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Microsoft Word - 7.報告書 動物1.doc

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5. 動物相 (1) 総論 登米市の動物相の分布については、北から南へ流れる北上川を境とし、東側と西側とに大きく区分で きる。これは、東の森林地帯と西の水田地帯とでは、植生や水辺環境、さらには人為的影響の程度が異 なり、それが動物の生息環境の違いをもたらしているからである。 北上川東側山間部はほとんどが森林でおおわれており、そこにはイヌワシに代表される生態系の上位 種が生息する。全体的に林業が盛んで比較的手入れがされているため、林には樹洞性のムササビやフク ロウが生息し、個体数も多い。さらに、大型哺乳類のカモシカやニホンジカ、ツキノワグマが近年確認され ており、それらの生息に適した環境条件が登米市内に広く残っているためといえるが、樹皮剥ぎや幼木の 食害など、林業との共存という点では今後注意が必要である。また、この地域の谷間の集落では水田が 広がっており、爬虫類、両生類、水生昆虫が豊富で、それらを餌とするタヌキやイタチ、全国的に個体数 が減少している猛禽類のサシバなどが生息する。また、山あいの渓流には、絶滅危惧種のカジカ(大卵 型)やギバチが生息し、川魚の餌となるカゲロウやトビゲラ、トンボの仲間が多く生息している。一部で移 入種であるニジマスが確認されているものの、豊かな自然が健在している。 一方、北上川の西側は主に平野部で、大部分が水田地帯となっており、秋から春にかけては伊豆沼を 中心にガン類の重要な採餌場所となっている。さらに、水田や沼地周辺のヨシ原、河畔林などは、多くの 小型の冬鳥にとっても重要な生息環境となっており、それを狙う猛禽類の個体数も増え、冬季はにぎやか である。しかし、この水田の広がりに比べて、魚類やタニシなどの貝類、またそれを捕食するサギ類などの 個体数は意外に少なく、登米市内の水田地帯の動物相はやや単調である。これは、近年の圃場整備や 稲作様式の変化による影響と考えられる。水田地帯の生態系は、その季節変化も含めて一般に考えられ ている以上に多様である。地域の生態系に大きな影響を与える圃場整備などについては、平成 14 年に 改正された土地改良法に基づく「農業農村整備事業における環境と調和の基本方針」により実施すべき と考えられる。 水田地帯の中にはところどころに低丘陵があり、これが水田とは違った生息空間を提供している。特に 平筒沼周辺ではアカシデを中心とする自然林がみられ、林内ではカモシカの生息が確認された。この種 の分布状況について、詳細は不明だが、地形的に考えても断片的である可能性があり、この森林環境を 保全する意義は極めて大きいといえる。 また、長沼や平筒沼など沼地が点在しているのも登米市の特徴であるといえる。昆虫相は、トンボ類を 中心に豊富で、秋の風物詩ともいえるアキアカネやノシメトンボの大群はもちろんのこと、オオセスジイトト ンボやチョウトンボなど全国的に絶滅の危機にさらされている種の個体数も多い。しかしながら、魚類相に ついてみれば、外来種の割合が高い。特にオオクチバスが極めて多く、一昔の状態からすれば沼地の生 態系は大きく変わってきている可能性がある。しかし、機織沼のように地元の住民が定期的に駆除対策を 行っている場所は、タナゴ類などの小魚が多く比較的健全な状態が保たれている。今後、行政と地元漁 業組合、そして地元市民との連携による、生態系の保全に向けた積極的な取り組みが急務といえる。 以下に、分類群ごとの調査結果について記述する。

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(2) 哺乳類 ① 調査方法 a. 文献調査 登米市の哺乳類相に関する文献を収集し、過去に登米市で記録されている種を整理した。整理の 対象とした文献を以下に示す。 <文献 A> 宮城県の動物情報 (宮城野野生動物研究会, 2002) <文献 B> 鱒淵観音堂県自然環境保全地域学術調査報告書 (宮城県, 1999) <文献 C> 河川水辺の国勢調査 (ダム水源地環境整備センター, 2000) <文献 D> 中山間地域総合整備事業 東和地区 (2004) b. 現地調査 登米市に生息する哺乳類の詳細を把握するため、定点調査 5 地域において、環境条件、時期等を 勘案し調査を実施した。なお、これらの調査地域以外で確認した種についても任意に記録した。 ○ 調査実施日 秋季: 平成 18 年 11 月 14~17 日, 平成 19 年 8 月 29~30 日 冬季: 平成 19 年 2 月 19~23 日 春季: 平成 19 年 5 月 8~12 日 夏季: 平成 19 年 6 月 17~21 日 ○ 調査方法 <直接観察・フィールドサイン法> 地域内の路上や林内を歩き、哺乳類を目視、または足跡や糞、食痕などの生活痕跡により確認 する。 <コウモリ類調査> 夕方から夜に、コウモリが採餌の際、超音 波を発する習性を利用し、バットディテクター (超音波を感知する機器)を用いて種の特定 を行った。 <自動写真撮影調査> 哺乳類の体温に反応してシャッターがおり るカメラ(センサーカメラ)を夜間に設置し、姿 を撮影することにより確認する。 写真Ⅱ-5-1. バットディテクター (超音波を感知する機器)

