• 検索結果がありません。

利用者 のニーズに応 え る養護学校 の教育相談

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "利用者 のニーズに応 え る養護学校 の教育相談"

Copied!
7
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

利用者 のニーズに応 え る養護学校 の教育相談

相 川 勝 代 *・田中 昭二 **・谷 口 恒 男 **

小 島 道生 *・平 田 勝政 事

Ed uc a t i o na lCo ns u l t a t i o nf o rPa r e nt sa ndChi l d r e na tSpe c i a lSc ho o I

KatsuyoAIKAWA,ShoujiTANAKA,TsuneoTANIGUCHI MichioKOJIMA,andKatsumasaHIRATA

Ⅰ.

は じめに

特別 な教育的支援の必要 な子 どもとその保護者等 に対 して,早期か ら生涯 にわた って一 貫 した相談支援の必要性がある 近年,養護学校 において もそれぞれの学校で教育相談 に 取 り組 み,地域での相談支援の システムづ くりが進 め られている

長崎大学教育学部附属養護学校では,平成9年2月の 「特殊教育の改善 ・充実 について (第1次報告)」を受 けて,平成9年4月か ら,幼児並 びに児童生徒 とその保護者及び療育 ・ 教育関係者を対象 に した教育相談事業 を開始 した。 さ らに,平成

1 0

年度 よ り,継続的な親 子の参加 を原則 とした 「教育相談室」を開設 し運用 している

さて,平成13年1月に出された 「21世紀 の特殊教育の在 り方 について (最終報告)」は, 教育,福祉,医療,労働等が一体 とな って,乳幼児期か ら学校卒業 まで,障害のある子 ど

も及 び保護者等 に対す る相談及 び支援 を行 う体制 を整備 し,盲 ・ろう ・養護学校 は,その 専門性や施設 ・設備を生か し,地域の関係諸機関 と連携 し,特殊教育の相談 セ ンターとし ての役割 を果 たす ことの重要性を提言 している また,平成14年12月 には 「新障害者基本 計画」及 び 「重点施策実施5カ年計画」が制定 され,教育 ・育成の分野では,地域 におけ る一貫 して効果的な相談体制の整備や盲 ・ろう ・養護学校が地域のセ ンター的役割 を果た す ことなど基本的方向を定めている 平成15年3月 には 「今後の特別支援教育の在 り方 に ついて (最終報告)」が出され特殊教育か ら特別支援教育への転換が示 された。

現在,特別支援教育への転換が進展 しているが,本研究 は,本校で行 って きた従来か ら の教育相談 システムについての見直 しを し,地域 と利用者のニーズに応え ることがで きる 教育相談 システムの在 り方 について検討す る。

Ⅱ.本校 における教育相談活動

本校では,図1に示すプ ロセスに基づいて 「教育相談」 と 「教育相談室」 という二っの 形態で教育相談活動 を実施 している (田中

,2 0 0 4 )

1.教育相談

(1)相談 日程 :随時

*長崎大学教育学部 日 長崎大学教育学部附属養護学校

(2)

18 長崎大学教育学部紀要一教育科学一 第70

附 属 養 護 学 校

①教育相故,教育相談室参加の希望受理

②インテークシー トによる主訴の把握

③1回目の相談活動の実施

長 崎 大 学

○教育学部教員

(発達心理,障害児教育)

○附属教育実践総合セン ターカウンセラー

○学生スタッフ

○医学部・歯学部

④相談の継続

○啓発活動

○教育相談

○コーディネー ト

・療育機関

・教育機関

・医療機関

・福祉機関 など

(9終結 ・アフターフォE3一 国 1 本校 にお ける教育相談活動 のプ ロセス

(2)相談対象 :幼児及 び児童生徒 の保護者,保育,教育,療育関係者等

(3)相談 内容 :養育 や学習 に関す る問題,生活一般 に関す る問題等。相談 時間約60分。

(4)相談体制 :地域支援部門主任が総括 し,相談対象者 の発達段階や相談 内容 に応 じて, 教頭,部主事 と連携 し,相談担 当者 を決 め,相談 に当た る。

