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1 問題のねらいと評価

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Academic year: 2021

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(1)

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(2)

1 問題のねらいと評価

観点別評価 内

容 大 問

問 問題 の ね ら い

意 態

・ 判

・ 表

・ 理

(1) 地図上での赤道の位置を理解している。

(2) 日本から見た北アメリカ大陸の位置と正距方位図法の特徴を理解している。

(3) 経度の差と時差の関係を理解し、時差を計算できる。

(4) 「地球のすがた」と様々な地図の特徴を理解している。

(5) 様々な地図の特徴を理解し活用することができる。

(6) 地球儀の特徴を理解している。

(1) 地図帳のしくみを理解し活用することができる。

世界の地域構成 2

(2) 三大洋の特徴と名称を理解している。

(1) 排他的経済水域の名称と意味を理解している。

(2) 北方領土について理解し、地図上で位置を確認できる。

(3) 沖ノ鳥島の名称と位置を理解している。

(4) 一般的に使われる8地方区分を理解している。

(5) 8地方区分と説明文から都道府県名を特定することができる。 都道府県人口順位の移り変わりから、該当する県を考察することができる。 (1)

県名と県庁所在地名を理解している。

日本の地域構成 4

(2) 日本地図上で関東地方の位置を理解している。

(1) 縄文時代の土偶とその時代の特色を理解している。

(2) 中世という時代区分は鎌倉時代から始まることを理解している。 (3) 藤原道長が平安時代に、足利義満が室町時代に活躍した人物であることを判断できる。

歴史の流れ 5

(4) 鎌倉幕府の置かれた位置を地図上で理解している。

(1) 卑弥呼が邪馬台国を支配していた時代の我が国の様子を理解している。

(2) 聖徳太子が行った政治の特色を理解している。

(3) 聖武天皇が大仏を建立した理由を時代背景とともに理解している。

(4) 西暦と世紀の関係を理解している。

古代までの日本 6

(5) 源氏物語の著者が紫式部であることを理解している。

(1) 武家政権の基盤が固まり、勢力が拡大していく経緯を理解している。

(2) 北条政子の言葉と承久の乱を結び付けて考えることができる。

(3) 元寇に関連した資料から、元軍と日本軍の違いに気付くことができる。

中世の日本 7

(4) 14~16世紀頃の資料から、琉球王国で中継貿易が栄えていたことを判断することができる。 (1) 文化財等から時代を特定し、それを古い順に並べることができる。

(2) 鎌倉文化を代表する文学作品について理解している。

(3) 平等院鳳凰堂と浄土信仰の関連について理解している。

(4) 水墨画の特徴について理解している。

歴史のテーマ 8

(5) 飛鳥文化の特徴について理解している。

(3)

2 調査結果の分析と指導のポイント

(1) 調査結果の分析

全体

◇分野別の正答率を比較すると、「地理的分野」が「歴史的分野」を 11.1 ポイント上回った。内容ごと の正答率では、「世界の地域構成」「古代までの日本」が平均正答率を上回った。

◆評価の観点別に集計した正答率では、「社会的な思考・判断」が他に比べて低かった。

◆記述で答える問題の無解答率が全体的に高かった。

領域別

<地理的分野>

◇全体の正答率は 61.1%で、設定通過率を 4.9 ポイント下回った。

◇「世界の地域構成」は、すべての内容の中で最も正答率が高かった。

◆都道府県人口順位の移り変わりから該当する県名を考察し、その県の県名と県庁所在地名を答える問 題の正答率が他に比べて低かった。

<歴史的分野>

◆全体の正答率は 50.0%で、設定通過率を 16.0 ポイント下回った。

◆「歴史の流れ」の正答率が 38.4%で全体の中で最も低かったが、その中でも「中世」という時代区 分について問う問題の正答率が他に比べて低かった。

継続して見られる課題

<地理的分野>

◆地理的な見方や考え方の理解が不十分である。

◆統計資料を読み取った結果から考察する力が不足している。

<歴史的分野>

◆各時代の特色を踏まえ、我が国の歴史の大きな流れを理解することが不十分である。

◆年代や世紀の表し方についての理解が不足している。

<地理的分野・歴史的分野共通>

◆2つ以上の資料を組み合わせて活用する力が不足している。(複数の統計資料、統計資料と地図、年 表と写真資料、文書資料と写真資料など。)

