Japan Telework Society
NII-Electronic Library Service Japan Telework SOCIety
日本テ レワ
ー
ク学会誌 VoL14 No.
1,
pp5−
82016蘰
リ
ゾ
ー
ト
オ
フ
ィ ス
の
研
究
The
StUdy
ofResort
Office
リゾ
ー
トオフ ィス 研究 部 会松
岡
温
彦
、佐 藤 道彦
、宮崎 泰夫
The Research Pr()
ject
on Resort OffrceAtsuhiko
MArSUOKA
,Michihiko
SATO
,
Yasuo
MIYAZAKI
要 旨 ;働き 方の 多様 性 を 追 求 す る一
環と して時間と 空間の制 約を出来るだけ受 け ない実験 的 な働 き 方 をリ ゾー
トオフ ィス とい う呼 称 を 使っ て研 究 し てき た。 企業か ら個人に 至 るまで さま ざまな試みが行われ、
一
部に は定着しつ つ あるもの もある。 ま た、
仕 事 をとりま く環境 も社 会その もの も変化 し てい くなかで リ ゾー
トオ フ ィス の 新た な可能 性 が個人 と地域の領 域で見 出 され よ うと し て い る。
Abstract
:We
are researchingthe
various ways of working.
Ifyou wish to work anywhere,
anytime,
why notin
resort.
We
namedit
as “Resort
Offlce
” since webegan
to experiment,
some companies andpeople
tried tohave
o伍cesin
resort area ,
but
only afew
ofthem
continueto
work.
Now
the
situation of worki皿g
are changi皿g,
companies andindivid
岨ls
willfind
new possibilities of‘‘Resort
Office
”.
キ
ー
ワー
ド: リ ゾー
トオフ ィス 、実
験、 企業型、 個 人型、 軽 井 沢、 白浜Keyword
:Resort
Office
, experiment , company ,individual
,Karuizawa
,Shiraharna
1
,
は じめにリゾ
ー
トオフ ィス は1990
年前
後に一
度
大 きな 関 心 を 呼 び、
阿 蘇、
白浜、安曇
野、
八 ヶ岳
山麓、
葉山、
軽 井沢、
ニ セ コ などで実 験が行わ れ、
成 果 が ま と め ら れ た。 ま た、
その 後全国に テレ ワー
ク セ ン ター
が様
々 な 形 で出 現し、 その 中に は、
岩 見 沢、 須 坂、 四 万 十など リゾー
ト地或
いは そ れ に 近 い 山 間部な ど に開 設された ものもあっ た。ま た
、2007
年に は テレ ワー
ク学会
内に 「リゾー
トオフ ィス研 究 部会」が設 置さ れ た。
しか し
、
バブル の崩
壊とい う予 期せ ぬ経済
状 況 の 変 化に 見舞
わ れ、
国 土 開 発の一
貫とし て進 め ら れてき た所謂 「リゾー
ト」は 消 滅 し、
研 究部会
で の 研 究対象
範 囲では 白 浜、 葉 山、 軽 井 沢な ど戦 前 か ら続
い てい る伝 統 的 なリ ゾー
ト地 で わずかに 実験
の 残渣
を引き継
い でい るの み になっ ていた。と こ ろ が
、
IT
技術
の進歩
や仕
事 や 生活の多様
化 が進ん で、
実 態 と し て は リゾー
トに居 住或
い は滞在
して仕 事を す る、
