• 検索結果がありません。

資料 9-1 有機農産物の日本農林規格と有機的に生産される食品の生産 加工 表示 及び販売に係るガイドライン (CODEX ガイドライン ) との比較表 ( 目次 ) 有機農産物の日本農林規格 CODEXガイドライン 第 1 条 目的 序文 緒言 4 第 2 条 生産の原則 緒言 6 緒言 7 第

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "資料 9-1 有機農産物の日本農林規格と有機的に生産される食品の生産 加工 表示 及び販売に係るガイドライン (CODEX ガイドライン ) との比較表 ( 目次 ) 有機農産物の日本農林規格 CODEXガイドライン 第 1 条 目的 序文 緒言 4 第 2 条 生産の原則 緒言 6 緒言 7 第"

Copied!
30
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

有機農産物の日本農林規格と有機的に生産される食品の生産、加工、表示

及び販売に係るガイドライン(CODEXガイドライン)との比較表(目次)

有機農産物の日本農林規格 CODEXガイドライン 第1条 目的 序文 緒言 4 第2条 生産の原則 緒言6、緒言 7 第3条 用語の定義 第1 章 適用の範囲(1.1) 第2章 解説及び定義 第4条 生産の方法 第4章 生産及び調製の規則 附属書1 有機生産の原則(A、C) 第5条 名称の表示 第3章 表示及び強調表示 別表1 肥料及び土壌改良資材 附属書2 有機食品の生産に使用可能な資材 表1 別表2 農薬 附属書2 有機食品の生産に使用可能な資材 表2 別表3 種菌培養資材 別表4 薬剤 附属書2 有機食品の生産に使用可能な資材 表2 別表5 調製用等資材 附属書2 有機食品の生産に使用可能な資材 表4 附則(経過措置) 第5章 附属書2に資材を追加する際の要件及び 各国による資材一覧の策定基準

【資料9-1】

(2)

有機農産物の日本農林規格と有機的に生産される食品の生産、加工、表示及び販売に係るガイドライン(CODE

Xガイドライン)との比較

有機農産物の日本農林規格 CODEXガイドライン (目的) 序文 第1条 この規格は、有機農産物の生産の方法についての基準等を定める (略)本ガイドラインは、国際レベルで有機生産物の要件の調和を図るこ ことを目的とする。 とを目的としており、この領域において自国の規格を制定することを望む 各国政府は有用な指針として用いることができる。(略) 緒言 4.本ガイドラインは、農場での有機生産、調製、保管、輸送、表示及び 販売の各段階の原則を定め、土壌改良及び調整、病虫害及び疾病対策、 並びに食品添加物及び加工助剤に関して、一般に使用を認められる資材 の目安を示している。表示については、有機的な生産方法が用いられた ことを示唆する表現の使用は、認証機関又は当局の監視下にある事業者 に由来する生産物に限定される。 (有機農産物の生産の原則) 緒言 第2条 有機農産物は、次のいずれかに従い生産することとする。 (1) 農業の自然循環機能の維持増進を図るため、化学的に合成された肥料 6.「有機」とは、有機生産規格に従って生産され、正式に設立された認 及び農薬の使用を避けることを基本として、土壌の性質に由来する農地 証機関又は当局により認証された生産物であることを意味する表示用語 の生産力(きのこ類の生産にあっては農林産物に由来する生産力を含 である。有機農業は、外部からの資材の使用を最小限に抑え、化学合成 む。)を発揮させるとともに、農業生産に由来する環境への負荷をでき 肥料や農薬の使用を避けることを基本としている。一般的な環境汚染に る限り低減した栽培管理方法を採用したほ場において生産すること。 より、有機農法が生産物に全く残留がないことを保証することはできな いが、大気、土壌及び水の汚染を最小限に抑える手法が用いられている。 有機食品の取扱者、加工業者及び小売業者は、有機農産物の信頼性を保 つために規格を遵守する。有機農業の主要目的は、土壌の生物、植物、 動物及び人間の相互に依存し合う共同体の健康と生産性を最適化するこ とである。 7.有機農業は、生物の多様性、生物的循環及び土壌の生物活性等、農業 生態系の健全性を促進し強化する全体的な生産管理システムである。地 域によってはその地域に応じた制度が必要であることを考慮しつつ、非 農業由来の資材を使用するよりも栽培管理方法の利用を重視する。これ は、同システムの枠組みにおいて特有の機能を発揮させるために、化学 合成資材を使用することなく、可能な限り、耕種的、生物的及び物理的 な手法を用いることによって達成される。有機生産システムは、以下を 目的としている。

(3)

a) システム全体において生物の多様性を向上させる b) 土壌の生物活性を強化する c) 長期的な土壌の肥沃化を維持する d) 土地に養分を補給するために動植物由来の廃棄物を再利用し、再生 不能資源の使用を最小限に抑える e) 地域で確定された農業システムの再生可能な資源に依拠する f) 土壌、水及び大気の健全な利用を促進するとともに、農作業に起因 し得るあらゆる形態の汚染を最小限に抑える g) あらゆる段階において農産物の有機性及び不可欠な品質を維持する ために、特に加工方法に慎重を期して農産物を扱う h) 土地の履歴並びに生産される作物及び家畜の種類等、現場特有の要 因により決定される、適切な長さの転換期間を経て有機農業を既存の 農場において確立する (2) 採取場(自生している農産物を採取する場所をいう。以下同じ。)に おいて、採取場の生態系の維持に支障を生じない方法により採取するこ と。 (定義) 第3条 この規格において、次の表左欄の用語の定義は、それぞれ同表右 欄のとおりとする。 有 機 農 産 物 第1章 適用の範囲 1.1 本ガイドラインは、有機的な生産方法について言及する表示を付すか、 次条の基準に従い生産された農産物(飲食料品に限る。)をいう。 または付そうとする以下の生産物に適用される。 a)付属書1及び3に定める生産の原則及び特定の検査規則が導入され る場合の農産物、家畜及び畜産物 b)(略) 第2章 解説及び定義 2.2 定義 本ガイドラインにおいて、用語を以下のように定義する。 農産物/農業由来の生産物とは、加工の有無に関係なく、食用(水、食塩 及び添加物を除く)又は飼料用として販売される生産物又は商品をいう。 使 用 禁 止 資 材

(4)

肥料及び土壌改良資材(別表1に掲げるものを除く、農薬(別表2に掲 げるものを除く並びに土壌、植物又はきのこ類に施されるその他の資材 (天然物質又は化学的処理を行っていない天然物質に由来するものを除く。) をいう。 組換えDNA技術 遺伝子操作技術/遺伝子組換え技術には、組換え DNA、細胞融合、ミクロ インジェクション、マクロインジェクション、被包化、遺伝子欠失、遺伝 酵素等を用いた切断及び再結合の操作によって、DNAをつなぎ合わせた 子の倍加等が含まれる。遺伝子組換え生物には、接合、形質導入及び交雑 組換えDNA分子を作製し、それを生細胞に移入し、かつ、増殖させる技 等の技術に由来する生物は含まれない。 術をいう。 栽 培 場 きのこ類の培養場、伏込場又は発生場所をいう。 (生産の方法についての基準) 第4章 生産及び調製の規則 第4条 有機農産物の生産の方法についての基準は、次のとおりとする。 4.1 有機的な生産方法は、第1.1項(a)で言及された生産物の生産に関して 以下を要求する。 a) 少なくとも付属書1の生産要件を満たすこと b) 上記(a)を満たせない場合、付属書2の表1及び2に記載の資材(S ubstance)、又は第5.1項に定める基準を満たし、個々の国によって 承認された資材を植物防疫資材、肥料、土壌改良材として用いること ができること。ただし、当該使用が関連する国の規定に従い、当該国 における一般的な農業において禁じられていないことを条件とする。 ほ 場 (付属書1)有機的生産の原則 周辺から使用禁止資材が飛来し、又は流入しないように必要な措置を講じ A.農産物及び農産物加工食品 ているものであり、かつ、次のいずれかに該当するものであること。 1.農地区画、農場又は農場ユニットについては、は種前2年以上、又は 牧草を除く多年生作物にあっては、本ガイドライン第1.1項(a)で言及 1 多年生の植物から収穫される農産物にあってはその最初の収穫前3年以 された農産物の最初の収穫前3年以上の転換期間中、本附属書に定める 上、それ以外の農産物にあってはは種又は植付け前2年以上(開拓され 原則に従い農産物の生産を行っていることとする。権限のある当局、又 たほ場又は耕作の目的に供されていなかったほ場であって、2年以上使 は委託される場合には、公的認証機関若しくは公的に認められた認証機 用禁止資材が使用されていないものにおいて新たに農産物の生産を開始 関は、一定の場合について(2年以上耕作の目的に供されていない等)、 した場合にあっては、は種又は植付け前1年以上)の間、この表ほ場に 過去の土地の利用状況を考慮して、当該期間の延長又は短縮を決定する 使用する種子又は苗等の項、ほ場における肥培管理の項、ほ場又は栽培 ことができる。ただし、当該期間は12ヵ月以上とする。 場における有害動植物の防除の項及び一般管理の項の基準に従い農産物 の生産を行っていること。

