リレーエッセイ
私
は
も
と
も
と
高
校
3
年
の
春
ま
で
は
医
者
に
な
ろ
う
と
は
思
っ
て
い
ま
せ
ん
で
し
た
。病
院
に
入
っ
た
時
の
あ
の独
特
の
消
毒︵
？
︶の
匂
い
が
嫌
で
嫌
で
た
ま
り
ま
せ
ん
で
し
た
。と
こ
ろ
が
、何
を
血
迷
っ
た
の
か
兄
が
医
学
部
に
運
良
く
受
か
り
医
学
生
に
な
る
の
を
見
て
、
急
に
医
学
部
が
身
近
な
も
の
に
思
え
、
そ
れ
ま
で
の
志
望
で
あ
っ
た
物
理
系
や
工
学
系
を
急
遽
変
更
し
、
立
派
な
医
者
に
な
る
な
ど
の
理
想
も
全
く
な
く
医
学
部
に
入
っ
て
し
ま
い
ま
し
た
。
特
に
学
部
の
3
年
、
4
年︵
5
年
生
、
6
年
生
︶
の
時
は
、
西
医
体
と
い
う
医
学
部
の
学
生
だ
け
の
大
会
で
メ
ダ
ル
を
何
と
か
と
り
た
い
と
、
バ
レ
ー
ボ
ー
ル
主
体
の
生
活
を
送
っ
て
お
り
、
友
人
に
は〝
日
体
大
の
岸
〟と
言
わ
れ
て
い
ま
し
た
。
ち
な
み
に
中
学
1
年
の
新
人
戦
の
時
か
ら
医
学
部
卒
業
ま
で
の
12年
間
エ
ー
ス
ア
タ
ッ
カ
ー
と
し
て
活
躍︵
？
︶、
特
に
中
学
3
年
の
時
は
岡
山
県
大
会
で
運
良
く
優
勝
し
、全
国
大
会
に
出
場
し
た︵
も
ち
ろ
ん
初
戦
敗
退
で
し
た
が
︶経
験
が
あ
り
、私
の
唯
一
の
自
慢
で
す
。そ
う
いう
訳
で
医
学
の
勉
強
は
試
験
に
通
れ
ば
良
い
と
い
う
ス
タ
ン
ス
で
、
国
家
試
験
も
最
低
ラ
イ
ン
で
の
合
格
を
目
標
に
何
と
か
パ
ス
し
て
き
ま
し
た
。
卒
業
後
泌
尿
器
科
を
選
ん
だ
の
も
、
バ
レ
ー
ボ
ー
ル
部
の
顧
問
を
代
々
泌
尿
器
科
の
教
授
が
担
当
し
て
お
り
、
入
部
し
て
以
来
、
将
来
は
泌
尿
器
科
に
入
局
す
る
よ
う
に
洗
脳
さ
れ
た
の
が
一
番
大
き
な
理
由
で
、
泌
尿
器
科
医
と
し
て
の
理
想
を
持
っ
て
い
る
わ
け
で
は
あ
り
ま
せ
ん
で
し
た
。
た
だ
、
手
術
だ
け
は
上
手
に
な
り
た
い
と
思
っ
て
い
ま
し
た
が
、
こ
れ
は
バ
レ
ー
ボ
ー
ル
を
や
る
以
上
、
上
手
に
な
り
た
い
と
思
う
の
と
基
本
的
に
同
じ
で
、
人
を
助
け
た
い
と
思
っ
て
い
る
わ
け
で
は
あ
り
ま
せ
ん
で
し
た
。こ
の
よ
う
に
卒
後
7
年
間
は
、
自
分
で
は
あ
る
程
度
一
生
懸
命
や
っ
て
は
い
る
け
れ
ど
も
、
上
か
ら
の
指
示
に
従
っ
て
研
修
医
と
し
て
あ
る
い
は
医
局
員
の
一
人
と
し
て
医
療
を
行
っ
て
い
る
と
い
う
状
態
だ
っ
た
と
思
い
ま
す
。
卒
後
8
年
目
に
大
学
か
ら
笠
岡
市
民
病
院
へ
転
勤
と
な
り
、
一
人
医
長
と
し
て
や
ら
な
く
て
は
い
け
な
く
な
り
ま
し
た
。
当
時
、
泌
尿
器
科
の
手
術
が
ど
ん
ど
ん
進
歩
し
、
結
石
の
治
療
も
手
術
の
時
代
か
ら
体
外
衝
撃
波
結
石
破
砕
や
内
視
鏡
手
術
へ
、
ま
