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浜松の企業と風土の研究 (その2)

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Academic year: 2021

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研 究 ノ ー ト

浜 松 の 企 業 と 風 土 の 研 究(そ

の2)

伊  藤  正  憲

要   旨 1.こ れ か ら の 浜 松 を 担 う 産 業 と し て 「光 」 にた い す る 期 待 が 高 い。 浜 松 ホ ト ニ ク ス の 技 術 を 活     用 し 、超 精 密 加 工の 分 野 を 開拓 す る 動 き が 本 格 化 し て い る。 2.産 業 全 体 に 協 力 ・連 携 へ の 意 識 が 高 ま っ て い る 。 シ リ コ ン バ レ ータ イ プ の 技 術 者 を 核 と す る    ネ ッ トワ ーク づ く り 、そ れ を 基 盤 と す る 柔 軟 な プ ロ ジ ェ ク ト形 成 が模 索 され て い る 。 3.統 計 デ ー タ か ら 、 浜 松 地 域 の 製 造 業 が 近 年 も 好 調 に伸 びて いる こ と を確 認 で き る 。 特 に浜 松     市周 辺 の伸 び が顕 著 で あ る 。 4.浜 松 地 域 の 開 業 率 は 以 外 に 低 い 。 し か し 業 種 転 換 率 は 高い 。 高度 成 長 期 以 後 の 浜 松 は 、 企 業     の 開廃 業 が 活 発 と い う よ り も 、 既 存 企 業 が 新 し い 分 野 に果 敢 に挑 戦 し 生 き の び て き た 地 域 と     い え る。 キー ワー ド  光 産 業 、競 争 と 協 力 、 開 業 、 業 種 転 換

皿 これか らの浜松

  浜 松 の 将 来 像 と し て 、 ア ッ セ ン ブ リ ー 産 業 の 比 重 が 低 下 し 、 中 堅 ク ラ ス の 企 業 が 並 立 す る イ メ ー ジ が 出 さ れ た 。 そ の 場 合 、 楽 器 、 自動 車 に 続 く 産 業 は 何 か 。 ま た そ の 場 合 、 多 く の 産 地 が そ う で あ っ た よ う に 、 優 良 な 企 業 だ け が 生 き 残 っ て 下 請 け 的 な 企 業 は 消 滅 し 、 産 業 集 積 の 有 機 性 が 失 わ れ て い く の だ ろ う か 。 あ る い は 上 に み た10社 の よ う な ベ ン チ ャ ー 企 業 が 数 多 く 生 ま れ 、 既 存 の 中 小 企 業 も 独 自 の 強 み を 持 っ 企 業 に 転 換 し 、 そ れ ら が 競 争 し 協 力 し 合 い な が ら 新 し い 産 業 シ ス テ ム を っ く っ て い く の だ ろ う か 。1) 1  光 産 業 へ の 期 待   こ れ か ら の 産 業 と し て 光 産 業 へ の 期 待 が 高 い 。 「 こ れ ま で 外 国 に あ っ た モ ノ を つ く っ て き た 。 既 に マ ー ケ ッ ト が あ っ た 。 新 し い モ ノ に は マ ー ケ ッ ト が な い 。 フ ォ ト の 基 礎 研 究 は 「 光 と は 何 か 」、 応 用 研 究 は 社 会 の ニ ー ズ に 対 応 。 中 央 研 究 所 で 用 途 を 研 究 し て い る 。 あ る 光 を あ て る と 稲 が70日 で 育 っ 。PET(ポ ジ ト ロ ン;エ ミ ッ シ ョ ン;ト モ グ ラ フ ィ ー:陽 電 子 放 出 断 層 撮 像)に よ り 小 さ い ガ ン を 発 見 で き る 。 浜 松 医 大 と 共 同 研 究 し て い る 。 ア ル ツ ハ イ マ ー も3年 前 に 分 か る 。 磐 田 市 、 袋 井 市 と ガ ン の な い 、 ボ ケ の な い 社 会 を つ く る た め の 協 力 を 話 し 合 っ て い る 。 光 産 業 へ の 期 待 が 高 1)本 稿 は サ ン ト リ ー 文 化 財 団 の 助 成 研 究 「風 土 が創 り 出す 技 能:技 能 形 成 にお ける 歴 史 的 、 文 化 的 、地 理 的影 響   に 関す る 地 域 モ デ ル の 研 究 」 に 基 づ く 。

