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感染症拡 で浮き彫りとなった企業の課題とその対応 デジタル化等を通じた事業の再構築 ( 財務局調査 ) 令和 2 年 10 28

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(1)

感染症拡⼤で浮き彫りとなった企業の課題とその対応

〜デジタル化等を通じた事業の再構築〜

(財務局調査)

令和2年10⽉28⽇

(2)

1

財務局調査の概要等

1.調査の概要

新型コロナウイルス感染症の拡⼤によって浮き彫りとなった企業の課題とその対応を 把握するため、各財務局等が管内の企業等に調査(ヒアリング)を⾏い、その結果を 公表する。

(1)調査期間 ︓ 令和2年9⽉中旬〜10⽉中旬

(2)調査対象 ︓ 各財務局が管内経済情勢報告を取りまとめる際に従来から 継続的にヒアリングを実施している企業等。全国計1,328社。

(3)調査⽅法 ︓ 各財務局においてヒアリング調査を⾏い、回答を分類。

2.企業規模別、調査時期別及び業種別の回答状況

3.財務局等の管轄区域

4.注意事項

 結果数値(%)は⼩数点第2位を四捨五⼊しているため、合計が100.0%

にならない場合がある。

 ヒアリング先が⽀社・⽀店・営業所等の場合は、当該⽀社等に係る状況として 回答している。商業組合や公的な団体等(11団体)については、便宜上⾮

製造業として処理している。

 「地域別(財務局等の管轄区域別)」における各地域の数字は、集計対象 企業の規模や数に差があるため、単純に⽐較することはできない点に留意。

財務局等 管轄都道府県 本局所在地

北 海 道 財 務 局 北海道 札幌市

東 北 財 務 局 宮城県、岩⼿県、福島県、秋⽥県、⻘森県、⼭形県 仙台市 関 東 財 務 局 埼⽟県、東京都、神奈川県、千葉県、⼭梨県、茨城県、栃⽊県、

群⾺県、⻑野県、新潟県 さいたま市

北 陸 財 務 局 ⽯川県、富⼭県、福井県 ⾦沢市

東 海 財 務 局 愛知県、静岡県、三重県、岐⾩県 名古屋市 近 畿 財 務 局 ⼤阪府、京都府、兵庫県、奈良県、和歌⼭県、滋賀県 ⼤阪市 中 国 財 務 局 広島県、⿃取県、島根県、岡⼭県、⼭⼝県 広島市 四 国 財 務 局 ⾹川県、愛媛県、徳島県、⾼知県 ⾼松市 九 州 財 務 局 熊本県、⼤分県、宮崎県、⿅児島県 熊本市

福 岡 財 務 ⽀ 局 福岡県、佐賀県、⻑崎県 福岡市

沖 縄 総 合 事 務 局 沖縄県 那覇市

合 計 1328社

企 業 規 模 回答企業数

  ⼤ 企 業(資本⾦ 10億円以上) 681社  中堅企業(資本⾦ 1億円以上 10億円未満) 313社

 中⼩企業(資本⾦ 1億円未満) 323社

 商業組合や公的な団体等 11社

62社 11社 6社 15社 1社 56社 5社 24社 33社 12社 22社 16社 73社 15社 41社 64社 49社 25社 19社 549社 39 その他の製造業

⼩計

33 ⾦属製品製造業 51 はん⽤機械器具製造業 34 ⽣産⽤機械器具製造業 37 業務⽤機械器具製造業 35 電気機械器具製造業 29 情報通信機械器具製造業 36 ⾃動⾞・同附属品製造業 38 その他の輸送⽤機械器具製造業 26 化学⼯業

27 ⽯油製品・⽯炭製品製造業 30 窯業・⼟⽯製品製造業 31 鉄鋼業

32 ⾮鉄⾦属製造業

業種 回答

企業数

製造業

18 ⾷料品製造業 20 繊維⼯業 22 ⽊材・⽊製品製造業

25 印刷・同関連業 24 パルプ・紙・紙加⼯品製造業

6社 1社 0社 79社 1社 1社 12社 34社 3社 8社 15社 423社 34社 9社 2社 53社 23社 32社 9社 2社 3社 1社 1社 0社 9社 8社 9社 0社 1社 0社 0社 0社 0社 779社 1328社