た
腸
を
利
用
し
た
代
用
膀
胱
を
作
成
す
る
大
手
術
や
前
立
腺
癌
に
対
す
る
手
術
療
法
が
導
入
さ
れ
始
め
る
と
い
う
変
革
の
時
代
に
な
っ
て
い
ま
し
た
。こ
れ
ら
は
大
学
で
も
ほ
と
ん
ど
行
わ
れ
て
い
な
か
っ
た
こ
と
も
あ
り
、
独
学
で
必
死
に
勉
強
し
実
践
し
て
い
き
ま
し
た
。幸
い
ビ
デ
オ
が
普
及
し
つ
つ
あ
り
、
非
常
に
参
考
に
な
り
ま
した
。また
、
患
者
さ
ま
か
ら
も
医
者
と
し
て
鍛
え
ら
れ
徐
々
に
成
長
し
て
い
く
こ
と
が
で
き
る
よ
う
に
な
り
ま
し
た
。
2
0
0
2
年
に
は
笠
岡
市
民
病
院
か
ら
当
院
に
転
勤
と
な
り
ま
し
た
が
、
ち
ょ
う
ど
こ
の
頃
か
ら
腹
腔
鏡
下
手
術
が
急
激
に
普
及
し
始
め
、
笠
岡
市
民
病
院
で
も
数
例
経
験
し
て
い
ま
し
た
が
、
な
か
な
か
大
変
で
、
ま
ず
は
開
腹
手
術
の
質
を
向
上
さ
せ
る
こ
と
に
専
念
す
る
こ
と
に
し
ま
し
た
。そ
の
間
に
泌
尿
器
科
の
手
術
は
腹
腔
鏡
下
手
術
が
標
準
化
す
る
ま
で
に
発
達
し
、
周
囲
か
ら
は
私
は
進
化
に
取
り
残
さ
れ
た
ガ
ラ
パ
ゴ
ス
状
態
と
思
わ
れ
て
い
た
は
ず
で
す
。そ
こ
へ
ミ
ニ
マ
ム
創
内
視
鏡
下
手
術
が
出
現
し
ま
し
た
。開
腹
手
術
の
長
所
と
侵
襲
の
少
な
い
内
視
鏡
の
特
徴
、
さ
ら
に
高
い
経
済
性
を
持
つ
手
術
と
考
え
ら
れ
た
た
め
こ
れ
に
取
り
組
み
ま
し
た
。幸
い
開
腹
手
術
の
精
度
を
か
な
り
高
め
て
い
た
た
め
、
比
較
的
抵
抗
な
く
移
行
で
き
、
術
後
の
回
復
の
程
度
も
報
告
さ
れ
て
い
る
腹
腔
鏡
下
手
術
と
大
き
な
差
は
な
さ
そ
う
で
す
。
ま
だ
ま
だ
医
師
と
し
て
至
ら
な
い
点
が
た
く
さ
ん
あ
り
、
日
々
反
省
し
き
り
で
す
が
、
全
て
の
患
者
さ
ま
に
1
0
0
％
満
足
し
て
も
ら
え
る
よ
う
に
引
き
続
き
努
力
し
て
行
き
た
い
と
思
っ
て
い
ま
す
。
妙
に
ま
じ
め
な
話
に
な
り
、
申
し
訳
あ
り
ま
せ
ん
で
し
た
。
バ
レ
ー
ボ
ー
ル
部
か
ら
泌
尿
器
科
医
へ
中
央
手
術
部
次
長
泌
尿
器
科
統
括
科
長
岸
幹雄
き
し
み
き
お
初
期
臨
床
研
修
医
細羽
梨花
ほ
そ
ば
り
か
皆様初めまして。初期臨床研修医２年目の細
羽梨花と申します。今回、私の夏休みについて
投稿する機会を頂きましたので、拙い文章です
がお付き合い頂ければと思います。
私の今年の夏休みの最大イベントと言えば、
東京で開催された「造血細胞移植レジデント勉
強会」に参加したことです。血液内科医を志し
ている私は、
「移植に関与する者は、必ず１度は
参加する！」と言われるこの勉強会をすごく楽
しみにしており、今年の夏休みはこの開催日に
合わせて頂こうと以前から決めていました。
ここで、「造血細胞移植」について簡単に解説
したいと思います。
「造血細胞移植」は、正常な血
液を作ることが困難となったいくつかの疾患の
患者さまに対し、健康な人（ドナー）の造血幹細
