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NAGOYA-BOISE アート&デザイン国際交流プログラム

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Academic year: 2021

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NAGOYA-BOISE アート&デザイン国際交流プログラム

NAGOYA-BOISE Art & Design International Exchange Program

渡辺直彦

WATANABE Naohiko

プログラム発足の経緯

 このプログラムを立ち上げたのは、2012年度であるが、実はボイシー州立大学との交流には、9年をさかのぼる経緯がある。ボイシー州立 大学グラフィックデザインのジョン・フランシス准教授がはじめて日本を訪問したのは2002年、日本でグラフィックデザイン、日本文化の研修を 積み、名古屋造形大学を訪問したのは3回目に当たる2004年から。2012年の今回で8回目の訪問となる。はじめは学生10名ほどを引率 しての大学見学で、日本研修旅行の一環としての訪問であった。その後、高北前学長とフランシス准教授との親交をきっかけに、2008年 6月に両大学は学術・交流協定を結んだ。  2009年度より名古屋造形大学とボイシー州立大学との交流は本格化し、2009年度〜 11年度は、国際交流プロジェクトTRANSITとし て位置づけ、名古屋造形大学からも学生を連れてボイシー州立大学を訪問し、10年3月にボイシーで、6月に名古屋で、それぞれ学生の 交流作品展を含む、さまざまな交流イベントを実施した。  2009年度より12年度まで継続して行ってきたのは、毎年6月のジョンフランシス准教授と学生の訪問にあわせ、名古屋造形大学内での、 ボイシー州立大学学生作品展とSUPER LECTUREでのボイシー州立大学教員の講演である。さらに、2010年度からは講演にあわせ 講師の個展を、名古屋造形大学企画の展覧会として開催している。 レクチャー講師  2009年 ジョン・フランシス (John Francis) グラフィックデザイン 准教授   2010年 ダン・スコット (Dan Scott) 絵画 専任講師   2011年 ジェイムス・ブッデ (James Budde) セラミックアート 教授  2012年 ジル・フィッテラー (Jill Fitterer) 版画 専任講師  このような経緯を経て、2012年度より、TRANSITとは別の新たな国際交流のプログラムとして、このボイシー州立大学との交流を独立し て立ちあげた。今年度(2012年度)はジョン・フランシス准教授、ジル・フィッテラー講師の引率のもと、11名の学生が本学を訪れ、さまざまな 交流プログラムに参加した。またこのプログラムは、JASSO(日本学生支援機構)から、SS&SV(Short Stay & Short Visit)プログラムに 採択され、奨学金を受けることができた。

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2009年 ジョン・フランシス (John Francis)  グラフィックデザイン 准教授  ジョン・フランシス准教授がはじめてスーパーレクチャーの講師 を務め、以降毎年ボイシー州立大学教員の個展とレクチャーを行 なっている。 2010年 ダン・スコット (Dan Scott) 絵画 専任講師

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NAGOYA-BOISE アート&デザイン国際交流プログラム

プログラム・スケジュール 2012

 2012年度より立ち上げた本プログラムは、6月に名古屋造形大学にてボイシー州立大学より、ジョン・フランシス准教授、 ジル・フィッテラー講師ならびに11名の学生の訪問を受けた。(学生作品展には12名の作品を展示) 6月 9 日:セントレア着、ホストファミリーへ送迎 6月11日:展覧会搬入、キャンパス見学 6月12日:ジル・フィッテラー展、学生作品展スタート、オープニングパーティー、授業参加(日本画実技Ⅰ)12日〜 15日 6月13日:ジル・フィッテラー講師のレクチャー(SUPER LECTURE) 6月15日:学外授業、展覧会観賞<田渕俊夫展(メナード美術館)、渡辺直彦展(ギャラリー芽楽)> 6月20日:VISION展観賞(国際デザインセンター)、オープニングパーティー 6月21日:展覧会終了、フェアウェルパーティー 6月22日:展覧会搬出 6月23日:名古屋発、成田へ  以上のプログラムの中で、日本画コースの学生と授業を通して交流、またピアサポート、英語講座にも全学生が参加し、 ピアサポートで英語を学ぶ学生との、英語でのコミュニケーションを通して友好が芽生えた。 日本画実技の授業では1年次の日本画特別演習Ⅰのなかで、箔と揉み紙の実習を行った。鈴木喜家教授の協力を得て、 鈴木教授が日本語で指導し、渡辺が通訳を担当した。

