浦安市個人情報保護条例の一部改正（案）概要

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行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律（以下「番号利用法」という。）の施行に伴い、特定個人情報の適正な取扱いに関し必要な事項を定め、特定個人情報の開示、訂正及び利用停止を請求する個人の権利を明らかにするため、浦安市個人情報保護条例を改正するものです。

番号利用法第 29 条及び第 30 条において、国の「行政機関の保有する個人情報の保護に

関する法律」の読替えとして規定された内容を踏まえ、特定個人情報に関し必要な措置を講じます。

・「個人情報」「保有個人情報」「特定個人情報」「保有特定個人情報」「情報提供等記録」の関係性

(1) 定義の追加

番号利用法において規定されている特定個人情報等の定義に基づき、条例においても、定義の整理を行います。

・特定個人情報

個人番号又は個人番号に対応し、個人番号に代わって用いられる番号等（住民票コード除く）をその内容に含む個人情報（番号利用法第２条第８項）

・保有特定個人情報

市長、教育委員会などの実施機関の職員が職務上作成し、又は取得した特定個人情報であって、当該実施機関の職員が組織的に利用するものとして、当該実施機関が保有している公文書

・情報提供等記録

番号利用法第 23 条第１項又は第２項に規定する記録に記録された保有特定個人情報（情報照会者及び情報提供者の名称、照会・提供があった日時、特定個人情報の項目等）

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(2) その他の規定事項

(3) 改正施行予定日・平成 27 年 10 月 5 日・平成 28 年１月１日

・番号利用法附則第１条第５号に掲げる規定の施行日（平成 29 年１月予定）規定項目特定個人情報

(情報提供等記録を除く)

情報提供等記録

利用目的以外の目的での利用に関する規定

次の例外を除いて原則禁止とします。

「人の生命、身体又は財産の保護のために必要がある場合であって、本人の同意があり、又は本人の同意を得ることが困難である場合」

○情報提供等記録については、利用目的以外の目的での利用が想定されないため、利用目的以外の目的での利用を禁止します。

開示・訂正・利用停止に関する規定

○本人、法定代理人、任意代理人による開示請求、訂正請求、利用停止請求をすることができるものとします。

○本人、法定代理人、任意代理人による開示請求、訂正請求をすることができるものとします。

利用停止の請求の条件に関する規定

○以下の場合について利用停止請求をすることができるものとします。

①利用制限に対する違反

②収集制限・保管制限に対する違反

③ファイル作成制限に対する違反 ④提供制限に対する違反

○情報提供等記録については、システム上、自動保存されるものであり、利用制限等に違反する取扱いが想定されないため、利用停止請求について規定しません。

開示・訂正時の移送に関する規定

○情報提供等記録については、他の機関で開示等の決定をする場合が想定されないため、移送に関する手続を適用除外とします。

訂正の通知先に関する規定