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2018 年度入試状況分析 私立大 2018 年 5 月 10 日 ( 木 ) 私立大分析 <5 月 1 日現在 > 文中の ( ) 内の数値は 志願者数あるいは合格者数の前年度同時期対比指数を表します Point of Data 1 志願状況全体概況 延べ志願者数は 12 年連続増加 センター利用

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(1)

2018 年5月 10 日(木)

私立大分析

<5月1日現在>

※文中の( )内の数値は、志願者数あるいは合格者数の前年度同時期対比指数を表します。

①志願状況全体概況

○延べ志願者数は 12 年連続増加 ○センター利用方式は過去5年間と比べて最も高い増加率

②系統別志願状況・合格状況

○志願状況は文高理低が継続しているが、国際関係の大幅な人気上昇は一段落 ○理系、メディカル系で全体の増加率を上回っているのは、保健衛生のみ ○合格者数は多くの系統で減少し、特に国際関係が大幅減少

③地区別志願状況・合格状況

○志願者数減少は東北のみ ○北海道、東北、中国は合格者数増加で競争が緩和

④模試合格判定ライングループ別志願者数・合格者数増減状況

○志願者数は、文系は全てのグループで増加、理系は全体ではやや増加にとどまり、Aグループは微減 ○合格者数は、全体では減少傾向が継続して厳しい入試に

⑤模試合格判定ライングループ別実質倍率

○文系は全てのグループでアップし、競争が激化 ○理系は全体では競争は前年度並だが、Aグループはダウン

⑥増減が目立った大学

○主要私立 22 大学での増加数の多さが目立ち、東洋大、中央大はいずれも1万4千人以上の大幅増加

⑦主要私立22大学 志願状況概況

○4年連続増加で、減少したのは慶應義塾大、関西学院大の2大学のみ ○近畿大は 15 万人台、法政大、明治大は 12 万人台

⑧大学別志願状況

⑨医学部医学科志願状況

Point of Data

(2)

①志願状況全体概況

□延べ志願者数は 12 年連続増加

〔私立大志願者数推移〕

5月1日現在で、駿台予備学

校が集計した私立大 399 大学の

一般選抜入試(推薦・AO入試等

の特別選抜入試を除く)の延べ

志願者数は 345.9 万人(108)とな

っています。前年度の確定志願

者数を既に6万人以上も上回っ

ており、12 年連続増加が確定し

ました。

最終的な延べ志願者数は、365

万人前後になるものと予想され

ます。

□目立つセンター利用方式の増加

〔私立大一般選抜方式志願者数 前年対比増減率推移〕

入試方式別での志願者数の増

加率を見ると、一般方式、セン

ター利用方式のいずれも増加し

ていますが、特にセンター利用

方式は過去5年間と比べると、

最も高い増加率となっているこ

とが目立ちます。その増加率は、

過去5年間で最も高かった前年

度と比べると、4.0 ポイントも

高い増加率です。

センター利用方式は新規実施

の募集区分を除いた、前年度から継続する募集区分のみでの比較でも 4.3%増加しています。これまでは新

規実施分を除くと、ほとんどの年度で減少になっていました。これは次の「私立大延べ志願者数増加の要因」

で触れるように、合格者数絞り込みへの不安から、受験料が安価で、センター試験の成績のみで合否が決ま

る募集方式が多いセンター利用方式への出願を増やした受験生が多かったことが影響しています。

□私立大延べ志願者数増加の要因

2018 年度入試では、国公立大一般選抜入試の確定志願者数(99)は、微減ですが7年連続減少となりました。

一方、私立大一般選抜入試の延べ志願者数(108)が増加している要因としては、以下の4点が挙げられます。

①入学定員管理の厳格化に伴う合格者数絞り込みへの不安

入学定員管理の一層の厳格化により、私立大では前年度入試で合格者数を 2016 年度入試以上に絞り込んだ

大学が目立ちました。入学定員管理の厳格化とは、大都市部の大学への学生集中を是正するためにとられた

措置で、2018 年度は私学助成が全額不交付となる入学定員超過率がさらに厳しくなりました。そのため、合

格者数絞り込みが継続して厳しい入試になるのではないかという不安から、併願校数を増やしている可能性

が高いことが最大の要因といえます。

②併願時の受験料割引拡大

複数の学部、学科や受験方式を併願する場合の受験料を割り引く制度が拡大していることで、併願校数が

257.0 250.2 259.3 263.0 267.1 273.8 277.6 278.7 296.7 302.8 305.2 316.4 339.2 364.8 200 220 240 260 280 300 320 340 360 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 万人 年度 ※2017年度までは、文部科学省発表数値。 ※2018年度は駿台による5/1現在、399大学集計による推定値。 +6.1 +1.7 +0.7 +3.8 +7.3 +7.5 +7.9 +0.5 +1.6 +4.4 +7.8 +6.2 +2.4 +4.3 -1.3 +2.4 +6.4 +10.4 -4.0 -2.0 ±0 +2.0 +4.0 +6.0 +8.0 +10.0 +12.0 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 全体 一般方式 センター利用方式

(3)

増加し、志願者数増加につながっていることも大きな要因です。また、インターネット出願を導入する大学

も多くなっていることで、出願手続がかつてより手軽にできるようになっていますが、インターネット出願

システムの改善といった工夫が進んでいることも併願校数増加の要因です。

③入試方式の複線化・多様化、学部新設・改組

近年、英語4技能についての注目が高まり続けていることから、2018 年度は英語外部試験を用いた入試方

式の新規実施や対象試験の拡大、スコア変更(緩和)が多く見られました。また、その他の一般方式やセンタ

ー利用方式でも新規の募集区分の設置が目立ち、このような入試方式の複線化や多様化がさらに進んだこと

も要因です。

2018 年度は立命館大・食マネジメント、関西医科大・看護などが新設されました。主要私立大での学部新

設は過去数年間と比べると比較的落ち着いていますが、学科新設や改組を含めて出願時の選択肢が増えたこ

とも増加につながっています。

④文系への高い人気の継続

文系への高い人気は 2018 年度も継続しています。大規模な私立総合大学は、全体の募集人員の中で文系の

系統が占める割合が高いため、文系の人気が高まると志願者数全体の増加につながるのは必然といえます。

②系統別志願状況・合格状況

□志願状況は文高理低が継続しているが、国際関係の大幅な人気上昇は一段落

系統別では、文高理低の継続が特徴です。2016・2017 年度入試では、文系の系統は全て増加していました

が、2018 年度現時点でも増加が継続しています。国際関係(103)はやや増加にとどまっていますが、前年度

は全系統の中で最も高い増加率だったため、高い人気は継続していることがわかります。大学別では、大阪

経済法科大・国際、立命館アジア太平洋大・アジア太平洋の大幅増加、青山学院大・地球社会共生、津田塾

大・学芸(国際関係)、早稲田大・国際教養、近畿大・国際(国際/グローバル)の大幅減少が目立っています。

理系では、農・水産(95)の減少が目立っています。新設の岡山理科大・獣医が集計対象となりましたが、

東京農業大、近畿大の前年度の大幅増加による反動、日本大・生物資源科学がセンター利用方式を廃止した

ことに加え、系統の人気低下が減少につながっています。理系で募集人員の多い工(105)、理(103)はいずれ

108 105 106 114 114 120 100 97 107 108 101 102 95 96 101 105 112 110 107 111 110 107 112 115 103 101 106 109 107 109 101 106 93 103 105 95 100 108 80 90 100 110 120 130 人文科学 外国語 法 経済・ 経営・ 商 社会 国際関係 教員養成・ 教育 生活科学 芸術 総合科学 保健衛生 医 歯 薬 理 工 農・ 水産 ス ポ ーツ ・ 健康 全体 2017年度/2016年度 (494大学集計) 2018年度/2017年度 (399大学集計) 2018年度 私立大 全体指数=108 (5/1現在・399大学集計) ※前年度を100とする指数