(5)

2 転換期間中のほ場(1に規定する要件に適合するほ場への転換を開始 したほ場であって、1に規定する要件に適合していないものをいう。以 下同じ。)については、転換開始後最初の収穫前1年以上の間、この表 ほ場に使用する種子又は苗等の項、ほ場における肥培管理の項、ほ場又 は栽培場における有害動植物の防除の項及び一般管理の項の基準に従い 農産物の生産を行っていること。 栽 培 場 周辺から使用禁止資材が飛来し、又は流入しないように必要な措置を講じ ているものであり、かつ、栽培開始前2年以上の間、使用禁止資材が使用 されていないこと。 採 取 場 (付属書1)のA 周辺から使用禁止資材が飛来又は流入しない一定の区域であり、かつ、当 9.自然地域、森林及び農業区域において自生する食用に適する植物及び 該採取場において農産物採取前3年以上の間、使用禁止資材を使用してい その一部の採取は、以下の場合には有機的な生産方法とみなされる。 ないものであること。 - 当該産物が、本ガイドライン第6章に定める検査・認証制度の対象 となる明確に定義された採取場に由来すること - 当該産物の採取前3年間につき、附属書2に記載される以外の資材 を用いた処理を施されていない区域であること - 当該産物の採取により、当該採取場における自然生息地の安定又は 種の維持に支障を生じないこと - 当該産物が、その産物の収穫あるいは採取を管理する事業者からの ものであること。その事業者は、その身元が明確に確認される者でな くてはならず、また、その採取地域に詳しい者でなくてはならない ほ場に使用する種子又は苗等 (付属書1)のA 1 この表ほ場の項、採取場の項、ほ場における肥培管理の項、ほ場又は栽 8.種子及び栄養繁殖用の苗は、少なくとも1世代以上、又は多年生作物に 培場における有害動植物の防除の項、一般管理の項、育苗管理の項及び あっては2期以上の生育期につき、本ガイドライン第4.1項の規定に従い 収穫、輸送、選別、調製、洗浄、貯蔵、包装その他の収穫以後の工程に 栽培された植物に由来するものであるべきである。事業者が上記要件を 係る管理の項の基準に適合する種子又は苗等(苗、苗木、穂木、台木そ 満たすものを入手できないことを公的認証機関又は公的に認められた認 の他植物体の全部又は一部(種子を除く。)で繁殖の用に供されるもの 証機関若しくは当局に対して説明できる場合、当該認証機関又は当局は、 をいう。以下同じ。)であること。 以下を認めてもよい。 a) 第一に、未処理の種子又は栄養繁殖用の苗の使用 b) 上記(a)を入手できない場合、附属書 2 に記載された以外の資材

(6)

を用いて処理された種子及び栄養繁殖用の苗等の使用 権限のある当局は、上記第8項に定める特例の適用を制限する基準を定める ことができる。 2 1の種子若しくは苗等の入手が困難な場合又は品種の維持更新に必要 な場合は、使用禁止資材を使用することなく生産されたものを、これら の種子若しくは苗等の入手が困難な場合又は品種の維持更新に必要な場 合は、 種子繁殖する品種にあっては種子、栄養繁殖する品種にあっては 入手可能な最も若齢な苗等であって、は種又は植付け後にほ場で持続的 効果を示す化学的に合成された肥料及び農薬(別表1又は別表2に掲げ るものを除くが使用されていないものを使用することができる(は種 され、又は植え付けられた作期において食用新芽の生産を目的とする場 合を除く。)。 3 1及び2に掲げる苗等の入手が 困難な場合であり、かつ、次のいずれ かに該当する場合は、植付け後にほ場で持続的効果を示す化学的に合成 された肥料及び農薬(別表1又は別表2に掲げるものを除く。)が使用 されていない苗等を使用することができる。 (1) 災害、 病虫害等により、植え付ける苗等がない場合 (2) 種子の供給がなく、苗等でのみ供給される場合 4 1から3までに掲げる種子又は苗等は、組換えDNA技術を用いて生産 されたものでないこと。また、1及び2に掲げる種子については、コッ トンリンターに由来する再生繊維を原料とし、製造工程において化学的 に合成された物質が添加されていない農業用資材に帯状に封入されたも のを含む。 種 菌 1 この表栽培場の項、採取場の項、栽培場における栽培管理の項、ほ場又 は栽培場における有害動植物の防除の項、一般管理の項及び収穫、輸送、 選別、調製、洗浄、貯蔵、包装その他の収穫以後の工程に係る管理の項 の基準に適合する種菌又は以下に掲げる種菌であること。 2 この表栽培場における栽培管理の項1又は2に掲げる資材により培養さ れた種菌。ただし、これらの種菌の入手が困難な場合は、栽培期間中、 使用禁止資材を使用することなく生産された資材を使用して培養された 種菌を使用することができる。

(7)

3 2の種菌の入手が困難な場合は、天然物質又は化学的処理を行っていな い天然物質に由来する資材を使用して培養された種菌を使用することが できる。 4 2及び3に掲げる種菌の入手が困難な場合は、別表3の種菌培養資材を 使用して培養された種菌を使用することができる。 5 1から4までに掲げる種菌は、組換えDNA技術を用いて生産されたも のでないこと。 ほ場における肥培管理 (付属書1)のA 当該ほ場において生産された農産物の残さに由来する堆肥の施用又は当該 5. 必要に応じて、以下を行うことにより、土壌の性質や生物機能の活性 ほ場若しくはその周辺に生息し、若しくは生育する生物の機能を活用 に由来する農地の生産力の維持又は増進を図るべきである。 した方法のみによって土壌の性質に由来する農地の生産力の維持増進を図 a) 適切な輪作プログラムにより、マメ科植物、緑肥植物又は深根性植 ること。ただし、当該ほ場又はその周辺に生息し、又は生育する生物 物を栽培すること。 の機能を活用した方法のみによっては土壌の性質に由来する農地の生産力 b) 本ガイドラインに従い生産を行う農地から、たい肥又はそれ以外の の維持増進を図ることができない場合にあっては、別表1の肥料及び 有機資材を土壌へ施用すること。たい肥等を含む畜産業の副産物は、 土壌改良資材(製造工程において化学的に合成された物質が添加されてい 本ガイドラインに従い生産を行う畜産用地由来の場合には利用するこ ないもの及びその原材料の生産段階において組換えDNA技術が用いられ とができる。 ていないものに限る。以下同じ。)に限り使用すること又は当該ほ場若し くはその周辺以外から生物(組換えDNA技術が用いられていないものに 附属書2の表1で特定された資材(substances)は、上記第5項(a)及び 限る。)を導入することができる。 (b)に定める方法によって作物又は土壌状態の適切な養分補給が達成で きないか、又はたい肥にあっては、有機農法によって入手できない場合に 限り適用することができる。 c) たい肥活性剤については、適切な微生物又は植物に由来する調製剤 等を使用することができる。 d) 岩石を粉砕したもの、たい肥又は植物に由来するバイオダイナミッ ク調製品についても、本第5項が対象とする目的であれば、使用する ことができる。 栽培場における栽培管理 きのこ類の生産に用いる資材にあっては、次の1から3までに掲げる基準 に適合していること。ただし、堆肥栽培きのこの生産においてこれらの資 材の入手が困難な場合にあっては、別表1の肥料及び土壌改良資材に限り 使用することができる。 1 原木、おがこ、チップ、駒等の樹木に由来する資材については、過去