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い が 、 そ れ は こ こ に 分 か ら な い こ と が 沢 山 あ る か ら だ ろ う 」(浜 松 ホ ト ニ ク ス  晝 馬 社 長)。 浜 松 医 科 大 学 に は 「光 」 の 研 究 が で き る か ら 来 る 学 者 も 多 い そ う だ 。   光 技 術 を 浜 松 の 既 存 産 業 に 応 用 す る た め の 研 究 も 始 ま る 。 浜 松 商 工 会 議 所 に 「 半 導 体 レ ー ザ ー 産 業 応 用 研 究 会 」(主 催:浜 松 商 工 会 議 所 、 浜 松 工 業 技 術 セ ン タ ー)が 設 立 さ れ 、 浜 松 ホ ト ニ ク ス の 協 力 を 得 て 、 半 導 体 レ ー ザ ー の 各 産 業 、 各 企 業 へ の 応 用 技 術 に 関 す る 研 究 を 行 う 。 浜 松 は こ れ ま で 超 精 密 加 工 の 技 術 で は 諏 訪 な ど に 遅 れ を と っ て い た 。「 浜 松 の 産 業 は オ ー ト バ イ が 基 盤 。 正 確 だ が 精 密 で は な い 。 こ れ か ら フ ォ ト ン バ レ ー を 標 榜 し 、 光 産 業 を 柱 と す る な ら ば 超 高 精 度 が 要 求 さ れ る 。 大 田 区 レ ベ ル の 超 精 密 職 人 が 必 要 に な る 。 浜 松 の 課 題 で あ る 」 ス ペ ー ス;ク リ エ イ シ ョ ン  青 木 社 長)。 光 を 軸 に 浜 松 の 新 た な 挑 戦 が 始 ま る 。 2  競 争 と 協 力:新 し い 企 業 間 関 係 の 模 索   協 力 ・連 携 へ の 意 識 は ソ フ ト ウ エ ア 産 業 以 外 で も 高 ま っ て い る 。「連 携 が 資 本 で あ る 。 商 工 会 議 所 の 青 年 部 会 長 を や っ て い る 。 青 年 部 に250人 が 所 属 。 青 年 部 で は 政 策 提 言 、 事 業 委 員 会(イ ベ ン ト)、 研 修 交 流 、 地 域 連 携 を 行 っ て い る 。 企 業 間 の 助 け 合 い は 情 報 面 で 間 違 い な く あ る 」(ス ペ ー ス ・ ク リ エ イ シ ョ ン   青 木 社 長)。 そ し て 技 術 者 間 の つ な が り を 重 視 す る 声 が 強 い 。「 技 術 者 は フ ラ ッ ト で あ る 。 ラ イ バ ル 企 業 間 で は フ ォ ー マ ル な 助 け 合 い は し に く い が 、 顔 な じ み に な れ ば 教 え 合 う も の だ 」(ア メ リ オ   三 浦 社 長)。 「 技 術 者 は 互 い の 苦 労 が 分 か る 。 何 か や ろ う と す る と き に ヒ ン ト を く れ る 。 た だ し ギ ブ ア ン ド テ イ ク が 基 本 」 (ア ル モ ニ コ ス  秋 山 社 長)。 も ち ろ ん 情 報 交 流 を 超 え て の 協 力 に は 難 し さ も あ る 。「 異 業 種 交 流 の メ リ ッ ト は 情 報 が 入 る こ と 。 た だ し 事 業 化 を 共 同 で や る と 調 整 が 大 変 で あ る 。 で き そ う な こ と は 自 分 で や る 方 が 良 い 」(平 成 技 研   中 村 社 長)。   こ の な か で ア メ リ オ の 三 浦 氏 は 企 業 間 連 携 の ビ ジ ョ ン を 次 の よ う に 描 い て い る 。 ① 地 域 企 業 間 で の も の づ く り プ ロ ジ ェ ク ト 集 団 の   形 成:各 企 業 が コ ン ピ ュ ー タ ネ ッ ト ワ ー ク で デ ー タ を 共 有 し 、 プ ロ ジ ェ ク ト 毎 に 連 携 し 製 品 を 産 み 出 す ② ソ フ ト ウ エ ア 企 業 間 で の 産 業 支 援 基 盤 プ ロ ジ ェ   ク ト 集 団 の 形 成:試 作 か ら 商 品 化 ま で を 支 え 、 企 業 間 の 連 携 を 可 能 と す る ソ フ ト ウ エ ア を 構 築 す る   三 浦 氏 は 浜 松 地 域 テ ク ノ ポ リ ス 推 進 機 構 の 客 員 研 究 員 で も あ る 。 同 機 構 は 設 計 デ ー タ 等 を 遠 隔 操 作 で き 、 書 き 込 み も で き る 「コ ラ ボ レ ー シ ョ ン ・ ツ ー ル 」 を 開 発 し(地 域 ニ ュ ー メ デ ィ ア 協 会 と 浜 松 市 の 委 託 を 受 け 、 ア メ リ オ と ア ー ル テ ッ ク が 開 発)、2001年5月 に 「 も の づ く り コ ラ ボ レ ー シ ョ ン 研 究 会 」 を 発 足 さ せ た 。 同 機 構 の 入 居 企 業 を 核 に 参 加 企 業 を 募 っ て い く 方 針 で あ る 。   三 浦 氏 は 米 国 シ リ コ ン バ レ ー の 状 況 に 詳 し い 。 氏 の 念 頭 に はAサ ク セ ニ ア ン が 描 き 出 し た シ リ コ ン バ レ ー の 姿 が あ ろ う 。 サ ク セ ニ ア ン は シ リ コ ン バ レ ー と ボ ス ト ン を 比 較 し 、 シ リ コ ン バ レ ー を 「 競 争 と コ ミ ュ ニ テ ィ 」 の 社 会 、 ボ ス ト ン を 「 独 立 と ピ ラ ミ ッ ド 型 組 織 」 の 社 会 と 呼 ん だ 。 シ リ コ ン バ レ ー で は 、「 形 式 に と ら わ れ な い 人 間 関 係 や 互 い に 協 力 し あ う 伝 統 を 築 き 、 そ れ が 新 し い 試 み を 支 え る 力 に な っ た 。 そ し て 、 そ こ か ら い く つ か の 技 術 開 発 チ ー ム が ゆ る や か に 結 び つ い て 一 つ の ま と ま っ た 組 織 を っ く る と い う 、 新 し い 形 態 の 企 業 が 生 ま れ る こ と に な る 。・・ 企 業 で は な く 地 域 と そ の 職 業 ネ ッ ト ワ ー ク や 技 術 ネ ッ ト ワ ー ク を べ 一 ス に し た 、 柔 軟 な 産 業 シ ス テ ム を 築 い て い っ た ・・」 の に た い し 、 ボ ス ト ン で は 、「・・ 企 業 の

