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Microsoft Word - 医薬品情報_201611

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(1)

【2016年 12月号】

医 薬 品 情 報

2016年 11月 25日発行

1.採用医薬品〈11月薬事委員会における採用〉

2016年 11月 30日(水)より処方して下さい。

① エンクラッセ 62.5μg エリプタ 30 吸入用

---

② クレストールOD錠 2.5mg・5mg

---

③ ワントラム錠 100mg

---

2.採用取り消し候補医薬品--- 6

3.採用医薬品見直しによる採用取り消し---6

4.医薬品添付文書の改訂(2016 年 11 月, DSU No.254) ---7

5.医薬品・医療機器等安全性情報(PMDSI、No.338) ---9

6.医療安全情報(2016 年 11 月, No.119)---10

【薬剤名の表示がない注射器に入った薬剤の誤投与】

7. 総合機構医療安全情報(2016 年 11 月, No.49)--- 12

8.使用期限間近の医薬品リスト---

15

9.医薬品情報 2015年度プレアボイド報告の概要---

16

問い合わせ先:独立行政法人地域医療機能推進機構 九州病院

薬剤部医薬品情報管理室 内線2727

(2)

1

長時間作用性吸入気管支拡張剤

エンクラッセ 62.5μgエリプタ

30 吸入用

ENCRUSE62.5μgELLIPTA

(グラクソ・スミスクライン)

組 成 1ブリスター中のウメクリジニウム臭化物含量 74.2μg (ウメクリジニウムとして 62.5μg) 一 般 名 ウメクリジニウム臭化物ドライパウダーインヘラー 効能・効果 慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎・肺気腫)の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解 効能又は効果に関連する使用上の注意 1. 本剤は慢性閉塞性肺疾患の症状の長期管理に用いること。 2. 本剤は慢性閉塞性肺疾患の増悪時の急性期治療を目的として使用する薬剤ではない。 用法・用量 通常、成人にはエンクラッセ 62.5μg エリプタ 1 吸入(ウメクリジニウムとして 62.5μg) を 1 日 1 回吸入投与する。 禁 忌 1. 閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により、眼圧が上昇し症状を悪化させるおそ れがある。] 2. 前立腺肥大等による排尿障害がある患者[抗コリン作用により、尿閉を誘発するお それがある。] 3. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 重大な副作用 心房細動(頻度不明) 心房細動が発現することがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、 適切な処置を行うこと。 同 効 薬:ウルティブロ吸入用カプセル スピオルトレスピマット 28 吸入【限定採用】 スピ リーバ 2.5μg レスピマット 60 吸入 薬価収載日 2015年5月 薬 価 6,166.60円/1キット

(3)

2

HMG-CoA 還元酵素阻害剤

クレストールOD錠 2.5mg・5mg

CRESTOROD Tablets

(アストラゼネカ)

一 般 名 ロスバスタチンカルシウム 効能・効果 高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症 用法・用量 通常、成人にはロスバスタチンとして 1 日 1 回 2.5mg より投与を開始するが、 早期に LDL-コレステロール値を低下させる必要がある場合には 5mg より投 与を開始してもよい。なお、年齢・症状により適宜増減し、投与開始後あるい は増量後、4 週以降に LDL-コレステロール値の低下が不十分な場合には、 漸次 10mg まで増量できる。10mg を投与しても LDL-コレステロール値の低 下が十分でない、家族性高コレステロール血症患者などの重症患者に限 り、さらに増量できるが、1 日最大 20mg までとする。 用法及び用量に関連する使用上の注意 1.クレアチニンクリアランスが 30mL/min/1.73m2未満の患者に投与する場合には、2.5mg よ り投与を開始し、1 日最大投与量は 5mg とする。 (「慎重投与」及び「薬物動態」の項参照) 2.特に 20mg 投与時においては腎機能に影響があらわれるおそれがある。20mg 投与開始後 12 週までの間は原則、月に 1 回、それ以降は定 期的(半年に 1 回等)に腎機能検査を行うなど、観察を十分に行うこと。 3.OD 錠は口腔内で崩壊するが、口腔粘膜からの吸収により効果発現を 期待する製剤ではないため、崩壊後は唾液又は水で飲み込むこと。 禁 忌 1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2. 肝機能が低下していると考えられる以下のような患者 急性肝炎、慢性肝炎の急性増悪、肝硬変、肝癌、黄疸[これらの患者 では、本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。また、本剤は主に肝 臓に分布して作用するので、肝障害を悪化させるおそれがある。] (「薬物動態」の項参照) 3.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳婦(「妊婦、産婦、 授乳婦等への投与」の項参照) 4. シクロスポリンを投与中の患者(「相互作用」の項参照) 薬価収載日 2016年6月 薬 価 63.1円/2.5mg錠 121.3円/5mg錠