◆記述で答える問題において無解答率が高い。

(2) 指導のポイント

<地理的分野>

○世界の地域構成を大観させるために地球儀や地図を活用した学習場面を多く設定する。(報告書p.7参照)

・「世界の地域構成」では、地球儀と地図を活用し、世界のすがたを具体的に理解できるようにする。

・地球儀や地図帳を活用する場面を多く設け、緯線と経線、大陸と海洋の位置関係とすがた、国々の位置な どを地球儀や様々な種類の地図においても把握できるようにする。

○日本の国土、領域と地域的特色を理解させるための身近な資料を活用した学習場面を計画的に設定し、継続 して実施する。(報告書p.9参照)

・海に囲まれた日本の国土を、世界の国々と比較する中でとらえさせる。新聞やテレビのニュースなどを活 用し、より身近な問題であることを自覚させる。また、映像資料を示すなどして、学習内容に対する意欲 や関心を高める。

<歴史的分野>

○歴史的分野の学習に必要な基礎的な技能を習得するための学習場面を計画的に設定し、継続して実施する。

(報告書p.11 参照)

・歴史学習の導入として実施する「歴史の流れ」の単元において、時代区分の方法、年表の読み方・書き方 などの、歴史学習の基礎となる技能を習得させる。また、継続的にその技能を活用する場面を設定し、定 着を図っていく。

○「時代」の特色を大観する学習を充実させ、年表を活用した授業を実施する。(報告書p.13,15 参照)

・学習した内容を活用してその時代を大観し表現する活動を通して、各時代の特色をとらえさせるとともに、

その「時代」の通史学習における位置を年表等で確認し、時代の流れをとらえさせる。

・「古代から近世」などのように、期間を長くして大まかな年表を作成し、歴史の流れを確認させる。

<地理的分野・歴史的分野共通>

○資料を読み取り、自分で考え解釈し、自分の言葉で説明する活動を充実させる。(報告書p.13 参照)

・地理的分野、歴史的分野それぞれにおいて、資料を読み取るだけでなく、自分なりに解釈して考察し、そ れをもとに自分の意見や考えをレポートにまとめるなどの活動を通して、生徒の思考力や表現力を養う。

○資料集だけでなく、写真や掛け図などの教材、実物資料、各学校にあるICT機器などを活用し、生徒が多 様な地図・資料・統計に触れることで、社会的事象を多面的・多角的にとらえられるような授業の工夫をし ていく。(報告書p.15 参照)

(4)

3 領域別調査結果の考察と指導のポイント

大 問

問 問 題 正 答 主な

誤答例

自校の正答率 市の正答率 市の無解答率 設定通過率

(1) 地図1の中で赤道にあたるものを、地図中のA~Dの中

から一つ選ぶ。 B A 79.5 0.4 75

(2) 地図2の中で北アメリカ大陸を示しているものを、地図

中のア~エの中から一つ選ぶ。 イ ア 77.4 0.4 65

(3)

2010年6月に、サッカーワールドカップが開催され た地図1上にあるXの都市が、2011年4月23日午 前10時の時、さいたま市の日時を答える。

1 2011年4月22日午前3時 2 2011年4月22日午後5時 3 2011年4月23日午前3時 4 2011年4月23日午後5時

4 3 41.2 1.1 60

(4)

