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人間関係づくりを促進する心の教育総合プラン

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Academic year: 2021

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(1)人間関係づくりを促進する心の教育総合プラン.             専 攻 教育実践高度化             コース 心の教育実践            学籍番号 ”07300K.             氏 名 松尾 将. 《請文の概要》. 第1章 問題の所在と総合プランの方向性. ンの作成を進めた。.  第1章では,現代の小・中学生の現状を,自分の. 第2章 学校教育活酬こ関する実践. 幼少時代を振り返りながら比較した。高度情報化,.     ∼人間関係づくりに焦点を当てて∼. 少子高齢化,人間関係の希薄化,様々なr化」が子.  第2章では,心の教育実地研究1,及びllの概要と. どもたちの環境をめまぐるしく変化させている。変. 考察を進めた。実地研究1においては,教育活動は人. わりゆく環境とともに,子どもたちの人問関係づく. 間対人間の関わりであリ,学校の中では一人ひとりが. りに関わる課題が指摘されている。また,子ども連. 重層的な役割を担い,様々な場面において関わり合い. の問題行動の背景について,rいじめ」とr不登校」. をもっている。そんな複雑な学校であるからこそ,教. のデータに基づいて分析した。両者ともその背景に. 育活動の充実のために,また生徒の成長するために,. は,対人関係に起因しているケースが多いことがわ. その基盤となる人間関係づくりに目を向けることが. かった。. 重要であるということを学んだ。.  そこで本総合プランでは人間関係づくりを核に.  実地研究11においては,配属校の課題解決や人間関. 据えることとし,人間関係づくりをrお互いを受容. 係づくりに参与観察と側面支援をすることとなり,主. し合い,双方向の関わりを重ねる中で,創造性豊か. に3年生の人権劇の指導1こあたった。一貫した指導を. な関係を築くこと」と捉え,①自己と他者を認め合. 行うためには,個人の課題や学年の課題,学校全体の. い,尊重し合う,②言葉によるコミュニケーション. 課題を明確にし,教員間の課題思識を共有することな. を大切にし,積極的に他者と関わる,③他者と協力. しには,不可能であるということを痛感させられた。. して新しいものを創造するという3点を中心に置. 第3章適応教室と学校とのつながり. くこととする。本文における望ましい人間関係と.     ∼実地所剣11と. は,以上の3点が備わっている状態をさすこととす.        ボランティア経験を含めて∼. る。また,人間関係づくりにおける2形態,すなわ.  第3章ではN州^つくす活動におけるボランティア. ち児童生徒が主体となる人間関係づくりと,教師が. 学生として,また実地研究11および111を通して実習生. 働きかける人間関係づくりとを意識し,児童生徒が. として不登校生徒と関わることで,個に焦点を当て,. 主体となって進める人間関係づくりを主軸として,. 一人ひとりの現状1こあわせた支援を行うことの重要. 実践プログラムを作成することとする.. 性を学んだ。また,不登校になってしまうきっかけは.  人問関係づくりを中心1こ据えて子どもたちの課. どんな子ども1こでもあるかもしれないことを痛感さ. 題解決を図り,将来の成長を望むために,後追い指. せられた。だからこそ予防的・開発的な人間関係づく. 導ではなく,予防的・開発的支援を全ての教育活動. りに関する取リ組みは必ず必要になってくると考え. の中で種極的に行うことを念頭において,総合ブラ. る。そして学校と適応教室の連携により,柔軟な思考. 現代の教育活動に取リ入れるべき重要な視点であ. と受容的な態度でもって一人ひとりの成長に目を向 一604一.

(2) けることが大切であると考える。. ■一.・.一一一■一・一.一一一・.一一‘一 u I                     1. 1第一次支援(開発・予防的)=. 第4章人間関係づくりを促進する. 一                     .. 1   全ての生徒    1. 1−                     1.                実践プログラム.  =第二次支援(予防的)..  配属校の人間関係における課題と,対応の手がか  = リスクの高い生徒 ■. りとして,学年ごとの人間関係上の課題,生徒全体. l i L一・一一一一■・一’一一一一’・一一.r l                          −. 1第三次支援(問題解決的)一 一                          ■. の人間関係の課題,生徒会活動1こおける人間関係の. 一                          I. l                         I. 1別室登校生徒・不登校生徒1 1                         1. 課題とにわけて課題を分析した。これらの課題を踏 まえ,望ましい人間関係づくりを促進するための実 践プログラムを作成した。そして,実地研究111での. 考察より,全体を大切にしながらも,r個」を重視 して生徒に関わることを強調しておきたい。  具体的には,1)学級経営,2)生徒会活動,3)別室.            図1. 登校生徒・不登校生徒支援,4)学校と適応教室の連. とに取り組むことにより,児童生徒の成長をより促す. 携の4つの場面における実践プログラムを想定して. ことができると考える。. いる。1)では「1分問リスニング」を行い,2)では,.  総合考察としては,本総合プランにおける実践プロ. 自分なりのリーダーシップを発揮する方法1二気づ. グラムは,教師が主体となって働きかける人間関係づ. き,自分に自信を持って活動に取り組むことができ. くりが主となっている。生徒一生徒の人間関係づくり. るきっかけをつかむことをねらいエクササイズと. が促進されるよう,教師は生徒を能動的に見守り,彼. シァリングを行う。3)においては,自分の気持ちを. らが主体となって進める人間関係づくりを全面的に. 無理なく,適切に表現できる機会を増やせるよう. バックアップするような形の具体的な取り組みを思. に,寄り添うことを中心にした支援を,4)において. 案することが必要であると考える。. は,学校と適応教室が連携・協力することで,生徒.  今後の課題としては,子どもたちの問題行動の背景. の現状を共有し合い,登校することができるような. が複雑に絡み合っていることを考えると,今後の生徒. 取り組みを見出していく実践をすることを想定し. 支援は幅広い領域に渡る取り組みが必要とされると. て作成している。. 思われる。今回の実践プログラムを修正し,人間関係. 第5章人間関係づくりを促進する. づくりを中心に据えた実践プログラムを修正,再構築.       心の教育総合プランの描簗に向けて. して,道徳教育,キャリア教育の領域でも実施可能な.  配属校における取り組みを土台に作成した本総. プログラムを練り上げ,真の意味での総合ブランヘと. 合プランを,別室登校生徒・不登校生徒への関わり. まとめあげていきたいと考えている。試行錯誤を重. に焦点化して,学校心理学の考え方(石隈,1999)に. ね,子どもたちの成長に少しでも貢献できたらと願っ. 基づいてイメージ図1こ表すと,右図のようになる。. ている。. 第一次支援,第二次支援,第三次支援に加えて,人. 間関係づくりにもつながるように教育相談体制に. 主任指導教員. 渡邊満. おける取リ組み例をあげながら,本プランの構想を.  指導教員. 渡邊満. 提示した。他にも,人間関係づくりを土台1こ,学習 支援システムの構築,部活動の活性化,学校行事な 一605一.

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