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まち歩きマップのルート設定と歩行環境に関する研究 [ PDF

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Academic year: 2021

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(1)まち歩きマップのルート設定と歩行環境に関する研究. 松本 光永 1.研究の背景と目的. テーマによる分類を行い、得られたデータとのクロス. 近年、多くの自治体やまちづくり団体がウォーキン. 集計によってどのようなものが街の魅力としてとらえ. グによる健康増進や地域資源の有効活用、まちの魅力. られているかを明らかにする。. の再認識を目的としたまち歩きマップを発行し、地域. その後、都市的要素の多い福岡市中央区のまち歩き. 振興を図っている。. マップを対象として、目的地や歩行環境から分類を行. 市民の間でも健康志向からウォーキングや散歩が手. う。さらに、各分類の代表的なコースの特徴をチャー. 軽にできる運動として一般化し、旅行先でも自分の足. ト化による比較分析と現地調査から明らかにする。. で歩いて、その地域の魅力を楽しむという観光スタイ. 3.まち歩きマップの発行状況. ルを好む人々が増えていることもまち歩きマップ増加. 3-1 まち歩きマップの収集. の要因と考えられる。. 研究対象となるマップは、以下の 3 つの方法で収集. まち歩きマップに掲載されるルートにはそれぞれ. した。①自治体に問い合わせ、郵送してもらう。②観. テーマが与えられ、地域の歴史や自然の見所となる場. 光案内所など配布場所で直接入手する。③ホームペー. 所を通るように設定されている。また、マップ作成の. ジ上に公開されているものをダウンロードする。. 際にはまち歩きワークショップを開くなど地域住民の. 3-2 マップ発行状況. 意見を取り入れることで日常の中にあるまちの魅力が. 自治体別収集マップ数と掲載コース数を表 1 に示す。. 紹介されているだけでなく、歩きやすさや安全性にも. 全体を見るとマップ数は 70 であり、これは地図上に. 配慮されていると考えられる。本研究では、このよう. 歩行ルートが示されているマップの数である。集計は. な特性を持つまち歩きマップを分析することによっ. 冊子、リーフレット単位で行っている。自治体別マッ. て、まち歩きに適した目的地や歩行環境の特徴を明ら. プ数をみると福岡市中央区が 15 と最も多く、福岡. かにし、地域の潜在的な魅力の再発見や、新たにまち. 市西区の 12、久留米市の 10 と続く。マップ数の多. 歩きルートを作成するための基礎的知見を得る事を目. い自治体はマップがリーフレットの形態をとってい. 的とする。. る。. 2.研究の方法. 続いて、コース数についてみると福岡市東区が. 2-1 研究の対象. 156 と最も多く、次に福岡. 研究の対象は福岡生活圏注 1) のうち佐賀県鳥栖市お. 市西区 92、福岡市中央区. よび基山町を除いた 14 市 14 町で発行されている歩行. 49 と続き、福岡市内で盛ん. ルートが地図上に示されている観光パンフレット、ま. にまち歩きマップの作成が. ち歩きマップ、ウォーキングマップを研究の対象とす. 行われている。. まち歩きマップの分析 まち歩きマップの収集 マップ発行状況の調査. る。本研究では上記 3 つを総称してまち歩きマップと. マップの発行主体につい. する。. て集計したものを表 2 に示. 2-2 研究の方法. す。自治体と地域住民から. 研究のフローを図 1 に示す。まず、研究対象地域内. なる協議会を設けて作成を. で発行されているまち歩きマップの収集を行う。次に. 行うケースが最も多く、ま. マップ単位での分析を行い、マップの発行状況を明ら. ち歩きマップには地域住民の. ・地域罰発行数 ・発行主体 ・マップの目的. まち歩きマップ掲載コースの分析 コースの基礎情報集計と分析 ・全長 ・形態 ・始点、終点 ・紹介されている要素. コ−ステーマの分類 コーステーマからみるコースの特徴分析. 歩行ルートの空間的分析 対象エリアの選定 ルート設定タイプの分類 タイプ別サンプルルートのチャート化 ・ルート上の紹介要素 ・ルート上の出現要素 ・曲がり角、コーナー ・歩行環境 ・車線数. かにする。. 意見が取り入れられているこ. 続いてマップに掲載されているコースについての分. とがうかがえる。次に多いの. 析を行う。コースの全長や形態、始点と終点の場所、. が自治体の健康・福祉部門で、. コース上で紹介されている場所を集計し、まち歩き. 誰でも手軽に出来る健康増進. コースの特性を明らかにする。また各コースについて. 法としてウォーキングの普及 6-1. コースタイプの比較分析. 現地調査 ・マップでは分からない 歩行環境の把握. まとめ まち歩きマップの現況把握 ルート設定における空間的特徴の把握. 図 1 研究のフロー.