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② 調査結果 文献において記録されていた種は 7 目 13 科 21 種であった。現地調査では 6 目 10 科 19 種が確認さ れ、登米市で確認された哺乳類は合計 7 目 14 科 25 種となった。県内の平野から山地に生息するおおよ その種が網羅されている。 現地調査では、捕獲調査以外で確認するのが困難なトガリネズミ類・ネズミ類と、ツキノワグマを除いて、 平野から山地に生息する種のほとんどを確認することができた。しかし、ニホンジカとカモシカの食痕や足 跡、コウモリの超音波など、それだけでは種の同定が困難なものも多く、この場合、確実な確認以外はリス ト中で△の記号を用い、生息の可能性があるというレベルで記録するにとどめた。 表Ⅱ-5-1. 哺乳類目録 A B C D 大萱 大関 機織 平筒 長沼 任意 トガリネズミ ジネズミ Crocidura dsinezumi ○ ○ ○ ヒミズ Urotrichus talpoides ○ ○ ○ ○ ○ ○ アズマモグラ Mogera wogura ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ キクガシラコウモリ キクガシラコウモリ Rhinolophus ferrumequinus ○ ○ ○ モモジロコウモリ Myotis macrodactylus ○ ○ ○ ○ アブラコウモリ Pipistrellus abramus ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

ヤマコウモリ Nyctalus aviator △ △ VU(宮), NT(環)

ヒナコウモリ Vespertilio superans ○ ○ △ ○ VU(宮)

サル オナガザル ニホンザル Macaca fuscata ○ ○ LP(宮) ウサギ ウサギ ノウサギ Lepus brachyurus ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ニホンリス Sciurus lis ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ムササビ Petaurista leucogenys ○ ○ ○ ○ ○ ○ ハタネズミ Microtus montebelli ○ ○ ○ アカネズミ Apodemus speciosus ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ヒメネズミ Apodemus argenteus ○ ○ ○ ドブネズミ Rattus norvegicus ○ ○ ○ ○ ○ 外 (ネズミ科の一種) (Muridae gen sp.) ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ クマ ツキノワグマ Selenarctos thibetanus ○ ○ タヌキ Nyctereutes procyonoides ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ キツネ Vulpes vulpes ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ テン Martes melampus ○ ○ ○ ○ ○ ○ イタチ Mustela itatsi ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ アナグマ Meles meles ○ ○ ○ ○ ○ ○ ジャコウネコ ハクビシン Paguma larvata ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 外 シカ ニホンジカ Cervus nippon ○ △ △ ○ ウシ カモシカ Capricornis crispus ○ ○ ○ △ ○ ○ ○ △ 要(宮), 特天 7目 14科 22 20 20 13 9 1 16 12 9 12 11 11 ・(宮): 宮城県レッドデータブック (2001), (環): 環境省レッドリスト(2007)   [カテゴリー区分] VU: 絶滅危惧Ⅱ類,   NT: 準絶滅危惧,   LP: 絶滅の恐れのある地域個体群,   要: 要注目種 ・特天: 特別天然記念物     ・外: 外来種 25種 摘  要 現地 調査 文献調査 現地調査 モグラ モグラ 文献 調査 目名 科名 種名 学名 コウモリ ヒナコウモリ ネズミ リス ネズミ ネコ イヌ イタチ ウシ 文献調査で記録がなく新たに確認された種は、以下のとおり 3 種があげられた。 a. ヒナコウモリ、ヤマコウモリ (ヒナコウモリ科) 大萱沢では春季と夏季に、また他の山沿いのいたるところで春季にヒナコウモリを確認した。ヒナコ ウモリは市街地から山地に生息する種であり、個体数も少なくないと思われ、登米市では広く生息して いる可能性がある。 平筒沼では春季と夏季にヤマコウモリと思われる超音波を記録したが、ヒナコウモリとの判別が難し く、今回は生息の可能性ありという記録にとどめた。ヤマコウモリは主に大径木のあるような林に生息し ているといわれ、県内の確実な記録も少なく、情報不足であるが、登米市での生息の可能性は高い。

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写真Ⅱ-5-2. アブラコウモリの超音波(横のメモリは 0.2 秒間隔. 縦のメモリは 10kHz 間隔で, 30~80kHz の範囲を表示) b. ニホンジカ (シカ科) 機織沼周辺の住民からの聞き取りにより、春季と夏季に多くの確認情報を頂いた。特に付近の畑や 東和総合運動場などで時々目撃されているようである。県内でのニホンジカの記録は、牡鹿半島から 気仙沼まで広くあり、今回機織沼周辺でも多数確認されていることから、登米市でも北上川東側には 広く分布していると思われる。ただし、個体数の多少については不明である。 大萱沢、大関川、機織沼の現地調査では、食痕や足跡だけでカモシカと見分けがつかない場合が 多く、目視と聞き取り以外での確認は生息の可能性ありという記録にとどめた。 北上川西側では今のところ確実な記録はないが、今後発見される可能性はある。 ③ 定点調査 5 地域における哺乳類相の概要 【大萱沢地域】 大萱沢地域においてはよく手入れされたスギ林が広がっており、その周辺では高い確率でムササビを 観察することができた。鳴声も頻繁に聞かれ、いつも決まった場所での確認であることから、付近で繁殖し ていると思われる。成長したスギは樹洞ができている場合があり、また落葉広葉樹が葉を落とした冬季で も常緑のスギの葉は餌となるため、ムササビは好んで利用する。 そのほか、ノウサギやリス、タヌキなどの痕跡も多く確認された。確認が多かったのは、針葉樹林の間に わずかに広がっている広葉樹林内で、構造が単純な針葉樹林に比べ、餌や隠れ場所が多く存在するた めと考えられる。 【大関川地域】 大関川地域でもムササビが確認された。しかし、大萱沢地域ほど発達したスギ林も見られず、上流部の ごく限られた場所で数回確認されただけである。

