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ニュース フラッシュ No 金属資源情報平成 28 年 8 月 10 日 No ニュース フラッシュ 独立行政法人石油天然ガス 金属鉱物資源機構調査部 ニュース フラッシュは インターネットでも御覧になれます 記事検索も行えます

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金属資源情報

平成 28 年 8 月 10 日 No.16-31

ニュース・フラッシュ

独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構 調査部

ニュース・フラッシュは、インターネットでも御覧になれます。記事検索も行えます。

http://mric.jogmec.go.jp/

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― [中南米] チリ:大統領諮問委員会、環境影響評価システムの改 正に関する報告書を提出 チリ:CODELCO、4 つの製錬所の新排出基準適合にむけ た近代化に 18 億 US$を投資する計画

チリ:Kinross Gold 社、Maricunga 金鉱山の操業休止 を検討

ブラジル:Minas Rio 鉄鉱石鉱山、第Ⅱ期開発プロジ ェクトのライセンス予備承認を取得

アルゼンチン:Goldcorp 社、Bajo de la Alumbrera 銅鉱山権益の売却を検討

アルゼンチン:Mariana リチウムプロジェクトで 12 百 万 US$の探査投資計画

ペルー:Duran Ventures 社、Águila Norte 金鉱石処 理プラント拡張のための資金調達完了

ペルー:Cerro Verde 銅鉱山、生産 8%増とマインラ イフ 5 年延長を計画

ペルー:Newmont 社、Yanacocha 金鉱山マインライフ を 2024 年まで延長

ペルー:Prism Resources 社、Huampar 銀金鉱山の買 収を完了

ペルー:Southern Copper 社、Toquepala 鉱山拡張他 のプロジェクト経過報告 ペルー:Kuczynski 大統領、銅製錬所建設プロジェク トに前向き ペルー:2016 年 6 月の鉱産物生産量 ペルー:Buenaventura 社、2016 年第 2 四半期業績を 公表

ペルー:First Quantum Minerals 社が

Pachamanca/MT-03 銅プロジェクトの権益 80%取得へ ペルー:MMG 社、ペルーほか南米で亜鉛探査の意向を 示す ペルー:Milpo 社、2016 年第 2 四半期は増産で 80%増 益 ペルー:Milpo 社、Huajoto 亜鉛プロジェクト買収へ ペルー:Lupaka Gold 社、Invicta 金プロジェクトの

ために資金調達

ペルー:Panoro Minerals 社、Cotabambas 銅プロジェ クトで新しい高品位鉱化帯発見

エクアドル、ボリビア:鉱業協力協定を締結 エクアドル:新鉱区オークションコール

コロンビア:Cerro Matoso 鉱山の 2016 年会計年度の ニッケル生産は減産

コロンビア:Eco Oro Minerals 社、プロジェクトめぐ り政府へ和解申し立て

コロンビア:Continental Gold 社、Buriticá 金プロ ジェクトの送電線設置認可

コロンビア:Antioquia Gold 社、Cisneros 金プロジ ェクトの成果報告

パナマ:First Quantum Minerals 社による Cobre Panama 銅金プロジェクトの予算確保状況 メキシコ:Peñasquito 鉱山、黄鉄鉱浸出プロジェクト 始動 メキシコ:Mulatos 金鉱山、シアン化合物を含む鉱廃 水流出の可能性 メキシコ:Morelos 州金銀プロジェクトに対する住民 運動の動き

中南米:Goldcorp 社、Los Filos 金鉱山、Marlin 金銀 鉱山の売却検討

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2 [北米] 米:Taseko 社、Florence 銅プロジェクトの試験生産 の許可を取得 [オセアニア] 豪:Deloitte 会計事務所、鉱業セクターはコスト削 減・操業効率化よりも技術革新が重要

豪:Fortescue Metals Group、2016 年 4~6 月期の鉄 鉱石生産コストは前年同期比 35%減

豪:Metalicity Resources 社、WA 州 Admiral Bay 亜 鉛鉱床は世界 4 位の規模と発表

豪:BHP Billiton、WA 州 Nickel West の Venus ニッケ ル鉱床の開発開始を決定 豪:産金第 1 位の Newcrest 社、問題を抱えつつも手 堅い業績 豪:産金企業の Northern Star 社、純利益は前年度比 65%増 豪:Independence Group、ニッケル価格の上昇を背景 に増資 豪:Millennium 社、既存鉱床の下部に高品位の金鉱 体、マインライフの大幅延長を目指す [アジア] インドネシア:内閣改造に伴い、エネルギー鉱物資源 大臣が交代 インドネシア:新大臣は Freeport に法的安定性を与 える予定 フィリピン:環境天然資源省、鉱業投資の減少をいと わない方針 フィリピン:Deterte 大統領、鉱山地球科学局の新長 官を任命 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― チリ:大統領諮問委員会、環境影響評価システムの改正に関する報告書を提出 2016 年 7 月 26 日付けメディア報道によると、7 月 25 日、Bachelet 大統領は、大統領諮問委員会 から環境影響評価システムの改正に関する報告書を受け取った。委員会は、社会文化的あるいは経 済的変化に適合させるべく環境影響評価システム改正を検討するために設置されたものであり、報 告書は、委員会による 9 か月以上の討議を経て完成されたもの。 報告書では戦略的プロジェクト、先住民協議、環境認可(RCA)に焦点が当てられている。戦略的 プロジェクトに関して委員会は、(1)影響を受ける可能性がある環境要素についての調査と分析、 (2)プロジェクト自体の評価、の二段階で構成された特別な環境影響評価手順の適用を提案して いる。先住民との協議に関する見直し事項としては、(1)先住民の健康、再生可能な天然資源、先 住民の生活様式や習慣などに悪影響が及ぶ可能性がある場合に協議が必要となること、(2)影響を 受ける可能性がある先住民と事業者との協議は早い段階で行うこと、を提案。RCA に関する提案と しては、(1)リアルタイム更新機能を備えたプラットフォームの導入によるプロジェクト情報とリ ンクした管理、(2)仮説検証項目が 2 項目ある場合の有効期限(現状は一律 5 年)の例外的な延 長や中断、となっている。 (2016 年 7 月 28 日 サンティアゴ 山本邦仁) チリ:CODELCO、4 つの製錬所の新排出基準適合にむけた近代化に 18 億 US$を投資する計画 2016 年 7 月 29 日付けメディア報道によると、CODELCO は、4 つの製錬所の近代化に向けた取り組 みを前進させる計画。総額 18 億 US$の投資が必要と見られる。この取り組みは、2018 年に導入さ れる銅製錬所新排出基準を満たすためのもので、その第一歩として、Caltones 製錬所(El Teniente 銅鉱山)の施設改善プロジェクト(投資額:2.27 億 US$)を計画している。プロジェクトでは、大 気への排出ガス放出を抑制するための施設のほか、銅分を含むスラグから銅を回収するための施設 が建設される。稼働開始は 2018 年末頃の予定。

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月初め、CODELCO Pizarro 総裁は、銅価格の低迷状況においては、製錬所近代化への投資が経営を 脅かす大きな負担になることを訴えた。これに対し、環境省側は、新排出基準導入は環境負荷物質 排出削減のための主要な施策であるとして、導入時期の見直しは行わないとする意向を示している。 (2016 年 7 月 29 日 サンティアゴ 山本邦仁)