地図1~3のそれぞれの特徴に注意しながら、実際の

「地球のすがた」について正しく説明しているものを、

次の1~4の中から一つ選ぶ。

1 日本から真東の方角に行くと南アメリカ大陸があ る。

2 地図1のa地点とb地点の最短距離を示している のは地図1のいである。

3 オーストラリア大陸はユーラシア大陸よりも大き い。

4 もっとも南にある大陸はアフリカ大陸である。

1 2 40.0 0.7 60

(5)

地図1~3の使い方(特徴)として正しいものを、次の 1~4の中から一つ選ぶ。

1 地図1は、大陸などの位置を調べるのに適してい る。

2 地図2は日本からの距離を調べるのに適している。

3 地図3は、陸地の形を調べるのに適している。

4 地図1、地図2、地図3はすべて面積を調べるのに 適している。

2 1 73.0 0.8 75 1

(6)

図1の地球儀について正しく述べたものを、次の1~4 の中から一つ選ぶ。

1 地球儀は、形と面積は正しいが、方位は正しく表せ ない。

2 地球儀は、面積と方位は正しいが、形は正しく表せ ない。

3 地球儀は、形と方位は正しいが、面積は正しく表せ ない。

4 地球儀は、形と面積と方位のすべてが、ほぼ正しく 表されている。

4 3 47.2 0.8 60

(単位:%)

領域別正答率(%) H19 H20 H21 H22 H23 地理的分野 57 49 61.1 65.5 61.1 歴史的分野 55 55 57.4 54.6 50.0

(5)

1について

(1)赤道の位置を正しく理解しているかを見る問題である。正答率は 79.5%。

(2)日本から見た北アメリカ大陸の位置と、正距方位図法の特徴を理解しているかを見る問題である。正 答率は 77.4%。

(3)経度と時差の関係を理解し、時差を計算することができるかを見る問題である。正答率は 41.2%。

4月23日 午前3時という誤答が多いことから、地球の自転と経度の差から時差を求める技能の低さが感じ られる。

(4)「地球のすがた」と様々な地図の特徴を理解しているかを見る問題である。正答率は 40.0%。用途に応 じた図法の活用の仕方が身に付いていない。

(5)様々な地図の特徴を理解し、活用することができるかを見る問題である。正答率は 73.0%。多くの生 徒が地図の特徴を理解している。

(6)地球儀の特徴を理解しているかを見る問題である。正答率は 47.2%。日常生活の中で地球儀を使用す る機会の少なさからか、地球儀が様々なことを一番正確に表しているということについての理解の低さを表 している。正答率は、50%を下回る結果となった。

2について

(1)地図帳の構成を理解し、活用することができるかを見る問題である。正答率は 64.9%。29D2Sの

「D2S」は理解しているが、30ページを選んでしまった生徒が多い。

(2)三大洋の位置と名称を理解しているかを見る問題である。正答率は 81.1%。

○世界の地域構成を大観させるための地球儀や地図を活用した学習場面の設定 1 地球儀と地図を活用し、世界のすがたを具体的に理解させる。

(1)世界の地域構成を理解させるためには、まず、「地球のすがた」全体を理解させる必要がある。生 徒はメルカトル図法による世界観をもっている生徒が多いように感じられることから、地球儀を積極 的に活用した学習を行い、「地球のすがた」を立体的に理解させる必要がある。

(2)緯線と経線、大陸と海洋の位置関係とすがた、国々の位置などを地球儀や様々な種類の地図にお いても把握できるようにする必要がある。

2 世界の国々に興味・関心がもてるような学習内容や指導法の工夫を行う。

(1)世界の人々の生活の様子や習慣を中心に、衣食住や宗教など日本との相違に着目させながら学習 を進める。その際、できるだけ実生活に即したテーマを設定し、生徒に興味・関心をもたせる工夫を する。例えば、新聞やテレビのニュースなどで話題になっている社会問題やイベント、出来事を教科 書の内容と結び付けたり、小学校までに習得した世界に関する知識を出させたり、我が国と深いつな がりのある国、自分が現在魅力を感じている国などを調べる作業的・体験的な学習を取り入れるなど の工夫も必要である。