個
人 や 小 グルー
プの 先 行事
例 が散 見 され るようになっ て きた。
リゾー
トオ フ ィス の定 義 を単 純に 「リゾー
トで 仕 事をする 」とすれ ば、
これ にわれわれの言 う「テ レワー
ク」を 付 加 して 「リゾー
トで テ レ ワー
クす ることを リゾー
トオフ ィス 」とす る人び と が現 れ た とい うことである。但し
、初
期の実
験段階で想定
して いた、
東 京、
大阪な どの都市
部で終 日デス クワー
クを 行 う勤務者、
ワー
カー
の リゾー
ト地で の勤務
とい う考
え 方、
所 謂 「狭 義の リゾー
トオフ ィス 」 か ら 「広義 の リゾー
トオフ ィス 」へ の移 行の段 階にきて い る と考えられ る。 もともと 「仕 事」 の定 義は多 くの研 究 者に よっ て な されて きた に もか か わ らず さ ま ざ ま な 解 釈 が あ る。
これまで の研 究ではデ
ス クワー
クを 主 体 に収入 が得られ る仕 事を前 提にし て きた が、
仕 事 に はデ
ス クワー
ク以 外で あっ ても、
打 ち 合 わせ、
会 議、
顧 客との折 衝な ど さ まざま な仕 事の形 態が あ る。
ま た、NPO
に代 表さ れるよ うに、
収 入が と も なわない 仕 事が非 常に増加 してい る。 また、
リ ゾー
トにい ても、 む し ろマー
ケ ッ トか ら離れ た リ ゾー
ト地 にい る た め 必要に迫 られて テ レ ワー
ク をするのが 当た り前になっ て き てい る。 ま た、
わ れ わ れ が実 験段階でオフ ィス 家 具を リ ゾー
ト地 に あ る 建物に持ち込んで、
オフ ィ ス・
ス ペー
ス を 確 保して仕 事 をして い たが、
企 業 ぐ る み あるいは特 定の部 署 ぐる みで リゾー
トを 仕 事 場 にする場 合はそ うなる が、
個人、
個人 企業の場 合 に は オフ ィス・
ス ペー
ス は限 りな く多 様 化してい る。 「書 斎」的 な 別室を 確 保 す る 場 合 も あ れ ば、
台 所 や 食 堂のテー
ブルや サン・デ
ッ キの袖 机 など 5 N工 工一
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表
1
リ ゾー
トオフ ィ ス の類 型i
人数i
協
rl
啾廚
仕納 容i
簟黙 掣
臥ili
舳.
般i
全般 不 要 ・営 1−
・i
埜
〜
イi
一
甥
琴
…
・ ・ 管 ・ 企糖
・−
1・i
個蒹
圭
触 甥
皇
1
…
一
部要 企 業 10〜
建物 1主 として :’
デス ク … 専 用 要1
ワ_
ク.
様々 である。
更に現在
重 視 されつ つ ある のは、
コ ミュ ニ ケー
シ ョン・
ス ペー
ス で建 物の中でも重 要 なス ペー
ス とし て、 あ らゆ る会 合、
パー
テ ィが 行 われ、
そ こ で仕
事 が創
造 される、
欧 米 型の ワー
ク ス タ イルが 日本に も出 来つ つ あ る。
リゾー
ト地 は 人 間 を 開放 的にす るの で、
こ の よ うなワー
クス タ イル に適
し て い る。
改め て詳 述 する が
、
こ の よ うに実 態は リゾー
ト オフ ィス でありなが ら、
実 態が先 行してい るため に リゾー
トオ フ ィス とい う用 語の 方が後 追い に なっ て い るのが現 状である。
むしろ、
現 在、
リゾー
ト地に拠 点を構えテ レワー
クで仕 事を して い る実 態を 「リ ゾー
トオ フ ィ ス 」 と してテ レ ワー
クの範 疇 と して確立 して い く こと が 望 ま しい。
2
.
