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(1)

独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構の見直し素案の概要 所在地 神奈川県横浜市 役職員数 役員12名、職員1799名(監事を除く。)(平成18年4月1日現在) 業務内容 <内航海運活性化融資業務> ○日本内航海運組合総連合会が実施している内航海運暫定措置事業に伴う資 金の貸付 <高度船舶技術開発等業務> ○民間が行う高度船舶技術に関する試験研究資金の借入れに係る利子支払資 金の助成(利子補給業務) ○民間が行う高度船舶技術に関する試験研究資金及び高度船舶技術を用いた 船舶等の製造資金の借入れに係る債務の保証(債務保証業務) <内航海運活性化融資業務> これまでの ○平成14年度に暫定措置事業のより健全な運営のため、納付金収入の範囲 効率化に向 内において交付金の支払いを行うこととする資金管理計画(国土交通省の けた取組み 事前の同意が必要)を導入したことにより、借入金の増額の抑止、借入金 の円滑かつ着実な返済が図られる仕組みとなっている。 ○暫定措置事業の確実な事業運営を図るため、交付金のトン当たりの単価を 漸減している。 今後の見直 ○内航海運は、国内貨物輸送の約4割を担っており、我が国の経済や国民生 しに向けた 活を支える上で重要な産業基礎物資の約8割を輸送している基幹的な輸送 考え方 モードであって、国民経済に密接かつ重要な役割を担っている。この内航 海運業界を活性化するため、長年行われていたスクラップ・アンド・ビルド 方式による船腹調整事業を抜本的に改めることとし、制度解消による経済 的影響に配慮して暫定措置事業を行うこととした。 ○内航総連は担保となる資産をほとんど有しておらず、民間金融機関等から 融資を受けることは困難であるため、鉄道・運輸機構が政府保証を受けて 民間金融機関等から資金を借り入れた上で、内航総連に融資を行うことが 必要不可欠である。 ○暫定措置事業はこの内航海運業界の根幹に係る業務であることから、同業 界を取り巻く実情に通暁しており、政府保証を受けて、安定かつ低利で資 金を融資できる鉄道・運輸機構以外に適当な代替機関はない。このため、 同機構において暫定措置事業が円滑かつ着実に実施されるよう監視する。 ○暫定措置事業の早期解消を図るためには、納付金の安定的な確保が肝要で あり、内航船舶の代替建造促進を図ることが不可欠である。このため、老 朽船舶の代替建造をはじめ社会的要請に適合した新造船舶への代替を促進 するための方策をまとめ、平成18年3月に、アクションプランを策定し たところであり、今後は、同プランに基づき、内航海運のビジネスモデル の推進をはじめ、内航海運に関わる幅広い関係者と連携・協力して関係施

(2)

<高度船舶技術開発等業務> これまでの ○高度船舶技術に関する支援業務(助成金・利子補給金交付、債務保証、調 効率化に向 査、情報提供等)を同一の部局で行うことにより、個別案件に応じた最適 けた取組み な支援スキームを選択でき、一体的・効率的な支援を可能にしている。ま た、毎年一般管理費を削減する等、より効率的な業務運営に努めている。 今後の見直 ○産業の空洞化が進行している中、我が国造船業は、ほぼ100%の国内生 しに向けた 産比率を維持しながら、半世紀近く世界の建造量においてトップシェア(現 考え方 在、世界シェア1/3強)を確保してきたが、政府の支援の下で建造能力 を拡大している韓国・中国や技術開発に公的資金を投入している欧州との 激しい国際競争にさらされている。今後も世界で勝ち残るためには、国際 的なイコールフッティングを確保しつつ、国の政策として国際競争力の確 保に資する技術開発を支援する必要がある。 ○好調な海運市況を受けて、造船各社の経営状況が好転する見込みの中、公 的支援を受けている諸外国造船業との競争を勝ち抜くため、今後各社は研 究開発に注力する意向。これからこそ、高度船舶技術に関する公的な支援 として利子補給・債務保証制度を活用し、我が国造船業の技術開発を促進 していくことが必要不可欠である。 ○本年、鉄道・運輸機構法の改正により、「高度船舶技術を用いた船舶等の 製造等に必要な資金の助成」業務が追加され、高度船舶技術の開発から実 用化に至るまで総合的な支援が可能になった。このため、本助成業務とと もに、引き続き高度船舶技術に関する支援業務を機構に行わせることによ って、より一体的・効率的な制度運用を行うことが適切である。 ○今後は、内航船舶の代替建造を強力に進める中で、内航海運にも適用可能 な高度船舶技術について重点的に支援を行うこととする。なお、支援に関 する具体的な申請の意向も寄せられているところである。 組織の在り 方の見直し に対する考 え方

