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平成 30 年度 介護報酬改定に係る説明会 平成 30 年 3 月 22 日 ( 木 ) 平成 30 年 3 月 23 日 ( 金 ) 柏市法人指導課

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(1)

平成30年3月22日(木)

平成30年3月23日(金)

柏市

法人指導課

平成30年度

介護報酬改定に係る説明会

(2)

項目 指 導 事 項 頁 Ⅰ 共 通事 項 1 Ⅱ 居 宅介 護支 援 5 Ⅲ 訪 問系 (訪 問リ ハ ビリ テー ショ ン 除く ) 7 Ⅳ 施 設・ 通所 系( 訪 問リ ハビ リテ ー ショ ン含 む) 11 Ⅴ 柏 市福 祉活 動推 進 課か らの お知 ら せ 24 様式 質 問票 資 料の 説明 1 こ の 資 料 は , 平 成 3 0 年 3 月 1 日 時 点 に お け る 地 域 包 括 ケ ア シ ス テ ム の 強 化 の た め の 介 護 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 に よ る 改 正 後 の 介 護 保 険 法 , 指 定 居 宅 サ ー ビ ス 等 の 事 業 の 人 員 , 設 備 及 び 運 営 に 関 す る 基 準 等 の 一 部 を 改 正 す る 省 令 , 指 定 居 宅 サ ー ビ ス に 要 す る 費 用 の 額 の 算 定 に 関 す る 基 準 等 ( 案 ) 及 び 社 会 保障 審議 会介 護 給付 費分 科会 資 料等 に基 づい て 作成 して いま す 。 2 今 後 , 厚 生 労 働 省 の 正 式 な 解 釈 通 知 , Q & A 等 が 発 出 さ れ , 今 回 の 説 明 会 の 内 容と 矛盾 する 場 合は ,厚 生労 働 省の 解釈 通知 等 の内 容が 優先 し ます 。 3 原 則 と し て , 1 月 3 0 日 の 説 明 会 で 周 知 し た 内 容 及 び 既 存 の 加 算 要 件 は , 記 載 し て い ま せ ん 。 加 算 の 算 定 に 当 た っ て は , 介 護 報 酬 告 示 等 を 参 照 の 上 , 十 分 に 要件 を確 認し て くだ さい 。 4 参 考 資 料 「 平 成 3 0 年 度 介 護 報 酬 改 定 に お け る 各 サ ー ビ ス 毎 の 改 定 事 項 に つ い て」 を柏 市ホ ー ムペ ージ に掲 載 しま した ので , 御確 認く ださ い 。

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共通事項

1 体制届の提出時期の特例 対象サービス 【全サービス】 (1) 平成30年度報酬改定で改定のある加算の算定に係る体制届(介護給付 費 算 定 に 係 る 体 制 等 に 関 す る 届 出 書 ) の 提 出 期 限 は , 全 サ ー ビ ス 共 通 で 3月30日(金)です。 改定のない加算については,提出期限の延長はありません。 (2) 既存の加算のうち,説明会資料及び別冊資料で,届出について周知のな いものについては,体制状況に変更がない場合,特に届出は不要です。 (3) 制度改正により廃止又は体制届不要となる加算・減算については,届出 は不要です。 (4) 厚生労働省からの通知等により体制届の提出期限が延長される場合は, 別途お知らせします。 2 区分変更等により届出が必要になる加算等について 対象サービス 【全サービス】 既存の加算であって平成30年度改定により区分に変更が生じるものにつ いて,新たに設けられた区分の加算を算定する場合には,届出が必要です。 変更前の該当加算を算定している事業所であっても,新区分の算定に係る 届出がない場合,現行相当の加算しか算定できませんので御注意ください。 例えば,通所リハビリテーションのリハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ を 算 定 し て い る 事 業 所 の 場 合 , 届 出 未 提 出 な ら ば 新 年 度 に 算 定 で き る の は リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン マ ネ ジ メ ン ト 加 算 (新 )Ⅲ と な り , 加 算 (新 )Ⅱ 及 び 加 算(新)Ⅳを算定するためには届出が必要です。 3 質問の受付について 対象サービス 【全サービス】 平成30年度介護保険制度改正,報酬改定又は当説明会の内容に係る御質 問 に つ き ま し て は , メ ー ル で の お 問 い 合 わ せ に 御 協 力 く だ さ い 。 例 年 多 数 のお問い合わせをいただき,個別での対応が困難となっております。 お問い合わせの際には,本資料末尾に添付しました「質問票」を御活用く ださい。質問票の様式は柏市ホームページからもダウンロードできます。

(4)

「平成30年度介護保険制度改正について(人員・運営基準改正及び介護報酬 改定)」 http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/062000/p042959.html 4 介護職員処遇改善加算について 対 象 サ ー ビ ス 【 訪 問 介 護 , 訪 問 入 浴 介 護 , ( 地 域 密 着 型 ) 通 所 介 護 , 通 所 リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン , 短 期 入 所 生 活 介 護 , 短 期 入 所 療 養 介 護 , 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 , 定 期 巡 回 ・ 随 時 対 応 型 訪 問 介 護 看 護 , 夜 間 対 応 型 訪 問 介 護 , 認 知 症 対 応 型 通 所 介 護 , 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 , 認 知 症 対 応 型 共 同 生 活 介 護 , 看 護 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 , ( 地 域 密 着 型 ) 介 護 老 人 福 祉 施 設 , 介 護 老 人 保健施設】 介護職員処遇改善加算Ⅳ及びⅤについては,要件の一部を満たさない事業 者に対し,減算された単位数での取得を認める区分であることや,当該区分 の取得率や報酬体系の簡素化の観点を踏まえ,廃止されます。その際,一定 の経過措置期間が設けられます。廃止の時期については,厚生労働省から通 知が発出され次第お知らせします。 5 同一建物等居住者にサービス提供する場合の報酬 対 象 サ ー ビ ス 【 訪 問 介 護 , 訪 問 入 浴 介 護 , 訪 問 看 護 , 訪 問 リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン,定期巡回・随時対応型訪問介護看護,夜間対応型訪問介護】 建物の範囲等が見直され,養護老人ホーム,軽費老人ホーム,有料老人ホ ーム及びサービス付き高齢者向け住宅以外の建物も対象となります。また, 対象利用者が1月当たり50人以上の場合の減算幅が見直されます。 (1) 10%減算 ア 事業所の所在する建物と同一の敷地内若しくは隣接する敷地内の建物 又は事業所と同一の建物(以下「同一敷地内建物等」という。)に居住 する利用者((2)に該当する場合を除く。) イ 1月当たりの利用者が同一の建物に20人以上居住する建物(同一敷 地内建物等を除く。)に居住する利用者 (2) 15%減算 1月当たりの利用者が同一敷地内建物等に50人以上居住する建物に居 住する利用者