業種 回答

企業数

59 不動産業

⾮製造業

01 農業、林業 08 漁業

10 鉱業、採⽯業、砂利採取業 15 建設業

70 電気業

71 ガス・熱供給・⽔道業 60 情報通信業 61 陸運業 64 ⽔運業 69 その他の運輸業 40 卸売業 49 ⼩売業

86 職業紹介・労働者派遣業 77 リース業

73 その他の物品賃貸業 75 宿泊業

50 飲⾷サービス業 76 ⽣活関連サービス業 79 娯楽業

74 広告業 82 純粋持株会社

83 その他の学術研究、専⾨・技術サービス業 80 医療、福祉業

85 教育、学習⽀援業

96 損害保険業 97 その他の保険業

⼩計 合計

89 その他のサービス業 91 銀⾏業 92 貸⾦業等 93 ⾦融商品取引業 94 その他の⾦商 95 ⽣命保険業

(3)

2

地域別 (10⽉調査、財務局等の管轄区域別)

10.5%

15.6%

15.1%

15.1%

19.8%

13.7%

11.6%

11.8%

17.9%

12.8%

15.5%

21.1%

7.9%

15.8%

14.7%

18.9%

25.5%

12.9%

12.9%

13.0%

14.7%

19.7%

9.2%

14.6%

14.2%

20.6%

34.2%

39.4%

34.0%

42.5%

48.5%

41.1%

27.5%

43.1%

35.9%

51.4%

43.4%

36.7%

33.3%

15.8%

20.2%

29.2%

11.3%

16.8%

19.4%

46.4%

21.6%

19.7%

15.6%

17.7%

21.1%

27.0%

23.7%

10.1%

2.8%

5.7%

2.0%

12.9%

1.5%

8.8%

6.8%

11.0%

8.8%

6.9%

11.1%

沖縄 福岡 九州 四国 中国 近畿 東海 北陸 その他

⾸都圏 関東 東北 北海道

78.0%

62.4%

15.2%

16.9%

14.2%

16.0%

14.0%

11.4%

39.2%

29.9%

24.0%

21.6%

24.4%

24.4%

8.0%

14.8%

26.0%

増加 特に影響なし 2割以内の減少 2〜5割程度の減少 5割以上の減少

1.企業の業績(平常時と⽐較した⽔準感)

全産業

規模・業種別 (10⽉調査)

減少 71.4%

64.7%

69.9%

67.3%

59.5%

66.0%

69.7%

73.7%

73.5%

75.4%

73.4%

今回調査 (前回調査)

14% 15% 71% 8% (12%) 14% 18% 68% 8% (14%) 19% 16% 65% 9% (19%)

今回調査 (前回調査)

5% 20% 75% 3% (9%) 23% 15% 63% 2% (11%)

4% 20% 76% 0% (0%) 1% 25% 74% 10% (20%) 13% 9% 78% 0% (5%)

0% 16% 84% 6% (33%)

⽣産⽤機械 情報通信機械 製造業

⾷料品製造 化学 中⼩企業

増加 影響

なし 減少 5割以上の減少

5割以上の減少

⾃動⾞

⼤企業 中堅企業

増加 影響 減少 なし

(注1) 「業績」とは、原則、売上⾼を指すが、⼀部の企業は他の指標(来店客数、販売個数、受注額等)で回答。

(注2) 「前回調査」は、財務省「新型コロナウイルス感染症による企業活動への影響とその対応」(令和2年8⽉4⽇)。

(注3)回答社数︓1,325社 感染症の影響が

最も⼤きい時期

(4〜5⽉頃)

【前回調査】

減少

74.4%

69.1%

68.8%

7⽉調査

【前回調査】

10⽉調査

【今回調査】

今回調査 (前回調査)

22% 14% 64% 12% (19%) 1% 48% 51% 1% (3%) 0% 21% 79% 0% (12%) 4% 4% 91% 31% (38%) 0% 3% 97% 41% (84%) 3% 8% 89% 57% (67%) 39% 10% 51% 1% (4%) 百貨店 2% 0% 98% 0% (9%) スーパー 71% 5% 24% 1% (0%) コンビニ 3% 13% 85% 0% (0%) ドラッグストア 63% 9% 28% 6% (6%) 家電量販店 57% 26% 17% 0% (0%)