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センサーカメラを使った自動撮影では、タヌキ、アナグマ、ハクビシンなどが多数撮影された。特に、ハ クビシンは夜間に林道を歩いている姿 をよく見かけた。また、タヌキやキツネ、 イタチのフンの確認も多く、哺乳類全般 にわたって個体数が多いと思われる。こ れは、上流部から中流部にかけて針葉 樹林のほかに広葉樹林も適度に広がり、 またその谷あいには田畑が見られること から、木の実以外にもカエルやヘビ、昆 虫類といった餌が豊富なためといえる。 このように森林と人里が隣接するい わゆる里山環境は、哺乳類が一番多く 生息する環境である。 写真Ⅱ-5-3. アナグマ 【機織沼地域】 機織沼の周囲では、アズマモグラやタヌキの確認が少なく、センサーカメラでも哺乳類を撮影すること ができなかった。しかし、沼の北東側に位置する丘陵地の林内、または林縁に接する畑地で、リスやタヌ キ、キツネの足跡や食痕が多数確認できた。さらに、ニホンジカもしくはカモシカの足跡も頻繁に確認でき、 個体数も少なくないものと思われる。この場所による確認数の違いは、沼の北東側に配置されている用水 路が機織沼と丘陵地とを分断しているためと思われる。機織沼は周辺環境を含め、動物が生息するには 適した地域といえる。用水路の上に動物が渡れる場所を増やすなど、容易な方法でより多くの動物が生 息する場所になると考えられる。 また、沼地と水田地帯が隣接するような環境では普通イタチの確認が多いが、ここでは一度も確認でき なかった。今後の調査により確認される可能性が高い。 【平筒沼地域】 平筒沼東側では夕方におびただしい数のコウモリ類を確認した。ほとんどは家屋にねぐらをとるアブラ コウモリであった。また、水面すれすれを飛翔し採餌するモモジロコウモリのほか、一日に数個体程度であ るが、ヒナコウモリもしくはヤマコウモリと思われる超音波を確認した。 また沼周辺の樹林内に設置したセンサーカメラでは、タヌキとハクビシンが多く撮影された。ハクビシン は冬季に幼獣も撮影されており、この周辺には多く生息していると思われる。 平筒沼北東側にある「いこいの森」では、カモシカの食痕が確認された。当初登米市の北上川西側地 域には、カモシカは分布していないとされていたが、地元の人の目撃情報や林内にため糞が確認される など、カモシカの生息は明らかである。登米市のカモシカの分布状況や個体数は不明であるが、その生 息環境も含めた保全は強く必要である。

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【長沼地域】 長沼地域での現地調査は主に南西側で実施した。 長沼の水辺にごく近い低木状の落葉広葉樹林内では、イタチのけもの道が網の目状に走っており、ひ と目で個体数が多いことがわかる。日中でも路上を歩いている姿を多数目撃した。センサーカメラでは、イ タチのほかにタヌキやハクビシンが頻繁に撮影された。しかし、それ以外の環境では、ほとんど確認がで きなかった。これは、沼に隣接する低木 林では両生類や爬虫類、昆虫類など餌 が多いこと、また人があまり入り込まない ことから、生息環境として適しているため と考えられる。 カモシカと思われる足跡やノウサギ、 リスの食痕もあり、個体数は少ないと思 われるが、長沼周辺には様々な哺乳類 が生息している。 沼本体だけでなく、その周辺の湿地、 低木林、丘陵地の樹林などを適度に残 していくことにより、動物全体の個体数 は維持できるものと考えられる。 写真Ⅱ-5-4. ハクビシン

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(3) 鳥類 ① 調査方法 a. 文献調査 登米市の鳥類相に関する文献調査には以下の文献を使用した。 <文献 A> 宮城県の鳥類分布 (日本野鳥の会・宮城県支部, 2002) <文献 B> 鱒淵観音堂県自然環境保全地域学術調査報告書 (宮城県, 1999) <文献 C> 河川水辺の国勢調査 (ダム水源地環境整備センター, 2003) <文献 D> 自然環境保全・再生活動企画運営業務報告書 (特定非営利活動法人あぐりねっと 21, 2006) <文献 E> 中山間地域総合整備事業 東和地区 (2004) b. 現地調査 登米市に生息する鳥類の詳細を把握するため、定点調査 5 地域において、環境条件、時期等を勘 案し調査を実施した。なお、これらの調査地域以外で確認した種についても任意に記録した。 ○ 調査実施日 秋季:平成 18 年 11 月 14~17 日, 平成 19 年 8 月 29~30 日 冬季:平成 19 年 2 月 19~23 日 春季:平成 19 年 5 月 8~12 日 夏季:平成 19 年 6 月 17~21 日 ○ 調査方法 <定点センサス法> 対象地域内の見晴らしのよい場所に調査定点を設け、双眼鏡および望遠鏡を併用し、定点周辺 に出現する鳥類、主に猛禽類を中心に記録した。 <ルートセンサス法> 調査ルート上を 2km/h 程度でゆっくり歩き、双眼鏡を使用して、目視並びに鳴声によって鳥類の 種類と個体数を記録した。 ② 調査結果 文献調査の結果、記録されている種は 16 目 45 科 206 種で、山地から平地、湖沼や湿地など様々な環 境に生息する鳥類を含んでおり、またシロハヤブサやオニアジサシなどの迷鳥も含まれていた。現地調 査の結果は 16 目 42 科 131 種で、文献調査と合わせ計 16 目 45 科 214 種が記録された。 現地調査では、沼地周辺で冬季にカモ類や猛禽類などが、山地周辺では年中、カラ類などが多く確認 された。また、登米市全体ではフクロウが頻繁に確認された。