(5)

6 介護・医療連携推進会議,運営推進会議の開催方法,頻度の緩和 対 象 サ ー ビ ス 【 定 期 巡 回 ・ 随 時 対 応 型 訪 問 介 護 看 護 , 地 域 密 着 型 通 所 介 護 , 認 知 症 対 応 型 通 所 介 護 , 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 , 看 護 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介護,地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護】 (1) 会議の効率化や,事業所間のネットワーク形成の促進等の観点から,複 数 事 業 所 の 合 同 開 催 に つ い て , 以 下 の 要 件 を 満 た す 場 合 に 認 め る こ と と されます。 ア (共通要件)利用者及び利用者家族については匿名とするなど,個人 情報・プライバシーを保護すること。 イ (共通要件)同一の日常生活圏域内(地域包括支援センターの管轄が 同一である地域内)に所在する事業所であること。 ウ (定期巡回・随時対応型訪問介護看護,認知症対応型共同生活介護, 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 , 看 護 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 , 地 域 密 着 型 介 護 老 人 福 祉 施 設 に 適 用 ) 合 同 し て 開 催 す る 回 数 が , 1 年 度 に 開 催 す べき会議の開催回数の半数を超えないこと。 エ (定期巡回・随時対応型訪問介護看護,小規模多機能型居宅介護,看 護 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 に 適 用 ) 外 部 評 価 を 行 う 介 護 ・ 医 療 連 携 推 進会議や運営推進会議は,単独開催で行うこと。 (2) 介護・医療連携推進会議の開催頻度について,他の宿泊を伴わないサー ビスに合わせて,年4回から年2回となります。 7 訪問回数の多い利用者への対応 対象サービス 【訪問介護,居宅介護支援】 (1) 訪問回数の多いケアプランについては,利用者の自立支援・重度化防止 や 地 域 資 源 の 有 効 活 用 等 の 観 点 か ら , 市 町 村 が 確 認 し , 必 要 に 応 じ て 是 正 を 促 し て い く こ と が 適 当 で あ り , ケ ア マ ネ ジ ャ ー が , 統 計 的 に 見 て 通 常 の ケ ア プ ラ ン よ り か け 離 れ た 回 数 ( ※ ) の 訪 問 介 護 ( 生 活 援 助 中 心 型 ) を 位 置 付 け る 場 合 に は , 市 町 村 に ケ ア プ ラ ン を 届 け 出 る こ と と な り ます。 (※ )「 全国 平均 利用 回数 +2 標準 偏差 」を 基準 とし て平 成3 0年 4月 に国 が定 め, 6ヶ 月の 周知 期間 を設 けて 10 月か ら施 行す るも の (2) 地域ケア会議の機能として,届け出られたケアプランの検証を位置付け, 市 町 村 は 地 域 ケ ア 会 議 の 開 催 等 に よ り , 届 け 出 ら れ た ケ ア プ ラ ン の 検 証

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を 行 い ま す 。 ま た 市 町 村 は , 必 要 に 応 じ , ケ ア マ ネ ジ ャ ー に 対 し , 利 用 者 の 自 立 支 援 ・ 重 度 化 防 止 や 地 域 資 源 の 有 効 活 用 等 の 観 点 か ら , サ ー ビ ス内容の是正を促します。

(7)

居宅介護支援,介護予防支援

1 運営基準減算に要件が追加されます 利用者やその家族に対して,利用者はケアプランに位置付ける居宅サービ スについて,契約時に以下説明を行うことが義務付けられました。 (1) 複数の事業所の紹介を求めることが可能であること (2) 当該事業所をケアプランに位置付けた理由を求めることが可能であるこ と 2 特定事業所加算の見直し 見直し内容は以下のとおりです。 (1) 共通要件として,「他法人が運営する居宅介護支援事業者と共同の事例 検討会・研究会等の実施」が追加されます。 (2) 特定事業所加算Ⅰでのみ要件となっていた「地域包括支援センター等が 実施する事例検討会等への参加」がⅡ及びⅢにおいても適用となります。 (3) 医療機関等と総合的に連携する事業所をさらに評価する特定事業所加算 Ⅳが新設されます。(平成31年度から算定可能) 3 末期の悪性腫瘍の利用者に対するケアマネジメント (1) ケアマネジメントプロセスの簡素化 著しい状態の変化を伴う末期の悪性腫瘍の利用者については,主治の医 師等の助言を得ることを前提として,サービス担当者会議の招集を不要と すること等によりケアマネジメントプロセスの簡素化が可能となります。 (2) 頻回な利用者の状態変化等の把握等に対する評価の創設 末期の悪性腫瘍の利用者又はその家族の同意を得た上で,主治の医師等 の助言を得つつ,ターミナル期に通常よりも頻回な訪問により利用者の状 態変化やサービス変更の必要性を把握するとともに,そこで把握した利用 者の心身の状況等の情報を記録し,主治の医師等や居宅サービス事業者へ 提供した場合を評価するターミナルケアマネジメント加算が創設されます。 4 医療と介護の連携の強化について (1) 居宅介護支援の提供の開始に当たり,利用者等に対して,入院時に担当 ケ ア マ ネ ジ ャ ー の 氏 名 等 を 入 院 先 医 療 機 関 に 提 供 す る よ う 依 頼 す る こ と

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が義務付けられます。 (2) より効果的な連携となるよう,入院時に医療機関が求める利用者の情報 が様式例として示されます。 (3) 入院時情報連携加算について,入院後3日以内の情報提供を新たに評価 するとともに,情報提供の方法による差は設けないこととします。 5 退院・退所加算の見直し 見直し内容は以下のとおりです。 (1) 退院・退所時におけるケアプランの初回作成の手間を明確に評価する。 (2) 医療機関等との連携回数に応じた評価とする。 (3) 加えて,医療機関等におけるカンファレンスに参加した場合を上乗せで 評価する。 6 特定事業所集中減算の見直し 請求事業所数の少ないサービスや医療系サービスを除外し,対象となるサ ー ビ ス が 訪 問 介 護 , 通 所 介 護 , 地 域 密 着 型 通 所 介 護 , 福 祉 用 具 貸 与 と さ れ ま す 。 平 成 3 0 年 度 前 期 ( 平 成 3 0 年 4 月 1 日 ~ 8 月 末 , 提 出 期 限 平 成 3 0年9月14日)分から適用となります。

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訪問系(訪問リハビリテーション除く)