(4)

3

重大な副作用 1) 横紋筋融解症(0.1%未満):筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビ ン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれ、急性腎不全等の重篤な腎障害があらわれ ることがあるので、このような場合には直ちに投与を中止すること 2)ミオパチー(0.1%未満):ミオパチーがあらわれることがあるので、広範な筋肉痛、高度 な脱力感や著明な CK(CPK)の上昇があらわれた場合には投与を中止すること。 3)免疫性壊死性ミオパチー(頻度不明):免疫性壊死性ミオパチーがあらわれることがある ので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこ と。 4)肝炎、肝機能障害、黄疸(0.1%未満):肝炎、AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇等を伴う肝 機能障害、黄疸があらわれることがあるので、定期的に肝機能検査等の観察を十分に行い、 異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 5)血小板減少(0.1%未満):血小板減少があらわれることがあるので、血液検査等の観察を 十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 6)過敏症状(0.1%未満):血管浮腫を含む過敏症状があらわれることがあるので、このよう な場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 7)間質性肺炎(0.1%未満):間質性肺炎があらわれることがあるので、長期投与であっても、 発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部 X 線異常等が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホ ルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。 8)末梢神経障害(0.1%未満):四肢の感覚鈍麻、しびれ感等の感覚障害、疼痛、あるいは筋 力低下等の末梢神経障害があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を 中止し、適切な処置を行うこと。

(5)

4

持続性がん疼痛・慢性疼痛治療剤

ワントラム錠 100mg

Onetram Tablets(日本新薬)

一 般 名 トラマドール塩酸塩徐放錠 100mg 効能・効果 非オピオイド鎮痛剤で治療困難な下記における鎮痛 疼痛を伴う各種癌 慢性疼痛 効能又は効果に関連する使用上の注意 慢性疼痛患者においては、その原因となる器質的病変、心理的・社会的要因、依存リ スクを含めた包括的な診断を行い、本剤の投与の適否を慎重に判断すること。 用法・用量 通常、成人にはトラマドール塩酸塩として 100~300mg を 1 日 1 回経口投与する。 なお、症状に応じて適宜増減する。ただし、1 日 400mg を超えないこととする。 用法及び用量に関連する使用上の注意 1. 初回投与量本剤を初回投与する場合は、1 日 100mg から開始することが望ましい。 なお、トラマドール塩酸塩即放性製剤から切り替える場合は、即放性製剤の 1 日投 与量、鎮痛効果及び副作用を考慮して、本剤の初回投与量を設定すること。 2. 投与間隔本剤の定時投与(1 日 1 回)はできるだけ同じ時間帯に服用すること。 3. 増量及び減量本剤投与開始後は患者の状態を観察し、適切な鎮痛効果が得られ副作 用が最小となるよう用量調整を行うこと。増量・減量の目安は、1 日 100mg ずつ行 うことが望ましい。 4. がん疼痛患者における疼痛増強時の臨時追加投与(レスキュー・ドーズ)本剤服用 中に疼痛が増強した場合や鎮痛効果が得られている患者で突出痛が発現した場合は、 直ちにトラマドール塩酸塩即放性製剤の臨時追加投与を行って鎮痛を図ること。臨 時追加投与の 1 回投与量は、定時投与中の本剤の 1 日量の 1/8~1/4 を経口投与す ること。ただし、トラマドール塩酸塩としての 1 日総投与量は 400mg を超えないこ と。 5. 投与の継続慢性疼痛患者において、本剤投与開始後 4 週間を経過してもなお期待す る効果が得られない場合は、他の適切な治療への変更を検討すること。また、定期 的に症状及び効果を確認し、投与の継続の必要性について検討すること。 6. 投与の中止 (1) 本剤の投与を必要としなくなった場合は、退薬症候の発現を防ぐために徐々に 減量すること。 薬価収載日 2015年5月 薬 価 119.10円/錠