(2) をうかがわせる結果となった。. できる場所、歩く前に準備運動をする場所として選ば. 4.まち歩きコースの特徴. れている。大別でみると公共施設に次いでバス停や駐. 4-1 まち歩きコースの物理的特徴. 車場など交通施設が多く選ばれておりコース前後の移. まち歩きマップに掲載されているコースはその経路. 動について考慮がなされている。. によって以下の 3 つに分類できる(図 2)。①始点か. 4-3 まち歩きコース上の紹介要素. ら別の場所への片道を経路とする「片道型」、②始点. まち歩きマップには見所として写真や説明文をいれ. と折り返し地点の間を同じ経路で往復する「往復型」、. て紹介している樹木や建物などがある。これらを紹介. ③始点と終点の位置がほぼ同じ位置で往路、復路が違. 要素とする。表 5 に紹介要素の分類別集計と 1 コース. う経路となる「回遊型」である。. あたりの数を示す。「自然、緑」と「神社、仏閣、史跡」. このコースの形態分類とコースの全長との関係を. が大きな割合を占めており、このような場所がルート. 表 3 に示す。コース形態では回遊型が 339 と大半を占. における魅力ある目的地として捉えられている。また、. めており、歩いていて飽きない工夫をしている。ま. コース平均でも 2.01、1.63 と 1 を超えている。. た、始点と終点が一致するコースが好まるのが分かる。. 4-4 まち歩きコーステーマ. コースの全長では 2km 以上 4km 未満のコースが全体の. まち歩きコースにはそれぞれに特徴を持たせるため. 47% を占め、まち歩きコースの主流となっている。. に立ち寄る場所や通過する場所などからコーステーマ. コース形態別にみると片道型では 3km 未満のコース. が設定されている。各コースのタイトルと説明文から. が多く他と比べて短い傾向がある。一方で 10km 以上. テーマを分類し、マップの目的との関連性を分析する. という長距離コースもみられる。これはコース以外の. (表 6)。コーステーマでは「汐風コース」や「多々良. 移動には交通機関の利用を想定しているためと考えら. 川バードウォッチングコース」など水辺や植物といっ. れる。往復型の特徴としては長距離コースが少ないこ. た自然系のコースが 244 と最も多く、次に「香椎史跡. とが挙げられ、同じ道を長距離に渡り往復することは. コース」、 「万葉歌碑コース」など歴史系テーマが多い。. 歩行コースに適さない。. マップ目的との関係に注目すると、観光を目的とした. 4-2 まち歩きコースの始点と終点. マップではほとんど自然系のテーマはみられず、歴史. まち歩きコースには始点と終点を指定されることが. 系や文化系に集中している。逆に、健康を目的とした. 多く、指定された場所は利用する人々にとって分かり. マップでは自然をテーマとしたコースが多い。. やすい場所や目的地と. 表 3 コース形態と全長の関係. 集会所が最も多く、地 域コミュニティの中心 として住民に広く知ら れた場所が選ばれてい る。次に公園・広場が 多く、歩いた後に休憩 表 2 マップの発行主体 健康・福祉 10 商工・観光 1 自治 企画 3 体 教育 協議会 商工会 民間 団体 市民ボランティア 大学 その他. 合計. 1 23 5 2 1 4 50. ①片道型. ②往復型. ③回遊型. 1km~2km未満 2km~3km未満 3km~4km未満 4km~5km未満 5km~6km未満 6km~7km未満 7km~8km未満 8km~9km未満 9km~10km未満 10km~ 合計. 移動型 片道型. 往復型. 6 20 27 13 9 7 1 2 1 1 5 92. 5 11 10 12 11 6 1 1 0 0 0 57. 6.5% 21.7% 29.3% 14.1% 9.8% 7.6% 1.1% 2.2% 1.1% 1.1% 5.4% 100%. 表 4 コースの始点と終点 大別. 公共施設系. を表 4 に示す。公民館・. 156 7 49 28 92 22 8 12 8 11 11 3 11 3 24 15 6 17 5 488. 1km未満. 交通施設系. 始点と終点の分類集計. 2 1 15 7 12 3 1 10 8 1 2 1 1 1 1 1 1 1 1 70. 全長. コース数. 交通 要衝. る。各コースについて. マップ数. 地域資源系. ばれていると考えられ. 市区町 東区 博多区 中央区 南区 西区 早良区 城南区 久留米市 春日市 宗像市 古賀市 福津市 岡垣市 朝倉市 二丈町 志摩町 那珂川町 志免町 粕屋町 合計. その他. して魅力的な場所が選. 表 1 自治体別マップ発行状況. 図 2 コースの形態分類. 分類. 69 14.1%. 65 13.3%. 34. 7.0%. 29. 5.9%. 学校. 12. 2.5%. 