第一 共通事項 1 生活機能向上連携加算の見直し 対 象 サ ー ビ ス 【 訪 問 介 護 , 定 期 巡 回 ・ 随 時 対 応 型 訪 問 介 護 看 護 , 小 規 模 多 機 能型居宅介護】 自立支援・重度化防止に資する介護を推進するため,生活機能向上連携加 算が見直され,対象サービスが追加されます。要件はそれぞれ以下のとおり です。 (1) 生活機能向上連携加算Ⅰ ア リハビリテーションを実施する医療提供施設又は訪問リハビリテーシ ョ ン , 通 所 リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン の 医 師 , 理 学 療 法 士 , 作 業 療 法 士 , 言 語 聴 覚 士 か ら の 助 言 ( ア セ ス メ ン ト , カ ン フ ァ レ ン ス ) を 受 け る こ と が で き る 体 制 を 構 築 し た 上 で , 生 活 機 能 の 向 上 を 目 的 と し た 個 別 サ ー ビス計画の作成(変更)を定期的に行うこと イ 当該理学療法士等が,サービス提供の場において,又はICT等を活 用した動画等により,利用者の状態を把握した上での助言を定期的に行 うこと (2) 生活機能向上連携加算Ⅱ ア 現行の訪問リハビリテーション,通所リハビリテーションの理学療法 士,作業療法士,言語聴覚士が利用者宅を訪問して行う場合に加えて, リハビリテーションを実施している医療提供施設の医師,理学療法士, 作 業 療 法 士 , 言 語 聴 覚 士 が 訪 問 し 身 体 状 況 等 の 評 価 ( 生 活 機 能 ア セ ス メント)を共同して行うこと イ 生活機能の向上を目的とした個別サービス計画を作成し,当該計画に 基づいてサービス提供を行うこと 第二 対象サービス 【訪問介護】 1 「自立生活支援のための見守り的援助」の明確化 訪問介護の自立支援の機能を高める観点から,身体介護と生活援助の内容 を規定している通知(老計第10号(訪問介護におけるサービス行為ごとの 区分等について))について,身体介護として行われる「自立生活支援のた めの見守り的援助」が明確化されました。

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2 サービス提供責任者の役割や任用要件等の明確化 (1) サービス提供責任者の任用要件 サービス提供責任者のうち,初任者研修課程修了者及び旧2級課程修了 者 は 任 用 要 件 か ら 廃 止 さ れ ま す 。 た だ し , 現 に 従 事 し て い る 者 に つ い て は1年間の経過措置が設けられます。 また,初任者研修課程修了者又は旧2級課程修了者であるサービス提供 責 任 者 を 配 置 し て い る 場 合 に 係 る 減 算 に つ い て も , 平 成 3 0 年 度 は 現 に 従事している者に限定され,平成31年度以降は廃止されます。 (2) 訪問介護の現場での利用者の口腔に関する問題や服薬状況等に係る気付 き を サ ー ビ ス 提 供 責 任 者 か ら 居 宅 介 護 支 援 事 業 者 等 の サ ー ビ ス 関 係 者 に 情 報 共 有 す る こ と に つ い て , サ ー ビ ス 提 供 責 任 者 の 責 務 と し て 明 確 化 さ れます。 (3) 訪問介護の所要時間については,実際の提供時間ではなく,標準的な時 間 を 基 準 と し て ケ ア プ ラ ン が 作 成 さ れ ま す 。 一 方 , 標 準 時 間 と 実 際 の 提 供 時 間 が 著 し く 乖 離 し て い る 場 合 に は , 実 際 の 提 供 時 間 に 応 じ た 時 間 に プ ラ ン を 見 直 す べ き で あ る こ と か ら , サ ー ビ ス 提 供 責 任 者 は , 提 供 時 間 を 記 録 す る と と も に , 著 し く プ ラ ン 上 の 時 間 と 乖 離 し て い る 場 合 に は ケ ア マ ネ ジ ャ ー に 連 絡 し , ケ ア マ ネ ジ ャ ー は 必 要 に 応 じ た プ ラ ン の 見 直 し をすることが明確化されます。 (4) 訪 問 介護 事 業 者は , 居 宅介 護 支 援 事業 所 の ケア マ ネ ジャ ー に 対し て ,自 身 の 事 業 所 の サ ー ビ ス 利 用 に 係 る 不 当 な 働 き か け を 行 っ て は な ら な い 旨 が明確化されます。 第三 対象サービス 【訪問看護】 1 看護体制強化加算の見直し 現 行 3 ヶ 月 で あ る 緊 急 時 訪 問 看 護 加 算 等 の 算 定 者 割 合 の 算 出 期 間 が 見 直 さ れ , タ ー ミ ナ ル 体 制 の 充 実 を 図 る 観 点 か ら , タ ー ミ ナ ル ケ ア 加 算 の 算 定 数が多い場合について新たな区分が設けられます。 2 緊急時訪問看護加算の見直し 24時間体制のある訪問看護事業所の体制についてさらに評価されます。 現行,早朝・夜間・深夜の訪問看護加算については2回目以降の緊急時訪 問 に お い て 一 部 の 対 象 者 ( 特 別 管 理 加 算 算 定 者 ) に 限 り 算 定 で き る こ と と

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なっていますが,この対象者について拡大されます。 3 複数名による訪問看護に係る加算の実施者の見直し 医 療 保 険 で の 取 扱 い を 踏 ま え , 同 時 に 訪 問 す る 者 と し て , 現 行 の 看 護 師 等 と は 別 に 看 護 補 助 者 が 同 行 し , 役 割 分 担 を し た 場 合 の 評 価 の 区 分 が 新 た に 創 設 さ れ ま す 。 こ の 場 合 の 看 護 補 助 者 に つ い て は , 医 療 保 険 の 訪 問 看 護 基 本 療 養 費 の 複 数 名 訪 問 看 護 加 算 に 係 る 疑 義 解 釈 で 示 さ れ て い る 者 と 同 様 です。 ※ 看 護 補 助 者 の 要 件 : 看 護 補 助 者 と は , 訪 問 看 護 を 担 当 す る 看 護 師 等 の 指 導 の 下 に , 療 養 生 活 上 の 世 話 ( 食 事 , 清 潔 , 排 泄 , 入 浴 , 移 動 等 ) の 他 , 居 室 内 の 環 境 整 備 , 看 護 用 品 及 び 消 耗 品 の 整 理 整 頓 等 と い っ た 看 護 業 務 の 補 助 を 行 う 者 の こ と を 想 定 し て お り , 資 格 は 問 わ な い 。 秘 密 保 持 や 医 療 安 全 等 の 観 点 か ら , 訪 問 看 護 事 業 所 に 雇 用 さ れ て い る 必 要 が あ る が , 指 定 基 準 の 人 員 に 含 ま れ な い こ と か ら , 従 事 者 の 変 更 届の 提出 は要 しな い。 4 訪問看護ステーションにおける理学療法士等による訪問の見直し 訪問看護ステーションからの理学療法士,作業療法士又は言語聴覚士によ る 訪 問 看 護 は , そ の 訪 問 が 看 護 業 務 の 一 環 と し て の リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン を 中 心 と し た も の で あ る 場 合 に , 看 護 職 員 の 代 わ り に 訪 問 さ せ る と い う 位 置 付 け の も の で す が , 看 護 職 員 と 理 学 療 法 士 等 の 連 携 が 十 分 で な い 場 合 が あ ることを踏まえ,評価の見直しが行われます。 5 報酬体系の見直し 要支援者と要介護者に対する訪問看護については,現在,同一の評価とな っ て い ま す が , 両 者 の サ ー ビ ス の 提 供 内 容 等 を 踏 ま え , 基 本 サ ー ビ ス 費 に 一定の差が設けられます。 6 その他 介護保険の訪問看護と医療保険の精神科訪問看護の同一日等の併算につい て , 精 神 科 訪 問 看 護 指 示 に 基 づ き 精 神 科 訪 問 看 護 を 受 け て い る 期 間 に つ い ては訪問看護費は算定しないことが,報酬告示においても明確化されます。