チリ:Kinross Gold 社、Maricunga 金鉱山の操業休止を検討

2016 年 7 月 29 日付けメディア報道によると、Kinross Gold 社(カナダ)は、2016 年中に Maricunga 金鉱山(第Ⅲ州)の操業を休止することを検討している。操業休止の判断は、現在進められている 規制当局の審査結果次第とされる。同鉱山は、環境監督庁(SMA)による複数の用水井戸の閉鎖命令 をうけて操業を一時休止し、7 月初めに再開したところだった。 1996 年に生産を開始した Maricunga 金鉱山は、金価格の低迷から 2002~2005 年に休止したが、 2005 年 11 月に操業を再開。2015 年の生産金量は 6.6t、2016 年上半期の生産量は前年同期と同等 の 3.2t であった。2015 年末時点の可採鉱量(金量)は 32.4t。 (2016 年 8 月 1 日 サンティアゴ 山本邦仁) ブラジル:Minas Rio 鉄鉱石鉱山、第Ⅱ期開発プロジェクトのライセンス予備承認を取得 2016 年 7 月 28 日付けメディア報道によると、Minas Rio 鉄鉱石鉱山は、第Ⅱ期開発プロジェクトの ライセンス予備承認を取得した。プロジェクトは現在採掘対象となっている鉱体に隣接する鉱体の開 発を目的とするもの。ランプアップ段階にある Minas Rio 鉄鉱石鉱山は、直近四半期との比較で生産 量 128%増となるなど、順調に生産量を増やしているが、フル操業に至るのは 2017 年と見込まれる。 (2016 年 7 月 29 日 サンティアゴ 山本邦仁)

アルゼンチン:Goldcorp 社、Bajo de la Alumbrera 銅鉱山権益の売却を検討

2016 年 7 月 28 日付けメディア報道によると、Goldcorp 社は、Bajo de la Alumbrera 銅鉱山 (Catamarca 州、Glencore50%、Goldcorp 社 37.5%、Yamana Gold 社 12.5%)の持ち分権益の売却 を検討している模様。同社の David Garofalo CEO が、カナダ等におけるブラウンフィールド拡張 プロジェクトへの注力と資産売却を進めるという戦略方針を語る中であきらかにされたもの。 Goldcorp 社の 2015 年年次報告書(2016 年 2 月公表)では、同鉱山での採掘は 2017 年前半に停 止され、その後、管理メンテナンス段階に移行する見込みとされている。同鉱山の 2015 年生産量 は、銅:61.8 千 t、金:6.1t。2016 年第 2 四半期の生産量は、銅:17.3 千 t、金:1.7t であった。 (2016 年 7 月 29 日 サンティアゴ 山本邦仁) アルゼンチン:Mariana リチウムプロジェクトで 12 百万 US$の探査投資計画

2016 年 7 月 26 日付けメディア報道によると、Ganfeng Lithium 社および International Lithium 社は、Mariana リチウムプロジェクト(Salta 州)における探査に 12 百万 US$を投資することを検 討している模様。年内に探査が開始される可能性がある。

(2016 年 7 月 29 日 サンティアゴ 山本邦仁)

ペルー:Duran Ventures 社、Águila Norte 金鉱石処理プラント拡張のための資金調達完了 2016 年 7 月 25 日、Duran Ventures 社(本社トロント)は、Águila Norte 金鉱石処理プラント

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(La Libertad 州)拡張のための最初の資金調達を完了したと発表した。

同社のプレスリリースによると、以前アナウンスされていた 990 千 C$の非仲介私募債の最初のト ランシェは、約 605 千 C$を調達して終了した。調達した資金は、Águila Norte 金鉱石処理プラント の拡張工事と試運転、Águila Norte プロジェクト、Chucara プロジェクト、Huachacolpa プロジェク トの開発のほか一般管理費に充当されるという。

(2016 年 7 月 29 日 リマ 迫田昌敏)

ペルー:Cerro Verde 銅鉱山、生産 8%増とマインライフ 5 年延長を計画

2016 年 7 月 25 日付け地元紙によると、Sociedad Minera Cerro Verde 社の Julia Torreblanca 総務副社長は、Cerro Verde 銅鉱山(Arequipa 州)の生産量をさらに 8%増加させ、併せてマイン ライフを 5 年延長して 2045 年までとする方針を明らかにした。本方針に基づき採鉱計画の更新が 行われ、確定・推定鉱石埋蔵量 3,950 百万 t が増加する見通しとなっている。 この計画変更に向けて、現在、EIA 修正書が環境省傘下の持続的投資環境認証サービス局(SENACE) において審査中となっているが、同局の Wieland 長官が 6 月 28 日付け地元紙インタビューにおい て、2015 年 12 月 28 日から環境影響詳細評価(EIAD)の審査業務を開始した同局最初の承認案件と して、2016 年 7 月にもこの拡張計画が承認されるだろうとの見通しを紹介した。1,900 百万 US$が 投資される見通しの本計画では、Cerro Verde、Santa Rosa、Cerro Negro 等の各ピット内部や周辺 ボーリング調査のほか、ズリ堆積場の拡張や場所の変更、リーチングプロセスやズリ堆積場等の改 良などが見込まれている。 エネルギー鉱山省によると、4,600 百万 US$が投資されて 2015 年 11 月に完成した同鉱山の拡張 工事後、2015 年 12 月~2016 年 5 月間の月産平均精鉱中銅金属量は 39,307t、月産平均 Sx-Ew 銅生 産量は 4,065t、合計 43,372t となっている。 (2016 年 7 月 29 日 リマ 迫田昌敏) ペルー:Newmont 社、Yanacocha 金鉱山マインライフを 2024 年まで延長

2016 年 7 月 25 日付け地元紙によると、Newmont Mining 社(本社米国デンバー)CEO の Goldberg 氏は、51.35%の権益を保有する Yanacocha 金鉱山(Cajamarca 州)に関して、Chaquicocha ピット 北方に位置する Quecher Main 酸化鉱鉱床の開発により、同鉱山のマインライフは 2024 年まで延長 できるとの見通しを明らかにした。

同 CEO によれば、Quecher Main 鉱床開発計画は F/S 段階にあり、275~325 百万 US$の投資が必要 であるが、2017 年第 2 四半期には融資に関する決定が行われる見込みとなっている。同鉱床では、 2019 年から年間金 200,000oz(約 6.2t)が生産される見通しとなっている。同 CEO は 2016 年 4 月 の時点で、マインライフの延長が実現しなければ同鉱山は 2020 年に閉山するとの可能性を示して いた。さらに、同鉱山内の他の金、銅硫化物鉱床(筆者注:Chaquicocha 銅金プロジェクトか)に おける探鉱活動に向けたプレ FS を開始した旨明らかにし、これらの鉱床については、現時点の見 込みにおいては 2022 年以降生産に入る可能性があるが、開発を行うにはバイオリーチングや Sx-Ew プロセスにおけるヒ素の除去に関する技術的課題があり、また投資回収率が少なくとも 15%を 超える必要があるとコメントした。 同鉱山は 1993 年に操業を開始し、2005 年に年産金量 3.3 百万 oz(約 103t)に達したあとは生産 量が漸減し、2015 年の年産金量は 918 千 oz(約 29t)であった。本年の産金量見込みは 630~660

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千 oz(約 20~21t)となっている。 (2016 年 7 月 29 日 リマ 迫田昌敏)

ペルー:Prism Resources 社、Huampar 銀金鉱山の買収を完了

2016 年 7 月 26 日、Prism Resources 社(本社バンクーバー)が、ペルーの Huampar 銀金鉱山(Lima 州)の買収を完了したと発表した。