(4)

ます。薬剤師国家試験の受験資格は、2018 年度入学者から6年制学科のみに与えられますが、入試の段階で

4年制学科と6年制学科を分けて募集している大学の合計では、減少率は4年制学科(94)の方が6年制学科

(96)より大きくなっています。

□方式別では、センター利用方式の増加が顕著

方式別に系統別志願状況を見ると、 一般方式(106)、センター利用方式(110)のいずれも増加していますが、

特にセンター利用方式の増加が顕著です。受験料が一般方式に比べて安価であり、センター試験の結果のみ

で合否が決定する募集区分が多く、出願後の負担が少ないことが要因といえます。系統別では、社会(122)、

経済・経営・商(116)などの大幅増加が目立っています。

一方、農・水産(92)ははっきりと減少し、一般方式以上の減少率となっています。また、薬も両方式で減

少しています。

□合格者数は多くの系統で減少

5月1日現在で駿台予備学校が集計した私立大 377 大学の集計では、合格者数は多くの系統で減少して

います。特に文系の系統は全て減少が継続しており、中でも国際関係(87)の大幅減少が目立っています。文

系の系統は、全て志願者数が増加しているため、厳しい入試になったことがわかります。

増加している系統では、保健衛生(107)は志願者指数(109)より小さいため、厳しい入試だったといえます

が、スポーツ・健康(104)は志願者数が減少しているため、競争が緩和していることがわかります。

93 96 89 97 96 97 98 100 93 89 103 108 102 100 106 105 109 103 98 95 95 93 91 91 87 97 107 102 93 107 100 98 94 92 99 100 104 95 80 90 100 110 120 人文科学 外国語 法 経済・ 経営・ 商 社会 国際関係 教員養成・ 教育 生活科学 芸術 総合科学 保健衛生 医 歯 薬 理 工 農・ 水産 ス ポ ーツ ・ 健康 全体 2017年度/2016年度(484大学集計) 2018年度/2017年度(377大学集計) ※前年度を100とする指数 110 112 107 110 113 104 101 105 110 107 109 99 104 92 101 102 96 97 106 112 108 108 116 122 101 102 107 108 106 108 109 110 97 107 111 92 106 110 80 90 100 110 120 130 人文科学 外国語 法 経済・ 経営・ 商 社会 国際関係 教員養成・ 教育 生活科学 芸術 総合科学 保健衛生 医 歯 薬 理 工 農・ 水産 ス ポ ーツ ・ 健康 合計 一般方式 センター利用方式 ※前年度を100とする指数

(5)

③地区別志願状況・合格状況

□志願者数減少は東北のみ

大 学 の 所 在 地 別 の 志 願 状 況 で

は、減少しているのは東北(96)の

みです。

そ の 他 の 増 加 し て い る 8 地 区

のうち、近畿(109)、首都圏(108)、

中部(106)、九州・沖縄(104)、 北

関東(103)、中国(100)の6地区で

は増加が継続しています。ただし、

北海道、九州・沖縄では、特定の

大 学 の 学 部 改 組 や 入 試 方 式 の 変

更 に よ る 増 加 の 影 響 が 強 く 現 れ

た結果です。

各地区ごとに文理別で集計する

と、全体的には文系の増加率が大きいことがわかります。また、5月1日現在で減少している東北は、

文理とも減少していますが、理系の減少率の方が大きくなっています。大規模な総合大学の多い首都

圏、近畿でも理系の増加率は地区合計の増加率を下回っており、特に近畿は文系(112)が大幅増加して

いますが、理系(101)は微増にとどまっています。

□北海道、東北、中国は合格者数増加で競争が緩和

大 学 の 所 在 地 別 の 合 格 状 況 で

は、減少しているのは四国(87)、

首都圏(93)、近畿(93)、北関東(97)、

九州・沖縄(100)の5つの地区です。

大幅減少している四国は、松山大

98 109 111 106 109 110 104 96 104 107 103 96 103 108 106 109 100 101 104 108 90 95 100 105 110 115 120 北海道 東北 北関東 首都圏 中部 近畿 中国 四国 九州 ・沖縄 全体 2017年度/2016年度 (494大学集計) 2018年度/2017年度 (399大学集計) 2018年度 私立大全体指数=108 (5/1現在・399大学集計) ※前年度を100とする指数 105 98 122 110 107 112 102 102 105 110 101 95 96 104 105 101 98 96 102 103 103 96 103 108 106 109 100 101 104 108 80 90 100 110 120 130 北海道 東北 北関東 首都圏 中部 近畿 中国 四国 九州 ・ 沖縄 全体 文系 理系 全体 ※前年度を100とする指数 103 103 108 106 109 100 101 104 108 104 104 101 103 105 110 115 120 志願者指数(399大学集計) 合格者指数(377大学集計)

(6)

一方、合格者数が増加している4地区のうち、中部(101)は志願者指数より5ポイント小さいため、

競争が厳しくなったことがわかりますが、北海道(104)、東北(104)、中国(103)はいずれも志願者指数

より合格者指数の方が大きく、競争は緩和しています。特に東北は志願者数はやや減少しているにも

かかわらず、合格者数はやや増加しており、地方大の入学者確保の厳しさが現れているといえます。

④模試合格判定ライングループ別志願者数・合格者数増減状況

□志願者数は、文系は全グループで増加、理系はAグループが微減

5月1日現在での私立大 399

大学の一般選抜入試の志願者数

集計において、第3回駿台・ベネ

ッセマーク模試の合格判定ライ

ン(B判定ライン)を基にして、学

部単位(医学科は別集計)で5グ

ループ(上位Aグループ~下位E

グループ)に分類し、各グループ

の志願者数合計の前年度対比指

数を示したのが左のグラフです。

文系(110)は、全グループで増

加していますが、理系(103)はや

や増加にとどまっており、Aグル

ープ(99)は微減で、文理で唯一減

少しています。理系の他のグルー

プは増加していますが、いずれも

文系の同グループと比べるとか

なり低い増加率です。

また、文理ともD・Eグループ

の増加率が文系全体、理系全体の増加率より大きくなっています。特に文系ではいずれも大幅増加している

ことから、受験生が合格者数絞り込みへの不安で下位グループの大学の併願を多くしたことがわかります。

□合格者数は、全体では減少傾向が継続して厳しい入試に

5月1日現在での私立大 377 大学の一般選抜入試の合格者数集計において、第3回駿台・ベネッセマーク

模試の合格判定ライン(B判定ライン)を基にして、学部単位(医学科は別集計)で5グループ(上位Aグループ

~下位Eグループ)に分類し、

各グループの志願者数合計の前年度対比指数を示したのが次ページのグラフ

です。

2018 年度は、大規模大学での入学定員の厳格化による私学助成が全額不交付となる基準がさらに厳しくな

りました。そのため、合格者数の絞り込みは当然予想されていましたが、集計した 377 大学で合格者数が減

少したのは、半数以下の 174 大学でした。しかし、入学定員厳格化の影響が大きい大規模な総合大学での大

幅減少が目立っているため、全体(95)ではやや減少しており、前年度の 483 大学集計での減少率より大きく

なっています。

文理別では、入学定員の実人数が多い文系(93)がはっきりと減少しているのに対して、理系(99)は微減に

とどまっています。

文系(93)は、Eグループ(108)のみ増加していますが、同グループの志願者数は3割もの大幅増加のため、

厳しい入試になったことがわかります。他の4つのグループは、いずれも減少しており、特に最上位のAグ

ループ(88)は大幅減少しています。文系の志願者数は全グループで増加しているため、上位から下位まで文

系は厳しい入試となりました。

105 108 108 120 130 110 99 103 102 105 106 103 105 107 105 111 120 108 90 100 110 120 130 A B C D E 全体