⾃動⾞販売 5% 17% 78% 2% (3%)

⾮製造業

宿泊・飲⾷サービス 不動産

⼩売 建設

その他サービス 運輸

増加 影響

なし 減少 5割以上の減少

 平常時と⽐較して、10⽉調査時点の業績は、69%の企業が「減少」と回答するなど、依然として厳しい状況が続いている。

 ⼀⽅、業種別では、社会経済活動のレベルを引き上げていくなかで、世界的な需要回復やGo Toキャンペーン等の各種政策の 効果により、「5割以上の減少」の割合は、⾃動⾞製造業やサービス業(宿泊・飲⾷等)などで着実に改善している。

 地域別では、 前回調査で「減少」と回答した企業が多かった⾸都圏や東海、近畿の⼤都市圏等では⾜下で改善がみられる⼀

⽅、「減少」が少なかった⼀部地域では悪化がみられており、感染症の影響が全国に広がるなかで、地域差は縮⼩している。

(68.9%) (前回調査)

(61.0%)

加 巣ごもり需要により嗜好性の少ない定番⾷品や健康⾷品は増加傾向にある。

【⾷料品製造・中⼩・九州】

減 少

完成⾞メーカーの販売・⽣産台数が回復してきたため、⾞載部品の売上⾼も前年

⽐▲10%程度まで戻ってきている。【⾃動⾞/同付属品・⼤・東海】

6〜8⽉も前年⽐▲60%と⾮常に厳しい状況が続いていたが、Go To トラベルが 開始されてからは来客者も増加している。密を避けつつの営業ではあるが、⾜下で は前年⽐▲20%まで回復する⾒込み。【宿泊・中⼩・関東】

海外旅⾏やインバウンドは壊滅。国内旅⾏は、個⼈需要がGo To トラベルにより 動きは出てきたものの、法⼈需要がまだまだ厳しい。【旅⾏代理店・⼤・北陸】

(70.4%) (79.5%) (62.0%) (80.3%) (79.7%) (76.5%) (67.7%) (60.7%) (70.0%) (68.6%) (59.4%)

(注4) 「地域別」の回答社数は、北海道:126社、東北:218社、関東:226社(⾸都圏:109社、その他:117社)、

北陸:102社、 東海:69社、近畿:124社、中国:101社、四国:106社、九州:106社、福岡:109社、沖縄:38社

(注5) 「⾸都圏」は、埼⽟、東京、神奈川、千葉。関東「その他」は、⼭梨、茨城、栃⽊、群⾺、⻑野、新潟。

(4)

16.7%

7.1%

3.0%

11.3%

55.6%

17.3%

37.7%

⑦ 特になし

⑥ その他

⑤ 事業拠点の特定国・地域への集中

④ サプライチェーンの多元化・強靭化

③ デジタル化・オンライン化へのさらなる対応

② 既存事業の需要拡⼤への対応

① 既存事業の需要減少への対応

2.感染症拡⼤で浮き彫りとなった課題

(注)回答社数︓1,313社(複数回答)

3

 感染症拡⼤で浮き彫りとなった企業の課題は、販売・事務処理などの「デジタル化・オンライン化」(56%)が最も多い。

 また、宿泊・飲⾷サービス業などにおける「既存事業の需要減少」(38%)や巣ごもり需要などの「既存事業の需要拡⼤」

(17%)への対応をあげる企業も⽬⽴った。

• サービス業(宿泊・飲⾷、旅客等)での来客数減少

• ⼩売業におけるリアル店舗での売上減少

• 製造業の輸出減少

<課題の具体例>

• 巣ごもり需要への対応

• デジタル製品の需要増加に伴う対応

• 原材料・部品の調達が少数のサプライヤーに依存

• 在庫管理の不徹底

• 売上が感染拡⼤地域(都市部等)に集中

• 特定部品を⼀部の海外⼯場でのみ⽣産

• 対⾯営業・販売への過度な依存

• WEB会議などの社内ITインフラの未整備

• 紙ベースでの事務⼿続き(契約、商品発注等)

• BCP対応の脆弱性

(5)

