平成 31 年 3 月期 決算説明会 2019 年 5 月 29 日 日本ドライケミカル株式会社

平成31年3月期

決算説明会

2019年5月29日

平成31年3月期 連結決算サマリー

H30/3実績

H31/3期首予想

H31/3実績

対前期比

売上高

32,622

33,500

36,304

3,681

営業利益

1,109

1,000

1,702

593

営業利益率

3.4%

3.0%

4.7%

1.3ポイント

経常利益

1,160

1,015

1,739

578

経常利益率

3.6%

3.0%

4.8%

1.2ポイント

親会社株主に帰属する当期純利益

1,104

720

1,116

11

１株当たり当期純利益

155円94銭

101円68銭

157円61銭

1円67銭

自己資本当期純利益率

10.0%

－

9.2%

△0.8ポイント

純資産

11,609

－

12,550

941

自己資本比率

42.4％

－

44.7%

2.3ポイント

１株当たり純資産

1,639円48銭

－

1,772円37銭

132円89銭

当連結会計年度の連結損益は、防災設備事業において都市再開発およびリニューアル等の大型工事案件の進捗が進んだこと等

（百万円）

営業種目別 売上構成比

連結売上高＝363億410万円

（2019年3月期）

防災設備事業

・建築防災

・プラント防災

・船舶/トンネル防災

メンテナンス事業

・保守点検

・修繕改修

商品事業

・消火器

・火災報知機

・防災用品

車輌事業

・消防自動車

181.3億円

（49.9%）

75.5億円

（20.8%）

84.7億円

（23.4%）

21.3億円

（5.9%）

連結業績推移

11,343

14,776

15,008

16,329

17,111

14,005

13,950

18,131

5,664

6,865

6,725

6,106

7,291

_7,286

8,456

7,559

5,155

5,825

6,344

5,930

5,955

7,663

8,513

8,478

1,602

1,464

3,237

2,051

3,438

1,964

1,702

2,135

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

35,000

40,000

H24/3

H25/3

H26/3

H27/3

H28/3

H29/3

H30/3

H31/3

百万円

連結売上高

防災設備

メンテナンス

商品

車輌

営業利益

1,041

1,612

1,688

1,568

1,865

1,268

1,109

1,702

営業利益率

4.4

5.6

5.4

5.2

5.5

4.1

3.4

4.7

36,304

23,765

28,931

31,316

30,418

33,797

30,919

32,622

営業種目別業績推移

防災設備

11,343

14,776

15,008

16,329

17,111

_14,005

_13,950

18,131

0

5,000

10,000

15,000

20,000

H24/3

H25/3

H26/3

H27/3

H28/3

H29/3

H30/3

H31/3

百万円

売上総利益

1,506

2,034

2,627

3,494

3,739

2,759

2,694

3,806

売上総利益率

13.3

13.8

17.5

21.4

21.9

19.7

19.3

21.0

<< 事業内容 >>

 建築防災 新設工事／リニューアル

 プラント防災 新設工事／保守・改修

 船舶設備 新設工事／機器販売

 トンネル防災 新設工事／改修

<< 主要取引先 >>

 ゼネコン、サブコン（電気・空調衛生）

 電力会社、石油・化学会社 等

火災の感知・報知から消火まで、建物に

あわせた最新の防災システムを提供。

5,664

6,865

6,725

6,106

7,291

7,286

8,456

7,559

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

H24/3

H25/3

H26/3

H27/3

H28/3

H29/3

H30/3

H31/3

百万円

売上総利益

2,286

2,940

2,766

2,178

2,501

2,642

3,162

2,869

売上総利益率

40.4

42.8

41.1

35.7

34.3

36.3

37.4

38.0

<< 事業内容 >>

 点検 年２回の法定点検

 改修・修繕工事

<< 主要取引先 >>

 施主、建物所有者

 ビル管理会社、マンション管理会社

消防用設備等は、有資格者による定期点検

と、その報告が義務付けられています

。

営業種目別業績推移

メンテナンス

5,155

5,825

6,344

5,930

5,955

7,663

8,513

8,478

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

H24/3

H25/3

H26/3

H27/3

H28/3

H29/3

H30/3

H31/3

百万円

売上総利益

744

772

689

516

532

1,104

1,170

1,105

売上総利益率

14.4

13.3

10.9