2.教育相談 室

(1)相談 日程 :原則 と して,過 1回,曜 日を決 めて運用 し,平成16年度 は年間25回実施 した。開設時間 は午後 3時か ら午 後5時 までの2時間であ る 夏期休業中 には,8月 初 めの週 の月曜 日か ら金曜 日まで連続5日間の 「教育相談週 間」 を設定 し, この期間 中に,保護者 を対象 に,地域 の療 育 の専 門家や障害 のあ る子 ど もを もっ保護者等 を講 師 と して招 き,「子育て学習会」 を実施 してい る

(2)相談対象 :発達 に問題 のある幼 児及 び児童 とその保護者並 びに地域 の療育 ・教育関 係者等

(3)活動 内容 :(彰子 ど もの活動 (親 子遊 び, 自由遊 び),②実態把握 の ための発達診断 及 び評価,③保護者 や療育 ・教育 関係者 への養育等 にかかわ る相談。

(4)相談体制 :本校教育支援部地域 支援部 門の教員5名,小学部 ・中学部 ・高等部 の主 事,長崎大学教育学部障害児教育 コース学生 ス タ ッフか ら構成 されて いる 相談活動 は,地域支援部門主任が総括 し,①子 ど もの活動 の支援 は,地域支援部門教員のスー

ーバ イズの もと,学生 ス タ ッフが行 い,② 発達診 断及 び評価,③養育等 にかかわ る 相談 は原則 と して,地域支援部門主任 が当た る

Ⅲ.「教育相談」 の実態

1

.

教育相談」 の利用者

教育相談 の利用者 は,平成

9

年度

8

人,

1 0

年度

1 0

人,

1

1年度

3 1

,1 2

年度

2 2

人,

1 3

(3)

度24人,14年度34人,15年度31人,16年度17人,総計177人であ った。

利用者177人の内訳 は,小学生の保護者63人 (35.6%),小学校の教員38人 (21.5%), 就学前幼児の保護者 (3歳未満児1人 を含む)33人 (19.2%), 中学生 の保護者10人 (5.6%),その他幼稚園 ・保育所,療育機関,福祉施設,福祉行政等の職員,高校教員, 教育学部附属教育実践総合セ ンター臨床心理士か らの相談 に応 じた。

2.

利用者の来談時の主訴 と障害種別

平成16年度の 「教育相談」利用者17人の来談時の主訴 は,幼稚園や小学校での対応6 人 (35.3%),就学 ・進学5人 (29.4%),家庭での養育4人 (23.5%),他 に発達診断, アスベルガー障害に対す る学校や保護者への理解が各1人であった0

平成16年度の 「教育相談」利用者17人の障害種別 は,知的障害, 自閉性障害, ダウン 症各3人,他に注意欠陥/多動性障害, アスベルガー障害,聴覚障害の疑 いが各1人, 診断を受 けていない者4人であった。

Ⅳ.「教育相談室」の実態

1

.

「教育相談室」の利用者

「教育相談室」利用者の実数 は,平成10年度12人,11年度17人,12年度9人,13年度 6人,14年度22人,15年度18人,16年度30人,総計114人であった。

利用者114人の年齢区分 は,年少幼児9人 (7.9%),年中幼児28人 (24.6%),年長幼 児41人 (36.0%),小学校低学年20人 (17.5%),小学校高学年11人 (9.6%)で,その他 に中学生3人,3歳未満の幼児1人であ った。

平成16年度 の 「教育相談室」利用者 は実人数30人 その内訳 は,幼児11人 (36.7%), 小学生16人 (53.3%), 中学生3人 (10.0%)であ った。延べ人数 にす ると,幼児56件 (37,8%),小学生83件 (56.1%),中学生9件 (6.1%)の計148件で,実人数及び延べ人 数 ともに小学生が過半数を占めていた。

利用者数 は実人数及び延べ人数 ともに,年度 によって増減がみ られた。「教育相談室」

を開設 した時,利用対象を就学前の幼児 としていたため,開設年度か ら平成13年度 まで は,利用者 はすべて就学前の幼児であ った。 しか し,利用者が就学 し,小学生 となり, 保護者か らの継続参加の要望が出てきたため,平成14年度 より,利用対象を小 ・中学生 も含めることに した。そのため,小学生が増加 し,中学生の参加 もみ られ るようになっ てきた。

2.