(2)世界のすがたを大観させ、世界の国々の位置関係、地理的特徴を理解させる中で時差を計算で求 める作業を取り入れる。時差を求める際には、地球の自転と日付変更線についても理解させる。

○地図帳を活用した学習場面の設定

地図に慣れるために、繰り返し地図帳を活用する。

1 多様な世界地図や地球儀の特徴を理解させる必要がある。地図帳を活用する場面を多く設け、索引の 使い方、目的に応じた地図の活用の仕方、地図はすべてを正しく表すことはできないこと、地球儀の正確 さ等に気付かせる場面を授業に取り入れていく。

2 世界の国々や世界の地域構成・その他の分野でも、生徒が積極的に地図帳を開く場面を設定していく。

世界の地域構成

結果の概要

指導のポイント

(6)

(1)

太郎君が、ある都市を調べるために、地図帳でさくいん を見たところその都市がのっている場所は29D2S と示されていた。この都市がのっている位置を、地図中 のあ~えの中から一つ選ぶ。

あ う 64.9 1.7 70

2 (2)

三大洋の中で、次の説明にあてはまる海洋の名称を書 く。

この海洋には、ハワイ島やグアム島がある。日本はこの 海洋をはさんでアメリカ合衆国と隣接している。

太平洋 大平洋 81.1 2.8 75

(1)

地図1で灰色に着色されている部分の水域は日本の沿 岸から200海里内(他国との距離が接近している海域 は、原則として該当国間の中間地点)を示しており、こ の水域で得られる水産資源や鉱産資源は、沿岸国のもの となることが国際法上認められている。この部分の水域 の名称として正しいものを、次の1~4の中から一つ選 ぶ。

1 領海 2 経済水域 3 公海 4 大陸だな

2 1 71.7 0.7 70

(2)

地図1の点線で囲まれているAの部分は我が国固有の 領土である。しかし、現在、ロシア連邦によって占拠さ れているため、日本がロシア連邦に返還を求めている。

このAで示された部分の名称を答える。

北方領土 択捉島 55.7 17.1 60

(3)

写真は、地図1のBの地点にある島の一部である「東小 島」と呼ばれている部分を写したものである。この島全 体の名称として正しいものを、次の1~4の中から一つ 選ぶ。

1 択捉島 2 沖ノ鳥島 3 南鳥島 4 与那国島

2 3 51.0 0.7 60

(4)

地図2は日本の8地方区分のうちの一つを示している。

この地方区分の名称として正しいものを、次の1~4の 中から一つ選ぶ。

1 近畿地方 2 九州地方 3 東北地方 4 中部地方

2 1 86.2 0.8 80 3

(5)

地図2の地方に属する都道府県について述べた資料の 説明にあてはまる都道府県名を、次の1~4の中から一 つ選ぶ。

1 鹿児島県 2 宮崎県 3 山梨県 4 岡山県

1 2 84.8 0.9 65

神奈川 兵庫

埼玉 32.5 11.7 60 (1) 次の資料の( X )にあてはまる関東地方にある県名

とその県庁所在地名を答える。

横浜 神戸

さいたま 31.8 17.2 60 4

(2)

次の日本地図中で関東地方に含まれる都県の範囲を黒 く塗りつぶす。ただし、小さな島の部分は塗らなくてよ い。

関東地方に 山梨県を含 ませる

59.0 5.6 65

(7)

3について

(1)排他的経済水域の名称と意味を理解しているかを見る問題である。正答率は 71.7%。

(2)北方領土の位置や現状について理解しているかを見る問題である。正答率は 55.7%。択捉島などの誤 答が多いことから、その歴史的背景、現状などについての正確な理解が不十分と思われる。