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A B C D E 大萱 大関 機織 平筒 長沼 任意 カイツブリ Tachybaptus ruficollis ○ ○ ○ ○ ○ ○ ハジロカイツブリ Podiceps nigricollis ○ ○ ミミカイツブリ Podiceps auritus ○ ○ カンムリカイツブリ Podiceps cristatus ○ ○ ○ ○ カワウ Phalacrocorax carbo ○ ○ ○ ウミウ Phalacrocorax capillatus ○ ○

サンカノゴイ Botaurus stellaris ○ ○ NT(宮), EN(環)

ヨシゴイ Ixobrychus sinensis ○ ○ ○ ○ NT(環) ゴイサギ Nycticorax nycticorax ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ササゴイ Butorides striatus ○ ○ ○ ○ ○ ○ アカガシラサギ Ardeola bacchus ○ ○ アマサギ Bubulcus ibis ○ ○ ○ ○ ○ ダイサギ Egretta alba ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ チュウサギ Egretta intermedia ○ ○ ○ ○ ○ NT(宮), NT(環) コサギ Egretta garzetta ○ ○ ○ ○ ○ アオサギ Ardea cinerea ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ コウノトリ コウノトリ Ciconia boyciana ○ ○ CR(環), 特天 トキ ヘラサギ Platalea leucorodia ○ ○ 要(宮), DD(環)

シジュウカラガン Branta canadensis ○ ○ ○ CR+EN(宮), CR(環), 国内

コクガン Branta bernicla ○ ○ VU(宮), VU(環), 天然

マガン Anser albifrons ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ NT(宮), NT(環), 天然

カリガネ Anser erythropus ○ ○ ○ NT(宮), NT(環)

ヒシクイ(ヒシクイ) Anser fabalis serrirostris ○ ○ ○ ○ ○ ○ NT(宮), VU(環), 天然

ヒシクイ(オオヒシクイ) Anser fabalis middendorffii ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ NT(宮), NT(環), 天然

ヒシクイssp. Anser fabalis ssp. ○ ○ ○ ハクガン Anser caerulescens ○ ○ ○ 要(宮), DD(環) サカツラガン Anser cygnoides ○ ○ 要(宮), DD(環) コブハクチョウ Cygnus olor ○ ○ 外 オオハクチョウ Cygnus cygnus ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ コハクチョウ Cygnus columbianus ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ オシドリ Aix galericulata ○ ○ ○ ○ ○ ○ マガモ Anas platyrhynchos ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ カルガモ Anas poecilorhyncha ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ コガモ Anas crecca ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

トモエガモ Anas formosa ○ ○ VU(環)

ヨシガモ Anas falcata ○ ○ オカヨシガモ Anas strepera ○ ○ ○ ○ ヒドリガモ Anas penelope ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ アメリカヒドリ Anas americana ○ ○ オナガガモ Anas acuta ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ シマアジ Anas querquedula ○ ○ ハシビロガモ Anas clypeata ○ ○ ○ ○ ○ ホシハジロ Aythya ferina ○ ○ ○ ○ ○ キンクロハジロ Aythya fuligula ○ ○ ○ ○ ○ スズガモ Aythya marila ○ ○ ○ ○ ○ コオリガモ Clangula hyemalis ○ ○ ホオジロガモ Bucephala clangula ○ ○ ○ ○ ○ ミコアイサ Mergus albellus ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ カワアイサ Mergus merganser ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ミサゴ Pandion haliaetus ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ NT(宮), NT(環) ハチクマ Pernis apivorus ○ ○ ○ ○ ○ NT(宮), NT(環) トビ Milvus Migrans ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

オジロワシ Haliaeetus albicilla ○ ○ ○ VU(宮), EN(環), 天然, 国内

オオワシ Haliaeetus pelagicus ○ ○ ○ VU(宮), VU(環), 天然, 国内

オオタカ Accipiter gentilis ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ NT(宮), NT(環), 国内

ツミ Accipiter gularis ○ ○ DD(宮)

ハイタカ Accipiter nisus ○ ○ ○ NT(宮), NT(環)

ノスリ Buteo buteo ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

サシバ Butastur indicus ○ ○ ○ ○ ○ VU(宮), VU(環)

クマタカ Spizaetus nipalensis ○ ○ CR+EN(宮), EN(環), 国内

イヌワシ Aquila chrysaetos ○ ○ ○ CR+EN(宮), EN(環), 天然, 国内

ハイイロチュウヒ Circus cyaneus ○ ○ ○

チュウヒ Circus spilonotus ○ ○ ○ ○ ○ ○ NT(宮), EN(環)

