都道府県の
交差点
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一般知識プログラム
実施手順・内容
①参加者1人に前に出てもらい、背中に都道府県名カードをつけます。
②見本を見せながら、ルールを説明します。
• ペアになり、相手に自分が何県なのか、背中を見せて自己紹介を
します。
• 相手の人に、自分が何県なのかを知るために質問を一つします。
• お互いに一つずつ質問したら、次のパートナーを探します。
• 自分が何県なのかわかったら、指導者のところに都道府県名を言
って確認します。
• 外れていたら、引き続きパートナーを見つけて質問をしていき
ます。
• 当たっていたら、カードを胸につけて、まだ正解していない人の
質問に回答します。
③お互いに教え合わないように伝えた後、参加者の背中にカードをつ
けていきます。
④どんな質問ができるか、アイディアを出しあいます。
⑤はじまりの合図とともにペアになり、自分のカードをパートナーに
見せ質問を開始します。
⑥5〜10分程度経った後で、まだ答えがわからない人がいるようで
あれば、周りからヒントを出すように呼び掛けます。
⑦終わりの合図の後、まだわからない人に対しては全員でヒントを出
してあげながら、自分であててもらいます。どうしてもわからない
時は教えてあげます。
⑧活動を通して、何を気づいたのか分かちあいの時間を持ちます。
質問の回答方法を「はい」「いいえ」「ちかい」「わかりません」の4つ
しか回答できないルールにすると、より具体的に内容を絞っていくた
めに知りたいという願望をくすぐる形になります。
概 要
スカウト達はある一つの都道府県名の書か
れた紙を本人に見えないように背中に張り、
参加者同士お互いに質問をし合いながら自
身がどこの都道府県なのかを推測していく
プログラム。
ねらい
各都道府県を知るきっかけを作り、スカウ
ト同士が交流する機会を作る。
準備するもの
• 都道府県名の書かれたカード
• 洗濯バサミ(人数分)
出展参考
社団法人日本ネイチャーゲーム協会
「動物交差点」
該当進歩課目(例)
BS 課程 ‐
CS 課程 ‐
日本
ジェスチャー
ゲーム
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身体を動かすプログラム
実施手順・内容
①班別に間隔を十分にあけて、班ごとにタテに一列に並びます。
②代表のスカウトにクジを1枚引いてもらい、どのように表現するか
考えてもらいます。
③代表のスカウト以外は後ろを向いてもらい、見えないようにします。
④はじめの合図で、2番目のスカウトの肩をたたき振り向いてもらっ
てからジェスチャーを始めます。
⑤最後のスカウトまで、ジェスチャーが伝わった時点でゲーム終了
です。
⑥最後のスカウトが伝わってきたジェスチャーを再現し、それが何な
のかを回答する。
⑦正解であれば、ポイントを加算し、どの班が一番正しく伝えられる
かを競います。
【クジの内容】
有名な建物:五重塔、スカイツリー、古墳、お城
自 然:どんぐり、松、イチョウ、富士山
食 べ 物:たこやき、お刺身、てんぷら、おこのみやき
ス ポ ー ツ:相撲、柔道、剣道、なぎなた
動 物:キタキツネ、クマ、トキ
概 要
日本の有名な建物、自然、人物、食べ物、
スポーツ、動物など様々なものの名称を書
いたクジを各班の代表スカウトが引き、そ
れをジェスチャーで他の班員に順番に伝え、
最終の人が答えるという伝言ゲーム。
ねらい
グループ内のコミュニケーションを図り、
身体で表現することによって想像力・発想
力を養う。
準備するもの
ジェスチャー用のクジ
該当進歩課目(例)
BS 課程 ‐
CS 課程 ‐
©PVC
日本
かるた取り
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頭を使うプログラム
実施手順・内容
①3〜4人程度のグループを作り、円形になって座ります。
②「日本かるた」のイラスト面を表にして、無作為に並べます。
③読み手となるリーダーや代表スカウトを決め、読み札を渡します。
④日本に関わる事物が描かれており、読み手はその名称を読み上げ
ます。
⑤読まれたカードを早く取ったスカウトがそのカードをもらい、その
枚数で競争します。
※カード作りから実施することで、より日本を知るきっかけを作る事
ができます。
【カードの内容例】
日本の名所:屋久島、日光、富士山、知床、京都、広島、松本城、清
水寺、金閣寺、銀閣寺
有名な祭り:ねぶた祭り、さっぽろ雪祭り、よさこいソーラン、なま
はげ、七夕祭り、祇園祭、阿波踊り、唐津くんち、エイ
サー祭り
人 物:織田信長、坂本竜馬、豊臣秀吉、松下孝之助、徳川家康、
野口英世、西郷隆盛、福澤諭吉、吉田茂、源義経、手塚
治虫、夏目漱石、吉田松陰、黒澤明、伊藤博文、本田宗
一郎、森田昭夫、井深大、ノーベル賞受賞者
有名な絵画:富嶽三十六景
概 要
日本の中で有名な名所や観光地や著名人、
歴史的な人物などの写真やイラストの入っ
たカードを並べ、名所等の名称を読み手が
読み上げ、その名称のカードを早く見つけ
るゲーム。このカードゲームを通じて、日
本の名所や観光地、歴史的な人物などにつ
いて知る。
ねらい
日本の伝統的なゲームを体験し、日本を知
るきっかけをつくる。
準備するもの
かるた
該当進歩課目(例)
BS 課程 ‐
CS 課程 ‐
1
富士山
Mt. Fuji
読み札
1
絵札
あなたが
広報大使 !