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中 で は 昔 な が ら の ピ ラ ミ ッ ド 組 織 が 幅 を き か せ て い た 。 地 域 の さ ま ざ ま な 組 織 と の 関 係 は よ そ よ そ し く 、 時 に は 対 立 し あ っ て さ え い た 。 地 域 経 済 は 昔 と 同 じ よ う に 自 立 し た 企 業 の 集 ま り で あ り 、 社 会 的 に も 仕 事 の 上 で も 相 互 依 存 は み ら れ な か っ た 。」1)   サ ク セ ニ ア ン は シ リ コ ン バ レ ー の 基 盤 に あ る の が 、 お 金 の 論 理(だ け)で は な く 、 技 術 者 や 経 営 者 の ネ ッ ト ワ ー ク と そ れ に 基 づ く 柔 軟 な プ ロ ジ ェ ク ト 形 成 で あ る こ と を 明 ら か に し た 。 浜 松 と シ リ コ ン バ レ ー に は 、 助 け 合 う 風 土 、 よ そ 者 を 受 け 入 れ る 開 放 的 な 風 土 な ど 共 通 点 が 多 い 。 違 う の は 、 シ リ コ ン バ レ ー が も の つ く り か ら 離 れ る 傾 向 が あ る の に た い し 、 浜 松 は あ く ま で も の つ く り に こ だ わ る こ と で あ ろ う か 。