リ
ゾー
トオフ ィ ス の分類
これ まで に テ レ ワー
クとい う概 念の 中に 下位 概 念 としての リゾー
トオフ ィス を想 定 し、
リゾー
トオフ ィ ス の利 用 主 体 と概 要か ら企 業 型 と個 人 型 と分 類した ものが表1
で ある。
企 業が一
部 管 理 部 門 や 営 業 部 門 を 都 市 部に残 す 場 合 も含めて本 社その もの を リ ゾー
ト地 に移 すこ と は 白 浜の ケー
ス の ように仕 事内容が ソフ ト開 発 中心であ れ ば容
易で あ る。
ま た
、
企業
の一
部の部 署、
例えば 企 画、
広 報な どの部 門が商 品 開 発 や キャ ンペー
ン の為の ア イ ディ ア出 し、
ブ レー
ンス トー
ミン グ な ど を 集 中 し て行 う場 合、
リゾー
トオフ ィス 的に利 用 する、
(株 )デジ タル ステー
ジの ような 例で は社員
旅 行 の よ うに リゾー
ト地に連 れて行 き、
一
定 期 問 滞 在 し て成 果 を 出して戻るとい う滞 在 型 も ある。
この よ うに 短 期 間 使 用であ れ ば リゾー
トホテ ル や リ ゾー
トマ ン シ ョ ンをリ ゾー
トオ フ ィス とし て一
定 期 間 使 用 するこ とが出 来る。仕
事 をし てい る個人がリ ゾー
ト地に居 住、滞
在 し ている場 合に は、 その 地域
内、 地域
外 との コ ミ ュ ニ ケー
シ ョ ン は主と し てネ
ッ ト に よ る通信
手 段 に よっ て お こな わ れ る。
こ の場合、改
め て リゾー
トオ フ ィス の定義
が問わ れ る わ けで あ る が、
当 6 該 する 自営 業 者 や 個 人が自覚
して い る かい ない かの問 題では なく、
ま た、
リゾー
トオフ ィス とい う言 葉が一
般 化して い る か、
否かの 問題 で はなく、
実 態は テ レ ワー
ク で あ る。
3
.
リゾー
トオ
フ ィ ス の実験
1987
年
8
月 に 「リ ゾー
トオフ ィ ス 」 の呼 称 と構想
がス ター
ト、11
月 に は最初
の 実 験 候 補 地 とし て熊 本・
阿蘇
が具体的
に研究会
を発足 させ た。
当 時 熊本 県は細川知 事と当 時の 大 蔵省、
建設省 な ど 中 央 官 庁か らエー
ス級の 人 材が出 向 中で、
こうし た新
し い 試 みに積極的
に取 り組んで く れ たの が ト リ ガー
と なっ た。
その後、安曇
野、
八 ヶ岳、
上LI
」田、
軽 井 沢、
葉 山、
ニ セ コ など各 地で実 験が展 開 されていっ た。
実 験 地の選 択につ いては、
特 に理 論 的 な 詰めは 行 われず、
サテ ラ イ トオフ ィ ス 研 究 グルー
プに参 加 し た 企業 やス タッ フの 関係
か ら アッ ト・
ラン ダ ム に採用 され た。
こ の うち、
軽 井 沢 と葉 山は リ ゾー
トタウン とし て 町が 形成
されてい る が、
上山田 の温泉 地 を 除 け ば、
他は リゾー
ト開 発によ る町か ら は隔 離 され た場 所で あっ た。 これ らの リ ゾー
ト オ フ ィ ス は別荘
地 での別荘
で インテ リ ア を オフ ィス 仕 様に し たものが多
かっ た が、 リゾー
トマ ン シ ョ ン の一
室 を改 装し たもの、
もともと リゾー
ト 地に あ る オ フ ィ ス に手をい れ たもの な ど が あっ た。
実 験は退職 後の
有
閑 人 口や 別 荘ラ イフ を楽 し む 富 裕 層 は まっ た く念
頭にな く、
あ くまで、
企業
の一
般 サラ リー
マ ン を対 象 と考 え、
当然、
建 物 や 部 屋 を個 別に所 有 するの では な く、
共 同 利 用 とい うコ ン セ プ トであっ た。
今で い う 「ワー
ク・
ライ フ・
バ ラン ス 」 の追 求の一
環で あっ た。
従っ て仕 事の内 容はデス クワー
クで、
当 時、
そ ろ そ ろ通 信 技 術が一
段階 飛 躍 する ところで あ り、
折か ら1985
年のNTT
民 営 化に よ り、
積極
的 な 民 間協
力 とい う舞台
にも なる好機
であっ た。NTT
が 過 渡 期であ り、
公社
時代
の鷹揚
な体
制が 残っ て い たこと も 幸い して、
「通 信 実 験」 とい うこ とで機 材の提 供 な ど に よ りテレ ビ会 議 な ど さ ま ざ ま な 実 験 が 行 わ れ た。87
年か ら 足掛 け5
年 間にわ たり展 開 され た リ ゾー
トオフ ィ ス 実 験は概 ね 期 待 され た 結 果が報 告 され た。
被 験 者の 多 くは少 な く と も実 験 期 間に 於い て は仕 事の能 率があが り、
家 族 ず れ はい うま で もなく リ ゾー
ト ラ イ フをエ ンジ ョイ し、 ワー
ク とラ イ フの 気 分 転 換が出 来て良かっ た とい うこ と、 と きどきこ のよ うな機 会 が あれば積
極 的に利 用 したい との 結果
を得
た。 ま た、 リ ゾー
ト開 発 を推
進 す る企業
を中
心 に供 給サ イ ド にも手応
え が感
じ ら れ、
マ ス コ ミ にも多
くと り あげられ たこと もあっ て、
事業
化を検 討 し ようとする ところ も現 N工 工一
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リ ゾ
ー
トオフ ィ ス の研 究 れ た。4
.