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5

(2) がん疼痛患者において、本剤の 1 日の定時投与量が 300mg で鎮痛効果が不十分 となった場合、本剤の投与を中止し、モルヒネ等の強オピオイド鎮痛剤への変更を 考慮すること。その場合には、定時投与量の 1/5 の用量の経口モルヒネを初回投与 量の目安とすることが望ましい。また、経口モルヒネ以外の強オピオイド鎮痛剤に 変更する場合は、経口モルヒネとの換算で投与量を求めることが望ましい。 7. 高齢者への投与 75 歳以上の高齢者では、本剤の血中濃度が高い状態で持続し、作 用及び副作用が増強するおそれがあるので、1 日 300mg を超えないことが望ましい (「薬物動態」の項参照)。 禁 忌 1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2. アルコール、睡眠剤、鎮痛剤、オピオイド鎮痛剤又は向精神薬による急性中毒患者 [中枢神経抑制及び呼吸抑制を悪化させるおそれがある。] 3. モノアミン酸化酵素阻害剤を投与中の患者、又は投与中止後 14 日以内の患者 (「相互作用」の項参照) 4. 治療により十分な管理がされていないてんかん患者[症状が悪化するおそれがあ る。] 5. 高度な腎障害又は高度な肝障害のある患者[高い血中濃度が持続し、作用及び副作 用が増強するおそれがある。] 重大な副作用 1. ショック、アナフィラキシー(頻度不明※)ショック、アナフィラキシー(呼吸困 難、気管支痙攣、喘鳴、血管神経性浮腫等)があらわれることがある ので、 観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行 うこと。 2. 呼吸抑制(0.1%)呼吸抑制があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異 常が認められた場合には本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと(「過量投与」 の項参照)。 3. 痙攣(頻度不明※)痙攣があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が 認められた場合には本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。 4. 依存性(頻度不明※)長期使用時に、耐性、精神的依存及び身体的依存が生じるこ とがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には本剤の投与を中止する こと。本剤の中止又は減量時において、激越、不安、神経過敏、不眠症、運動過多、 振戦、胃腸症状、パニック発作、幻覚、錯感覚、耳鳴等の退薬症候が生じることがあ るので、適切な処置を行うこと。また、薬物乱用又は薬物依存傾向のある患者では、 厳重な医師の管理下に、短期間に限って投与すること。 5. 意識消失(頻度不明※)意識消失があらわれることがあるので、観察を十分に行い、 異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 ※:トラマドール塩酸塩カプセル・注射液又は海外で認められた副作用であるため頻度 不明。 同一成分薬:トラマール OD 錠 25mg

(7)

6

2.採用取り消し医薬品

①ラベキュアパック800 [ボノサップパック400採用に伴い]

採用取り消し候補医薬品

①アドエア 500 ディスカス 60 吸入用 [エンクラッセ 62.5μg エリプタ 30 吸入用採用に伴い] ②クレストール錠 2.5mg・5mg [クレストールOD錠採用に伴い]

3.

