Resource Development and Installationパフォーマンス向上の研究-アスリートの心理的競技能力と不安との関連について-
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(2) ら、柔道部選手は、2008年10月から11月の期. ことが認められた。さらに、レギュラー群では、. 間において、全体的に試合前の心理的コンディシ. 因子別において、精神の安定・集中、自信、作戦. ョニングがうまく行われていると考えられる。. 能力が有意に高い得点を示したことから、競技中. DIPS・B.1とSTAIの関係では、試合1か月前に. において落ち着いてプレーができるようになっ. は負の相関傾向が見られた。さらに、DIPS・B.1. たと考えられる。準レギュラー群では、レギュラ. の因子別では、精神の安定・集中、自信に負の相. ー群ほど顕著なRDIの効果が見られなかった。作. 関が見られた。以上のことから、試合が近づくと. 戦能力に有意差が見られることから、試合運びな. 競技者の緊張や不安が高まることが認められた。. どが向上したのではないかと考えられる。実力発. 以上のことから、不安が高まると、心理的競技. 揮度の変化では、実力発揮度の平均値を見ると、. 能力の低下があるということが明らかになった。. レギュラー群が有意、準レギュラーが有意傾向で. 皿.研究2. あった。RDI実施後は、レギュラー群は有意に高. 1.目的. い得点を示し、準レギュラー群は有意傾向であっ. 6月の県レベルの大きな体育大会を控えた選手. た。このことから、レギュラー群は自分の思うよ. を対象にRDIを実施する。DIPCA.3、実力発揮. うなプレーができたのではないかと考えられる。. 度(5段階、自己評価)、ストレスレベル(11段階、. ストレスレベルの変化では、ストレスレベルの平. 自己評価)、恥R(7段階、資源の妥当性)の分析か. 均値を見ると、レギュラー群において平均値の低. ら、RDIによるパフォーマンス効果の有効性につ. 下が有意に示された。このことから、レギュラー. いて検討する。. 群においてRDI効果が認められ、不安が低下した. 2.方法. と考えられる。“Rの変化では、“Rの総合得点. 調査は2009年4から6月に実施した。場所は. の変化に有意差は認められなかった。このことか. A高等学校柔道場で、柔道部選手12名(全員男性). ら、RDI効果によるV〕Rの平均値の変化は確認. に調査用紙を配布し、回収した。質問紙には、. されなかった。. DIPCA.3、実力発揮度(徳永、1966を一部改変)、. 1V.課題. 研究1の調査で使用したDIPCA.3および. rストレスレベル」、「VoR」を使用した。DIPCA.3. はRDIの前後・フォローの時期に計4回を調査。. DIPS−B.1が2008年10月の時期であり、研究2. 実力発揮度はRDIの前後・フォローの時期に練習. では2009年4月であった。6ケ月の期間に、監. が終わった後に記述して提出。ストレスレベル・. 督や他の指導者による全体的・個別的指導などに. “RはRDIの前後の時期にそれぞれ1回、計2. よって個々の心理的競技能力が変化したと思わ. 回を調査。これらを、レギュラー群と準レギュラ. れる。研究2では群分けで課題が残った。部活の. ー群の2群に分けてべ一スラインを測定。RDI適. 運営上、監督の要請で均質な2群に分けられなか. 用の時期をずらして、4つの指標から効果を判定. った。結果的にRDIを使用した2群の心理的競. する。. 技能力の差や競技不安の変化の差の評定が困難. 3.結果と考察. であった。2つ目の課題として、実験対象者が少. DIPCA.3の分散分析から、レギュラー群で精神の. なく、RDI効果の評定が困難であった。. 安定・集中、自信、作戦能力が有意に上昇して、. 主任指導教員 市井雅哉. 準レギュラー群では、作戦能力が有意に上昇した. 指導教員市井雅哉. 一123一.
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