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学習指導要領

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Academic year: 2021

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(1) 世 界 史 へ の い ざ な い ア 自然環境と歴史 歴史の舞台としての自然環境について,河川, 海洋,草原,オアシス,森林などから適切な事例 を取り上げ,地図や写真などを読み取る活動を通 して,自然環境と人類の活動が相互に作用し合っ ていることに気付かせる。 イ 日本列島の中の世界の歴史 日本列島の中に見られる世界との関係や交流に ついて,人,もの,技術,文化,宗教,生活など から適切な事例を取り上げ,年表や地図などに表 す活動を通して,日本の歴史が世界の歴史とつな がっていることに気付かせる。 ア ユーラシアの諸文明 自然環境,生活,宗教などに着目させながら, 東アジア,南アジア,西アジア,ヨーロッパに形 成された諸文明の特質とユーラシアの海,陸にお ける交流を概観させる。 ・資料「世界の自然環境」を参照しながら、「環境」 と「歴史」のつながりの深さを知る。 ・現在栽培されている主な穀物と、家畜の起源と その伝播の歴史を知る。 ・人々の生活様式を河川地域、海洋地域、草原地 域といった大まかな分類で理解する。 ・中国と日本のつながりなどの中学校における 既習事項と関連付けながら、日本と世界の歴史 的なつながりを理解する。 ・人類の進化の過程を理解する。 ・世界のおもな文明と、その特徴を答えること ができる。 ・中国の古代文明の成立過程と現代への影響を 理解する。 ・東アジアにおける「もうひとつの勢力」であ る遊牧騎馬民族について理解する。 ・インドのバラモン教、仏教、ヒンドゥー教の 成立過程を中心に、南アジアの歴史を理解する。 ・バラモン教、仏教、ヒンドゥー教の基本的事 項を答えることができる。 ・ギリシア、ローマの古代文明と、ローマ帝国

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イ 結び付く世界と近世の日本 大航海時代のヨーロッパとアフリカ,アメリカ, アジアの接触と交流,アジアの諸帝国とヨーロッ パの主権国家体制,大西洋世界の展開とアフリ カ・アメリカ社会の変容を扱い,16 世紀から 18 世 紀までの世界の一体化の動きと近世の日本の対応 を把握させる。 ・「出エジプト」を題材に、ユダヤ教の成立と、 現在のユダヤ教について理解する。 ・ユダヤ教の基本的事項を答えることができる。 ・キリスト教の成立をユダヤ教徒の関連のなか で理解する。 ・キリスト教の迫害からヨーロッパへ広まる過 程をローマ帝国との関係の中で理解する。 ・キリスト教に関する基本的事項を答えること ができる。 ・大航海時代、ヨーロッパがアジアへ目を向け た理由を香辛料等身近なものに結び付けて理解 する。 ・バスコ=ダ=ガマとバルトロメウ=ディアス を中心に、ポルトガルによるインド航路の開拓 について理解する。 ・コロンブスとマゼランを中心に、スペインに よる大西洋航路の開拓について理解する。 ・南アメリカ文明の存在と、スペインによる破 壊の過程を理解する。 ・大航海時代についての基本的事項を答えるこ とができる。 ・ウェストファリア条約により主権国家体制が 成立したことを理解する。 ・人類発祥の地(とされている)アフリカや南 アメリカがヨーロッパの植民地と化し、近代世 界システムに組み込まれていく過程を理解す る。 ・16~18世紀の日本と外国とのつながり(鉄 砲伝来や鎖国)を理解させる。