利用者の来談時の主訴 と障害種別

平成16年度の 「教育相談室」利用者 の来談時の主訴 は,就学 ・進学9人 (30.0%), 家庭 での養育8人 (26.7%),行動障害 (多動,音への過敏,集団参加, こだわ り,性 器い じり)5人 (16.7%),学校生活 にかかわること5人 (16.7%),思春期への対応2 人 (6.7%),広汎性発達障害幼児への関係職員の理解1人 (3.3%)であった。

また,平成16年度の 「教育相談室」利用者の障害種別 は,広汎性発達障害 (自閉性障 害, アスベルガー障害)15人 (50.0%), ダウン症5人 (16.7%),知的障害4人 (13.3

%),注意欠陥/多動性障害2人 (6.7%), 甲状腺障害1人 (3.3%),診断を受 けてい ない者3人 (10.0%)であった。

(4)

20 長崎大学教育学部紀要一教育科学一 第70

Ⅴ.

教育相談室」利用者のニーズ把握 のためのアンケー ト調査 1.調査 日的

「教育相談室」 に参加 して いる保護者が相談室活動 を どの よ うに評価 し, どのよ うな 支援 を希望 しているのかを把握す る。

2.

調査対象 と調査方法

調査 は,平成17年2月 に,郵送調査法 によ り実施 した。

調査対象 は,平成16年度 「教育相談室」利用者の うち平成17年度 も継続 して参加 を希 望 した保護者17名で,13名 よ り回答 が得 られた (回収率76.4%)。

3.調査内容

(1

)

教育相談室」 を利用 してよか った こと (自由回答)0 (2)「教育相談室」 における子 どもへの支援 の希望 (複数選択)。

選択項 目は,① コ ミュニケー シ ョン ・社会性 にかかわ る集団遊 び,② 自由遊 び,③ 運動面 にかかわ ること,④個別の学習支援,⑤発達 の評価。

(3)保護者への支援 の希望 (複数選択)0

選択項 目は,①就学や進学 にかかわ る情報提供,②療育機関 にかかわ る情報提供,

③障害等 に応 じた異体的な助言,④研修会 ・学習会の実施,⑤保護者同士の情報交換。

(4)本校への要望,学習会への要望 (自由回答)0 4.結果 と考察

(1

)

「教育相談室」 を利用 してよか った こと

自由記述 の内容 を整理 す ると, 「教育相談室」 を利用 して よか った ことは,①本人 への支援,②保護者への支援,③ きょうだいへの支援 の三 つ に分 け られ る (表 1)0 本人への支援 と して は, 障害 のあ る子 どもたちに とって は, 「教育相談室」への参加 は, 「思 い きり遊 べ」,「楽 しい場」 とな って いた。保護者 への支援 と して最 も多か っ

表1 相談室を利用 してよか った こと

支 援 内 容 利用 してよかつたこと

本人への支援 ・思い切 り遊ばせて もらえ,子 どもにとって楽 しい場に なっていること (7)

・家族以外の人たちと安心 して過 ごせたこと (1)

・夏休みも遊ぶ時間をつ くってもらえること (1)

・子どもの勉強をみてもらえること (1)

保護者‑の支援 養育への適切な助言 ・適切な助言が受けられたこと (9)

情報提供 ・有意義な講座や本,情報 (ること(3) 就学や進路など)を得 られ

・勉強会があること (1)

心理的援助 ・相談をすることで気持ちが安 らぐこと・悩みを話せる場をもてたこと (3) (7)

・相談 しやすいこと (2)