(8)

3年以上、周辺から使用禁止資材が飛来せず、又は流入せず、かつ、使 用禁止資材が使用されていない一定の区域で伐採され、伐採後に化学物 質により処理されていないものであること。 2 樹木に由来する資材以外の資材については、以下に掲げるものに由来す るものに限ること。 (1) 農産物(この条に規定する生産の方法についての基準に従って栽培 されたものに限る。) (2) 加工食品(有機加工食品の日本農林規格(平成17年10月27日農林水 産省告示第1606号)第4条に規定する生産の方法についての基準に従 って生産されたものに限る。) (3) 飼料(有機飼料の日本農林規格(平成17年10月27日農林水産省告示 第1607号)第4条に規定する生産の方法についての基準に従って生産 されたものに限る。) (4) 有機畜産物の日本農林規格(平成17年10月27日農林水産省告示第16 08号)第4条に規定する生産の方法についての基準に従って飼養され た家畜及び家きんの排せつ物に由来するもの 3 2の(1)に掲げる基準に従ってきのこ類を生産する過程で産出される廃 ほだ、廃菌床等については、これらを堆肥、飼料等に再利用することに より自然循環機能の維持増進が図られていること。 ほ場又は栽培場における有害動植物の防除 (付属書1)のA 耕種的防除(作目及び品種の選定、作付け時期の調整、その他農作物の栽 6. 病害虫及び雑草の防除は以下のいずれかの方法、又はこれらを組み合 培管理の一環として通常行われる作業を有害動植物の発生を抑制すること わせた方法により行うべきである。 を意図して計画的に実施することにより、有害動植物の防除を行うことを - 適切な作目及び品種の選定 いう。)、物理的防除(光、熱、音等を利用する方法、古紙に由来するマル - 適切な輪作プログラム チ(製造工程において化学的に合成された物質が添加されていないものに - 物理的な耕作 限る。)若しくはプラスチックマルチ(使用後に取り除くものに限る。)を - 有害動植物を捕食する生物が生息する原植生を維持するような生垣 使用する方法又は人力若しくは機械的な方法により有害動植物の防除を行 や営巣地等、生態系の緩衝地帯を設け、好ましい生息地を提供するこ うことをいう。)、生物的防除(病害の原因となる微生物の増殖を抑制する とによる有害動植物の天敵の保護 微生物、有害動植物を捕食する動物若しくは有害動植物が忌避する植物若 - 地理的な位置により異なる多様な生態系。例えば、土壌浸食を防止 しくは有害動植物の発生を抑制する効果を有する植物の導入又はその生育 するための緩衝地帯、混農林業、輪作 に適するような環境の整備により有害動植物の防除を行うことをいう。) - 雑草の焼却 又はこれらを適切に組み合わせた方法のみにより有害動植物の防除を行う - 天敵(捕食動物及び寄生生物の放出を含む) こと。ただし、農産物に重大な損害が生ずる危険が急迫している場合であ - 岩石を粉砕したもの、たい肥又は植物に由来するバイオダイナミッ って、耕種的防除、物理的防除、生物的防除又はこれらを適切に組み合わ ク調製品 せた方法のみによってはほ場における有害動植物を効果的に防除すること - マルチング及び草刈り ができない場合にあっては、別表2の農薬(組換えDNA技術を用いて製 - 動物の放牧

(9)

造されたものを除く。以下同じ。)に限り使用することができる。 - トラップ、障壁、光、音等による物理的防除 - 土壌再生のための適切な輪作を行うことができない場合の蒸気殺菌 7.作物に重大な損害が生ずる危険が急迫している場合であって、上記第 6項で特定された方法では効果的に防除することができないか、又は効 果的でないことが予測される場合に限り、附属書2に記載の資材を使用 することができる。 一 般 管 理 土壌、植物又はきのこ類に使用禁止資材を施さないこと。 育 苗 管 理 育苗を行う場合(ほ場において育苗を行う場合を除く。)にあっては、周 辺から使用禁止資材が飛来し、又は流入しないように必要な措置を講じ、 その用土として次の1から3までに掲げるものに限り使用するとともに、 この表ほ場における肥培管理の項、ほ場又は栽培場における有害動植物の 防除の項及び一般管理の項の基準に従い管理を行うこと。 1 この表ほ場の項又は採取場の項の基準に適合したほ場又は採取場の土壌 2 過去2年以上の間、周辺から使用禁止資材が飛来又は流入せず、かつ、 使用されていない一定の区域で採取され、採取後においても使用禁止資 材が使用されていない土壌 3 別表1の肥料及び土壌改良資材 (付属書1)のA (再掲) 5.(略)附属書2の表1で特定された資材(substances)は、上記第5項 (a)及び(b)に定める方法によって作物又は土壌状態の適切な養分補 給が達成できないか、又はたい肥にあっては、有機農法によって入手で きない場合に限り適用することができる。 c) たい肥活性剤については、適切な微生物又は植物に由来する調整剤 等を使用することができる。 d) 岩石を粉砕したもの、たい肥又は植物に由来するバイオダイナミッ ク調製品についても、本第5項が対象とする目的であれば、使用する ことができる。

(10)

収穫、輸送、選別、調製、洗浄、貯蔵、包装その他の収穫以後の工程 第4章 生産及び調製の規則 に係る管理 4.3 有機生産物は付属書1の要件に従い保管及び輸送すること。 1 この表ほ場の項、栽培場の項、採取場の項、ほ場に使用する種子又は苗 等の項、種菌の項、ほ場における肥培管理の項、栽培場における栽培管 理の項、ほ場又は栽培場における有害動植物の防除の項、一般管理の項 (付属書1)有機生産の原則 又は育苗管理の項の基準(以下「ほ場の項等の基準」という。)に適合 C.取扱い、貯蔵、輸送、加工及び包装 しない農産物が混入しないように管理を行うこと。 87.包装資材は、可能であれば生分解性のもの、再生されたもの又は再利 用可能なものから選ぶべきである。 88. 以下の予防措置を用いて、保管、輸送及び取扱い中も生産物の信頼性 を保つべきである。 a) 有機生産物は常に非有機生産物が混入しないようにすること b) 有機生産物は常に有機栽培及び有機的な取扱いにおいて使用を認め られていない原料及び資材と接触しないようにすること 89.ユニットの一部のみ認証されている場合、本ガイドラインの対象でな いその他の生産物と分けて保管及び取り扱われ、生産物がどちらの種類 であるかを明確に特定されるべきである。 90.有機生産物のバルク貯蔵は、慣行農法による生産物の貯蔵とは分ける ものとし、これらを識別できるよう明確に表示されるべきである。 2 有害動植物の防除又は品質の保持改善は、物理的又は生物の機能を利 (付属書1)のC 用した方法(組換えDNA技術を用いて生産された生物を利用した方法 を除く。以下同じ。)によること。ただし、物理的又は生物の機能を利 病害虫管理 用した方法のみによっては効果が不十分な場合には、以下の資材に限り 83.病害虫管理及び防除については、次のような措置が下記の優先順位で 使用することができる。 用いられるべきである。 (1) 有害動植物の防除目的 別表2の農薬及び別表4の薬剤(ただし、 a) 施設への病害虫の生息や出入りの寸断及び排除等の予防措置を、病 農産物への混入を防止すること。) 害虫の管理の主要な手法とすること (2) 農産物の品質の保持改善目的 別表5の調製用等資材(組換えDN b) 予防措置が十分でない場合、病害虫防除の第一の選択は、機械的・ A技術を用いて製造されていないものに限る。) 物理的手法及び生物的手法とすること c) 機械的・物理的手法及び生物的手法が病害虫の防除に不十分な場 合、附属書2の表2に記載の農薬(又は権限のある当局により第5.2項 に従い使用を認められたその他の資材(substances))を使用するこ とができる。ただし、取扱い、保管、輸送又は加工において使用する ことが権限のある当局から承認されており、かつそれらが有機生産物 に触れることのないようにすること