同社のプレスリリースによると、非仲介私募債により調達した 1.6 百万 C$のうち、約 60 万 C$を Huampar 銀金鉱山の探査に、また、約 20 万 C$をコロンビアの Cerro Oro 金プロジェクト(Caldas 県)の探査に、残金は運転資金に充てる。同社は、同鉱山の買収に関し、7 月初め、もとの所有者 である Trevali Mining 社(本社バンクーバー)、Nueva Condor SA 社、Carlos Loret De Mola De LaValle 社と調印した。

SNL 社データによると、Huampar 鉱山の 2011 年 5 月時点の予測鉱物資源量は 874 千 t、銀品位 209g/t(銀金属量約 183t)、金品位 1.3g/t(金量約 1.1t)、鉛品位 3.31%(鉛金属量 29 千 t)。 (2016 年 7 月 29 日 リマ 迫田昌敏)

ペルー:Southern Copper 社、Toquepala 鉱山拡張他のプロジェクト経過報告

2016 年 7 月 26 日、2016 年第 2 四半期報告を行った Southern Copper 社(本社米国)は、ペルー 国内事業の Toquepala 鉱山(Tacna 州)拡張他のプロジェクト経過を報告した。 同社の発表によると、新しい選鉱設備を導入し、選鉱能力を 2018 年までに年産銅量 100 千 t から 235 千 t まで、また年産モリブデン量を 3,100t まで増強する、投資総額 1,200 百万 US$の Toquepala 鉱山拡張プロジェクトは、2016 年 6 月末までに 431.1 百万 US$を投資済であり、2018 年第 2 四半期 までに完成する見込みである。 既存選鉱設備が最大選鉱能力 60,000tpd で操業されることになる高圧ローラーミル(HPGR:High Pressure Grinding Roll)の導入は投資額 40 百万 US$が見込まれており、2016 年 6 月末までに 11.7 百万 US$を投資済であり、2017 年第 4 四半期までに完成する見込みである。 一方、鉱石運搬システムの改良を目指す Cuajone 鉱山(Moquegua 州)最適化プロジェクトは、ピ ット内への一次クラッシャ(年間処理能力 43.8 百万 t)の導入や選鉱施設までのコンベアシステム の設置を通じ、レール交換を不要にするなど、操業コストやメンテナンスコストの低減を目的とし たもので、予定投資総額 165.5 百万 US$のうち、2016 年 6 月末までに 102.2 百万 US$が投資され、 すでにクラッシャやコンベア本体の購入は済み、2017 年第 2 四半期の完成目指して、土木工事を開 始したと明らかにした。 (2016 年 7 月 29 日 リマ 迫田昌敏) ペルー:Kuczynski 大統領、銅製錬所建設プロジェクトに前向き 2016 年 7 月 27 日付け地元紙によると、Kuczynski 大統領は、銅製錬所の誘致や大規模銅鉱山プ ロジェクトに前向きな姿勢を示している。エネルギー供給地や港へのアクセスを持つ南海岸地域で の製錬所建設プロジェクト調査のために潜在的な投資家と既に会っていると述べた。また同大統領 は、既存の 4 製錬所(Southern Copper 社(本社米国)の Ilo 銅製錬所、Votorantim Metais 社(本 社ブラジル)の Cajamarquilla 亜鉛精錬所、Minsur 社(本社ペルー)の Funsur 錫製錬所及び清算 手続き中の La Oroya 多金属製錬所)の能力拡張の可能性にも言及し、「既存製錬所の拡張と新規

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製錬所建設の可能性により、我々が輸出する精鉱の工業化の可能性がある。それはペルー南岸にな るだろうが、他のエリアになるかもしれない」と外国特派員に語った。

さらに同大統領は、La Granja 銅プロジェクト(Cajamarca 州)と Quellaveco 銅プロジェクト (Moquegua 州)に関し、それぞれ Rio Tinto と Anglo American の代表と会談したと語った。また、 同大統領は、Newmont Mining 社の投資額 4,800 百万 US$の Minas Conga 金プロジェクト(Cajamarca 州)について「深い凍結」状態にあるとした一方、Southern Copper 社の投資額 1,400 百万 US$の Tía María 銅プロジェクト(Arequipa 州)については、プロジェクトに反対してきた El Tambo 谷の農家 のために、十分な利水を保証するための貯水池を構築することで解決することができると述べた。 (2016 年 7 月 29 日 リマ 迫田昌敏) ペルー:2016 年 6 月の鉱産物生産量 2016 年 7 月 27 日、エネルギー鉱山省が 2016 年 6 月の鉱産物生産量を公表した。 2016 年上半期の銅生産量は前年同期比 51%増の 1,122 千 t で、この数字は、Marcos Villegas 鉱 業総局長によれば、5 年前の年間生産量に匹敵するという。州別では、ペルー南部地域で生産量が 多くなっており、第 1 位が Arequipa 州の 260 千 t(全国の 23%)、第 2 位が Ancash 州の 239 千 t、 第 3 位が Cusco 州の 171 千 t、第 4 位が Apurimac 州の 119 千 t となっている。特に、商業生産の始 まった Las Bambas 鉱山のある Apurimac 州の増加が目立っている。

2016 年 6 月単月の銅生産量は前年同月比 42%増の 207 千 t であった。2016 年上半期の銀生産量 は前年同期比 16%増の 2,170t、同じく金生産量は 7%増の 77t であった。銀生産量の州別では、第 1 位が Junin 州の 420t、第 2 位が Ancash 州の 409t、第 3 位が Lima 州の 393t と、多鉱種鉱山の集 中するペルー中央部での生産量が多い。金生産量の州別では、第 1 位が La Libertad 州の 22t、第 2 位が Cajamarca 州の 18t、第 3 位が Madre de Dios 州の 10t と、これら 3 州でペルー全体の 65% を占めている。2016 年上半期の鉛生産量は前年同期比 3%増の 156 千 t、同じくモリブデン生産量 は 22%増の 12 千 t であった一方、同じく亜鉛生産量は 8%減の 630 千 t、同じく錫生産量は 7%減 の 9 千 t であった。2016 年上半期の鉄鉱石生産量は前年同期比微減の 4,184 千 t だった。 鉱種 単位 6 月 1~6 月 2015 2016 2016/2015 増減 2015 2016 2016/2015 増減 銅 (t) 145,727 207,197 42.18% 740,883 1,122,113 51.46% 金 (g) 12,179,036 12,660,459 3.95% 71,815,010 77,114,321 7.38% 亜鉛 (t) 116,860 111,213 -4.83% 684,997 630,333 -7.98% 銀 (㎏) 347,564 364,239 4.80% 1,874,774 2,169,993 15.75% 鉛 (t) 24,938 25,258 1.28% 151,450 155,971 2.98% 鉄 (t) 731,410 721,889 -1.30% 4,206,706 4,183,678 -0.55% 錫 (t) 1,679 1,554 -7.41% 9,530 8,847 -7.17% モリブデン (t) 1,686 1,948 15.52% 10,104 12,288 21.62% タングステン (t) 10 0 ― 71 0 ― (2016 年 7 月 29 日 リマ 迫田昌敏)

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ペルー:Buenaventura 社、2016 年第 2 四半期業績を公表

2016 年 7 月 27 日、Compañía de Minas Buenaventura SAA 社(本社リマ)が、2016 年第 2 四半期 業績を公表した。