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ウ ヨーロッパ・アメリカの工業化と国民形成 産業革命と資本主義の確立,フランス革命とア メリカ諸国の独立,自由主義と国民主義の進展を 扱い,ヨーロッパ・アメリカにおける工業化と国 民形成を理解させる。 エ アジア諸国の変貌と近代の日本 ヨーロッパの進出期におけるアジア諸国の状 況,植民地化や従属化の過程での抵抗と挫折,伝 統文化の変容,その中での日本の動向を扱い,19 世紀の世界の一体化と日本の近代化を理解させ る。 ア 急変する人類社会 科学技術の発達,企業や国家の巨大化,公教育 の普及と国民統合,国際的な移民の増加,マスメ ディアの発達,社会の大衆化と政治や文化の変容 などを理解させ,19 世紀後期から 20 世紀前半まで の社会の変化について,人類史的視野から考察さ せる。 ・産業革命を経て、イギリスが世界の工場とな る過程を理解する。この過程で資本主義が成立 したことを知る。 ・イギリス以外の国の産業革命について理解す る。 ・アメリカ独立革命とフランス革命において被 支配者が自由や平等を獲得する過程を理解す る。また、そこで獲得した自由や平等から排除 された人々がいたことも知る。 ・産業革命、アメリカ独立革命、フランス革命 の基本的事項を答えることができる。 ・欧米における産業の発達により、アジアやア フリカ諸国が市場か原料供給地と化し、世界的 分業体制が成立する過程を理解する。 ・アジアやアフリカが植民地化されていくなか で、日本のみが産業革命を成功させ、植民地支 配を免れたことを理解する。 ・19 世紀~20 世紀はじめに出現した大衆社会 が、マス=コミュニケーションを発達させ、各 国で義務教育の制度などが生まれたことを理解 する。 ・大衆の政治参加が進み、普通選挙が始まった ことを理解する。同時に、女性の参政権はなか なか認められなかったこともあわせて知る。

(4)

イ 世界戦争と平和 帝国主義諸国の抗争とアジア・アフリカの対応, 二つの世界大戦の原因と総力戦としての性格,そ れらが世界と日本に及ぼした影響を理解させ,19 世紀後期から 20 世紀前半までの世界の動向と平和 の意義について考察させる。 ウ 三つの世界と日本の動向 第二次世界大戦後の米ソ両陣営の対立と日本の 動向,アジア・アフリカの民族運動と植民地支配 からの独立を理解させ,核兵器問題やアジア・ア フリカ諸国が抱える問題などについて考察させ る。 ・帝国主義が成立したことで、植民地を求める 各国の対立が深まり、世界を巻き込む戦争へと 発展したことを理解する。 ・二度の世界大戦に至る過程をそれぞれ理解す る。その中で、日本の果たした役割について知 る。 ・20 世紀に入るとアフリカの分割が進み、南ア フリカのアパルトヘイトのように、公然と人種 差別が行われるようになったことを理解する。 ・大戦の合間、あるいは第二次世界大戦後に試 みられた世界平和への取り組みを理解する。 ・帝国主義や世界大戦に関する基本的事項を答 えることができる。 ・冷戦の枠組みと、その中で起こった代理戦争 である朝鮮戦争やヴェトナム戦争について理解 する。 ・アメリカとソ連を中心とした各国の核開発の 課程を知る。 ・「アフリカの年」などで、アフリカやアジア諸 国の植民地支配から独立する過程を理解する。 ・南北問題や南南問題といった世界各国の格差 問題について理解するとともに、その背景を知 る。その中で日本が果たしている役割について 理解する。 ・第二次世界大戦後の世界と日本についての基 本的事項を答えることができる。

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エ 地球社会への歩みと課題 1970 年代以降の市場経済のグローバル化,冷戦 の終結,地域統合の進展,知識基盤社会への移行, 地域紛争の頻発,環境や資源・エネルギーをめぐ る問題などを理解させ,地球社会への歩みと地球 規模で深刻化する課題について考察させる。 オ 持続可能な社会への展望 現代世界の特質や課題に関する適切な主題を設 定させ,歴史的観点から資料を活用して探究し, その成果を論述したり討論したりするなどの活動 を通して,世界の人々が協調し共存できる持続可 能な社会の実現について展望させる。 ・情報を瞬時に世界中へ送る事ができるように なった結果、グローバル化が進み、各地で独裁 政治の打倒や差別の撤廃が起こったことを理解 する。 ・EU、ASEAN をはじめとして、国家の枠を超 えた地域経済圏を形成する地域統合の動きが強 まったことを理解する。 ・石炭、石油などの化石燃料が環境に与える(と いわれている)影響について理解し、世界のエ ネルギー事情を知る。現日本の原発問題とも関 連付けながら考察し、自らの考えを表現できる。

参照

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