IV  統計 にみる浜松 の産業と企業

  イ ン タ ビ ュ ー 基 づ き 浜 松 経 済 の 変 遷 を み て き た 。 登 場 し た 企 業 は い ず れ も 浜 松 の 代 表 選 手 た ち で あ る 。 し か し 経 済 は 代 表 選 手 だ け で 成 り 立 つ も の で は な い 。 多 く の 無 名 企 業 が 頑 張 ら な け れ ば 経 済 の 底 上 げ は な い 。 以 下 で は 、 総 体 と し て の 浜 松 経 済 が ど の よ う な 特 色 を 持 っ て い る か を 統 計 資 料 に 基 づ き み る 。 1  製 造 業 の 動 向 「事 業 所 ・ 企 業 統 計 」(1999年)で 全 産 業(農 林 漁 業 を 除 く)に 占 め る 製 造 業 の 比 率 を み る と 、 浜 松 市 の そ れ は 事 業 所 数 で16%、 従 業 者 数 で30%で あ る 。 全 国 の 各11%、21%に 比 べ 浜 松 市 の 製 造 業 の 比 率 は き わ め て 高 い 。 浜 松 市 の こ の 比 率 は 工 業 県 と し て 知 ら れ る 愛 知 と ほ ぼ 同 じ で あ る 。 浜 松 を 広 く 浜 松 都 市 圏2)と し て 捉 え る と 、 こ の 特 色 が さ ら に 際 立 っ 。 浜 松 都 市 圏 の 製 造 業 の 比 率 は 事 業 所 数 で18%、 従 業 者 数 で39%、 中 京 大 都 市 圏 の 各16 %、29%を 上 回 り 、11大 都 市 圏 の な か で 抜 き ん 出 て 咼 い 。   製 造 業 の 比 率 が 高 い た め 、 そ の 動 向 が 経 済 に 大 き な 影 響 を 与 え る 。 こ の 点 、 近 年 の 浜 松 製 造 業 の 動 向 は 、 浜 松 を ど の 範 囲 で 捉 え る か に よ り か な り 様 相 が 異 な る 。 図1に 製 造 業 製 品 出 荷 額 等 の 推 移 を 示 し た 。 浜 松 市 の 製 造 業 は90年 代 前 半 に 落 ち 込 ん だ 後 、90年 代 後 半 に は 全 国 に 比 べ 堅 調 に 推 移 し た 。 し か し2000年 に 大 き く 落 ち 込 ん だ 。 こ れ に た い し 浜 松 地 域3)の 製 造 業 は90年 代 前 半 の 落 ち 込 み が 小 さ く 、90年 代 後 半 か ら2000年 に か け 順 調 に 伸 び て い る 。   浜 松 市 の 製 造 業 製 品 出 荷 額 等 が2000年 で1.9兆 円 、 浜 松 地 域 の そ れ が 同5.8兆 円 で あ る 。 浜 松 地 域 の な か で は 浜 松 市 の 製 造 業 規 模 が 最 大 で あ る が 、 磐 田 市 、 湖 西 市 、 掛 川 市 も8千 億 か ら1.2兆 円 の 規 模 を 持 っ て い る 。 浜 松 地 域 の 製 造 業 が90年 代 後 半 以 降 、 順 調 に 伸 び て い る と い う こ と は 、 浜 松 市 以 外 の 地 域 が き わ め て 順 調 に 伸 び て い る こ と を 意 味 す る 。 そ し て 業 種 別 に み る と 、 特 に 磐 田 、 湖 西 で 輸 送 用 機 器 の 伸 び が 大 き い 。 両 市 で は 輸 送 用 機 器 が 製 造 業 の80%近 く を 占め 、 そ の 伸 び が 製 造 業 を 支 え て い る 。 ま た 掛 川 で は 新 設 の 工 業 団 地 に 立 地 し た 工 場 が 操 業 を 開 始 し 、 製 造 業 の 成 長 に 貢 献 し て い る 。 こ れ ら に 比 べ 浜 松 市 で は 、 輸 送 用 1)A.サ ク セ ニ ア ン 〔1〕pp.64、  llO 2)浜 松 都 市 圏 の 範 囲 は 表1の 注 参 照 3)浜 松 地 域 の 範 囲 は 図1の 注 参 照