文系

理系

全体

※前年度を100とする指数 <集計について> ※一般方式とセンター利用方式に分けて、各大学の学部単位で最もライン の高い募集区分を代表値として集計。 ※医学科は分けて集計。 <各グループの③駿台・ベネッセマーク模試 Bラインについて> Aグループ=65以上 Dグループ=50以上55未満 Bグループ=60以上65未満 Eグループ=50未満 Cグループ=55以上60未満

(7)

理系(99)で減少しているのは、

Bグループ(95)、Cグループ(97)、

Dグループ(100)の3つのグルー

プですが、いずれも志願者数が増

加しており、厳しい入試だったこ

とがわかります。理系の他の2つ

のグループは合格者数がやや増

加しています。

Aグループ(104)は、志願者数

が微減しているため、文理の全て

のグループの中で唯一競争が緩

和しています。最下位のEグルー

プ(105)は、志願者指数(106)とほ

ぼ同じ増加率のため、競争はほぼ

前年度並でした。理系の人気が落

ち着いてきている中で、入学者確

保のためには、文系のように合格

者数を絞り込めない必要が生じ

ていることが要因と思われます。

⑤模試合格判定ライングループ別実質倍率

□文系は全てのグループでアップし、競争が激化

受験者数、合格者数の両方が判

明している募集区分について、学

部(一般方式とセンター利用方式

は分ける)単位で算出した実質倍

率を、第3回駿台・ベネッセ模試

の 合 格 判定 ライ ン ( B判定 ラ イ

ン)を基にして、学部単位で5グ

ループ(上位Aグループ~下位E

グループ)に分類して2か年分を

示したのが左のグラフです。

文系は全てのグループで実質

倍率がアップしています。この結

果、全体では 3.7 倍から 4.3 倍に

0.6 ポイントアップし、競争が厳

しくなっています。

4.7 3.9 3.5 2.8 1.9 3.7 5.7 4.5 4.1 3.6 2.3 4.3 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 A B C D E 全体

2017年度

2018年度

倍 <各グループの③駿台・ベネッセマーク模試 Bラインについて> Aグループ=65以上 Dグループ=50以上55未満 Bグループ=60以上65未満 Eグループ=50未満 Cグループ=55以上60未満 88 92 92 94 108 93 104 95 97 100 105 99 89 93 95 97 106 95 80 85 90 95 100 105 110 115 120 A B C D E 全体

文系

理系

全体

※前年度を100とする指数 <集計について> ※一般方式とセンター利用方式に分けて、各大学の学部単位で最もライン の高い募集区分を代表値として集計。 ※医学科は分けて集計。 <各グループの③駿台・ベネッセマーク模試 Bラインについて> Aグループ=65以上 Dグループ=50以上55未満 Bグループ=60以上65未満 Eグループ=50未満 Cグループ=55以上60未満

(8)

□理系は全体では競争は前年度並だが、Aグループはダウ

理系は、

全体では 3.5 倍から 3.6

倍に 0.1 ポイントのみアップして

おり、競争は前年度並だったこと

がわかります。理系全体では志願

者数がやや増加していますが、合

格者数は微減にとどまり、文系の

ような絞り込みがなかったためで

す。

グループ別では、最上位のAグ

ループが 0.5 ポイントダウンして

おり、文理の全グループの中で唯

一ダウンしているのが目立ちます。

B・C・Dグループはアップし

ていますが、0.1~0.3 ポイントと

アップ率は小さく、最下位のEグ

ループは前年度と同倍率にとどまっています。

⑥増減が目立った大学

□主要私立 22 大学での増加数の多さが目立つ

5月1日現在で、一般選抜での志願者の増加数が 5,000 人以上だった大学、減少数が 1,000 人以上だった

大学について見ていきます。

増加した大学では、主要私立 22 大学で増加数の多さが目立っていますが、それ以外の大学も含めて、合格

者数絞り込みへの不安に伴い、併願時の受験料割引制度の利用がさらに進んだことによる併願校数増加が影

響しているといえます。

増加数が最も多かったのは東洋大で、14,195 人(114)の大幅増加でした。先に述べた要因に加えて、2018

年度も新規実施の募集方式や試験日を1日増やした募集区分が多かったことが影響しました。次いで中央大

が 14,153 人(119)と東洋大とほぼ同数の増加となり、この2大学の増加数が突出して多かったのが目立ちま

した。

減少数が多かった大学は、全国的な私立大の志願者数増加が継続しているため、減少数が少なくなってい

る傾向が継続しています。対象となった6大学のうち、慶應義塾大を除いた5大学は前年度の大幅増加の反

動が現れました。

〔5,000 人以上増加した大学〕

増加数 指数 2018年度 2017年度 東洋大 +14,195 114 115,375 101,180 2018年度も新規実施の募集方式や試験日を1日増やした募集区分が多 かったことに加えて、大規模大での合格者数絞り込みへの不安から狙わ れたことで大幅増加。 中央大 +14,153 119 88,182 74,029 前年度、主要私立22大学の中で唯一減少した反動に加え、インターネッ ト出願システムの改善も進んでいることで大幅増加。学部別でも6学部全 てが大幅増加。<英語外部検定試験利用>(226)が激増。 近畿大 +9,329 106 156,225 146,896 大規模大での合格者数絞り込みへの不安から狙われたことで大幅増 加。方式別では、センター利用方式(127)が大幅増加したが、特に国の 出題範囲を変更した文系6学部の増加数が方式合計の増加数の4分の 3近くを占めた。 大学 志願者数増減 志願者数 コメント 6.2 4.0 3.6 3.1 2.2 3.5 5.7 4.3 3.8 3.2 2.2 3.6 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 A B C D E 全体

2017年度

2018年度

倍 <各グループの③駿台・ベネッセマーク模試 Bラインについて> Aグループ=65以上 Dグループ=50以上55未満 Bグループ=60以上65未満 Eグループ=50未満 Cグループ=55以上60未満

(9)

〔1,000 人以上減少した大学〕

増加数 指数 2018年度 2017年度 立教大 +9,138 115 71,793 62,655 英語外部試験の利用が可能になったセンター利用方式(133)の大幅増 加が要因。他では英語外部試験を出願要件とする<全学部グローバル> (189)が2年連続激増。 東京都市大 +8,864 152 25,784 16,920 一般方式(129)、センター利用方式(178)とも大幅増加。センター利用方 式は大規模大での合格者数絞り込みへの不安から狙われ、併願受験料 割引の利用が進み激増。一般方式は、英語外部試験の利用が可能に なったこと、試験日自由選択制を導入したことが影響。 関西大 +7,630 109 92,216 84,586 13学部のうち11学部が増加。新方式の実施や、既存方式の科目負担減、積極的な広報活動などが影響。 京都産業大 +7,407 117 50,562 43,155 英語外部試験の利用が可能になったセンター利用方式(126)が大幅増 加した影響。また、コンピュータ理工から改組した情報理工(211)が、前 年度大幅減少の反動、系統への高い人気、3学科から10 コースへ自由 度の高い学部構成に改組したことで倍増。 武蔵野大 +6,876 137 25,448 18,572 募集人員増加、一般方式での学部間にまたがる第3志望制実施、経済(会計ガバナンス)と教育(こども発達)の新設が大きく影響。 明治大 +6,772 106 120,279 113,507 募集人員が大学全体で約16%増加した影響。 摂南大 +6,106 123 32,406 26,300 3年連続大幅増加。合格者数絞り込みへの不安から併願先として狙わ れた。特に法(169)、経営(159)、経済(138)の3学部合計の増加数が全 体の増加数のほぼ8割を占めた。 大学 志願者数増減 志願者数 コメント 減少数 指数 2018年度 2017年度 東京農業大 -2,382 93 31,731 34,113 前年度、学部・学科の新設・改組を行ったことで大幅増加した反動。 成蹊大 -2,319 90 21,162 23,481 前年度大幅増加した反動。 文教大 -1,960 90 17,178 19,138 前年度、学科新設により大幅増加した反動。 工学院大 -1,852 91 19,044 20,896 前年度大幅増加した反動。 慶應義塾大 -1,544 97 43,301 44,845 合格者数絞り込みへの不安から最難関大を敬遠する傾向が見られて、大学全体では4年ぶりの減少。全学部が減少。 立正大 -1,375 91 14,349 15,724 前年度大幅増加した反動。 大学 志願者数増減 志願者数 コメント