(3)

暫定措置事業の早期解消を図るためには、内航船舶

の代替建造促進が必要不可欠。

暫定措置事業は内航海運業界の根幹に

係る業務であることから、この事業を円滑

(1)内航海運については、平成10年5月、内航海運の活性化を図るため、暫定措置事業を導入するとともに、昭和41年から 船腹過剰対策として実施してきたスクラップ・アンド・ビルド方式による船腹調整事業を解消した。 (2)この暫定措置事業は、保有船舶を解撤等した者に対して一定の交付金を交付するとともに船舶建造者から納付金を納付 させる等を内容とするものである。これは、競争制限的との批判が強かった船腹調整事業の解消により、事実上の経済的 価値を有していた引当資格が無価値化する経済的影響を考慮したソフトランディング策であるとともに、内航海運の構造改 革を推進する観点から、船腹需給の適正化を図るための事業である。

○ 内航海運暫定措置事業について

① 内航総連は、保有船舶を解撤等する者に交付金を交付。 ② 船舶建造者は、内航総連に納付金を納付(代替建造の場合は納付金から交付金相当額を相殺)。 ③ 内航総連は、この事業に必要な資金を確保するため、金融機関等から融資を受けて交付金を交付するとともに、 船舶建造者が納付する納付金によって金融機関等からの借入金を返済。 民間金融機関 政府保証 (530億円) 融資 鉄道建設・運輸施設 整備支援機構 商 工 中 金 民間金融機関 (350億円) (180億円) (1,060億円) 融資 返済 内航総連 保有船舶を 解撤等する者 船舶建造者

2.概

1.内航海運暫定措置事業の導入

② 納付金 ① 交付金 交付金と納付金のタイムラグの発生

内航海運活性化融資業務

3.業務の必要性

4.回収の確保

(4)

効率的な船舶運航を可能にする代替建造の促進

内航海運業界の体質強化

内航海運業界の近代化に向けた環境の整備

◎地球環境にやさしい省エネ型船舶の建造促進と運航効率

の改善

-スーパーエコシップ(SES)

-被代替船舶に比べ、燃費が大幅に改善される省エネ船

-運航効率を向上させる運航形態の採用

・石油特会等を活用した船主の建造費用負担の軽減

・鉄道・運輸機構による新技術実用化促進のための

助成制度創設(平成18年度)

・鉄道・運輸機構による技術支援やコンサルティング

◎暫定措置事業の今後のあり方の検討

(平成18年度中に方向性を取りまとめ予定)

◎内航海運ビジネスモデル検討会の開催

(平成18年11月に取りまとめ予定)

◎船員教育のあり方に関する検討会の開催

(平成18年7月に中間整理)

◎船舶・船内作業の標準化を通じた運航・建造の低コスト化・

船内労働環境の改善

-鉄道・運輸機構において開発された2000KL積み749総

トン型ダブルハルタンカーの標準船の普及

-499GT鋼材運搬船の標準化に係る調査・検討

◎内航ユニットロード輸送に係る対策の推進

◎海上ブロードバンドの有効活用に向けた検討

(平成18年度中に取りまとめ予定)

◎高度船舶技術の開発及び実用化の促進

◎新技術に対応した乗り組み制度の早期見直し

「内航船舶の代替建造推進アクションプラン」を受けた内航海運政策の方向性について

(5)

○昨今の燃料油高騰の影響等適正コスト

の反映について、荷主・経済界への働き

かけを行うなどの地道な努力が功を奏し、

平成18年度4月期の運賃・用船料は、対

前年同月期比10%上昇。

○昨夏以来の代替建造促進アクションプラ

ンの検討・実施。

船舶の建造は、どん底であった平成16年度、

回復の兆しが見えた平成17年度に比べて、

平成18年度5月期・7月期においては、既

に62隻(対前年同月比200%)と極めて好

調な回復基調となっている。

〈一般貨物船の定期用船料〉

平成17年度4月期

199総トン

518万円

499総トン

936万円

平成18年度4月期

199総トン

602万円

(12%アップ) (62) 77 70 35 17 17 14 11 18 6 6 14 9 34 (隻数) 1月期認定 5月期認定 7月期認定 9月期認定 11月期認定 28

内航船舶の建造見込みについて

対前年同月期比 約10%アップ

(6)