同社の発表によると、コスト削減と貴金属価格の上昇が金生産量の低下を補う形となり、利益を 確保した。2016 年第 2 四半期の売上高は、前年同期の 244 百万 US$から約 17%増の 285 百万 US$と なり、前年同期の 18.7 百万 US$の損失から一転、55.5 百万 US$の利益を計上した。探鉱支出を前年 同期の 9.7 百万 US$から 5 百万 US$へ、また AISC コストを前年同期の 929US$/oz から 610US$/oz へ 34%カットした。さらなるコスト削減のため、同社は Shila-Paula 金銀鉱山(Arequipa 州)を閉山 し、すでに閉山した Antapite 金銀鉱山(Huancavelica 州)と Recuperada 銀鉱山(Huancavelica 州)の売却も検討していると同社 COO の Igor Gonzáles 氏は語った。

2016 年第 2 四半期における金の販売量は前年同期の 187,074oz から約 7%減の 174,827oz(約 5.4t)であった一方、平均販売単価は前年同期の 1,187US$/oz から 7%増の 1,268US$/oz だった。 2016 年第 2 四半期における銀の販売量は前年同期比 19%増の 5.6 百万 oz で、平均販売単価も前 年同期比 10%増の 17.80US$/oz となった。 2016 年第 2 四半期における銅の販売量は前年同期比 20%増の 10,572t だった一方、平均販売単 価は前年同期比 8%減の 4,754US$/t だった。 2016 年第 2 四半期における鉛の販売量は前年同期比 22%増の 7,669t だった一方、平均販売単価 は前年同期比 7%減の 1,783US$/t だった。 2016 年第 2 四半期における亜鉛の販売量は前年同期比 16%増の 15,484t だった一方、平均販売 単価は前年同期比 2%減の 2,112US$/t だった。 2016 年第 2 四半期の権益分生産量は、金が主として Yanacocha 鉱山の減産により前年同期の 180,585oz から約 15%減の 152,884oz(約 4.8t)、銀が主として 473 百万 US$を投資した El Brocal ユニット拡張により前年同期の 4.4 百万 oz から約 36%増の 6 百万 oz(約 187t)、銅が主として Cerro Verde 鉱山の拡張により前年同期比 119%増の 31,609t、鉛が前年同期比 25%増の 7,065t、 亜鉛が前年同期比 30%増の 12,573t だった。

Newmont Mining 社との JV である Yanacocha 鉱山(Cajamarca 州、権益 43.65%)での 2016 年第 2 四半期の金生産量は、前年同期比 28%減の 155,524oz(約 4.8t)となる一方、Freeport-McMoRan 社との JV である Cerro Verde 鉱山(Arequipa 州、権益 19.58%)での 2016 年第 2 四半期銅生産量 は、前年同期比 169%増の 126,143t となった。投資額 340 百万 US$の Tambomayo 金銀プロジェクト (Arequipa 州)は、232 百万 US$が投資済であり、計画の 81%の進捗率となっている。生産開始は 2016 年第 4 四半期に予定されている。

同鉱山の予想年間生産量は、金量 120~150 千 oz(約 3.7~4.7t)、銀金属量 2.5~3.0 百万 oz (約 78~93t)。投資額 500 百万 US$の San Gabriel プロジェクトについては、6 月に公聴会が開催 され、同社は第 4 四半期に EIA が承認されるものと予想している。このプロジェクトは下半期に 7,000m のボーリング計画と冶金試験が計画されているが、キャッシュフローを節約するために延 期されると同社は付け加えた。同鉱山の予想年間金生産量は 200 千 oz(約 6.2t)。

(2016 年 7 月 29 日 リマ 迫田昌敏)

ペルー:First Quantum Minerals 社が Pachamanca/MT-03 銅プロジェクトの権益 80%取得へ 2016 年 7 月 27 日、First Quantum Minerals 社(本社バンクーバー)が Pachamanca/MT-03 銅プ

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ロジェクトの権益 80%を取得することを明らかにした。

同社のプレスリリースによると、Latin Resources 社(豪州パース)のペルー子会社 Peruvian Latin Resources SAC が保有する同プロジェクトに対し、First Quantum Minerals 社のペルー子会 社 Minera Antares Peru SAC が 80%まで権益を取得できるタームシートを締結した。Antares 社側 は、物理探査を実施したうえで、4,000m のボーリング調査を、当局の承認後 6 ヶ月以内に完了し、 JORC ベースで銅又は銅相当 1 百万 t の鉱量を示すことにより、まずプロジェクトの権益 51%を取 得することが出来る。

Peruvian Latin 社側は、56 ヶ月のオプション期間に、段階を踏みつつ合計 50 万 US$の支払を受け る。Antares 社側は、開発決定をサポートするための技術文書を完成させることで、さらなる権益 29% を取得することが出来る。さらに Antares 社側には、残り権益 20%を第三者評価に基づき買収する オプションを持つ。Peruvian Latin 社側の権益が 10%を下回った場合、同社はそれを 2%の NSR ロ イヤルティに変換でき、Antares 社側は同ロイヤルティ 1%につき 40 百万 US$で買い戻しできる。 (2016 年 7 月 29 日 リマ 迫田昌敏) ペルー:MMG 社、ペルーほか南米で亜鉛探査の意向を示す 2016 年 7 月 28 日付け地元メディアによると、中国 Minmetal 社子会社の MMG 社(本社豪州メルボ ルン)の CEO である Andrew Michelmore 氏が、ペルーほか南米で亜鉛探査の意向を示した。同氏は、 ペルーのような亜鉛の埋蔵国において探査を進めたい、同社の Las Bambas 銅鉱山(Apurímac 州) の商業生産開始は、そのための良いアクセス機会提供になったと語った。

同社の Century 亜鉛鉱山(豪州 QLD 州)は 2015 年 8 月に閉山した一方、Las Bambas 銅鉱山は 2016 年 7 月に商業生産を開始し、2016 年第 2 四半期に精鉱中銅量 87,142t、2016 年上半期に精鉱 中銅量 118,612t を生産し、2016 年間で精鉱中銅生産量 250~300 千 t が見込まれている。

同社の亜鉛生産は、Century 鉱山の閉山、Golden Grove 鉱山(豪州 WA 州)と Rosebery 鉱山(豪州 TAS 州)の減産や粗鉱品位の低下により、2016 年第 2 四半期は前年同期の精鉱中亜鉛金属量 157,665t から 82%減の 28,549t、2016 年上半期は 74,594t の生産にとどまった。2016 年間では精鉱中亜鉛生 産量 120~135 千 t が見込まれている。 (2016 年 7 月 29 日 リマ 迫田昌敏) ペルー:Milpo 社、2016 年第 2 四半期は増産で 80%増益 2016 年 7 月 28 日、Votorantim 社(本社ブラジル)傘下の Milpo 社(本社リマ)が、2016 年第 2 四半期の決算を公表した。 同社プレスリリースによると、同期の連結利益は 39.9 百万 US$となり、前年同期の 22.1 百万 US$と比べ、80%増益となった。同期の売上高は 176.3 百万 US$で、前年同期の 179.2 百万 US$に比 べ微減した。同社の Cerro Lindo 鉱山(Ica 州)で処理粗鉱量が増加したことによりトータルコス トが削減されたという。また、銅、銀、鉛の増産と精鉱中金銀品位のアップが、金属価格の低迷を 補った形となった。 同社の 2016 年第 2 四半期の亜鉛生産量は前年同期比 1%減の 61,851t、銅生産量は前年同期比 9%増の 10,558t、鉛生産量は前年同期比 9%増の 12,544t、銀生産量は前年同期比 10%増の 2.14 百万 oz(約 67t)。 (2016 年 7 月 29 日 リマ 迫田昌敏)

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ペルー:Milpo 社、Huajoto 亜鉛プロジェクト買収へ