8.7

8.9

14.4

13.7

13.0

<< 事業内容 >>

 消火器類の販売

 各種防災機器の販売

 防災用品の仕入・販売

 パッケージ型自動消火設備等の

販売・施工

<< 主要取引先 >>

 防災代理店、エクスチン会

アルミニウム製消火器は、「軽い」、「耐食性

が強い」、「リサイクルが容易」が特長です。

営業種目別業績推移

商品

1,602

_1,464

3,237

2,051

3,438

1,964

_1,702

2,135

0

1,000

2,000

3,000

4,000

H24/3

H25/3

H26/3

H27/3

H28/3

H29/3

H30/3

H31/3

百万円

売上総利益

173

121

573

229

562

71

△161

118

売上総利益率

10.8

8.3

17.7

11.2

16.3

3.6

-

5.5

<< 事業内容 >>

 消防自動車の製造・販売

 各種特殊車両の製造・販売

<< 商流 >>

 官公庁、消防署

 電力会社、石油・化学会社 等

NDCの消防自動車は、専門的なニーズ

に、最新の技術で応えます。

営業種目別業績推移

車輌

化学消防ポンプ自動車

粉末専用車

（百万円）

H30/3/31

H31/3/31

対前期比

増減率

資産の部

流動資産

19,508

19,713

204

1.0%

固定資産

7,891

8,342

451

5.7%

有形固定資産

5,008

5,259

251

5.0%

無形固定資産

1,389

1,371

△18

-1.3%

投資その他の資産

1,493

1,712

218

14.7%

資産合計

27,400

28,056

656

2.4%

負債の部

流動負債

13,426

13,444

17

0.1%

固定負債

2,363

2,061

△302

-12.8%

負債合計

15,790

15,505

△284

-1.8%

純資産の部

株主資本

資本金

700

700

-

-資本剰余金

3,620

3,620

-

-利益剰余金

7,073

7,977

904

12.8%

自己株式

△116

△116

-

-株主資本合計

11,278

12,182

903

8.0%

その他の包括利益累計額

330

368

37

11.3%

純資産合計

11,609

12,550

941

8.1%

負債純資産合計

27,400

28,056

656

2.4%

連結貸借対照表の概要

当連結会計年度末の財政状態は、利益剰余金の増加等により純資産合計が

前期末比941百万円増加し、資産合計は28,056百万円となりました。

連結キャッシュ・フロー計算書の概要

H30/3

H31/3

対前期比

営業活動によるキャッシュ・フロー

1,711

2,837

1,126

投資活動によるキャッシュ・フロー

△213

△563

△350

財務活動によるキャッシュ・フロー

△997

△965

31

現金及び現金同等物の増減額

491

1,306

814

現金及び現金同等物の期首残高

1,871

2,363

491

現金及び現金同等物の期末残高

2,363

3,669

1,306

（単位：百万円）

当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは

2,837百万円の収入となり、フリー・キャッシュフローは2,273百万円となりました。

受注残高推移

（単位：百万円）

H25/3

H26/3

H27/3

H28/3

H29/3

H30/3

防災設備事業

6,479

7,403

8,635

9,240

9,449

13,132

車輌事業

33

321

119

161

191

559

合計

6,513

7,724

8,754

9,401

9,640

13,691

※メンテナンス事業と商品事業は受注と販売がほぼ同時期に成立するため、受注残高は記載しておりませ

ん。

平成31年3月期は、都市再開発等の大型案件、リニューアル案件に係る受注は

引続き好調であり、受注残高は前年同期と同水準であります。

防災設備事業

車輌事業

連結業績予想

第2四半期（累計）

通期

計画

前期実績

増減率

計画

前期実績

増減率

売

上

高

15,463

15,514

-0.3％

37,000

36,304

1.9％

営

業

利

益

156

515

-69.6％

1,710

1,702

0.7％

経

常

利

益

169

534

-68.3%

1,750

1,739

0.9％

親 会 社 株 主 に

帰 属 す る 当 期

（ 四 半 期 ） 純 利 益

100

306

-67.4%

1,130

1,116

1.5％

（単位：百万円）

令和２年３月期

成長戦略

さらなる飛躍へ

ＮＤＣが活躍する様々なフィールド

お客さま視点に立ち、

当社の経営課題と経営施策

◈ 経営課題

◈ 目標・成果

◈ 主要な経営施策

アライアンスの強化

研究開発体制の強化

独自の防災製品・防災システムを開発

製品およびサービスの差別化

収益基盤の強化

提携先の技術や製品・システムを活用

自火報と消火にかかる技術の融合

アライアンスの強化

資本業務提携

防犯

セキュリティ

海外製品

空調設備

ALSOK

FireDos

Xtralis(Honeywell)