・保護者同士の情報交換の場ができること (2)

(5)

た ことは, 「適切 な助言 が受 け られ る」 とい う養育 支援 であ り, 次 に 「相談 す る こと で気持 ちが安 らぐ」 とい う心理的支援であ った。他 に 「教育相談室」 は,保護者 にとっ て情報交換 の場 と しての機能 を果 た して いた。 また,障害 のあ る子 どもの き ょうだ い に とって も 「楽 しめ る場」 とな って いた。

(2)「教育相談室」 にお ける子 ど もへの支援 の希望

子 ど もへ の支援 の希望 と して, もっと も多か ったの は 「コ ミュニケー シ ョン ・社会 性 にかかわ る集団遊 び

」1 2

( 9 2 . 3 %)

であ った。 また, その他 の項 目につ いて は,

「発達 の評価」

7

( 5 3 . 8 %)

,「自由遊 び」 と 「個別 の学習 支援」

6

( 4 6 . 1 %)

,運 動面 にかかわ ること

5

( 3 8 . 5 %)

であ った。

現在, 「教育相談室」 で行 ってい るの は,親子遊 び と自由遊 びであ るが,保護者 は

「コ ミュニケー シ ョン ・社会性 にかかわ る集 団遊 び」 を多 く希望 して いた。 また,刺 用者 の約半数 が,発達 の評価や個別 の学習支援 を希望 して いた。

(3)保護者 ‑ の支援 の希望

保護者 へ の支援 の希望 と して は, もっとも多か ったの は 「就学 や進学 に関す る情報 提供

」1 3

( 1 0 0 . 0 %)

であ った。 また, その他 の項 目につ いて は, 「障害 に応 じた具 体 的 な助言

」1 0

( 7 6 . 9 %)

,「保護者 同士 の情報交換」

9

( 6 9 . 2 %)

, 「研修会 ・学 習会 の実施

」 8

( 6 1 . 5 %)

,「療育機 関 にかかわ る情報提供

」 7

( 5 3 . 8 %)

で あ っ た。

保護者 に とって,本校 の 「教育相談室」 へ の参加 の第一 の 目的 は,本校‑ の就学 あ るいは進学 を含 め,「就学 や進学 に関す る情報提供」 で あ った。 また,「障害 に応 じた 具体的 な助言」 や 「研修会 ・学習会 の実施」 の希望 も多 か った。

(4)本校 への要望,学習会への要望

本校 への要望 と して は,

6

人の 自由回答 があ った。 内容 と して は,療育訓練 的 な活 動,軽度発達障害 の 自己認知 のための親子 への心理 的支援,子 ど もの興味 に応 じたパ ソコ ン指導 な どで あ った。 また,発達段階 に応 じて,小学部 ・中学部 ・高等部 の教員 に個別 の教育相談 を受 けたいとい う要望 がみ られ た。

学習会へ の要望 と して は,8人 の 自由回答が あ った。学習会 の講 師 と して,本校 の 卒業生 や在校生 の保護者 の体験談 や,障害が あ るに もかかわ らず質 の高 い生活 を送 っ て い る本人 や保護者 の話 を聞 きたい とい う要望 がみ られ た。 また,研修会 の内容 と し て,思春期 の子 ど もへの性教育 に関す ることが要望 されて いた。

Ⅵ.考察

1.利 用者 のニーズに応 える教育相談

親子 の継続参加 を原則 と している 「教育相談室」利用者 のニーズ調査の結果 をみ ると, 参加 して いる親子 の満足度 は高か ったが,一方,子 ど もへ の支援 と して希望 して い るの

は, 「コ ミュニケー シ ョン ・社会性 にかかわ る集団遊 び

」( 9 2 . 3 %)

であ り,現在行 って いる 「親子遊 び」 や 「自由遊 び」 の見直 しを し,活動 プ ログラムの開発 を行 って い く必 要が あ る。橋本 ら

( 2 0 0 0 )