我が国

造船業は、

半世紀近く世界トップのシェア

韓国・中国

造船業は、

政府の支援

の下、大規模な設備投資で建造能力を拡大。我が国とも激しい受注競争を展開。

西欧

造船業は、

技術開発

に注力。海上技術基盤関係に

公的資金1.53億ユーロを投入

(2002-2006)。

高度船舶技術開発等業務

技術開発は製造業の活力源

。我が国造船業が国際競争力を維持し、勝ち残るためには、不断の技術開発が不可欠。

我が国造船業は技術開発に投資する財政的余裕が厳しい

。近年、韓国との激しい競争を繰り広げ、また、現在、船

価が低い時期(H14~16)に受注した船舶を建造しており、経営状況は良くない。

【利子補給業務実績】 ○高信頼度舶用推進プラント ○自律型探査潜水艇

これからこそ、高度船舶

技術の開発・実用化が

重要。

国際的なイコールフッ

ティングのためにも公的

支援が不可欠。

海運市況の改善とともに工事量が増え、また、船価が回復し、今後の経営安定に一定の見通しが出てきている中、

今こそ、国際競争力を維持するため技術開発に注力すべき分岐点

金融機関 試験研究実施者 保証料 鉄道・運輸機構 借入 返済 借入 返済 金融機関 信用基金 運用益

造船

業の

現状

○安全性確保、環境負荷低減、海上輸送サービスの高度化、モーダルシフトの推進等

公益性の高い技術の開発・実用化は優先的に取り組むべき

○船舶の技術開発成果は概して汎用性が小さく(適用範囲は船舶に限定)、大きなリ

ターンを期待できない。このため、

大規模なものほど事業者独自に行うことは困難

○利子補給による事業者の

資金リスク低減

、債務保証による造船事業者及び高度船

舶技術を用いた船舶の

担保力補完

が必要。

○両業務とも

民間資金を導入した信用基金

を活用。

政策

的意義

1998年~2004年平均 韓国 37% 中国 7% その他 6% 日本 38% 西欧 12% 世界計 3,190万総トン 1992年~1997年平均 中国 4% その他 11% 西欧 17% 日本 41% 韓国 27% 世界計 2,214万総トン 1972年~1981年平均 その他 16% 中国 0% 西欧 36% 日本 46% 韓国 2% 1982年~1991年平均 その他 17% 中国 2% 西欧 18% 韓国 17% 日本 46% 世界計 1,545万総トン 世界計 2,489万総トン 世界の新造船建造量シェアの推移 利子補給 債務保証 資金の借入者 (試験研究実施者、 高度船舶技術採用 船舶を建造する者)

(7)

○ 天然ガスハイドレート輸送船の技術開発

○ 低速4サイクル機関用電子制御システムの研究開発

貨物の挙動解析

船倉システムの開発

荷役システムの開発

課題

・船倉内のペレット相互間の影響把握

・ガス蒸発量の低減 ・船倉外入熱からの防熱

・荷役時間の短縮

・気密性の確保 等

安全基準等の検討

・現在-162℃の液体(LN

G)で輸送されている天

然ガスを-20℃程度の固

体(水和物)で輸送する

技術の開発。

・内航船舶で多く採用さ

れている低速4サイクル

機関において航海速力

や気象・海象に応じて、

燃料噴射及び吸排気弁

開閉のタイミングをコン

ピュータでコントロール

燃焼状態を最適に保つことで、環境負荷

課題

・内航船舶の運航特性に対応したシステム

・内航船主が導入できる価格に抑える

未開発の中小ガス田の利用を可能にする。

今後、利子補給・債務保証による支援が見込まれる技術開発案件

(8)