胞を移植して患者さまの骨髄（白血球・赤血球・
血小板を作る場所）を置き換えることで、正常な
血液を作れるようにする治療法のことです。
この勉強会は今年で第６回を迎え、毎年 160
∼ 180 人、初回より計 1,000 人以上の医師が参
加しているそうです。移植分野で有名な先生方
の講義を生で受けることが出来るので、納得の
人気ぶりですね。
会場では、計６時間分の講義スライドが詰
まった分厚い冊子と名札が配布されました。席
には参加型講義に備えて、回答用の押しボタン
が設置されていました。実際の講義の内容は膨
大で、ここに書き切ることはできないのですが
…一言で言うと、どの先生方もアツい！！伝
わってくる熱意が半端ない！丁寧な解説で新し
く得る知識も多く、全てを通して吸収できるこ
とが沢山ありました。学生時代の指導医の先生
も講義されるため、お会いできるのを楽しみに
していましたが、予想外に同級生との再会もあ
りました。一緒に講義を聞いていると学生時代
に戻ったようで懐かしかったです。夜は、懇談
会の後にも先生方や同士の仲間と飲みにいき、
実際の臨床現場の話やこれからの夢など、尽き
ない話を語り合いました。皆さんのパワーに圧
倒されるばかりでしたが、私も同じ土俵に立て
るように頑張っていきたいと決意を新たにし
た、刺激的な一日となりました。
その日は興奮したまま眠りにつき、目が覚め
るとまだ夏休み二日目…興奮は治まっておら
ず、逸る気持ちが静まりそうになかったですが、
こんなまとまったお休みも滅多にないので、
せっかくの夏休みを満喫することにしました。
海で遊んだり、夕日を眺めたり、お気に入りの水
族館まで足を運んだりしながらゆっくりとした
時間を過ごすことで、気持ちも体も随分とリフ
レッシュできました。帰りは大阪に寄って、中学
時代からの親友に会い、また大学時代の友人達
とプチ同窓会をして盛り上がりました。勉強会
以外は特に何の予定も立ててない気ままな夏
休みでしたが、思った以上に充実した時間が過
ごせて満足です。
充分に充電できた体でまた頑張っていきま
すので、これからもよろしくお願いいたしま
す！皆さんの素敵な夏の思い出もまた聞かせて
下さいね。
夏
休
み
の
思
い
出
TRAVEL
Let’s go travel!to
マリ トゥアレグの人々
西アフリカ旅のハイライト！バンディアガラの断崖、トンブクトゥなどの世界遺産があ
る国マリ。日本からすると秘境に思えますが、ヨーロッパ−特に宗主国であったフランス
−から見ればちょうど真南くらいに位置しているので、私が旅した時にはマリで多くの西
洋人旅行者に会うことが出来ました。しかし、2012 年マリでトゥアレグの人々による独立
紛争が起こり、状況は一変してしまいます。
トゥアレグ（あるいは“ ケル・タマシェク ”タマシェク語を話す人々）は、サハラ砂漠西
部一帯のモーリタニア∼チャド、リビア、アルジェリアなどに住んでおり、この連載第一
回のモーリタニア編にも少し登場しています。マリの北部・アザワドと呼ばれる地域では
以前から何度もトゥアレグによる民族自決運動が起こっていました。2012 年に起きた紛
争では、アザワド解放民族運動（MNLA）が、前年にカダフィー
政権が崩壊したリビアから流れた兵器を得たことでマリ軍との戦
いに勝利し、一時アザワドの独立を宣言するまでに至りました。
この時、MNLA はアルカイダとも関係の深いイスラム原理組織ア
ンサルアッ・ディーンと共にマリ軍と闘っていたのですが、後に
MNLA とアンサルアッ・ディーンは対立することとなり、MNLA
が敗れたことからアザワドは諸外国から独立を認められないまま
に消滅しています。この紛争の際、マリから私の携帯に「働いて
いたホテルも戦闘で閉めてしまった。200 ユーロあれば家族が逃