2016 年 7 月 27 日付け地元紙によると、Alturas Minerals 社(本社トロント)が、Huajoto 亜鉛・ 銅・金・レアアースプロジェクト(Huancavelica 州)の権益の 80%を売却する LOI を Compania Minera Milpo SAA(本社リマ)と締結した。

合意によると、Milpo 社は、探査に係わるすべての許可を得た時点から 3 年以内に 2 百万 US$を 支払うことによって、プロジェクト権益の 80%を取得できる。

(2016 年 7 月 29 日 リマ 迫田昌敏)

ペルー:Lupaka Gold 社、Invicta 金プロジェクトのために資金調達

2016 年 7 月 27 日付け地元紙によると、Lupaka Gold 社(本社トロント)が、Invicta 金プロジェ クト(Lima 州)を 2017 年初めにも操業開始させるために、投資会社 Pandion Mine Finance 社(本 社ニューヨーク)と投資契約を調印した。契約によると、Lupaka Gold 社は、予想される金販売量 に応じて 6.1 百万 US$を受け取り、最大 350tpd 規模の金鉱石処理プラントを設置する。同社は Invicta 金プロジェクトからのキャッシュフローを使い、Josnitaro 金プロジェクト(Apurimac 州) と Crucero 金プロジェクト(Puno 州)の探査を進める。

SNL 社データによると、2012 年 4 月時点の Invicta 金プロジェクトの鉱物資源量は約 11 百万 t、 金品位 2.0g/t(金量約 22.4t)、銅品位 0.43%(銅金属量約 49 千 t)、銀品位 15.0g/t(銀金属量 約 168t)、鉛品位 0.25%(鉛金属量約 28 千 t)、亜鉛品位 0.26%(亜鉛金属量約 29 千 t)。 (2016 年 7 月 29 日 リマ 迫田昌敏)

ペルー:Panoro Minerals 社、Cotabambas 銅プロジェクトで新しい高品位鉱化帯発見

2016 年 7 月 27 日付け地元紙によると、Panoro Minerals 社(本社バンクーバー)が、100%権益 を保有する Cotabambas 銅プロジェクト(Apurímac 州)で、約 1 ㎞×約 3 ㎞の広がりを有する Chaupec ゾーンと呼ばれる新しいスカルン~斑岩鉱床中に高品位鉱化帯を発見したことを報告した。

この高品位帯は、銅品位 0.21~8.15%、金品位 0.005~2.69g/t を示し、同社の CEO の Luquman Shaheen 氏は、Chaupec ゾーンにおいて確認されている既知鉱量が倍増する可能性があり、追加の 探鉱作業が必要だと述べた。Cotabambas 銅プロジェクトは、CAPEX として 1,530 百万 US$が投資さ れ、年産金属量は、銅 151 百万 lb(約 68.5 千 t)、金 95 千 oz(約 3.0t)、銀 1 百万 oz(約 31t) と見込まれている。 (2016 年 7 月 29 日 リマ 迫田昌敏) エクアドル、ボリビア:鉱業協力協定を締結 2016 年 7 月 25 日、エクアドル鉱業省ウェブサイトによると、エクアドル政府とボリビア政府が 鉱業協力協定を締結した。

発表によると、エクアドル鉱業省傘下の地質鉱業冶金研究所(INIGEMM)所長の Byron Granda 氏 と、ボリビア鉱山地質サービス局(SERGEOMIN)担当官が、両国の鉱業発展のため、知識、経験や採 掘技術改善などの情報交換に関する技術協力に署名した。ボリビア側から採掘に関連する知識や技 術をエクアドル側に提供し、操業作業内容、鉱床のモデリング、冶金技術、鉱山保安などの分野に おいて、継続的な改善に役立てるという。

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10 有、さらに、経済、広域地質、水文、地熱エネルギー、自然災害リスクの低減などでの協力が、協 定にふくまれている。ウェブサイトでは、ボリビアとエクアドルの間の鉱業分野の二国間協力は、 一般科学や地球科学での両国の結びつきを強固にし、責任ある鉱業を可能にする地質鉱業分野にお ける研究に新しい視点を提供すると述べられている。 (2016 年 7 月 29 日 リマ 迫田昌敏) エクアドル:新鉱区オークションコール 2016 年 7 月 27 日、鉱業省鉱業統制管理庁(Arcom)は、金属鉱物採掘利権の付与のための指令 (2016 年 3 月 30 日付け省令)第 39 条に基づき、ウェブサイトにて新鉱区のオークションコールを 始めた。掲載サイトは次のとおり。 http://www.mineria.gob.ec/procesos-de-subasta-y-remate/ (2016 年 7 月 29 日 リマ 迫田昌敏) コロンビア:Cerro Matoso 鉱山の 2016 年会計年度のニッケル生産は減産 2016 年 7 月 21 日、South32 社(本社豪州パース)が公表した 2016 年第 2 四半期報告によると、 Cerro Matoso ニッケル鉱山(Córdoba 県)の 2016 会計年度(2015 年 7 月~2016 年 6 月)の生産量 は前年同期比 9%減の 36.8 千 t だった。また、同鉱山の 2016 年第 2 四半期(2016 年 4~6 月)ニ ッケル生産量は 9.6 千 t で、前年同期の 8.6 千 t から 12%増、前期(2016 年 1~3 月)の 9.7 千 t から 1%減だった。低調な生産の原因は平均粗鉱品位の低下(2016 会計年度は Ni 1.54%、2015 会 計年度は Ni 1.67%)であるが、あらかじめ決定された採掘プランどおりだという。 アナウンスされていた生産性改善のための人員削減とリストラは、2016 年第 2 四半期(2016 年 4~6 月)、新しい 3 年間の労働協約が組合側と締結され、解決された。 (2016 年 7 月 29 日 リマ 迫田昌敏)

コロンビア:Eco Oro Minerals 社、プロジェクトめぐり政府へ和解申し立て

2016 年 7 月 22 日、Eco Oro Minerals 社(本社バンクーバー)は、同社の保有する Angostura 金 銀プロジェクトをめぐり、コロンビア政府との仲裁のために資金調達を行ったことを明らかにした。

同社ニュースリリースによれば、同社は、Tenor Capital Management 傘下の Trexs Investments 社 と、合計 14 百万 US$の投資契約を締結した。契約は、第 1 トランシェとして 3 百万 US$、第 2 トラン シェとして 11 百万 US$からなり、第 1 トランシェに同社の発行済株式の 9.99%に相当する株式をあ てる。また、同社は、第 2 トランシェを含む総投資に対し、49.99%に相当する株式を発行するため に株主総会を招集する。仮に株主総会で不承認ならは、第 2 トランシェは、元本 7 百万 US$の無担保 転換社債(年利 0.025%、満期 2028 年 6 月 30 日)と担保付き不確定価額受領権(contingent value rights)で、仲裁による総収益の 51%を Trexs Investments 社側に与える権利となる。

2016 年 2 月、同社の保有する Angostura 金銀プロジェクト(Santander 県)を含むエリアは、コロ ンビア憲法裁判所により、生態系保護のための鉱業活動禁止の決定を受けた。2016 年 3 月、同社は、 これをカナダとコロンビア間の自由貿易協定違反として、コロンビア政府に仲裁の申し立てを行った。 同プロジェクトは、同社が 100%の権益を保有し、NI43-101 ベース、カットオフ品位金 2.5g/t で の精測及び概測鉱物資源量として金 2.21 百万 oz(約 69t、品位 4.57g/t)、予測鉱物資源量として 金 1.03 百万 oz(約 32t、品位 4.70g/t)を持ち、これまで 1,068 孔 362,520m のボーリングと 3 千