(11)

84.適正製造基準(GMP)により、病害虫を防ぐべきである。保管区域内あ るいは輸送コンテナ中での害虫防除の手段には、物理的防壁あるいは音 波、超音波、光、紫外線、トラップ処理(フェロモントラップ及び静的 餌罠)、温度管理、大気管理(二酸化炭素、酸素、窒素)及び珪藻土に よる処置が含まれる。 85.附属書2に掲げられていない農薬をポストハーベストあるいは検疫目 的で使用することは、本ガイドラインに沿って調整される生産物には認 められるべきではなく、また、使用されたときには、有機生産物はその 有機性を失うこととなる。 3 放射線照射を行わないこと。 (付属書1)のC 82.(略)電離放射能は、病害虫防除、食品の保存、病原菌除去、あるいは 衛生管理の目的で電離放射線を有機生産物に用いてはならない。(略) 4 この表ほ場の項等の基準及びこの項1から3までに掲げる基準に従い生 (付属書1)のC 産された農産物が農薬、洗浄剤、消毒剤その他の資材により汚染されな 91.有機生産物の保管場所及び輸送コンテナは、有機生産で認められた方 いように管理を行うこと。 法及び資材を用いて洗浄するべきである。有機生産物専用でない保管場 所又はコンテナを使用する前には、付属書2に記載のない農薬又はその 他の処置による汚染の可能性を防ぐための措置を講じるべきである。 (有機農産物の名称の表示) 第3章 表示及び強調表示 第5条 有機農産物の名称の表示は、次の例のいずれかによることとする。 3.1 有機生産物は、包装食品の表示に関するコーデックス一般規格に従い (1) 「有機農産物」 表示されるべきである。 (2) 「有機栽培農産物」 (3) 「有機農産物○○」又は「○○(有機農産物)」 (4) 「有機栽培農産物○○」又は「○○(有機栽培農産物)」 (5) 「有機栽培○○」又は「○○(有機栽培)」 (6) 「有機○○」又は「○○(有機)」 (7) 「オーガニック○○」又は「○○(オーガニック)」 (注)「○○」には、当該農産物の一般的な名称を記載すること。 2 前項の基準にかかわらず、転換期間中のほ場において生産されたもの (第3章) にあっては、名称又は商品名の表示されている箇所に近接した箇所に「転 換期間中」と記載すること。 有機移行中/転換中の生産物の表示 3.7 有機農法へ移行中の農場の生産物には、有機的な生産方法を用いた生

(12)

産から 12 ヵ月後に初めて「有機へ移行中」と表示することができる。 ただし、以下を条件とする。 a) 第3.2項及び第3.3項に定める要件を完全に満たしていること b) 移行中/転換中を示す表示が、転換期間を完全に終了した農場又は 農場ユニットから得られた生産物と異なることについて、購入者に誤 解を生じさせないこと c) そのような表示は、「有機栽培に転換中の生産物」等の文言、又は 生産物が販売される国の権限のある当局によって承認された同様の用 語又は表現の形をとり、生産物の販売説明より目立たない色、サイズ 及びスタイルの文字で付されなければならない d)、e) (略) 3 第1項の基準にかかわらず、採取場において採取された農産物にあって は、同項(1)、(3)、(6)及び(7)の例のいずれかにより記載すること。 別表1 肥料及び土壌改良資材 付属書2 有機食品の生産に使用可能な資材 表1 土壌の肥沃化及び改良目的で使用する資材 別表2 農薬 (付属書2) 表2 植物の病害虫管理のための資材 別表3 種菌培養資材 別表4 薬剤 (付属書2) 表2 植物の病害虫管理のための資材 別表5 調製用等資材 (付属書2) 表4 本ガイドライン第3章で言及された農業由来生産品の調製に使用可 能な加工助剤 附則(経過措置) 第4条の表ほ場に使用する種子又は苗等の項の規定にかかわらず、ナス 科及びウリ科の果菜類の生産において種子からの栽培が困難な場合並びに こんにゃくいもの生産において同項の基準に適合する苗等の入手が困難な 場合は、当分の間、同項の規定にかかわらず、植付け後にほ場で持続的効 果を示す化学的に合成された肥料及び農薬(別表1及び別表2に掲げるも のを除く。)が使用されていない苗等(組換えDNA技術を用いて生産さ れたものを除く。)を使用することができる。

(13)

附則(経過措置) この告示による改正後の有機農産物の日本農林規格(以下「新有機農産 物規格」という。)別表1に掲げる肥料及び土壌改良資材のうち、植物及 びその残さ由来の資材、発酵、乾燥又は焼成した排せつ物由来の資材、食 品工場及び繊維工場からの農畜水産物由来の資材並びに発酵した食品廃棄 物由来の資材については、新有機農産物規格第4条の表ほ場における肥培 管理の項基準の欄1に規定するその原材料の生産段階において組換えDN A技術が用いられていない資材に該当するものの入手が困難である場合に は、当分の間、同項の規定にかかわらず、これらの資材に該当する資材以 外のものを使用することができる。 附則(経過措置) この告示による改正後の有機農産物の日本農林規格第4条の表育苗管理 の項の規定にかかわらず、当分の間、たまねぎの育苗用土に粘度調整のた めにやむを得ず使用する場合に限り、ポリビニルアルコール、ポリアクリ ルアミド及び天然物質に由来するもので化学的処理を行ったものを使用す ることができる。 第5章 附属書2に資材(substances)を追加する際の要件及び各国による 資材(substances)一覧の策定基準 5.1 第4章で言及された使用許可資材(substances)一覧を修正するために は、少なくとも以下の基準を用いるべきである。有機生産物への新たな 資材の使用を評価するためにこれらの基準を用いる場合、各国はあらゆ る適用法令及び規制の条項を考慮し、要請に応じて、他国にこれを提供 しなければならない。 附属書2に新たな資材(substances)の追加を提案するには、以 下の 一般基準をすべて満たさなければならない。 i) 本ガイドラインに概説する有機生産物の原則と一致していること ii) 当該資材(substances)の使用が使用目的にとって必要/不可欠で あること iii) 当該資材(substances)の製造、使用及び処理により、結果として 環境に有害な影響を及ぼさないこと、又はその一因とならないこと iv) 人間又は動物の健康及び生活の質への悪影響が最も低いこと v) 承認された代替物が十分な量又は質の点で確保できないこと 上記の基準は、有機生産物の信頼性を保つために総じて評価に用いら

(14)