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      図1  地 域 別 製 造 業 製 品出 荷 額 等(1995年 を100と す る 指 数) 注)浜 松 地 域 は 浜 松 市 、 磐 田市 、 掛 川 市 、 袋 井 市 、天 竜 市 、浜 北市 、湖 西 市 資 料)経 済 産 業 省 、 静 岡 県 「工 業 統 計 」 機 器 と 電 気 機 器 は 伸 び て い る も の の 、99年 以 降 、 一 般 機 械、 金 属 製 品 、 楽 器 が 不 調 で 、 全 体 を 押 し 下 げ て い る 。   浜 松 市 と 浜 松 地 域 の 違 い を も た ら し た も う ひ と つ の 要 因 と し て 、 生 産 の 場 所 が 浜 松 市 か ら 周 辺 地 域 に 移 っ て い る こ と を 指 摘 で き る だ ろ う 。 ヤ マ ハ 発 動 機 は 創 業 当 初 か ら 主 力 工 場 を 浜 北 市 や 磐 田 市 に お い て い た し 、 ス ズ キ や 浜 松 ホ ト ニ ク ス も 生 産 の 拡 大 に つ れ 生 産 拠 点 を 周 辺 に 求 め て き た 。 経 済 の 発 展 と と も に 浜 松 市 内 で は 安 価 か っ 大 規 模 な 土 地 を 取 得 す る こ と が 困 難 に な り 、 工 場 が 周 辺 に 立 地 す る よ う に な り 、 そ の 結 果 が 浜 松 市 と 浜 松 地 域 の 違 い と な っ て 現 れ て い る と 考 え ら れ る 。 実 際 、 製 造 業 の 事 業 所 数 を み る と 、 浜 松 市 が1997年 の 2,780か ら2000年 の2,543に 大 き く 減 っ て い る の に た い し 、3市 計 は790か ら785と ほ と ん ど 変 わ っ て い な い 。3市 で は 旧 い 事 業 所 の 閉 鎖 を 補 う だ け の 新 規 工場 立 地 が続 い て い る とみ る こ と が で き る 。   そ の な か で 浜松 市 は地 域 の 生 産 を 支 援 す る機 能 を 強 め て い る よ うだ 。 今 回イ ン タ ビ ュ ー し た 企 業 の な か で 新 し い企 業 は非 製 造 業 に属 し て い た 。 そ の 大 半 が ソ フ ト ウ エ ア を 始 め と す る 企 業 支 援 型 サ ー ビス 業 で あっ た 。 浜 松 市 は産 業 都 市 か ら 産 業 母都 市 に性 格 を変 え始 めて い る の で はな い か 。 2  開 業 と 業 種 転 換   浜 松 の 開 業 率 は 高 く な い 。「事 業 所 ・ 企 業 統 計 」 で 浜 松 都 市 圏 の 開 業 率 を み る と 、 そ れ は1996-99 年 で3.8%と 、11大 都 市 圏 の な か で 最 も 低 い(表 1)。91-94年 も4.5%で 中 京 大 都 市 圏 に 次 い で 低 い 。 浜 松 は 製 造 業 が 多 く 、 製 造 業 の 開 業 率 は ど の 地 域 で も 低 い か ら 浜 松 全 体 の 開 業 率 が 低 く 出 る の か と 思 う と 、 そ う で は な い 。96-99年 で は 主 要3 業 種 す べ て で 浜 松 都 市 圏 の 開 業 率 は 低 く 、91-94