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m 以上の坑道探鉱が実施されているものの、深部方向に探鉱余地が残されているという。 (2016 年 7 月 29 日 リマ 迫田昌敏)

コロンビア:Continental Gold 社、Buriticá 金プロジェクトの送電線設置認可

2016 年 7 月 26 日、Continental Gold 社(本社トロント)が、Buriticá プロジェクト(Antioquia 県)の送電線設置のための環境ライセンスの許可を、Antioquia 県の広域自治環境機関 CORPOURABA から受けたと発表した。 同社のプレスリリースによると、この 110kV 送電線は、Medellín 公益公社の変電所から、同プロ ジェクトの変電施設まで、延長約 31 ㎞を結ぶもので、送電ラインの設計は、物質的、生物的及び 社会経済環境的な影響を制限するために厳しい環境プロトコルを課された。同社の EIA は、すべて の環境インパクトを緩和ないし補償するための必要な措置を盛り込んだという。 SNL 社データによると、2016 年 2 月時点の同プロジェクトの鉱物資源量は 28.49 百万 t、金品位 9.9g/t(金量約 282t)、銀品位 31.3g/t(銀金属量約 892t)。 (2016 年 7 月 29 日 リマ 迫田昌敏)

コロンビア:Antioquia Gold 社、Cisneros 金プロジェクトの成果報告

2016 年 7 月 26 日、Antioquia Gold 社(本社カナダ)が、100%権益を保有する Cisneros 金プロ ジェクト(Antioquia 県)の成果を報告した。同社のプレスリリースによると、Guaico 鉱床では平 均-13%のランプがすでに 414m 展開されており、この坑道探鉱において、2.1m 間で Au 83.2g/t、 2.0m 間で Au 19.4g/t、2.7m 間で Au 5.9g/t などの Guaico 脈が捕捉されている。 SNL 社データによると、同プロジェクトの 2013 年 8 月時点の鉱物資源量は約 1.7 百万 t、平均金 品位 4.95g/t(金量約 8.4t)。 (2016 年 7 月 29 日 リマ 迫田昌敏)

パナマ:First Quantum Minerals 社による Cobre Panama 銅金プロジェクトの予算確保状況 2016 年 7 月 28 日付け業界紙等によると、加 First Quantum Minerals 社(本社:バンクーバー) は、Cobre Panamá 銅金プロジェクトの 2017 年の事業開始に向けた資金調達が順調に進んでいるこ とが明らかになった。 同社幹部は、金融機関との交渉は順調に進んでおり、2017 年第 2 四半期までに 2,500 百万 US$の 資金調達に係る契約書に署名する予定である。なお、同社は、Panama 銅プロジェクト推進に向けた 財務体質強化のため、5 月には債権更新を行い、6 月にはフィンランドのニッケル・銅・白金族 Kevitsa 鉱山を 712 百万$で売却すると発表した。 (2016 年 7 月 31 日 メキシコ 森元英樹) メキシコ:Peñasquito 鉱山、黄鉄鉱浸出プロジェクト始動 2016 年 7 月 28 日付け業界紙等によると、Goldcorp 社は Peñasquito 鉱山(サカテカス州)の黄 鉄鉱浸出プロジェクト予算 420 百万 US$を承認した。

2016 年 40 百万 US$、2017 年 270 百万 US$、2018 年 110 百万 US$の予算額が計上され、生産開始 は 2019 年第 1 四半期を予定し、最終的には、同鉱山において金 40%、銀 48%の生産量の回復が見

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込まれる。なお、同鉱山を中南米最大級の金鉱山とする本プロジェクトは 7 月 27 日に開催される 同社役員会の承認を得て 8 月からの事業が開始される見込みである。

(2016 年 7 月 31 日 メキシコ 森元英樹)

メキシコ:Mulatos 金鉱山、シアン化合物を含む鉱廃水流出の可能性

2016 年 7 月 28 日付け業界紙等によると、環境保護連邦検察庁(Profepa)は、Sonora 州北部 Sahuaripa 郡においてシアン化合物を含む鉱廃水が流出し地下水汚染が発生した可能性があると発表した。

これは、Mulatos 金鉱山dが雨水を含む 8,400ℓの水を周辺地域に流出させたと報告したことから Profepa が調査に入ったもので、Profepa は、地下水への浸透が与える生態系へ影響を調査するた め土壌及び水のサンプルを採取した。なお、現時点において、同鉱山のオペレータである Minas de Oro Nacional 社(加 Alamos Gold 社)からの発表は行われていない。

(2016 年 7 月 31 日 メキシコ 森元英樹)

メキシコ:Morelos 州金銀プロジェクトに対する住民運動の動き

2016 年 7 月 27 日地元紙等によると、加 Almos Gold 社が保有する Esperanza 金銀プロジェクト (Morelos 州)周辺地域において、一部コミュニティーが同社に対して開発活動の中止を求める運 動を進めていることが明らかになった。 開発反対派は、2013 年から同プロジェクトの土地保有権停止を提起しているが、新たな鉱業コン セッションの拡張、及び開発計画の動きがあることから、Morelos 市民運動家、鉱業の影響を受け た者は、鉱業プロジェクトは住民やその所有地に重大な影響を与える可能性があることを理由に法 的措置や社会的運動に参加したい者を募集している。 (2016 年 7 月 31 日 メキシコ 森元英樹)

中南米:Goldcorp 社、Los Filos 金鉱山、Marlin 金銀鉱山の売却検討

2016 年 7 月 28 日付け業界紙等によると、Goldcorp 社は、Brownfield の拡張事業、カナダの Coffee 金プロジェクトを中核事業として取り組むため、中南米にある 3 つの鉱山、メキシコ Los Filos 金鉱 山、グアテマラ Marlin 金銀鉱山、アルゼンチン Alumbrera 鉱山(37.5%)の売却を検討している。

同社幹部は、「我々は、どんな時でも多くの時間を費やし、常に資金運用の質の向上に努めてい る。そのため、Coffee 金プロジェクトのような事業が導入された場合、他のプロジェクトの一定の 見直しは行われるだろうし、非中核事業は売却検討の対象となる」旨述べた。

Los Filos 金鉱山の 2016 年第 2 四半期の金生産量は、前年同期比 1,000oz(約 31 ㎏)減の 66,000oz (約 2t)であったが、全維持コストは、1.071US$/oz から 822US$/oz に低下した。また、Marlin 金 銀鉱山の同期生産量は、金が前年同期 41,000oz(約 1.3t)から 26,000oz(約 0.8t)に、銀が前年 同期 1.89 百万 oz(約 58.8t)から 1.25 百万 oz(約 38.9t)に減産した。一方、Alumbrera 銅金鉱 山の同期生産量(権益分)は、金が対前年同期 16,000oz(約 0.5t)から 20,000oz(約 0.6t)に、 銅が 8.3 百万 lb(約 3.8 千 t)から 14.3 百万 lb(約 6.5 千 t)に増産された。

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米:Taseko 社、Florence 銅プロジェクトの試験生産の許可を取得

2016 年 8 月 2 日、加 Taseko Mines Limited(以下、Taseko 社)は、米 AZ 州で開発を進める Florence 銅プロジェクトにおいて、AZ 州環境品質局(Department of Environmental Quality)より 24 の井 戸による原位置銅回収(in-situ copper recovery operation)を行うための建設、操業、閉鎖に関 する許可を取得したと発表した。