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第四 対象サービス 【居宅療養管理指導】 1 訪問人数等に応じた評価の見直し 同一日に同一建物居住者に対し指導・助言等を行った場合は減額した評価 を行っていますが,平成28年度診療報酬改定による見直しを踏まえ,医療 保険と介護保険の整合性の観点から,報酬区分が単一建物に居住する人数に 応じて「1人」「2~9人」「10人以上」の3区分に見直されます。 2 看護職員による居宅療養管理指導の廃止 看護職員による居宅療養管理指導については,その算定実績を踏まえ,6 ヶ月の経過措置期間を設けた上で廃止されます。 第五 対象サービス 【福祉用具貸与】 1 改定事項の概要 (1) 貸与価格の上限設定等 平成30年10月から,全国平均貸与価格の公表や貸与価格の上限設定 が行われます。 (2) 機能や価格帯の異なる複数商品の掲示等 利用者が適切な福祉用具を選択する観点から,運営基準を改正し,福祉 用具専門相談員に対して,以下の事項が義務付けられます。 ・貸与しようとする商品の特徴や貸与価格に加え,当該商品の全国平均貸 与価格を利用者に説明すること。 ・機能や価格帯の異なる複数の商品を利用者に提示すること。 ・利用者に交付する福祉用具貸与計画書をケアマネジャーにも交付するこ と。

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施設・通所系(訪問リハビリテーション含む)

第一 共通事項 1 基本報酬について 対象サービス 【短期入所療養介護,介護老人保健施設】 平成29年度制度改正において介護老人保健施設の役割が在宅復帰・在宅 療養支援であることがより明確にされたことを踏まえ,この機能をさらに推 進する観点から,報酬体系の見直しが行われます。見直し後の基本報酬につ いて,平成30年3月30日までに体制届を提出してください。(全施設対 象)見直しの概要は以下のとおりです。 (1) 従来型の基本報酬については,一定の在宅復帰・在宅療養支援機能を有 す る も の を 基 本 型 と し て 評 価 す る こ と と し , メ リ ハ リ を つ け た 評 価 と す る。 (2) 在宅復帰・在宅療養支援機能については,現在,在宅復帰率,ベッド回 転 率 , 退 所 後 の 状 況 確 認 等 の 指 標 を 用 い て 評 価 し て い る が , こ れ ら に 加 え , 入 所 後 の 取 組 み や リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン 専 門 職 の 配 置 等 の 指 標 も 用 い ることでさらにきめ細かい評価ができるようにする。 (3) 現行の在宅強化型よりも在宅復帰・在宅療養支援をより進めている施設 については,さらに評価することとする。 (4) 併せて,退所前訪問指導加算,退所後訪問指導加算,退所時指導加算に つ い て は , 介 護 老 人 保 健 施 設 の 退 所 時 に 必 要 な 取 組 み と し て , 基 本 報 酬 に包括化する。 (5) ただし,退所時指導加算のうち試行的な退所に係るものについては,利 用 者 ご と の ニ ー ズ に よ っ て 対 応 が 異 な る こ と か ら , 試 行 的 退 所 時 指 導 加 算として評価を継続する。 2 基本報酬のサービス提供時間区分の見直し 対 象 サ ー ビ ス 【 ( 地 域 密 着 型 ) 通 所 介 護 , 通 所 リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン , 認 知 症 対応型通所介護】 現行2時間ごとの設定とされている基本報酬について,サービス提供時間 の実態を踏まえて,サービス提供時間区分が1時間ごとに見直されます。 ※ 例: サー ビス 提供 時間 が午 前9 時~ 午後 4時 15 分( 7~ 9時 間の 請求 ) → 見直 し後 7~ 8時 間の 請求

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3 生活機能向上連携加算の創設 対 象 サ ー ビ ス 【 ( 地 域 密 着 型 ) 通 所 介 護 , 短 期 入 所 生 活 介 護 , 特 定 施 設 入 居 者生活介護,認知症対応型通所介護,(地域密着型)介護老人福祉施設】 自立支援・重度化防止に資する介護を推進するため,外部のリハビリテー ション専門職と連携した機能訓練のマネジメントを評価します。 4 生活機能向上連携加算の創設 対象サービス 【認知症対応型共同生活介護】 自立支援・重度化防止に資する介護を推進するため,生活機能向上連携加 算が創設されます。要件は以下のとおりです。 (1) 訪問リハビリテーション若しくは通所リハビリテーションの事業所又は リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン を 実 施 し て い る 医 療 提 供 施 設 の 医 師 , 理 学 療 法 士 , 作 業 療 法 士 , 言 語 聴 覚 士 が , 事 業 所 を 訪 問 し , 計 画 作 成 担 当 者 と 身 体 状 況等の評価(生活機能アセスメント)を共同して行うこと。 (2) 計画作成担当者は,生活機能の向上を目的としたサービス計画を作成す ること。 5 医師の指示の明確化等 対象サービス 【訪問リハビリテーション,通所リハビリテーション】 (1) 医師の詳細な指示の内容を明確化して評価 医師の詳細な指示の内容を明確化し,評価するとともに,明確化する内 容 を 考 慮 し な が ら , 直 近 の 介 護 事 業 経 営 実 態 調 査 の 結 果 も 踏 ま え て , 基 本報酬が見直されます。 医師が利用者に対して3月以上の継続が必要と判断する場合には,リハ ビ リ テ ー シ ョ ン 計 画 書 の 備 考 欄 に 継 続 利 用 が 必 要 な 理 由 , そ の 他 の 指 定 居宅サービス等への移行の見通しを記載する必要があります。 (2) リハビリテーションマネジメント加算の見直し ア リハビリテーション会議への参加方法の見直しにより,新区分を新設 イ リハビリテーション計画書等の内容に関するデータについて,通所・ 訪 問 リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン の 質 の 評 価 デ ー タ 収 集 等 事 業 に 参 加 し , 同 事 業 で 活 用 し て い る シ ス テ ム ( V I S I T ) を 用 い て 厚 生 労 働 省 に 提 出 す る こ と を 要 件 と し て 追 加 し た リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン マ ネ ジ メ ン ト 加 算 Ⅳを新設