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表1  11大 都 市 圏 の 開 業率 と 廃 業 率(%) 浜  松 札 幌 仙  台 京浜葉 中 京 京 阪神 広 島 北九州 岡  山 熊 本 鹿児島 都市圏 大都市圏 大都市圏 大都市圏 大都 市圏 大都 市圏 大都市 圏 福 岡 都市圏 都市圏 都市圏 大都市圏 全産業 (96-99) 開業率 3.8 5.3 4.6 .・ 3.9 4.5 4.4 .・ 3.9 4.1 4.2 廃業率 5.2 7.6 6.4 6.6 5.3 6.5 6.6 6.6 6.0 5.8 6.1 (91-94) 開業率 4.5 6.0 5.0 5.2 4.3 4.7 5.4 5.2 4.6 5.1 5.9 廃業率 4.4 6.2 4.8 5.0 4.2 .・ 5.2 5.5 4.6 5.1 5.7 製造業 (96-99) 開業率 1.8 2.8 2.3 2.3 1.6 2.1 1.9 2.5 1.6 2.3 1.7 廃業率 4.5 6.5 5.0 5.9 4.6 5.7 5.5 5.3 6.0 4.9 4.8 (91-94) 開業率 2.8 4.5 4.0 3.2 2.7 3.2 3.9 4.3 2.5 4.5 4.3 廃業率 4.9 5.2 4.6 4.8 4.0 4.4 4.9 4.7 4.7 5.0 5.0 商業 (96-99) 開業率 4.6 6.6 5.4 5.4 4.8 5.2 5.2 5.7 4.7 5.3 5.0 廃業率 6.7 9.4 7.5 7.5 6.4 7.4 7.8 7.9 7.4 7.4 7.3 (91-94) 4.5 開業率 4.5 6.6 4.9 5.2 4.5 4.7 5.2 5.3 .・ 5.1 5.8 廃業率 4.4 6.8 5.1 5.0 5.1 5.7 6.0 5.1 5.7 6.2 サ ー ビ ス 業 (96…99) 開業率 4.0 5.0 4.4 5.3 4.3 4.6 4.2 4.5 3.7 3.5 4.0 廃業率 3.9 6.0 5.2 6.0 4.3 5.3 5.2 5.1 4.4 4.2 5.0 (91…94) 開業率 5.4 6.2 5.3 6.1 4.8 5.4 5.5 5.2 4.9 5.3 5.8 廃業率 3.9 5.5 4.4 5.2 3.8 4.4 4.5 4.9 3.9 4.2 5.0 注1)開 業 率 と廃 業 率 は年 率 。 斜 字 は 浜 松 都 市 圏 を 下 回 る数 値 。 注2)商 業 は 卸;小 売;飲 食 注3)浜 松都 市 圏:浜 松 市 、 磐 田市 、 掛 川 市 、 袋 井 市 、 天 竜 市 、浜 北 市 、湖 西 市 、 大須 賀 町 、 菊川 町 、 森 町 、 浅 羽       町 、福 田町 、 竜洋 町 、豊 田 町 、豊 岡村 、 龍 山村 、 舞 阪 町 、 新 居 町 、雄 踏 町 、細 江 町 、 引佐 町 、三 ヶ 日町 注4)ll大 都 市 圏 は 、 東 京 都 特 別 区及 び 政 令 指 定 市(大 都 市 圏)、 あ る い は 大 都 市 圏 に含 ま れ な い 人 口50万 以 上 の       都 市 を 中 心 市 と し 、 周 辺 市 町村 に 「国 勢 調 査 」 で 中 心 市 へ の 通 勤;通 学 者 数 の 割 合 が1.5%以 上 か つ 中 心 市       に 連 接 し て い る 市 町村 を含 む。       資 料)総 務 省 「事 業 所 ・企 業 統 計 」 年 も 製 造 業 と 商 業 の そ れ は 低 く 、 サ ー ビ ス 業 だ け が 他 の 大 都 市 圏 並 み な の で あ る 。 廃 業 率 も 低 い 。 浜 松 の 廃 業 率 は96-99年 で11大 都 市 圏 の な か で 最 低 で あ り 、91-94年 も 中 京 大 都 市 圏 に 次 い で 低 い 。 業 種 別 に も91-94年 の 製 造 業 の 廃 業 率 が 高 い 部 類 に 属 す る の を 除 け ば 、 浜 松 の 廃 業 率 は 押 し な べ て 低 い 。 浜 松 に は 、 開業 が 活 発 で 企 業 の 新 陳 代 謝 が 激 し い 、 と い う イ メ ー ジ が あ る が 、 そ れ は 少 な く と も90年 代 に 関 す る 限 り 実 態 と 違 う 。   業 種転 換 率も みて みよ う 。 開業 だ けが 経 済 の 新 陳 代 謝 をも た らす わ けで はな い か らで あ る 。 既 存 企 業も 成 長 の た め 、 生き 残 り のた め 、新 し い 分 野 に チ ャ レ ンジ する 。 事 業 所 の 圧 倒 的多 数 は既 存 事 業所 で あ るか ら 、彼 ら が経 済 の新 陳代 謝 に与 え る 影 響も 小 さ く ある ま い 。 「平 成6年 事 業 所 名 簿整 備 」 に 業 種 転 換 の デ ー タ が あ る。 そ れ を全 産 業 べ 一 ス で ま と め た の が 表 2で あ る 。 数 値 は 年 率 で は な く1991-94年 間 の