れる。さらに、評価プロセスにおいては以下の基準が適用されるべきで ある。 a)肥沃化、土壌改良目的で使用される場合: -土壌の肥沃化を確保又は維持するために不可欠であるか、又は附属書 1に記載の慣行又は附属書2の表2に記載のその他の資材では満たすこ とができない作物の特定の栄養必要量、又は特定の土壌調整及び輪作 目的を達成するために不可欠であること -原材料は植物、動物、微生物又は鉱物由来とし、物理的(機械的処理、 熱処理等)、酵素的、微生物的(たい肥化、発酵等)処理を施しても よいこと。これらの処理が尽きた場合に限り、化学的処理をキャリア ー及びバインダーの抽出目的にのみ検討 することができる -使用により、土壌生態系の均衡や土壌の物理的特性、又は水質及び大 気質に有害な影響を及ぼさないこと -使用を特定の条件、特定の地域又は特定の商品に制限されうること b)植物の防疫又は有害動植物及び雑草防除の目的で使用される場合 -他の生物的、物理的若しくは耕種的な代替手段及び/又は効果的な栽 培管理方法が利用できない有害生物又は特定の病気の防除のために不 可欠であること -使用する場合、環境、生態系(特に対象でない生物)及び消費者、家 畜及びハチの健康に有害な影響を及ぼす可能性を考慮することは植 物、動物、微生物又は鉱物由来とし、物理的(機 械的処理、熱処理 等)、酵素、微生物(たい肥化、消化等)処理を施してもよいこと -ただし、例外的に、化学的に合成されたフェロモン等、トラップや取 出し容器に用いられる資材である場合、当該資材が自然形態では十分 な量が入手できない場合には一覧への追加を検討されるが、その使用 条件は、直接又は間接を問わず、結果として食用部分に当該資材の残 さが存在しない場合に限ること -使用を特定の条件、特定の地域又は特定の商品に制限されうること c)食品の調製又は保存において添加物又は加工助剤として使用される場 合 -これらの資材(substances)は、本ガイドラインに適合する技術が他 に利用できない場合に、当該資材(substances)に依拠するこ とな くして、以下を行うことが不可能であることが明らかとなった場合に 限り使用されること -添加物にあっては、食品の生産又は保存 -加工助剤にあっては、食品の生産 -これらの資材(substances)は自然界で入手されるものであり、機械 的/物理的処理(抽出、析出等)、生物的/酵素処理及び微生物処理 (発酵等)を施してもよいこと

(15)

-又は、上述の資材(substances)がそのような方法や技術では十分な 量を確保できない場合、化学的に合成された資材(substances) を 例外的に一覧へ追加することを検討することができる -使用により、生産物の信頼性が維持されること -食品の性質、資材(substances)及び品質に関して、消費者をが欺か れることのないこと -添加物及び加工助剤が生産物の全体的な品質を損なわないこと 資材(substances)を一覧へ追加する評価プロセスにおいては、全て の利害関係者が関与する機会を提供すべきである。 5.2 各国は、第5.1項に概説する基準を満たす資材(substances)一覧を 策定又は採択すべきである。

(16)

資材名 基準 資材名 基準

1 わら

Straw

堆肥並びに使用済み菌類 及びバーミキュライト基質 Compost and spent mushroom and Vermiculite substrate

農場の厩肥及び鶏糞 Farmyard and poultry manure 家きんを含む動物の排せ つ物由来の堆肥 Composted animal excements, including poultry 厩肥及び農場の堆肥化し た厩肥

Manure and composted farmyard manure

農場の乾燥厩肥及び乾燥 鶏糞

Dried farmyard manure and dehydrated poultry manure

食品工場及び繊維工場か らの副産物(合成添加剤 による処理を行っていない もの)

By-products of food & textile industries not treated with synthetic additives.

有機農業に由来する原材 料を加工する産業副産物 By-products of industries processing ingredients from organic agriculture 油ヤシ、ココナッツ及びカ カオの副産物(空果房、 パーム油工場の廃液 (POME)、ココアピート及 びカカオの空鞘) By-products from oil palm, coconut and cocoa

(including empty fruit bunch, palm oil mill effluent (pome), cocoa peat and empty cocoa pods) と畜場及び水産加工場か らの動物性産品由来の資 材 Processed animal products from slaughterhouses & fish industries 植物及びその残さ由来の 資材 植物の刈取り後又は伐採後に化学 的処理を行っていないものであるこ と。 と畜場又は水産加工場か らの動物性産品由来の資 材 天然物質又は化学的処理を行って いない天然物質に由来するもので あること。 有機生産システムに由来しない場 合、認証機関又は当局による承認 が必要。「工場」生産に由来するも のは使用不可。 「工場」生産に由来するものは使用 不可。 認証機関又は当局による承認が必 要。「工場」生産に由来 するものは使用不可。 発酵、乾燥又は焼成した 排せつ物由来の資材 家畜及び家きんの排せつ物に由来 するものであること。 認証機関又は当局による承認が必 要。基質の最初の組成はこの表に 記載の資材に限ること。 食品工場及び繊維工場か らの農畜水産物由来の資 材 天然物質又は化学的処理(有機溶 いない天然物質に由来するもので あること。 認証機関又は当局による承認が必 要。 認証機関又は当局による承認が必 要。 認証機関又は当局による承認が必 要。 認証機関又は当局による承認が必 要。 有機農産物の日本農林規格別表1「肥料及び土壌改良資材」と有機的に生産される食品の生産、加工、表示及び販売に係るガ イドライン(CODEXガイドライン)附属書2の表1「土壌の肥沃化及び改良目的で使用する資材(substances)」の比較表 JAS規格 別表1 該当するCODEXガイドライン附属書2 表1 2 3 4 認証機関又は当局による承認が必 要。

(17)

資材名 基準 資材名 基準

JAS規格 別表1 該当するCODEXガイドライン附属書2 表1

分別、堆肥化又は発酵し た家庭の生ごみ Sorted,composted or fermented home refuse おがくず、バーク及び木く ず

Sawdust, bark and wood waste スラリー又は尿 Slurry or urine 人間の排せつ物 Human excrements グアノ Guano 海藻及び海藻製品 Seaweeds and seaweed products

木灰及び木炭

Seaweeds and seaweed products 天然物質に由来する炭酸 カルシウム(チョーク、泥灰 土、マール、石灰石、りん 酸石灰等) Calcium carbonate of natural origin (e.g. chalk, marl, maerl, limestone, phosphate chalk) カリ鉱石、採掘されたカリ ウム塩(カイナイト、シルビ ナイト等) 塩素が60%未満であること。 Rock potash,mined potassium salts(e.g. kainite,sylvinite) 硫酸加里(パテンカリ等) Sulphate of potash (e.g. patenkali) グアノ 天然物質又は化学的処理を行って いない天然物質に由来するもので あること。 草木灰 炭酸カルシウム 天然物質又は化学的処理を行って いない天然物質に由来するもの(苦 土炭酸カルシウムを含む。)である こと。 塩化加里 天然鉱石を粉砕又は水洗精製した もの及び海水又は湖水から化学的 方法によらず生産されたものである こと。 天然物質又は化学的処理を行って いない天然物質に由来するもので あること。 硫酸加里 乾燥藻及びその粉末 バーク堆肥 認証機関又は当局による承認が必 要。かつ伐木後、化学的処理を行っ ていない樹木に由来するものである こと。 食品廃棄物以外の物質が混入して いないものであること。 発酵した食品廃棄物由来 の資材 認証機関又は当局による承認が必 要。 天然物質又は化学的処理を行って いない天然物質に由来するもので あること。 メタン発酵消化液(汚泥肥 料を除く。) 家畜ふん尿等の有機物を、嫌気条 件下でメタン発酵させた際に生じる ものであること。ただし、し尿を原料 としたものにあっては、食用作物の 可食部分に使用しないこと。 有機資材に由来しない場合、検査 機関による承認が必要。発酵を管 理及び/又は適切に希釈したもの であることが望ましい。「工場」生産 に由来するものは使用不可。 認証機関又は当局による承認が必 要。化学汚染の恐れをもたらす家 庭及び産業廃棄物から分離された 供給源のもの。有害動植物、寄生 虫、病原微生物による危険を排除 するよう十分な処置が施されてお り、食用作物又は植物の可食部分 に使用しないこと。 認証機関又は当局による承認が必 要。 認証機関又は当局による承認が必 要。 認証機関又は当局による承認が必 要。かつ伐木後、化学的処理を行っ ていない樹木に由来するものである こと。 物理的手法により得られたもので あって、溶解度を高めるために化学 的処理により濃縮されていないもの であること。当局認証機関による承 認が必要。 11 12 13 6 7 8 9 10 5