(3)沖ノ鳥島の名称や位置を理解しているかを見る問題である。正答率は 51.0%。日本の領域についての 理解が不十分であると考えられる。

(4)一般的に用いられる8地方区分について理解しているかを見る問題である。正答率は 86.2%。

(5)8地方区分と説明文から都道府県名を特定することができるかを見る問題である。正答率は 84.8%。

4について

(1) 都道府県人口順位の移り変わりから、該当する県を考察することができるかどうかを見る問題である。

正答率は 32.5%。また、都道府県名と都道府県庁所在地名を理解しているかどうかを見る問題でもある。

正答率は 31.1%。神奈川-横浜と答えるところを、兵庫-神戸という誤答が多かった。表中の 1920 年と 1945 年に兵庫県が記載されていることが影響していると考えられる。

(2)関東地方の位置及びそこに属する都道府県を正しく理解しているかを見る問題である。正答率は 59.0%。山梨県を含めた生徒が多いことから、テレビの天気予報の影響で、山梨県を関東地方に属すると受 けとめていると思われる。

○日本の国土、領域と地域的特色を理解させるための身近な資料を活用した学習場面の設定 日本の国土の特色や領域をめぐる問題を理解させるための指導法を工夫する。

1 海に囲まれた日本の国土を、世界の国々と比較する中でとらえさせる。その際、我が国の領域をめぐ る問題にも着目させる。新聞やテレビのニュースなどを活用し、より身近な問題であることを自覚させる。

また、映像資料を示すなどして、学習内容に対する意欲や関心を高める。

2 日本の地域的特色を理解させる。また、その地域の特色ある事象が他の地理的事象とどのように関わ り合っているか等を考察させる。

○8地方区分や都道府県名と都道府県庁所在地名を理解させるための学習場面の設定 日本の地域区分と地域的特色について、作業を通して理解させる。

1 小学校までに習得した知識を整理・活用しながら、都道府県名と都道府県庁所在地名を学習させる。

自分の描いた日本の略地図に都道府県名と都道府県庁所在地名を書き込んだり「海なし県」「名前に山のつ く県」などを調べたりと、単に覚えるだけの学習にならないようにする。また、学習状況に応じて適宜反復 させることも必要である。

2 「資料から気付かせる」「資料から判断させる」等の資料を活用する場面を多く取り入れていく。また、

気付いたことや自分の考えを書き、発表させる等の活動を通し、思考力・判断力・表現力を高めていく。

3 各単元で地図帳に慣れさせ、地域の位置を理解させるようにしていく。

指導のポイント

日本の地域構成

結果の概要

(8)

(1) 資料にもっとも関係の深い時代を、年表中の▼印で示し

たA~Dの中から一つ選ぶ。 A B C 27.7 1.0 60

(2)

社会のしくみの特徴によって時代を区分した時、「中世」

はいつから始まるか、もっともあてはまるものを年表中 のあ~えの中から一つ選ぶ。

え い 21.0 1.1 60

(3)

年表中の「政治上で重要な役割を担った人物」の項目中 のaとbの時期に活躍した人物の組み合わせとして正 しいものを、次の1~4の中から一つ選ぶ。

1 a 藤原道長 b 足利義満 2 a 藤原道長 b 源 頼朝 3 a 後醍醐天皇 b 源 頼朝 4 a 後醍醐天皇 b 足利義満

1 2 54.2 1.3 65 5

(4) 年表中Xの時期の政治の中心地を、下の地図のア~エの

中から一つ選ぶ。 ア イ ウ 50.9 1.3 70

(1)

カードAのころの日本の様子として正しいものを、次の 1~4の中から一つ選ぶ。

1 律令などの法律がつくられるようになった。

2 天智天皇のあと継ぎをめぐる壬申の乱がおこった。

3 大王は、九州から東北地方にいたる各地の豪族を従 えた。

4 多くの小国が争う中、30余りの国を従えた邪馬台国 があらわれた。

4 3 88.1 0.9 80

(2)