リ ゾ
ー
トオフ ィ ス の現状
実 験 期 間が過 ぎて、
「リゾー
トオ フ ィス 」 と銘 打っ て仕 事 をし て い る ところは ほ とん ど な く な り、 こ のネ
ー
ミン グは あ ま り広が っ てい ない 。 不 動 産 会 社 等が○○
リ ゾー
トオ フ ィス とい う名 称 を使っ て販促 に付 加価
値をつ け てい る ケー
ス が 散見 され る 程度で あ る。 リゾー
ト& オフ ィス とい う ま ぎらわしい 呼称で広 告 され てい る 場合 も あ る。 安比な どは その例である。一
方、
白浜の 例の よ うに、
海 浜の企 業 型の リゾー
トオ フ ィス の典
型 と考
え ら れ る もの もない わ けでは ない。 企 業の 地 方 移 転 先が リゾー
ト地であ れ ば、
工場の場 合 と違っ て リゾー
トオフ ィ ス と な る。 ホー
ムペー
ジの ソ フ トを 開発し ている会 社で、
開発セ クシ ョ ン のチー
ムを一
定 期 間、
沖 縄 な ど海 浜リ ゾー
トに、
同じく企業の業 務のプロ グラミン グ 開発を行っ て い る 企 画 部 門が軽 井 沢の ホテル に缶 詰になっ て仕 事 をし て い るケー
ス も見 られ これ も企業
型 の リ ゾー
トオフ ィス と考
えられる。 ま た、
湘 南 リゾー
トオフ ィス のよ うに実 験 段 階 で事業的
に は成
功 しなかっ た が、 その時の出資者
がリゾー
トオ フィス 研究会
と し て 残 り、未
だに情
報 交換を 行っ て い る ケー
ス も あ る。そ れ に引 き 換 え
、
個人型の リゾー
トオフ ィ スは、
個人 がリゾー
トオフ ィス と 自覚 して い る か、
して い ない か は別 とし て実 態 とし て は かな り拡 大し てい る と 思 わ れ るの で、 改め て詳述す る。5
.
リゾ
ー
トオ フィス と地 方の創
生 リゾー
トオフ ィス は地 方の 盛 衰の問 題に直 接 関 係 し てい るこ と は当然である。 白浜など に み ら れる よ うに企 業 ぐる みの地 方 リゾー
ト地 移 転は、
盛ん に奨
励 さ れてい る本 社 機 能の 地 方 進 出の一
つ の あ り方である。
軽 井 沢 な ど幾つ かの 自治 体は 中 央 官 庁の一
部 を誘 致 しよ う とし てい るとい う。
こ うしたケー
ス は端 的に その 地域
の 雇 用 促 進が 伴 うもの でその効 用は疑 うべ く もない。 ま た、
同様に企 業 がその一
部 を移 転したり、
あ るいは一
定 期 間 滞 在 させ たりする ケー
ス も 場 合 に よっ ては 雇 用 に 効 果 が あ る場 合 も考 え られる が、
これは主 とし て勤 務 者のた めで、
職 場 環 境 を 変 えて作 業効
率 を 向 上 させた り、
創 造 性 を 刺 激 す るこ とを目的 とする。
企 業の 意 図が企 業の 原理 に基づ い て活 動 を 推 進してい く限り、 地域
に対しては 「社会
貢 献」的 な意
味合
い 以上の こと を求め るの は難しい 。 社 員 が地 域の 人た ちとコ ミュ ニ ケー
シ ョ ンを す れば、
ニ ュー
ス の種には な るが実 態は 企業のイメー
ジ ア ッ プの一
貫であっ た りする。 軽 井 沢の 隣町 に は 7 大 手の企業が工場 な ど もっ て い て、
ま た 軽 井 沢の 保養
所、
迎賓
館 を もっ て い るが、
地 域の人たちに とっ て は 塀 の 内 側は ど うなっ てい るの か と 詮索
する対 象に はなっ てい ても、