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調べ学習プログラム
実施手順・内容
さて、君の前に現れたのは県知事です ! 君に我が県の広報大使をお
願いしたい ! ということになりました。
ぜひとも、県の事を調べて発表して広報大使として広めてください。
【第1週】県の担当決め、個人作業
①「地名しりとり」日本の地名を使ってしりとりを行います。
東京(とうきょう)⇨宇部(うべ)⇨別府(べっぷ)
⇨富良野(ふらの)⇨登別(のぼりべつ)
②どの県を担当するかは、個人の希望や班長の意向、クジといった方
法で決めます。
③ PR する視点を提供します。
例:食事、伝統工芸、マスコットキャラクターなど
④担当に分かれて調べ、学習を進めます。
【第2週】広報大会
①発表する順番を決めます。
②各担当が模造紙やプロジェクターを使い、参加者に担当する県につ
いてプレゼンテーションを行います。
③参加者が投票権を持ち、どこの県に一番行きたくなったか投票し、
決定します。
発表にあたっては、時間制限を設けたり、A4用紙の1枚のみで発表
したりといった形で、方法に制限を設けることで、ゲーム性を出して
ください。また、プログラムの発展形として日本以外の国を対象にし
て発表を行ってください。
概 要
47 都道府県の中から一つ選び、スカウト
自身が広報大使となって県のことを調べ、
映像やパンフレットなどを制作しプレゼン
テーションを行うプログラム。
ねらい
プレゼンテーションを通じて、様々な視点
から物事を捉えることができ、また発表方
法について学ぶきっかけを与える。あわせ
て、担当した県についてより知ることによ
ってその県出身の人と出会った際により交
流できる話題を提供する。
準備するもの
プレゼンテーション用の道具
該当進歩課目(例)
BS 課程 A3 地域社会 1
A5 郷土文化 1
A6 世界友情 4
G 5 伝統工芸 2・5
CS 課程 1. 社会生活
(2)市民 ア・オ
(5)案内 エ
©PVC
もし日本が
100人の村
だったら
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調べ学習プログラム
実施手順・内容
①サンプル文章を使って、参加者の日本に関する想像力をかき立て
ます。
②様々な指標の中からグループ別に3〜5個程度選び、数値・割合を
調べます。
指標例/人口、男女の人口比、年齢構成、都道府県ごとの人口割
合、産業・職業、信仰宗教、富の分布、エネルギー発電容量、車
の所有、進学率、識字率、出生率
③グループごとに発表を行います。なお、発表にあたっては指標・数
値ごとに A4サイズの用紙で、紙芝居のような形で説明を行いなが
ら発表します。
④グループの発表終了後、日本はどのような国になっていったら良い
のか話し合い、考えを分かち合います。
【サンプル文章】
①49人が男性で、51人が女性です。
②13人がこどもで、87人が大人、そのうち32人がお年寄りです。
③98人が日本人で、2人が外国人です。
④10人が東京に住み、4人が北海道、1人が沖縄に住んでいます。
⑤1年の間、村では1人が亡くなり、1人赤ちゃんが生まれます。
⑥11人が自営業、5人が農家、6人が失業中です。
⑦62人がコンピューターを持ち、60人が車を持っています。
⑧ほぼ全員が字を読むことができます。
⑨62人は持ち家に住んでいます。
概 要
日本がどのような国なのかを知るきっかけ
を作るプログラム。様々な指標や視点を提
供し、日本について学びます。
ねらい
日本の実情を知ることによって、世界の
他の国への興味をかき立てるきっかけを
つくる。
参考にするもの
『世界がもし100 人の村だったら』
池田 香代子
『日本がもし100 人の村だったら』
池上 彰
総務省統計局 WEB サイト
※参考にする数値は参考元を確認する
該当進歩課目(例)
BS 課程 A 3 地域社会 1
A 7 地域市民 6
CS 課程 ‐