26.4%

2.4%

6.6% 20.7%

19.7%

11.9%

6.3%

7.4% 48.4%

15.2%

⑩ 必要性を感じない

⑨ 対応・取組は困難

⑧ その他

⑦ 経営体制や組織運営の⾒直し

⑥ 顧客・販売先の多様化

⑤ 他社等との連携

④ M&Aの活⽤(合併・買収)

③ 既存事業の縮⼩・売却

② 既存事業の強化

① 新規事業の⽴ち上げ

46.9%

6.7%

6.7%

7.5%

21.8%

11.9%

15.1%

⑦ 必要性を感じない

⑥ 対応・取組は困難

⑤ その他

④ 事業拠点の⽴地の⾒直し

③ 原材料や商品等の調達先の多様化

② 事業拠点のデジタル化・ロボット化

① 調達・物流・在庫管理のデジタル化・ロボット化

18.1%

5.4%

4.8%

20.5%

13.7%

26.1%

38.7% 42.1%

⑧ 必要性を感じない

⑦ 対応・取組は困難 ⑥ その他

⑤ キャッシュレス化

④ 店舗の⾃動化・省⼈化

③ 販売やサービス提供のデジタル化

② 販売促進のデジタル化

① ⾮対⾯営業の強化

3.課題への対応

4

サプ ライチ や事業拠点 顧客 接点 営業 ・販売⼿法 ①〜 ③

素材データをデジタル化してプラットフォームに掲載することで、バーチャルサンプルを 顧客に対して迅速に提供可能としたほか、⼀部でWEB販売も開始した。

【⽣産⽤機械・⼤・近畿】

① 外⾷の個⼈経営者が営業マンを介さずに商品を発注できるように業務⽤アプリを開 発。既に顧客の約20%がアプリを導⼊済みである。【⾷料品製造・中堅・四国】

②④ 従来は不特定多数にチラシを配布していたが、個⼈の購⼊履歴などのビッグデータ をAIで分析して、その⼈向けのおすすめ商品を提案。また、無⼈店舗やセルフレ ジの導⼊などにも取り組んでいる。【スーパー・⼤・関東】

① 9⽉から店舗でAIが商品の発注作業を担うシステムを導⼊。現在は寿司や総菜の みだが、今後は加⼯⾷品等にも対象を拡⼤する。【ショッピングセンター・⼤・東北】

国内⼯場で⽣産する⾞両に必要な部品・部材の品⽬数や、海外を含めた部品 メーカーの情報を管理するシステムを構築し、サプライチェーン情報の把握にかかる 時間を⼤幅に短縮している。【⾃動⾞/同付属品・⼤・東海】

③ コロナの影響で海外からの部品調達が⼀時滞ったこともあり、調達先の多元化を進 めている。特に中国⼀極集中の回避が必要。【⾃動⾞/同付属品・⼤・東海】

 感染症拡⼤で浮き彫りとなった企業の課題への対応として、事業再編に向けた取組では、「既存事業の強化」(48%)のほ か、⼀部では新たな⽇常に向けた「新規事業の⽴ち上げ」(15%)との回答もみられた。

 顧客接点や営業・販売⼿法の⾒直しでは、オンラインを活⽤した「⾮対⾯営業の強化」(42%)のほか、ビッグデータの活⽤や Eコマースの拡充、キャッシュレス決済といった各種デジタル化に向けた取組も多くみられた。

 サプライチェーンの強化・事業拠点の⾒直しでは、「調達先の多様化」(22%)やサプライチェーン・事業拠点の「デジタル化やロ ボットの活⽤」(①15%、②12%)との回答もみられた。

① 他社とオンライン診療⽀援ツールを取り扱う合弁会社を設⽴。【化学・⼤・北陸】

① ② 既存の宅配事業を強化するほか、ビジネスパーソン等の⼀⼈客の取り込みに注⼒

するため、新業態の店舗を展開する。【飲⾷サービス・中堅・北海道】

② ⑥ ネットスーパーが伸びており、県⺠のニーズを肌で感じていることから、更に品揃えを 増やすなどして⼒を⼊れていきたい。【スーパー・⼤・沖縄】

事業

(注)回答社数(複数回答)︓事業再編 1,292社、 顧客接点や営業・販売⼿法 1,295社、 サプライチェーンや事業拠点 1,274社

(6)