(18)

資材名 基準 資材名 基準

JAS規格 別表1 該当するCODEXガイドライン附属書2 表1

天然りん鉱石

Natural phosphate rock エプソム塩(硫酸苦土) Epsom salt (magnesium-sulphate) マグネシウム鉱石 Magnesium rock 石こう(硫酸カルシウム) Gypsum(calcium sulphate) 硫黄 Sulphur 21 苦土石灰石 Calcareous magnesium rock 上記生石灰に由来するものである こと。 微量元素(ほう素、銅、 鉄、マンガン、モリブデン、 亜鉛等) Trace elements(e.g.boron,copper, iron,manganese,molybdenu m,zinc) 岩石を粉砕したもの Stone meal 木灰及び木炭

Seaweeds and seaweed products 生石灰(苦土生石灰を含 む。) 天然物質又は化学的処理を行って いない天然物質に由来するもので あること。 天然物質に由来するものに限るこ と。 天然物質又は化学的処理を行って いない天然物質に由来するもので あって、含有する有害重金属その 他の有害物質により土壌等を汚染 するものでないこと。 天然物質又は化学的処理を行って いない天然物質に由来するもので あること。 軽焼マグネシア 石こう(硫酸カルシウム) 硫黄 消石灰 硫酸加里苦土 微量要素(マンガン、ほう 素、鉄、銅、亜鉛、モリブ デン及び塩素) 木炭 微量要素の不足により、作物の正 常な生育が確保されない場合に使 用するものであること。 天然鉱石を水洗精製したものであ ること。 天然りん鉱石 カドミウムが五酸化リンに換算して 1kg中90mg以下であるものであるこ と。 硫酸苦土 天然物質又は化学的処理を行って いない天然物質に由来するもので あること。 天然鉱石を粉砕したものであるこ と。 水酸化苦土 天然物質又は化学的処理を行って いない天然物質に由来するもので あること。 岩石を粉砕したもの 認証機関又は当局による承認が必 要。カドミウムが五酸化リンに換算 して1kg中90mg以下であるものであ ること。 認証機関又は当局による承認が必 要。 認証機関又は当局による承認が必 要。かつ伐木後、化学的処理を行っ ていない樹木に由来するものである こと。 14 15 22 23 24 16 17 認証機関又は当局による承認が必 要。 18 19 20 25

(19)

資材名 基準 資材名 基準 JAS規格 別表1 該当するCODEXガイドライン附属書2 表1 泥炭 Peat 粘土(ベントナイト、パーラ イト、ゼオライト等) Clay (e.g. bentonite, perlite, zeolite)

粘土(ベントナイト、パーラ イト、ゼオライト等) Clay (e.g. bentonite, perlite, zeolite)

粘土(ベントナイト、パーラ イト、ゼオライト等) Clay (e.g. bentonite, perlite, zeolite) バーミキュライト Vermiculite トーマス製鋼法により副生するもの であること。 塩基性スラグ Basic slag 海水又は湖水から化学的方法によ らず生産されたもの又は採掘された ものであること。 塩化ナトリウム 採掘された塩に限ること。 Sodium chloride リン酸アルミニウムカルシ ウム Aluminium calcium phosphate 塩化カルシウム溶液 Calcium chloride solution

乳酸 認証機関又は当局による承認が必 要。 カドミウムが五酸化リンに換算して 1kg中90mg以下であるものであるこ と。 天然物質又は化学的処理を行って いない天然物質に由来するもので あること。 天然物質又は化学的処理を行って いない天然物質に由来するもので あること。ただし、土壌改良資材とし ての使用は、育苗用としての使用に 限ること。 塩化カルシウム 食酢 天然物質又は化学的処理を行って いない天然物質に由来するもので あること。 天然物質又は化学的処理を行って いない天然物質に由来するもので あること。 塩基性スラグ バーミキュライト けいそう土焼成粒 鉱さいけい酸質肥料 よう成りん肥 泥炭 塩化ナトリウム リン酸アルミニウムカルシ ウム 天然物質又は化学的処理を行って いない天然物質に由来するもので あること。カドミウムが五酸化リンに 換算して1kg中90mg以下であるもの であること。 カドミウムが五酸化リンに換算して 1kg中90mg以下であるものであるこ と。 天然物質又は化学的処理を行って いない天然物質に由来するもので あること。 天然物質又は化学的処理を行って いない天然物質に由来するもので あること。 天然物質又は化学的処理を行って いない天然物質に由来するもので あること。 ベントナイト パーライト ゼオライト 34 35 36 37 29 38 植物を原料として発酵させたもので あって、育苗用土等のpH調整に使 用する場合に限ること。 合成添加物を除く。種子、育苗用の 培養土へ使用可。その他の用途 は、認証機関又は当局による承認 が必要。土壌改良材としての使用 は不可。 39 カルシウム欠乏症が証明された場 合の葉の処置に使用。 26 27 28 30 31 32 33

(20)

資材名 基準 資材名 基準

JAS規格 別表1 該当するCODEXガイドライン附属書2 表1

製糖産業の副産物(蒸留 残さ等)

By-products of the sugar industry (e.g. Vinasse) 粘土(ベントナイト、パーラ イト、ゼオライト等) Clay (e.g. bentonite, perlite, zeolite) 植物残さ由来の堆肥 Compost from plant residues

ミミズ及び昆虫に由来する 腐植土

Humus from earthworms and insects

蒸留残液及びその抽出物 Stillage and stillage extract 塩化石灰  Chloride of lime ほ場における肥培管理 (本則) 自然発生の生物有機体 (虫等) Naturally occurring biological organisms (e.g. worms) 天然物質又は化学的処理を行って いない天然物質に由来するもので あること。ただし、当該資材によって は肥料の造粒材及び固結防止材を 製造することができない場合には、 リグニンスルホン酸に限り、使用す ることができる。 製糖産業の副産物 肥料の造粒材及び固結防 止材 40 41 当該ほ場若しくはその周辺に生 息し、若しくは生息する生物の 機能を活用した方法 42 認証機関又は当局による承認が 必要。 その他の肥料及び土壌改 良資材 植物の栄養に供すること又は土壌 を改良することを目的として土地に の栄養に供することを目的として植 あって、天然物質又は化学的処理 を行っていない天然物質に由来す るもの(燃焼、焼成、溶融、乾留又 はけん化することにより製造された もの及び化学的な方法によらずに 製造されたものであって、組換えD NA技術を用いて製造されていない の防除効果を有することが明らかな ものでないこと。ただし、この資材 は、この表に掲げる他の資材によっ ては土壌の性質に由来する農地の 生産力の維持増進を図ることがで きない場合に限り、使用することが できる。 認証機関又は当局による承認が必 要。 アンモニウム蒸留残液を除く。

(21)