今回一時的な帯水層保護許可(Aquifer Protection Permit)を取得したことで、Taseko 社は最大 2 年間にわたり原位置回収における安全性、経済性を実証するための生産試験設備を建設、稼働させ ることが可能となった。24 の井戸のうち 4 つが硫酸溶液の注入用、9 つが回収用、7 つが観察用、そ して 4 つが複数層のサンプル用で、回収した溶液から最新の Sx-Ew 設備で銅カソードを生産する。 同プロジェクトは、鉱量 3.4 億 st(約 3.1 億 t)、銅量にして 24 億 lb(約 109 万 t)の推定埋蔵量 が確認されており、試験生産後に商業生産に至れば最初の 14 年間は年間 85 百万 lb(約 39 千 t)、25 年間のマインライフを通して平均で年間 55 百万 lb(約 25 千 t)の銅が生産される計画となっている。 (2016 年 8 月 2 日 バンクーバー 山路法宏) 豪:Deloitte 会計事務所、鉱業セクターはコスト削減・操業効率化よりも技術革新が重要 2016 年 7 月 27 日、地元各紙は大手会計事務所 Deloitte が WA 州カルグーリで開催されている第 25 回 Diggers&Dealers 鉱業大会で豪州の鉱業セクターが国際的な競争力を維持するためには、コ スト削減・業務効率化よりも従来手法を転換する技術革新に取り組むことの重要性について講演し たことを報じた。 同会計事務所鉱業部門の Nicki Ivory 代表は、豪州の鉱業セクターがコモディティ価格の下落と 中国経済の減速に直面し、再生可能エネルギー分野によって市場からの資金を阻まれ、さらに環境 に対する多くの配慮が求められる状況の中で各社はコスト削減と操業効率化に力を注いでいるが、 新たな手法を生み出す技術革新を目的とした研究を行っている企業が少ないことを懸念事項とし て挙げた。そしてコスト削減と操業の効率化には限界があるため、豪州の鉱業セクターは新たな技 術を創出するための技術革新に重きを置くことが重要との調査結果を報告した。 (2016 年 8 月 1 日 シドニー 矢島太郎)

豪:Fortescue Metals Group、2016 年 4~6 月期の鉄鉱石生産コストは前年同期比 35%減

2016 年 7 月 27 日、豪州鉄鉱石生産第 3 位の Fortescue Metals Group 社(FMG)は 2016 年 4~6 月期の四半期報告を発表した。 鉄鉱石の船積み量は 1~3 月期よりも 3.3%増加して 4,340 万 t となり、前年同期よりも 2.4%増 加した。2015/16 年度の年間船積み量は 1 億 6,940 万 t であった。鉄鉱石を採掘して船積みするま でにかかる C1 コストは、1~3 月期よりも 3.2%減少して 14.31US$/wmt となり、前年同期よりも 35.4%減少した。しかし、C1 コストの年間平均は 15.43US$/wmt となり、2015/16 年度の目標とし た 15US$/wmt を下回れなかった。 FMG は 2016/17 年度の目標を発表した。鉄鉱石の年間船積み量は前年並みの 1 億 6,500 万~1 億 7,000 万 t とし、C1 コストは 12~13US$/wmt まで引き下げることを目標に掲げている。地元各紙は FMG が 2016/17 年度に C1 コスト引き下げの目標を達した場合、Rio Tinto や BHP Billiton よりも 低コストで鉄鉱石を生産する企業になることを報じている。

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豪:Metalicity Resources 社、WA 州 Admiral Bay 亜鉛鉱床は世界 4 位の規模と発表

2016年7月27日、パースのベースメタル及びリチウムを対象としているジュニア企業Metalicity Resources社(Metalicity社)はWA州Admiral Bay亜鉛鉱床に関するスコーピングスタディの結果を 発表した。同鉱床はWA州北部のBroomeの南方約250㎞に位置するミシシッピーバレー型鉱床(MVT) であり、同社は100%の権益を所有している。同社は既存調査データの再解析を行い、同鉱床の推定 鉱物資源量が1億7千万t(Zn 4.1%、Pb 2.7%、Ag 25g/t)であり、20年以上にわたり350万t/yの 鉱石を生産することが可能との結果を得たと発表している。Matt Gauci社長は「未開発の亜鉛鉱床 として世界4位の規模を有する」とコメントしている。 同鉱床の前所有者のKagara社は同鉱床のプレFSを実施したが倒産したため、2015年9月に Metalicity社が全ての権利を購入する契約を締結した。Metalicity社は今後JVパートナーを探し、 自社でプレFS調査を実施する計画である。 (2016 年 8 月 1 日 シドニー 矢島太郎)

豪:BHP Billiton、WA 州 Nickel West の Venus ニッケル鉱床の開発開始を決定

2016 年 8 月 1 日、ニッケル価格が 40%回復したことにより、BHP Billiton(BHPB)が WA 州 Nickel West の Venus ニッケル鉱床の開発開始を決定したことを地元紙が報じた。 ニッケル価格は 2016 年 2 月中旬に 7,595US$/t まで下落したが、インドネシアからの未加工鉱石 輸出禁止、マレーシア国内鉱山の環境規制、豪州 QLD 州の Yabulu ニッケル製錬所の閉鎖等により、 ニッケル価格が上昇に転じて現在 10,695US$/t まで回復している。ニッケル価格の回復により、 BHPB の Nickel West の収益もマイナスからプラスになるため、BHPB は既に開発している Perseverance 鉱床から坑道を延長して Venus 鉱床の開発を開始することを決定した。 Venus 鉱床は 2012 年中頃に発見され、資源量 740 万 t(品位 2.6%Ni)が確認されていたが、2014 年に Nickel West の事業見直しにより、開発が中断されていた。BHPB にとって Nickel West は非中 核事業に位置付けられているが、直ちに同事業を終了させるよりも、既存のインフラを利用して 10 年間 Venus 鉱床の採掘を行い、10 億 A$以上が必要となる Nickel West の原状回復費用を得ること が適切だと BHPB が判断したことを地元紙が伝えている。 (2016 年 8 月 1 日 シドニー 矢島太郎) 豪:産金第 1 位の Newcrest 社、問題を抱えつつも手堅い業績 2016 年 7 月 25 日、豪州の産金第 1 位の Newcrest Mining 社は 2015/16 年度の生産実績を発表。 同社の同年度における金の生産量は 2,438,994oz(75.86t)であり、前年度比 0.7%増となった。 また 2015/16 年度の生産目標である 240~260 万 oz に達した。銅の生産量は 83,070t であり、こち らは前年度比 14.2%減となったものの、2015/16 年度の 8~9 万 t の生産目標に達した。また、金 の生産コスト(All-In Sustaining Cost)は 762US$/oz であり、前年度の 780US$/oz から 2.3%の コスト削減となった。 なお 2015/16 年度においては、NSW 州の Cadia 鉱山における品位の低下やインドネシアの Gosowong 鉱山の地質工学上の問題による操業の一時停止などの問題が生じたものの、PNG の Lihir 鉱山の稼 働は好調であった。同社は、幾つかの問題は生じたものの 2015/16 年度の業績は手堅いものになっ た、と評価している。 (2016 年 8 月 2 日 シドニー 山下宜範)

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豪:産金企業の Northern Star 社、純利益は前年度比 65%増

2016 年 7 月 26 日、Northern Star Resources 社は 2015/16 年度の業績を発表。

税引き後の純利益は前年度比で 65%増加して 1 億 5,140 万 A$となった。また金の販売量は 561,153oz(17.45t)であった。2015/16 年度の生産コスト(All-in sustaining cost)は 1,041A$/oz (780US$/oz)であり、前年度の 1,065A$/oz から 2%のコスト削減となった。