18.0%

7.0%

47.0%

33.0%

45.0%

(5) 特になし (4) その他 (3) 将来の⾼い不確実性 (2) 過⼤な債務 (1) 収益性の低さ

44.6%

8.7%

3.8%

3.5%

6.8%

5.0%

5.6%

11.1%

10.2%

29.4%

39.1%

6.6%

1.8%

1.7%

6.3%

15.7%

5.1%

14.3%

10.8%

35.2%

34.0%

6.6%

2.8%

4.1%

6.2%

7.2%

6.3%

16.3%

16.1%

38.9%

⑩ 特になし

⑨ その他

⑧ ⺠間⽀援機関との関係構築

⑦ 公的⽀援機関との関係構築

⑥ 規制上の制約やルールの未整備

⑤ 情報セキュリティ上の制約

④ 資⾦不⾜

③ 職場内での認識・理解不⾜

② ⼈⼿不⾜

① 専⾨的な⼈材や知識、ノウハウの不⾜

事業再編

顧客接点や営業・販売⼿法 サプライチェーンや事業拠点

(国、地⽅公共団体、政府系⾦融機関等)

(⺠間⾦融機関、業界団体、コンサル等)

4.課題への対応を進める上でのボトルネック

(注1)回答社数︓事業再編934社、顧客接点や営業・販売⼿法1,036社、

サプライチェーンや⽣産拠点664社(いずれも複数回答)

5

<資⾦調達上のボトルネック>

(注2)回答社数︓100社(複数回答、 左記グラフで「④資⾦不⾜」を選択した企業)

 課題への対応を進める上でのボトルネックとして、デジタル化等の専⾨⼈材の不⾜や職場内での理解不⾜(①〜③)が最も 多い。また、顧客接点や営業・販売⼿法の⾒直しを進める上では、「情報セキュリティ上の制約」(16%)もみられた。

 「資⾦不⾜」(6%前後)と回答した企業のうち、今後の資⾦調達を⾏う上で、「将来の⾼い不確実性」(47%)や「収益性 の低さ」(45%)、「過⼤な債務」(33%)が障害となる企業が多かった。

① 本年10⽉よりスタートするECサイトについて、適任者が社内におらず、専任スタッ フの不⾜を感じているため、中途採⽤を検討している。【繊維・中堅・近畿】

⑤ オンラインでの顧客対応が増加するため、情報漏洩防⽌等、セキュリティ対策強化 が必要である。遠隔監視により取得した運転データの取扱いに関する顧客との契 約を締結していく。【はん⽤機械・⼤・福岡】

② 新型コロナの影響で有効求⼈倍率は下がりつつあるが、介護職は依然として⼈⼿

不⾜が継続中。介護現場でのロボットやICT等の活⽤に加え、⼈材確保には継 続的な処遇改善が必要不可⽋である。【医療/福祉・⼤・関東】

① ④

リアル店舗の販売が最優先の考えが社内でも根強く、WEB等の取組は弱い。

また、資⾦が乏しいため、決済システムなどの導⼊も遅れている。リアル店舗を持つ

⼩売業は、⾼い⼈件費などから低収益体質であり、特に地⽅は⼈⼝減少と販売 チャネルの多様化で資⾦調達も厳しい状況である。【百貨店・北陸】

④ 新型コロナの影響による業績悪化で借⼊⾦が増加。事業の再構築を⾏う上でも 資⾦⾯での制約を余儀なくされている。【飲⾷サービス・⼤・関東】

(7)

31.9%

2.1%7.1%7.3%9.2%13.7%17.1%15.8% 42.4%

16.1%

⑩ 必要性を感じない

⑨ 対応・取組は困難⑧ その他

⑦ 経営体制や組織運営の⾒直し④ M&Aの活⽤(合併・買収)⑥ 顧客・販売先の多様化③ 既存事業の縮⼩・売却① 新規事業の⽴ち上げ② 既存事業の強化⑤ 他社等との連携

22.5%

2.6%4.2%6.2%7.4%10.7% 22.4%23.3% 52.6%

14.6%

⑩ 必要性を感じない

⑨ 対応・取組は困難⑧ その他

⑦ 経営体制や組織運営の⾒直し④ M&Aの活⽤(合併・買収)⑥ 顧客・販売先の多様化③ 既存事業の縮⼩・売却① 新規事業の⽴ち上げ② 既存事業の強化⑤ 他社等との連携 14.9%