カードBの人物の行った政治の説明として正しいもの を、次の1~4の中から一つ選ぶ。

1 東北地方の蝦夷に対して大軍を送り、朝廷の支配を 広げようとした。

2 中国や朝鮮に学んで、天皇を中心とする政治制度を 整えようとした。

3 蘇我氏をたおし、大化の改新とよばれる改革を進め た。

4 唐の長安にならって、奈良に平城京をつくった。

2 3 63.3 1.2 75

(3)

カードCの にあてはまる、聖 武天皇が大仏をつくらせた理由を、次の二つの言葉を必 ず用いて答える。 「仏教」 「国家」

略 略 49.5 18.3 60

(4) カードCの時代には、710年に都が平城京に移され

た。710年は何世紀か答える。 8世紀 7世紀 44.3 8.3 65 6

(5) カードDの「源氏物語」の作者名を答える。 紫式部 清少納言 69.0 10.3 70

(9)

5について

(1)資料が土偶であることを理解し、土偶と最も関係の深い時代を選択できるかを見る問題である。正答 率は 27.7%。土偶とはにわが扱われていた時代について、正しい理解が求められる。

(2)「中世」という時代の開始時期を理解しているかを見る問題である。正答率は 21.0%。中世がいつか ら始まったかについて理解されていない。

(3)年表から平安時代と室町時代に活躍した2人の人物〔藤原道長、足利義満〕を選び、正しく組み合わ せることができるかを見る問題である。正答率は 54.2%。

(4)年表中の X の時期の政治の中心地〔鎌倉幕府〕を地図から選択できるかを見る問題である。正答率は 50.9%。鎌倉が、地図上のどこであるかを理解できていないと思われる。

○歴史学習の基礎となる技能を高めるための学習場面の設定

1 歴史学習の導入において、基礎的な技能の基本的な内容を指導する。

(1)小学校での社会科学習と中学校の歴史的分野の学習を円滑につなげるため、歴史学習の導入とし て、我が国の歴史について関心のある主題を設定し、作業的な学習を設定する。

(2)年代の表し方や時代区分など歴史学習の基礎となる技能を作業的な学習を中心に体験的に習得さ せ、それらの技能を活用した作品づくり・発表・まとめなどの学習活動を授業に取り入れる。

2 歴史学習の導入以外の単元においても、技能の定着を図る指導を継続して行う。

(1)現在学習しているのは何時代で、歴史全体の中でどこに当たるかを教科書等の年表を利用して毎 時間確認し、大まかな歴史の流れをつかませる。

(2)年代の表し方や時代の呼び方などは、授業の中で継続的・計画的に復習し、定着を図る。

(3)政治の中心地やできごとが地図上のどこで行われているかを指導するために、分野をこえて地図 帳を活用する。

歴史の流れ

結果の概要

指導のポイント

歴史学習の導入で習得させたい基礎的な技能

<年代の表し方>

・西暦(紀元前・紀元後) ・世紀(紀元前・紀元後) ・日本の年号(元号)

<時代区分の方法>

・社会のしくみの特徴による時代区分の呼び方 「古代」「中世」「近世」「近代」「現代」

・政治の中心等に着目した時代の呼び方とそれに関連する呼び方 政治の中心…「平安時代」「鎌倉時代」「江戸時代」など 特色ある文化…「縄文時代」「弥生時代」「古墳時代」など

<年表の読み方、まとめ方>

(10)

(1)

次の文は、年表中のア~エのいずれかの時期について説 明したものである。年表中のイの時期にあてはまるもの を、1~4の中から一つ選ぶ。

1 御成敗式目ができ、裁判の基準が御家人たちに示さ れた。

2 朝廷が南朝と北朝に分かれ、全国各地で武士が戦い を続けた。

3 藤原氏が、他の貴族を退けながら娘を天皇のきさき にし、勢力を伸ばした。

4 鎌倉幕府が成立し、武家政治が始まった。

4 1、2 41.9 2.4 60

(2)

資料「吾妻鏡」の「北条政子の言葉」の内容に関係の深 いできごとを、年表中のA~Dの中から一つ選んで、そ の記号を書く。

B C D 40.3 2.2 60

(3)

