平成２９年度
第３回景観審議会・自然環境保全審議会
議事録
日 時 平成３０年１月１６日（火） １０：００ ～ １２：１０ 場 所 役場４階委員会室
【１】開 会
●審議委員の出席者は７名であり、過半数を満たしているため、本会議は成立となる。 ●出席者
審議委員：古村氏、京屋氏、成田氏、菊地氏、喜多氏、片山氏 特別委員：上田氏
説 明 員：北海道電力株式会社旭川統括電力センター平石氏ほか 3 名 事 務 局：今瀧課長、三浦係長、松岡主任 ※ 計１４名
【２】挨 拶 古村会長
【３】議 案
１）景観条例に基づく開発行為等協議案件について
①特別高圧送電線支持物建替工事について（資料１）※北電が事業説明・質疑応答 現在東川町から美瑛町、上富良野町を結んで電力供給を行っている建設済みの送電 線路（美瑛線・上富良野線）について、農機具等の接触による感電事故防止・農耕 可能面積の確保（一部については地権者から要請も出ている）のための建て替えを 平成 30 年度～平成 35 年度にかけて計画している。
建設済みのパンザーマスト（12ｍ程度）を鉄塔（34. 2ｍ）、鉄柱（25. 2ｍ）に建 て替えることで、パンザーマストよりも設置個所数を減らし、高さを出すことによ り安全確保・耕作可能面積の拡大を図る。
【委員からの意見】
・現状のパンザーマストのデメリットについて、もう少し詳細に教えていただきた い。
⇒（北電回答）電力供給上問題はないが、電柱より少し高い程度のものであり高 さが取れない。また、パンザーマスト自体には支持力がないため、同時に支 線・支柱も必要となるため設置に伴う耕作への影響が大きい。送電線路の維持 のためには土地所有者の協力不可欠であり、接触のリスクや耕作への悪影響な ど本人にかかる負担をできる限り小さくしたい。
・現在のルートの変更はできるのか。
⇒（北電回答）すでに建て替え済みの部分もあり、事業者としてコストの問題も あるため大幅なルートの変更は不可能。基本的にルートは変えられない。 →（委員）大幅な変更といかないまでも、２～３カ所の設置個所を変えるだけで
景観上良好な結果となることも考えられるので、場合によっては検討いただき たい。
・景観を生業にしている人（宿泊業・写真家など）にも説明が必要なのではないか。 ⇒（北電回答）基本的に地域（行政区）に対し事前説明を行っているので、説明
をする予定はない。景観への負担を最小限にしたいとは考えているが、実際に 建設地で営農を行っている人を一番大事にしたいという気持ちがある。
【審議の結果】
・今回の開発については、本数の削減等によるメリットについて理解はするが、付 近のビュースポットから見た建設イメージを提出いただくなど、景観への影響をよ り詳細に検討する必要があるため、建て替え後のイメージをつけられる資料を作成 いただき、詳細に検討を行いたい。
②携帯電話基地局の建設について（資料２）
大村地区での電波状況改善のためのＫＤＤＩの基地局建設。景観に配慮し、なるべ く目立たない位置で、コンクリート柱（茶色）とし、高さも最低限度としている。
【委員からの意見】
・高さも電柱程度（10ｍ）であり、近くの道路を走らなければ気づかない位置なの で、景観上は問題ないと思われる。
・色については、冬期や周辺の環境を考えるとコンクリート色のままでよいのでは。
【審議の結果】
・開発行為に問題はないと思われる。
２）美瑛町内の景観改善の取り組みについて
前年度より作成、お知らせしている美瑛町内の景観改善の取り組みについての進捗状 況、30 年度以降の予定について報告。
【委員からの意見】
・去年から設置されている自転車用の注意喚起看板（減速指示等）のポールが看板 取り付け位置に対して長く、不格好な状況である。
・スノーポールの取り換えについて、近年破損し難い材質のものもできていると聞 く。そういった検討も必要では。
・冬季はセブンスターの木の駐車場の除雪が入っていないため、道路上に車が連な って停まっている状況にある。
・同様に、クリスマスツリーの木周辺はバスが連なって停車している状況にある。
⇒状況について承知した。情報を共有し、すぐに対応が可能なものについては対応し、 今後の検討が必要な個所については適宜対応を行っていく。
平成２９年度
第３回景観審議会・自然環境保全審議会議案
日 時
平成３０年１月１６日（火）
午前１０時００分～
場 所
役場４階委員会室
１
開
会
２
あいさつ
３
議
案