げられるから送金できないか」という連絡がありました。しかし、
送金する手段を聞けぬままに連絡が途絶えてしまったため、結局
何もできなかったことが今でも悔やまれます。この紛争は 2013
年に入ってフランス軍が介入したことで、ある程度は落ち着きを
取り戻し、最近ではまた旅行者も訪れているようです。
バンディアガラの断崖
マリの世界遺産の一つ、バンディアガラの断崖。日本のテレビ番組
でも何度か取り上げられています。ここには高さ 500ｍの崖が
150km にわたり続いており、その側面に古くからの住居が残ってい
て一部には現在もドゴン族が暮らしています。ピグミーが暮らしてい
た建物もあり、身長 80 ㎝程だったという彼らの住居は確かに小さく
て可愛らしかったです。ドゴンには仮面文化が発達していて、扉や椅
子にも仮面と同じような彫刻がなされており見ていてあきません。ド
ゴンの年配者の肌は、黒の質感が硬質な感じがして、深く刻まれた
皺だとか木彫りの人形みたいで絵になる人たちでした。
フラニ族
マリで見かける人たち
にはフラニ族もいます。
男性は上の写真の中央に
いる人のように特徴的な
笠をかぶり、マントを身
にまとっています。女性
は泥棒髭のような感じで
口の周りを黒くそめてい
て、見たらすぐフラニの
人だなとわかります。
岡山生まれ埼玉育ち。アフリカを旅して医師になろうと志し今に至
る。北パキスタン旅行中に、海外トレッキングを初体験。フンザ、ウル
タルを訪れた事で長谷川恒男を知る。長谷川恒男「北壁に舞う」に感
銘を受けた。いつか 行ってみたい山はル エンゾリとアコンカグ ア。
初期臨床研修医
小林由佳
こば やしゆか
アフリカの国々 マリ編
旅
に出るということ
VIII
Republic of
Mali
トゥアレグの文化
トゥアレグはイスラム教徒には珍しく女系社会を形成しています。また、一妻一夫制
をとっていることも女系社会、イスラム教国のいずれから見ても珍しいケースです。と
いっても一妻多夫制の方が変な感じもしますが、インドの一部やナイジェリアなどには
現在も見られており、生物学的にも一妻多夫制は強い遺伝子を残しやすいと発表して
いる研究者もいるそうです。また、独自の文字も持っておりアザワドは「 」
と表記されます。前回紹介したアムハラ語の文字は、まだ文字らしく感じますが、トゥ
アレグの文字・ティフィナグ文字は「 」「 」「 」などなど地図記号みたいです。前
のページの写真はトゥアレグの人たち。カッコいいです。右の‘HIV の健診を受けよう’
の看板にはラクダと一緒にトゥアレグの人たちが描かれています。マリはフランス語圏なので HIV は VIH と表記されています。
ドゴンでは 60 年に一度、シギの祭りが開かれます。次
は 2027 年のようです。私の旅行中は祭りはありませんで
したが、持参していた太鼓を叩いていたら地元の人たちが
集まってきて他の旅人や村人とダンスをして遊びました。
アフリカの人たちと太鼓をたたいたり踊ったりしていると、
体の中からリズムが湧き上がってくる感じがします。
ばら 2013 NOVEMBER ばら 2013 NOVEMBER
31
30
N
EWS
2013
/
November
院内で患者誤認防止の標語
コンテストを行いました！
消火訓練を行いました！
全国自治体病院学会で
発表しました！
院内コンサートが行われまし
た！
あ
い
は
ら
ひ
ろ
し
脳
神
経
外
科
相
原
寛
さ
い
と
う
し
ゅ
ん
す
け
内
科
齊
藤
俊
介
く
ぼ
た
て
つ
し
外
科
久
保
田
哲
史
新 任 医 師 紹 介
内科の小林です。岡山大学消化器内科に所属していま
す。愉しく仕事ができたらといいなと思っています。
