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アップとルーズで伝える 四年三組から発信します 選んで伝える

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Academic year: 2021

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第4学年

国語科学習指導案

1 単元名 材料の選び方を考えよう (教材「アップとルーズで伝える」「四年三組から発信します」「選んで伝える」) 2 指導観 (児童の実態) (教材について) 本学級の児童は,三年上「ありの行列」で段 本教材は,「段落ごとの中心的事項をとら 落という概念について学び,三年下「すがたを え,段落相互の関係を考えながら読むこと」 かえる大豆」では,接続語や指示語に気を付け をねらいとした教材である。 ながら読み,段落ごとに書かれている事柄を読 内容は,テレビや新聞を通して私たちに届 み取る学習をしてきた。四年上「『かむ』ことの けられる映像や写真が,送り手の価値判断・ 力」で形式段落ごとに要点をまとめ,段落相互 意図に基づいて取捨選択されたものであるこ の関係を考える学習を行ってきた。これらの学 とを,基本的な映像技法である「アップ」と 習を通して,キーワードやキーセンテンスを見 「ルーズ」を通して考えさせていく説明文で つけながら要点を読み取りまとめることができ ある。私たちが最もよく目にするメディアで るようになった児童が増えている。また,段落 あるテレビの映像技法を中心に述べたもので, と段落との関係や役割についても友達や教師と 児童にとっても身近に感じられるものである。 一緒に考え,理解することができるようになっ 文章全体は,大きく三つのまとまりで構成 てきた。しかし,自分一人の力でキーワードや されており,形式段落①~③は,問題提示, キーセンテンスを見つけることが難しい児童も 形式段落④~⑥では,「アップ」と「ルーズ」 おり,個人の能力の差は大きい。 のそれぞれの長所と短所を対比的に説明,形 また,四年上「新聞記者になろう」では,取 式段落⑦⑧は,「アップ」と「ルーズ」は, 材したことを割り付けを考えながらまとめるこ 相手や目的に応じて使い分けられているとま とを学んだ。内容を選ぶことはできるようにな とめている。文章構成は分かりやすく,段落 ったが,伝えたいことの中心をおさえた表現は 相互の関係も考えやすい教材であるといえる。 十分とはいえない。 (指導にあたって) 指導にあたっては,教材文を読む活動で,写真と文章を対応させて読みながら,各段落ごとの中心 的事柄をとらえさせ,対比的な段落関係をつかませる。さらに,それを含んだ文章全体の構成をとら えさせていきたい。 そのために,「つかむ」段階では,単元名やリード文から学習の見通しを持たせ,題名読みで,「ア ップ」と「ルーズ」という言葉に着目させ,「『アップ』と『ルーズ』で伝えるとは,どういうことな のだろう。」という読み通しのめあてを持たせたい。その後,読み通しのめあてを意識させながら読ま せ,感想を書かせる。それをもとに学習計画を立てていく。 「よむ」段階では,まず,教材文の読み取りに必要な基本的な技能や読みの視点を児童につかませ るために,「学び方学習1」をする。そこでは,「問いの文」に対する「答えの文」を見つける学習を する。教材文でも「問い」と「答え」をつかませる。その後,教材文の各段落の要点をとらえさせな がら読み進めていく。その際,内容と写真とを比較しながら読み取っていくようにさせる。さらに,「学 び方学習2」で説明文の文章構成のとらえ方を学ばせたい。この技能を使って,教材文の文章構成を 考えさせていく。そして,筆者の伝えたいことを確かめ,自分の考えを持たせたい。 「つなぐ」段階では,「パンフレット」を提示し,勝山の自慢について話し合うことによって活動の 見通しと意欲を持たせる。「四年三組から発信します」を読んで,情報を発信するための方法を確認さ せる。 「いかす」段階では,教材文を通して学んだ文章構成や表現の工夫を活用しながら「ふるさとじま んパンフレット」を作成させたい。