また、2016 年 6 月 30 日時点のキャッシュ及びキャッシュ相当額の合計は前年度比で 83%増加し て 3 億 2,600 万 A$となった。なおこの金額は、NT 準州の Central Tanami プロジェクトの権益取得 のための 1,100 万 A$の支出、配当の 3,600 万 A$及び 5,000 万 A$の探鉱への支出を差し引いた後の ものである。なお、Northern Star 社は銀行からの借入はない。

(2016 年 8 月 2 日 シドニー 山下宜範)

豪:Independence Group、ニッケル価格の上昇を背景に増資

2016 年 7 月 27 日、ニッケル鉱山等を有する Independence Group(IGO)社は 2 億 8,000 万 A$の 増資を行うと発表した。このうち 2 億 5,000 万 A$分は機関投資家に対する第 3 者割当増資であり、 3,000 万 A$は株主割当増資である。

IGO 社は今回の増資により今後の成長に向けて柔軟な資金供給が出来るとしており、具体的には 現在開発中の Nova-Bollinger ニッケル-銅プロジェクトに 1 億 5,000 万 A$を支出することとして いる。IGO 社は 2015 年に同プロジェクトを実施していた Sirius resources 社を 18 億 A$で買収し た。同プロジェクトは 93%まで完成し 2016 年末の生産開始が予定されている。この他、IGO 社で は、増資により得られる資金のうち、5,500 万 A$を Sirius 社買収に係る印紙税等の支払いに充て るほか、Tropicana 金鉱山や Jaguar 亜鉛-銅-銀鉱山の拡張にも充てる予定である。 7 月 28 日付けの地元紙によれば、数週間前にフィリピンが同国内のニッケル鉱山による環境汚染 に対し厳重な取締りを行うこととしたため、ニッケルの供給減の懸念が生じ、ニッケル価格が上昇、 IGO 社の株価も約 75%上昇した。IGO はこの状況を素早く捉えて増資を図ったとみられる。なお、2014 年のインドネシアのニッケル禁輸措置の際にも、ニッケルの価格は 50%押し上げられたが、中国経 済の減速により価格は戻り、2015 年末まで低価格のままとなっていた。 (2016 年 8 月 2 日 シドニー 山下宜範) 豪:Millennium 社、既存鉱床の下部に高品位の金鉱体、マインライフの大幅延長を目指す 2016 年 7 月 29 日付け地元紙によれば、Millennium Minerals 社は、WA 州の Pilbara に位置する Nullagine 鉱山からの金の生産を年間 80,000oz(2.49t)としてフリーキャッシュフローを増加さ せると共に、2016 年から 1,000 万 A$を支出して探鉱プログラムを実施することとしている。

当初は深度 50m の酸化鉱体を狙った探鉱により 2016 年末までにマインライフを少なくとも 5 年 間延長させることとしていた。この探鉱は成功したが、その後、同社は更に深部の可能性について 調査をしていた。7 月 28 日の Millennium 社の発表によれば、Nullagine 鉱山の Bartons 鉱床の下 部のボーリングにおいて、金を含む鉱体を確認し、金の品位は 4m 幅で 5.1g/t、7m 幅で 12.06g/t 等 の結果が得られた。同社は、これは高品位の鉱体の伸びを示すものであり、マインライフを大幅に 延長させることが出来るとしている。

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インドネシア:内閣改造に伴い、エネルギー鉱物資源大臣が交代

2016 年 7 月 27 日付地元メディアによると、ジョコ・ウィドド大統領の第 2 次内閣改造に伴い、 エネルギー鉱物資源省 Sudirman Said 大臣がその任を離れることとなった。後任として、Archandra Tahar 氏がエネルギー鉱物資源大臣に任命された。

Archandra 氏はバンドン工科大学を卒業後、PT Pertamina Hulu Energi でコンサルタントとして 従事していた。同氏はまた、ヒューストンを本拠とする石油エンジニアリング会社の社長を務めて おり、流体力学及び海上開発の分野で 14 年以上の経験を有している。また、マセラ LNG プロジェ クトにかかわるジョコ・ウィドド大統領のアドバイザーを務めていた。 (2016 年 8 月 1 日 ジャカルタ 山本耕次) インドネシア:新大臣は Freeport に法的安定性を与える予定 2016 年 7 月 30 日付地元メディアによると、エネルギー鉱物資源省の Archandra Tahar 大臣は、 PT Freeport Indonesia(PTFI)に対し法的安定性を与える方針であるという。Tahar 大臣は、既存 の法及び規則に従い、インドネシア国内の投資家が事業を継続することを保障できるよう試みる。 同大臣から詳細についての説明は得られなかった。

PTFI はパプア島における Grasberg 鉱山の坑内掘り開発に 15~16bUS$の投資を計画しており、同 社は 2021 年に期限切れを迎える鉱業事業契約の早期延長を模索している。現在の鉱業法及び関連 規則では、同社は国内製錬所を建設する必要があり、また、契約延長は期限の 2 年前からと決めら れている。 (2016 年 8 月 1 日 ジャカルタ 山本耕次) フィリピン:環境天然資源省、鉱業投資の減少をいとわない方針 2016 年 7 月 31 日付地元メディアによると、フィリピン環境天然資源省(DENR)は、直接の金銭 投資がフィリピンの人民にとって利益をもたらさないとして、鉱業分野への 30bUS$に相当する投 資の一部が減少することに異存はないと述べた。

DENR の Gina Lopez 大臣は、鉱業投資が国家に利益をもたらさないのであれば、もし次の 10 年に 期待されていた投資が全く行われないとしても、政府としては意に介していないと述べた。Lopez 大臣は取材に対し、「これらの投資では、我々は最小の利益しか得ていない。利益の 82%は鉱山会 社に入り、残り 18%は政府と地方のコミュニティの取り分となっている。投資は労働者には向けら れていない」と述べた。 Lopez 大臣は以前、同氏の任期中には、同国最大の銅鉱山プロジェクトとなる Tampakan プロジェ クトについて、これを認可するつもりはないと発言していた。また、同氏は鉱業活動に反対してい るのではなく、現在の鉱山操業が多くの災難を引き起こしているのだ、と指摘した。 一方、同省鉱山地球科学局の Leo Jasareno 局長は、このような状況が必ずしも投資状況を減退 させるものではないとしており、現在実施されている監査は長期的な利益になるであろうと考えて いると述べた。 (2016 年 8 月 1 日 ジャカルタ 山本耕次) フィリピン:Deterte 大統領、鉱山地球科学局の新長官を任命 2016 年 8 月 2 日付地元メディアによると、Duterte 大統領は 2016 年 7 月 26 日、大統領命令 2016

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年第 2 号に署名し、Leo L. Jasareno 前鉱山地球科学局(MGB)長官の後任として、Mario Luis J. Jacinto 氏を新長官に任命した。長官の交代は、MGB のホームページにおいても告知されている。 Jacinto 氏はまた、同大統領命令において、環境管理局(EMB)の組織及び事業にかかわる許認可及 び監督の権限を与えられることとなった。

Jacinto 氏は、1977 年に Philippines 大学地質学部を卒業し、MGB 及び EMB にかかわる許認可、 人事管理の側面で、環境天然資源大臣を補佐する任に当たっていた。 Jasareno 氏の進退については明らかにされていないが、Lopez 大臣は同氏を引き続き同省上級次 官として重用しつづける意向。 (2016 年 8 月 2 日 ジャカルタ 山本耕次) おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情 報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動 の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引 用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

参照

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