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6 社会参加支援加算の要件の明確化等 対象サービス 【訪問リハビリテーション,通所リハビリテーション】 算定要件が明確化されます。 また,社会参加に資する取組に「利用者が要介護から要支援へ区分変更と 同時に,介護予防認知症対応型通所介護,介護予防小規模多機能型居宅介護 に移行した場合」「就労に至った場合」が追加されます。 7 栄養改善加算の見直し 対 象 サ ー ビ ス 【 ( 地 域 密 着 型 ) 通 所 介 護 , 通 所 リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン , 認 知 症 対応型通所介護】 栄養改善加算について,管理栄養士1名以上の配置が要件とされている現 行の取扱いを改め,外部の管理栄養士の実施でも算定が認められます。 8 栄養マネジメント加算の要件緩和 対象サービス 【(地域密着型)介護老人福祉施設,介護老人保健施設】 常勤の管理栄養士1名以上の配置に関する要件について,同一敷地内の他 の介護保険施設(1施設に限る。サテライト型施設は含まないと考えていま す。)との兼務の場合にも算定が認められます。 9 栄養スクリーニング加算の創設 対 象 サ ー ビ ス 【 ( 地 域 密 着 型 ) 通 所 介 護 , 通 所 リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン , 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 , 認 知 症 対 応 型 通 所 介 護 , 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 , 認 知 症対応型共同生活介護,看護小規模多機能型居宅介護】 サービス利用者に対し,利用開始時及び利用中6ヶ月ごとに栄養状態につ いて確認を行い,当該利用者の栄養状態に関する情報(医師・歯科医師・管 理栄養士等への相談提言も含む。)を介護支援専門員又は計画作成担当者に 文書で共有した場合に,6月に1回を限度として算定します。 10 低栄養リスク改善加算の創設 対象サービス 【(地域密着型)介護老人福祉施設,介護老人保健施設】 低栄養リスクの改善に関する評価を行います。要件は以下のとおりです。 (1) 栄養マネジメント加算を算定していること (2) 経口移行加算・経口維持加算を算定していない入所者であること

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(3) 低栄養リスクが「高」の利用者であること (4) 新規入所時又は再入所時のみ算定可能とすること (5) 月1回以上,多職種が共同して入所者の栄養管理をするための会議を行 い , 低 栄 養 状 態 を 改 善 す る た め の 特 別 な 栄 養 管 理 の 方 法 等 を 示 し た 栄 養 ケ ア 計 画 を 作 成 す る こ と ( 作 成 し た 栄 養 ケ ア 計 画 は 月 1 回 以 上 見 直 す こ と ) 。 ま た 当 該 計 画 に つ い て は , 特 別 な 管 理 の 対 象 と な る 入 所 者 又 は そ の家族に説明し,その同意を得ること (6) 作成した栄養ケア計画に基づき,管理栄養士等は対象となる入所者に対 し 食 事 の 観 察 を 週 5 回 以 上 行 い , 当 該 入 所 者 ご と の 栄 養 状 態 , 嗜 好 等 を 踏まえた食事・栄養調整等を行うこと (7) 当該入所者又はその家族の求めに応じ,栄養管理の進捗の説明や栄養食 事相談等を適宜行うこと (8) 入所者又はその家族の同意を得られた日の属する月から起算して6ヶ月 以 内 の 期 間 に 限 る も の と し , そ れ を 超 え た 場 合 に お い て は , 原 則 と し て 算定しないこと 11 再入所時栄養連携加算の創設 対象サービス 【(地域密着型)介護老人福祉施設,介護老人保健施設】 入所者が医療機関に入院し,経管栄養又は嚥下調整食の新規導入など,施 設入所時とは大きく異なる栄養管理が必要となった場合について,入院先医 療機関との間の栄養管理に関する連携を評価します。 (1) 介護保健施設の管理栄養士が入院先医療機関での栄養食事指導に同席し, 再 入 所 後 の 栄 養 管 理 に つ い て 当 該 医 療 機 関 の 管 理 栄 養 士 と 相 談 の 上 , 栄 養 ケ ア 計 画 の 原 案 を 作 成 し , 当 該 介 護 保 険 施 設 へ 再 入 所 し た 場 合 に , 1 回に限り算定できること (2) 栄養マネジメントを算定している場合に算定できること 12 療養食加算の見直し 対 象 サ ー ビ ス 【 短 期 入 所 生 活 介 護 , 短 期 入 所 療 養 介 護 , ( 地 域 密 着 型 ) 介 護 老人福祉施設,介護老人保健施設】 1日単位で評価を行っている現行の取扱いを改め,1日3食を限度として 1食1回単位の評価となります。

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13 口腔衛生管理加算の見直し 対象サービス 【(地域密着型)介護老人福祉施設,介護老人保健施設】 見直し内容は以下のとおりです。 (1) 歯科衛生士が行う口腔ケアの実施回数は,現行の月4回以上から月2回 以上に緩和する。 (2) 歯科衛生士が,当該入所者に係る口腔ケアについて介護職員へ具体的な 技 術 的 助 言 及 び 指 導 を 行 い , 当 該 入 所 者 の 口 腔 に 関 す る 相 談 等 に 必 要 に 応じ対応することを要件に追加する。 14 口腔衛生管理体制加算の創設 対象サービス 【特定施設入居者生活介護,認知症対応型共同生活介護】 歯科医師又は歯科医師の指示を受けた歯科衛生士による介護職員に対する 口腔ケアに係る技術的助言及び指導を月1回以上行った場合を評価します。 15 排せつ支援加算の創設 対象サービス 【(地域密着型)介護老人福祉施設,介護老人保健施設】 排泄障害等のため,排泄に介護を要する特別養護老人ホーム等の入所者に 対し,多職種が共同して支援計画を作成し,その計画に基づき支援した場合 の新たな評価が設けられます。要件は以下のとおりです。 (1) 排泄に介護を要する利用者(※1)のうち,身体機能の向上や環境の調 整 等 に よ っ て 排 泄 に か か る 要 介 護 状 態 を 軽 減 で き る ( ※ 2 ) と 医 師 , ま た は 適 宜 医 師 と 連 携 し た 看 護 師 ( ※ 3 ) が 判 断 し , 利 用 者 も そ れ を 希 望 する場合 (2) 多職種が排泄に係る各種ガイドライン等を参考として, ・排泄に介護を要する原因等についての分析 ・分析結果を踏まえた支援計画の作成及びそれに基づく評価 を実施することについて,一定期間,高い評価を行う ( ※ 1 ) 要 介 護 認 定 調 査 の 「 排 尿 」 又 は 「 排 便 」 が 「 一 部 介 助 」 又 は 「 全 介 助 」 で あ る場 合等 。 ( ※ 2 ) 要 介 護 認 定 調 査 の 「 排 尿 」 又 は 「 排 便 」 の 項 目 が 「 全 介 助 」 か ら 「 一 部 介 助 」 以 上 に , 又 は 「 一 部 介 助 」 か ら 「 見 守 り 等 」 以 上 に 改 善 す る こ と を 目 安 と する 。 ( ※ 3 ) 看 護 師 が 判 断 す る 場 合 は , 当 該 判 断 に つ い て 事 前 又 は 事 後 の 医 師 へ の 報 告 を