は,知的障害養護学校幼稚部 での早期教育相談 と して

3

歳児 2名 に対 して,① 月1回程度 の幼稚部授業 へ の体験学習,②親子 の個別面談指導,③親 の グループカウ ンセ リングを実施 したところ,発達年齢,集団適応,言語 ・コ ミュニケ‑

(6)

22 長崎大学教育学部紀要 一 教育科学 ‑ 70

ションの上昇 を認 め,

3

つの相談指導の形態が相互 に補完 しあい,対象児の発達変容 と 親への育児支援 に有効であ ったと報告 している 本ニ‑ズ調査では,保護者‑の支援 と

して,「障害に応 じた具体的な助言」,「保護者同士の情報交換」の希望が多か った。 ニ ズ調査の結果を参考 に,現状の相談室の活動 プログラムや保護者への支援 の内容を見直

し,全体 を システム化 してい くための検討が課題である

保護者への支援 の要望では,利用者全員が 「就学や進学 に関す る情報提供」を希望 し ていた。子 どもの成長 ・発達 に大 きく影響を与えてい く学校教育の場の選択 と決定 は, 保護者 にとって も,関係者 にとって も重要 な課題である 利用者一人一人に適正 な就学 や進学 のための相談支援を行 うためには,相談室活動 を通 して行動観察,発達検査 にも とづ くアセスメ ン ト等が必要である さらに地域 の小 ・中学校や盲 ・ろう ・養護学校 に 関す る情報 とネ ッ トワークの構築が必要 とな って くる。

利用者 は本校の教育相談 に何 を求 めているのか,利用者 のニーズに応える教育相談を 構築 してい く必要性を痛感す る

2.

相談活動を充実 させる学生 スタッフと大学教員の専門性

「教育相談室」 スタッフと して,教育学部障害児教育 コースの学生が参加 しているが, 本校 は,附属学校 として,学生 に臨床経験の場を提供す ることによ り,将来の人材育成 を行 うという使命が求め られている。今後 は, ケース検討会等 を通 して,大学教員や本 校地域支援部門の教員が学生 にス‑パ ーバイズを行 うとともに,集団活動のプログラム の計画など,学生が主体的に 「教育相談室」の活動 に参加 していけるよ うな連携のスタ イルを考えてい くことも検討 してみたい。

また,附属学校 としての特性を生か した大学教員 との連携 を積極的に推進 してい くこ とは,相談活動の質を向上 させ,地域へのネ ッ トワークを広 げてい くことになる 木谷 ら (2002),松村 (2004)は,附属養護学校の教育相談 の システム化やセ ンター的機能 と して,専門家 と しての大学教員のバ ックア ップ体制 の意義 と, その専門家が もつネ ッ

トワークの活用 と構築 について提言 している。

3.地域 における一貫 した相談支援体制 とネ ッ トワーク構築

相談活動 には,子 どもの発達 に合わせた一貫性,継続性 と関連諸機関 との連携が求め られ る 後上 (2004)は,相談活動 は点 の相談ではな く,線 の相談 とな り,そ して様々 な分野 ・領域か らの支援を同時に受 けられ る面 の相談 とな ってい くのが,あるべ き姿で あろ うと述べている

一貫性 と継続性 のある相談支援活動 を行 ってい くためには,地域 の関係機関 とのネッ トワークを有効 に機能 させなが ら,関係機関の役割分担 を明確 にす る必要がある その 上で,学齢期の教育機関である本校が, どのような役割 を引 き受 けることができるのか, 本校のセ ンター的機能を果た してい く上で,具体的な方策 を検討 していきた

付 記

本稿 は,平成16年度長崎大学高度化推進経費研究 プロジェク ト 「地域 ネ ッ トワークを生 か した相談 システム構築の試み」 (研究代表者 :相川勝代)の中の研究成果の一部である。

(7)

謝 辞

稿 を終 わ るにあた って,調査 に ご協力 いただ いた保護者 の方 々に感謝 の意 を表 します。

文 献

木 谷秀 勝 ・垂 田一郎 ・小 田耕一 ・空井和 子 ・戸 崎加 寿雄 ・福 田隆寅 ・横 山省三 (2002):