独立行政法人自動車事故対策機構の見直し素案の概要

所在地 東京都千代田区 役職員数 役員4名、職員336名 (監事を除く。)(平成18年1月1日現在) 業務内容 自動車事故の発生の防止と自動車損害賠償保障制度と相まって被害者保護 の増進を図ることを目的として以下の業務を実施。 (1)運行管理者等の指導講習業務 (2)運転者の適性診断業務 (3)自動車アセスメント情報の提供業務 (4)療護センターの設置・運営 (5)介護料支給業務 (6)生活資金貸付業務 (7)自動車損害賠償保障制度の周知宣伝 等 これまでの ○指導講習業務及び適性診断業務の自己収入比率を共に35%以上とする目標 効率化に向 達成について、着実な実施状況である。(平成17年度:指導講習37.5%、 けた取組み 適性診断39.5%) ○交通遺児等貸付けの債権回収経費を平成14年度比で20%程度削減しつつ、 債権回収率90%以上とする目標達成について、着実な実施状況である。(平 成17年度:削減率20.5%、回収率90.8%) ○自動車アセスメントの試験毎の試験実施費を平成14年度比で4%程度削減 する目標達成に向けて、順調に推移している。(平成17年度:ブレーキ試 験3.4%、その他の試験5.6%∼12.7%) ○一般管理費を平成14年度比で10%程度削減する目標達成について、着実な 実施状況である。(平成17年度:10%) ○自動車アセスメントの安全指標を平成14年度比で4%以上改善する目標達 成について、着実な実施状況である。(平成17年度5.7%) 今後の見直 ○指導講習業務及び適性診断業務について、IT化等により業務の効率化を しに向けた 図り、受講者又は受診者・事業者の利便性向上と内容改善、安全マネジメ 考え方 ント講習の開催等により自己収入の向上を図る。また、新たに適性診断実 施機関になろうとする民間団体等について、カウンセラー等の指導・育成 や認定取得の支援を行う。 ○自動車アセスメントの評価結果と実事故との相関を分析し、試験内容や評 価方法を見直すとともに、相関分析結果を公表し透明性を高める。 ○療護センターの運営について、学会発表や医師・看護師等への研修等を通 じて質の高い治療・看護技術の普及を促進する。また、遷延性意識障害者 の回復に向けた治療・看護機会を拡充するため、一般病院に対して療護セ ンター機能の委託を実施する。 ○介護料支給業務について、手続きの合理化を図るとともに、介護料の支給 対象品目を被害者家族のニーズを反映したものとして見直す。 ○生活資金貸付業務について、債権回収経費の更なる削減を図りつつ、交通 遺児等に対する精神的支援に重点化を図る。 ○関係機関との連携の下、自動車事故に係る相談機能を充実させることによ り、自動車損害賠償保障制度を効果的・効率的に周知宣伝する。 組織の在り ○管理体制のスリム化や支所業務の合理化を推進するとともに、主管支所及 方の見直し び支所ごとの業務実態に対応した職員配置とするよう見直し、一層効率的 に対する考 な業務体制の構築を図る。 え方

(9)

独立行政法人奄美群島振興開発基金の見直し素案の概要

所在地 鹿児島県奄美市 役職員数 役員2名、職員20名 (監事を除く。)(平成18年1月1日現在) 業務内容 奄美群島振興開発計画に基づく事業に必要な資金を供給すること等によ り、一般の金融機関が行う金融を補完し、又は奨励することを目的として、 次の業務を行っている。 (1)保証業務 奄美群島における中小規模の事業者等が金融機関に対して負担する債務の 保証 (2)融資業務 奄美群島における中小規模の事業者で、銀行その他の金融機関から資金の 融通を受けることを困難とするものに対する小口の事業資金の貸付け等 これまでの ○ 「特殊法人等整理合理化計画」(平成13年12月閣議決定)を踏まえ、平 効率化に向 成17年度末をもって出資業務を廃止した。 けた取組み ○ 一般管理費を削減するため、次のとおり取り組んでいる。 ・ 独立行政法人化時点で2名の定員削減(23名→21名)を行った。 ・ 役員の俸給月額のカットや特地勤務手当の廃止を行った。 ・ 職員の特地勤務手当の段階的削減(12%→廃止)を行っている。 ・ 出張体制の合理化により旅費の抑制を図っている。 ○ 効率的な業務運営体制に向けて、組織体制・人員配置の適正化を行った。 ・ 審査部門と期中債権管理部門の一元化 ・ 特別に管理を行うことが必要な債権(長期延滞、法的措置)を集中し て管理する体制に改めた ○ 自己査定に係る関係業務を統括する自己査定管理担当者を選任し、効果 的な債権管理体制を整備した。 今後の見直 ○ 奄美基金の設置目的に沿って、ニーズが乏しくなった融資メニューの廃 しに向けた 止・統合等、奄美群島の事業者等のニ−ズに対応した融資メニュ−への重 考え方 点化等を検討する。 ○ 初期管理の強化によりリスク管理債権の新規発生の抑制を図り、期中管 理の徹底、回収率の向上を図る等中期計画の達成に向けてより一層努力す るとともに、業況の悪化等により経営状況が厳しい状況におかれている事 業者等に対する支援方策の導入を検討する等、より一層の財務内容の健全 化に向けた取組みを積極的に推進する。 組織の在り ○ 奄美基金は、時限法である奄美群島振興開発特別措置法に基づき設立さ 方の見直し れた法人であり、国及び地方公共団体と並んで、振興開発事業の実施主体 に対する考 として位置づけられるものであり、基金の業務内容等については、奄美群 え方 島の振興開発のあり方等と一体で検討すべき。(仮に業務の廃止等を行う

参照

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