自分は 褒めて育つ子 と思っていますので、ひとを
褒め、褒められて、ともに成長していきたいと思います。
おしゃべり・飲み・スポーツしたり観たりが好きです。
宜しくお願いします。
こば やし さよ
内科 科長
小 林 沙 代
退 任 医 師 紹 介
先生の益々のご発展を
お祈りしております。
外科の伊藤といいます。岩国医療センターで初期研修
後、倉敷中央病院で後期研修を行い、10 月 1 日付けで
福山市民病院勤務となりました。ご迷惑をおかけする
事もあるかと思いますがよろしくお願いいたします。
趣味：音楽鑑賞 スポーツ
いとう あてね
外科 医師
伊 藤 雅 典
10月
16日︵
水
︶
芦
田
川
運
動
公
園
で
福
山
地
区
消
防
組
合
主
催
の
第
45回
消
防
競
技
大
会
が
行
わ
れ
ま
し
た
。
こ
の
大
会
は
福
山
地
区
の
事
業
所
を
対
象
に
、
初
期
消
火
技
術
の
向
上
と
自
主
防
火
体
制
の
確
立
を
推
進
す
る
こ
と
を
目
的
に
行
わ
れ
、
2
9
5
チ
ー
ム
︵
6
6
5
人
︶
が
出
場
し
ま
し
た
。福
山
市
民
病
院
か
ら
は﹁
屋
内
消
火
栓
の
部
﹂と
﹁
消
火
器
事
業
山
路
さ
ん
コ
メ
ン
ト
︵
放
射
線
治
療
専
門
放
射
線
技
師
︶
﹁
放
射
線
治
療
専
門
放
射
線
技
師
﹂
と
は
、
放
射
線
治
療
に
関
す
る
専
門
的
な
技
術
と
知
識
を
有
し
、
放
射
線
治
療
業
務
を
専
門
に
行
う
認
定
を
受
け
た
診
療
放
射
線
技
師
で
す
。﹁
放
射
線
治
療
専
門
放
射
線
技
師
﹂
の
認
定
を
受
け
る
た
め
に
は
、5
年
以
上
の
放
射
線
治
療
分
野
で
の
臨
床
実
績
と
、
過
去
5
年
間
に
お
け
る
関
連
学
会
等
で
の
学
術
・
研
修
活
動
に
つ
い
て
一
定
の
実
績
を
持
つ
こ
と
等
、規
定
の
要
件
を
満
た
し
た
上
で
、認
定
試
験
に
合
格
し
な
け
れ
ば
な
り
ま
せ
ん
。現
在
ま
で
に
1
，2
9
4
名
の
診
療
放
射
線
技
師
が
﹁
放
射
線
治
療
専
門
放
射
線
技
師
﹂と
し
て
認
定
さ
れ
て
い
ま
す
。
今
回
の
合
格
で
当
院
も
﹁
放
射
線
治
療
専
門
放
射
線
技
師
﹂
が
3
名
に
な
り
ま
し
た
。今
後
も
患
者
さ
ま
に
信
頼
さ
れ
、安
全
か
つ
高
度
な
医
療
の
提
供
が
で
き
る
よ
う
努
力
し
て
い
こ
う
と
思
い
ま
す
。
所
の
部
﹂に
各
１
チ
ー
ム
が
出
場
し
、﹁
屋
内
消
火
栓
の
部
﹂で
は
優
勝
、﹁
消
火
器
事
業
所
の
部
﹂で
も
3
位
入
賞
と
好
成
績
を
収
め
る
こ
と
が
で
き
ま
し
た
。
今
後
も
研
鑚
に
努
め
、
院
内
の
防
災
体
制
の
維
持
・
強
化
を
図
っ
て
ま
い
り
ま
す
。
「屋内消火栓の部」優勝
3 人 1 組で消火栓からホースを延ばして放水し、火元に見立てた的を倒す
までのタイムを競う。
出場者：小野 裕代 おの ひろよ（経営企画課）河村 栄一かわむら えいいち（庶務課）
岩永 崇志 いわなが たかゆき
（薬剤科）
「消火器事業所の部」3
位入賞
2 人 1 組で、119
番通報を行い重要書類搬送、消火用
バケツ、消火器での消火活動後
LPG ボンベの元栓を締
めるまでのタイムを競う。
出場者：梅本 千佳
うめもと ちか