（１）景観条例に基づく開発行為等協議案件について ①特別高圧送電線支持物建替工事について【資料１】 申 請 者：北海道電力株式会社
②携帯電話基地局の新設について【資料２】 申 請 者：K D D I 株式会社
（２）美瑛町内の景観改善の取り組みについて【資料３】
（３）その他
景観改善の対応が必要な箇所
資料３
NO. 名称 H28の状況 H29の状況 場所 今後の対応
1
クリスマス ツリーの木 周辺電柱
電柱が写真に写りこむため、農地へ の進入が絶えない。
変更なし
美馬牛
要検討
※反対側移設による影響 の考慮や費用面など検討 事項があるため、継続検 討。
2
旧美田保 育所付近 ガードパイ プ
除雪等で破損したガードパイプがそ のままになっている。
H29では未実施
美田第２
年次計画で撤去予定。
3
拓真館付 近ガードパ イプ
過去に行った塗装が落ちてきている。 再塗装実施。
新星
今後も塗装の落ち具合に 応じて対応
4
町内各所 の案内看 板
案内看板の文字が消えている
H29では未実施 町内各所
道路維持作業等に併せて 撤去対応予定。
5
美瑛小プー ル付近 ガードレー ル
破損している
H29では未実施
西町
修繕実施予定。
6 水管橋
塗装がはがれている
H29では未実施
美沢～水沢間
NO. 名称 H28の状況 H29の状況 場所 今後の対応
7
大村旧町 道
廃止路線前のバリケード
バリケード撤去 大村
今後道路改良の計画が出 てくる可能性があるため、 廃道の処理については継 続検討。
バリケードについては、29 年度撤去済み。
8
西大通り周 辺街路樹
剪定により街路樹の状態が悪い。
一旦伐採（H29は花植え実施） 北町～大町
復旧は難しいため伐採。 美瑛町街路樹等景観整備 計画に基づき、H30で植樹 を実施予定。
9
水沢ダム周 辺
ダムの案内看板に書いてある水芭蕉 が見えずらいため、時期になった時の 下草刈りが必要
都度対応
水沢（ダム周辺散策路など）
定期的な管理の実施。看 板の設置は水沢環境保全 組合で行っている。
10青い池周辺
護岸部分に生えているイタドリ等の処 理が一定の時期に必要。
都度対応
白金（青い池周辺）
定期的な管理の実施。
11
美馬牛第２ 会館
使用している形跡なし 廃屋化している
H29では未実施
美馬牛第２（国道237号線沿い）
所有者不明。行政区長等 と協議が必要。 空き家対策と併せて対応 が必要。
12
北瑛第３会 館
使用している形跡なし 廃屋化している
H29では未実施
北瑛第３
NO. 名称 H28の状況 H29の状況 場所 今後の対応
13旭第６会館
使用している形跡なし 廃屋化している
H29では未実施
旭第６（道道452線沿い）
所有者不明。行政区長等 と協議が必要。 空き家対策と併せて対応 が必要。
14
町内各所 のバス停
老朽化による劣化が激しい。 塗り替え等の実施
町内各所
年次計画で建て替え実 施。
全182か所
（全体の1/3は撤去予定） H28 12箇所修繕 H29 98箇所修繕 H30 10か所程度修繕
15
町内各所 のスノー ポール
破損や劣化
年次対応 町内各所
年次計画で入れ替え実 施。
16
町内各所 の水道ポー ル
湾曲や劣化
年次対応 町内各所
年度ごとに建て替え。 （数が多いため年次計画 はなし。予算の範囲で実 施。）
Ｈ29は80本程度入れ替え 予定。2～3月に発注。
17
町内各所 ゴミステー ション
老朽化による劣化・地域差が大きい
場所によっては塗装に原色使用 H29修繕箇所の一例
町内各所
町内会所有のため町での 実施は不可。
助成を行っているため、積 極的に活用していただき、 その際には色彩など注意 していただいている。
※H28実績
新規設置1基、改修22基 H29実績
新規設置2基、改修21基
18
町内各所 の看板
劣化
年次対応
西大通（町内各所）
NO. 名称 H28の状況 H29の状況 場所 今後の対応
19
町内の排 水溝の一 部
機能していない
年次対応
原野5線（町内各所）
汚水桝掘削が可能な場合 は実施しているが、場所に よって難しい場合もある。
20 町内の 交通安全 旗
破損・劣化している 随時交換
町内各所
都度交換をしているが、把 握しきれない状況にもある ので、発見した場合はお知 らせください。
21 町内の 一部看板
劣化している
H29では未実施
（左記の看板の位置）
年次で修繕対応
22
花人公園 内の樹木
枯れている？
現状維持
花人公園