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3 単元目標 (1)対比・まとめなど,段落相互の関係に気を付けることで内容を理解しやすくなることを知り, 読み方に生かすとともに,伝えたいことと伝える方法について興味を持っている。 (関心・意欲・態度) (2)それぞれの段落が全体の中でどのような役割を果たしているかを考えながら読んでいる。 (読むこと) (3)写真と対応した部分に注意して読み取り,アップとルーズのそれぞれの特徴を読み取って いる。 (読むこと) (4)書こうとする題材に必要な事柄を集め,相手に応じて分かりやすく書いて知らせることが できる。 (書くこと) (5)文章全体の中での,それぞれの段落の役割を理解している。 (言語事項) 4 評価規準 関心・意欲・態度 読むこと 書くこと 言語事項 ・段落相互の関係を考 ・それぞれの段落が文 ・相手や目的に応じ,必 ・文章全体の中での, えながら文章を正確に 章全体の中でどのよう 要な材料を収集したり選 それぞれの段落の役割 読み取ろうとしている。な役割を果たしている 択したりして,分かりや を理解している。 ・伝える相手や目的に かとらえて読んでいる。すく書いている。 ・文と文の意味のつな 応じて,材料を取捨選 がりを考えながら,指 択し分かりやすく書こ 示語や接続語を使って うとしている。 いる。 5 指導計画 (総時数18時間) 段階 時 主な学習活動 支援・指導上の留意点 形態 評価規準と方法 1 ○単元名とリード文から学習の ・単元名とリード文を読み,「目的 全体 ・ 題 名 を も と に 内容を知る。 に合わせた伝え方」と「伝える材料 読 み 通 し の め あ つ ○題名読みから読み通しのめあ を選ぶ」学習であることを知らせる。 て を つ か ん で い てをつかむ。 ・「『アップ』と 『ルーズ』で 伝え る。 【読み通しのめあて】 よう」という題名は,どういうこと (関・意) 「アップ」と「ルーズ」で伝 なのかを考えながら初読し,読み通 【ワークシート】 か えるとは,どういうことなの しの め あ て を つか ま せる よう に す だろう。 る。 ○新出漢字の読み書きを学習 する。 2 ○初読の感想から,読みの具体 ・どこから感想を書いたのかが分か 全体 ・ 教 材 文 を 興 味 む 的なめあてをつかみ,学習計画 るように形式段落に分けさせ,さら を 持 っ て 読 み , 3 を立てる。 に大まかなまとまりに分けさせる。 感 想 を 持 ち , 読 【学習計画】 ・読み通しのめあてを意識させなが み の め あ て を つ 1 読みのめあてを考えよう。 ら教材文を読ませ,感想を色分けし かんでいる。 2 学習計画を立てよう。 た感想カードに書かせる。 (関・意) 3 ・初めて知ったこと 個人 【ワークシート】 ・もっと知りたいこと 4 「問いの文」と「答えの文」の見つけ ・感想カードを整理し,話し合うこ 方を知ろう。 とで,読み通しのめあてに沿った学 【学び方学習1】 習計画を立てさせる。 5 アップとルーズの映し方の違いと,筆 ・学習計画表を前面に掲示する。 者からの問題提起について読んでまと めよう。

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6 アップとルーズの短所と長所を読んで まとめよう。 7 筆者の伝えたいことをまとめよう。 8 文 章 の 組 み 立 て を 考 え る 方 法 を 知 ろ う。【学び方学習2】 9 教材文の文章の組み立てを考えよう。 10 筆者が伝えたいことはどんなこと だろう。 11 新しいめあてを作ろう。 12 書くことを集めよう。 13 14 書くことをまとめよう。 15 16 17 学習全体を振り返ろう。 18 ○「問いの文」と「答えの文」 ・「学び方学習用テキスト」を使い, 全体 ・「 問 い の 文 」 の見つけ方を知る。 「問いの文」と「答えの文」の見つ と 「 答 え の 文 」 4 【学び方学習1】 け方を考えさせる。 個人 を見つけている。 ・教材文の「問いの文」と「答えの (読) 文」を見つける。 全体 【ワークシート】 ○「アップ」と「ルーズ」の映 ・形式段落①②を読み,中心となる 全体 ・「 ア ッ プ 」 と し方の違いについて読み取る。 語句を見つけさせ,要点をまとめさ 「 ル ー ズ 」 に つ 5 せる。 い て 要 点 を と ら 個人 えている。 (読) 全体 【ワークシート】 ○「アップ」と「ルーズ」の短 ・形式段落④⑤を読み,二つの段落 全体 ・「 ア ッ プ 」 と 所と長所について読み取る。 を並べることで違いに着目させ,要 「 ル ー ズ 」 の 短 よ 点をまとめさせる。。 所 と 長 所 に つ い 6 ・形式段落⑥を読み,要点をまとめ 個人 て 要 点 を ま と め させる。 ている。 (読) 全体 【ワークシート】 ○筆者の伝えたいことをまとめ ・形式段落⑦⑧から,他の事例につ 全体 ・ 筆 者 の 伝 え た る。 いて読み取らせ,筆者の伝えたいこ い こ と を と ら え む 7 とをまとめさせる。 ている。 個人 (読) 【ワークシート】 8 ○文章の組み立てを考える方法 ・「学び方学習用テキスト」を使い, 全体 段 落 相 互 の 関 係 本 を知る。 接続語や指示語を手がかりにして段 に つ い て と ら え 時 【学び方学習2】 落相互の関係を見つけさせる。 個人 ている。 ・文章構成図を考えさせる。 (読) 全体 【ワークシート】 ○段落のつながりを考え,教材 ・「学び方学習2」で学んだ方法を 全体 ・ 文 章 全 体 の 構 文の特徴や工夫されているとこ 使って,教材文の文章構成を考えさ 成 が 分 か っ て い ろを見つける。 せる。 る。