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表2  11大 都 市 圏 の 業種 転 換 率(全 産 業 、%) 浜   松 都市圏 札  幌 大都市圏 仙   台 大都市圏 京 浜 葉 大都市圏 中  京 大都市圏 京 阪神 大都市圏 広   島 大都市圏 北九州 福  岡 大都市圏 岡   山 都市圏 熊  本 都市圏 鹿 児 島 都市圏 存続率 87.3 83.0 :・1 85.5 ::1 86.7 84.9 85.2 87.2 85.7 83.5 転換率  大分類   中分類  小分類 1 0.3 0.4 0.1 0.3 0.1 0.1 0.1 0.5 0.2 0.2 0.1 0.6 0.2 0.2 0.1 0.5 0.2 0.2 0.1 0.5 0.2 0.2 0.1 0.6 0.2 0.2 0.1 0.5 0.2 0.2 0.1 0.6 0.2 0.3 0.2 0.6 0.2 0.2 0.2 0.6 0.3 0.2 0.1 新設率 12.7 17.0 14.0 14.5 12.0 13.3 15.1 14.8 12.8 14.3 16.5 注)転 換 率 の 大 分 類 は 大 分 類 問 で の 業 種 転 換 、 中分 類 は 同一 大 分 類 産 業 内 の 中分 類 問 の 業種 転 換 、 小 分 類 は 同一 中     分 類 産 業 内 の 小分 類 間 の業 種 転 換     資 料)総 務 省 「平成6年 事 業 所 名 簿 整 備1 表3  11大 都 市 圏 の 業種 転 換 率(製 造 業 、%) 浜   松 都市圏 札  幌 大都市圏 仙   台 大都市圏 京 浜 葉 大都市圏 中  京 大都市圏 京 阪神 大都市圏 広   島 大都市圏 北九州 福  岡 大都市圏 岡   山 都市圏 熊  本 都市圏 鹿 児 島 都市圏 存続率 91.6 87.1 :: 90.6 92.2 90.7 ::・ 87.9 92.4 87.2 87.7 転換率  大分類   中分類  小分類 1.1 0.2 0.7 0.1 0.2 0.2 0.0 0.0 0.5 0.3 0.2 0.0 0.7 0.3 0.3 0.1 0.5 0.2 0.2 0.1 0.6 0.2 0.3 0.2 o.7 0.3 0.3 0.1 0.5 0.3 0.3 0.1 0.4 0.1 0.2 0.1 0.5 0.4 0.1 0.o 0.6 0.4 0.0 0.1 新設率 8.4 12.9 11.3 9.4 9.4 9.3 11.4 12.1 7.6 12.8 12.3 資 料)表2に 同 じ 率 、数 値 の分 母 は94年 の 事 業 所 数 で あ る 。 し た が っ て 存続 率 は94年 の 事 業 所 の う ち91年 に存 在 し た 事 業 所 の 割 合 、 転 換 率 は94年 の 事 業 所 の う ち91-94年 の 問 に 業種 が変 わ っ た 事 業 所 の 割 合 、 新 設 率 は94年 の 事 業 所 の う ち91-94年 の 間 に 開業 し た 事 業所 の割 合 を示 す 。 表 で 浜 松 都 市 圏 の 業 種 転 換 率 が0.8%と 最 も 高い 。 一 番 低 い の が 札 幌 大 都 市 圏 で あ る。 両都 市 圏 に は浜 松 は転 換 率 が 高 く 新 設 率 が低 い 、 札 幌 は転 換 率 が 低 く 新 設 率 が 高 い と い う 特色 があ る。 浜 松 は新 設 率 の 低 さ を 転 換 率 が あ る 程 度 補 い 、札 幌 は専 ら新 設 が 新 陳 代 謝 を 担 っ て い る と い え よ う。   業 種 別 に み る と 浜 松 の 特 色 が よ り 鮮 明 に 出 る (表3)。 浜松 の製 造 業 の 転 換 率 は1%強 で あ る 。 新設 率 に た い する 割 合 は1割 を 超 える 。 特 に 中分 類 問 の転 換 が 多 い。 こ れ は例 え ば一 般 機 械 器 具 に 分類 さ れ て い た事 業 所 が電 気 機 械 器 具 に変 わ る と い う 転換 で あ り 、か な り大 き な 変 化 で あ る 。 浜 松 企 業 の チ ャ レ ンジ 精 神 がこ こ に表 れ て い る と い え る の で は な いか 。 な お商 業 、サ ー ビ ス 業 で も 浜 松 の 転 換 率 は 高 い が 、製 造 業 ほ ど に は他 の 都 市 圏 と の 差 が み られ な い。   恐 ら く 浜松 は 、 高度 成 長 期 以 降 は 、 開廃 業 が 活 発 と い う よ りも 一た ん 誕 生 し た 企 業 が 懸 命 の 努 力 を 重 ね 生 き延 び てき た 地 域 で はな か ろ う か 。 浜 松 信 用 金 庫 の 鈴 木 富 士 男 会 長 によ れ ば 、HY(ホ ン ダ ・ヤ マハ)オ ー トバ イ 戦 争 のあ と下 請 け 業 者 が 相 当数倒 産す る と予 想 さ れ た が 、「・・倒 産 は 一 件