採用医薬品見直しによる採用取り消し医薬品

(2016 年度)

採用医薬品の見直しの結果、下記 8 品目が採用取消となりました。

薬効分類 番号 医薬品名 K.代謝性医薬品 1 ノベルジン錠 25mg【院外のみ】 R.皮膚科用薬 2 3 4 ボチシート スミスリンパウダー 六一○ハップ(販売中止) T.生物学的製剤 5 6 ボルヒール1mL/セット ボルヒール 2mL/セット D.消化器官用薬 7 8 ペグイントロン 50μg【用時購入】 ペグイントロン 150μg【用時購入】

採用医薬品品目数

1555品目

うち【用時購入】43品目

【院外のみ】72品目

2016 年 11 月 21 日現在)

(8)

7

4.医薬品添付文書の改訂

(DSU No.254 より) ★:警告、◎:投与禁忌、併用禁忌、○:重要な基本的注意、重大な副作用 1)アトルバスタチンOD錠「トーワ」(東和薬品) ピタバスタチンCa・OD錠「トーワ」(東和薬品) プラバスタチンNa錠「トーワ」(東和薬品) ローコール錠 (ノバルティスファーマ) クレストール錠・OD錠 (アストラゼネカ) ○:重大な基本的注意(追記) 近位筋脱力、CK(CPK)高値、炎症を伴わない筋線維の壊死、抗HMG-CoA還元酵素(HMGCR)抗 体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ、投与中止後も持続する例が報告さ れているので、患者の状態を十分に観察すること。なお、免疫抑制剤投与により改善がみられ たとの報告例がある。 ○:重大な副作用(追記) 免疫性壊死性ミオパチー:免疫性壊死性ミオパチーがあらわれることがあるので、観察を十分 に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 2)イトリゾールカプセル (ヤンセンファーマ) イトリゾール内用液 (ヤンセンファーマ) ブイフェンド錠 (ファイザー) ブイフェンド静注用(ファイザー) フルコナゾールカプセル「サワイ」(沢井製薬) プロジフ静注液 (ファイザー) ○:重大な基本的注意(追記) 本剤とワルファリンとの併用において、ワルファリンの作用が増強し、著しいINR上昇を来し た症例が報告されている。本剤投与開始にあたっては、あらかじめワルファリン服用の有無 を確認し、ワルファリンと併用する場合は、プロトロンビン時間測定及びトロンボテストの 回数を増やすなど慎重に投与すること。 3)オプジーボ点滴静注 (小野薬品) ○:重大な基本的注意(一部改訂) 本剤のT細胞活性化作用により、過度の免疫反応に起因すると考えられる様々な疾患や病態 があらわれることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には、過度の免疫反応に よる副作用の発現を考慮し、適切な鑑別診断を行うこと。過度の免疫反応による副作用が疑わ れる場合には、副腎皮質ホルモン剤の投与等を考慮すること。また、本剤投与終了後に重篤な 副作用があらわれることがあるので、本剤投与終了後も観察を十分に行うこと。 ○:重大な副作用(追記) 免疫性血小板減少性紫斑病:免疫性血小板減少性紫斑病があらわれることがあるので、観察 を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

(9)

8

○:重大な副作用(一部改訂) 重症筋無力症、心筋炎、筋炎、横紋筋融解症:重症筋無力症、心筋炎、筋炎、横紋筋融解症 があらわれることがあり、これらを合併したと考えられる症例も報告されている。筋力低下、 眼瞼下垂、呼吸困難、嚥下障害、CK(CPK)上昇、心電図異常、血中及び尿中ミオグロビン上昇 等の観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与 等の適切な処置を行うこと。また、重症筋無力症によるクリーゼのため急速に呼吸不全が進行 することがあるので、呼吸状態の悪化に十分注意すること。 4)キュビシン静注用(MSD) ○:重大な副作用(追記) 急性汎発性発疹性膿疱症:急性汎発性発疹性膿疱症があらわれることがあるので、観察を十 分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 5)フロリードゲル経口用(持田製薬) ◎:禁 忌(一部改訂) ワルファリンカリウム、ピモジド、キニジン、トリアゾラム、シンバスタチン、アゼルニジ ピン、ニソルジピン、ブロナンセリン、エルゴタミン酒石酸塩、ジヒドロエルゴタミンメシル 酸塩、リバーロキサバン、アスナプレビルを投与中の患者 ◎:併用禁忌(追記) ワルファリンカリウム 6)ラピアクタ点滴静注液バッグ・バイアル (塩野義製薬) ○:重大な副作用(追記) 急性腎不全:急性腎不全があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められ た場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 7)ワーファリン錠 (エーザイ) ワーファリン顆粒 (エーザイ) ◎:禁 忌(追記) ミコナゾール(ゲル剤・注射剤)を投与中の患者 ◎:併用禁忌(追記) ミコナゾール(ゲル剤・注射剤)