15. 3.1%. 公園・広場. 38. 7.8%. 45. 9.2%. バス停. 22. 4.5%. 20. 4.1%. 駐車場. 17. 3.5%. 17. 3.5%. 駅. 16. 3.3%. 18. 3.7%. 橋. 25. 5.1%. 24. 4.9%. 交差点・踏切. 13. 2.7%. 10. 2.0%. 神社・仏閣・史跡. 27. 5.5%. 27. 5.5%. 4. 0.8%. 6. 1.2%. 商業施設. 10. 2.0%. 10. 2.0%. その他. 9. 1.8%. 10. 2.0%. 合計. 6-2. 全体. 3.5% 12.4% 25.4% 24.5% 15.0% 10.0% 4.4% 2.7% 0.9% 0% 1.2% 100%. 23 73 123 108 71 47 17 12 4 1 9 488. 4.7% 15.0% 25.2% 22.1% 14.5% 9.6% 3.5% 2.5% 0.8% 0.2% 1.8% 100%. 紹介要素数. コース 平均. 終点. 役所・公共施設. 指定無し. 12 42 86 83 51 34 15 9 3 0 4 339. 表 5 コース上紹介要素. 始点. 公民館・集会所. ランドマーク(岩・樹木). 回遊型. 1.5% 19.3% 17.5% 21.1% 19.3% 10.5% 1.8% 1.8% 0% 0% 0% 100%. 192 39.3%. 192 39.3%. 488 100%. 488 100%. 分類. 983 797 商業施設 174 公共文化施設 206 街並み 29 アート 23 構造物 80 その他 13 合計 2305 自然、緑. 神社、仏閣、史跡. 42.6% 34.6% 7.5% 8.9% 1.3% 1.0% 3.5% 0.6% 100%. 2.01 1.63 0.36 0.42 0.06 0.05 0.16 0.03 4.72.

(3) 5 歩行環境としてのまち歩きコース. 5-3 チャート分析. 5-1 分析の対象. コースの始点から終点に至るまでの道のりの特徴を. 本章ではまち歩きコースの歩行環境について分析を. 把握するためルート上に現れる要素や歩行環境につい. 行う。分析対象は都市的要素の集積がみられる福岡市. て調査、図化し、分析を行った。本梗概では紙面の都. 中央区の 49 コースとした。. 合上 2 つの事例について述べる。調査項目を表 9 に示. 5-2 コースタイプ分類. す。「紹介要素」はルート上で写真や説明がある要素、 「出現要素」は説明などはないが名称が示されている. 対象コースを紹介要素の設定と、通過する経路の環 境から下記の 5 つのタイプに分類した(表 7)。. 要素である。これらは要素の種類によって 5 つに分類. 「テーマ要素回遊型」は特定のテーマに沿った紹介. されている。. 要素を巡るタイプである。自然や歴史だけでなく、天. 「テーマ要素回遊型」の唐人町城下まちコースを図. 神地区のアートをめぐるコースやビルから街を見渡す. 化したものを図 3 に示す。出発地点がある唐人町商店. ことができる場所を巡るコースなどがある。「目的地. 街のアーケードを抜けると水路のある黒門川通りに出. 設定型」とは主たる目的地となる場所が設定され、そ. る。この通りに沿って歩き、水路の切れる 600m 付近. れに向けて歩くタイプであり、博多ポートタワーや鴻. から次々と歴史系紹介要素が現れる。低層の建物越し. 巣山の展望台、寺塚穴観音古墳や友泉亭公園など文化. に見える大圓寺五重塔がランドマークとなっており、. 財が目的地となる場合が多い。「快適歩行環境型」は. 現在位置が把握しやすい。また、商店街や住宅街の細. 大きな公園や並木道、川沿いの道など快適な歩行空間. い路地を通るので歩道は少ないが自動車の通行が少な. を主な経路としているタイプである。大濠公園や梅光. く安全性の高いルートといえる。「目的地設定型」の. 園緑道、百道浜を通るコースがある。. 海風コースを図化したものを図 4 に示す。紹介要素は. 上記 3 つを基本とし、「テーマ要素回遊型」と「快. 目的地となるポートタワーのみであり、途中、中央卸. 適歩行環境型」を合わせたものを「複合型 i」、「目的. 売市場や福岡市民会館が現れる。那の津大橋からは水. 地設定型」と「快適歩行環境型」を合わせたものを「複. 辺の車線数の少ない通りを歩く。ある港をから水辺の. 合型 ii」とする。. ルート上は歩道が整備されているが 100m 以降では狭 かったり、車の通りが多いなど歩行に適さない箇所も. 