資材名 基準 資材名 基準 除虫菊から抽出したピレト リンを基礎とする調製品 (場合により共力剤を含 む) Preparations on basis of pyrethrins extracted from Chrysanthemum

cinerariaefolium, containing possibly a synergist

植物油及び動物油 Plant and animal oils

天然植物由来の調製品 (タバコを除く) Natural plant preparrations,excluding tabacco 植物油及び動物油 Plant and animal oils 高等動物に対する忌避作 用を含むメタアルデヒドを 基礎とする調製品であっ て、トラップに用いられる ものに限ること。 Preparations on thebasis of metaldehyde containing a repellent to higher animal species and as far as applied in traps. きのこの抽出物(椎茸菌) Extract from mushroom(Shiitake fungas) JAS規格 別表2 除虫菊乳剤及びピレトリン 乳剤 なたね油乳剤 マシン油エアゾル マシン油乳剤 デンプン水和剤 脂肪酸グリセリド乳剤 認証機関又は当局による承認が必要。 6 有機農産物のJAS規格別表2「農薬」とCODEXガイドライン附属書2の表2「植物の病害虫管理のための資材(substances)」 の比較表 該当するCODEXガイドライン附属書2 表2 認証機関又は当局による承認が必 要。2005 年以降、共力剤としてピ ペロニルブトキサイドを含まないも のに限ること。 メタアルデヒド粒剤 硫黄くん煙剤 硫黄粉剤 認証機関又は当局による承認が必要。 認証機関又は当局による承認が必要。 鉱油 Mineral oils 認証機関又は当局による承認が必要。 Sulphur 認証機関又は当局による承認が必要。 水和硫黄剤 石灰硫黄合剤 シイタケ菌糸体抽出物液剤 1 2 3 4 5 硫黄・銅水和剤 11 12 13 7 8 9 10 除虫菊から抽出したものであって、 共力剤としてピペロニルブトキサイ ドを含まないものに限ること。 捕虫器に使用する場合に限ること。 硫黄

(22)

資材名 基準 資材名 基準

JAS規格 別表2 該当するCODEXガイドライン附属書2 表2

フェロモン調製品 Pheromone Preparations クロレラ抽出物

Extract from Chlorella 薬草及びバイオダイナミッ ク調製品

Herbal and biodynamic preparations ミツロウ Beeswax カゼイン Casein パラフィン油 認証機関又は当局による承認が必要。 Paraffin oil 二酸化炭素及び窒素ガス Carbon dioxide and nitrogen gas 珪藻土

Diatomaceous earth 天然の酸(酢等)

Natural acids(e.g. vinegar) ケイソウ土粉剤 食酢 炭酸水素ナトリウム・銅水 和剤 銅水和剤 銅粉剤 重炭酸ナトリウム Sodium bicarbonate 炭酸水素ナトリウム水溶剤 及び重曹 認証機関又は当局による承認が必 要。 水酸化銅、オクタン酸銅、 オキシ塩化銅、(三塩基 性)硫酸銅、亜酸化銅、ボ ルドー剤及びバーガン ディ剤の形態による銅 Copper in the form of copper hydroxide, Copper octanoate, copper oxychloride, (tribasic) copper sulphate, cuprous oxide, Bordeaux mixture and Burgundy mixture

処方及び散布量については、認証 機関又は当局による承認が必要。 殺菌剤として使用する場合、土壌 への銅蓄積を最低限に抑えるよう な方法で使用することが条件。 バチルス・チューリンゲン シス、顆粒病ウイルス等 の微生物(バクテリア、ウ イルス、菌類) Micro-organisms (bacteria, viruses, fungi) e.g. Bacillus thuringiensis, Granulosis virus,etc. クロレラ抽出物液剤 混合生薬抽出物液剤 ワックス水和剤 硫酸銅 生石灰 保管施設で使用する場合に限るこ と。 カゼイン又はパラフィンを有効成分 とするものに限ること。 二酸化炭素くん蒸剤 展着剤 認証機関又は当局による承認が必 要。 認証機関又は当局による承認が必 要。 認証機関又は当局による承認が必 要。 天敵等生物農薬 天敵等生物農薬・銅水和剤 性フェロモン剤 18 19 17 14 15 16 26 25 27 28 29 20 21 22 23 24 ボルドー調製用に使用する場合に 限ること。 ボルドー調製用に使用する場合に 限ること。 農作物を害する昆虫のフェロモン 作用を有する物質を有効成分とす るものに限ること。 保管施設で使用する場合に限るこ と。

(23)

資材名 基準 資材名 基準 JAS規格 別表2 該当するCODEXガイドライン附属書2 表2 リン酸鉄 Iron phosphates 炭酸水素カリウム Potassium hydrogen carbonate ドクフジ、ロンコカプルス、 テフロシア属に由来する ロテノン調製品 Preparations of Rotenone from Derris elliptica,Lonchocarpus,Th ephrosia spp カシア由来の調製品 Preparations from Quassia amara イイギリ科樹木由来の調 製品

Preparations from Ryania speciosa インドセンダン由来のニー ム(アザジラクチン)の市 販調製品/生産物 Commercial preparations/ products of Neem(Azadirachtin) from Azadirachta indica プロポリス Propolis 海藻、海藻粉、海藻抽出 物、海塩及び塩水 Seaweed,seaweed meal.seaweed extract,sea salts and salty water ゼラチン Gelatine スピノサド水和剤 スピノサド粒剤 還元澱粉糖化物液剤 燐酸第二鉄粒剤 炭酸水素カリウム水溶剤 炭酸カルシウム水和剤 ミルベメクチン乳剤 ミルベメクチン水和剤 軟体動物駆除剤として使用するも の。 スピノサドは対象外の種へのリスク 及び耐性発現のリスクを最小限に 抑えるような方法で使用すべきであ る。 35 36 37 30 31 32 33 34 スピノサド Spinosad 銅水和物の薬害防止に使用する場 合に限ること。 認証機関又は当局による承認が必 要。当該物質は水系に入らないよ うに使用するべきである。 認証機関又は当局による承認が必 要。 認証機関又は当局による承認が必 要。 認証機関又は当局による承認が必 要。 認証機関又は当局による承認が必 要。 認証機関又は当局による承認が必 要。化学的処理を行っていないも の。

(24)

資材名 基準 資材名 基準 JAS規格 別表2 該当するCODEXガイドライン附属書2 表2 レシチン Lecithin アスペルギルス属菌由来 の発酵産物

Fermented product from Aspergillus

キチン 天然物質に由来するもの。

Chitin nematicides タバコ抽出物(純粋なニコ チンを除く)

Tabacco tea (except pure nicotine)

サバジラ Sabadilla

鉱物粉末(岩石を粉砕し たもの、珪酸塩) Mineral powders (stone meal,silicates) 珪酸塩、粘土(ベントナイ ト) Silicates,clay(bentonite) 珪酸ナトリウム Sodium silicate 過マンガン酸カリウム Potassium permanganate カリウム石鹸(軟石鹸) Potassium Soap (soft soap) エタノール Ethyl alcohol ホメオパシー及びアーユ ルベーダ調製品 Homeopathic and Ayurvedic preparations 不妊化した昆虫雄 Sterilized insect males 殺鼠剤 Rodenticides 認証機関又は当局による承認が必 要。 認証機関又は当局による承認が必 要。 認証機関又は当局による承認が必 要。 畜舎及び設備における病害虫の防 除のための資材。認証機関又は当 局による承認が必要。 認証機関又は当局による承認が必 要。 認証機関又は当局による承認が必 要。

(25)

