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Erwinia chrysanthemi EC16株のペクチン酸リアーゼの生産制御機構の分子生物学的解析

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Academic year: 2021

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Title Erwinia chrysanthemi EC16株のペクチン酸リアーゼの生産制御機構の分子生物学的解析( 内容の要旨 ) Author(s) 野村, 欽弥 Report No.(Doctoral Degree) 博士(農学) 甲第165号 Issue Date 1999-09-10 Type 博士論文 Version URL http://hdl.handle.net/20.500.12099/2506 ※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

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氏 名(国籍) 学 位 の 種 類 学 ■位 記 番 号 学位授与年 月 日 学位授与の 要件 研究科及 び専攻 研究指導を受けた大学 学 位 論 文 題 目 審 査 委 員 野 村 欽 弥 (愛知県) 博士(農学) 農博甲第165号 平成11年9月10日 学位規則第4条第1項該当 連合農学研究科 生物環境科学専攻 静岡大学 血涙血=血押拙如血EC16株のペクチン酸 リアーゼの生産制御機構の分子生物学的解析 主査 静 岡 大 学 教 授 露 無 慎 副査 静 岡 大 学 助教授 瀧 川 雄 副査 岐 阜 大 学 教 授 百 町 満 副査 信 州 大 学 教 授 大 改 正 副査 静 岡 大 学 教 授 兵 藤 一朗 武 宏 論 文 の 内 容 の 要 旨 本箱文は、植物病原細菌加血血如弧地8皿正C16株の生産する主要な病原性 因子であるペクチン酸リアーゼの新しい生産制御機棉を発見し、これを詳細に解析し たものである。 且血巧碍皿地e血菌を本酵素の基質と植物粗抽出液を含む培地で培養すると、本酵 素生産急が飛躍的に高まる、いわゆる超誘尊のメカニズムがある。この横柄を明らか にするため、本酵素生産遣伝千仏d劫のプロモータ▲一領域に特異的に結合するたん ばく質をゲルシフトアッセイ浩を用いて単離精製している。さらに、この純化たんば く質のN末端アミノ酸の配列を決定し、この配列をコードするDNAオリゴマーを合 成し、これをブロープとすることにより、この結合たんばく質生産遺伝子(Pla出 血血血kRe卯1如Or、p揖をクローニングしている。得られたクローンから、pね構 造遣伝子及びその制御領域の塩基配列を決定し、これらの情報を基に、次のような解 析を行っている。 1)p正造伝子のノックアウト変異株を分離し、この変異株では病原性を著しく低下 している事を見い出した。即ち、本遺伝子が病原発現に必須看である事を明らかにし ている。 2)また、同ノックアウト株では、植物成分添加によるペクチン酸リアーゼの超請寒 が見られなくなる事を確認し、pir遺伝子が本酵素の生産を正に御御する因子である 事を立証している。

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-1-3)p正造伝子を大畠生産用発現ベクターに接続し、得られた純化たんばく質のゲル シフトアッセイを行い、Pkがペクチン酸リアーゼ及びその他のペクチン代謝関連酵 素の上流領域に結合する事を見い出し、♪血遺伝子がペクチンの分解、代謝叱関連す る酵素群の制御を行う事を示唆している。 弔P止たんばく質がp立法伝子の上流領域に結合する事を発見し、P立の自己御御機 構を明らかにした。 以上のごとく、本輪文は、且吻合n紘8皿庇C16株における病原性発現の中心とな るペクチン酸リアーゼの超誘導機構を見事に解きあかしたものである。 審 査 結 果 の 要 一旨 本論文は、重要植物病原細菌の一つである Erwinia Chrysanthemic の発病 因子であるペクチン酸リアーゼの植物体内における超誘導機構を明らかにした ものである。本酵素の生産制御機構については、制御因子KdgRが関与する 基質分解産物による誘導、RecS因子による菌体外酵素の生産全体を制御する 機構、ホモセリンラクトンを誘導物質とする。 自己誘導機構、ペクチン質の代謝産物によるカタボライト抑制機構などが報 告されている。しかし、本酵素の植物体内における異常生産をこれらの制御 機構で説明する事は出来ない。本論文は、ペクチン酸リアーゼの構造遺伝子 上流領域に結合するたんばく質を直接解析するゲルシフトアッセイ法を用い て、上記細菌を植物抽出液含有培地に生育させた時に、その細胞破壊液を加 えてシフトが見られなくなるたんばく質が存在する事を見い出した。そこで、 種々カラムの溶出液についてゲルシフトアッセイで活性分画を集め、上記た んばく質をSDS-PAGE上で単一バンドになるまで純化した。このN末端ア ミノ酸配列から、その⊥部をコードする混合DNAオリゴマーをプローブと して、本たんばく質の構造遺伝子をクローニングすることに成功し、その DNA塩基配列を決定した。塩基配列の相同性検索から、本たんばく質が新規

たんばく質であることが明らかとなり、PlanthducibleRe卯1ator,Pirと命

名した。次に、発現ベクターを用いて、本たんばく質を大量生産し、純化た● んばく質を用いたゲルシフトアッセイにより、本たんばく質がペクチン酸リ アーゼばかりでなく、ペクチン代謝関連遺伝子の上流領域にも結合する事を 明らかにし、本たんばく質がこれらの酵素の生産を制御する因子であること を予測した。これを確認するため、マーカーエクスチェンジにより本因子に 変異を導入し、レポ一夕ー遺伝子を用いて、これらの酵素が植物体内で超誘 導されなくなる事を見い出している。さらに、本因子は自身の上流領域にも 結合し、自身の転写を制御している事も見い出している。これらの発見は、

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-2-発病因子の植物体内における超誘導機構を明らかにしたもので、以下の2報 に掲載された。 以上のことより、審査委員全員一致で本論文が岐阜大学大学院連合農学研 究科の学位論文として十分価値あるものと認めた。 発表論文: 1.K.Nomura,W.Nasser,H.Kawagishi,andS.Tsuyumu(1998)Thepir

geneof鼻血ia c血っ巧anthemiEC16regulates hyperinductionofpectate lyasevirulencegenesinresponse toplant slgnals.Proc.NationalAcad. Sd.USA 95:14034-14039.

2.K.Nomura,W.Nasser,andS.Tsuyumu(1999)Se路re訂11ationofPir,a

RegulatoryProtein Responsiblefor HyperinductionofPectateLyasein

励wi血achエフ唱anthemiEC16.MolecularPlant-Microbehteractions12(5): 385-390.

参照

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