表 6 コーステーマとマップ目的の関係 観光 健康 地域学習 総計 テーマ 自然系 2 6.1% 207 53.8% 35 50.0% 244 50.0% 水辺 1 3.0% 82 21.3% 17 24.3% 100 20.5% 植物 1 3.0% 42 10.9% 2 2.9% 45 9.2% 動物 0 0% 9 2.3% 2 2.9% 11 2.3% 公園 0 0% 25 6.5% 0 0% 25 5.1% 眺望 0 0% 20 5.2% 2 2.9% 22 4.5% 自然全般 0 0% 29 7.5% 12 17.1% 41 8.4% 自然歴史複合 7 21.2% 29 7.5% 2 2.9% 35 7.2% 歴史系 18 54.5% 47 12.2% 31 44.3% 99 20.3% 神社・仏閣 4 12.1% 9 2.3% 2 2.9% 14 2.9% 遺跡・碑 3 9.1% 0 0% 1 1.4% 8 1.6% 町並み 7 21.2% 22 5.7% 18 25.7% 44 9.0% 歴史全般 4 12.1% 16 4.2% 10 14.3% 33 6.8% 文化系 6 18.2% 2 0.5% 1 1.4% 9 1.8% 買い物・食事 5 15.2% 2 0.5% 0 0% 7 1.4% アート 1 3.0% 0 0% 1 1.4% 2 0.4% その他 0 0% 35 9.1% 1 1.4% 36 7.4% なし 0 0% 65 16.9% 0 0% 65 13.3% 総計 33 100% 385 100% 70 100% 488 100%. みられた。 5-3 コースタイプ比較 3 つのコースタイプについてそれぞれ代表的な 2 コースを選び、1km あたりの紹介要素数、出現要素数、 方向転換回数、ルート上の歩道率、緑化率、水辺率、 被屋率、平均車線数を比較する(表 10)。 テーマ要素回遊型は全長が短くなる傾向があり、紹 介要素や出現要素が集積している。そのため頻繁に方 向転換を行うことも特徴といえる。 目的地設定型は他と比べて平均車線数が高いことが 特徴である。目的地までの経路として大通りに沿った. 表 7 コースタイプの分類 紹介要素. 1. テーマ要素 回遊型. 出現要素. 目的地. 2. 目的地 設定型. キーエレメント. コース例. 数. 抽出要素. 歴史、自然、文化など1つのテー マに沿った要素を主に巡るタイ プ。. 8. 目的地. コースの主目的となる要素と出発 ポートタワー(展望 海風コース 点を結ぶ経路がコースとなるタイ 台)、友泉亭公園(日 友泉亭往復コース プ。 本庭園)、平尾山荘 平尾山荘コース. 5. 公園(歴史公園) 快適歩行環境. 3. 快適歩行 環境型. 公園. きらめきコース コースの大部分が公園内、水辺、 大濠公園(池、緑 緑道など一定範囲の快適な歩行 地)梅光園緑道(遊 緑道往復コース 環境を有するタイプ。 歩道)、百道浜(浜 シーサイドコース 辺) テーマ+快適歩行環境. i. 上記1と3を複合したタイプ。テーマ に沿った要素を巡る経路に快適 歴史+舞鶴公園 歴史+けやき通り な歩行環境を有する。 歴史+那珂川. 4 複合型. 5. その他. 舞鶴公園周遊コース 緑の探検おすすめ コース 那珂川橋巡りコース. 16. 7. 目的地. ii. 道路を設定し、道順がわかりやすいようしている。方. 唐人町城下まちコース. 彫刻、桜、橋、眺 桜コース 望、神社、仏閣、記 天神再発見コース 念碑. 上記2と3を複合したタイプ。目的 地が公園など快適な歩行環境の 西公園 大濠公園 中にある。 南公園. 西公園コース 大濠公園コース 動物園探検コース. 8. 上記4つに属さないタイプ。特定の テーマに沿った要素の抽出、目的 地、特徴的な経路がみられない。. 道草コース 福浜周回コース 谷コース. 5. 6-3. 表 8 調査項目 表 9 コースタイプ比較 歴史系 自然系 商業系 文化系 その他 歴史系 自然系 商業系 文化系 その他 曲がり角 コーナー 歩道 街路樹 ・ 植栽 街路樹 屋根 水辺 その他 車線数. 紹介要素. 説明. 出現要素. モデル. 歩行環境. コースタイプ. コース タイプ. テーマ要素回遊型 唐人町城下 天神再発見 コース. コース名 まちコース 全長(m) 紹介要素 率( /km) 出現要素 率( /km) 方向転換 ( 回/km) 歩道率(%) 緑化率(%) 水辺率(%) 被屋率(%) 平均車線 数(車線). 目的地設定型 海風コース. 快適歩行環境型. 平尾山荘 シーサイド きらめきコース コース コース. 1730 6.36. 2200 4.09. 4600 0.43. 2347 1.28. 3515 0.57. 7007 0.43. 0.59. 3.64. 1.09. 0.43. 1.42. 1.57. 8.10 35.3 10.3 26.6 10.3 1.6. 9.55 100.0 86.4 0 10.0 2.6. 2.61 97.0 63.0 29.0 0 2.5. 3.41 79.3 87.5 13.9 0 2.2. 2.84 84.6 87.9 40.3 0 1.4. 1.28 100 93.8 49.5 0 1.7.