シロハヤブサ Falco rusticolus ○ ○

ハヤブサ Falco peregrinus ○ ○ ○ ○ ○ NT(宮), VU(環), 国内

チゴハヤブサ Falco subbuteo ○ ○ ○ 要(宮) コチョウゲンボウ Falco columbarius ○ ○ ○ ○ ○ チョウゲンボウ Falco tinnunculus ○ ○ ○ ○ ○ ヤマドリ Phasianus soemmerringii ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ キジ Phasianus colchicus ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ クイナ Rallus aquaticus ○ ○ 要(宮)

ヒクイナ Porzana fusca ○ ○ VU(環)

バン Gallinula chloropus ○ ○ ○ ○ ○ オオバン Fulica atra ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 要(宮) タマシギ Rostratula benghalensis ○ ○ 要(宮) コチドリ Charadrius dubius ○ ○ ○ ○ ○ ○ イカルチドリ Charadrius placidus ○ ○ ムナグロ Pluvialis fulva ○ ○ ○ ダイゼン Pluvialis squatarola ○ ○ ○ ケリ Vanellus cinereus ○ ○ ○ ○ ○ 要(宮) タゲリ Vanellus vanellus ○ ○ ○ トウネン Calidris ruficollis ○ ○ ○ ヒバリシギ Calidris subminuta ○ ○ ○ ○ オジロトウネン Calidris temminckii ○ ○ ウズラシギ Calidris acuminata ○ ○ ○ ・(宮): 宮城県レッドデータブック (2001), (環): 環境省レッドリスト(2006)

  [カテゴリー区分] CR: 絶滅危惧ⅠA類,  EN: 絶滅危惧ⅠB類,  CR+EN: 絶滅危惧Ⅰ類,  VU: 絶滅危惧Ⅱ類,  NT: 準絶滅危惧,  DD: 情報不足,  LP: 絶滅の恐れのある地域個体群,  要: 要注目種 ・特天: 特別天然記念物, 天: 天然記念物     ・国内: 国内希少野生動植物種(種の保存法)     ・外: 外来種 タカ タカ ハヤブサ チドリ チドリ シギ 現地 調査 文献名 カイツブリ カイツブリ 目名 文献 調査 学名 ペリカン ウ 科名 種名 コウノトリ サギ カモ カモ 現地調査 摘  要 キジ キジ ツル クイナ 表Ⅱ-5-2. 鳥類目録

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表Ⅱ-5-2. 鳥類目録(つづき) A B C D E 大萱 大関 機織 平筒 長沼 任意 ハマシギ Calidris alpina ○ ○ オバシギ Calidris tenuirostris ○ ○ エリマキシギ Philomachus pugnax ○ ○ キリアイ Limicola falcinellus ○ ○ オオハシシギ Limnodromus scolopaceus ○ ○ ツルシギ Tringa erythropus ○ ○ ○ コアオアシシギ Tringa stagnatilis ○ ○ アオアシシギ Tringa nebularia ○ ○ ○ ○ ○ クサシギ Tringa ochropus ○ ○ ○ ○ タカブシギ Tringa glareola ○ ○ ○ キアシシギ Heteroscelus brevipes ○ ○ ○ ○ イソシギ Actitis hypoleucos ○ ○ ○ ○ ○ オグロシギ Limosa limosa ○ ○ ○ オオソリハシシギ Limosa lapponica ○ ○ チュウシャクシギ Numenius phaeopus ○ ○ ○ タシギ Gallinago gallinago ○ ○ ○ ○ ○ オオジシギ Gallinago hardwickii ○ ○ ○ ○ NT(宮), NT(環)

セイタカシギ Himantopus himantopus ○ ○ VU(環)

アカエリヒレアシシギ Phalaropus lobatus ○ ○ トウゾクカモメ オオトウゾクカモメ Catharacta maccormicki ○ ○ ユリカモメ Larus ridibundus ○ ○ ○ セグロカモメ Larus argentatus ○ ○ ○ オオセグロカモメ Larus schistisagus ○ ○ ○ カモメ Larus canus ○ ○ ウミネコ Larus crassirostris ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ハジロクロハラアジサシ Chlidonias leucoptera ○ ○ クロハラアジサシ Chlidonias hybridus ○ ○ オニアジサシ Hydroprogne caspia ○ ○ アジサシ Sterna hirundo ○ ○ ハト ハト キジバト Streptopelia orientalis ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ カッコウ Cuculus canorus ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ツツドリ Cuculus saturatus ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ホトトギス Cuculus poliocephalus ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ コミミズク Asio flammeus ○ ○ ○ 要(宮) コノハズク Otus scops ○ ○ ○ DD(宮) フクロウ Strix uralensis ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 要(宮)

ヨタカ ヨタカ ヨタカ Caprimulgus indicus ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ VU(環)

アマツバメ アマツバメ アマツバメ Apus pacificus ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ヤマセミ Ceryle lugubris ○ ○ カワセミ Alcedo atthis ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ アリスイ Jynx torquilla ○ ○ アオゲラ Picus awokera ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ アカゲラ Dendrocopos major ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ コゲラ Dendrocopos kizuki ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ヒバリ ヒバリ Alauda arvensis ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ショウドウツバメ Riparia riparia ○ ○ ○ ○ ○ ツバメ Hirundo rustica ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ コシアカツバメ Hirundo daurica ○ ○ イワツバメ Delichon urbica ○ ○ ○ ○ キセキレイ Motacilla cinerea ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ハクセキレイ Motacilla alba ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ セグロセキレイ Motacilla grandis ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ビンズイ Anthus hodgsoni ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ タヒバリ Anthus spinoletta ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