（臨床検査科）
菊地 梢
きくち こずえ（庶務課）
消防競技大会に参加しまし
た！
( 薬剤科 ) 91 票
( 本館４階病棟 ) 45 票
( 臨床工学科 ) 44 票
「おかしいな」 思うこころと 言う勇気
確かめよう ! 名前とバンド もう一度
「まあいいか」その思いが 命取り
各職場へ医療安全推進委員会委員長から受賞標語のポスターを手渡しました。
屋内消火栓の操作説明
東日本大震災復興支援ソング
「花は咲く」を
一緒に歌いました。
放射線科 山路 周 やまじ しゅう 河田 美咲 かわた みさき
今年度、医療安全推進委員会では「患者誤認防止」の取り組みを
行っており、職員から標語を募集し投票を行いました。618 票の投票
があり、53 点の標語から次の上位３点が選ばれ、強化月間キャンペー
ンのポスターとして院内に掲示されました。
10 月 15 日（火）、22 日（火）、新採用職員及び消火訓練未経験者
を対象にした消火訓練を行いました。消火器の操作方法を習得し、
万一の火災に備えるため、看護師・事務職員・薬剤師などが病院の
各部署から集まりました。
10 月 17 日（木）、18 日（金）に国立京都国際
会館で開催された、第 52 回全国自治体病院
学会において、当院看護部、医療技術部放射
線科、広報室が発表を行いました。詳細は次
号掲載予定です。
10 月 19 日（土）、西館 1 階 Hall CoRe（ホールコア）でワーキングビーズ（福山市職労
連合軽音楽部）によるコンサートが行われました。ジャズのスタンダードから、イー
ジーリスニング、歌
謡 曲 な ど、幅 広 い
ジャンルの曲目が演
奏され、会場全体で
多彩な音楽を楽しみ
ました。
消火器による消火訓練 第１位
第2位
第3位
河
田
さ
ん
コ
メ
ン
ト
︵
検
診
マ
ン
モ
グ
ラ
フ
ィ
撮
影
認
定
診
療
放
射
線
技
師
︶
﹁
検
診
マ
ン
モ
グ
ラ
フ
ィ
撮
影
認
定
診
療
放
射
線
技
師
﹂
の
認
定
は
、マ
ン
モ
グ
ラ
フ
ィ
検
診
精
度
管
理
中
央
委
員
会
が
行
う
講
習
・
試
験
を
受
け
、マ
ン
モ
グ
ラ
フ
ィ
撮
影
に
関
し
て
一
定
基
準
以
上
の
知
識
・
技
術
が
あ
る
と
認
め
ら
れ
た
診
療
放
射
線
技
師
に
与
え
ら
れ
ま
す
。
今
後
は
、
質
の
高
い
マ
ン
モ
グ
ラ
フ
ィ
を
撮
影
し
、
患
者
さ
ま
に
安
心
し
て
受
け
て
い
た
だ
け
る
よ
う
努
力
し
て
い
き
た
い
で
す
。
10月16日
10月19日
10月15日 ・22日
10月17日 ・18日
放射線治療専門放射線技師と検診マン
モグラフィ撮影認定診療放射線技師が
新たに１名ずつ誕生しました！
ばら 2013 NOVEMBER ばら 2013 NOVEMBER
35
34
情
報
サ
ロ
ン
を
オ
ー
プ
ン
しま
し
た
お気軽にお入りください！
医療関係図書コーナー
病院・施設案内コーナー
美術全集他、一般誌、小説、マンガ、絵本など
︻
利
用
時
間
︼
平
日
９
時
∼
17時
こ
の
サ
ロ
ン
は
、
患
者
さ
ま
や
ご
家
族
だ
け
で
な
く
、
来
院
さ
れ
る
全
て
の
方
へ
の〝
情
報
〟と
〝
く
つ
ろ
ぎ
の
場
〟の
提
供
を
目
的
と
し
て
開
設
い
た
し
ま
し
た
。﹃
少
し
で
も
来
院
さ
れ
た
方
が
病
気
と
向
き
合
う
た
め
の
手
助
け
が
で
き
れ
ば
﹄
と
の
想
い
と
、﹃
院
内
で
一
時
の
静
か
な
癒
し
の
空
間
が
提
供
で
き
れ
ば
﹄と
の
想
