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第七回生物多様性地域戦略改定検討会 委員発言

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Academic year: 2022

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(1)

テーマ 主な意見 発言者

答申案の構成と記載内容

骨子自体はどこの地域戦略にも当てはまるものにも見えた。「首都東京の特色」というのはどこに出てくるの かお聞きしたい。例えば、オリパラレガシーや日本一の人口、企業の本社機能が集中している、などの特徴 はどこに書いていくのか。

東京は、狭い範囲に多くの人口を抱えていて、大量の資源やエネルギーを使用し、生物多様性に負荷を かけている。そういう場所だからこそ何ができるのかを戦略として書いていく必要があるのではないか。

一ノ瀬委員

30by30などにも触れているが、東京であれば、より高い目標を立てることも考えられるのではないか。 佐伯部会長

答申案では要素が加わりかなりボリュームが出てくる。最初前提にしていた「中学生くらいでもわかりやすく

読みやすく」という理念と相反してくるのではないか。 鶴田委員

地形区分ごとの中に各主体の役割分担を明確化していく必要があろう。分かりやすさを追求しつつ、「私は

何をすればよいのか」をきちんと書き込んでいく必要がある。 鶴田委員

(「戦略本体とは別に概要版や普及版の作成も今後検討していきたい」という事務局発言を受けて)

普及版の作成はとても良いと思う。 一ノ瀬委員

普及版もいいが、戦略版とアクションプラン版(行動実践版)を考えても良いかと思う。 鶴田委員

都民としては、「戦略」というものは自分から遠いところの話に聞こえる。家庭内や個人で出来るものを取り入

れていただけるとありがたい。 細野委員

2050年の東京の姿とは、国際会議や国から求められているものなのか。東京都のオリジナルな発想か。 芳賀委員

第七回生物多様性地域戦略改定検討会 委員発言 資料1

(2)

テーマ 主な意見 発言者

環境政策が相互に結びつき始めているので、「庁内の推進体制」にどのようなことが書かれていくのか注目

している。 吉田委員

海域の問題は少し扱わなくていいのか。国際的には海域の話が議論されている。 下村委員

全体の印象として、イメージが生きもの生きものしている。歴史的な経緯なども絡めて説明していくことが必 要だろう。例えば東京湾東京港は江戸時代以降埋立てながら、大型船が入れるようにしてきた。山岳から 島しょ部まで幅広い自然があるにもかかわらず、本土部の人々はそこへの知識が薄いのではないか。歴史 的なところも含めて東京の物語を都民に知ってもらうと、より身近に感じてもらえるのではないか。あまりにも 理科の教科書みたいで、生物だけの問題ではないというニュアンスが入らなくていいのかという点が気に なった。陸域で稼いだお金を山や島しょに還元していくことなど経済的なことも盛り込んで新しさを出してい ければよい。

下村委員

(下村委員の発言を受けて)

歴史的な部分は第2章に盛り込むのがよいと思う。歴史にも着目しつつ身近な取組を描いていければ良い のでは。経済的な側面は第4章に盛り込んでいければよい。

佐伯部会長

戦略の下にどういうものをぶら下げていくか、主体ごとのアクションプランをつくるのか、という議論はあった

か。それによって戦略に書き込んでいくものも変わっていく。 佐藤(初)委員

第5章は連携という言い方で表現されているが、プラットフォームのようなものが必要なのではないか。それ

無しには具体的な取組が進まない。 佐藤(初)委員

COP26で森林破壊をなくすとの共同声明が出され、今後は森林破壊型の資源採掘や農業開発に急にお 金が回らなくなる可能性があり、それにかかわる鉱物資源や農業資源の価格が高騰する懸念がある。すで にウッドショックなど木材価格の高騰が顕在していて、今後もそういう状況が頻繁に起こりうる。これらは、ネ イチャーポジティブに移行するにあたっての経済的リスクである。長期的には持続可能性を追求しなくては ならないが、短期的には資源不足なども起きうるため、東京にとっては影響が大きいものである。東京では 木造の高層建築物の建設する構想などもあり、今後木材資源が不足・高騰する状況になってくるだろう。こ のようなことを林業や国産材の状況、流域の話と絡めて書くなど、資源価格の高騰と絡めて生態系サービス や課題について記載していく視点が必要だろう。

原口委員

供給サービスのところで、地産地消を進めていくということで、そうした変動性への対応にも役立つのではな

いか。 佐伯部会長

(3)

テーマ 主な意見 発言者

ネイチャーポジティブの世の中では、資源を一番安いところから買うというスキームが成り立たなくなる。狭い 面積の中で多くの資源が育つ方向にお金が流れていかざるを得ない。東京都内でも地域で作れるものに ついては生産が持続できるように目指していかなくてはいけない。そうでなければ、、地元で資源が得られ るのに外から取ってきているという批判を受けることになり、東京の企業は風当たりが強くなることも考えられ る。

原口委員

一番の東京らしさとは、「人為による影響の大きさ」である。武蔵野の里山は江戸が大きくなってから、近郊 の緑地として変わったものであり、そこで大きく生態系が変化した。ポジティブな意味でもネガティブな意味 でも人口集中による自然環境への影響が東京の特徴だろう。

皇居は江戸時代はお城だったわけでコア緑地ではなかった。明治神宮もいきなり森を作った。武家屋敷も 国内様々な種類の植物が植えられている。小笠原諸島は外来種の影響を最も受けている。など、人為によ る影響という視点で整理していくといいのではないか。

須田委員

意見募集結果

参考資料にも目を通させていただいて、明確な数値目標が示されていないという意見が多かった。地域戦 略にあまり細かく数字を明記すると、虻蜂取らずという状況になりうる。ある程度の数値目標は示しておかな いといけないが、具体的なことは「アクションプランで示します」という建付けにし、細かい数値まで戦略に示 す必要はないのではないか。

須田委員

意見を応募した方々からは魅力的な都市への理想を描いていただいたのではないかと思って読ませてい ただいた。

企業にとっても自分事とするための観点が盛り込まれると想定するが、進む先にある社会を明るいトーンで 書いていただけると良いと思われる。

吉田委員

参照

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