(10)

⑦主要私立 22 大学 志願状況概況

□22 大学合計では4年連続増加、近畿大は 15 万人を突破

主要私立 22 大学(左表参照)の一般選抜入試

(推薦・AO入試等の特別選抜入試を除く)の延

べ志願者数は合計で 162.5 万人(106)となり、4

年連続増加しました。

22 大学のうち、慶應義塾大(97)、関西学院大

(98)の2大学は減少しましたが、いずれも減少

率はわずかでした。

増加の最大の要因としては先に触れたように、

入学定員管理の厳格化に伴う合格者数絞り込み

への不安による併願校数の増加が考えられます。

前年度は 22 大学のうち、中央大を除いた 21 大

学で志願者数が増加しましたが、合格者数は 18

大学で減少しました。2018 年度も厳しい入試が

継続することを見込んで、併願校数が増加して

いそうです。さらに新たな入試方式実施、併願

時の受験料割引も主要な要因です。

大学別では、私立大の最難関校である慶應義

塾大(97)はやや減少で4年ぶりに減少しました

が、早稲田大(102)は3年連続増加と対照的な志

願状況でした。慶應義塾大は、全ての学部が減少しましたが、薬(94)、医(97)、理工(98)はいずれも4年連

続減少となりました。学科別・方式別でも、理工(学門5)(110)が唯一増加の募集区分でした。早稲田大は、

13 学部のうち国際教養(78)、政治経済(91)、基幹理工(95)、創造理工(95)、先進理工(97)、商(100)の6学

部が減少しました

近畿大(106)は 15 万人を突破して、5年連続で全国最多となりました。学部別では、経営(123)、

経済(115)、

工(114)などの大幅増加、農(83)の前年度大幅増加の反動に加え、系統への人気低下による大幅減少が目立ち

ました。

東洋大(114)は、2年連続で 10 万人を突破しました。学部別で減少したのは、法(86)、国際観光(95)の2

学部のみでした。その他の学部は多くが大幅増加し、特に開設2年目の情報連携(168)は激増しました。新規

実施の募集方式や試験日を1日増やした募集区分が多かったことが影響しました。方式別では、一般方式

(112)、センター利用方式(116)のいずれも大幅増加ですが、増加率、増加数ともにセンター利用方式の方が

大きくなりました。

法政大(103)は3年連続で 10 万人を上回り、明治大(106)とともに 12 万人を突破しました。

◇その他の主な増加大学

○学習院大(111)……文(94)の6学科を除き、同一学部・学科を2回受験することが可能になったことで大

幅増加。学部別では、文以外に国際社会科学(88)が大幅減少。

○中央大(119)………前年度、主要私立 22 大学の中で唯一減少した反動から大幅増加に転じた。全学部が大

幅増加しており、学科・専攻・コース別でも 41 の募集区分のうち、35 の募集区分が

増加。方式別では、一般方式(115)、センター利用方式(124)のいずれも大幅増加。イ

ンターネット出願システムの改善を進めていることが要因。

○立教大(115)………英語外部試験利用を可能にしたセンター利用方式(133)が、全学部で大幅増加したこと

が大きく影響。

2018年度 志願者数 2017年度 志願者数 増減数 志願者 指数 青山学院大

62,905

60,966

+1,939

103

学習院大

20,447

18,366

+2,081

111

慶應義塾大

43,301

44,845

-1,544

97

駒澤大

44,815

41,666

+3,149

108

上智大

31,181

29,277

+1,904

107

専修大

45,761

44,462

+1,299

103

中央大

88,182

74,029

+14,153

119

東京理科大

56,566

53,515

+3,051

106

東洋大

115,441

101,180

+14,261

114

日本大

115,180

112,583

+2,597

102

法政大

122,499

119,206

+3,293

103

明治大

120,279

113,507

+6,772

106

立教大

71,793

62,655

+9,138

115

早稲田大

117,209

114,983

+2,226

102

京都産業大

50,562

43,155

+7,407

117

同志社大

58,596

56,152

+2,444

104

立命館大

98,262

96,126

+2,136

102

龍谷大

51,802

48,963

+2,839

106

関西大

92,216

84,586

+7,630

109

近畿大

156,225

146,896

+9,329

106

関西学院大

42,304

43,021

-717

98

甲南大

19,786

18,650

+1,136

106

1,625,312

1,528,789

+96,523

106

大学 22大学合計

(11)

○京都産業大(117)…コンピュータ理工から改組の情報理工(211)が系統への高い人気から倍増以上。総合生

命科学(181)は一般方式の数学の出題範囲から数Ⅲを除外で激増。文系学部では、文化

(144)の大幅増加が目立ち、この3学部の増加が大学全体の大幅増加に大きく影響。

○関西大(109)………13 学部中 11 学部が増加し、政策創造(142)、人間健康(119)、社会(114)、化学生命工

(113)、経済(112)、法(111)の6学部が大幅増加。新たな入試方式実施や積極的な広報

活動が増加につながった。

⑧大学別志願状況

※入試変更点があった学部・学科、増減の目立った学部・学科を中心に分析しています。 ※各大学名の一番右にある人数は、一般方式、センター利用方式の各合計での志願者増減数を表しています。 ※< >内は入試方式を表しています。<セ・>と表記されている方式はセンター利用方式を表しています。

慶應義塾大:全学部が減少し、大学全体では4年ぶりに減少 一般:-1,544 人

COMMENT ※( )内の数値は志願者数の前年度対比指数 大学全体では、1,544 人(97)のやや減少で4年ぶりに減少。全学部が減少し、理工、医、薬はいずれも4年連続減少。学科 別・方式別でも、理工(学門5)(110)が唯一増加の募集区分。 <一般方式> ○文(95)は、3年ぶりに減少。 ○法(97)も3年ぶりの減少で、2学科とも減少。(政治)(97)が2年連続減少、(法律)(98)は2年ぶりの減少。 ○総合政策(95)は、4年ぶりに減少。 ○経済(96)は、2年連続減少。方式別では、<A方式>(94)は2年連続減少。<B方式>(100)は 10 人とわずかだが減少し、4年 ぶりの減少。 ○商(97)は、4年ぶりに減少。方式別では、<B方式>(95)は4年ぶりの減少。<A方式>(98)は2年連続微減。 ○理工(98)は、微減で4年連続減少。学門別では、(学門5)(110)が唯一増加し2年連続増加。近年人気の高い(情報工)に進 級できる割合が大きいことが要因。一方、(学門3)(92)は4年連続減少。 ○環境情報(98)は、微減で3年ぶりに減少。 ○医(97)は、4年連続減少。最難関大を敬遠する傾向が継続しており、志願者数は 10 年前の7割強まで減少。 ○薬(94)は、2学科とも4年連続減少。特に(薬科学)(89)は大幅減少で、大学の全募集区分で最も大きな減少率。 ○看護医療(97)は、2年連続減少。 95 97 95 96 97 98 98 97 94 97 97 70 80 90 100 110 120 130 文 法 総合政策 経済 商 理工 環境情報 医 薬 看護医療 大学全体 95 97 95 96 97 98 98 97 94 97 97 一般方式 センター利用方式 ※前年度の志願者数を100とする指数 ※学部名の下の数値は学部全体の指数

(12)