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表4  11大 都 市 圏 の法 人 企 業 増 加 率(%) 浜  松 札 幌 仙  台 京浜葉 中 京 京 阪神 広 島 北九州 岡  山 熊 本 鹿児島 都市圏 大都市圏 大都市圏 大都市圏 大都 市圏 大都 市圏 大都市 圏 福 岡 都市圏 都市圏 都市圏 大都市圏 全産業 91-96 ., 2.5 10.8 3.9   ・ 7.7 10.2 11.6 8.9 11.7 15.0 96-99 1.4 ▲2.2 XO.4 ▲2.0 2.3 ▲0.5 ▲2.2 0.3 ▲0.1 ▲0.3 ▲1.3 製造業 91-96 ▲1.2 ▲3.9 ヱ.4 X5.4 0.1 ▲o.5 ▲0.6 4.6 ▲3.9 6.8 8.2 96-99 ▲1.1 ▲4.8 ▲4.0 ▲4.5 ▲1.1 ▲1.7 ▲3.8 ▲4.1 ▲2.9 ▲5.1 1.7 商業 91-96 6.2 0.2 5.5 0.4 5.3 1.9 6.3 8.8 3.5 5.3 7.7 96-99 0.2 0.1 ▲0.9 ▲2.3 3.9 o.o ▲2.5 0.7 ▲0.3 0.5 ▲0.6 サ ー ビ ス 業 91-96 21.4 5.4 17.0 13.2 18.7 14.8 17.6 14.6 19.9 19.4 14.9 96-99 ., 4.0 4.8 3.8 9.6 5.7 1.7 6.1 3.6 2.5 3.0 注1)91-96年 と96-99年 で 各 都 市 圏 の 地 域 範 囲 に若 干 の 異 同 が あ る 注2)斜 字 は浜 松 都 市 圏を 上 回る 数 値 資料)表1に 同 じ し か 出 な か っ た 。・・ 下 請 け 業 者 た ち は 異 業 種 か ら 仕 事 を と っ て 穴 を 埋 め た 。 仕 事 が と れ る だ け の 技 術 力 が 背 景 に あ っ た か ら こ そ だ ろ う が 、「や ら ま い か 」 精 神 で 積 極 的 に 打 っ て 出 た こ と が 功 を 奏 し た の だ と 思 う 」(「週 間 ダ イ ヤ モ ン ド 」2001年2 A17日 号 、 pp 158-159)。 近 年 も 、 浜 松 で 伸 び て い る 企 業 、 生 き 残 っ て い る 企 業 で 以 前 と 同 じ 仕 事 を し て い る と こ ろ は 少 な い 、 と い わ れ る 。 3  企 業 の 増 加   浜 松 の も う ひ と つ の 特 色 と し て 、90年 代 後 半 に お い て も 企 業 の 増 加 率 が プ ラ ス で あ る こ と を 指 摘 で き る 。96-99年 の 法 人 企 業 増 加 率 が プ ラ ス な の は11大 都 市 圏 の な か で3っ だ け で あ り 、 浜 松 都 市 圏 の1.4%は 中 京 大 都 市 圏 の2.3%に 次 ぐ(表4、 な お 増 加 率 は 年 率 で は な く 、 期 間 中 の 増 加 率)。 浜 松 と 中京 は 製 造 業 の ウ エ イ ト が 高 い 都 市 圏 で あ る 。 製 造 業 の 企 業 数 は90年 代 後 半 、 鹿 児 島 都 市 圏 を 除 き 減 少 傾 向 に あ る 。 浜 松 、 中 京 で も 減 少 し て い る 。 で は な ぜ こ の ふ た つ の 都 市 圏 で 全 体 の 企 業 数 が 増 加 し て い る の か 。   答 え は い う ま で も な く 他 の 産 業 、 特 に サ ー ビ ス 業 で 企 業 が 大 き く 増 え て い る か ら で あ る 。 し か し こ の 事 実 か ら 、 浜 松 と 中 京 で リ ー デ ィ ン グ 産 業 が 製 造 業 か ら サ ー ビ ス 業 に 変 わ り つ つ あ る と 判 断 す る の は 早 計 で あ ろ う 。 既 に み た よ う に90年 代 後 半 以 降 、 浜 松 地 域 の 製 造 業 は 順 調 に 伸 び て い る し 、 中 京 地 域 の そ れ も 比 較 的 堅 調 で あ る 。 サ ー ビ ス 業 で 伸 び て い る の は 、 ソ フ ト ウ エ ア 等 の 「 情 報 サ ー ビ ス 」、 人 材 派 遣 等 の 「 そ の 他 の 事 業 サ ー ビ ス 」 で あ る 。 こ れ ら の 取 引 の 相 手 は 主 に 企 業 で あ る 。 両 都 市 圏 で は 企 業 に 占 め る 製 造 業 の 比 率 が 高 く 、 製 造 業 の ア ウ ト ソ ー シ ン グ は い ま や サ ー ビ ス 業 の 分 野 に ま で 深 く 浸 透 し つ つ あ る 。 そ れ が サ ー ビ ス 業 の 増 加 を も た ら し て い る と 考 え ら れ る 。

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お わ り に   浜 松 の 企 業 の 方 々 か ら 伺 っ た お 話 し は き わ め て 内 容 が 豊 富 で 、 も の つ く り の 真 髄 か ら 教 育 の あ り 方 、 さ ら に は 自 ら の 生 き 様 ま で 考 え さ せ ら れ る も の で あ っ た 。 こ れ ら に つ い て 、 特 にも の つ く り に お け る 創 造 性 と は 何 か に つ い て は 、 別 の 機 会 に 論 じ て み た い 。   ま た 統 計 デ ー タ で は 浜 松 の 開 業 率 の 低 さ が 意 外 で あ っ た 。 中 京 大 都 市 圏 の 開 業 率 も 低 か っ た 。 ふ た つ は 日本 の も の つ く り を 代 表 す る 地 域 で あ る 。 も の つ く り の 強 さ と 低 開 業 率 の 間 に は 何 ら か の 因 果 関 係 が あ る の か も し れ な い 。 こ の 解 明 も 今 後 の 課 題 で あ る 。 参 考 文 献 〔1〕Aサ ク セ ニ ア ン(1995)『 現 代 の 二 都 物 語 』(大 前     研 一 訳)講 談 社 。

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