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5.医薬品・医療機器等安全性情報

オーダリング端末の病院情報システムにログイン後、「医薬品情報」内のフォルダ 「安全性情報」に格納していますので、ご覧下さい。 (医薬品・医療機器等安全性情報(No.338 2016 年 11 月)

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6.医療安全情報

医療安全情報(No.120 2016 年 11 月)【薬剤名の表示がない注射器に入った薬剤の誤投与】が、 日本医療機能評価機構より、出されました。同情報は、オーダ端末にログイン後、[医薬品情 報]>フォルダ[緊急安全性情報ほか]に格納していますので、ご覧下さい。

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7.総合機構医療安全情報

総合機構医療安全情報(No.49)【抗リウマチ剤メトトレキセート製剤の誤投与(過剰投与)につ いて(その 2)】が、(独)医薬品医療機器総合機構より、2016 年 11 月に出されました。 同情 報は、オーダ端末のデスクトップ、フォルダ[医薬品情報PDF]>[緊急安全性情報ほか]に 格納していますので、ご覧下さい。

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15

8.使用期限間近の医薬品リスト

(2016 年 11 月現在)

年 月 医薬品名 個 数 薬価 在庫金額 年間 使用量 28 12 アンコチル錠500mg 32 262.1 8,387 0 アンカロン注 150 2 3,066 6,132 145 コレバインミニ83% 20 60.8 1,216 0 ザーコリカプセル250mg 16 11,692 187,077 0 ジアゾキシドカプセル25mg 「MSD」 30 251.8 7,554 9 ネオフィリン末 0.5 12.5 6 0.078 フェノバール注射液100mg 9 75 675 4 ベサノイドカプセル10mg 66 718.6 47,428 0 ヘパトセーラ筋注200単位/ 1mL 2 8,855 17,710 0 29 1 複合アレビアチン配合錠 96 6.1 586 0 トフラニール錠25mg 116 10 1,160 66 ニュープロパッチ2.25mg 50 278 13,900 166 バファリン配合錠A330 133 5.7 758 103 ベラサスLA錠60μg 83 235.9 19,580 29 ラコール NF 配合経腸用半固形 剤 300g 19 8.6 4,902 169 2 アリクストラ皮下注5mg 4 3,380 13,520 0 アリクストラ皮下注7.5mg 5 4,423 22,115 0 イモバックスポリオ皮下注 3 5,450 16,350 0 オダイン錠125mg 1 310.6 311 16 ザーコリカプセル200mg 1 9,421 9,421 0 サレドカプセル25 31 4,757 147,467 373 ダントリウムカプセル25mg 83 25.1 2,083 17 ニューモバックスNP 5 4,664 23,320 58 リボスチン点眼液0.025% 3 740 2,220 0

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16

9.