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要 す る こ と と し , 利 用 者 の 疾 患 の 状 況 を 勘 案 す る 必 要 が あ る 場 合 等 は , 事 前 の 医師 への 相談 を要 する こと とす る。 16 褥瘡マネジメント加算の創設 対象サービス 【(地域密着型)介護老人福祉施設,介護老人保健施設】 入所者の褥瘡発生を予防するため,褥瘡の発生と関連の強い項目について, 定期的な評価を実施し,その結果に基づき計画的に管理することに対し新た な評価が設けられます。要件は以下のとおりです。 (1) 入所者ごとの褥瘡の発生に係るリスクについて,「介護保険制度におけ る サ ー ビ ス の 質 の 評 価 に 関 す る 調 査 研 究 事 業 」 に お い て 明 ら か に な っ た モ ニ タ リ ン グ 指 標 を 用 い て , 施 設 入 所 時 に 評 価 す る と と も に , 少 な く と も3月に1回,評価を行い,その評価結果を提出すること。 (2) 評価の結果,褥瘡の発生に係るリスクがあるとされた入所者に対しては, ・関連職種の者が共同して,入所者ごとに褥瘡管理に関する褥瘡ケア計画 を作成すること。 ・褥瘡ケア計画に基づき,入所者ごとに褥瘡管理を実施すること ・(1)の評価に基づき,少なくとも3月に1回,褥瘡ケア計画を見直す こと。 17 外泊時に在宅サービスを利用したときの費用の取扱い(創設) 対象サービス 【(地域密着型)介護老人福祉施設,介護老人保健施設】 入所者に対して居宅における外泊を認め,当該入所者が,施設により提供 さ れ る 在 宅 サ ー ビ ス を 利 用 し た 場 合 は , 1 月 に 6 日 を 限 度 と し て 所 定 単 位 数に代えて1日につき一定の単位数を算定します。 18 機能訓練指導員の確保の促進 対 象 サ ー ビ ス 【 ( 地 域 密 着 型 ) 通 所 介 護 , 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 , 認 知 症 対応型通所介護,(地域密着型)介護老人福祉施設】 機能訓練指導員の対象資格(理学療法士,作業療法士,言語聴覚士,看護 職員,柔道整復師又はあん摩マッサージ指圧師)に,一定の実務経験(※) を有するはり師,きゅう師が追加されます。 ※ 一 定 の 実 務 経 験 : 理 学 療 法 士 , 作 業 療 法 士 , 言 語 聴 覚 士 , 看 護 職 員 , 柔 道 整 復 師 又 は あ ん 摩 マ ッ サ ー ジ 指 圧 師 の 資 格 を 有 す る 機 能 訓 練 指 導 員 を 配 置 し た 事 業 所 で 6 月

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以上 機能 訓練 指導 に従 事す るこ と 個別機能訓練加算等における機能訓練指導員の要件についても,同様の対 応となります。 19 若年性認知症(入居者・利用者)受入加算の創設 対 象 サ ー ビ ス 【 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 , 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 , 看 護 小 規模多機能型居宅介護】 どのサービスでも認知症の方に適切なサービスが提供されるように,他サ ービス((地域密着型)通所介護及び認知症対応型共同生活介護)に設けら れている加算と同様に評価します。 20 認知症専門ケア加算の創設 対象サービス 【短期入所生活介護,短期入所療養介護】 どのサービスでも認知症の方に適切なサービスが提供されるように,他サ ービス(介護老人福祉施設及び介護老人保健施設)に設けられている加算と 同様に評価します。 21 身体拘束廃止未実施減算の見直し 対 象 サ ー ビ ス 【 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 , 認 知 症 対 応 型 共 同 生 活 介 護 , ( 地 域密着型)介護老人福祉施設,介護老人保健施設】 対象事業が追加され,減算幅が1日5単位から10%に変更,運営基準も 見直されます。見直し後の運営基準は以下のとおりです。 (1) 身体的拘束等を行う場合には,その態様及び時間,その際の入所者の心 身の状況並びに緊急やむを得ない理由を記録すること。 (2) 身体的拘束等の適正化のための対策を検討する委員会を3月に1回以上 開 催 す る と と も に , そ の 結 果 に つ い て 介 護 職 員 そ の 他 従 業 者 に 周 知 徹 底 を図ること。 (3) 身体的拘束等の適正化のための指針を整備すること。 (4) 介護職員その他の従業者に対し,身体的拘束等の適正化のための研修を 定期的に実施すること。

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22 夜間の医療措置への対応強化(夜勤配置加算) 対象サービス 【短期入所生活介護,(地域密着型)介護老人福祉施設】 夜間の医療処置への対応を強化する観点から,夜勤職員配置加算について, 現行の要件に加えて,夜勤時間帯を通じた看護職員の配置又は喀痰吸引等の 実施ができる介護職員の配置が評価され,夜勤職員配置加算Ⅲ(従来型)・ Ⅳ(ユニット型)が新設されます。 第二 対象サービス 【訪問リハビリテーション】 1 医師の指示の明確化 基本報酬の見直しに伴い,事業所の医師が診療を行っていない利用者に対 して訪問リハビリテーションを行った場合の減算が創設されます。減算によ り報酬請求を行う要件は以下のとおりです。 (1) 利用者が事業所とは別の医療機関の医師による計画的な医学的管理を受 け て い る 場 合 で あ っ て , 当 該 事 業 所 の 医 師 が , 計 画 的 な 医 学 的 管 理 を 行 っている医師から,当該利用者に関する情報の提供を受けていること。 (2) 当該計画的な医学的管理を行っている医師が適切な研修の修了等をして いること。(平成31年度から適用) (3) 当該情報の提供を受けた指定訪問リハビリテーション事業所の医師が, 当該情報を踏まえ,訪問リハビリテーション計画書を作成すること。 2 医療と介護におけるリハビリテーション計画の様式の見直し等 (1) 医療保険の疾患別リハビリテーションを受けている患者の介護保険のリ ハ ビ リテ ー シ ョン へ の 円滑 な 移 行 を推 進 す るた め ,医 療 保険 と 介 護保 険 の そ れ ぞ れ の リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン 計 画 書 の 共 通 す る 事 項 に つ い て 互 換 性 を 持った様式を設けることとします。 (2) 指定(介護予防)訪問リハビリテーション事業所が,医療機関から当該 様 式 を も っ て 情 報 提 供 を 受 け た 際 , 当 該 事 業 所 の 医 師 が 利 用 者 を 診 療 す る と と も に , 当 該 様 式 に 記 載 さ れ た 内 容 に つ い て , そ の 是 非 を 確 認 し , リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン の 提 供 を 開 始 し て も 差 し 支 え な い と 判 断 し た 場 合 に は , 当 該 様 式 を 根 拠 と し て 介 護 保 険 の リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン の 算 定 を 開 始 可能とします。 ただし,当該様式を用いて算定を開始した場合には,3月以内にリハビ リテーション計画を作成する必要があります。