早稲田大:大学全体では3年連続増加 一般:+2,590 人

センター:-364 人

入試変更点 名称変更:教育…(社会/社会科学)→(社会/公共市民) 選抜方法:国際教養<一般>…英語リスニング除外、英語試験時間 85 分→90 分 英語外部試験利用可(スコアにより得点加算、未提出でも出願可) 募集人員:基幹理工(学系Ⅰ)…40 人→45 人 入試科目:法<一般>…選択に数追加(センター試験の数Ⅰ・A+数Ⅱ・Bの成績) 政治経済<一般>…選択から公(政経)除外 COMMENT ※( )内の数値は志願者数の前年度対比指数 大学全体では、2,226 人(102)の微増で3年連続増加。全体としては文高理低が継続し、理工3学部は全て減少。細かい方式 別では、文、文化構想で実施の<英語4技能>がいずれも倍増以上の激増だったのが目立ち、受験生への浸透がうかがえる。 <一般方式> ○文(114)は、大幅増加で3年連続増加。2方式とも増加したが、特に実施2年目の<英語4技能>(253)は 2.5 倍増。 ○文化構想(101)は、微増だが3年連続増加。方式別では、実施2年目の<英語4技能>(243)が 2.4 倍増、<一般>(93)は減少と 対照的。 ○法(119)は大幅増加で、実に 11 年ぶりの増加。選択科目に数学を追加したことが要因。 ○政治経済(93)は、3年ぶりに減少。選択科目から近年の選択率が約6%である政経を除外したが、その選択率を上回る減少。 学科別では、(国際政治経済)(102)は微増で3年連続増加したが、他の2学科は減少し、特に(政治)(81)は大幅減少。 ○商(99)は、微減だが4年ぶりに減少。 ○社会科学(106)は、2年連続増加。 ○教育(103)は、5年連続増加。学科・専攻・選修別では、大幅な増減が目立ち、(社会/地理歴史)(148)、(英語英文)(114)、 (教育/生涯教育)(114)、(教育/初等教育)(114)、(教育/教育)(111)が大幅増加。一方、(複合文化)(78)、(理/生物)(87)、 (理/地球科学)(89)、名称変更の(社会/公共市民)(89)は大幅減少で、(社会/公共市民)は5年ぶりの減少。 ○人間科学(106)は、3年連続増加で、3学科とも前年度の増減が継続。(人間環境科学)(111)は4年連続、(健康福祉科学)(108) は3年連続でいずれも増加し、(人間情報科学)(98)は3年連続減少。 ○国際教養(94)は、5年連続減少。 ○スポーツ科学(109)は、3年連続増加。 ○基幹理工(95)は、やや減少で3年ぶりに減少。系別では、(学系Ⅲ)(108)が2年連続増加したが、(学系Ⅱ)(91)は3年ぶり に減少し、(学系Ⅰ)(98)は微減だが2年連続減少。 ○創造理工(95)は、2年ぶりに減少。学科別で増加したのは、(経営システム工)(111)のみ。(環境資源工)(86)、(社会環境 工)(87)はいずれも大幅減少。 ○先進理工(97)は、3年連続減少。学科別で増加したのは、(応用物理)(107)、(電気・情報生命工)(103)の2学科で、(電気・ 情報生命工)は4年連続増加。(化学・生命化学)(82)は大幅減少で2年ぶりに減少し、他の3学科はいずれも減少が継続。 <センター利用方式> ○文(109)は、2年ぶりに増加。<セ・併用>(130)が大幅増加、<センターのみ>(92)は減少といずれも前年度と逆の増減。 ○文化構想(119)は、大幅増加で2年ぶりに増加。2方式とも増加したが、特に<セ・併用>(133)が大幅増加。 ○法(102)は、微増で3年ぶりに増加。 ○政治経済(88)は、大幅減少で4年ぶりに減少。3学科とも減少し、特に(政治)(81)、(国際政治経済)(85)は大幅減少。 ○社会科学(89)は、前年度大幅増加の反動で大幅減少。 ○人間科学(111)は、大幅増加で3年連続増加。学科別では、(人間環境科学)(131)が大幅増加、(健康福祉科学)(107)は増加。 一方、(人間情報科学)(99)は微減。 ○国際教養(49)は半減。前年度、合格者数絞り込みで実質倍率が 4.2 倍→11.0 倍と大幅アップしたことで受験生が敬遠。 114 101 119 93 99 106 103 106 94 109 95 95 97 103 109 119 102 88 102 89 111 49 101 98 40 60 80 100 120 140 文 文化構想 法 政治経済 商 社会科学 教育 人間科学 国際教養 科学 ス ポ ーツ 基幹理工 創造理工 先進理工 大学全体 113 103 114 91 100 104 103 107 78 105 95 95 97 102 一般方式 センター利用方式 ※前年度の志願者数を100とする指数 ※学部名の下の数値は学部全体の指数

(13)

上智大:大学全体では2年連続増加、TEAP 利用型方式が大幅増加 一般:+1,904 人

入試変更点 募集人員:文(英文)<学科別>…60 人→57 人 外国語(ロシア語)<学科別>…25 人→24 人 総合人間科学(看護)<学科別>…35 人→30 人 COMMENT ※( )内の数値は志願者数の前年度対比指数 大学全体では、1,904 人(107)の増加で2年連続増加し、過去最多だった 2015 年度入試以来、3年ぶりの志願者数3万人台 に。方式別では、<学科別>(99)は微減だが、<TEAP 利用型>(147)は大幅増加。学部別では、神(91)、総合人間科学(98)を除い た6学部が増加し、特に外国語(115)は大幅増加。 <一般方式> ○文(104)は、やや増加で2年連続増加。学科別では、<学科別>が大幅減少した(フランス文)(87)、(新聞)(89)、(哲)(99)の 3学科が減少。 ○外国語(115)は、2年連続大幅増加。学科別・方式別では、(フランス語)<学科別>(78)、(ポルトガル語)<学科別>(89)が大 幅減少し、(ロシア語)<学科別>(103)がやや増加だが、他はいずれも大幅増加。 ○法(109)は、3年ぶりに増加。学科別では、(法律)(118)が大幅増加、(地球環境法)(108)が増加、(国際関係法)(98)は微減 といずれも前年度と逆の増減。 ○経済(103)は、やや増加で2年連続増加。学科別では、(経営)(107)が2年連続増加。(経済)(98)は<学科別>(92)が減少した ため、学科合計では2年ぶりに減少。 ○総合グローバル(108)は、2年連続増加。方式別では、<TEAP 利用型>(128)が2年連続大幅増加、<学科別>(102)は3年連続 増加。 ○総合人間科学(98)は微減で、学部合計の志願者数は3年連続で大きな変動なし。学科別では、5学科全てが前年度と逆の増 減で、(社会)(107)、(看護)(104)が増加。減少の3学科はいずれも<学科別>の大幅減少が学科合計の減少につながった。 ○理工(108)は、<TEAP 利用型>導入前の 2014 年度以来4年ぶりに増加。3学科全てが2方式のいずれも増加。 93 83 107 103 97 102 89 105 99 143 108 162 131 196 128 151 142 147 60 80 100 120 140 160 180 200 文 神 外国語 法 経済 グ ロ ーバ ル 総合 科学 総合人間 理工 大学全体 104 91 115 109 103 108 98 108 107 学科別 TEAP利用型 ※前年度の志願者数を100とする指数 ※学部名の下の数値は学部全体の指数

(14)