サンショウクイ サンショウクイ Pericrocotus divaricatus ○ ○ ○ ○ ○ VU(宮), VU(環)

ヒヨドリ ヒヨドリ Hypsipetes amaurotis ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

チゴモズ Lanius tigrinus ○ ○ CR+EN(宮), CR(環)

モズ Lanius bucephalus ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ キレンジャク Bombycilla garrulus ○ ○ ヒレンジャク Bombycilla japonica ○ ○ カワガラス カワガラス Cinclus pallasii ○ ○ ○ ○ ○ ○ ミソサザイ ミソサザイ Troglodytes troglodytes ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ イワヒバリ カヤクグリ Prunella rubida ○ ○ ○ ○ ○ ○ ノゴマ Luscinia calliope ○ ○ コルリ Luscinia cyane ○ ○ ○ ○ ○ ルリビタキ Tarsiger cyanurus ○ ○ ○ ○ ○ ジョウビタキ Phoenicurus auroreus ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ノビタキ Saxicola torquata ○ ○ LP(宮) イソヒヨドリ Monticola solitarius ○ ○ トラツグミ Zoothera dauma ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ クロツグミ Turdus cardis ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ アカハラ Turdus chrysolaus ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ シロハラ Turdus pallidus ○ ○ ○ ツグミ Turdus naumanni ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ヤブサメ Urosphena squameiceps ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ウグイス Cettia diphone ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ コヨシキリ Acrocephalus bistrigiceps ○ ○ ○ ○ ○ オオヨシキリ Acrocephalus arundinaceus ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ムジセッカ Phylloscopus fuscatus ○ ○ メボソムシクイ Phylloscopus borealis ○ ○ エゾムシクイ Phylloscopus tenellipes ○ ○ ○ センダイムシクイ Phylloscopus coronatus ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ キクイタダキ Regulus regulus ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・(宮): 宮城県レッドデータブック (2001), (環): 環境省レッドリスト(2006)

  [カテゴリー区分] CR: 絶滅危惧ⅠA類,  EN: 絶滅危惧ⅠB類,  CR+EN: 絶滅危惧Ⅰ類,  VU: 絶滅危惧Ⅱ類,  NT: 準絶滅危惧,  DD: 情報不足,  LP: 絶滅の恐れのある地域個体群,  要: 要注目種 ・特天: 特別天然記念物, 天: 天然記念物     ・国内: 国内希少野生動植物種(種の保存法)     ・外: 外来種 モズ ツグミ ウグイス チドリ シギ キツツキ キツツキ 文献調査 現地調査 摘  要 種名 学名 文献 調査 現地 調査 セイタカシギ カモメ 目名 科名 ブッポウソウ カワセミ レンジャク カッコウ カッコウ フクロウ フクロウ スズメ ツバメ セキレイ

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表Ⅱ-5-2. 鳥類目録(つづき) A B C D E 大萱 大関 機織 平筒 長沼 任意 ウグイス セッカ Cisticola juncidis ○ ○ ○ ○ ○ キビタキ Ficedula narcissina ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ オオルリ Cyanoptila cyanomelana ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ サメビタキ Muscicapa sibirica ○ ○ ○ エゾビタキ Muscicapa griseisticta ○ ○ ○ コサメビタキ Muscicapa dauurica ○ ○ ○ カササギヒタキ サンコウチョウ Terpsiphone atrocaudata ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ エナガ エナガ Aegithalos caudatus ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ コガラ Parus montanus ○ ○ ○ ヒガラ Parus ater ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ヤマガラ Parus varius ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ シジュウカラ Parus major ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ゴジュウカラ ゴジュウカラ Sitta europaea ○ ○ ○ ○ ○ メジロ メジロ Apalopteron familiare ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ホオジロ Emberiza cioides ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

コジュリン Emberiza yessoensis ○ ○ NT(宮), VU(環)

ホオアカ Emberiza fucata ○ ○ ○ ○ コホオアカ Emberiza pusilla ○ ○ カシラダカ Emberiza rustica ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ミヤマホオジロ Emberiza elegans ○ ○ ○ ○ ノジコ Emberiza sulphurata ○ ○ ○ 要(宮), NT(環) アオジ Emberiza spodocephala ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ クロジ Emberiza variabilis ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ シベリアジュリン Emberiza pallasi ○ ○ オオジュリン Emberiza schoeniclus ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ユキホオジロ Plectrophenax nivalis ○ ○ アトリ Fringilla montifringilla ○ ○ ○ ○ ○ カワラヒワ Carduelis sinica ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ マヒワ Carduelis spinus ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ハギマシコ Leucosticte arctoa ○ ○ オオマシコ Carpodacus roseus ○ ○ イスカ Loxia curvirostra ○ ○ ○ ベニマシコ Uragus sibiricus ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ウソ Pyrrhula pyrrhula ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ イカル Eophona personata ○ ○ ○ ○ シメ Coccothraustes Coccothraustes ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ニュウナイスズメ Passer rutilans ○ ○ スズメ Passer montanus ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ コムクドリ Sturnus philippensis ○ ○ ○ ○ ○ ムクドリ Sturnus cineraceus ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ カケス Garrulus glandarius ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ オナガ Cyanopica cyana ○ ○ ○ ○ ○ コクマルガラス Corvus dauuricus ○ ○ ミヤマガラス Corvus frugilegus ○ ○ ○ ハシボソガラス Corvus corone ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ハシブトガラス Corvus macrorhynchos ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ キジ キジ コジュケイ Bambusicola thoracica ○ ○ ○ ○ ○ ○ 外 16目 45科 206 131 202 73 69 78 12 53 59 59 79 57 100 ・(宮): 宮城県レッドデータブック (2001), (環): 環境省レッドリスト(2006)