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3 介護予防訪問リハビリテーションにおける加算の見直し (1) 事業所評価加算が創設されます。(柏市内では平成30年度は非該当。 平成31年度から適用) (2) 介護予防訪問介護の地域支援事業への移行完了に伴い,介護予防訪問リ ハビリテーションにおける訪問介護連携加算が廃止されます。 第三 対象サービス 【(地域密着型)通所介護】 1 心身機能に係るアウトカム評価の創設 自立支援・重度化防止の観点から,一定期間内に事業所を利用した者のう ち,ADL(日常生活動作)の維持又は改善の度合いが一定の水準を超えた 場合を評価するため,ADL維持等加算が創設されます。 第四 対象サービス 【通所リハビリテーション】 1 基本報酬等の見直し等 通所リハビリテーションと通所介護の役割分担と機能強化の観点から,基 本報酬が見直されます。 また,リハビリテーション専門職の配置が,人員に関する基準よりも手厚 い体制を構築し,リハビリテーションマネジメントに基づいた長時間のサー ビスを提供している場合を評価するため,リハビリテーション提供体制加算 が創設されます。 2 介護予防通所リハビリテーションにおける加算の見直し (1) リハビリテーションマネジメント加算が創設されます。 (2) 生活行為向上リハビリテーション実施加算が創設されます。 3 その他 (1) 短時間リハビリテーション実施時の面積要件等の緩和 医療保険の脳血管疾患等・廃用症候群・運動器リハビリテーションから 介 護 保 険 の リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン へ の 移 行 を 円 滑 に 行 う 観 点 か ら , 医 療 保 険 と 介 護 保 険 の リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン を 同 一 の ス ペ ー ス に お い て 行 う 場 合 の面積・人員・器具の共用に関する要件が緩和されます。 (2) 医療と介護におけるリハビリテーション計画の様式の見直し等 ア 医療保険の疾患別リハビリテーションを受けている患者の介護保険の

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リ ハ ビ リテ ー シ ョ ン へ の円 滑 な 移 行 を 推進 す る た め,医 療 保 険と 介 護 保 険のそれぞれのリハビリテーション計画書の共通する事項について互換 性を持った様式を設けることとします。 イ 指定(介護予防)通所リハビリテーション事業所が,医療機関から当 該様式をもって情報提供を受けた際,当該事業所の医師が利用者を診療 するとともに,当該様式に記載された内容について,その是非を確認し, リハビリテーションの提供を開始しても差し支えないと判断した場合に は,当該様式を根拠として介護保険のリハビリテーションの算定を開始 可能とします。 ただし,当該様式を用いて算定を開始した場合には,3月以内にリハ ビリテーション計画を作成する必要があります。 第五 対象サービス 【短期入所生活介護】 1 特養併設型における夜勤職員の配置基準の緩和 効率的な人員配置を進める観点から,利用者の処遇に支障がなく,一定の 要 件 を 満 た す 場 合 に は , 短 期 入 所 生 活 介 護 事 業 所 ( ユ ニ ッ ト 型 以 外 ) と 特 養(ユニット型)が併設している場合の夜勤職員の兼務が認められます。 2 機能訓練指導員の確保の促進 機能訓練指導員の対象資格(理学療法士,作業療法士,言語聴覚士,看護 職員,柔道整復師又はあん摩マッサージ指圧師)に,一定の実務経験(※) を有するはり師,きゅう師が追加されます。 ※ 一 定 の 実 務 経 験 : 理 学 療 法 士 , 作 業 療 法 士 , 言 語 聴 覚 士 , 看 護 職 員 , 柔 道 整 復 師 又 は あ ん 摩 マ ッ サ ー ジ 指 圧 師 の 資 格 を 有 す る 機 能 訓 練 指 導 員 を 配 置 し た 事 業 所 で 6 月 以上 機能 訓練 指導 に従 事す るこ と 3 看護体制の充実(看護体制加算) 中重度の高齢者の積極的な受け入れを促進する等の観点から,現行の看護 体制加算Ⅰ・Ⅱの算定要件である体制要件に加えて,利用者のうち要介護3 以上の利用者を70%以上受け入れる事業所について新たに評価することと され,看護体制加算Ⅲ・Ⅳが新設されます。

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第六 対象サービス 【看護小規模多機能型居宅介護】 1 訪問看護体制強化加算の見直し ターミナルケアの実施及び介護職員等による喀痰吸引等の実施体制が新た な 区 分 と し て 評 価 さ れ ま す 。 こ の 要 件 追 加 に よ り , 名 称 が 「 看 護 体 制 強 化 加算」と改められます。 2 訪問(介護)サービスの推進 小規模多機能型居宅介護の訪問体制強化加算に準じ,訪問を担当する従業 者 を 一 定 程 度 配 置 し , 1 ヶ 月 あ た り 延 べ 訪 問 回 数 が 一 定 以 上 の 事 業 所 に 対 する評価として,訪問体制強化加算が創設されます。 ※ 当該 加算 につ いて は, 区分 支給 限度 基準 額の 算定 に含 めな い。 ※ 対 象 と な る 訪 問 サ ー ビ ス に つ い て は , 看 護 師 等 に よ る 訪 問 ( 看 護 サ ー ビ ス ) は 含 ま ない 。 3 事業開始時支援加算の廃止 事業開始時支援加算については,平成29年度介護事業経営実態調査の結 果を踏まえ,予定どおり廃止されます。 第七 対象サービス 【特定施設入居者生活介護】 1 退院・退所時連携加算の創設 医療提供施設と連携等を行い,退院・退所して特定施設に入居する利用者 を受け入れた場合を評価します。 2 入居継続支援加算の創設 たんの吸引などのケアの提供を行う特定施設を評価する入居継続支援加算 が創設されます。 第八 対象サービス 【認知症対応型共同生活介護】 1 医療連携体制加算の見直し 入居者の状態に応じた医療ニーズへの対応ができるよう,現行の医療連携 体制加算は維持した上で,協力医療機関との連携を確保しつつ,手厚い看護 体制の事業所を評価するための区分が新設されます。