東京理科大:大学全体では2年連続増加

一般:+991 人

センター:+2,060 人

入試変更点 選抜方法:経営(経営)、理、工、理工、基礎工、薬…グローバル方式新規実施 経営(ビジネスエコノミクス)<グローバル>…利用方法、対象試験、スコア変更 募集人員:経営(経営)<B方式>…140 人→132 人 募集人員:経営(ビジネスエコノミクス)<B方式>…60 人→62 人、<グローバル>…20 人→7人、 募集人員:経営(ビジネスエコノミクス)<C方式>…10 人→13 人 募集人員:理<B方式>…各学科 70 人→49 人 募集人員:工(機械工)(建築)(工業化学)(電気工)<B方式>…各学科 64 人→46 人、 募集人員:工(機械工)(建築)(工業化学)(電気工)<C方式>…各学科 12 人→10 人 募集人員:工(情報工)<A方式>…11 人→16 人、<C方式>…9人→10 人 募集人員:理工(応用生物科学)(機械工)(経営工)(建築)(先端化学)(情報科学)(数学)(土木工)(物理)<B方式> 募集人員:理工…各学科 66 人→49 人 募集人員:理工(電気電子情報工)<B方式>…90 人→67 人 募集人員:基礎工<B方式>…各学科 60 人→49 人 募集人員:薬<B方式>…各学科 55 人→40 人 入試科目:経営(経営)<B方式>…数(国と選択)の出題範囲から数Ⅲ除外 入試科目:経営(ビジネスエコノミクス)<B方式>…数配点 100 点→300 点、数の出題範囲に数Ⅲ追加 入試科目:理工(数学)<B方式>…理の選択に生追加 COMMENT ※( )内の数値は志願者数の前年度対比指数 大学全体では 3,051 人(106)の増加で、2年連続増加。新規実施の<グローバル>を除いても、1,693 人(103)のやや増加。方 式別では、一般方式は 991 人(103)のやや増加。既存の<B方式>(99)は微減したが、公募制推薦実施や<グローバル>新規実施 で募集人員が減少したため、志願倍率は 17.4 倍→22.0 倍にアップ。センター利用方式は 2,060 人(112)の大幅増加。学部別で は、二部を除く6学部は全て増加し、基礎工(138)は大幅増加。 <一般方式> ○経営(92)は、2年連続大幅増加の反動で減少。2学科とも減少し、特に(ビジネスエコノミクス)(83)は大幅減少。 ○理(97)は、<グローバル>を新規実施したがやや減少で6年連続減少。学科別では、(応用物理)(110)、(数学)(107)は増加し たが、(化学)(88)、(応用化学)(89)は大幅減少。 ○工(107)は、新規実施の<グローバル>を除いた既存の<B方式>(104)のみでもやや増加。5学科全てが増加し、特に(情報 工)(119)は<B方式>(114)が2年連続大幅増加。 ○理工(100)は、前年度並。学科別では、(情報科学)(117)の2年連続大幅増加が目立った。 ○基礎工(130)は、新規実施の<グローバル>を除いた既存の<B方式>(123)のみでも大幅増加。3学科全てが大幅増加。 ○薬(106)は、2年連続増加。学科別では、(薬)(116)は大幅増加、(生命創薬科学)(92)は減少と対照的。 <センター利用方式> ○経営(118)は、大幅増加。学科別では、(ビジネスエコノミクス)(227)が前年度大幅減少の反動で2倍以上の激増。一方で、 (経営)(93)は2年連続減少。 ○理(114)は、2年連続大幅減少の反動で大幅増加。学科別では、(化学)(98)は微減だが、他の5学科はいずれも大幅増加。 ○基礎工(158)は、前年度大幅減少の反動で大幅増加。3学科全てが(140)以上の大幅増加。 ○薬(94)は、前年度増加の反動で減少。学科別では、(薬)(98)は微減だが、(生命創薬科学)(86)は大幅減少。 92 97 107 100 130 106 103 103 118 114 114 108 158 94 78 112 60 80 100 120 140 160 経営 理 工 理工 基礎工 薬 理二 大学全体 101 102 109 102 138 101 93 106 一般方式 センター利用方式 ※前年度の志願者数を100とする指数 ※学部名の下の数値は学部全体の指数

(15)

青山学院大:相模原キャンパスの3学部は全て大幅減少 一般:+2,104 人

センター:-165 人

入試変更点 選抜方法:国際政治経済(国際政治)(国際コミュニケーション)<個別B>…対象の英語外部試験変更 募集人員:法<個別A>…170 人→150 人、<個別B>…55 人→50 人、<全学部>…55 人→50 人 募集人員:国際政治経済(国際経済)<個別>…60 人→70 人、<セ・4教科>…20 人→10 人 募集人員:教育人間科学(教育)<個別>…73 人→60 人 COMMENT ※( )内の数値は志願者数の前年度対比指数 大学全体では、1,939 人(103)のやや増加で4年連続増加。方式別では、一般方式は 2,104 人(104)のやや増加、センター利 用方式は 165 人(99)の微減。学部別では、相模原キャンパスの社会情報(85)、地球社会共生(70)、理工(87)は全て大幅減少。 <一般方式> ○法(122)は、前年度大幅減少の反動で大幅増加。3つの募集区分全てが大幅増加。募集人員が減少したため、志願倍率は 16.9 倍→23.1 倍にアップ。 ○経済(109)は、2年連続増加。募集区分別では、実施2年目の英語外部試験利用の<個別B>(263)は倍増以上の激増。一方、 <全学部>(78)は大幅減少。学科別では、(経済)(113)は大幅増加したが、(現代経済デザイン)(94)は減少。 ○経営(119)は、大幅増加。学科別では、(経営)(141)は4つの募集区分全てが大幅増加。一方で、(マーケティング)(74)は大 幅減少。2学科とも前年度の大幅な増減の反動。 ○社会情報(91)は、4年連続増加の反動で減少。方式別では、<全学部A>(50)が半減、<全学部B>(84)は大幅減少。 ○地球社会共生(75)は、前年度倍増以上の激増だった反動で大幅減少。 ○理工(89)は、大幅減少。学科別では、(情報テクノロジー)(106)は増加、(物理・数理)(105)はやや増加したが、他の4学科 はいずれも減少。特に、(電気電子工)(64)、(化学・生命科学)(84)は大幅減少。 <センター利用方式> ○文(150)は、前年度大幅減少の反動で大幅増加。5学科全てが大幅増加し、特に(フランス文)(320)は前年度激減の反動で3 倍を超える激増。 ○総合文化政策(90)は、前年度大幅減少の反動はなく、2年連続減少。 ○法(187)は、3年連続大幅減少の反動で激増。 ○国際政治経済(120)は、前年度大幅減少の反動で大幅増加。学科別では、(国際コミュニケーション)(98)は微減したが、他 の2学科は大幅増加。 ○経済(57)は、前年度大幅増加の反動で大幅減少。2学科とも大幅減少。 ○経営(128)は、 ○社会情報(73)は、2年連続大幅減少。 ○教育人間科学(82)は、前年度大幅増加の反動で大幅減少。学科別では、(心理)(103)はやや増加したが、(教育)(69)は大幅 減少。 ○地球社会共生(42)は、前年度大幅増加の反動で半減以下の激減。 ○理工(80)は、大幅減少。学科別では、(物理・数理)(107)は増加したが、他の5学科はいずれも大幅減少。 106 102 122 104 109 119 91 105 75 89 104 150 90 187 120 57 128 73 82 42 80 99 40 60 80 100 120 140 160 180 200 文 政策 総合文化 法 政治経済 国際 経済 経営 社会情報 教育 人間科学 地球社会 共生 理工 大学全体 115 101 130 110 99 120 85 98 70 87 103 一般方式 センター利用方式 ※前年度の志願者数を100とする指数 ※学部名の下の数値は学部全体の指数

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学習院大:大学全体では大幅増加で3年連続増加

一般:+2,081 人

入試変更点 出願方法:インターネット出願のみに変更 選抜方法:文(心理)(教育)、法、経済、理…プラス試験を新規実施(同一学部・学科の2回受験が可能に) 選抜方法:国際社会科学…<A方式><B方式>(同日実施)→<コア><プラス>(別日実施) COMMENT ※( )内の数値は志願者数の前年度対比指数 大学全体では、2,081 人(111)の大幅増加で3年連続増加。文の6学科を除き、同一学部・学科を2回受験できるようになっ たことが影響。 <一般方式> ○文(94)は、2年連続大幅増加の反動で減少。学科別では、(ドイツ語圏文化)(130)、(日本語日本文)(116)は大幅増加。一方、 (フランス語圏文化)(68)、(英語英米文化)(82)、(心理)(85)は大幅減少。文<プラス試験>の試験日は、理<コア>の試験日と 同じで、入試科目は数、理、外の3科目で文系の受験生には出願しにくいため、<プラス>を新規実施した2学科はいずれも 減少。 ○法(125)は、従来実施していた<コア>(112)でも大幅増加。2学科とも大幅増加。 ○経済(131)は、従来実施していた<コア>(111)でも大幅増加。2学科とも前年度減少の反動で増加。 ○国際社会科学(88)は、大幅減少。 ○理(110)は、従来実施していた<コア>(82)は大幅減少。<コア>は4学科とも減少し、学科合計でも(化学)(94)は減少、(物 理)(100)は前年度と同じ志願者数だった。