い
か
ら
、書
架
の
高
さ
や
家
具
の
配
置
に
配
慮
し
、
圧
迫
感
の
な
い
落
ち
着
い
た
雰
囲
気
の
部
屋
に
し
ま
し
た
。
入
っ
て
す
ぐ
右
側
の
﹁
お
し
ら
せ
コ
ー
ナ
ー
﹂に
は
、啓
発
ポ
ス
タ
ー
な
ど
知
っ
て
い
た
だ
き
た
い
情
報
等
を
提
供
し
て
い
ま
す
。
左
側
に
は
﹁
病
院
・
施
設
案
内
コ
ー
ナ
ー
﹂を
設
け
て
い
ま
す
。近
隣
の
病
院
や
施
設
を
知
っ
て
い
た
だ
く
た
め
に
、
パ
ン
フ
レ
ッ
ト
を
そ
ろ
え
て
情
報
提
供
の
場
と
し
て
い
ま
す
。利
用
さ
れ
た
方
か
ら
は
、
﹃
と
て
も
参
考
に
な
り
ま
し
た
﹄と
の
ご
意
見
も
い
た
だ
い
て
い
ま
す
。今
後
更
に
充
実
し
、
地
域
の
医
療
機
関
等
と
円
滑
な
連
携
を
図
っ
て
い
き
た
い
と
考
え
て
い
ま
す
。
そ
の
ほ
か
﹁
医
療
関
係
図
書
﹂、
﹁
美
術
全
集
他
﹂、
﹁
一
般
誌
・
小
説
・
マ
ン
ガ
・
絵
本
な
ど
﹂
お
お
ま
か
な
分
類
ご
と
に
コ
ー
ナ
ー
を
設
置
し
て
い
ま
す
。
﹁
医
療
関
係
図
書
コ
ー
ナ
ー
﹂は
名
前
の
通
り
、
治
療
に
つ
い
て
の
知
識
を
深
め
、
先
生
と
の
話
し
合
い
の
中
で
よ
り
よ
い
選
択
を
し
て
い
た
だ
け
る
一
助
に
な
れ
ば
と
い
う
想
い
か
ら
、
病
気
と
向
き
合
う
た
め
に
参
考
と
な
る
よ
う
な
図
書
を
集
め
て
み
ま
し
た
。
﹁
美
術
全
集
他
コ
ー
ナ
ー
﹂は
、
一
般
家
庭
で
は
あ
ま
り
お
買
い
求
め
し
な
い
で
あ
ろ
う
各
巨
匠
の
図
録
全
集
等
を
そ
ろ
え
て
お
り
ま
す
。芸
術
の
秋
に
豆
知
識
の
一
貫
と
し
て
開
い
て
み
て
は
い
か
が
で
し
ょ
う
か
？
﹁
一
般
誌
・
小
説
・
マ
ン
ガ
・
絵
本
な
ど
コ
ー
ナ
ー
﹂は
、
季
刊
誌﹃
た
め
し
て
ガ
ッ
テ
ン
﹄や
﹃
き
ょ
う
の
料
理
﹄、﹃
趣
味
の
園
芸
﹄か
ら
マ
ン
ガ
、
絵
本
、
推
理
小
説
な
ど
の
一
般
誌
ま
で
多
種
多
様
な
品
揃
え
な
の
9
月
2
日︵
月
︶に
西
館
1
階︵
正
面
玄
関
を
入
っ
て
す
ぐ
左
側
︶に
﹁
情
報
サ
ロ
ン
﹂
を
オ
ー
プ
ン
しま
し
た
。
で
、
も
し
か
し
た
ら
意
外
な
一
冊
と
出
会
え
る
か
も
・
・
・
情
報
サ
ロ
ン
の
書
籍
に
つ
い
て
は
貸
し
出
し
は
行
っ
て
お
り
ま
せ
ん
が
、
ど
な
た
で
も
ご
利
用
い
ただ
け
ま
す
。今
後
は
よ
り
様
々
な
情
報
が
得
ら
れ
る
よ
う
、
資
料
や
展
示
な
ど
の
内
容
を
工
夫
し
て
い
き
た
い
と
考
え
て
い
ま
す
。将
来
、
例
え
ば
、
扱
い
や
す
い
介
助
グ
ッ
ズ
や
台
所
用
品
の
サ
ン
プ
ル
の
展
示
な
ど
、
退
院
後
の
生
活
に
役
立
つ
情
報
も
発
信
で
き
れ
ば
と
考
え
て
い
ま
す
。
病
院
に
来
ら
れ
た
際
は
、
是
非
﹁
情
報
サ
ロ
ン
﹂に
立
ち
寄
っ
て
み
て
く
だ
さ
い
。
情報サロン通信」も発行しています！