何 れの施 設 も非公開 であり、 雇用 はあっ て も、
そ れ以上の 地域
住 民と の 接 触はない 。 軽 井 沢には 国が もっ て い る施 設で研 究 活 動の一
部を行っ て い る ところ が あ り、
夏 期 を 中心 に活 動 し ていて、
「土曜 懇 話 会」 とい っ た形で その活 動の一
部
を 公開し てい る が、
当 初の意 気 込 みで あ っ た、
地域
に知 識を広め る とい う活 動 も数 年 を 経 て、
現在
は形 式 的に年
に2,3
回の開 催行
われる に過ぎ
ない状態
に なっ て い る。
町民に対 する言い 訳は民 主 党 政 権による 予算仕分
けのあお りだ と 言っ てい るが、
実 際に は研 究 施 設 側にも初
め は出 席 し てい た町長 や町 民側に も 熱 意 が 薄れ お 互い の溝 がはっ きり し てき たことに起因 し てい る。 次に 自営による リゾー
トオフ ィ ス の 場 合で あ るが、
営 業が地元地 域にマー
ケッ トを もっ てい る か、
或い は、
東 京、
大 阪 な ど別の 地 域がマー
ケ ッ トである場 合に よっ て違
う。 ま た、
マー
ケッ トが 地元 でな くても、 その仕
事 を 支 える仕組
み が地 元 である場 合と そ う でない場 合も違
う。軽
井 沢の よ うなケー
ス では東 京へ 現在
高 速道
路 を 使っ て2
時 間 弱、新幹線
で1 時
間 強と 至便 なた め、
通 信 機 能 を フ ル に活動 さ せて仕 事を し て い るが 地 元 とは 関係がない人 も多
い。
こうし た人た ち に は テ レ ワー
ク はなくてはならない 武器であ り、
ビジネ
ス は ほぼテ レ ワー
ク に頼っ てい る と考
え られ る。
さて 、 「個 人」 の ケー
ス、
「自営」の 概 念 を広義 に と れば、個
人 で仕 事に よっ て何ら かの収入 を得 てい るもの全 て が包含
さ れ る。 し か し 「個 人」の 場合
は税
法上の収入のあ るなし は関係が ない。 ひ とつ の 重要な区別 は 「自営」 と 「個 人」は ど ち らも会社
都合
で他 力的
な働 き方
で は ない こ と で あ る。
こ の 自立的な働
き方が個
人の リゾー
トオ フ ィス での働
き方の 基本
であ る。 リゾー
トオフ ィ ス で働
く個
人 が 地域
と どの よ う に係わ る か は そ の個
人 に よっ て多様
な 選 択 が可能
で あ る。 これ ま で観
察また は ヒア リン グを して き た様々 な ケー
ス を 調べ る と 、 個人 に よっ て、 ま た その個
人 が働 く環境
に よっ て 千差万 別 で あ る。 例えば天草
で不 動 産 鑑 定士 をし てい る 人の例で は、
仕 事 柄 終 始 地 域 住民 と接 触し、
地 域の 活動に参 加しなけ れば 営業成績
に直接
影 響 する。一
方、蓼科
に リゾー
トオ フ ィ ス を もっ てい る 人の 場 合は会 計 処理 を仕
事 と してい る が、
その 場所は リゾー
トマ ン シ ョ ン で あり、
外 食 や 買い物 などを する場 合 以 外は地 域 住 民と接 触 することもな く、
あ くまで地 元 民か らは 地元 の商 売の一
顧 客 とし て扱 わ れて い る。
本 人 も 仕 事はテ レ ワー
ク で東 京の企 業 との ビジネス が 円 滑に行わ れて い て何 等地域の人たちとの関 係 N工 工一
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を もつ 必要を