中央大:前年度の反動で大幅増加

一般:+6,179 人

センター:+7,974 人

入試変更点 選抜方法:商<セ・併用>…学科別募集→フリーメジャー・コースでの募集 ※入学手続時に学科選択 募集人員:理工(数学)<セ・併用>…15 人→13 人 (都市環境)<一般>…40 人→45 人 入試科目:商<一般>…選択の歴公と数の2科目が受験可に ※歴公と数の2科目を受験した場合、高得点の1科目を合否判定に使用可 理工(応用化学)(経営システム)(情報工)(精密機械工)(電気電子)<セ・併用>…個別の理の選択に生追加 94 125 131 88 110 111 70 80 90 100 110 120 130 140 文 法 経済 科学 国際社会 理 大学全体 94 125 131 88 110 111 一般方式 センター利用方式 ※前年度の志願者数を100とする指数 ※学部名の下の数値は学部全体の指数 135 113 123 107 114 107 115 153 108 134 125 119 126 124 80 100 120 140 160 文 法 総合政策 経済 商 理工 大学全体 142 111 128 114 117 115 119 一般方式 センター利用方式 ※前年度の志願者数を100とする指数 ※学部名の下の数値は学部全体の指数

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COMMENT ※( )内の数値は志願者数の前年度対比指数 大学全体では 14,153 人(119)の大幅増加で、前年度、主要私立 22 大学の中で唯一減少した反動が現れ、2年ぶりの増加。 細かい方式別では、<英語外部検定試験利用>(226)が激増。学部別では、6学部全てが大幅増加。 <一般方式> ○文(135)は、大幅増加で2年ぶりに増加。専攻別では、(人文社会/心理)(97)のみやや減少。(人文社会/ドイツ語文学文化) (325)、(人文社会/東洋史)(171)、(人文社会/英語文学文化)(163)は激増。 ○法(113)は、大幅増加で3年連続増加。3学科とも増加したが、特に(国際企業関係法)(162)は激増。 ○総合政策(123)は、3年連続大幅増加。2学科とも大幅増加。 ○経済(107)は、3年連続増加。学科別では、(経済情報システム)(73)のみ3年連続増加の反動で大幅減少。(国際経済)(107) は4年ぶりに増加。 ○商(114)は、大幅増加で3年連続増加。学科・コース別では、(金融)(88)は大幅減少したが、他は大幅増加。 ○理工(107)は、5年ぶりに増加。学科別では、(生命科学)(139)、(経営システム工)(120)、(情報工)(118)、(電気電子情報 通信工)(117)が大幅増加。一方、(物理)(82)、(人間総合理工)(85)は大幅減少。 <センター利用方式> ○文(153)は、大幅増加で3年ぶりに増加。専攻別では、(人文社会/心理)(96)はやや減少したが、他は大幅増加。特に(人文 社会/ドイツ語文学文化)(336)、(人文社会/東洋史)(334)、(人文社会/英語文学文化)(201)、(人文社会/社会)(175)は 激増。 ○法(108)は、2年ぶりに増加。学科別では、(政治)(97)のみやや減少。(国際企業関係法)(141)は大幅増加。 ○総合政策(134)は、2年ぶりに増加し、2学科とも大幅増加。 ○経済(125)は、大幅増加。学科別では、(経済情報システム)(92)のみ減少したが、他の3学科は増加し、いずれも前年度と 逆の増減。 ○商(119)は、大幅増加で2年ぶりに増加。学科・コース・方式別では、<セ・単独前期> は減少した(金融)(100)を除き、い ずれも大幅増加。<セ・単独後期> は4学科・コース全てが減少し、(経営)(74)以外はほぼ半減。 ○理工(126)は、大幅増加で5年ぶりに増加。学科別では、(人間総合理工)(96)のみやや減少。増加した学科は(都市環境)(110) 以外はいずれも大幅増加。特に(数学)(173)は激増。

法政大:3年連続増加で志願者数は初の 12 万人台

一般:+1,057 人

センター:+2,236 人

入試変更点 選抜方法:法(法律、国際政治)、理工(機械工/航空操縦除く)…一般方式で<英語外部試験利用>を新規実施 経済(国際経済)、人間環境、情報科学、スポーツ健康…<英語外部試験利用>のスコア、対象試験変更 現代福祉、グローバル教養、生命科学…<英語外部試験利用>の対象試験変更 募集人員:文(英文)<A>…69 人→67 人、(地理)<A>…46 人→44 人、<セ・C>…5人→3人 (心理)<A>…32 人→31 人、<T>…10 人→8人 法(法律)<A>…210 人→205 人、(国際政治)<A>…83 人→77 人 経済(経済)<A>…251 人→227 人、<T>…38 人→33 人、<セ・B>…30 人→27 人 100 79 94 113 117 103 93 93 130 107 114 107 107 102 91 101 118 108 104 112 174 101 45 92 113 88 85 93 97 99 78 106 40 60 80 100 120 140 160 180 文 法 経済 経営 社会 現代福祉 国際文化 人間環境 情報科学 デ ザ イ ン キ ャ リ ア 教養 グ ロ ーバ ル デ ザ イ ン 工 理工 健康 ス ポ ーツ 生命科学 大学全体 106 88 97 112 133 102 81 92 123 101 107 102 103 101 86 103 一般方式 センター利用方式 ※前年度の志願者数を100とする指数 ※学部名の下の数値は学部全体の指数

(18)