年表中ウの時期のできごとに関連する資料「蒙古襲来絵 詞」を見て、下の 内のa~cにあてはまる語句の 組み合わせとして正しいものを、次の1~4から一つ選 ぶ。

1 a 集団 b 個人

c よろいを身にまとっている

2 a 集団 b 個人 c 軽装である 3 a 個人 b 集団 c 軽装である 4 a 個人 b 集団

c よろいを身にまとっている

3 2 75.8 1.3 80 7

(4)

年表中エの時期に関連する東アジアの地図と尚氏が沖 縄島を統一したことを述べた資料を見て、Aの国名を答 える。

琉球(王)国 朝鮮

流球(王)国 33.6 24.2 60

(1) A~Dのカルタを時代が古い順に並び替え、記号で書

く。 D→B→A→C D→A→B→C 25.4 2.2 60

(2)

カルタAの頃につくられた作品を、次の1~4の中から 一つ選ぶ。

1 源氏物語 2 日本書紀 3 平家物語 4 古事記

3 2、4 33.7 1.6 60

(3)

カルタBの【読み札】としてもっともふさわしいものを、

次の1~4の中から一つ選ぶ。

1 海外の お宝いっぱい 宝物殿 2 儒学の教え 守って作った 阿弥陀仏 3 祭りの成功を 願って納めた 宝物殿 4 浄土への あこがれ示す 阿弥陀仏

4 1、3 41.0 2.0 60

(3)の資料から読み取れる、日本軍とモンゴル軍 の戦い方の違いは、次のとおりです。

日本軍は( a )で戦ったのに対し、モンゴル軍 は( b )で戦っており、火器を使用している。

また、モンゴル軍の服装は( c )。

(11)

6について

(1)卑弥呼が活躍していた頃の我が国の様子を理解しているかを見る問題である。正答率は 88.1%。

(2)聖徳太子が行った政治の説明として正しいものを選択できているかを見る問題である。正答率は 63.3%。聖徳太子という人物は知っていても、その時代の社会や文化についての理解は不十分であると考え られる。

(3)聖武天皇が大仏を建立した理由を時代背景とともに理解しているかを見る問題である。正答率は 49.5%。「仏教を広めようとした」「仏教国家をつくる」といったような、大仏建立の目的が理解できていな い誤答が目立った。

(4)710 年が8世紀であることを理解しているかを見る問題である。正答率は 44.3%。7 世紀という誤答 が目立った。昨年度に引き続き、西暦と世紀の関係を正しく理解できていない生徒が多いと考えられる。

(5)源氏物語の著者が紫式部であることを理解しているかを見る問題である。正答率は 69.0%。清少納言 という誤答が目立った。ただ暗記させるのではなく、作品と作品が描かれた背景などを結びつけていく指導 が必要である。

○資料を読み取り、自分で考え、解釈し、自分の言葉で説明する学習場面の充実

1 授業の中で文書資料や写真資料、統計資料、地図資料など様々な資料を活用し、その時代の特色をと らえることができるようにする。

2 調べたり考えたりしたことについて、発表や意見交換などを通して、歴史の流れや時代背景を考えさ せる。

7について

(1)武家政権の基盤が固まり、武家政権のはじまりとその政治が確立していく経緯を理解しているかを見 る問題である。正答率は 41.9%。貴族政治から武士による政治へと、社会の大きな変化をとらえることが求 められる。

(2)北条政子の言葉と承久の乱を結び付けて考えることができるかを見る問題である。正答率は 40.3%。

小学校までに習得した人物に関する知識に加えて、資料を基に時代背景を把握する力が不十分であると考え られる。

(3)元寇に関連した資料から、元軍と日本軍の違いに気付くことができるかを見る問題である。正答率は 75.8%。教科書でも扱っている資料なので、無解答率も 1.3%であった。普段から資料に親しみ、慣れるこ とが問題に取り組む意欲につながると考えられる。

