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雑誌名 同志社大学ワールドワイドビジネスレビュー

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Academic year: 2021

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国際シンポジウム「コーポレートガバナンス ― グ ローバルスタンダードの構築を目指して ―」

著者 早川 勝

雑誌名 同志社大学ワールドワイドビジネスレビュー

巻 6

号 1

ページ 58‑59

発行年 2005‑01‑31

権利 同志社大学ワールドワイドビジネス研究センター

URL http://doi.org/10.14988/re.2017.0000015880

(2)

〈報 告〉

国際シンポジウム「コーポレートガバナンス

−グローバルスタンダードの構築を目指して−」

早 川 勝

(法科大学院教授)

ワールドワイドビジネス研究センターの人的な補助を受けた,国際シンポジウム「コーポレ ートガバナンス−グローバルスタンダードの構築を目指して−」(同志社大学日本会社法セン ター主催,日本監査役協会協賛)は,多数の専門家の参加の下に2003年11月7日に開催され た。当日の報告およびディスカッションの状況は,ワールドワイドビジネス研究センターによ って記録されているので,その模様はビデオなどによって再現できるが,海外からの報告者の 報告原稿を本レビュー誌に掲載して,より容易に重要な会社法のテーマに対する議論の状況を 紹介し公表することとした。

コーポレートガバナンスという言葉はわが国ですでに十分に定着しているが,最近の西部鉄 道の問題,駿河屋(東証・大証二部上場)の架空増資事件,ITベンチャー・メディア・リン クス(大証・ヘラクレス上場)の巨額粉飾疑惑などの事例は,コーポレートガバナンスの内容 の実質化が今後の重要課題であることを物語っている。しかし,このような不祥事は単にわが 国特有の問題ではなく,グローバル経済の下における先進諸国に共通の問題であるといえよ う。

以下では,まず,本国際シンポジウムの意義について,センター長である森田章法学部教授 の開会の挨拶の一部を引用し,次に,盛会裏に終了できた当日のプログラムを掲げ,さらに興 味深い二つの報告を当日の報告調を維持しながら掲載する。なお,すでに別の機会に公表され ている報告についてはここには掲載されていない。さらに,ドラルト教授の報告は,校正など の手違いから,次年度にまわすことになった。

「公開会社のコーポレートガバナンスのあり方は,経済活動ことに資本市場のグローバル化 にともない,これまでの国内の法基準等による規制だけでは済まされず,グローバルな基準を 適用する傾向にあるようです。そのモデルとしてアメリカの展開が脚光を浴びていますが,ヨ ーロッパにおいては,EUにおける会社法の統一的基準が模索されており,それとの関連でコ ーポレートガバナンスのグローバルな基準がどのようなものになるかについて大いに議論がな されてきたと思われます。また,日本は,最初は,ドイツの監査役制度が導入した後にアメリ カ式の取締役会制度を導入したので,世界的には独自性の強い制度になっています。日本とEU におけるコーポレートガバナンスの議論は,アメリカのそれと必ずしも一致しないことがあ

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り,グルーバル・スタンダードの基本哲学がいかにあるべきかさえが問われています。換言す ると,各国の会社法は,それぞれの文化的特徴をどの程度まで保持し続けることができるか課 題となります。」

「コーポレートガバナンス−グローバルスタンダードの構築を目指して−」2003年11月7 日 シンポジウムプログラム

第蠢部 コーポレートガバナンスの基本的問題 司会:龍田 節(同志社大学教授)

龍田 節(同志社大学教授)

Prof. Dr. Dr. Klaus J. Hopt(Max-Planck-Institut, Universität Hamburg)

Prof. Dr. Jean Nicolas Druey(Universität St. Gallen)

第蠡部 取締役の責任(内部統制,コンプライアンスなど)

司会:早川 勝(同志社大学教授)

江頭憲治郎(東京大学)

o. Univ. Prof. Dr. Peter Doralt(Wirtschaftsuniversität Wien)

第蠱部 取締役の民意責任と株主代表訴訟 司会:早川 勝(同志社大学教授)

神田秀樹(東京大学教授)

Prof. Brian Cheffins(Trinity Hall, University of Cambridge)

第蠶部 日本の監査役制度

司会:山下友信(東京大学)

吉井 毅(社団法人日本監査役協会会長,新日本製鐵(株)常任監査役)

早川:国際シンポジウム

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参照

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