発達障害児の母親による早期集中療育の療育行動を維持する要因
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(2) ス法への認識6項目、療育環境11項目、セラ. あった。. ピストとしての母親9項目、療育継続要因の列 挙1項目、母親の療育継続に対する強化子1項. 母親がセラピストになることについては良い. 目、である。. [分析方法]PSI,KBPACの得点を求めた。PSI については平均を50%とする指標から各協力. ことであると感じる母親が多い中、他人である ほうが望ましいと回答をする母親もいた。. 3−1考察. 者の%値を求めた。. 構造化インタビューについては、各項日の要旨 を一覧にまとめ、ポジティブ2点、どちらとも いえない1点、ネガティブ0点として採点し、 協力者ごとの得点を算出した。項目番号、26・ 27・28・29・30については、「イライラ項目」. 発達障害児に対してEIBIを行う母親たちの ストレスは、ABAの基礎知識は専門家と肩を並 べるほどの得点を示しながらも、ストレス値を 定型発達児の母親たちの平均値まで引き下げ. 点、ネガティブ0点として採点した。相関関係 をみるFig.においては「イライラ項目」得点は. る役割を果たすには至っていなかった。今後、 PSI値を平均値へと引き下げていくためには、 ABAの知識を基礎のみにとどめることなく、さ らに学んでいくことが必要であると考える。基. 絶対値で表示した。. 礎から応用へと、正しいABAの知識の習得が. 得られた指標から、インタビュー合計得点、PSI 得点、PSI(%)、KBPAC得点、一日当たりの平 均療育時間、イライラ項目得点、それぞれの相. 強く望まれる結果であったと考察される。. とし、ポジティブ・2点、どちらともいえない一1. 関関係を求めた。. 3.結果と考察. 3−1結果. また、日常的に高いストレスを抱えながら、 EIBIへの取り組みを続ける母親たちではある が、EIBIをわが子の療育手段として選択した ことについての迷いは全く見られなかった。そ のことは、子どもの一番身近にいる母親が、 EIBIを始める前までには見られなかった子ど もの行動の変化を何よりも如実に感じとって. KBPACの平均得点は大学院生・専門家群とな. いるからであると考察された。 母親たちから語られた過去の失敗エピソードの. らふ20.6点となった。. 中には、もはやこれではABAではなくなって. インタビュー得点とKBPAC、及びイライラ項 目とPSI、の間に正の中程度の相関が認められ た。インタビュー得点とPSI、及びKBPACと. しまっている内容のハードな回答も見受けら. れ、母親がわが子に対するEIDIのセラピスト となることにはやはり難しい側面がある、とい. PSIの間に負の中程度の相関が認められた。. う現実を改めてつきつけられた結果であった。. PSIの数値が平均値は82%と非常に高かった。. 以上より、ABAの知識がある母親は、ポジテ イブ得点が高く、育児ストレスが低いことか ら状況をポジティブに捉えており、ストレス が低いことが示唆された。 構造化インタビューにおいて、母親たちがわが 子の療育にEIBIを選択したことに迷いがない ことかわかった。また全員が子どもの行動の変 化を実感していた。母親たちはEIDIについて 前向きに理解をすすめ、日々取り組みを行って いた。父親はEIBIの療育へは肯定的であった が、具体的に療育の分担をし、母親にねぎらい の言葉を口にする父親は少なかった。 療育者としての母親たちは、課題がすすまない 場合の原因は自らにあるという冷静な一面を 見せながらも、療育中に子どもに対してイライ ラしてしまうことについては、ほぼ全員があっ たと回答をしている。療育中に子どもに対して 感情の抑制が効かなくなり、思わず怒鳴ってし まったり、叩いてしまったエピソードの回答も. 主任指導教員 市井雅哉 指導教員 嶋崎まゆみ.
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