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2 入居者の入退院支援の取組評価 (1) 入院後3ヶ月以内に退院が見込まれる入居者について,退院後の再入居 の 受 け 入 れ 体 制 を 整 え て い る 場 合 に は , 1 月 に 6 日 を 限 度 と し て 一 定 単 位の基本報酬の算定が認められます。 (2) 医療機関に1ヶ月以上入院した後,退院して再入居する場合も初期加算 の算定が認められます。 第九 対象サービス 【(地域密着型)介護老人福祉施設】 1 入所者の医療ニーズへの対応について (1) 配置医師が施設の求めに応じ,早朝・夜間又は深夜に施設を訪問し入所 者 の 診 療 を 行 っ た 場 合 を 新 た に 評 価 す る , 配 置 医 師 緊 急 時 対 応 加 算 が 創 設されます。 (2) 常勤医師配置加算の加算要件を緩和し,同一建物内でユニット型施設と 従 来 型 施 設 が 併 設 さ れ , 一 体 的 に 運 営 さ れ て い る 場 合 で あ っ て , 1 名 の 医 師 に よ り 双 方 の 施 設 で 適 切 な 健 康 管 理 及 び 療 養 上 の 指 導 が 実 施 さ れ て いる場合には,双方の施設で加算を算定可能となります。 (3) 看取り介護加算について,施設内での看取りをさらに進める観点から, 医療提供体制を整備し,さらに施設内で実際に看取った場合,より手厚く 評価されます。 2 障害者生活支援体制加算の見直し 障害者を多く受け入れている小規模な施設を評価するため,現行の障害者 生活支援体制加算の要件が緩和されます。また,同加算について,一定の要 件を満たす場合により手厚い評価を行うため,障害者支援体制加算Ⅱが新設 されます。 第十 対象サービス 【介護老人保健施設】 1 かかりつけ医連携薬剤調整加算の創設 入所者が以下の基準に該当する場合,処方方針を施設の医師とかかりつけ 医が事前に合意し,その処方方針に沿って減薬する取組が評価されます。 (1) 6種類以上の内服薬が処方されており,当該処方の内容を施設の医師と 当 該 入 所 者 の 主 治 の 医 師 が 共 同 し , 総 合 的 に 評 価 及 び 調 整 し , 当 該 入 所 者 に 処 方 す る 内 服 薬 を 減 少 さ せ る こ と に つ い て 当 該 施 設 医 師 と 当 該 主 治

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の医師が同意している (2) 当該合意された内容に基づき,施設の医師が,当該入所者に処方する内 服 薬 に つ い て , 入 所 時 に 処 方 さ れ て い た 内 服 薬 の 種 類 に 比 べ 1 種 類 以 上 減少させている (3) 退所時において処方されている内服薬の種類が,入所時に比べ1種類以 上減少している (4) 内服薬の減少について,退所時又は退所1月以内に当該主治の医師に報 告し,その内容を診療録に記載している 2 所定疾患施設療養費の見直し 施設で行うことができない専門的な検査が必要な場合に医療機関と連携す る 等 , 診 断 プ ロ セ ス に 係 る 手 間 に 応 じ た 評 価 を 行 う 所 定 疾 患 施 設 療 養 費 Ⅱ が新設されます。要件は以下のとおりです。 (1) 診断及び診断に至った根拠,診断を行った日,実施した投薬,検査,注 射,処置の内容等を診療録に記載していること。(協力医療機関等と連携 して行った検査等を含む。) ※ 介護 給付 費明 細書 の摘 要欄 への 診療 内容 の記 載も 必要 (2) 所定疾患施設療養費の算定開始年度の翌年度以降において,当該施設の 前年度における当該入所者に対する投薬,検査,注射,処置等の実施状況 を公表していること。 (3) 医師が感染症対策に関する研修を受講していること。

(26)

平成30年度 柏市介護予防・日常生活支援総合事業の報酬額

○ 平成30年4月からの報酬改定はありません。 ○ なお,訪問介護相当サービス(A2)及び通所介護相当サービス(A6)については,国におい て,平成30年度介護報酬改定を踏まえ加算が創設され,平成30年10月1日から施行すること となっており,柏市においても,同様の報酬改定を行う予定です。 【問い合わせ先】 柏市保健福祉部 福祉活動推進課 横山・岡田 (tel 7167-2318)

ご注意ください !!

○ 平成30年4月以降の介護予防・日常生活支援総合事業のサービスコード 介護予防訪問介護及び介護予防通所介護の「みなし指定事業所」制度が平成30年3月末で 終了となるため,平成30年4月以降のサービス提供に係るサービスコードはA2又はA6とな りますので,ケアプラン作成や報酬請求等の際には,ご確認のうえ事務を進めてくださるよう お願いします。 < 平成30年4月以降のサービスコード表 > 区 分 サービスコード 訪問型サービス A1 相当サービス(みなし) → 廃止 A2 相当サービス A3 基準緩和サービス 通所型サービス A5 相当サービス(みなし) → 廃止 A6 相当サービス

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送付先 柏市保健福祉部法人指導課 送付先アドレス info-hjns@city.kashiwa.chiba.jp 法人名 事業所名 事業所番号 担当者 担当者連絡先 注意事項 ・該当のサービス種類,質問内容を記載してください。 ・個別での回答ではなく,柏市ホームページにおける周知等による回答となる場合も あります。あらかじめ御了承ください。 ・質問欄が不足する場合は,適宜行を追加してください。 項番 サービス種類 質問内容 回答 記載例 通所介護 ●●加算で評価を行う「従業者」の職 種に規定はあるか。また,実務経験 は通所介護以外の介護保険サービス でのものでも問題ないか。 1 2 回答欄には何も 記入しないでくだ さい。  (柏市処理欄)

参照

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社会福祉士 本間奈美氏 市民後見人 後藤正夫氏 市民後見人 本間かずよ氏 市民後見人

佐和田 金井 新穂 畑野 真野 小木 羽茂

事業の財源は、運営費交付金(平成 30 年度 4,025 百万円)及び自己収入(平成 30 年度 1,554 百万円)となっている。.

※短期:平成 30 年度~平成 32 年度 中期:平成 33 年度~平成 37 年度 長期:平成 38 年度以降. ②

職員配置の状況 氏 名 職種等 資格等 小野 広久 相談支援専門員 介護福祉士. 原 健一 相談支援専門員 社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員 室岡

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10 月 4 日 嶋川理事長 成瀬副理事長 谷口専務理事 深田常務理事