) る 生き物を大切にしようと思う心 ライチョウがいる富士山にスバルライン ( )スバルラインを造ったことについて、自分 ( )2 2 を造ったことについて話し合う ・。 の考えを出し合わせて、人間が利便性を求

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めたことでライチョウの生命をうばってし ○スバルラインを造ったことを、あなた まったことに気付かせる。 深 たちはどう思いますか。 ※授業協力者との話し合いの中で,身近な大 ・観光客 が捨てたごみや弁当の残りを食べにきた 野城市でも動植物が絶滅しそうなものがあ キツネ から、ライチョウも食べられてしまった ることを 知る。そして、その生命を大切に ので良くない。 , ・スバルライン を造ったことで生き物の生命をう するために活動していることを知ることで 生命は何ものにも代えられない大切なもの ばってしまい残念。 (生き物を大切にする心) なのだということに気付かせる。 、 め ・子どもやお年寄りでも誰でも登れるようになり ※自然を愛する一方で、楽しみや便利さを求 良かった。 めたことで、自然の調和が崩れてしまい、 ・美しい景色を、たくさんの 人が見られるように そこに住む生き物のかけがえのない生命を なった。 (人間の利便性を求める心) ( )資料をもとに話し合ったり,授業協力者3 奪うことになったことに気づかせる。 と話したりしたことから、思ったことや ( )資料をもとに話し合ったり,授業協力者と3 る 学んだことを話し合う。 話したりしたことをもとにして、生命に対 する自分の考えをまとめさせる。 ◎わたしたち人間がしたことや、話を聞 いて、どう思いますか。 ・人間の都合で、そこに 住む動植物 の生命を奪う ※グループ での話し合い活動を通して、自分 の考えを付加・強化することができるよう ことになり 残念だ、 。 (生命の唯一性) にする。 ・人間のことだけではなく,動物や植物のことも 同じように考えることができる心が大切。 、 、 (生き物の生命を大切に思う心) ※全体交流をとおして 1つしかない生命は 何ものにも代えられない大切なものなのだ ・生き物の生命は、人間の便利には代えられない という気持ちを高めさせる。 大切なものだと思った。 (生命を大切にする心) 1つしかない、何ものにもかえられない 命を守ろうとする心 3 今までの生活から,自分のまわりにあ 3 価値に照らし合わせて,生命の尊さを感 るものの生命を大切にしていると 思って じて大切に思い行動している自分を想起さ 見 いることを話し合う。 せ、話し合わせ価値の内面的自覚を図る。 つ ○生命って大切だな、と思ったことはどん ※自分や自分のまわりの生命を大切にするた なことですか。 めに、自分たちにできることや持ち続けた い心について考えさせる。 、 、 め ・おばあちゃんが亡くなった時 悲しくて おじいちゃんの分まで、自分の生命を大 切にしようと思った 、。 、 る ・飼っていた生き物が死にそうになった時 とても心配した。これからは、もっと大 切に育てていこうと思った。 あ 4 大野城市の動植物の写真を見ながら, 4 大野城市の美しい自然の景色や動植物の た 授業協力者の話を聞き,生命を大切にし 写真を見せながら,そこに住む生き物の大 た ようという意欲を高める。 切な生命についてを話してもらうことで , め ・私たちが住んでいる 所にもこんなにきれ より現実的に生命を感じ、実践への意欲を る いな場所がありや動植物がいるんだな。 高めさせる。 ・いつまでもこのままで残したいな。

参照

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