6.9%

4.3%

13.9% 59.9%

16.6%

41.0%

⑦ 特になし

⑥ その他

⑤ 事業拠点の特定国・地域への集中の緩和

④ サプライチェーンの多元化・強靭化

③ デジタル化・オンライン化へのさらなる対応

② 既存事業の需要拡⼤へのさらなる対応

① 既存事業の需要減少への対応

24.7%

1.2%7.4%9.5%9.8%15.0%17.0%21.5% 51.5%

18.4%

⑩ 必要性を感じない

⑨ 対応・取組は困難⑧ その他

⑦ 経営体制や組織運営の⾒直し④ M&Aの活⽤(合併・買収)⑥ 顧客・販売先の多様化③ 既存事業の縮⼩・売却① 新規事業の⽴ち上げ② 既存事業の強化⑤ 他社等との連携

<参考>規模別・業種別①

6

<感染症拡⼤で浮き彫りとなった課題> <事業再編>

⼤企業 中堅・中⼩企業 規 模 別 製造業 ⾮製造業

業 種 別

(注1)回答社数︓670社(複数回答)

18.5%

7.1%

1.7%

8.5% 51.8%

18.0%

34.3%

⑦ 特になし

⑥ その他

⑤ 事業拠点の特定国・地域への集中の緩和

④ サプライチェーンの多元化・強靭化

③ デジタル化・オンライン化へのさらなる対応

② 既存事業の需要拡⼤へのさらなる対応

① 既存事業の需要減少への対応

(注2)回答社数︓633社(複数回答)

17.5%

5.5%

5.5%

17.7% 53.0%

13.4%

38.9%

⑦ 特になし

⑥ その他

⑤ 事業拠点の特定国・地域への集中の緩和

④ サプライチェーンの多元化・強靭化

③ デジタル化・オンライン化へのさらなる対応

② 既存事業の需要拡⼤へのさらなる対応

① 既存事業の需要減少への対応

(注3)回答社数︓543社(複数回答)

16.1%

8.3%

1.3%

6.7% 57.6%

20.0% 36.8%

⑦ 特になし

⑥ その他

⑤ 事業拠点の特定国・地域への集中の緩和④ サプライチェーンの多元化・強靭化

③ デジタル化・オンライン化へのさらなる対応

② 既存事業の需要拡⼤へのさらなる対応① 既存事業の需要減少への対応

(注4)回答社数︓771社(複数回答)

(注5)回答社数︓652社(複数回答)

(注7)回答社数︓533社(複数回答)

28.3%

3.7%5.1%8.9% 20.0%22.7%

2.7%5.2% 45.5%

12.2%

⑩ 必要性を感じない

⑨ 対応・取組は困難⑧ その他

⑦ 経営体制や組織運営の⾒直し④ M&Aの活⽤(合併・買収)⑥ 顧客・販売先の多様化③ 既存事業の縮⼩・売却① 新規事業の⽴ち上げ② 既存事業の強化⑤ 他社等との連携

(注8)回答社数︓759社(複数回答)

(注6)回答社数︓629社(複数回答)

(8)