資材名 基準 資材名 基準 JAS規格 別表2 該当するCODEXガイドライン附属書2 表2 エチレン Ethylene 物理的防除 作物保護ネット、らせん 杭、接着剤式トラップ、粘 着式テープ等の物理的防 Mechanical control devices such as e.g.,crop protection nets, spiral barriers, glue-coated plastic traps, sticky 第4条ほ場又は栽培場における有 害動植物の防除 ミバエ被害を防止するためのかん きつ類の成熟及びパイナップルの 開花誘発剤のために使用するこ と。 馬鈴薯及び玉ねぎの発芽抑制とし て: 長期間休眠する特性のある品種が 入手できない場合又はこれらの品 種がその土地での生産条件に合致 しない場合、保管された馬鈴薯及 び玉ねぎの発芽抑制のために使用 するには、認証機関又は当局によ る承認が必要。その際、事業者及 び作業員への接触を最低限にする 方法で使用しなければならない。

(26)

資材名 基準 JAS規格 別表3 酵母エキス 麦芽エキス 有機農産物の日本農林規格別表3「種菌培養資材」に該当する有機的に生産される食品の生産、加工、表示及び販売に係るガ イドライン(CODEXガイドライン)附属書2の表はない。 砂糖 ぶどう糖 炭酸カルシウム 硫酸カルシウム 5 6 1 2 3 4

(27)

資材名 基準 資材名 基準 除虫菊から抽出したピレト リンを基礎とする調製品 (場合により共力剤を含 む) Preparations on basis of pyrethrins extracted from Chrysanthemum cinerariaefolium, containing possibly a synergist 珪酸ナトリウム Sodium silicate カリウム石鹸(軟石鹸) Potassium Soap (soft soap) エタノール エタノール Ethyl alcohol フェロモン調製品 Pheromone Preparations カプサイシン *CODEXガイドラインは、該当する資材のみ記載。 JAS規格 別表4 除虫菊抽出物 ケイ酸ナトリウム 有機農産物の日本農林規格別表4「薬剤」と有機的に生産される食品の生産、加工、表示及び販売に係るガイドライン(CODE Xガイドライン)附属書2の表2「植物の病害虫管理のための資材(substances)」の比較表 該当するCODEXガイドライン附属書2 表2 認証機関又は当局による承認が必 要。2005 年以降、共力剤としてピペ ロニルブトキサイドを含まないもの に限ること。 フェロモン 忌避剤として使用する場合に限るこ と。また、農産物に対して病害虫を 防御する目的で使用する場合を除 く。 共力剤としてピペロニルブトキサイ ドを含まないものに限ること。また、 農産物に対して病害虫を防御する 目的で使用する場合を除く。 昆虫のフェロモン作用を有する物質 を有効成分とする薬剤に限ること。 また、農産物に対して病害虫を防御 する目的で使用する場合を除く。 カリウム石鹸(軟石鹸) ホウ酸 農産物に対して病害虫を防御する 目的で使用する場合を除く。 農産物に対して病害虫を防御する 目的で使用する場合を除く。 農産物に対して病害虫を防御する 目的で使用する場合を除く。 容器に入れて使用する場合に限る こと。また、農産物に対して病害虫 を防御する目的で使用する場合を 除く。 認証機関又は当局による承認が必 要。 5 6 7 1 2 3 4

(28)

資材名 基準 資材名 基準 二酸化炭素 Carbon dioxide 窒素 Nitrogen エタノール 溶媒 Ethanol 活性炭 Activated carbon 珪藻土 Diatomaceous earth クエン酸 pH調整剤 Citric Acid 微生物及び酵素の調製品 (表欄外) Preparations of micro-organisms and enzymes 微生物及び酵素の調製品 (表欄外)

Preparations of micro-organisms and enzymes 卵白アルブミン

Egg white albumin

植物油 潤滑油又は分離剤 Vegetable oils 樹皮成分の調製品 Preparations of bark components 13 14 15 16 食品加工に加工助剤として通常使 用される微生物及び酵素の調製品 (遺伝子操作/組換え生物及び遺 伝子操作/組換え生物に由来する 酵素を除く) 次亜塩素酸水 食塩 酵素 卵白アルブミン 植物油脂 樹皮成分の調製品 エチレン 食塩水を電気分解したものであるこ と。 附属書1 有機生産の原 則 C取り扱い、保管、輸 送、加工及び包装に規定 有機農産物のJAS規格別表5「調製用等資材」とCODEXガイドライン附属書2の表4「本ガイドライン第3章で言及された農業 由来生産品の調製に使用可能な加工助剤」の比較表 該当するCODEXガイドライン附属書2 表4 硫酸アルミニウムカリウ ム オゾン コーンコブ クエン酸 82.(略)エチレンは、キウイフルー ツとバナナの熟成に用いることがで きる。 バナナ及びキウイフルーツの追熟 に使用する場合に限ること。 バナナの房の切り口の黒変防止に 使用する場合に限ること。 微生物由来の調製用等 資材 食品加工に加工助剤として通常使 用される微生物及び酵素の調製品 (遺伝子操作/組換え生物及び遺 伝子操作/組換え生物に由来する 酵素を除く) 17 1 4 5 6 2 3 7 8 9 10 11 12 JAS規格 別表5 二酸化炭素 活性炭 ケイソウ土 窒素 エタノール

(29)

資材名 基準 資材名 基準 該当するCODEXガイドライン附属書2 表4 JAS規格 別表5 水 water アイシングラス Isinglass ヘーゼルナッツの殻 Hazelnut shells 塩化カルシウム 凝固剤 Calcium chloride 炭酸カルシウム Calcium carbonate 水酸化カルシウム Calcium hydroxide 硫酸カルシウム 凝固剤 Calcium sulphate 塩化マグネシウム(又はに がり) 凝固剤 Magnesium chloride (or

nigari) 炭酸カリウム 干しブドウの乾燥 Potassium Carbonate タンニン酸 ろ過助剤 Tannic acid カゼイン Casein ゼラチン Gelatine 二酸化珪素 ゲル又はコロイド溶液として Silicon dioxide タルク Talc ベントナイト Bentonite カオリン Kaolin パーライト Perlite ミツロウ 分離剤 Beeswax 右記の資材は、有機加工食品の日本農林規格 別表1「食品 添加物」において使用が認められている。 食酢 炭酸水素ナトリウム 19 18

(30)

資材名 基準 資材名 基準 該当するCODEXガイドライン附属書2 表4 JAS規格 別表5 カルナウバロウ 分離剤 Carnauba wax 硫酸 砂糖類の製造における抽出水のpH調整剤 Sulphuric acid 水酸化ナトリウム 砂糖類の製造におけるpH 調整剤 Sodium hydroxide 酒石酸及び塩

Tartaric acid and salts

炭酸ナトリウム 砂糖類の製造 Sodium carbonate 水酸化カリウム Potassium hydroxide 砂糖類の加工に使用するpH 調整 剤 右記の資材は、有機加工食品の日本農林規格 別表1「食品 添加物」において使用が認められている。

参照

関連したドキュメント

職場環境の維持。特に有機溶剤規則の順守がポイント第2⇒第3

職場環境の維持。特に有機溶剤規則の順守がポイント第2⇒第3

告—欧米豪の法制度と対比においてー』 , 知的財産の適切な保護に関する調査研究 ,2008,II-1 頁による。.. え ,

非原産材料 加工等 産品 非原産材料に特定の加工工程がほど こされれば、実質的変更があったとす る基準. ⇒我が国の多くの

従って,今後設計する機器等については,JSME 規格に限定するものではなく,日本産業 規格(JIS)等の国内外の民間規格に適合した工業用品の採用,或いは American

従って,今後設計する機器等については,JSME 規格に限定するものではなく,日本産業 規格(JIS)等の国内外の民間規格に適合した工業用品の採用,或いは American

⑸ 農林水産大臣意見照会を行った場合において、農林水産大臣の回答が ある前に侵害の該否の認定を行ったとき又は法第 69 条の 12 第6項若し くは第 69

「騒音に係る環境基 準」(平成10年環境庁 告示第64号)及び「特 定工場等において発生 する騒音の規制に関す る基準」(昭和43年厚