TYCO(JCI)Ansul

火報製品

パナソニック

環境消火用ガス

イナートガスセンター

新日本空調

電気通信

OKI

資本業務提携

資本業務提携

消火器

初田製作所

基本業務提携

製品供給

Distributor

Agreement

_{松山酸素と50%/50%出資設立}

消火用ガスの

回収と再充填

広伸プラント工業のグループ会社化

平成30年11月1日 広伸プラント工業の全株式を取得



商号

広伸プラント工業株式会社



本社・工場

北海道札幌市清田区



設立

平成３年７月



資本金

1,000万円



業種

各種プラント配管工事、鋼構造物製作取付工事、機器据付工事

石油精製施設

原子力・バイオマス発電所



自社で一貫して行える体制、高い技術力と確かな品質

各種プラント・各種工場



施工対象施設

設計

切断

加工

組立・溶接

現場取付

広伸プラント工業のグループ会社化

プラント施設全般で協力体制を構築、

シナジー効果により両社の事業領域を拡大

広伸プラント工業

日本ドライケミカル

プラント防災

北海道ドライケミカル

案件共有

人材交流

全国のプラント施設

・顧客の相互紹介

・消装用配管の製作依頼

・施工の人的協力

北海道内の営業情報

・顧客の相互紹介

・新規案件の共同受注

・営業の人材交流

研究開発体制の強化

ＮＤＣオンリーの消防防災製品＆システムを創造し、

お客さまのもとへ



千葉工場 新研究棟



福島工場 総合防災研究棟

自火報ビジネスの強化

提案型

営 業

差別化

製 品

市 場

シェア拡大

自火報市場

約50,000棟

消装市場

約2,000棟

年間建築総数

約600,000棟

出典：国土交通省「建築着工統計調査」

ＮＤＣは自火報ビジネスにおいては、業界のチャレンジャー

自火報の市場シェアを高めることで、消火装置ビジネスの機会が増加。

自火報・消火装置の両輪を回す。

消火装置

自火報

消火器ビジネスの強化

消火器製造・販売のプロセスを見直し、

自火報・消火装置・消火器の３本柱体制を確立する。



消火器ビジネスの主要施策



NDC Korea株式会社へ名称変更

※2017年にグループ会社化した韓国企業（旧名称：株式会社始興金属）

アルミ製消火器の部材を製造。

当社グループの一員であることを明確にして、

当社との相互連携をより強化した技術・生産

活動を目指す。

生産ライン抜本的見直し

部材調達総見直し

製造・販売ライン強化

プレミアム消火器の販売推進

安心のグレードを高めるプレミアムな消火器

◈ ハイグレードな消火薬剤

「リン酸アンモニウム」を90％以上含有。

◈ 再燃防止作用と負触媒作用による高い消火能力

追求したのは、より確かな安全です。

好評発売中

プレミアム消火器の消火能力

器種

消火模型

NDCプレミア90

薬剤質量：3.0kg

リン酸アンモニウム

含有率：90%以上

10型消火器

薬剤質量：3.0kg

リン酸アンモニウム

含有率：約40%

20型消火器

薬剤質量：6.0kg

リン酸アンモニウム

含有率：約40%

B-7

燃焼面積1.4㎡

〇

〇

〇

B-14

燃焼面積2.8㎡

〇

×

〇

ＮＤＣプレミア９０は、１０型消火器と同じ薬剤質量で、

２０型消火器の受検用消火模型を消すことが出来ます。

消火実験の模様を比較映像にて確認

株式分割の実施

平成30年10月1日付で１：２の株式分割を実施

投資家のみなさまがより投資しやすい環境を整えるとともに、投資家層の拡大

および株式の流動性の向上を図ることを目的とするものです。



発行済株式総数

3,590,906株 → 7,181,812株



売買回転率（月平均）

株式分割に伴う株主優待制度について

株主優待制度の対象者は、株式分割後も同様に100株以上の保有株主とします。

優待内容：防災用品、1,000円相当のクオカード等10点より１点選択

※優待品に代えて社会貢献活動（国内災害義援金）への寄付選択可

株式分割前

分割発表前（2017年4月～2018年7月）

株式分割後

（2018年10月～）

2.1%

3.0%

株式の状況

（平成31年3月31日現在）

順位

株主名

所有株数

持株比率

1

綜合警備保障株式会社

1,100,000

15.53%

2

日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社（信託口）

430,900

6.08%

3

日本ドライケミカル取引先持株会

306,600

4.32%

4

日本マスタートラスト信託銀行株式会社（信託口）

222,300

3.13%

5

株式会社初田製作所

200,000

2.82%

6

新日本空調株式会社

192,000

2.71%

7

沖電気工業株式会社

178,000

2.51%

8

株式会社吉谷機械製作所

160,000

2.25%

9

日本ドライケミカル従業員持株会

140,700

1.98%

10

株式会社東京エネシス

140,000

1.97%



発行可能株式総数 14,000,000株



発行済株式総数

7,181,812株



株主数

3,319名

（注）１．持株比率については、自己株式（100,624株）を控除して計算しております。

２．当社は平成30年10月１日付で、普通株式１株につき２株の割合で株式分割を行っております。

本資料には当社の経営戦略などが記載されています。

これらの将来の見通しに関する記述は、現時点での仮定に基づく

ものであり、当該仮定を必ず保証するものではありません。

会社概要

商号

日本ドライケミカル株式会社

上場証券取引所

東京証券取引所 市場第一部 （証券コード：１９０９）

設立

昭和３０年４月２３日

所在地

東京都港区台場２－３－１ トレードピアお台場

代表者

代表取締役社長 遠山 榮一

従業員数

連結８３０名

(平成31年３月末現在)

資本金

７００百万円

(平成31年３月末現在)

連結売上高

36,304百万円

(平成31年３月期)

事業所

札幌、東北、関東、東京、名古屋、北陸、大阪、九州

連結子会社

北海道ドライケミカル、日本ドライメンテナンス

総合防災、ＮＤＣＫｏｒｅａ