医薬品情報

2015 年度プレアボイド報告の概要

“プレアボイド”とは、薬剤師が薬物療法に直接関与し、薬学的患者ケアを実践して患 者の不利益(副作用、相互作用、治療効果不十分など)を回避あるいは軽減することで、薬物 療法の安全性を守ることができた事例や,経済的に貢献できた事例をいいます。 今回は、当院で 2015 年度に報告されたプレアボイドについて紹介します。 今後の薬物使用適正化やリスク回避に役立てていただけると幸いです。 1)腎機能低下時の至適薬剤投与量を提案した事例:56 件 【事例1】ラジレス錠を持参薬として内服していた中等度腎機能障害の症例 患者:70 歳代 女性 経過:肺癌にて加療中の患者。持参薬にてラジレス錠 150mg 1 錠 1× 朝食後 があり、 内服続行となっていた。入院後の採血検査結果で中等度腎機能障害(血清クレア チニン値=1.06mg/dL, Ccr=32.7ml/min)および高カリウム血症(K=5.4mEq/L) を認めた。ラジレス錠は腎機能障害患者では血清 K 値及び血清クレアチニン値が 上昇するおそれがあることを主治医へ報告した。 結果:ラジレス錠は中止となり、その後血清 K 値は 4.8 まで低下した。 2)治療上必要な薬剤の処方漏れまたは不必要薬の処方の指摘:37 件 【事例2】乳がん化学療法中に HBV-DNA が陽性化した症例 患者:50 歳代 女性 経過:右乳癌に対し術前補助化学療法として FEC 療法終了後、ドセタキセル+トラスツズ マブ療法導入した患者。化学療法前の検査結果で HBs 抗原陰性、HBs 抗体陰性、HBc 抗体陽性であり、前回の HBV-DNA の PCR は陰性であった。今回退院前の検査結果で HBV-DNA PCR が 2.7log copy/mL であり、通常であれば de novo B 型肝炎として核酸 アナログが投与開始となるが処方がなかったため、主治医に確認を行った。 結果:肝臓内科コンサルトの上バラクルード 0.5mg が開始となり、1 ヶ月半後の検査では HBV-DNA が陰性化した。 3)副作用の発見:24 件 【事例3】バクタ錠による血球減少の疑い 患者:80 歳代 女性 経過:ネフローゼ症候群に対しステロイド開始となった患者。PSL の感染予防にバクタ錠 が処方されていたが、血球の減少傾向(WBC=2700/μL, PLT=3 万 9000/μL)を認め た。入院前より原因不明の軽度汎血球減少を認めていたため、バクタ錠による血球 減少増悪のリスクがあると考えられ、主治医にベナンバックス吸入への変更を提言 した。その時点では経過観察となったが、1 週間後さらに悪化(WBC1400/μL, PLT=3 万 6000/μL)したため、再度主治医へ確認を行った。 結果:バクタ錠はベナンバックス吸入へ変更となり、変更 3 週間後には WBC, PLT ともに バクタ錠開始前の値まで回復した。

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4)適切な用法・用量の提案:26 件

【事例4】フルマリン注の適切な用法・用量への訂正 患者:60 歳代 男性

経過:慢性硬膜下血腫で入院中の患者。フルマリン注が投与開始になったが、1g×1/日 で処方されていた。βラクタム系抗生物質の抗菌作用は Time above MIC に依存し ているため 1 日 2~3 回投与の方が効果が高いこと、腎機能障害 (Ccr=29.1mL/min)があるため 40%の用量に減量することを主治医へ提言した。 結果:フルマリン注 0.4g×2 回/日へ変更となった。 5)相互作用の回避:10 件 【事例5】カリウム製剤とプレミネント錠の相互作用 患者:80 歳代 女性 経過:左大腿骨転子部骨折の患者。入院時血中血清 K 値=4.9mEq/L と高値であった。持参 薬でアスパラカリウム散とプレミネント(ロサルタンカリウム/ヒドロクロロチアジ ド)を内服していたが、カリウム製剤とロサルタンカリウムを併用することで高 K 血症を生じやすくなるため、アスパラカリウム散の中止を主治医へ提案した。 結果:アスパラカリウム散は中止となり、その後血清 K 値は基準値範囲内となった。 その他、持参薬から当院処方へ切り替え時の規格・用法等の修正:32 件、術前中止薬の中止 または再開漏れの発見 22 件、併用禁忌の回避 18 件、薬剤による検査値異常の発見 13 件、重 複投与の回避 12 件、TDM による薬物血中濃度の適正 10 件など、2015 年度に計 317 件が報告さ れました。 また、年度別の報告件数の推移は図の通りとなっています。

(図)プレアボイド報告件数の年度別推移

2012 年度より 病棟薬剤業務開始 166 122 362 248 377 317 0 50 100 150 200 250 300 350 400 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度

参照

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