NAGOYA-BOISE アート&デザイン国際交流プログラム
NAGOYA-BOISE Art & Design International Exchange Program
渡辺直彦
WATANABE Naohiko
プログラム発足の経緯
このプログラムを立ち上げたのは、2012年度であるが、実はボイシー州立大学との交流には、9年をさかのぼる経緯がある。ボイシー州立 大学グラフィックデザインのジョン・フランシス准教授がはじめて日本を訪問したのは2002年、日本でグラフィックデザイン、日本文化の研修を 積み、名古屋造形大学を訪問したのは3回目に当たる2004年から。2012年の今回で8回目の訪問となる。はじめは学生10名ほどを引率 しての大学見学で、日本研修旅行の一環としての訪問であった。その後、高北前学長とフランシス准教授との親交をきっかけに、2008年 6月に両大学は学術・交流協定を結んだ。 2009年度より名古屋造形大学とボイシー州立大学との交流は本格化し、2009年度〜 11年度は、国際交流プロジェクトTRANSITとし て位置づけ、名古屋造形大学からも学生を連れてボイシー州立大学を訪問し、10年3月にボイシーで、6月に名古屋で、それぞれ学生の 交流作品展を含む、さまざまな交流イベントを実施した。 2009年度より12年度まで継続して行ってきたのは、毎年6月のジョンフランシス准教授と学生の訪問にあわせ、名古屋造形大学内での、 ボイシー州立大学学生作品展とSUPER LECTUREでのボイシー州立大学教員の講演である。さらに、2010年度からは講演にあわせ 講師の個展を、名古屋造形大学企画の展覧会として開催している。 レクチャー講師 2009年 ジョン・フランシス (John Francis) グラフィックデザイン 准教授 2010年 ダン・スコット (Dan Scott) 絵画 専任講師 2011年 ジェイムス・ブッデ (James Budde) セラミックアート 教授 2012年 ジル・フィッテラー (Jill Fitterer) 版画 専任講師 このような経緯を経て、2012年度より、TRANSITとは別の新たな国際交流のプログラムとして、このボイシー州立大学との交流を独立し て立ちあげた。今年度(2012年度)はジョン・フランシス准教授、ジル・フィッテラー講師の引率のもと、11名の学生が本学を訪れ、さまざまな 交流プログラムに参加した。またこのプログラムは、JASSO(日本学生支援機構)から、SS&SV(Short Stay & Short Visit)プログラムに 採択され、奨学金を受けることができた。2009年 ジョン・フランシス (John Francis) グラフィックデザイン 准教授 ジョン・フランシス准教授がはじめてスーパーレクチャーの講師 を務め、以降毎年ボイシー州立大学教員の個展とレクチャーを行 なっている。 2010年 ダン・スコット (Dan Scott) 絵画 専任講師
NAGOYA-BOISE アート&デザイン国際交流プログラム
プログラム・スケジュール 2012
2012年度より立ち上げた本プログラムは、6月に名古屋造形大学にてボイシー州立大学より、ジョン・フランシス准教授、 ジル・フィッテラー講師ならびに11名の学生の訪問を受けた。(学生作品展には12名の作品を展示) 6月 9 日:セントレア着、ホストファミリーへ送迎 6月11日:展覧会搬入、キャンパス見学 6月12日:ジル・フィッテラー展、学生作品展スタート、オープニングパーティー、授業参加(日本画実技Ⅰ)12日〜 15日 6月13日:ジル・フィッテラー講師のレクチャー(SUPER LECTURE) 6月15日:学外授業、展覧会観賞<田渕俊夫展(メナード美術館)、渡辺直彦展(ギャラリー芽楽)> 6月20日:VISION展観賞(国際デザインセンター)、オープニングパーティー 6月21日:展覧会終了、フェアウェルパーティー 6月22日:展覧会搬出 6月23日:名古屋発、成田へ 以上のプログラムの中で、日本画コースの学生と授業を通して交流、またピアサポート、英語講座にも全学生が参加し、 ピアサポートで英語を学ぶ学生との、英語でのコミュニケーションを通して友好が芽生えた。 日本画実技の授業では1年次の日本画特別演習Ⅰのなかで、箔と揉み紙の実習を行った。鈴木喜家教授の協力を得て、 鈴木教授が日本語で指導し、渡辺が通訳を担当した。日本画実技 (箔と揉み紙の実習)の授業風景
1日目 箔あかし、箔の種類、素材について 2日目 箔押し 切金 砂子などの技法 3日目 揉み紙実習 パネルづくり 4日目 裏打ち 水張り名古屋造形大学 C601教室にて
オープニングパーティー
名古屋造形大学 D1ギャラリーにて
ボイシー州立大学学生作品展 2012
NAGOYA-BOISE アート&デザイン国際交流プログラム
April VanDeGrift
Jodi Newman
Luma Jasim
Kelsey Boyce
Dan Beaudreau Karl LeClair Jessica Wright Cheyenne Jones Mary Chapman
Jen Sokoloff
ボイシー州立大学学生作品
James Lloyd
Jill Fitterer Solo Exhibition “Presence and Absence” at NZU D2,D3 Gallery 2012
ギャラリー芽楽 渡辺直彦展
NAGOYA-BOISE アート&デザイン国際交流プログラム 名古屋造形大学 高北 幸矢 前学長 : ボイシー州立大学との関係を築くきっかけを作り、本学から初めて、ボイシー州立大学を訪問。個展、講演をおこなう。その後も ジョン・フランシス准教授との親交を深め、2008 年 6 月に両大学は学術交流協定の締結をした。 小林 亮介 学長 : 2012 年 3 月にボイシー州立大学を訪問。個展、講演を行う。2012 年度の本プログラムの実施において、ご尽力いただいた。 平林 薫 教授 : 2009 年度〜11 年度にかけて、ボイシー州立大学との交流を TRANSITと位置づけ、2010 年 3 月にボイシー州立大学を訪問。 学生を引率し、展覧会、講演を行う。また 2010 年 6 月、11 年 6 月の両大学の本学への訪問を受け、交流展など、プログラムの 計画から実施に至るまで主導された。 伊藤 豊嗣 教授 : ポスター、DM デザイン(20011、12 年) ボイシー訪問 展覧会、レクチャー(2012 年) 村田 直哉 准教授 : ポスター、DM デザイン(2010 年) ボイシー訪問 市川 由記 : レクチャー通訳 (2010、11 年) 安井 沙織 : 2012 年度本プログラム立ち上げから実施まで 全面サポート、(奨学金獲得)協力など (敬称略) ボイシー州立大学 ジョン・フランシス 准教授 : 本プログラム ボイシー州立大学代表 責任者 すべてのプログラムを主導 2009 年 レクチャー ダン・スコット 専任講師 : 2010 年 個展 レクチャー ジェイムス・ブッデ 教授 : 2011 年 個展 レクチャー ジル・フィッテラー 専任講師 : 2012 年 個展 レクチャー