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・文章全体の構成が 個人 (読) 【ワークシート】 9 全体 になっていることを考えさせる。 ・教材文の要点をまとめたワークシ ートをもとに,文章の組み立てを確 認させる。 ・意 味 段 落 に 小見 出 しを 付け さ せ る。 ○ 教 材 文 の 学 習 の ま と め を す ・文章全体を見直し,工夫されてい ・ 学 習 内 容 の ま る。 るところを見つけさせる。 と め が で き て い 10 全体 る。 (読) 【ワークシート】 ○教材文の表現の工夫を振り返 ・筆者が伝えたかったことや表現の 全体 ・ 勝 山 に 関 す る り,新たな課題を持つ。 工夫を振り返らせ,「ふるさとじま 調 べ た い こ と に つ 11 んパンフレット」を作らせることを 個人 興 味 ・ 関 心 を 持 な 知らせる。 っている。 ぐ ・勝山のじまんできることについて (関・意) 話し合い,調べてみたいという意欲 【ワークシート】 を持たせるようにする。 ○新たな課題を解決するための ・分かったことを収集メモに記入さ 個人 ・ 勝 山 に 関 す る 資料を収集する。 せる。 資 料 を 読 み , 意 12 欲 的 に 調 べ , 分 い 13 か っ た こ と を 記 か 録している。 す (書) 【収集メモ】 ○情報を整理し,まとめる。 ・調べたことから伝えたいことの中 ・情報を整理し, 心になることを決め,教材文の表現 個人 調 べ た こ と が 伝 14 の工夫(文章構成・対比・写真とつ わ る よ う に , 教 15 なげること)が分かるようにしたワ 材 文 の 表 現 の 工 16 ークシートにまとめていかせる。 夫 を 活 用 し て い る。 (書) 【ワークシート】 ○「ふるさとじまんパンフレッ ・アップとルーズの写真資料を貼付 個人 ・ 記 事 に 合 っ た 17 ト」を作る。 させ,「ふるさとじまんパンフレッ 資 料 の 活 用 を し 18 ト」を仕上げさせる。 ている。 ・出来上がったパンフレットは,教 (書) 室に掲示して発表させる。 【パンフレット】 ⑧ ⑦ ⑥ ④ ⑤ ③ ① ② (1) は じ め (2) 中 ( 3) お わ り

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6 本時 (1)主眼 ○ 「学び方学習用テキスト」を提示し,いくつかの文章構成図の違いを考えさせることによっ て段落相互の関係を理解することができるようにする。 (2)準備 ワークシート,学び方学習用の掲示用テキスト,学び方学習用テキスト 拡大教材文,単元自己評価表 (3)展開 学 習 活 動 支援・指導上の留意点 評 価 1 本時学習のめあてを確認 ○教材文を提示し,文章の組み立てがどのように する。 なっているのかたずねることで教材文の文章構 成を考えていこうという意識を持たせる。 ○「『かむ』ことの力」で学習した文章構成図を 振り返らせる。 めあて 文章の組み立てを考える方法を知ろう。 2 学び方学習用のテキスト ○内容が理解しやすい,要点が分かりやすいテキ を提示し,音読する。 ストを提示する。 ○音読させ,段落番号を付けさせる。 3 文章構成を考える。 ○形式段落ごとに小見出しをつけることで,段落 【構成活動】 のつながりを形式の面からだけでなく,内容の 面からもとらえることができるようにする。 ○いくつかの文章構成図をモデル提示し,どのパ ターンがよいか自分の考えを持たせる。 ○接続語や指示語,文末表現に着目させ,各段落 の役割を考えさせる。 ○分けた理由を説明できるようにさせる。 4 どのようにまとめればよ ○そのパターンを選んだ理由を説明させる。 いかを話し合う。 ○自分の考えと同じところ,違うところを比べな 【交流活動】 がら話し合い,自分の考えを明確にさせる。 ○自分の考えの根拠をはっきりさせる。 ・ 段 落 相 互 の 関 5,学び方学習用テキストを ○段落の関係を接続語や指示語,文末表現などで 係 を 理 解 し , 文 確かめる。 見ていくことを確かめさせる。 章 の 構 成 を と ら 【再構成活動】 ○段落と段落の関係が,はじめ-中-おわりにな えている。 っていることを確かめさせる。 (読) ○「中」のまとまりがどのような構成になってい 【ワークシート】 るのかを確かめさせる。 6 本時学習のまとめをし, ○本時学習をまとめさせる。 次時の学習について確認す 〈まとめ〉 る。 ・文章の組み立てを考えるには,接続語や指示 語,文末表現に気を付ければよい。 ・段落と段落のつながりに気を付けるようにす る。 ・文章構成図を使って考える。 ○次時は,教材文の構成を考えていくことを知ら せる。 ○本時学習を自己評価をさせる。

参照

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