附属 養護学校 にお け る教育相談 システムの開発.学部 ・附属教育実践研究紀要 (山 口大 学教 育学部 附属教育実践総合 セ ンター),2,161‑172

橋本創一 ・喜 多尾 哲 ・菅野 敦 ・伊藤良子 ・林 安紀子 ・池 田一成 ・大友 潔 ・奥住秀 之 (2000):知 的障害養護学校 幼稚部 にお け る早 期 教 育相談 に関す る研究 一相談 指 導 の 形態 と子 ど もの変容 によ る検討 ‑.特殊教 育学 研究,37(5),99‑110

松村多美恵 ・新井英靖 ・鈴木香代 ・平野 あ けみ ・榎本雅充 ・石川裕康 ・鏑木 治 (2004):

養護学校 のセ ンター的機能 に関す る研究. 茨城大学 教育実践研究,23,41‑56.

21世紀 の特殊教 育 の在 り方 に関 す る調 査研究 協 力者 会議 (2001):21世 紀 の特 殊教 育 の在 り方 につ いて (最終報告).平成13年 1月15日.

田中昭二 (2004):本校教 育相談 活動 の実 際 と今 後 の展 開 につ いて 一特 別 支援 教 育 にお け る地域 の セ ンター的機能 への発展 を考 え る‑.教 育実践総 合 セ ンタ‑紀要 (長 崎大学教 育学 部 附属教育実践総 合 セ ンター),3,99‑104.

特殊教 育 の改善 ・充実 につ いて関 す る調 査研 究 協 力者 会議 (1997):特 殊教 育 の改善 ・充 実 につ いて (第 1次報告),平成9年1月24日.

特 別支援教 育 の在 り方 に関す る調 査研 究協 力者 会議 (2003):今後 の特 別 支援教 育 の在 り 方 につ いて (最終報告),平成15年

3

月28日.

後上繊 夫 (2004):教育相談 にお け る最近 の動 向 と展望.特 別支援教 育,No.12,58‑61.

プ ロ ジ ェ ク トメ ンバ ー

相川勝代 (研究代表者 :附属養護学校校長 ・長崎大学教育学部),田中昭二 (附属養護学校 ・ 教育支援部地域支援部門主任),福井昭史 (長崎大学教育学部 ・附属教育実践総合センター長), 平田勝政 (長崎大学教育学部),小島道生 (長崎大学教育学部),宇都宮 ミユキ (長崎市中央保 育所),馬渡仁美 (長崎市障害福祉セ ンター),岩永竜一郎 (長崎大学医学部保健学科),十校 はるか (長崎大学医学部保健学科),内野成美 (長崎大学教育学部附属教育実践総合セ ンター), 谷口恒男 (附属養護学校,以下 は全て同 じ所属である),中里かをる,松下幸美,新納友二, 山田勝大,荒木都,藤田美穂子,亀田雅宏,青木真理

※長崎大学教育学部附属養護学校を 「附属養護学校」 とする。

※所属 ・職名は平成16年度当時の ものである。

参照

関連したドキュメント

「総合健康相談」 対象者の心身の健康に関する一般的事項について、総合的な指導・助言を行うことを主たる目的 とする相談をいう。

専攻の枠を越えて自由な教育と研究を行える よう,教官は自然科学研究科棟に居住して学

いしかわ医療的 ケア 児支援 センターで たいせつにしていること.

の 立病院との連携が必要で、 立病院のケース ー ーに訪問看護の を らせ、利用者の をしてもらえるよう 報活動をする。 の ・看護 ・ケア

では,訪問看護認定看護師が在宅ケアの推進・質の高い看護の実践に対して,どのような活動

こらないように今から対策をとっておきた い、マンションを借りているが家主が修繕

主任相談支援 専門員 として配置 相談支援専門員

通関業者全体の「窓口相談」に対する評価については、 「①相談までの待ち時間」を除く