  [カテゴリー区分] CR: 絶滅危惧ⅠA類,  EN: 絶滅危惧ⅠB類,  CR+EN: 絶滅危惧Ⅰ類,  VU: 絶滅危惧Ⅱ類,  NT: 準絶滅危惧,  DD: 情報不足,  LP: 絶滅の恐れのある地域個体群,  要: 要注目種 ・特天: 特別天然記念物, 天: 天然記念物     ・国内: 国内希少野生動植物種(種の保存法)     ・外: 外来種 ヒタキ シジュウカラ 文献調査 現地調査 目名 科名 種名 学名 スズメ ホオジロ アトリ ハタオリドリ カラス ムクドリ 214種 摘  要 文献 調査 現地 調査 今回の現地調査で新たに確認された種は、以下のとおり 8 種である。 a. カワウ (ウ科) 秋季と冬季に単独で飛翔しているのを確認した。記録回数が少なく、調査地付近で繁殖はしてい ないと思われる。 b. サカツラガン (カモ科) 春季に蕪栗沼東側の水田で採餌しているのを確認した。宮城県では希な冬鳥として過去にも確認 はあるが多くない。 c. コブハクチョウ (カモ科) 夏季に伊豆沼で休息している個体を確認した。一年中、伊豆沼にいるかどうかは不明だが、かご抜 けした個体であると思われる。

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d. ヒクイナ (クイナ科) 夏季に機織沼のヨシ原内で採餌しているのを確認した。夜間から早朝にかけてさえずっており、繁 殖している可能性がある。 e. タマシギ (チドリ科) 春季に長沼の南西側で、夜間に鳴声を確認した。一度のみの確認で、繁殖の有無は不明である。 f. ヒレンジャク (レンジャク科) 冬季に大関川沿いの広葉樹に止まっているのを確認した。冬鳥で見る機会がやや少ない鳥である が、今年度は渡来数が多かった。 g. エゾムシクイ (ウグイス科) 大萱沢、大関川、平筒沼で春季と夏季にさえずっているのを確認した。山地で普通に見られる夏鳥 で、登米市の山沿いではいたる所で繁殖していると思われる。 h. コガラ (シジュウカラ科) 大萱沢地域と大関川地域で秋季と冬季に確認した。山地で普通に見られる鳥で、冬は平地へ移動 してくるので、今回確認できなかった地区でも多数出現すると思われる。 ③ 定点調査 5 地域における鳥類相の概要 【大萱沢地域】 今回調査した 5 地域の中で一番確認種類が少なかったが、これは大萱沢周辺の大部分をスギの人工 林が占めているためと思われる。 しかし、秋季を除いて一年中フクロウが確認された。一度に数箇所から鳴き声が聞こえるなど、個体数 も多いようである。おそらく、スギ林の間にある沢沿いの低木林や林縁部などに餌となるネズミ類が多く、さ らにスギ林が手入れされていることから狩りに適した林内環境となっているためといえる。 沢沿いの低木林ではミソサザイ、キビタキ、オオルリなど丘陵や山地の鳥類が多数確認でき、「環境省 レッドリスト」(2006)で絶滅危惧Ⅱ類となったヨタカも夕方から夜、そして明け方に鳴いているのを何度も 確認した。 現在のような森林施業を続けていけば、今後オオタカなどの猛禽類が繁殖するような林になることも期 待できる。 【大関川地域】 オオタカ、ノスリ、サシバなど丘陵地を代表する猛禽類が、調査中頻繁に確認された。この地域には餌 となるキジ、ヤマドリのほか小鳥類やネズミ類などが豊富で、さらに大関川沿いには水田が続いており、サ シバの主要な餌となるカエル類が多く生息しているためといえる。 サシバは、近年減少傾向にあると言われており、環境省レッドリストでは新たに絶滅危惧Ⅱ類となった