40.8%

4.1%

6.8%

6.4%

30.5%

15.2%

19.7%

⑦ 必要性を感じない

⑥ 対応・取組は困難

⑤ その他

④ 事業拠点の⽴地の⾒直し

③ 原材料や商品等の調達先の多様化

② 事業拠点のデジタル化・ロボット化

① 調達・物流・在庫管理のデジタル化・ロボット化

51.2%

8.5%

6.6%

8.4%

15.6%

9.4%

11.7%

⑦ 必要性を感じない

⑥ 対応・取組は困難

⑤ その他

④ 事業拠点の⽴地の⾒直し

③ 原材料や商品等の調達先の多様化

② 事業拠点のデジタル化・ロボット化

① 調達・物流・在庫管理のデジタル化・ロボット化

50.5%

9.4%

5.3%

7.3%

18.6%

8.1%

10.2%

⑦ 必要性を感じない

⑥ 対応・取組は困難

⑤ その他

④ 事業拠点の⽴地の⾒直し

③ 原材料や商品等の調達先の多様化

② 事業拠点のデジタル化・ロボット化

① 調達・物流・在庫管理のデジタル化・ロボット化

43.2%

4.0%

8.0%

7.6%

24.9%

15.6%

19.8%

⑦ 必要性を感じない

⑥ 対応・取組は困難

⑤ その他

④ 事業拠点の⽴地の⾒直し

③ 原材料や商品等の調達先の多様化

② 事業拠点のデジタル化・ロボット化

① 調達・物流・在庫管理のデジタル化・ロボット化

26.9%

4.0%

6.4%

2.8%

2.1%

20.8%

28.0%

47.7%

⑧ 必要性を感じない

⑦ 対応・取組は困難

⑥ その他

⑤ キャッシュレス化

④ 店舗の⾃動化・省⼈化

③ 販売やサービス提供のデジタル化

② 販売促進のデジタル化

① ⾮対⾯営業の強化

12.0%

6.4%

3.7%

32.7%

21.6%

29.7%

46.0%

38.2%

⑧ 必要性を感じない

⑦ 対応・取組は困難

⑥ その他

⑤ キャッシュレス化

④ 店舗の⾃動化・省⼈化

③ 販売やサービス提供のデジタル化

② 販売促進のデジタル化

① ⾮対⾯営業の強化

17.4%

4.0%

6.6%

19.5%

14.6%

30.3%

41.5%

45.7%

⑧ 必要性を感じない

⑦ 対応・取組は困難

⑥ その他

⑤ キャッシュレス化

④ 店舗の⾃動化・省⼈化

③ 販売やサービス提供のデジタル化

② 販売促進のデジタル化

① ⾮対⾯営業の強化

<参考>規模別・業種別②

7

<顧客接点や営業・販売⼿法> <サプライチェーンの強化・事業拠点>

⼤企業 中堅・中⼩企業 規 模 別 製造業 ⾮製造業 業 種 別

(注3)回答社数︓528社(複数回答)

(注1)回答社数︓656社(複数回答)

18.6%

7.0%

2.7% 21.6%

12.7%

21.9% 36.1%

38.6%

⑧ 必要性を感じない

⑦ 対応・取組は困難

⑥ その他

⑤ キャッシュレス化

④ 店舗の⾃動化・省⼈化

③ 販売やサービス提供のデジタル化

② 販売促進のデジタル化

① ⾮対⾯営業の強化

(注2)回答社数︓629社(複数回答)

(注4)回答社数︓767社(複数回答) (注8)回答社数︓742社(複数回答)

(注5)回答社数︓646社(複数回答)

(注6)回答社数︓618社(複数回答)

(注7)回答社数︓532社(複数回答)

(9)