(4)14~16 世紀ごろの資料から、琉球王国で中継貿易が栄えていたことを判断することができるかを見る 問題である。ここ数年、琉球王国に関する正答率が低く無解答率が高いことから、琉球王国、中継貿易に関 する理解が低いことが分かる。

指導のポイント

中世の日本

結果の概要 結果の概要

古代までの日本

(12)

(4) カルタCの資料ように、墨一色でおもに自然を描く絵画 を何というか答える。

水墨画 (墨絵)

(漢字間違い

による誤答) 84.3 4.4 70

8 (5)

カルタDの釈迦如来像に関連の深い時代の文化の特徴 について正しく述べたものを、次の1~4の中から一つ 選ぶ。

1 貴族や僧を中心とした伝統文化の上に、武士の素朴 で力強い気風があらわれた文化

2 唐の文化をふまえながらも、日本の生活感情に合っ た貴族の文化

3 仏教をもとにした、朝鮮半島やインド・西アジアな どの文化の影響を受けた文化

4 武家文化に公家文化がまじり合い、中国の禅宗文化 の影響を受けた文化

3 2、3 56.3 1.8 70

(単位:%)

(13)

○長い期間を示した年表を活用し、歴史の流れをとらえさせる学習活動の充実

1 授業の導入やまとめ、単元の導入やまとめにおいて教科書等の年表を活用し、関連付けて理解させる。

2 複数の時代にまたがる年表や、各時代の代表的な人物・時代背景・写真資料などを活用し、関連付け て理解させる。

3 各時代の特色や時代背景を「古代」「中世」「近世」など大きな流れの中でとらえさせ、まとめる学習 を繰り返し行う。

4 テーマに応じて年表づくりなどの学習活動を取り入れ、時代の流れを大観させたり、テーマごとに年 表をつくり比較させたりして、年表の活用方法を身に付けさせる。

○各時代の特色をまとめる学習場面の設定

1 各時代の学習の導入に、生徒がもっているその時代のイメージを表現させたり、前の時代との違いを 予想させたりするなど、その時代の特色の究明に向けた課題意識を育成する。

2 一つの時代の学習が終わるごとに、その時代を振り返らせ、各時代の変化や歴史の流れについて、学 習した内容を活用してその時代を大観し、言葉や図などで表現する活動を通して、各時代の特色をとらえ

させる。

8について

(1)文化財等から時代を特定し、それを古い順に並べることができるかを見る問題である。正答率は 25.4%。D→A→B→C という誤答が多かった。「東大寺」というキーワードからAの札を奈良時代と結びつけ た生徒が多い。

(2)鎌倉文化を代表する文学作品について理解しているかを見る問題である。正答率は 33.7%。(1)で、

奈良時代と考えた生徒が多かったためか、2〔日本書紀〕や4〔古事記〕を選択した誤答が多かった。

(3)平等院鳳凰堂と浄土信仰の関連について理解しているかを見る問題である。正答率は 41.0%。浄土 信仰が高まった背景についての理解が不十分であったと考えられる。

(4)水墨画の特徴について理解しているかを見る問題である。正答率は 84.3%。

(5)飛鳥文化の特徴について理解しているかを見る問題である。正答率は 56.3%。文化の名称や作品を 知っていても、その特徴と関連付けて理解できていないと考えられる。

○文化に関する資料とその時代背景を関連付ける学習場面の充実

1 文化の指導に当たっては、語句や人物名だけでなく、写真や掛け図などや、各学校にあるICT機器 を活用して指導する。

2 文化に関する資料と、その文化の時代背景が関連付けられるよう、文化の担い手や時代背景が顕著に 表れている代表的な事例を取り上げるとともに、年表を活用した指導の充実を心掛ける。

3 身近な地域とかかわりのある文化財を取り上げ、文化に対する興味・関心を高めるようにする。

歴史のテーマ

結果の概要

指導のポイント 指導のポイント

参照

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