グローバル教養<A>…20 人→23 人、<T>…10 人→7人、<英語外部試験利用>…5人→10 人 <セ・B>…10 人→5人 デザイン工(建築)<A>…65 人→63 人、(都市環境デザイン工)<セ・B>…15 人→13 人 (システムデザイン)<T>…10 人→8人 理工(応用情報工)<A>…52 人→50 人、<セ・B>…17 人→15 人 (電気電子工)(機械工/機械工)(創生科学)<A>…各 52 人→各 50 人 (経営システム工)<A>…32 人→30 人 スポーツ健康<A>…83 人→80 人、<T>…25 人→22 人 生命科学(生命機能)<セ・B>…9人→7人 COMMENT ※( )内の数値は志願者数の前年度対比指数 大学全体では、3,293 人(103)のやや増加で3年連続増加し、志願者数は初の 12 万人台。細かい方式別では、<英語外部試験 利用>が 1,412 人(246)と 2.5 倍増で、新規実施分を除いても 960 人(199)の倍増。一方、全学部統一日程の<T>は 794 人(97) のやや減少で5年ぶりに減少。学部別では、社会(133)、情報科学(123)、経営(112)が大幅増加し、国際文化(81)、生命科学 (86)、法(88)は大幅減少。 <一般方式> ○法(79)は、<英語外部試験利用>を新規実施したが、大幅減少で6年ぶりに減少。3学科とも減少し、(国際政治)(57)、(政 治)(59)は大幅減少。 ○経済(94)は、2年連続大幅増加の反動で減少したが、志願者数は2年連続で1万人台。学科別では、(経済)(114)は大幅増 加で5年連続増加したが、(現代ビジネス)(47)は前年度ほぼ3倍増だった反動から大幅減少。 ○経営(113)は、2年連続大幅増加。学科別では、(経営)(138)は大幅増加で3年連続増加だが、他の2学科は減少。特に(市 場経営)(80)は前年度激増の反動で大幅減少。 ○社会(117)は、大幅増加で4年連続増加。学科別では、(社会政策)(175)が激増で2年連続増加だが、(メディア社会)(90)は 2方式とも2年連続減少。 ○国際文化(93)は、2方式とも2年ぶりに減少。 ○人間環境(93)は、2年連続大幅増加の反動で減少。方式別では、唯一増加の<英語外部試験利用>(157)は2年連続大幅増加。 ○情報科学(130)は、系統への高い人気で3年連続大幅増加。2学科とも大幅増加で、(ディジタルメディア)(150)は志願者数 が 1,000 人を上回った。 ○キャリアデザイン(107)は、2年連続増加。方式別では、<A>(123)が大幅増加、<T>(77)は大幅減少でいずれも前年度と逆 の増減。 ○グローバル教養(114)は、大幅増加で3年連続増加。方式別では、<英語外部試験利用>(250)は激増だが、他の2方式は減少。 ○デザイン工(107)は、7年連続増加。方式別では、3学科とも<A>が増加、<T>は減少。学科別では、3学科とも増加し、 特に(都市環境デザイン工)(123)は大幅増加。 ○理工(107)は、7年連続増加で新規実施の<英語外部試験利用>を除いても(103)のやや増加。学科・専攻別では、(機械工/ 機械工)(94)のみ減少だが、新規実施の<英語外部試験利用>を除くと、(創生科学)(95)も減少。(応用情報工)(121)は系統へ の高い人気から大幅増加、3年連続増加。 ○生命科学(91)は、5年ぶりに減少。3学科全てが減少し、特に(環境応用化学)(81)は大幅減少。 <センター利用方式> ○文(118)は、2年連続大幅増加。学科別では、(日本文)(94)、(史)(98)は減少したが、他の4学科は大幅増加。 ○法(108)は、4年連続増加。学科別では、(政治)(139)は大幅増加で2年連続増加だが、<セ・B>(163)が2年連続大幅増加、 <セ・C>(77)は2年連続大幅減少と対照的。 ○経済(104)は、やや増加で3年連続増加。学科別では、唯一増加の(現代ビジネス)(135)が2年連続大幅増加。 ○経営(112)は、4年連続大幅増加。学科別では、(市場経営)(91)以外の2学科はいずれも大幅増加。 ○社会(174)は、前年度大幅減少の反動で激増し、志願者数は 5,000 人を上回った。3学科全てが前年度の反動で増減し、特 に(社会政策)(480)は前年度激減の反動で 4.8 倍増。 ○国際文化(45)は、実施2年目は半減以下だが、志願倍率は依然として 100 倍台。 ○人間環境(92)は、前年度激増の反動で減少。2方式とも減少したが、<セ・B>(92)は募集人員減少で、志願倍率は 70.7 倍 →86.9 倍にアップ。 ○情報科学(113)は、系統への高い人気で大幅増加し3年連続増加。学科別では、(ディジタルメディア)(137)は大幅増加で3 年連続増加。 ○キャリアデザイン(88)は、<セ・C>(199)が倍増したが、<セ・B>(77)の大幅減少で学部合計でも大幅減少。 ○グローバル教養(85)は、2年連続大幅減少だが、募集人員半減で志願倍率は 27.4 倍→46.6 倍にアップ。 ○デザイン工(93)は、2年連続大幅増加の反動で減少。学科別では、(システムデザイン)(131)は前年度大幅減少の反動で大 幅増加したが、他の2学科は減少。特に(建築)(74)は<セ・B>(65)の大幅減少で学科合計でも大幅減少。 ○理工(97)は、やや減少で2年ぶりに減少。学科・専攻別では、(応用情報工)(118)が系統への高い人気から大幅増加し、3 年連続増加。(機械工/機械工)(76)は大幅減少。 ○生命科学(78)は、前年度大幅増加の反動で大幅減少。学科別では、(生命機能)(103)は2年連続増加だが、他の2学科は大 幅減少。

(19)

明治大:募集人員増加で志願倍率はダウン

一般:+4,597 人

センター:+2,175 人

入試変更点 専攻新設:文(心理社会/哲学) 選抜方法:商…<英語4技能試験利用方式>新規実施 国際日本<一般>…英語外部試験利用可に 募集人員:文<一般>…412 人→479 人、<全学部>…92 人→138 人、<セ>…78 人→90 人 法<一般>…330 人→385 人、<全学部>…100 人→115 人、<セ>…120 人→140 人 政治経済<全学部>…45 人→90 人 経営<一般>…270 人→355 人 商<一般>…450 人→485 人、<全学部>…60 人→80 人、<セ>…140 人→155 人 国際日本<一般>…180 人→230 人 情報コミュニケーション<一般>…325 人→392 人、<全学部>…22 人→25 人 総合数理<一般>…104 人→119 人、<全学部>…61 人→66 人、<セ>…22 人→24 人 理工<一般>…480 人→537 人、<全学部>…90 人→119 人、<セ>…76 人→104 人 農<一般>…307 人→361 人、<全学部>…48 人→58 人、<セ>…55 人→53 人 COMMENT ※( )内の数値は志願者数の前年度対比指数 大学全体では、6,772 人(106)の増加で4年連続増加。しかし、募集人員が大学全体で約 16%増加のため、大学全体の志願 倍率は 24.3 倍→22.2 倍にダウン。方式別では、<一般>(104)が 18.2 倍→16.5 倍、<全学部>(110)が 34.3 倍→28.9 倍、<セ・ 前期>(107)は 47.1 倍→46.5 倍、<セ・後期>は 16.7 倍→9.3 倍に全てダウン。 <一般方式> ○文(111)は、大幅増加で2年ぶりに増加し、新設の(心理社会/哲学)を除いても(106)の増加。方式別では、<全学部>(130) が前年度大幅減少の反動で大幅増加。学科・専攻別では、(心理社会/現代社会)(134)、(文/英米文)(123)などが大幅増加。 減少したのは、(文/文芸メディア)(81)、(文/日本文)(98)のみ。学部合計の志願倍率は 19.1 倍→17.4 倍にダウン。 ○法(112)も大幅増加で2年ぶりに増加。方式別では、<全学部>(119)が大幅増加で4年連続増加。学部合計の志願倍率は 14.9 倍→14.4 倍にダウン。 ○政治経済(100)は、1人のみ減少。学科別では、(経済)(106)が3年連続増加し、(政治)(88)は2年連続大幅増加の反動で大 幅減少。募集人員倍増の<全学部>の志願倍率は、志願者数の大幅減少もあって 61.6 倍→26.4 倍に大幅ダウン。 ○経営(114)は、大幅増加で3年連続増加。3方式とも増加したが、募集人員増加の<一般>(107)の志願倍率は 27.6 倍→22.4 倍にダウン。 ○商(108)は、新規実施の<英語4技能利用>を除いても(104)のやや増加で、4年連続増加。学部合計の志願倍率は 20.2 倍→ 19.0 倍にダウン。 ○国際日本(109)は、2方式とも2年連続増加。募集人員増加の<一般>(112)の志願倍率は 18.8 倍→16.4 倍にダウン。 ○情報コミュニケーション(104)は、やや増加で3年連続増加だが、方式別では、<全学部>(91)は5年ぶりに減少。学部合計 の志願倍率は 19.1 倍→16.5 倍にダウン。 ○総合数理(98)は、微減で前年度大幅増加の反動は少なかった。学科別では、(先端メディアサイエンス)(109)のみ増加し、(ネ 111 112 100 114 108 109 104 98 101 98 106 114 103 104 138 113 101 86 93 103 103 107 70 80 90 100 110 120 130 140 文 法 政治経済 経営 商 国際日本 ケ ーシ ョ ン 情報コ ミ ュ ニ 総合数理 理工 農 大学全体 112 108 101 119 109 107 100 97 102 100 106 一般方式 センター利用方式 ※前年度の志願者数を100とする指数 ※学部名の下の数値は学部全体の指数

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