業 種 別

45.8%

7.9%

5.3%

4.5%

7.3%

4.2%

6.7%

11.2%

12.6%

27.0%

38.5%

6.8%

2.4%

2.3%

6.5%

13.8%

6.8%

15.8%

13.1%

34.1%

33.9%

6.9%

2.8%

3.6%

6.4%

6.6%

8.0%

17.9%

18.8%

38.0%

⑩ 特になし

⑨ その他

⑧ ⺠間⽀援機関との関係構築

⑦ 公的⽀援機関との関係構築

⑥ 規制上の制約やルールの未整備

⑤ 情報セキュリティ上の制約

④ 資⾦不⾜

③ 職場内での認識・理解不⾜

② ⼈⼿不⾜

① 専⾨的な⼈材や知識、ノウハウの不⾜

事業再編

顧客接点や営業・販売⼿法 サプライチェーンや事業拠点

43.2%

9.7%

1.9%

2.3%

6.2%

5.8%

4.2%

11.0%

7.5%

32.1%

40.1%

6.1%

0.8%

0.8%

5.8%

19.1%

2.1%

11.7%

6.9%

37.1%

34.4%

6.1%

2.8%

4.7%

5.9%

8.1%

3.6%

13.7%

11.7%

40.2%

⑩ 特になし

⑨ その他

⑧ ⺠間⽀援機関との関係構築

⑦ 公的⽀援機関との関係構築

⑥ 規制上の制約やルールの未整備

⑤ 情報セキュリティ上の制約

④ 資⾦不⾜

③ 職場内での認識・理解不⾜

② ⼈⼿不⾜

① 専⾨的な⼈材や知識、ノウハウの不⾜

事業再編

顧客接点や営業・販売⼿法 サプライチェーンや事業拠点

43.8%

9.8%

5.1%

4.5%

8.1%

5.3%

3.4%

9.0%

9.3%

30.1%

38.8%

7.6%

1.9%

1.9%

7.4%

18.8%

2.7%

13.4%

8.7%

35.8%

34.5%

9.4%

3.3%

4.6%

5.6%

8.5%

5.4%

14.1%

11.6%

38.0%

⑩ 特になし

⑨ その他

⑧ ⺠間⽀援機関との関係構築

⑦ 公的⽀援機関との関係構築

⑥ 規制上の制約やルールの未整備

⑤ 情報セキュリティ上の制約

④ 資⾦不⾜

③ 職場内での認識・理解不⾜

② ⼈⼿不⾜

① 専⾨的な⼈材や知識、ノウハウの不⾜

事業再編

顧客接点や営業・販売⼿法 サプライチェーンや事業拠点

45.7%

7.2%

2.3%

2.3%

5.3%

4.6%

7.9%

13.8%

11.5%

28.6%

39.2%

5.6%

1.8%

1.6%

5.2%

12.7%

7.8%

15.3%

12.7%

34.7%

33.0%

3.8%

2.2%

3.6%

7.0%

5.6%

7.4%

18.7%

20.7%

40.2%

⑩ 特になし

⑨ その他

⑧ ⺠間⽀援機関との関係構築

⑦ 公的⽀援機関との関係構築

⑥ 規制上の制約やルールの未整備

⑤ 情報セキュリティ上の制約

④ 資⾦不⾜

③ 職場内での認識・理解不⾜

② ⼈⼿不⾜

① 専⾨的な⼈材や知識、ノウハウの不⾜

事業再編

顧客接点や営業・販売⼿法 サプライチェーンや事業拠点

<参考>規模別・業種別③

8

<事業の再構築を⾏う上でのボトルネック>

⼤企業 中堅・中⼩企業

規 模 別 製造業 ⾮製造業

(注1)回答社数︓事業再編481社、顧客接点や営業・販売⼿法528社、

サプライチェーンや⽣産拠点356社(いずれも複数回答)

(注2)回答社数︓事業再編445社、顧客接点や営業・販売⼿法502社、

サプライチェーンや⽣産拠点304社(いずれも複数回答)

(注3)回答社数︓事業再編358社、顧客接点や営業・販売⼿法377社、

サプライチェーンや⽣産拠点308社(いずれも複数回答)

(注4)回答社数︓事業再編576社、顧客接点や営業・販売⼿法659社、

サプライチェーンや⽣産拠点356社(いずれも複数回答)

(10)

17.6%

5.9%

32.4%

38.2%

50.0%

⑤ 特になし

④ その他

③ 将来の⾼い不確実性

② 過⼤な債務

① 収益性の低さ

<参考>規模別・業種別④

9

<資⾦調達上のボトルネック>

⼤企業 中堅・中⼩企業

規 模 別 製造業 ⾮製造業

業 種 別

(注1)回答社数︓34社(複数回答、前ページのグラフで「④資⾦不⾜」を選択した企業)

18.5%

7.7%

55.4%

30.8%

41.5%

⑤ 特になし

④ その他

③ 将来の⾼い不確実性

② 過⼤な債務

① 収益性の低さ

8.7%

13.0%

39.1%

34.8%

43.5%

⑤ 特になし

④ その他

③ 将来の⾼い不確実性

② 過⼤な債務

① 収益性の低さ

20.8%

5.2%

49.4%

32.5%

45.5%

⑤ 特になし

④ その他

③ 将来の⾼い不確実性

② 過⼤な債務

① 収益性の低さ

(注2)回答社数︓65社(複数回答、前ページのグラフで「④資⾦不⾜」を選択した企業)

(注3)回答社数︓23社(複数回答、前ページのグラフで「④資⾦不⾜」を選択した企業)

(注4)回答社数︓77社(複数回答、前ページのグラフで「④資⾦不⾜」を選択した企業)

問い合わせ先

財務省⼤⾂官房総合政策課

東京都千代⽥区霞が関3丁⽬1番1号

℡. 03-3581-4111 (内線)2252,2225

財務省ホームページアドレス https://www.mof.go.jp/

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