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情意的学力の評価テスト問題開発に関する一考察

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(1)Title. 情意的学力の評価テスト問題開発に関する一考察. Author(s). 坂井, 誠亮. Citation. 北海道教育大学紀要. 教育科学編, 63(2): 41-48. Issue Date. 2013-02. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/6904. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) 北海道教育大学紀要(教育科学編)第63巻 第2号 JournalofHokkaidoUniversityofEducation(Education)Vol.63,No.2. 平成25年2月 February,2013. 情意的学力の評価テスト問題開発に関する一考察. 坂 井 誠 亮 北海道教育大学教育学部旭川枚社会科教育学研究室. AStudyonthedevelopmentofassessments Of“EmotionalCapability’’ SAKAI Seisuke. DepartmentofSocialEducational,AsahikawaCampus,HokkaidoUniversityofEducation. 概 要 『奈良県社会科診断テスト』は,より良い情意的学力のテスト問題作成をめざして,20年以上も取り組ん できた。さらに,国立教育政策研究所が実施した平成13年度小中学校教育過程実施状況調査において「関心・ 意欲・態度」のテスト問題を開発した。これらを比較することにより多様な出題パターンを検討することが. できると思われる『奈良県社会科診断テスト』の分析によって明らかになった4つの作間パターンに加え, 国立教育政策研究所教育課程センターが実施した教育課程の到達度調査の分析により,①調べ方について問 う問題,②くらしに関わる情報を問う問題,③人々の思いに迫らせる問題,④資料から発見させる問題を抽 出した。また日常生活との関わり・人々の願い・資料観察・調査方法が「関心・意欲・態度」のテスト開発 の要素であることが明らかになった。. Ⅰ.はじめに. 本研究は,『奈良県社会科診断テスト1)』にお. 裏打ちされた体制とも言うべきものであり,一人 ひとりの子どもの体制は,広く,深く,実にさま. ざまであり,常に可変的である3)。」その為,長. ける情意的学力である「関心・意欲・態度」のテ. 期にわたって赦密で継続的な児童観察が要求され. スト問題開発の過程を史的に分析することによっ. るものであり,ペーパーテストのみによる評価だ. て明らかになったこと2)をもとに,平成13年度小. けでは,その表面的な部分や一時的な部分しか明. 中学校教育過程実施状況調査「関心・意欲・態度」. らかにすることができないものである。しかし,. のテスト問題を検討することにより,「関心・意. ペーパーテストは,限られた時間内で全員の児童. 欲・態度」を問うテスト問題作成について一定の. に対して,要求したい条件を焦点化し問うことが. 示唆を得ることを目的とする。. できるという点においては,極めて有効な要素を. そもそも「関心・意欲・態度」といった情意的 学力は,「その子どもの心情・考え・経験などに. 持つ評価でもある。故に,児童の学習行動・学習 態度の観察,話し合い活動における発言の分析,. 41.

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