構成主義に基づく社会科学習評価の設計 -単元「ごみ問題と社会」の場合-
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(2) 北海道教育大学紀要(教育科学編)第63巻 第1号 JournalofHokkaidoUniversityofEducation(Education)Vol.63,No.1. 平成24年8月 August,2012. 構成主義に基づく社会科学習評価の設計. 一単元「ごみ問題と社会」の場合−. 細川 遼太・藤本 将人*. 岩手県陸前高田市立第一中学校 *北海道教育大学教育学部釧路枚社会科教育学研究室. StrategyforEducationalEvaluationbasedonConstructivisminSocial−Studies Developmentofauniton“WasteProblemsandtheCommunity’’. HOSOKAWARyotaandFUJIMOTOMasato† DaiichiJuniorHighSchool,RikuzentakataCity,Iwate. *DepartmentofSocial−StudiesEducation,HokkaidoUniversityofEducation,Kushirocampus. 概 要 今日の学校教育では,指導と評価の一体化が求められており,学習評価研究に対する社会的要請が強まっ ている。本研究は,社会科における評価基準づくりを含めた授業づくりの方法を明らかにしようとするもの であり,子どもと教師の双方が授業や評価の開発に参加する構成主義に基づく社会科学習評価の設計のあり 方を明らかにすることを目的としている。本研究の手続きは,次に示す通りである。①本稿で採用する評 価・学習論について示す。②評価の対象となる授業の構造(単元「ごみ問題と社会」)について示す。③ 授業を通じて子どもに獲得が期待される学習成果を確定する。④確定した学習成果に基づき,単元「ごみ 問題と社会」における学習評価問題を作成する。構成主義に基づく社会科学習評価は,民主主義的な手続き に基づいた子どもと教師の相互行為によって設計される。構成主義学力に依拠した評価活動を導入する社会. 科授業開発の意義は,知識の伝達・教授に留まらせることなく,子ども自身に学びの見通しと価値を見出さ せるための方略を示すことができるというものである。. Ⅰ はじめに 本稿の目的は,評価活動を導入する社会科授業 づくりの手順・構成要素(=評価・授業計画書1). を示し,評価・授業計画書に基づく具体的単元レ. ベルの授業開発に取り組むことで,社会科におけ る学習評価設計の理論を明らかにすることであ る。. 先行研究によると,社会科の理念が実際の社会 科教育で実現するためには,理念を具体化する学. 211.
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