日本画実技 (箔と揉み紙の実習)の授業風景

1日目 箔あかし、箔の種類、素材について 2日目 箔押し 切金 砂子などの技法 3日目 揉み紙実習 パネルづくり 4日目 裏打ち 水張り

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名古屋造形大学 C601教室にて

オープニングパーティー

名古屋造形大学 D1ギャラリーにて

ボイシー州立大学学生作品展 2012

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NAGOYA-BOISE アート&デザイン国際交流プログラム

April VanDeGrift

Jodi Newman

Luma Jasim

Kelsey Boyce

Dan Beaudreau Karl LeClair Jessica Wright Cheyenne Jones Mary Chapman

Jen Sokoloff

ボイシー州立大学学生作品

James Lloyd

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Jill Fitterer Solo Exhibition “Presence and Absence” at NZU D2,D3 Gallery 2012

ギャラリー芽楽 渡辺直彦展

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NAGOYA-BOISE アート&デザイン国際交流プログラム 名古屋造形大学 高北 幸矢 前学長 : ボイシー州立大学との関係を築くきっかけを作り、本学から初めて、ボイシー州立大学を訪問。個展、講演をおこなう。その後も ジョン・フランシス准教授との親交を深め、2008 年 6 月に両大学は学術交流協定の締結をした。 小林 亮介 学長 : 2012 年 3 月にボイシー州立大学を訪問。個展、講演を行う。2012 年度の本プログラムの実施において、ご尽力いただいた。 平林  薫 教授 : 2009 年度〜11 年度にかけて、ボイシー州立大学との交流を TRANSITと位置づけ、2010 年 3 月にボイシー州立大学を訪問。 学生を引率し、展覧会、講演を行う。また 2010 年 6 月、11 年 6 月の両大学の本学への訪問を受け、交流展など、プログラムの 計画から実施に至るまで主導された。 伊藤 豊嗣 教授 : ポスター、DM デザイン(20011、12 年) ボイシー訪問 展覧会、レクチャー(2012 年) 村田 直哉 准教授 : ポスター、DM デザイン(2010 年) ボイシー訪問 市川 由記 : レクチャー通訳 (2010、11 年)  安井 沙織 : 2012 年度本プログラム立ち上げから実施まで  全面サポート、(奨学金獲得)協力など (敬称略) ボイシー州立大学 ジョン・フランシス 准教授 : 本プログラム ボイシー州立大学代表 責任者 すべてのプログラムを主導  2009 年 レクチャー ダン・スコット 専任講師 : 2010 年 個展 レクチャー ジェイムス・ブッデ 教授 : 2011 年 個展 レクチャー ジル・フィッテラー 専任講師 : 2012 年 個展 レクチャー

GRAPHIC VISION 2012展 国際デザインセンターにて

フェアウェルパーティー 2012年 名古屋造形大学多目的ホール

おわりに

  このプログラムは名古屋造形大学、ボイシ-州立大学の多くの方々の協力の上に成り立っている。またここに至る経緯において、多くの関 係者にご尽力をいただいた。最後に改めて感謝の意を表したい。

ピアサポート・英語講座 6月12日 多目的ホールにて

 ここでは、毎週火曜日の5限に、短期交換留学生と、日本人学生の希望者による自由参加型のコミュニケーション講座を実 施している。ボイシー州立大学と、名古屋造形大学の学生が、互いに自己紹介し、質問に応じた。特に交換留学を希望する学生 にとっては、ネイティブスピーカーの英語に触れる貴重な体験となった。ボイシー州立大学の学生にとっても、日本の学生と 直に話せる、良い機会となった。

参照

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