(4) 甘棠館. 河童像. 始点. 250m. 500m. 出現要素. 紹介要素. 265. 750m. 歴史系 自然系. 妙安寺. 1000m 855. 610 妙法寺. 大圓寺. 1250m. 962 1010 浄慶寺. 1500m. 1329 1397. 正光寺. 1547. 甘棠館. 文化系. 終点 (1730) 1638 1663. 吉祥寺 西学問所甘棠館跡 善龍寺 妙安寺. 商業系. 八兵衛地蔵 成道寺. 吉祥寺. 河童の石像. その他. 1705. 154. 歴史系 自然系. 唐人町商店街. 商業系. 唐人町商店街. 文化系. 1010. その他. 154. 曲がり角 コーナー. 歩行環境. 大圓寺. 615. 705. 810. 920 962 1041. 1121. 1140. 1410. 1547 1587 1663 1705. 歩道 街路樹 ・ 植栽. 屋根. アーケード ケ. アーケード. 水路. 水辺. 成道寺. その他. 車線数. 8 6 4 2 0. :右に曲がる. :左に曲がる. :折り返し点. 善龍寺 唐人町商店街のアーケード. 水路がある黒門川通り. 車の通らない路地. 低層建築越しに見える五重塔. :右に曲がる. :左に曲がる. :折り返し点. 図 3 唐人町城下まちコースチャート. 歩道が細い道. 浜の町公園. 紹介要素. 始点. 中央卸売市場. 250m. 500m. 那の津大橋. 750m. 博多ポートタワーからの眺望. 海沿いの道. 1000m. 1250m. 1500m. 1750m. 2000m. 歴史系 自然系 商業系 文化系. ポートタワー. 出現要素. その他. 1424. 230. 歴史系 自然系. 中央卸売市場鮮魚市場. 商業系. 福岡市民会館と那の津通り. 福岡市民会館. 文化系. 1514. 1645 ベイサイドプレイス. 那の津大橋. 都市高速道路 1 号線. その他 曲がり角 コーナー. 歩行環境. 折り返し 2300m. 歩道. 84. 1236 430. 835. 1120. 1645. 2180. 2280. 1514. 街路樹 ・ 植栽. 屋根. 那珂川. 水辺. 海. 海. 車線数. その他 8 6 4 2 0. :右に曲がる. :左に曲がる. :折り返し点. 図 4 海風コースチャート. 向転換の回数が少ないのもこのためである。. 3) ルート設定のタイプは、5 つに分類できるが、神社. 6 まとめ. 仏閣など特定テーマに沿った要素を巡るタイプ、文化. まち歩きマップを収集し、掲載されているコースに. 財や展望台といった目的地となる場所とそこに至るま. ついて分析することで以下の内容が明らかになった。. でのわかりやすい経路を歩くタイプ、公園や浜辺など. 1) コースの形態は始点と終点が一致する回遊型で、全. 歩くのに安全で快適な場所を取り入れるタイプの 3 つ. 長は 2 ~ 4km が最も多かった。. が基本となる。. 2) コースの目的地や立ち寄り場所として統計的には動 植物や水辺といった自然、神社や寺のような伝統的建 造物が設定される場合が多いが、個々の内容は地域固. 注 1) 福岡市への通勤依存率 5% 以上のエリア. 有のものが取り上げられている。 6-4.

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