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種である。大関川沿いの針葉樹林林縁部で頻繁に確認されていることから、本地域での繁殖の可能性は 高いといえる。サシバの生息には樹林と水田が接している場所が長く続いていること、またある程度広い 樹林があることが重要と考えられており、今後の森林施業や里山環境の保全に注意が必要である。 【機織沼地域】 比較的小さい沼だが、冬季にはハクチョウ類やカモ類が多く飛来し、水鳥の越冬地となっている。 機織沼の周辺はヨシ原に囲まれてお り、水際付近では一年中カイツブリの姿 が見られ、繁殖しているものと思われる。 また、夏季には夜間から明け方にかけ てヒクイナのさえずりが聞こえた。沼の 北西側のヨシ原内で採餌している姿を 数回確認できたことから、その周辺で 繁殖している可能性があると思われる。 ヒクイナも近年減少していると言われ、 サシバ同様に環境省レッドリストで絶滅 危惧Ⅱ類となった種である。繁殖期に あたる春季~夏季にかけては、ヨシ原 の刈り取りを避けるなどの配慮が必要 である。 写真Ⅱ-5-5. 魚を捕まえたミサゴ 【平筒沼地域】 平筒沼も冬はハクチョウ類やカモ類が多く、機織沼よりも面積が広いこともあり、登米市内でも有数の水 鳥の越冬地となっている。平筒沼はガン類のねぐらとはなっていないようだが、2 月の調査で早朝にマガ ン、ヒシクイ、オオヒシクイが多数みられ、ガン類は北へ渡る時期には少数が利用しているようである。 平筒沼周囲の遊歩道を 1 周すると、 水面には水鳥が、周辺の草地や樹木 には山野の鳥を見ることができ、今回 調査した 5 地域の中で一番多くの種が 確認された。また、周辺の山の上空を 繁殖期でもオオタカやサシバが飛翔し ており、繁殖していると思われる。 沼の水辺では、見た目の環境とは違 いサギ類が少なかった。釣り人が多い ことも原因の一つだが、ブラックバスな どの肉食の外来魚がサギ類の餌となる 魚を食べるなどの影響も考えられる。 写真Ⅱ-5-6. 枝先にとまるホオジロ

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【長沼地域】 長沼もハクチョウ類やカモ類の越冬地であるが、面積の割には個体数が少ない。 冬期には長沼北東側の湿地付近では、宮城県レッドデータブックで準絶滅危惧のチュウヒが確認され た。長沼を囲むヨシ原や低木林内に餌となるネズミ類が多数生息しているためといえる。 9 月の魚類調査の時には、オオバンが幼鳥をつれて採餌しているのが確認された。オオバンは、ヨシ原 や草地に枯れ草を積み上げて巣を作る鳥である。長沼では、水鳥以外のほとんどの種が周辺のヨシ原や 低木林で確認されており、チュウヒやオオバンなどの行動を考えても、沼本体とともに周囲の環境が重要 であり、今後の保全が望まれる。 ④ 伊豆沼における渡り鳥調査の結果について 宮城県では昭和 45 年から毎年ガンカモ調査が行なわれている。伊豆沼・内沼周辺の当初の調査では ガン類は 190 羽であったが、昭和 46 年にマガンは天然記念物に指定され、個体数が増加しはじめた。 1 月の調査結果を中心にみると、調査開始から平成 3 年頃まで多少の年変動はあるものの 5,000 羽前後 で推移している。数年に一度、定期的に 100 羽以下の年があるが、これは積雪の多い年で、厳冬期にガ ン類は南へ移動しているためである。平成 4 年に初めて 10,000 羽を越え、その頃から急激に伊豆沼で越 冬する個体数が増加した。そして、平成 8 年には 20,000 羽、平成 11 年は 30,000 羽、さらに平成 18 年に は 52,000 羽となり、平成 19 年には伊豆沼・内沼のほかに蕪栗沼を含めた総数が 100,000 羽を越えた。 地形的に宮城県は広大な沖積平野と多くの湖沼に恵まれている。これらの環境は、ねぐらとしての水面 と採食地としての水田地帯の両方が必要なガン類に適しており、ガン類を引きつける要因を備えていると いえる。しかしながら、これらの湖沼群の大半は干拓され、現在は県北に位置する伊豆沼湖沼群などしか 残されていない。さらにこのような環境が残されている県外の地域では、ねぐらとなる河川や湖沼の結氷、 餌の確保が降雪により困難なことなどにより、安定したガン類の越冬地にはならず、日本に渡来するガン 類の約 8 割が伊豆沼周辺に集中する結果となっている。 世界的にみるとガン類の個体数が増加しており、これは地球温暖化により営巣場所や餌の確保が容易 になったことに起因し、その結果、国内への渡来数も増加したものと推測されている。温暖化によって今ま で越冬していなかった北海道などでもマガンは越冬してきているが、全国的にみるとやはり、国内に渡来 するガン類の大多数が伊豆沼・内沼や蕪栗沼の周辺に一極集中する形になっている。なお、限られた地 域に多数のガン類が集中するため、病原性細菌の集団感染などにより一挙に個体数を減少させる危険も はらんでいる。 このように登米市は、日本におけるガン類のもっとも重要な場所の一つである。しかしながら、伊豆沼を 中心とした湖沼群や周辺の水田地帯の面積を考えても、越冬できるガン類の個体数は限界に近づいて いるように思われる。調査を続けることにより、今後どのようにガン類と付き合っていくべきかが明確になっ ていくであろう。

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11月調査 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 S44 S49 S54 S59 H1 H6 H11 H16 調査年 個 体 数 ( 羽 ) 1月調査 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 S45 S50 S55 S60 H2 H7 H12 H17 調査年 個 体 数 ( 羽 ) 3月調査 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 S45 S50 S55 S60 H2 H7 H12 H17 調査年 個 体 数 ( 羽 ) 図Ⅱ-5-1. 伊豆沼・内沼周辺におけるガン類個体数の経年変化 (宮城県環境生活部自然保護課 調査結果より)

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